JPH0632356U - ポンプ付き容器用パッキン - Google Patents

ポンプ付き容器用パッキン

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JPH0632356U
JPH0632356U JP6833192U JP6833192U JPH0632356U JP H0632356 U JPH0632356 U JP H0632356U JP 6833192 U JP6833192 U JP 6833192U JP 6833192 U JP6833192 U JP 6833192U JP H0632356 U JPH0632356 U JP H0632356U
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pump
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packing
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彰 西上
哲三 中村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポンプ付き容器の内容物の再充填時に、ポン
プと容器の間を密封していた環状パッキン1が、ポンプ
の筒状部23から脱落しないようにする。 【構成】 ポンプの筒状部23に外嵌される環状パッキ
ン1に、筒状部23に外嵌される内縁部2を設け、この
内縁部2に、環状パッキン1の上方と下方を連通させる
エアー通路3を設けたポンプ付き容器用パッキン。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、内容物の再充填が可能なポンプ付き容器用パッキンに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、内容物注出用のポンプ付き容器においては、内容物を使用し尽した後、 容器に内容物を再充填してポンプ付き容器を再使用するようにしたものがある。
【0003】 そして、前記内容物の再充填は、容器の口頚部からポンプを取り外ずして、行 なっているが、内容物を注出した容器に、積極的にエアーを流入させる機構を備 えていない容器では、前記ポンプの取り外ずし時に容器内は負圧となっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
したがって、容器の口頚部からポンプを抜き出そうとすると、ポンプの筒状部 に外嵌し、ポンプの筒状部に設けたフランジと、容器の口頚部との間を密封して いた環状パッキンが、容器内の負圧によって、口頚部に吸着され、ポンプのフラ ンジから引き離され、ポンプの筒状部から脱落することがあった。
【0005】 本考案は、前記事項に鑑みなされたものであり、ポンプ付き容器の内容物の再 充填時に、ポンプと容器の口頚部の間を密封していた環状パッキンが、ポンプの 筒状部から脱落しないようにすることを技術的課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、内容物注出用のポンプ付き容器のポンプの筒状部23に外嵌され、 ポンプと容器の口頚部15の間を密封する平板状の環状パッキン1に、前記ポン プの筒状部23に外嵌される内縁部2を設け、この内縁部2に環状パッキン1の 上方と下方を連通させるエアー通路3を設けてポンプ付き容器用パッキンとした 。
【0007】
【作用】
本考案の環状パッキン1は、従来の環状パッキンと同様に、ポンプのシリンダ である筒状部23に(図3はポンプ機構を省略して画いてある)、環状パッキン 1の内縁部2を密に外嵌する。
【0008】 そして、前記環状パッキン1を、筒状部23に設けたフランジ25と容器8の 口頚部15の間に介在させ、フランジ25の上方より外嵌した図示していない螺 子筒を、口頚部15の雄ねじ17に螺合して、口頚部15の口部を密封する。
【0009】 そして、図示していないポンプで容器8内の内容物を注出し尽したら、前記螺 子筒を取り外ずして、ポンプを引き上げ、ポンプの筒状部23を、口頚部15か ら抜き出す。
【0010】 前記ポンプの抜き出し時には、容器8内は負圧となっているので、前記環状パ ッキン1は、容器8の口頚部15の口部に引き付けられ、環状パッキン1は、筒 状部23のフランジ25から引き離される。
【0011】 前記の如くして、環状パッキン1がフランジ25から離れると、容器8の外部 のエアーが、環状パッキン1の上面とフランジ25の下面の間を通り、さらに、 環状パッキン1の内縁部2に設けたエアー通路3を通って容器8内に流入する。
【0012】 そして、容器8内は大気圧となり、環状パッキン1を口頚部15の口部に引き 付ける力はなくなり、ポンプは筒状部23に環状パッキン1を外嵌したまま、口 頚部15から抜き出され、環状パッキン1は筒状部23から脱落しない。
【0013】
【実施例】
以下図に基づいて本考案の実施例の説明をする。図1及び図2は本考案の一実 施例の環状パッキン1を示すものであり、図3はその装着状態を示すものである 。
【0014】 この実施例の環状パッキン1は、内容物注出用のポンプ付き容器のポンプ(図 示していない)の筒状部23(シリンダ)に外嵌され、ポンプと容器8の口頚部 15の間を密封する環状パッキン1である。
【0015】 前記環状パッキン1は、弾力性を有する合成樹脂製で、厚さ1.5mmの平板 で形成され、環状パッキン1の外径は29.6mmで、内縁部2の内径は18. 4mmに形成してある。
【0016】 そして、前記環状パッキン1の内縁部2の4箇所に、幅3mmで半径方向の深 さが1.5mmの切欠部として形成し、環状パッキン1の上方と下方を連通させ るエアー通路3が設けてある。
【0017】 前記環状パッキン1は、図3に示すように、ポンプのシリンダである筒状部2 3に(図3はポンプを省略してある)、環状パッキン1の内縁部2を密に外嵌し て取り付けてある。そして、前記筒状部23の環状パッキン1を取り付けた部分 の下方には、環状パッキン1の下降防止用の突部24が設けてある。
【0018】 そして、この実施例のポンプを装着する容器8は、肉厚に形成した合成樹脂製 の外容器9の内側に、合成樹脂製で可撓性を有する内袋10を挿入して容器8と している。
【0019】 前記外容器9には、外容器口頚部16が設けてあり、この外容器口頚部16に は、雄ねじ17が設けてある。また前記内袋10には、内袋口頚部18が設けて あり、この内袋口頚部18を前記外容器口頚部16の内側に嵌着して、内袋口頚 部18と外容器口頚部16で、容器8の口頚部15を形成する。
【0020】 前記口頚部15に、シリンダである筒状部23に、前記環状パッキン1を外嵌 したポンプ(ポンプ機構は図示しない)を挿入し、フランジ25の上方より、図 示していない螺子筒を外嵌し、螺子筒を口頚部15の雄ねじ17に螺合して、筒 状部23に設けたフランジ25で前記環状パッキン1を押圧し、口頚部15の口 部を密封する。
【0021】 そして、図示していない内容物注出用のポンプで、内袋10内の内容物を注出 すると、内袋10は変形して縮小する。そうすると、外容器9と内袋10の間の 間隙が拡大して、この間隙は負圧となる。そして、外容器口頚部16と内袋口頚 部18の間の隙間等を通って、エアーが外容器9と内袋10の間の間隙に流入し ても、前記外容器9と内袋10間の間隙の負圧状態は、一般に完全には解消しな い。
【0022】 前記の如くして、内容物を注出し尽したら、口頚部15から螺子筒を取り外ず して、ポンプを引き上げ、ポンプの筒状部23を、口頚部15から抜き出す。 前記ポンプの抜き出し時には、内袋10内は負圧となっているので、前記環状 パッキン1は、容器8の口頚部15の口部に引き付けられ、環状パッキン1は、 筒状部23のフランジ25から引き離される。
【0023】 前記の如くして、環状パッキン1がフランジ25から離れると、容器8の外部 のエアーが、環状パッキン1の上面と、フランジ25の下面の間を通り、さらに 、環状パッキン1の内縁部2に設けたエアー通路3を通って内袋10内に流入す る。
【0024】 そして、内袋10内は大気圧となり、内袋10と外容器9間も大気圧となり、 環状パッキン1を、口頚部15の口部へ引き付け力はなくなり、ポンプは筒状部 23に環状パッキン1を外嵌したまま、口頚部15から抜き出され、環状パッキ ン1は筒状部23から脱落しないようになる。
【0025】 そして、容器8に内容物を再充填するには、ポンプを口頚部15から抜き出し た後、内袋10を容器8から取り出し、新らしい内容物の充填された内袋10を 、容器8内に挿入して行なう。
【0026】 前記実施例の環状パッキン1は、外容器9内に内袋10を収容した容器8に装 着しているが、前記容器8が外容器9のみで形成されるものであっても、ポンプ により内容物の注出を行なうと、容器8内が負圧となるような場合には、本考案 の環状パッキン1は有効である。
【0027】
【考案の効果】
本考案のポンプ付き容器用パッキンは、ポンプ付き容器の内容物を注出し尽し て内容物を再充填する場合で、容器8内が負圧になっているとき、ポンプを容器 8の口頚部15から抜き出すと、ポンプの筒状部23に外嵌して、ポンプと口頚 部15間を密封していた環状パッキン1は、容器8の口頚部15に引き付けられ る。
【0028】 しかしながら、環状パッキン1が口頚部15に引き付けられ、環状パッキン1 が筒状部23のフランジ25から離れると、容器8の外部のエアーが環状パッキ ン1の上面とフランジ25の下面の間、及び、環状パッキン1のエアー通路3を 通って容器8内に流入する。
【0029】 したがって、容器8内は大気圧となって、環状パッキン1を口頚部15の口部 に引き付ける力はなくなり、ポンプは筒状部23のフランジ25の近くに環状パ ッキン1を外嵌したまま、口頚部15から抜き出され、環状パッキン1が筒状部 23から脱落しないようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の平面図
【図2】本考案の一実施例の半裁側面図
【図3】本考案の一実施例を装着した状態を示す半断面
【符号の説明】
1 環状パッキン 2 内縁部 3 エアー通路 15 口頚部 23 筒状部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内容物注出用のポンプ付き容器のポンプ
    の筒状部23に外嵌され、ポンプと容器の口頚部15の
    間を密封する平板状の環状パッキン1であって、 前記ポンプの筒状部23に外嵌される内縁部2を設け、
    この内縁部2に環状パッキン1の上方と下方を連通させ
    るエアー通路3を設けたポンプ付き容器用パッキン。
JP1992068331U 1992-09-30 1992-09-30 ポンプ付き容器 Expired - Fee Related JP2595489Y2 (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58156648U (ja) * 1982-04-15 1983-10-19 タケヤ化学工業株式会社 密封容器
JPH01107462U (ja) * 1987-12-29 1989-07-20
JP3050883U (ja) * 1997-12-15 1998-08-07 株式会社堺パイプ工業 パイプ用継手

Patent Citations (3)

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