JPH0632399B2 - 電子部品の取付方法 - Google Patents

電子部品の取付方法

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JPH0632399B2
JPH0632399B2 JP16208885A JP16208885A JPH0632399B2 JP H0632399 B2 JPH0632399 B2 JP H0632399B2 JP 16208885 A JP16208885 A JP 16208885A JP 16208885 A JP16208885 A JP 16208885A JP H0632399 B2 JPH0632399 B2 JP H0632399B2
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JP
Japan
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electronic component
wiring board
printed wiring
chassis
positioning
Prior art date
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JP16208885A
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常雄 冨田
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Toshiba Corp
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、電子部品の印刷配線板への取り付け方法に係
り、印刷配線板をシャーシに取り付けたときに電子部品
の放熱面がシャーシの所定の面と密着できるように電子
部品を位置決めして印刷配線板に取り付ける方法に関す
る。
[発明の技術的背景] 電子部品にあっては、そのリードが印刷配線板に半田付
けされるとともに、印刷配線板が取り付けられるシャー
シにその放熱面が密着する状態で固定(例えばネジ止め
固定)されるものも多い。このような電子部品を印刷配
線板に実装する場合には、シャーシの所定の面に放熱面
が密着できるように電子部品の位置決めを行った状態で
そのリードが印刷配線板に半田付けされる。
従来、斯種の電子部品を印刷配線板に半田付けする場合
には、電子部品及び印刷配線板とは別個に位置決め治具
を使用し、この位置決め治具により、電子部品を印刷配
線板上の所定の位置に位置づけた状態としてそのリード
の半田付けを行っていた。
[背景技術の問題点] しかしながら、上記した従来の取り付け方法は、印刷配
線板と電子部品との間に位置決め治具を介在させて電子
部品を取り付ける方法であるため、電子部品を精度よく
印刷配線板に取り付けるためには、印刷配線板、電子部
品及び位置決め治具の相互の位置関係を正確なものとす
る必要があり、電子部品の取り付けには多くの作業工数
を必要としていた。又、治具を使用するため、この電子
部品を他の電子部品と同時にフロー半田等により半田付
けを行うことができなかった。そのため、電子部品の半
田付けを自動機を用いて行う場合であっても、この電子
部品の半田付けは手付けによる他はなかった。
[発明の目的] 本発明は上記従来の欠点に鑑みてなされたものであり、
電子部品の放熱面がシャーシに密着できるように電子部
品を位置決めしてそのリードを印刷配線板に固定するに
際して、印刷配線板自体で電子部品の位置決めを行うこ
とができ、従って、容易に電子部品の取り付けを行うこ
とができ、又他の電子部品と同時に半田付けも行える電
子部品の取付方法を提供することを目的とする。
[発明の概要] 本発明の取付方法にあっては、電子部品のリードが固定
される印刷配線板には、前記電子部品の放熱面が密着さ
れる所定の面を有するシャーシにこの印刷配線板を取り
付けたと仮定した場合に、前記所定の面と同位置となる
座面を有する位置決め部が折り取り可能に設けられてお
り、前記放熱面を前記座面に密着させた状態で前記位置
決め部以外の前記印刷配線板の部分に前記リードを固定
し、その後前記位置決め部を折り取る構成とされ上記目
的を達成している。
[発明の実施例] 以下、本発明の実施例につき第1図乃至第5図を参照し
て詳述する。
図中、1は電子部品であり、2は電子部品1のリード3
が半田付けされる印刷配線板である。又4は、印刷配線
板2が取り付けられるシャーシである。第5図に示す如
く、印刷配線板2はシャーシ4にネジ5で固定される。
そして、電子部品1の放熱面6は、シャーシ4の内部に
突出して形成された台座7の上面(密着面)8に密着し
た状態とされ、電子部品1の本体9は台座7に固定され
る。尚、電子部品1の本体9にはネジ10を挿入できる穴
部(取付用穴部)11が設けられており、台座7には取付
用穴部11と対応する位置にネジ穴12が設けられている。
電子部品1は、取付用穴部11にネジ10が挿入され、この
ネジ10がネジ穴12に捩じ込まれることにより、台座7に
固定される。この場合に、電子部品1のリード3は印刷
配線板2に半田14により固定されている。そして、電子
部品1が所定の位置に位置づけられていない状態でリー
ド3の半田付けが行なわれたならば、無理な力を電子部
品1に加えて、放熱面6と密着面8とを密着させネジ止
めすることになる。そして、その結果、リード3に大き
なストレスが加わり、電子部品1の性能が非常に劣化す
ることとなる。従って、電子部品1は、リード3が半田
付けされる段階で、放熱面6と密着面8とを無理なく密
着させてネジ10止めできる所定の位置に位置づけておく
必要がある。
本発明では、上記電子部品1の所定の位置への位置づけ
を印刷配線板2で行うことができる構成となっている。
印刷配線板2は、第3図に示す如く、電子部品1の放熱
面6を所定の位置に位置づけるための位置決め部15と、
位置決め部15以外の部分16とで構成されている。部分16
には、通常の印刷配線板と同様、各種電子部品が実装さ
れる。又、電子部品1のリード3を挿入するためのリー
ド挿入穴17、前記ネジ5を挿入するための取付穴18は部
分16に形成されている。一方、位置決め部15の一方の面
(座面)20には、電子部品1の放熱面6が密着される。
この座面20は、印刷配設板2を前記シャーシ4に取り付
けたと仮定した場合に、前記密着面8と同一の位置とな
るように設定されている。従って、この座面20に密着さ
れた状態の放熱面6は、密着面8と密着できる所定の位
置に位置づけられる。又、位置決め部15には、位置決め
用穴部21が突設されている。この位置決め用穴部21は、
前記台座7に形成されたネジ穴12と対応するように設け
られている。従って、電子部品1の取付用穴部11をこの
位置決め用穴部21に合わせた状態で放熱面6を座面20に
密着させたならば、電子部品1は取付用穴部11とネジ穴
12とが一致する所定の位置に位置づけられる。
この位置決め部15と前記部分16の境にはスリット22及び
V溝23が形成されており、V溝23は、第3図(b)に示
す如く、印刷配線板2の表裏両面に形成されている。従
って、位置決め部15はV溝23の部分で印刷配線板2から
容易に折り取ることができる(第4図)。尚、スリット
22及びV溝23は、位置決め部15を印刷配線板2から折り
取るためのものである。従って、これに限定されるもの
ではなく、例えば、印刷配線板2の角部に位置決め部15
を設ける場合にはV溝23のみを形成しても良い。又、V
溝23のかわりにミシン目等を形成しても良い。
次に、上記印刷配線板2への電子部品1の取り付け方法
につき説明する。
まず、印刷配線板2のリード挿入穴17にリード3を挿入
し、放熱面6を座面20に密着させる。次に、位置決め用
穴部21に電子部品1の取付穴11を合わせこれらの穴11、
21にテーパ状ピン25を挿入する(第1図及び第2図)。
これにより、放熱面6は座面20に密着した状態で仮固定
され、かつ取付用穴部11はネジ穴12と対応する位置に位
置づけられる。次に、リード3の半田付けを行ない、リ
ード3を印刷配線板2に電気的に接続するとともに機械
的に固定する。この場合に、電子部品1はテーパ状ピン
25で仮固定されているだけである。従って、電子部品1
は印刷配線板2に実装される他の電子部品(図示せず)
とともに、フロー半田付け等を行うことができる。次
に、テーパ状ピン25を抜き取り、位置決め部15を折り取
る。これにより、電子部品1は印刷配線板2の所定位置
に位置づけられた状態で印刷配線板2に取り付けられた
ことになる。そして、この印刷配線板2は、前述した如
く、シャーシ4に固定され、電子部品1は台座7にネジ
止めされる。この場合に、電子部品1は、その放熱面6
が密着面8に密着し、その取付穴11がネジ穴12に一致す
る所定の位置に位置づけられている。従って、リード3
に何等ストレスを加えることなく、台座7に固定でき
る。
尚、本実施例では、取付用穴部11とネジ穴12を一致さ
せ、かつ、電子部品1を押さえるために、テーパ状ピン
25を用いているがこれに限定されるものではなく、例え
ば、両穴11、12を一致させるためには、頭付きの丸棒で
も良く、又、放熱面6を座面20に密着させるためには、
位置決め部15と電子部品1とをクリップ等で挟持しても
良い。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の取付方法によれば、電子
部品の放熱面がシャーシに密着できるように電子部品を
位置決めしてそのリードを印刷配線板に固定するに際し
て、印刷配線板自体で電子部品を位置決めすることが可
能となり、電子部品の取り付けを容易に行うことができ
ると同時に、この電子部品を他の電子部品とともに半田
付けすることが可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本発明の実施例を説明する図であ
り、第1図(a)は印刷配線板に電子部品を仮固定した
状態を示す平面図、第1図(b)は第1図(a)のI−
I線断面図、第2図は第1図(b)の要部拡大図、第3
図(a)は印刷配線板の平面図、第3図(b)は第3図
(a)のIII−III線断面図、第4図(a)は位置決め部
を折り取られた印刷配線板の平面図、第4図(b)は第
4図(a)のIV−IV線断面図、第5図(a)は電子部品
をシャーシに固定した状態を示す平面図、第5図(b)
は第5図(a)のV−V線断面図、第5図(c)は第5
図(a)のVI−VI線断面図である。 1……電子部品、2……印刷配線板 3……リード、4……シャーシ 6……放熱面、8……密着面 11……取付用穴部、12……ネジ穴 15……位置決め部 16……位置決め部以外の部分 17……リード挿入穴、20……座面 21……位置決め用穴部、22……スリット 23……V溝、25……テーパ状ピン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印刷配線板が取り付けられるシャーシの所
    定の面に電子部品の放熱面が密着するように位置決めし
    た状態で前記電子部品のリードを前記印刷配線板に固定
    する電子部品の取付方法において、前記印刷配線板に
    は、前記印刷配線板を前記シャーシに取り付けたと仮定
    した場合に、前記シャーシの所定の面と同位置となる座
    面を有する位置決め部が折り取り可能に設けられてお
    り、前記電子部品の放熱面を前記座面に密着させた状態
    で前記位置決め部以外の印刷配線板の部分に前記電子部
    品のリードを固定し、その後前記位置決め部を折り取る
    ことを特徴とする電子部品の取付方法。
  2. 【請求項2】放熱面の座面への密着は、電子部品に設け
    られた取付用穴部と位置決め部に設けられた位置決め用
    穴部とにテーパ状ピンを挿入することにより行なうこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の電子部品の取
    付方法。
JP16208885A 1985-07-24 1985-07-24 電子部品の取付方法 Expired - Lifetime JPH0632399B2 (ja)

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