JPH063232U - 加熱調理器具の遮熱板取付構造 - Google Patents

加熱調理器具の遮熱板取付構造

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JPH063232U
JPH063232U JP4978792U JP4978792U JPH063232U JP H063232 U JPH063232 U JP H063232U JP 4978792 U JP4978792 U JP 4978792U JP 4978792 U JP4978792 U JP 4978792U JP H063232 U JPH063232 U JP H063232U
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隆之 佐野
徳昭 藤田
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 加熱調理器具Aの遮熱板6の下面に下方に突
出する複数の支持脚8を絞り出し、当該支持脚8に一方
向に開いた係止爪9を絞り出し、本体部材2には当該係
止爪9が嵌合する係止孔10を穿設し、前記本体部材2
の底面中央に透孔19を穿設すると共に、遮熱板6にね
じ穴20を有する締付部材11を固着し、前記係止爪9
を係止孔10に嵌合して係止爪9が開いた方向に摺動さ
せることにより係止爪9を係止孔10に係止し、ビス2
1を前記透孔19に挿通して締付部材11のねじ穴20
に螺合して固定する。 【効果】 遮熱板6と本体部材2とを複数箇所において
係止爪9と係止孔10とで係止し、ビス21で締付ける
ことにより固定するので、ビス21一本で遮熱板6を本
体部材2に固定することができ、加熱調理器具Aの製作
が容易で製造コストが安くなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は焼き肉、焼き魚などの焼物料理を調理するための加熱調理器具におけ る、遮熱板の本体に対する取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の加熱調理器具としては、例えば実公平4−11636号公報に示 されたものが知られている。
【0003】 このものは、上部が開放した箱状の本体内の底部に遮熱板を配置し、該遮熱板 の上部に水受皿を載置し、該水受皿内に水を張り、当該水受皿の上方に電熱ヒー ターを配置すると共に、当該電熱ヒーターの上方に焼物プレートを設けたもので ある。
【0004】 而して水受皿内に水を張った状態で、焼物プレート上に肉、魚などの調理すべ き材料を載置し、電熱ヒーターに通電して材料を焼く。そしてその調理材料から 滴る油などは水受皿内の水の上に落ちる。
【0005】 また電熱ヒーターからの熱によって水受皿内の水も加熱され、水受皿も高温に なるが、その熱は遮熱板によって遮断され、この加熱調理器具を載置したテーブ ル面を加熱することがないというものである。
【0006】 そしてこの考案においては、本体底面に複数の支持脚を上方に絞り出し、当該 支持脚上に遮熱板を載置すると共に支持脚下面に脚を当接し、遮熱板の上面から ビスを遮熱板及び本体を貫通させ、脚に螺合して三者を固定している。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながらこの考案では、遮熱板を本体に対して取付けるために四本のビス を使用しているため、その取付けに手間がかかり、製造コストが高くつく。前記 考案では前記ビスで脚をも固定しているが、脚を別の手段で設ける場合において は、遮熱板のみを本体に取付けるために四本のビスを使用するのは製造工程上不 経済である。
【0008】 本考案はかかる事情に鑑みなされたものであって、遮熱板を本体に取付けるに 際し、ビス一本で簡便に取付けることのできる構造を提供することを目的とする ものである。
【0009】
【課題を解決する手段】
而して本考案は、上部が開放した箱状の本体内の底部に遮熱板を配置し、当該 遮熱板の上部に水受皿を載置し、当該水受皿の上方に電熱ヒーターを配置すると 共に、当該電熱ヒーターの上方に焼物プレートを設けてなる加熱調理器具におい て、前記本体と遮熱板との少くともいずれか一方の底面に、他方に接近する方向 に突出する複数の支持脚を絞り出し、当該支持脚又はその支持脚の対向する面の いずれか一方に、一方向に開いた係止爪を絞り出し、他方には当該係止爪が嵌合 する係止孔を穿設し、前記本体又は遮熱板の一方に透孔を穿設すると共に、他方 にねじ穴を有する締付部材を固着し、前記係止爪を係止孔に嵌合して係止爪が開 いた方向に摺動させることにより係止爪を係止孔に係止し、ビスを前記透孔に挿 通して締付部材のねじ穴に螺合して締付けたことを特徴とするものである。
【0010】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面に従って説明する。
【0011】 図面は本考案を適用した加熱調理器具Aを示すものである。1は加熱調理器具 Aの本体であって、上部が開放した箱状をなした本体部材2の先端部には把手3 が取付けられ、後端部には後述するヒーターセットの支持手段を兼ねた把手4が 取付けられている。
【0012】 把手3,4の下部には支脚5が一体に形成されている。該支脚5は把手3,4 の下部からその一部は本体部材2の下に入り込んでおり、本体部材2の外周壁2 a の下部を支脚5で支えるようになっている。
【0013】 前記把手3,4は本体部材2の外周壁2a にビスなどで取付けられるため、把 手3,4の下方に支脚5が形成されていると、加熱調理器具Aをテーブル上に落 下させたような場合には本体部材2と把手3,4との間に剪断力が作用し、その 取付け部が破壊される恐れがある。
【0014】 また支脚5を本体部材2の底板2b に取付けると、加熱調理器具Aをテーブル 上に落下させたような場合には、その衝撃力が支脚5を介して本体部材2の底板 2b に直接作用し、底板2b が変形する可能性がある。
【0015】 前述のように支脚5を把手3,4に一体に形成すると共に、外周壁2a の下方 に位置せしめることにより、支脚5に衝撃力が作用した場合にもその力を把手3 ,4が負担すると共に、本体部材2の外周壁2a に作用する力も支脚5が支える ため、本体部材2に変形や破損が生じない。
【0016】 6は本体部材2内の底部に設けられた遮熱板である。該遮熱板6はその中央部 が下方に絞り出されて膨出部6a を形成し、周縁部6b との間に環状の段部6c が形成されている。そしてその段部6c には、適宜の複数箇所に上方及び内方に 突出する突起7が絞り出されている。
【0017】 遮熱板6の膨出部6a の四隅部には下方に絞り出された支持脚8が形成されて おり、該支持脚8の中央には図中左方に開いた係止爪9が下方に切起されている 。そしてその支持脚8に対向する本体部材2の底板2b には係止孔10が穿設さ れている。
【0018】 また本体部材2の底板2b の中央には透孔19が穿設され、それに対向する位 置の遮熱板6の膨出部6a には締付部材11が止着されており、当該締付部材1 1にはねじ穴20が形成されている。
【0019】 そして係止爪9を係止孔10に嵌合し、図中左方に摺動させることにより遮熱 板6を本体部材2に係止し、さらにビス21を透孔19に通し、締付部材11の ねじ穴20に螺合して、遮熱板6を本体部材2に固定している。
【0020】 上記実施例においては、遮熱板6の支持脚8に係止爪9を形成し、本体部材2 の底板2b に係止孔10を形成しているが、逆に本体部材2に係止爪9を形成し 、支持脚8に係止孔10を形成することもできる。
【0021】 また支持脚8を本体部材2に形成することもでき、本体部材2と遮熱板6との 両者に互いに接近する支持脚8を形成することもできる。
【0022】 遮熱板6上には、水受皿12が載置されている。水受皿12は上部が開放され た外周壁12a と底板12b とよりなる皿状であって、外周壁12a の後部上縁 には切欠き13が形成され、底板12b の中央部上面にヒーター受片14が立設 されている。
【0023】 水受皿12の底板12b は前記遮熱板6とほゞ同形同大であって、底板12b の中央部には下方に膨出部12c が絞り出され、該膨出部12c と周縁部12d との間には段部12e が形成されている。
【0024】 そしてこの水受皿12を遮熱板6上に載置したとき、膨出部12c が遮熱板6 の突起7の間に嵌合し、突起7が周縁部12d に当接して水受皿12を支えると 共に、段部12e によって水受皿12が遮熱板6の上方に重なった位置において 位置決めされている。
【0025】 15はヒーターセットである。該ヒーターセット15はヒーターケース16と 該ヒーターケース16に端末を取付けられた電熱ヒーター17とよりなっており 、ヒーターケース16には電源プラグの受け金具が設けられている。
【0026】 そしてこのヒーターセット15は、電熱ヒーター17を前記水受皿12のヒー ター受片14に支持して切欠き13に挿通すると共に、ヒーターケース16を把 手4に載置して取付ける。
【0027】 18は焼物プレートとしてのロストルであって、前記電熱ヒーター17の上方 に配置され、水受皿12の外周壁12a の上縁に支持されている。
【0028】 なお焼物プレートとしては、調理する対象に応じて、ロストル18以外に、鉄 板、たこ焼用のプレートなど適宜のものを使用することもできる。
【0029】
【作用】
本考案において遮熱板6を本体1に取付けるには、遮熱板6を本体部材2の底 板2b 上に載置し、係止爪9を係止孔10に嵌合する。そして遮熱板6を係止爪 9が開いた方向即ち図面においては左方に摺動することにより、係止爪9が係止 孔10の左縁に係止する。
【0030】 この状態においてビス21を透孔19に挿通し、締付部材11のねじ穴20に 螺合することにより、遮熱板6を本体部材2に固定する。
【0031】 次に前記加熱調理器具Aの使用方法を説明する。先ず本体1内に水受皿12を 収容して遮熱板6上に載置し、膨出部12c を突起7に嵌合して位置決めしてセ ットし、水受皿12に水を張る。
【0032】 そしてヒーターセット15のヒーターケース16を把手4に載置し、電熱ヒー ター17をヒーター受片14に支持して、水受皿12の上部にヒーターセット1 5を配置する。さらにその上部にロストル18をセットして、図1及び図2に示 すように加熱調理器具Aを組立てる。
【0033】 而して電熱ヒーター17に通電して、ロストル18上に所望の調理材料を載置 して調理する。調理材料から生じた油などはロストル18の小孔を通して水受皿 12内の水中に滴る。
【0034】 電熱ヒーター17の熱によって、水受皿12や該水受皿12内の水は加熱され るが、当該水受皿12は遮熱板6に対して突起7で支持されており、水受皿12 と遮熱板6との接触面積が小さいので、水受皿12から遮熱板6への熱伝導は小 さい。
【0035】 また水受皿12から生じた輻射熱は、該水受皿12の下部全体を覆った遮熱板 6によって遮られ、本体部材2の底板2b やテーブル面に到達することがないの で、テーブル面の温度上昇が有効に防止される。
【0036】
【考案の効果】
本考案によれば、係止爪9を係止孔10に係止して遮熱板6と本体部材2とを 仮止めした状態で、ビス21により両者を固定するので、ビス21を一本のみで 遮熱板6を本体部材2に固定することができ、加熱調理器具Aの製造工程が簡単 である。
【0037】 また本体部材2や遮熱板6の係止爪9や係止孔10は、それぞれの部材の成形 工程の中で形成することができるので、組立が簡単であると共に製造コストが安 いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案を適用した加熱調理器具の一実施例の
平面図
【図2】 図1の加熱調理器具の中央縦断面図
【図3】 図1の加熱調理器具における本体部材及び遮
熱板の平面図
【図4】 図3における遮熱板の本体部材への結合状態
を示すものであって、(a)はA−A拡大断面図、
(b)はB−B拡大断面図である。
【符号の説明】
1 本体 6 遮熱板 8 支持脚 9 係止爪 10 係止孔 11 締付部材 12 水受皿 17 電熱ヒーター 18 焼物プレート(ロストル) 19 透孔 20 ねじ穴 21 ビス
フロントページの続き (72)考案者 横田 定明 大阪府大阪市北区天満1丁目20番5号 象 印マホービン株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部が開放した箱状の本体(1)内の底
    部に遮熱板(6)を配置し、当該遮熱板(6)の上部に
    水受皿(12)を載置し、当該水受皿(12)の上方に
    電熱ヒーター(17)を配置すると共に、当該電熱ヒー
    ター(17)の上方に焼物プレート(18)を設けてな
    る加熱調理器具(A)において、前記本体(1)と遮熱
    板(6)との少くともいずれか一方の底面に、他方に接
    近する方向に突出する複数の支持脚(8)を絞り出し、
    当該支持脚(8)又はその支持脚(8)の対向する面の
    いずれか一方に、一方向に開いた係止爪(9)を絞り出
    し、他方には当該係止爪(9)が嵌合する係止孔(1
    0)を穿設し、前記本体(1)又は遮熱板(6)の一方
    に透孔(19)を穿設すると共に、他方にねじ穴(2
    0)を有する締付部材(11)を固着し、前記係止爪
    (9)を係止孔(10)に嵌合して係止爪(9)が開い
    た方向に摺動させることにより係止爪(9)を係止孔
    (10)に係止し、ビス(21)を前記透孔(19)に
    挿通して締付部材(11)のねじ穴(20)に螺合して
    締付けたことを特徴とする、加熱調理器具の遮熱板取付
    構造
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