JPH06323040A - 折損電柱仮支持工法及び仮支柱 - Google Patents

折損電柱仮支持工法及び仮支柱

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JPH06323040A
JPH06323040A JP13904293A JP13904293A JPH06323040A JP H06323040 A JPH06323040 A JP H06323040A JP 13904293 A JP13904293 A JP 13904293A JP 13904293 A JP13904293 A JP 13904293A JP H06323040 A JPH06323040 A JP H06323040A
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邦雄 村田
Kenji Kano
賢二 加納
Kunio Saiki
国夫 斉木
Masahiko Araki
昌彦 荒木
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FURUKAWA DENKI SEISAKUSHO KK
UCHIDA TANKO KK
Chubu Electric Power Co Inc
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FURUKAWA DENKI SEISAKUSHO KK
UCHIDA TANKO KK
Chubu Electric Power Co Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 折損電柱の地中残存部を利用して支柱の埋込
み部を挿入しアウトリガーで地中残存部に圧接固定し、
その支柱に折損電柱の地上残存部を締付け具で迅速、容
易に仮支持し、早期に送電復旧をする。新しい電柱との
建て替え時に仮支柱は簡単に取外しができる。 【構成】 管体1の下部を折損電柱の地中残存部Aに挿
入する埋込み部2、その上部を地上残存部Bに添わせる
電柱支持部3とし、管体1内の回転軸4の回転により、
作動軸5、起伏アーム6を介してアウトリガー7を作動
軸と直交する方向に作動させ、埋込み部の周面よりアウ
トリガーを突出させて地中残存部Aに圧接固定可能と
し、かつ、電柱支持部3の電柱拘持部9でチェーン等で
電柱と締付けるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は高圧配電線路の電柱が
車両の衝突とか自然災害等により根元付近より折損した
場合、電柱の地中残存部を利用して支柱を建て、地上残
存部を支柱で支え速やかに送電復旧を可能とする折損電
柱仮支持工法およびその仮支柱に関する。
【0002】
【従来の技術】電柱が根元付近で折損した場合、仮復旧
のため、地中に残存する電柱の管状内壁を利用し、単純
な杭状の支柱を挿入し、その内壁と支柱との隙間に土砂
とか固形物を詰めて固定し、その支柱に折損電柱をワイ
ヤー等で縛付けて固定する方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の仮支柱による固
定方法では地中の残存電柱と支柱囲りの隙間に土砂等を
均等に詰める作業、ワイヤーで縛り付ける作業等に人
手、労力、長時間を要し、直立させることが困難で、か
つ、強度上の問題があり、新しい電柱に取替えに際し、
その仮支柱を引抜くとき、狭い間隙に固く詰めた土砂等
を取出すことは容易でなく、仮支柱の引抜きは困難とな
る等の問題があった。
【0004】本復旧には事故、災害等の度合いにもよる
が、何か月も先になる場合が多く、仮復旧といえども折
損電柱を短時間で強固に安定して支持しなければならな
いが、従来の仮支持工法と仮支柱では長時間を要し、強
固に安定して支持することは極めて困難であった。
【0005】この発明は折損電柱の地中残存部の管状孔
を利用して支柱の埋込み部をその地中残存部に挿入し、
管体の回転軸を廻して埋込み部に内蔵したアウトリガー
を突出させて地中残存部の内壁に圧接して支柱を迅速に
立て、支柱上部の拘持部と折損電柱の地上残存部とにチ
ェーン等を巻付け、締付け具で固定する簡単な作業で折
損電柱の仮支持をし、迅速、的確に送電復旧を可能とす
る折損電柱仮支持工法及び仮支柱を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の折損電柱仮支
持工法は下部を折損電柱の地中残存部の孔に挿入する埋
込み部、上部を折損電柱の地上残存部に添わせる電柱支
持部とした管体の埋込み部を折損電柱の地中残存部の孔
に挿入してから、管体内に備えた回転軸を適宜操作手段
で回動させて作動軸、起伏アームを介して複数のアウト
リガーを埋込み部周面の貫通孔を通じて外方へ突出させ
て地中残存部の孔の内壁に圧接固定させ、次いで、管体
の電柱支持部に折損電柱の地上残存部を適宜移動手段で
近付け、該地上残存部と電柱支持部の複数箇所の電柱拘
持部にチェーン、ワイヤー等を巻付け適宜締付け具で締
付け、支柱で折損電柱を仮支持するものである。
【0007】また、折損電柱仮支柱は長尺の管体の下部
を折損電柱の地中残存部の孔に挿入する埋込み部、その
上部を折損電柱の地上残存部に添わせる電柱支持部と
し、管体内に備えた回転軸に関連作動可能に連設させる
作動軸の運動により起伏アームを介してアウトリガーを
作動軸と直交する方向の運動に変換させ埋込み部周面の
貫通孔を通じて出没可能とし、該アウトリガーを地中残
存部の孔の内壁に圧接固定可能に設け、かつ、前記上部
支持部の複数箇所に任意の間隔をおいて電柱拘持部を備
えたものである。
【0008】アウトリガーを地中残存部の内壁に圧接固
定する手段として、管体の上部の電柱支持部より下部の
埋込み部へ回転軸を回転自由に備え、埋込み部内におい
て回転軸の回転運動を軸方向の摺動運動に変換可能に作
動軸を連設し、該作動軸に所定間隔で起伏アームを起伏
自在に連結し、該アームにアウトリガーを枢支するとと
もに該アウトリガーを管体内に備える支持側板に前記作
動軸と直交方向に穿ったガイド溝に沿って移動可能に設
け、作動軸の摺動運動でアウトリガーを貫通孔を通じて
出没可能に設け、地中残存部の内壁に圧接固定可能とす
る。
【0009】管体内に備えた回転軸の操作部を管体の電
柱支持部の上端に位置させ、上端に吊下げ部付き開閉蓋
を設けるか、或いは、管体の電柱支持部と埋込み部を分
離構造として相互に嵌合可能に設け、埋込み部の上部に
回転軸の操作部を備えるものである。
【0010】
【作用】高圧配電線路の電柱が根元付近より折損した場
合、先ず、管体の下部の埋込み部を折損電柱の地中残存
部の孔に挿入し、管体上端の蓋を開けて回転軸の操作部
を適宜操作手段で回動して作動軸、起伏アームを介して
各アウトリガーを作動軸に直交する方向に作動させ、埋
込み部周面の貫通孔を通じて突出させて地中残存部の孔
の内壁に圧接固定させ、支柱を地中残存部に直立状に立
てる。
【0011】管体の電柱支持部と埋込み部が分離構造の
場合は、上部の電柱支持部を分離して下部の埋込み部を
地中残存部の孔に挿入し、埋込み部の回転軸の操作部を
操作して前記と同様に埋込み部を地中残存部の孔の内壁
に圧接固定し、その埋込み部に上部の電柱支持部を嵌合
固定し、支柱を直立状に立てる。
【0012】しかる後、立てた管体の上部の電柱支持部
に折損電柱の地上残存部をクレーン等の移動手段で近付
け、支持部の電柱拘着部と地上残存部とにチェーンを巻
付けて締付け具で締付け固定して折損電柱を仮支持して
送電を開始する。
【0013】
【実施例】図1乃至図9において、Aは折損電柱の地中
残存部、aは孔の内壁、Bはその地上残存部である。1
は金属製等の長尺の管体で、下部を折損電柱の地中残存
部Aの孔より若干小径でその深さより若干短かい長さの
埋込み部2、上部を折損電柱の地上残存部Bに沿わせて
支持するに必要な長さの電柱支持部3とする。
【0014】4は回転軸で、管体1の上部の電柱支持部
3より下部の埋込み部2の上端附近までの長さとして、
管体1内に固定した支持枠15の中心に回転自由に軸支
し、回転軸4の上端にラチェット等操作手段を嵌合する
六角頭部等の操作部13を設け、かつ回転軸4の下端の
連結軸16に作動軸5を螺合して連設する。支持枠15
は管体1の内径に合致する複数の円板17を任意の間隔
をおいて枠杆18で連結し、各円板17を管体1にビス
等で固定するようにしてあり、その円板17の中心の孔
に回転軸4を挿通して軸支してある。
【0015】5は作動軸で、回転軸4の下端の連結軸1
6に螺合し、かつ、後述の支持体23に固定した廻り止
め板19で回転方向への回転を止め、軸方向にのみ摺動
可能に備える。この作動軸5に起伏アーム6を介してア
ウトリガー7を作動軸の軸方向に直交する方向に移動可
能に備える。
【0016】前記作動軸5を連結部20を介して連設
し、各連結部20に起伏アーム6の上端を軸21で枢支
し、かつ、起伏アーム6の他端の軸22をアウトリガー
7の内端中央に枢支させるとともに管体1内に備えた支
持側板12に作動軸5と直交方向に穿ったガイド溝11
に移動自由に嵌め、作動軸5の摺動運動により起伏アー
ム6を起伏させて軸22をガイド溝11に沿って移動さ
せアウトリガー7を管体1の周面に穿った貫通孔8を通
じて出没可能に設け、アウトリガー7を地中残存部Aの
内壁aに圧接固定可能に設ける。
【0017】実施例において、23はアウトリガー7を
備える支持体で、管体1に合致する上下の円板24と両
側の支持側板12とからなり、両側板12のガイド溝1
1、11にアウトリガー7の軸22を嵌合してある。支
持体23は複数個積み重ねて管体1にビス等で固定し、
作動軸5を円板24の中心の孔に挿通し、連結部20で
連設する。又、アウトリガー7を備えた支持体23の向
きを各段毎90度づつ変えて、アウトリガー7を四方へ
出没可能に備えてある。
【0018】前記実施例でアウトリガー7は各段毎90
度づつ変位して四方に出没可能としてあるが、これに限
られるものではなく、60度づつ六方向に設けてもよ
い。また、アウトリガー7は組立上分割してあり支持体
23を管体内に挿通固定後に外方部をネジ止めして固定
する構造としてある。
【0019】25は管体1の上部の電柱支持部3と下部
の埋込み部2との堺に固着する受止板で、埋込み部2を
折損電柱の地中残存部Aに挿入時折損電柱の上端に受止
める。
【0020】9は電柱を仮支柱に本締めして拘持する電
柱拘持部で、一対の当接板26の基端に管体1の挿通孔
27を設け、その当接板26の間隔をチェーン10の幅
より若干広くし、その当接板26の先端間に電柱の曲面
に合致する曲面板28を形成したものであり、該電柱拘
持部を支柱に任意の間隔をおいて複数個嵌合し、各当接
板26間の管体1と電柱とにチェーン10を巻付けてチ
ェーンの両端をボルト29、ナット30で締付け、当接
板26を電柱に当接して締付ける。
【0021】9′は電柱を仮支柱に予め近づけて仮締め
をするための別の電柱拘持部で、一対のワイヤー装着板
31に管体1の挿通孔32を設け、その装着板31を所
定の間隔を存してボルト33で締付け、その装着板31
間と電柱にワイヤロープ34を巻付け、シメラー等の締
付け具35で締付けるようにしてある。
【0022】14は管体1の電柱支持部3の上端の開閉
蓋で、その上面にクレーンのワイヤを掛ける吊下げ部3
8を設け、かつ開閉蓋の下面両側にL形溝孔付き案内ア
ーム37を設け、該溝孔を通じて締付けボルト36を管
体1の上端に螺合し、該締付けボルトを緩めて開閉蓋1
4の案内アーム37をボルトに沿って回動させ蓋を上方
へ略90度開放可能に備え、管体1の吊下げ時には蓋を
閉じて締付けボルトで締付け固定して吊下げ部を吊下げ
可能とし、又管体1内の回転軸4の操作部13の操作
時、蓋を開いて操作部13を露出させ、操作を終えると
蓋を閉じて締付けボルト36で締付けて固定できるよう
にする。
【0023】図10は管体1の別の実施例で電柱支持部
3と埋込み部2を分離構造としたものを示す。この実施
例では埋込み部2の上部を地中より若干突出して受止め
る受止板25′を設け、その埋込み部2の上部の外径に
電柱支持部3の下端の内径を被嵌可能に設け、かつ回転
軸4は前記実施例より短かくして埋込み部2の上部より
若干突出状とし、その上端に操作部13′を設けてあ
る。なお、埋込み部内のアウトリガーを地中残存部に圧
接固定する手段、上部の電柱支持部の電柱拘持部の構成
は前記実施例とほぼ同じである。
【0024】また電柱支持部、埋込み部を分離したの
で、クレーンで別個に吊下げる必要があり、電柱支持部
3には上端に吊下げ部38′を設け、かつ埋込み部2に
は受止め板25′に吊下げ部39を設ける。
【0025】さらに、電柱支持部3と埋込み部2との結
合手段として、例えば、埋込み部2の上端外周に軸方向
の凹溝40を設け、電柱支持部3の下部内周に凸条41
を形成し、凸条41を凹溝40に落し込み、係合固定す
るようにしてある。
【0026】この発明の折損電柱仮支持工法による仮復
旧工事を図7乃至図9の実施例で説明すると、折損電柱
の折損部分の鉄筋を切断して地上残存部Bを地中残存部
Aから分離し、クレーン車で地上残存部Bを保持し、一
方、仮支柱のアウトリガー7を引込ませた状態で仮支柱
の吊下げ部38にクレーンのワイヤーを掛けて、仮支柱
を吊上げ、折損電柱の地中残存部Aの孔に挿入する。
【0027】吊下げ部38の蓋14の締付けボルト36
を緩めて蓋14を外方へ開き、ラチェットを回転軸4の
操作部13へ嵌合して回動させ、回転軸4の回転により
作動軸5を摺動し、起伏アーム6によりアウトリガー7
をガイド溝11に沿って移動して貫通孔8より外方へ突
出させ、回転軸4を回動が停止するまで回わしてアウト
リガー7を地中残存部Aの孔の内壁aに圧接固定させ、
仮支柱を地中残存部に直立状に立てる。
【0028】次いで、クレーン車で保持した折損電柱の
地上残存部Bを地中残存部に立てた仮支柱に近づけ、電
柱拘持部9′と電柱にワイヤロープ34を巻付けてシメ
ラーを用いて地上残存部Bを仮支柱に引寄せて仮止めす
る。
【0029】しかる後、仮支柱の複数箇所の電柱拘持部
9と電柱にチェーン10を巻付け、ボルト、ナットを締
付けて固定して折損電柱を仮保持して、速やかに送電復
旧を可能とする。
【0030】仮支持した折損電柱を新しい電柱と建て替
えるため仮支柱を抜くときは、蓋を開いて回転軸を逆方
向に回わすことによりアウトリガーを引込めれば地中残
存部より支柱を簡単に抜脱することができる。
【0031】図10の分離型の実施例の場合にはクレー
ン車で先ず埋込み部の吊下げ部39を吊上げて地中残存
部Aの孔に挿入し、回転軸4の操作部13′を工具で回
転し前記と同様にアウトリガーを地中残存部に圧接固定
させ、埋込み部を直立状に立て、しかる後、クレーン車
で電柱支持部3を吊上げて直立させた埋込み部に嵌合し
て落し込んで固定し、仮支柱を地中残存部に直立状に立
てる。それ以後の作業は前記実施例と同様である。
【0032】
【発明の効果】この発明の折損電柱仮支持工法によれ
ば、仮支柱を折損電柱の地中残存部に挿入し、支柱内の
回転軸を廻わすだけの簡単な操作でアウトリガーを地中
残存部の内壁に圧接固定し、支柱を直立状に立てること
ができ、その支柱に折損電柱の地上残存部をクレーンを
利用して近付け、支柱の電柱拘持部でチェーン、ワイヤ
ー等で締付けるだけで、折損電柱の地上残存部の仮保持
工事を極めて短時間で行うことができ、速やかに送電復
旧ができる。従来に比較し少人数で労力を要さず大巾に
時間が短縮された効果は大きい。
【0033】この発明の折損電柱仮支柱によれば、回転
軸を操作手段で回転すると作動軸、起伏アームを介しア
ウトリガーを外方、例えば四方、六方へ均等に突出さ
せ、地中残存部の孔の内面に均等に圧接固定できるか
ら、支柱を地中残存部に簡単に直立状に固定でき、折損
電柱の仮支持を従来に比して格段に安定させ強度を向上
させることができる。従って、本建て替えまでに長期を
要しても十分その安定した強度を保つことができる。新
しい電柱と建て替えるため仮支柱を抜くときは、回転軸
を逆に回すだけでアウトリガーを引込めて地中残存部よ
り支柱を簡単に抜脱することができ効率よく建て替えが
できるようになった。
【0034】管体の上下一体型は分離型より重量は増す
が、クレーン等の機動力を使用すればよく、上下の嵌め
込み固定作業が不要となる。又分離構造とすれば地上付
近で回転軸の操作が可能で、電柱支持部に回転軸と支持
枠が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の折損電柱仮支柱の正面図である。
【図2】アウトリガーを引込めた状態の同縦断面図であ
る。
【図3】アウトリガーを突出させた状態の同縦断面図で
ある。
【図4】アウトリガーの出没機構を示す拡大縦断面図で
ある。
【図5】同横断面図である。
【図6】電柱拘持部の平面図である。
【図7】仮支柱を地中残存部へ挿入前の斜視図である。
【図8】仮支柱を地中残存部へ挿入し圧接固定した状態
の斜視図である。
【図9】地中残存部に立てた支柱に地上残存部を締付け
仮支持した状態の斜視図である。
【図10】仮支柱の別の実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
A 折損電柱の地中残存部 a 内壁 B 折損電柱の地上残存部 1 管体 2 埋込み部 3 電柱支持部 4 回転軸 5 作動軸 6 起伏アーム 7 アウトリガー 8 貫通孔 9 電柱拘持部 10 チェーン 11 ガイド溝 12 支持側板 13 操作部 14 開閉蓋
フロントページの続き (72)発明者 加納 賢二 岐阜県多治見市本町4−35 中部電力株式 会社多治見営業所内 (72)発明者 斉木 国夫 愛知県名古屋市熱田区白鳥町2−12−2 (72)発明者 荒木 昌彦 三重県四日市市黄金町58番地 内田鍛工株 式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部を折損電柱の地中残存部(A)の孔
    に挿入する埋込み部(2)、上部を折損電柱の地上残存
    部(B)に添わせる電柱支持部(3)とした管体(1)
    の埋込み部(2)を折損電柱の地中残存部(A)の孔に
    挿入してから、管体(1)内に備えた回転軸(4)を適
    宜操作手段で回動させて作動軸(5)、起伏アーム
    (6)を介して複数のアウトリガー(7)を埋込み部周
    面の貫通孔(8)を通じて外方へ突出させて地中残存部
    (A)の内壁(a)に圧接固定させ、次いで、管体
    (1)の電柱支持部(3)に折損電柱の地上残存部
    (B)を適宜移動手段で近付け、該地上残存部(B)と
    電柱支持部(3)の複数箇所の電柱拘持部(9)にチェ
    ーン(10)、ワイヤー等を巻付け適宜締付け具で締付
    け仮支持することを特徴とする折損電柱仮支持工法。
  2. 【請求項2】 長尺の管体(1)の下部を折損電柱の地
    中残存部(A)の孔に挿入する埋込み部(2)、かつ、
    その上部を折損電柱の地上残存部(B)に添わせる電柱
    支持部(3)とし、管体(1)内に備えた回転軸(4)
    に関連作動可能に連設させる作動軸(5)の運動により
    起伏アーム(6)を介してアウトリガー(7)を作動軸
    と直交する方向の運動に変換させ埋込み部(2)の周面
    の貫通孔(8)を通じて出没可能に備え、該アウトリガ
    ーを地中残存部(A)の内壁(a)に圧接固定可能に設
    け、かつ、前記電柱支持部(3)の複数箇所に任意の間
    隔をおいて電柱拘持部(9)を備えたことを特徴とする
    折損電柱仮支柱。
  3. 【請求項3】 アウトリガー(7)を地中残存部(A)
    の内壁(a)に圧接固定する手段として、管体(1)の
    上部の電柱支持部(3)より下部の埋込み部(2)へ回
    転軸(4)を回転自由に備え、埋込み部(2)内におい
    て回転軸(4)の回転運動を軸方向の摺動運動に変換可
    能に作動軸(5)と連設し、該作動軸(5)に所定の間
    隔で起伏アーム(6)を起伏自在に連結し、該アーム
    (6)にアウトリガー(7)を枢支すると共に該アウト
    リガーを管体内の支持側板(12)に前記作動軸(5)
    と直交方向に穿ったガイド溝(11)に沿って移動可能
    に設け、作動軸(5)の摺動運動でアウトリガー(7)
    を貫通孔(8)を通じて出没可能に設け、地中残存部
    (A)の内壁(a)に圧接固定可能とした請求項2記載
    の折損電柱仮支柱。
  4. 【請求項4】 管体(1)内に備えた回転軸(4)の操
    作部(13)を管体(1)の電柱支持部(3)の上端に
    位置させ、上端に吊下げ部付開閉蓋(14)を設けた請
    求項2および3記載の折損電柱仮支柱。
  5. 【請求項5】 管体(1)の電柱支持部(3)と埋込み
    部(2)を分離構造として相互に嵌合可能に設け、埋込
    み部(2)の上部に回転軸(4)の操作部(13′)を
    備えた請求項2記載の折損電柱仮支柱。
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Cited By (6)

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