JPH0632478B2 - 信号処理方式 - Google Patents

信号処理方式

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JPH0632478B2
JPH0632478B2 JP60103085A JP10308585A JPH0632478B2 JP H0632478 B2 JPH0632478 B2 JP H0632478B2 JP 60103085 A JP60103085 A JP 60103085A JP 10308585 A JP10308585 A JP 10308585A JP H0632478 B2 JPH0632478 B2 JP H0632478B2
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政俊 萬
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Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A産業上の利用分野 B発明の概要 C従来の技術(第4図〜第7図) D発明が解決しようとする問題点 E問題点を解決するための手段(第1図) F作用 G実施例(第1図〜第3図) H発明の効果 A産業上の利用分野 本発明は、輝度信号と色信号とが時分割され、同期信号
が付加されて伝達される映像信号を処理する場合に使用
して好適な信号処理方式に関する。
B発明の概要 本発明は輝度信号と色信号とが時分割され同期信号が付
加されて伝送される映像信号の処理を行う場合に、同期
信号の付加される前又は除去された後では、この同期信
号の期間を分割して輝度信号部及び色信号部の両端にそ
れぞれ割当ると共に、この間の信号として各信号部の端
部の信号を用いることにより良好な処理が行なえるよう
にするものである。
C従来の技術 いわゆる高品位テレビの新しい伝送方式としてMUSE(Mul
tiple Sub-Nyquist Sampling Encoding)方式が提案され
ている(創立記念講演会予稿、「高品位テレビの新しい
伝送方式(MUSE)」、二宮佑一、昭和59年6月6日、NH
K総合技術研究所・放送科学基礎研究所)。
すなわち、この方式においては、送信側で例えば第4図
A〜Cに示すような輝度信号Yと色差信号(色信号)C
N・CWがあった場合に、この内の色差信号CN・CWをそ
れぞれ1/4に時間軸圧縮し、線順で各対応する輝度信
号Yの先端部の水平ブランキング期間に挿入して同図D
に示すような時分割(TCI)信号を形成する。このT
CI信号を同図Eに示すように64.8MHzでサンプリング
し、さらにこのサンプリングデータの4サンプル毎に1
サンプルずつを抽出して同図Fに示すように互いにドッ
トインターリーブされ4フィールドで一巡するサブナイ
キストサンプリング信号を形成する。従ってサブナイキ
ストサンプリングの周波数は16.2MHzになり、これによ
って本来20MHzあったベースバンドの信号帯域幅を8.1MH
zにまで圧縮することができる。この信号を例えば周波
数変調(FM)して放送衛星等を介して送信を行う。
一方受信側では、受信信号を復調して上述の8.1MHzのサ
ブナイキストサンプリング信号を取り出す。この信号を
16.2MHzでサンプリングし、このサンプリングデータを
上述の図のEに示すようにメモリに書込み、さらにこれ
らのデータ及び空白で示される非サンプリング点のデー
タを同図Gに示すように変換・内挿して上述の図のDに
示すようなTCI信号を復元する。そしてこの信号から
上述の図のA〜Cに示すような輝度信号Yと色差信号C
N・CWを取り出すことができる。
このようにして高品位テレビの信号をMUSE方式によっ
て、例えば27MHzの帯域幅の1チャンネルの衛星放送で
伝送することが可能となる。
ところで上述の受信側において、サンプリングデータを
得るための16.2MHzのクロック信号は、送信側の16.2MHz
のクロックと正確に位相同期している必要がある。これ
は特に送信側のサンプリングがサブナイキストサンプリ
ングであるために、この位相がずれると正確なサンプリ
ングデータを得られなくなるおそれが多い。
そこで伝送される信号の水平ブランキング期間の一部
(色差信号の挿入された残りの部分)に、位相同期の基
準とその水平期間に含まれる色差信号CNとCWの判別を
兼ねた水平同期信号HDが設けられる。すなわち水平同
期信号HDは具体的には第5図に示すように輝度信号Y
の終端の次のクロックの時点(1)から時点(12)までの間
に形成され、それぞれ色差信号CN・CWに対応した2種
の波形が用いられる。そして時点(1)は過渡点であっ
て、それぞれ前の信号(輝度信号Y)の終端のレベルと
次のレベルとの中間のレベルとされ、2種の内の一方で
は映像信号の最大振幅の64/256のレベルとの中間のレベ
ルとされ、他方では192/256のレベルとの中間のレベル
とされる。次に時点(2)〜(5)で一方では64/256のレベル
が連続され、他方では192/256のレベルが連続される。
さらに時点(6)で一方・他方共に128/256のレベルとされ
る。次に時点(7)〜(11)の一方では192/256のレベルが連
続され、他方では64/256のレベルが連続される。さらに
時点(12)も上述の時点(1)と同様の過渡点であって、そ
れぞれ次の信号(色差信号C)の始端のレベルと前のレ
ベルとの中間のレベルとされ、一方では192/256のレベ
ルとの中間のレベルとされ、他方では64/256のレベルと
の中間のレベルとされる。そしてこの次のクロックの時
点から色差信号CNまたはCWが連続される。
なおここで水平同期信号HDは、映像信号(輝度信号
Y、色差信号CN・CW)と同じ極性(正極性)で挿入さ
れている。これは例えばNTSC方式のように逆極性の同期
信号とした場合には、信号の全体の振幅が拡大し、特に
FM信号で伝送を行う場合に帯域が広がってしまうのを
防ぐためである。
そして上述の水平同期信号HDについて、時点(3)〜(9)
の期間が位相検出部分とされ、この間の時点(4)のレベ
ルAと(8)のレベルB、さらに(6)のレベルCとを検出
し、 の演算を行うことで位相誤差の検出を行うことができ
る。
さらに第6図は受信側の装置を概略を示す。この図にお
いて、上述の受信・復調されたMUSE方式の信号が入力端
子(1)に供給される。この信号がAD変換回路(2)に供給
され、また発生回路(3)からの基準クロック信号がAD
変換回路(2)に供給され、クロック信号でサンプリング
され例えば8ビットでデジタル変換された信号がメモリ
(4)に供給される。そして復元処理回路(5)との間で上述
のMUSE方式による処理が行われ、さらにDA変換回路
(6)を通じて出力端子(7)に供給される。
さらに変換回路(2)からの信号が同期検出回路(8)に供給
されると共に、クロック信号がこの検出回路(8)にも供
給されて上述の位相誤差が検出される。この検出された
位相誤差信号が基準クロック信号の発生回路(3)に帰還
されて同期信号との同期ループが形成される。
このようにして受信側での信号の処理が行われる。とこ
ろがこの処理において、伝送されるサブナイキストサン
プリング信号は上述のTCI信号と同等の時分割信号で
あって、このような時分割信号をそのまま復元処理しよ
うとすると不都合が生じるおそれがある。
すなわち上述のMUSE方式の信号の復元処理では前後複数
のデータを総合して処理を行っており、その場合に時分
割の輝度信号と色信号との境界部分では、相互に全く無
関係な色信号の終端部と輝度信号の始端部とが総合され
ることになって、色信号と輝度信号との相互干渉によっ
て正しい信号処理が行えないことになってしまう。
ところで上述の水平同期信号HDは基準クロックが得ら
れて後は上述の映像信号の復元処理には不要である。そ
こで第7図に示すように、12クロックの水平同期信号H
Dの期間を2等分し、それぞれ色信号Cと輝度信号Yの
間の部分に6クロック分ずつ割当て、この部分に中間レ
ベル(グレー)の信号が挿入されるようにメモリ(4)へ
の書込を制御することによって、例えば前後3つずつの
データが総合されても色信号Cと輝度信号Yとが相互に
干渉しないようにすることが提案された。
しかしながらこのようなグレーの信号を挿入したとして
も、このグレーの信号と色信号Cまたは輝度信号Yの端
部の信号との相関性は皆無のため、結局は不要信号の混
入によって正しい信号処理が行えなくなってしまう。こ
れは特に端部がハイライトや暗部であった場合に、不要
信号の混入による画質の劣化が生じていた。
D発明が解決しようとする問題点 従来の処理は上述のような方式で行われていた。このた
め輝度信号及び色信号の端部において不適当な信号の混
入により処理が良好に行えないなどの問題点があった。
E問題点を解決するための手段 本発明は、輝度信号Y及び色信号Cを時分割して同期信
号HDを付加して伝送するようになされた映像信号の信
号処理方式において、送信側で上記同期信号を付加する
前又は受信側で上記同期信号を除去した後に上記同期信
号期間を分割D1〜D4して上記輝度信号部及び上記色信
号部の両端にそれぞれ割当ると共に、上記割当られた各
々の期間の信号として上記各信号部の端部の信号C1
94,Y1,Y374を用いるようにしたことを特徴とする
信号処理方式である。
F作用 この方式によれば、同期信号期間を分割し、輝度信号部
及び色信号部の両端にそれぞれ割当ると共に、この間の
信号として各信号部の端部の信号を用いるようにしてい
るので、処理される各信号の前後には常に相関性の高い
信号が設けられることになり、処理を行う際に前後の信
号を総合しても、常に良好な処理を行うことができる。
G実施例 第1図において、原信号は例えば12クロックの水平同期
信号HDと、C1〜C94のデータからなる色差信号(色
信号)と、Y1〜Y374のデータからなる輝度信号によっ
て構成されている。この原信号の水平同期信号HDが3
クロックずつ4つに分割され、各分割された部分D1
4が色差信号C及び輝度信号Yの両端にそれぞれ割当
られる。そして割当られた各部分D1〜D4にそれぞれ対
応する各信号部の端部のデータC1,C94,Y1,Y374
が3回ずつ繰り返して設けられる。
従って、この方式によれば、端部の信号処理を行う際に
も、その前後には全て相関性の高い信号が設けられてい
るので、これらの信号を用いて信号処理を行っても不要
信号の混入による画質の劣化等が生じるおそれがない。
さらに第2図は上述のデータ配列を実現するための処理
回路の構成例を示す。図においてAD変換回路(2)から
のデジタル信号が、データラッチ回路(11),(13),(1
4),(16)と、4クロックの遅延回路(12)及び10クロック
の遅延回路(15)に供給される。これらのラッチ回路及び
遅延回路(11)〜(16)の出力がデータセレクタ(17)に供給
される。またクロック発生回路(3)からのクロック信号
が制御回路(18)に供給され、形成された制御信号がラッ
チ回路(11),(13),(14),(16)及びセレクタ(17)に供給
される。そしてこのセレクタ(17)からの信号がメモリ
(4)に供給される。他は上述の従来の装置と同様に構成
される。
そして第3図はこの処理回路のタイムチャートを示す。
図においてAのようなクロック信号とBのような入力が
あった場合に、ラッチ回路(11)にはCのようなラッチパ
ルスP1が供給されてDのように色差信号の始端のデー
タC1がラッチされる。また遅延回路(12)からはEのよ
うに4クロック遅延されたデータが取り出される。さら
にラッチ回路(13)にはFのようなラッチパルスP2が供
給されてGのように色差信号の終端のデータC94がラッ
チされる。またラッチ回路(14)にはHのようなラッチパ
ルスP3が供給されてIのように輝度信号の始端のデー
タY1がラッチされる。さらに遅延回路(15)からはJの
ように10クロック遅延されたデータが取り出される。ま
たラッチ回路(16)にはKのようなラッチパルスP4が供
給されてLのように輝度信号の終端のデータY374がラ
ッチされる。そしてセレクタ(17)にはMのようなスイッ
チパルスS1〜S6が供給され、それぞれS1〜S2の間に
ラッチ回路(11)、S2〜S3の間に遅延回路(12)、S3
4の間にラッチ回路(13)、S4〜S5の間にラッチ回路
(14)、S5〜S6の間に遅延回路(15)、S6〜S1の間にラ
ッチ回路(16)の出力が選択されることによって、Nのよ
うに所望のデータ配列の信号が取り出される。
こうして同期信号の期間を分割し、輝度信号及び色信号
部の両端にそれぞれ割当ると共に、この間の信号として
各信号部の端部の信号を用いることにより、例えばMUSE
方式の信号の復元処理において極めて良好な処理を行う
ことができる。
なおこの方式は、受信側に限らず、送信側での同期信号
が付加される前の信号処理にも適用できる。
H発明の効果 本発明によれば、同期信号期間を分割し、輝度信号部及
び色信号部の両端にそれぞれ割当ると共に、この間の信
号として各信号部の端部の信号を用いるようにしている
ので、処理される各信号の前後には常に相関性の高い信
号が設けられることになり、処理を行う際に前後の信号
を総合しても、常に良好な処理を行うことができるよう
になった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一例の構成図、第2図,第3図はその
説明のための図、第4図〜第7図は従来の装置の説明の
ための図である。 (1)は入力端子、(7)は出力端子、(11),(13),(14),(1
6)はデータラッチ回路、(12),(15)は遅延回路、(17)は
データセレクタ、(18)は制御回路、C1〜C94,Y1〜Y
374はデータ、D1〜D4は割当られた部分である。
フロントページの続き (72)発明者 萬 政俊 東京都渋谷区神南2丁目2番1号 日本放 送協会放送センター内 (72)発明者 二宮 佑一 東京都世田谷区砧1丁目10番11号 日本放 送協会放送技術研究所内 (72)発明者 大塚 吉道 東京都世田谷区砧1丁目10番11号 日本放 送協会放送技術研究所内 (72)発明者 和泉 吉則 東京都世田谷区砧1丁目10番11号 日本放 送協会放送技術研究所内 (72)発明者 合志 清一 東京都世田谷区砧1丁目10番11号 日本放 送協会放送技術研究所内 (56)参考文献 特開 昭51−85627(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】輝度信号及び色信号を時分割して同期信号
    を付加して伝送するようになされた映像信号の信号処理
    方式において、 送信側で上記同期信号を付加する前又は受信側で上記同
    期信号を除去した後に上記同期信号期間を分割して上記
    輝度信号部及び上記色信号部の両端にそれぞれ割当ると
    共に、 上記割当られた各々の期間の信号として上記各信号部の
    端部の相関性の高い信号を用いるようにしたことを特徴
    とする信号処理方式。
JP60103085A 1985-05-15 1985-05-15 信号処理方式 Expired - Fee Related JPH0632478B2 (ja)

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