JPH01190831A - 構造物地中圧入装置 - Google Patents
構造物地中圧入装置Info
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- JPH01190831A JPH01190831A JP1246788A JP1246788A JPH01190831A JP H01190831 A JPH01190831 A JP H01190831A JP 1246788 A JP1246788 A JP 1246788A JP 1246788 A JP1246788 A JP 1246788A JP H01190831 A JPH01190831 A JP H01190831A
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims abstract description 45
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims abstract description 45
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 6
- 239000000956 alloy Substances 0.000 claims 1
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 claims 1
- 238000004873 anchoring Methods 0.000 abstract 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 241000218691 Cupressaceae Species 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、一定間隔で固定された多数の係合金具を有
する鋼線材を反力支承部材として利用して、コンクリー
トケーソン等の構造物を地中に圧入する装置に関するも
のである。
する鋼線材を反力支承部材として利用して、コンクリー
トケーソン等の構造物を地中に圧入する装置に関するも
のである。
従来、ケーソン等の構造物を地中に圧入する装置として
は、実公昭61−2791号公報により公表されている
ように、下端部および中間部に保合用膨出部を備えてい
るロッドの上部に雄ねじを設け、かつそのロッドの下端
部に雌ねじ孔を設けて、鋼製ロッドユニットに構成し、
地盤上に設置されたケーソンからなる構造物の上部に桁
材の中間部を載置し、その桁材の両端部の下方において
アンカーロッドを地盤に挿入階上し、各アンカーロッド
の上端部に、多数のロッドユニットに螺合連結して構成
した反力支承ロッドの下端部を連結し、前記桁材の両端
部に下部自動チャック装置を備えている支持部材を載置
し、その支持部材に載置された押下用ヅヤノキの上端部
に、上部自動チャック装置を設け、前記反力支承ロッド
を下部自動チャック装置と押下用ジャッキと上部自動チ
ャック装置とに挿通した圧入装置が知られている。
は、実公昭61−2791号公報により公表されている
ように、下端部および中間部に保合用膨出部を備えてい
るロッドの上部に雄ねじを設け、かつそのロッドの下端
部に雌ねじ孔を設けて、鋼製ロッドユニットに構成し、
地盤上に設置されたケーソンからなる構造物の上部に桁
材の中間部を載置し、その桁材の両端部の下方において
アンカーロッドを地盤に挿入階上し、各アンカーロッド
の上端部に、多数のロッドユニットに螺合連結して構成
した反力支承ロッドの下端部を連結し、前記桁材の両端
部に下部自動チャック装置を備えている支持部材を載置
し、その支持部材に載置された押下用ヅヤノキの上端部
に、上部自動チャック装置を設け、前記反力支承ロッド
を下部自動チャック装置と押下用ジャッキと上部自動チ
ャック装置とに挿通した圧入装置が知られている。
そしてこの圧入装置により構造物を地中に圧入する場合
は、上部自動チャック装置に反力支承ロッドの係合用膨
出埋金係合させた状態で、押下用ジャッキを伸長させる
動作と、下部自動チャック装置に反力支承ロッドの係合
用膨出部を係合させた状態で、押下用ジャッキを短縮さ
せる動作とを反復して行なっている。
は、上部自動チャック装置に反力支承ロッドの係合用膨
出埋金係合させた状態で、押下用ジャッキを伸長させる
動作と、下部自動チャック装置に反力支承ロッドの係合
用膨出部を係合させた状態で、押下用ジャッキを短縮さ
せる動作とを反復して行なっている。
しかるに、前記従来の構造物地中圧入装置の場合は、鋼
材に切削加工と雄ねじ刻設加工と雌ねじ孔形成加工とを
施してロッドユニットを製作し、かつ多数のロッドユニ
ットを螺合連結して反力支承ロンドを組立ねばならない
ので、反力支承ロッドの製作費が著しく高くなると共に
重量が重くなり、反力支承ロッドを異なる場所に運搬し
て反復使用する場合は、ロッドユニットの分解および組
立作業を行なわねばならないので煩雑であり、さらに反
力支承ロッドに曲がり変形が生じた場合は、施工現場で
曲がり変形を容易に矯正することができないという問題
がある。
材に切削加工と雄ねじ刻設加工と雌ねじ孔形成加工とを
施してロッドユニットを製作し、かつ多数のロッドユニ
ットを螺合連結して反力支承ロンドを組立ねばならない
ので、反力支承ロッドの製作費が著しく高くなると共に
重量が重くなり、反力支承ロッドを異なる場所に運搬し
て反復使用する場合は、ロッドユニットの分解および組
立作業を行なわねばならないので煩雑であり、さらに反
力支承ロッドに曲がり変形が生じた場合は、施工現場で
曲がり変形を容易に矯正することができないという問題
がある。
この発明は前述の問題を有利に解決できる構造物地中圧
入装置を提供することを目的とするものであって、この
発明の要旨とするところは、地中に圧入される構造物1
の上部に桁材2の中間部が載置され、その桁材2の両端
部に下部自動チャック装置6および押下用ジャッキ4が
載置され、その押下用ジャッキ4の上部に上部自動チャ
ック装置5が載置され、構造物1の外側において地盤6
に繋止部材7が固定され、前記上部自動チャック装置5
の上方に配置された支承部材8は、前記繋止部材7に固
定された垂直な支持部材9に取付けられ、鋼線材10に
多数の係合金具11を一定間隔て固定して構成した係合
金具付き鋼線材12の下端部は、前記下部自動チャック
装置6の下方において繋止部材7に連結され、前記係合
金具付き鋼線材12は、前記下部自動チャック装置3と
上部自動チャック装置5と支承部材8とに挿通され、前
記各自動チャック装置は、係合金具係止位置および開放
位置に回動される係止片13と、その係止片13を係合
金具係止位置に向かって回動するように働く付勢部材1
4とを備えていることを特徴とする構造物地中圧入装置
にある。
入装置を提供することを目的とするものであって、この
発明の要旨とするところは、地中に圧入される構造物1
の上部に桁材2の中間部が載置され、その桁材2の両端
部に下部自動チャック装置6および押下用ジャッキ4が
載置され、その押下用ジャッキ4の上部に上部自動チャ
ック装置5が載置され、構造物1の外側において地盤6
に繋止部材7が固定され、前記上部自動チャック装置5
の上方に配置された支承部材8は、前記繋止部材7に固
定された垂直な支持部材9に取付けられ、鋼線材10に
多数の係合金具11を一定間隔て固定して構成した係合
金具付き鋼線材12の下端部は、前記下部自動チャック
装置6の下方において繋止部材7に連結され、前記係合
金具付き鋼線材12は、前記下部自動チャック装置3と
上部自動チャック装置5と支承部材8とに挿通され、前
記各自動チャック装置は、係合金具係止位置および開放
位置に回動される係止片13と、その係止片13を係合
金具係止位置に向かって回動するように働く付勢部材1
4とを備えていることを特徴とする構造物地中圧入装置
にある。
次にこの発明を図示の例によって詳細に説明する。
第1図ないし第10図はこの発明の第1実施例を示すも
のであって、地中に圧入されたコンクリートケーソンか
らなる構造物1の上部に、平行に配置された複数の鋼製
桁材2の中間部が、木製受材15を介して載置され、か
つ桁材2の両端部には、周囲の4箇所に自動チャック部
13を備えている下部自動チャック装置6の台盤17と
、液圧式センターホールジャッキからなる押下用ジャッ
キ4とが載置され、さらに押下用ジャッキ4の上部には
、周囲の4箇所に自動チャック部18を備えている上部
自動チャック装置5の台盤19が載置されてボルト62
により固定されている。
のであって、地中に圧入されたコンクリートケーソンか
らなる構造物1の上部に、平行に配置された複数の鋼製
桁材2の中間部が、木製受材15を介して載置され、か
つ桁材2の両端部には、周囲の4箇所に自動チャック部
13を備えている下部自動チャック装置6の台盤17と
、液圧式センターホールジャッキからなる押下用ジャッ
キ4とが載置され、さらに押下用ジャッキ4の上部には
、周囲の4箇所に自動チャック部18を備えている上部
自動チャック装置5の台盤19が載置されてボルト62
により固定されている。
前記構造物1の外側の地盤乙に、桁材2の端部の下方に
位置する鋼製繋止部材7が載置され、その繋止部材7は
、地盤乙に挿入された複数のアンカーロッド20とその
アンカーロッド20の上部に螺合された雌ねじ筒21と
により地盤6に固定され、垂直な鋼棒からなる支持部材
9は、前記押下用ジャッキ4と台盤17.19の中央孔
とに挿通され、かつその支持部材9の下端の雄ねじ部は
前記雌ねじ筒21に螺合連結され、さらに前記上部自動
チャック装置5の上方に配置された支承部材8の中央部
に支持部材9の上部が挿通され、支持部材9の上部に螺
合された下部把持ナツト22および上部把持ナツト23
により支承部材8が支持部材9に固定されている。
位置する鋼製繋止部材7が載置され、その繋止部材7は
、地盤乙に挿入された複数のアンカーロッド20とその
アンカーロッド20の上部に螺合された雌ねじ筒21と
により地盤6に固定され、垂直な鋼棒からなる支持部材
9は、前記押下用ジャッキ4と台盤17.19の中央孔
とに挿通され、かつその支持部材9の下端の雄ねじ部は
前記雌ねじ筒21に螺合連結され、さらに前記上部自動
チャック装置5の上方に配置された支承部材8の中央部
に支持部材9の上部が挿通され、支持部材9の上部に螺
合された下部把持ナツト22および上部把持ナツト23
により支承部材8が支持部材9に固定されている。
前記支承部材8の周囲に、その支承部材8の周縁に開口
する4つの線材嵌込用スリット24が等角度間隔で設け
られ、かつ前記支承部材8にはスリット24の両側にお
いてビン孔25が設けられている。
する4つの線材嵌込用スリット24が等角度間隔で設け
られ、かつ前記支承部材8にはスリット24の両側にお
いてビン孔25が設けられている。
ワイヤローブからなる鋼線材10に、楔孔を有する多数
の筒状の鋼製係合金具11が一定間隔で嵌設されて円弧
状断面の複数の楔26により固定され、かつ前記鋼線材
10の一端部に、螺杆27を有するソケット28が固着
され、前記鋼線材10とこれに固定された多数の保合金
具11とからなる係合金具付き鋼線材12は、前記下部
自動チャック装置6における自動チャック部13と上部
自動チャック装置5における自動チャック部18とに挿
通され、前記鋼線材1日の端部に固着されたソケット2
8の螺杆27は、繋止部材7に固定された雌ねじ部材2
9に螺合連結され、さらに前記*線材10は支承部材8
のスリット24に側方から挿入され、鋼線材外れ止め用
コ字状ピン30の両脚は支承部材8におけるスリット2
4の両側のビン孔25に上方から挿通されている。
の筒状の鋼製係合金具11が一定間隔で嵌設されて円弧
状断面の複数の楔26により固定され、かつ前記鋼線材
10の一端部に、螺杆27を有するソケット28が固着
され、前記鋼線材10とこれに固定された多数の保合金
具11とからなる係合金具付き鋼線材12は、前記下部
自動チャック装置6における自動チャック部13と上部
自動チャック装置5における自動チャック部18とに挿
通され、前記鋼線材1日の端部に固着されたソケット2
8の螺杆27は、繋止部材7に固定された雌ねじ部材2
9に螺合連結され、さらに前記*線材10は支承部材8
のスリット24に側方から挿入され、鋼線材外れ止め用
コ字状ピン30の両脚は支承部材8におけるスリット2
4の両側のビン孔25に上方から挿通されている。
前記下部自動チャック装置3および上部自動チャック装
置5は、台盤17.19に対し横軸31により枢着され
た一対の係止片1ろと、その係止片13を係合金具係止
位置すなわち係合金具11の水平な下面に係合させる位
置に回動させるように回動させるばねからなる付勢部材
14とを備えている。なお自動チャック装置の詳細構造
は前記実公昭61−27913号公報に示され公知であ
るので、その詳細説明を省略する。
置5は、台盤17.19に対し横軸31により枢着され
た一対の係止片1ろと、その係止片13を係合金具係止
位置すなわち係合金具11の水平な下面に係合させる位
置に回動させるように回動させるばねからなる付勢部材
14とを備えている。なお自動チャック装置の詳細構造
は前記実公昭61−27913号公報に示され公知であ
るので、その詳細説明を省略する。
前記第1実施例の装置において、押下用ジヤツキ4を伸
長させると、上部自動チャック装置5における係止片1
3が、係合金具付き鋼線材12における係合金具11の
下面に係合された状態で、押下用ジャッキ4におけるシ
リンダが下降されるので、そのシリンダにより桁材2を
ブrして構造物1が下向きに押圧されて地中に圧入され
、次に前記押下用ノヤンキ4を短縮させると、下部自動
チャック装置ろにおける係止片13に、係合金具付きv
!4線材12における係合金具11の下面が係合された
状態で、押下用ジャッキ4における中空ピストンと上部
自動チャック装置5とが下降する。
長させると、上部自動チャック装置5における係止片1
3が、係合金具付き鋼線材12における係合金具11の
下面に係合された状態で、押下用ジャッキ4におけるシ
リンダが下降されるので、そのシリンダにより桁材2を
ブrして構造物1が下向きに押圧されて地中に圧入され
、次に前記押下用ノヤンキ4を短縮させると、下部自動
チャック装置ろにおける係止片13に、係合金具付きv
!4線材12における係合金具11の下面が係合された
状態で、押下用ジャッキ4における中空ピストンと上部
自動チャック装置5とが下降する。
したがって、押下用ジャッキ4の伸縮動作を反復して行
なわせることにより、構造物1を間欠的に押下げて地中
に圧入していくことができる。
なわせることにより、構造物1を間欠的に押下げて地中
に圧入していくことができる。
なお下部自動チャック装置6および上部自動チャック装
置5が係合金具付き鋼線材12に対し相対的に下降移動
される場合は、係合金具11により付勢部材14の力に
抗して係止片13が自動的に開放位置に回動される。
置5が係合金具付き鋼線材12に対し相対的に下降移動
される場合は、係合金具11により付勢部材14の力に
抗して係止片13が自動的に開放位置に回動される。
第12図ないし第14図はこの発明の第2実施例を示す
ものであって、センターホールを有しない普通の液圧ジ
ャッキからなる押下用ジャッキ4が用いられ、かつ垂直
な2本の支持部材9は押下用ジャッキ4の直径方向の両
側において台盤17゜19と支承部材8とに挿通され、
さらに各支持部材9の下端部は繋止部材7に固着された
雌ねじ部材66に螺合連結されているが、その他の構成
は第1実施例の場合と同様である。
ものであって、センターホールを有しない普通の液圧ジ
ャッキからなる押下用ジャッキ4が用いられ、かつ垂直
な2本の支持部材9は押下用ジャッキ4の直径方向の両
側において台盤17゜19と支承部材8とに挿通され、
さらに各支持部材9の下端部は繋止部材7に固着された
雌ねじ部材66に螺合連結されているが、その他の構成
は第1実施例の場合と同様である。
この発明を実施する場合、第11図に示すように、鋼製
スリーブからなる係合金具11に鋼線材10を挿通し、
その係合金具11に外周から圧縮力を加えて、その係合
金具11を鋼線材10に対し圧縮固定してもよい。また
鋼線材としては、撚線を使用しないで、1本の鋼線を使
用してもよい。
スリーブからなる係合金具11に鋼線材10を挿通し、
その係合金具11に外周から圧縮力を加えて、その係合
金具11を鋼線材10に対し圧縮固定してもよい。また
鋼線材としては、撚線を使用しないで、1本の鋼線を使
用してもよい。
係合金具付き鋼線材12が支承部材8から外れるのを防
止する手段としては、図示以外の任意の外れ止め手段を
採用してもよい。また押下用ジャッキ4に付属する係合
金具付き鋼線材12の本数を増減変更してもよい。
止する手段としては、図示以外の任意の外れ止め手段を
採用してもよい。また押下用ジャッキ4に付属する係合
金具付き鋼線材12の本数を増減変更してもよい。
この発明によれば、引張強度の大きい鋼線材10に多数
の係合金具11を一定間隔で固定して係合金具付き鋼線
材12を構成するので、前記従来の保合用膨出部と雄ね
じと雌ねじ孔とを備えている多数の鋼製ロッドユニット
を螺合連結して構成した反力支承ロッドに比べて、低コ
ストで製作することができると共に軽量に製作すること
ができ、かつ係合金具付き鋼線材12を異なる場所に運
搬して反復使用する場合は、係合金具付き鋼線材12を
巻いて容易に運搬することができると共に、使用場所で
展開するだけで容易に直線状にすることができ、さらに
上部自動チャック装置5の上方に配置された支承部材8
は、素止部材7に固定された支持部材9に取付けられ、
下端部が素止部材7に連結されている係合金具付き鋼線
材12は、下部自動チャック装置6と上部自動チャック
装置5と支承部材8とに挿通されているので、係合金具
付き鋼線材12を素止部材7の部分から上部自動チャッ
ク装置5の上方位置まで垂直状態に保持することができ
、そのため押下用ジャッキ4を短縮した場合、上部自動
チャック装置5をスムースに下降移動させることができ
る等の効果が得られる。
の係合金具11を一定間隔で固定して係合金具付き鋼線
材12を構成するので、前記従来の保合用膨出部と雄ね
じと雌ねじ孔とを備えている多数の鋼製ロッドユニット
を螺合連結して構成した反力支承ロッドに比べて、低コ
ストで製作することができると共に軽量に製作すること
ができ、かつ係合金具付き鋼線材12を異なる場所に運
搬して反復使用する場合は、係合金具付き鋼線材12を
巻いて容易に運搬することができると共に、使用場所で
展開するだけで容易に直線状にすることができ、さらに
上部自動チャック装置5の上方に配置された支承部材8
は、素止部材7に固定された支持部材9に取付けられ、
下端部が素止部材7に連結されている係合金具付き鋼線
材12は、下部自動チャック装置6と上部自動チャック
装置5と支承部材8とに挿通されているので、係合金具
付き鋼線材12を素止部材7の部分から上部自動チャッ
ク装置5の上方位置まで垂直状態に保持することができ
、そのため押下用ジャッキ4を短縮した場合、上部自動
チャック装置5をスムースに下降移動させることができ
る等の効果が得られる。
第1図ないし第10図はこの発明の第1実施例を示すも
のであって、第1図は構造物地中圧入装置の使用状態を
示す一部縦断側面図、第2図はその一部切欠平面図、第
3図は第1図のA−A線断面図、第4図は第1図の一部
を拡大して示す一部切欠縦断側面図、第5図は第4図の
B−B線断面図、第6図は自動チャック部を示す縦断側
面図、第7図は素止部材の同定部および鋼線材の下端の
連結部を示す縦断側面図、第8図は支承部材における係
合金具付き鋼線材の外れ止め部を示す側面図、第9図は
支承部材の平面図、第10図は係合金具付き鋼線材の一
部を示す一部縦断側面図である。第11図は係合金具付
き鋼線材の他の例を示す一部縦断側面図、第12図ない
し第14図はこの発明の第2実施例を示すものであって
、第12図は構造物地中圧入装置の使用状態を示す一部
縦断側面図、第13図は第12図のC−C線拡大断面図
、第14図は第12図のD−D線拡大断面図である。 図において、1は構潰物、2は桁材、6は下部自動チャ
ック装置、4は押下用ジャッキ、5は上部自動チャック
装置、6は地盤、7は素止部材、8は支承部材、9は支
持部材、10は鋼線材、11は係合金具、12は係合金
具付き鋼線材、13は係止片、14は付勢部材、13は
自動チャック部、17は台盤、18は自動チャック部、
19は台盤、20はアンカーロンド、21は雌ねじ筒、
22は下部把持ナツト、26は上部把持ナツト、24は
線材嵌込用スリット、25はビン孔、26は楔、27は
螺杵、28はソケット、29は雌ねじ部材、60は鋼線
材外れ止め用コ字状ビンである。
のであって、第1図は構造物地中圧入装置の使用状態を
示す一部縦断側面図、第2図はその一部切欠平面図、第
3図は第1図のA−A線断面図、第4図は第1図の一部
を拡大して示す一部切欠縦断側面図、第5図は第4図の
B−B線断面図、第6図は自動チャック部を示す縦断側
面図、第7図は素止部材の同定部および鋼線材の下端の
連結部を示す縦断側面図、第8図は支承部材における係
合金具付き鋼線材の外れ止め部を示す側面図、第9図は
支承部材の平面図、第10図は係合金具付き鋼線材の一
部を示す一部縦断側面図である。第11図は係合金具付
き鋼線材の他の例を示す一部縦断側面図、第12図ない
し第14図はこの発明の第2実施例を示すものであって
、第12図は構造物地中圧入装置の使用状態を示す一部
縦断側面図、第13図は第12図のC−C線拡大断面図
、第14図は第12図のD−D線拡大断面図である。 図において、1は構潰物、2は桁材、6は下部自動チャ
ック装置、4は押下用ジャッキ、5は上部自動チャック
装置、6は地盤、7は素止部材、8は支承部材、9は支
持部材、10は鋼線材、11は係合金具、12は係合金
具付き鋼線材、13は係止片、14は付勢部材、13は
自動チャック部、17は台盤、18は自動チャック部、
19は台盤、20はアンカーロンド、21は雌ねじ筒、
22は下部把持ナツト、26は上部把持ナツト、24は
線材嵌込用スリット、25はビン孔、26は楔、27は
螺杵、28はソケット、29は雌ねじ部材、60は鋼線
材外れ止め用コ字状ビンである。
Claims (1)
- 地中に圧入される構造物1の上部に桁材2の中間部が載
置され、その桁材2の両端部に下部自動チャック装置3
および押下用ジャッキ4が載置され、その押下用ジャッ
キ4の上部に上部自動チャック装置5が載置され、構造
物1の外側において地盤6に繋止部材7が固定され、前
記上部自動チャック装置5の上方に配置された支承部材
8は、前記繋止部材7に固定された垂直な支持部材9に
取付けられ、鋼線材10に多数の係合金具11を一定間
隔で固定して構成した係合金具付き鋼線材12の下端部
は、前記下部自動チャック装置3の下方において繋止部
材7に連結され、前記係合金具付き鋼線材12は、前記
下部自動チャック装置3と上部自動チャック装置5と支
承部材8とに挿通され、前記各自動チャック装置は、係
合金具係止位置および開放位置に回動される係止片13
と、その係止片13を係合金具係止位置に向かって回動
するように働く付勢部材14とを備えていることを特徴
とする構造物地中圧入装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1246788A JPH01190831A (ja) | 1988-01-25 | 1988-01-25 | 構造物地中圧入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP1246788A JPH01190831A (ja) | 1988-01-25 | 1988-01-25 | 構造物地中圧入装置 |
Publications (2)
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JPH01190831A true JPH01190831A (ja) | 1989-07-31 |
JPH0445614B2 JPH0445614B2 (ja) | 1992-07-27 |
Family
ID=11806166
Family Applications (1)
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JP1246788A Granted JPH01190831A (ja) | 1988-01-25 | 1988-01-25 | 構造物地中圧入装置 |
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Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001508161A (ja) * | 1997-01-09 | 2001-06-19 | ワード カーター,ロバート | 地下パイプの非掘削取替のための装置 |
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-
1988
- 1988-01-25 JP JP1246788A patent/JPH01190831A/ja active Granted
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Publication number | Publication date |
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JPH0445614B2 (ja) | 1992-07-27 |
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