JPH06322973A - ゴンドラ等を位置変化させるための装置 - Google Patents
ゴンドラ等を位置変化させるための装置Info
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- JPH06322973A JPH06322973A JP7210494A JP7210494A JPH06322973A JP H06322973 A JPH06322973 A JP H06322973A JP 7210494 A JP7210494 A JP 7210494A JP 7210494 A JP7210494 A JP 7210494A JP H06322973 A JPH06322973 A JP H06322973A
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- drive
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04G—SCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
- E04G3/00—Scaffolds essentially supported by building constructions, e.g. adjustable in height
- E04G3/28—Mobile scaffolds; Scaffolds with mobile platforms
- E04G3/34—Mobile scaffolds; Scaffolds with mobile platforms characterised by supporting structures provided on the roofs
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04G—SCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
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- E04G3/28—Mobile scaffolds; Scaffolds with mobile platforms
- E04G3/30—Mobile scaffolds; Scaffolds with mobile platforms suspended by flexible supporting elements, e.g. cables
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- Structural Engineering (AREA)
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- Types And Forms Of Lifts (AREA)
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
- Building Environments (AREA)
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】コンパクトで、構成が簡潔で、従って経済的に
製造できる、ゴンドラ等の位置変化装置を提供する。 【構成】ゴンドラ(10)の駆動部材(21;31)
を、走行装置(13)を担持している建物(2)に位置
固定して取り付ける。引張り部材(22;32)の自由
端は、ゴンドラ(10)に固定されている。駆動部材
(21;31)は、個別にまたは一緒に駆動可能であ
り、且つ同方向にまたは互いに逆方向へ制御駆動可能で
ある。
製造できる、ゴンドラ等の位置変化装置を提供する。 【構成】ゴンドラ(10)の駆動部材(21;31)
を、走行装置(13)を担持している建物(2)に位置
固定して取り付ける。引張り部材(22;32)の自由
端は、ゴンドラ(10)に固定されている。駆動部材
(21;31)は、個別にまたは一緒に駆動可能であ
り、且つ同方向にまたは互いに逆方向へ制御駆動可能で
ある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばガイドレールで
支持される走行装置またはアーム部材を用いて鉛直方向
に位置調整可能に懸架されているゴンドラ等の収容装置
または作業装置を位置変化させるための装置に関するも
のである。
支持される走行装置またはアーム部材を用いて鉛直方向
に位置調整可能に懸架されているゴンドラ等の収容装置
または作業装置を位置変化させるための装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】ドイツ特許公告第2404294号公報
により、屋根の稜に沿って移動可能で、アーム部材と、
これに懸架されているゴンドラとを備えた台車が知られ
ている。この台車は、台車が走行することによりゴンド
ラを側方へ移動させることができ、ゴンドラを担持して
いるロープの長さを変化させることによりゴンドラを上
昇または下降させることができ、よって例えば建物の正
面を清掃するためにほとんどどの位置へも達することが
できる。しかしながら、走行可能な台車へのエネルギー
の供給にかなり困難を伴う場合がしばしばある。即ち、
ほとんどの場合ケーブルを携帯せねばならず、走行車輪
による損傷を避けるために、ケーブルを何度も特別の仕
方で案内しなければならない。またこの公知の装置の場
合、ゴンドラを屋根の稜の前に懸架できるようにするた
め、大型のアーム部材を必要とする。さらにこの公知の
欠点は、アーム部材と少なくとも二つの駆動モータとを
備えた台車の重量が大きく、この重量を建物で支えなけ
ればならないこと、また台車を屋根構造体のそばを通過
させたり、カーブの周りで走行させることが困難なこと
である。従って、この公知の台車の構成は適用範囲が非
常に制限されている。
により、屋根の稜に沿って移動可能で、アーム部材と、
これに懸架されているゴンドラとを備えた台車が知られ
ている。この台車は、台車が走行することによりゴンド
ラを側方へ移動させることができ、ゴンドラを担持して
いるロープの長さを変化させることによりゴンドラを上
昇または下降させることができ、よって例えば建物の正
面を清掃するためにほとんどどの位置へも達することが
できる。しかしながら、走行可能な台車へのエネルギー
の供給にかなり困難を伴う場合がしばしばある。即ち、
ほとんどの場合ケーブルを携帯せねばならず、走行車輪
による損傷を避けるために、ケーブルを何度も特別の仕
方で案内しなければならない。またこの公知の装置の場
合、ゴンドラを屋根の稜の前に懸架できるようにするた
め、大型のアーム部材を必要とする。さらにこの公知の
欠点は、アーム部材と少なくとも二つの駆動モータとを
備えた台車の重量が大きく、この重量を建物で支えなけ
ればならないこと、また台車を屋根構造体のそばを通過
させたり、カーブの周りで走行させることが困難なこと
である。従って、この公知の台車の構成は適用範囲が非
常に制限されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、ゴン
ドラ等を位置変化させるための装置を次のように構成す
ること、即ち極めて多面的に使用可能であるばかりでな
く、コンパクトに構成され、構成が簡潔で、従って経済
的に製造できること、走行装置の走行とゴンドラ等の収
容装置または作業装置を高さ調整するために必要な駆動
部材を位置固定して配置することができ、よって駆動部
材へのエネルギーの供給を難なく行なうことができ、し
かも牽引ケーブルまたは引張り管を必要とせず、それに
もかかわらず操作が簡単で作動安定性が高いように構成
することである。
ドラ等を位置変化させるための装置を次のように構成す
ること、即ち極めて多面的に使用可能であるばかりでな
く、コンパクトに構成され、構成が簡潔で、従って経済
的に製造できること、走行装置の走行とゴンドラ等の収
容装置または作業装置を高さ調整するために必要な駆動
部材を位置固定して配置することができ、よって駆動部
材へのエネルギーの供給を難なく行なうことができ、し
かも牽引ケーブルまたは引張り管を必要とせず、それに
もかかわらず操作が簡単で作動安定性が高いように構成
することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、ゴンドラ等の収容装置または作業装置を鉛
直方向及び(または)水平方向へ位置調整するため、互
いに間隔を持って配置される二つの駆動部材が設けら
れ、該駆動部材がそれぞれ、有利には該駆動部材によっ
て巻き付け可能な可撓性の引張り部材を有しているこ
と、駆動部材が、走行装置を担持している建物、または
ゴンドラ等の収容装置または作業装置、または走行装置
に位置固定して取り付けられ、引張り部材の自由端が、
ゴンドラ等の収容装置または作業装置、または建物、ま
たは走行装置に固定されていること、両駆動部材が、個
別にまたは一緒に駆動可能であり、且つ同方向にまたは
互いに逆方向へ制御駆動可能であることを特徴とするも
のである。
決するため、ゴンドラ等の収容装置または作業装置を鉛
直方向及び(または)水平方向へ位置調整するため、互
いに間隔を持って配置される二つの駆動部材が設けら
れ、該駆動部材がそれぞれ、有利には該駆動部材によっ
て巻き付け可能な可撓性の引張り部材を有しているこ
と、駆動部材が、走行装置を担持している建物、または
ゴンドラ等の収容装置または作業装置、または走行装置
に位置固定して取り付けられ、引張り部材の自由端が、
ゴンドラ等の収容装置または作業装置、または建物、ま
たは走行装置に固定されていること、両駆動部材が、個
別にまたは一緒に駆動可能であり、且つ同方向にまたは
互いに逆方向へ制御駆動可能であることを特徴とするも
のである。
【0005】請求項2によれば、引張り部材を引張りロ
ープまたはチェーンによって構成し、引張りロープまた
はチェーンが、走行装置に互いに垂直に配置される有利
には二つの転向プーリにより水平方向から鉛直方向へ転
換可能であるのが合目的である。
ープまたはチェーンによって構成し、引張りロープまた
はチェーンが、走行装置に互いに垂直に配置される有利
には二つの転向プーリにより水平方向から鉛直方向へ転
換可能であるのが合目的である。
【0006】請求項3によれば、駆動部材として、逆転
制御可能な電気的なギアモータが設けられ、該ギアモー
タは、引張りロープを収容するためのロープまたはチェ
ーン胴を有している。
制御可能な電気的なギアモータが設けられ、該ギアモー
タは、引張りロープを収容するためのロープまたはチェ
ーン胴を有している。
【0007】しかし、請求項4によれば、駆動部材とし
て、駆動板、または移動ウィンチ、または巻き上げ装置
を、有利には駆動モータに付設して設けることも可能で
ある。
て、駆動板、または移動ウィンチ、または巻き上げ装置
を、有利には駆動モータに付設して設けることも可能で
ある。
【0008】請求項5によれば、駆動部材が、走行装置
のために設けられているガイドレールの両側に位置固定
して配置され、ゴンドラ等の収容装置または作業装置
が、引張り部材の自由端に懸架されている。
のために設けられているガイドレールの両側に位置固定
して配置され、ゴンドラ等の収容装置または作業装置
が、引張り部材の自由端に懸架されている。
【0009】請求項6によれば、両駆動部材が、ゴンド
ラ等の収容装置または作業装置に取り付けられ、引張り
部材の自由端が、走行装置のために設けられているガイ
ドレールの端部領域において建物に固定されている。
ラ等の収容装置または作業装置に取り付けられ、引張り
部材の自由端が、走行装置のために設けられているガイ
ドレールの端部領域において建物に固定されている。
【0010】請求項7によれば、駆動部材が、走行装置
のために設けられているガイドレールの端部領域、また
はゴンドラ等の収容装置または作業装置に配置され、他
の駆動部材が、ガイドレールの他の端部領域または走行
装置に配置され、そして一方の駆動部材の引張り部材
に、ゴンドラ等の収容装置または作業装置が懸架され、
または引張り部材の自由端が、ガイドレールの端部領域
において建物に固定され、或いは他の引張り部材の自由
端が、走行装置に固定され、またはガイドレールの端部
領域において建物に固定されている。
のために設けられているガイドレールの端部領域、また
はゴンドラ等の収容装置または作業装置に配置され、他
の駆動部材が、ガイドレールの他の端部領域または走行
装置に配置され、そして一方の駆動部材の引張り部材
に、ゴンドラ等の収容装置または作業装置が懸架され、
または引張り部材の自由端が、ガイドレールの端部領域
において建物に固定され、或いは他の引張り部材の自由
端が、走行装置に固定され、またはガイドレールの端部
領域において建物に固定されている。
【0011】一方請求項8によれば、ゴンドラ等の収容
装置または作業装置が、駆動部材の引張り部材により、
アーム部材としての担持台に懸架され、該担持台が、建
物に直接にまたは中間部材を介して支持され、または走
行可能な作業台上に水平方向に位置調整可能に配置され
ているように構成してもよい。
装置または作業装置が、駆動部材の引張り部材により、
アーム部材としての担持台に懸架され、該担持台が、建
物に直接にまたは中間部材を介して支持され、または走
行可能な作業台上に水平方向に位置調整可能に配置され
ているように構成してもよい。
【0012】
【実施例】次に、本発明の実施例を添付の図面を用いて
説明する。
説明する。
【0013】図1から図6までに図示した装置1は、建
物2に取り付けられ、ゴンドラ10を鉛直方向及び水平
方向へ移動させて、例えば建物2の正面3を容易に清掃
するためのものである。装置1は、建物2に保持体12
により固定されるガイドレール11と、ガイドレール1
1上を走行可能な走行装置13と、二つの駆動部材21
と31とを有している。駆動部材21と31は、引張り
部材22と32を介してゴンドラ10と駆動連結されて
いる。走行装置13は、走行ローラ14を用いて、横断
面にてT字形のガイドレール11で支持されている。
物2に取り付けられ、ゴンドラ10を鉛直方向及び水平
方向へ移動させて、例えば建物2の正面3を容易に清掃
するためのものである。装置1は、建物2に保持体12
により固定されるガイドレール11と、ガイドレール1
1上を走行可能な走行装置13と、二つの駆動部材21
と31とを有している。駆動部材21と31は、引張り
部材22と32を介してゴンドラ10と駆動連結されて
いる。走行装置13は、走行ローラ14を用いて、横断
面にてT字形のガイドレール11で支持されている。
【0014】駆動部材21,31として、本実施例の場
合電動機23,33が設けられている。電動機23,3
3は、それぞれ伝動装置24,34を備えている。伝動
装置24,34には、ローブ胴25,35が連結されて
いる。ロープ胴25,35上には、引張りロープ26,
36から成る引張り部材22,32を巻くことができ
る。引張りロープ26,36は、転向プーリ15,1
6,17,18,19,20を介してロープ胴25,3
5とゴンドラ10との間で案内されている。よってゴン
ドラ10は、引張りロープ26,36に懸架されてい
る。電動機23と33は別個にまたは一緒に駆動可能で
あり、且つ同方向または互いに逆方向へ駆動可能であ
る。
合電動機23,33が設けられている。電動機23,3
3は、それぞれ伝動装置24,34を備えている。伝動
装置24,34には、ローブ胴25,35が連結されて
いる。ロープ胴25,35上には、引張りロープ26,
36から成る引張り部材22,32を巻くことができ
る。引張りロープ26,36は、転向プーリ15,1
6,17,18,19,20を介してロープ胴25,3
5とゴンドラ10との間で案内されている。よってゴン
ドラ10は、引張りロープ26,36に懸架されてい
る。電動機23と33は別個にまたは一緒に駆動可能で
あり、且つ同方向または互いに逆方向へ駆動可能であ
る。
【0015】図1の実施例においてゴンドラ10の高さ
を変化させるため、両電動機23と33は互いに逆方向
へ駆動される。従って、ロープ胴25,35の回転方向
に応じて引張りロープ26,36が巻き付けまたは巻き
戻され、その結果ゴンドラ10が上昇または下降せしめ
られる。これにたいして電動機23と33が同方向に駆
動され、ロープ胴25と35が同一の角速度で回転する
と、走行装置13はガイドレール11上を回転方向に応
じて右側または左側へ走行する。もちろん、ロープ胴2
5と35を同一の回転方向へ、しかし異なる角速度で駆
動することも可能で、この場合にはゴンドラ10は側方
へ変位すると同時に、上昇または下降する。
を変化させるため、両電動機23と33は互いに逆方向
へ駆動される。従って、ロープ胴25,35の回転方向
に応じて引張りロープ26,36が巻き付けまたは巻き
戻され、その結果ゴンドラ10が上昇または下降せしめ
られる。これにたいして電動機23と33が同方向に駆
動され、ロープ胴25と35が同一の角速度で回転する
と、走行装置13はガイドレール11上を回転方向に応
じて右側または左側へ走行する。もちろん、ロープ胴2
5と35を同一の回転方向へ、しかし異なる角速度で駆
動することも可能で、この場合にはゴンドラ10は側方
へ変位すると同時に、上昇または下降する。
【0016】図2の実施例では、両駆動部材21と31
がゴンドラ10に取り付けられ、引張り部材22,32
の自由端は枢着部27,37を介して建物2に固定され
ている。従って、駆動部材21,31を制御することに
より、走行装置13をガイドレール11上で走行させる
ことができ、及び(または)ゴンドラ10の高さを変化
させることができる。
がゴンドラ10に取り付けられ、引張り部材22,32
の自由端は枢着部27,37を介して建物2に固定され
ている。従って、駆動部材21,31を制御することに
より、走行装置13をガイドレール11上で走行させる
ことができ、及び(または)ゴンドラ10の高さを変化
させることができる。
【0017】図3の実施例によれば、駆動部材21の引
張り部材22は枢着部27’により走行装置13に固定
されている。よって、駆動部材21(図4に示すごと
く、走行装置13に配置してもよい。この場合引張り部
材22の自由端は枢着部27を介して建物2に固定され
る)を用いて走行装置13はガイドレール11上を走行
することができる。一方ゴンドラ10の高さは、引張り
部材32を介してゴンドラ10に駆動連結されている駆
動部材31により変化する。
張り部材22は枢着部27’により走行装置13に固定
されている。よって、駆動部材21(図4に示すごと
く、走行装置13に配置してもよい。この場合引張り部
材22の自由端は枢着部27を介して建物2に固定され
る)を用いて走行装置13はガイドレール11上を走行
することができる。一方ゴンドラ10の高さは、引張り
部材32を介してゴンドラ10に駆動連結されている駆
動部材31により変化する。
【0018】図5に図示した実施例では、駆動部材31
はゴンドラ10に取り付けられており、引張り部材32
の自由端は、枢着部37により建物2に固定されてい
る。従ってゴンドラ10の高さ調整は、駆動部材31に
より生じる。走行装置13をガイドレール11上で側方
へ変位させるため、駆動部材21を用いる。駆動部材2
1に付設された引張り部材22は、枢着部27’によっ
て走行装置13に連結されている。
はゴンドラ10に取り付けられており、引張り部材32
の自由端は、枢着部37により建物2に固定されてい
る。従ってゴンドラ10の高さ調整は、駆動部材31に
より生じる。走行装置13をガイドレール11上で側方
へ変位させるため、駆動部材21を用いる。駆動部材2
1に付設された引張り部材22は、枢着部27’によっ
て走行装置13に連結されている。
【0019】図6の装置1’では、ゴンドラ10’を保
持するため担持台41が設けられている。担持台41
は、一点鎖線で示した作業台40に配置されるガイドレ
ール43上を走行可能に往復台42により支持されてい
る。作業台40上には二つの駆動部材44と45が設け
られている。駆動部材44,45は、引張り部材46,
47を介してゴンドラ10’に駆動連結されている。こ
の場合引張り部材46,47は、担持台41に取り付け
られた転向プーリ48,49,49’;50,51,5
1’を介して案内されている。
持するため担持台41が設けられている。担持台41
は、一点鎖線で示した作業台40に配置されるガイドレ
ール43上を走行可能に往復台42により支持されてい
る。作業台40上には二つの駆動部材44と45が設け
られている。駆動部材44,45は、引張り部材46,
47を介してゴンドラ10’に駆動連結されている。こ
の場合引張り部材46,47は、担持台41に取り付け
られた転向プーリ48,49,49’;50,51,5
1’を介して案内されている。
【0020】駆動部材44,45を制御することによ
り、ゴンドラ10’は図1の実施例の装置1の場合と同
様に上昇または降下し、及び(または)担持台41は案
内往復台42により側方へ変位することができる。
り、ゴンドラ10’は図1の実施例の装置1の場合と同
様に上昇または降下し、及び(または)担持台41は案
内往復台42により側方へ変位することができる。
【0021】
【発明の効果】本発明にしたがって、ゴンドラ等を位置
変化させるための装置を構成すると、引張り部材を介し
て、該引張り部材に付設されている駆動部材と駆動連結
されるゴンドラ等の収容装置または作業装置を側方へ走
行させることができるばかりでなく、高さの調整も可能
であり、しかもこのために特別の処置を講じたり、或い
はエネルギーを供給するために大がかりな構成を必要と
しない。即ち、有利な構成によれば、二つの駆動部材を
位置固定して配置することができ、その結果駆動部材に
必要なエネルギーを、牽引ロープまたは引張り管を使用
せずに難なく供給することができ、それにもかかわら
ず、適宜に制御される駆動部材を用いてゴンドラ等の収
容装置または作業装置を、これに関係づけられる面内で
自在に位置調整することができる。従って、本発明によ
る装置を建物の正面の清掃装置として使用する場合に
は、建物正面のほとんどどの位置へも短時間で達するこ
とができる。
変化させるための装置を構成すると、引張り部材を介し
て、該引張り部材に付設されている駆動部材と駆動連結
されるゴンドラ等の収容装置または作業装置を側方へ走
行させることができるばかりでなく、高さの調整も可能
であり、しかもこのために特別の処置を講じたり、或い
はエネルギーを供給するために大がかりな構成を必要と
しない。即ち、有利な構成によれば、二つの駆動部材を
位置固定して配置することができ、その結果駆動部材に
必要なエネルギーを、牽引ロープまたは引張り管を使用
せずに難なく供給することができ、それにもかかわら
ず、適宜に制御される駆動部材を用いてゴンドラ等の収
容装置または作業装置を、これに関係づけられる面内で
自在に位置調整することができる。従って、本発明によ
る装置を建物の正面の清掃装置として使用する場合に
は、建物正面のほとんどどの位置へも短時間で達するこ
とができる。
【0022】本発明による構成によれば、走行装置がコ
ンパクトに構成されているので、走行装置を屋根の稜に
沿って走行させることができ、且つ小さな半径のカーブ
の周りを走行させることができる。そして、走行装置と
これに懸架されているゴンドラ等の収容装置または作業
装置だけが位置調整され、駆動部材の位置調整は行われ
ないので、このために必要なエネルギーを従来の構成の
場合に比べて著しく減少させることができる。従って、
本発明による装置は作動安定性が高く、しかも操作が簡
単であり、傾斜部の走行も可能であるので、多面的に且
つ効果的に使用可能である。
ンパクトに構成されているので、走行装置を屋根の稜に
沿って走行させることができ、且つ小さな半径のカーブ
の周りを走行させることができる。そして、走行装置と
これに懸架されているゴンドラ等の収容装置または作業
装置だけが位置調整され、駆動部材の位置調整は行われ
ないので、このために必要なエネルギーを従来の構成の
場合に比べて著しく減少させることができる。従って、
本発明による装置は作動安定性が高く、しかも操作が簡
単であり、傾斜部の走行も可能であるので、多面的に且
つ効果的に使用可能である。
【図1】建物に取り付けられたゴンドラ位置調整装置の
斜視図である。
斜視図である。
【図2】図1の装置に設けられた駆動部材の配置に関す
る他の実施例を示すものである。
る他の実施例を示すものである。
【図3】図1の装置に設けられた駆動部材の配置に関す
る他の実施例を示すものである。
る他の実施例を示すものである。
【図4】図1の装置に設けられた駆動部材の配置に関す
る他の実施例を示すものである。
る他の実施例を示すものである。
【図5】図1の装置に設けられた駆動部材の配置に関す
る他の実施例を示すものである。
る他の実施例を示すものである。
【図6】ゴンドラ位置調整装置の変形例を示すものであ
る。
る。
1 ゴンドラ位置調整装置 2 建物 10 ゴンドラ 11 ガイドレール 13 走行装置 21,31 駆動部材 22,32 引張り部材
Claims (8)
- 【請求項1】 例えばガイドレール(11)で支持され
る走行装置(13)またはアーム部材を用いて鉛直方向
に位置調整可能に懸架されているゴンドラ(10)等の
収容装置または作業装置を位置変化させるための装置に
おいて、 ゴンドラ(10)等の収容装置または作業装置を鉛直方
向及び(または)水平方向へ位置調整するため、互いに
間隔を持って配置される二つの駆動部材(21;31)
が設けられ、該駆動部材(21;31)がそれぞれ、有
利には該駆動部材(21;31)によって巻き付け可能
な可撓性の引張り部材(22;32)を有しているこ
と、 駆動部材(21;31)が、走行装置(13)を担持し
ている建物(2)、またはゴンドラ(10)等の収容装
置または作業装置、または走行装置(13)に位置固定
して取り付けられ、引張り部材(22;32)の自由端
が、ゴンドラ(10)等の収容装置または作業装置、ま
たは建物(2)、または走行装置(13)に固定されて
いること、 両駆動部材(21;31)が、個別にまたは一緒に駆動
可能であり、且つ同方向にまたは互いに逆方向へ制御駆
動可能であること、を特徴とする装置。 - 【請求項2】 引張り部材(22;23)が引張りロー
プ(23;33)またはチェーンによって構成され、引
張りロープ(23;33)またはチェーンが、走行装置
(13)に互いに垂直に配置される有利には二つの転向
プーリ(16,17または19,20)により水平方向
から鉛直方向へ転換可能であることを特徴とする、請求
項1に記載の装置。 - 【請求項3】 駆動部材(21;31)として、逆転制
御可能な電気的なギアモータ(23,24;33,3
4)が設けられ、該ギアモータは、引張りロープ(2
2;32)を収容するためのロープまたはチェーン胴
(25;35)を有していることを特徴とする、請求項
1または2に記載の装置。 - 【請求項4】 駆動部材(21;31)として、駆動
板、または移動ウィンチ、または巻き上げ装置が、有利
には駆動モータに付設して設けられていることを特徴と
する、請求項1から3までのいずれか1つに記載の装
置。 - 【請求項5】 駆動部材(21;31)が、走行装置
(13)のために設けられているガイドレール(11)
の両側に位置固定して配置され、ゴンドラ(10)等の
収容装置または作業装置が、引張り部材(22;32)
の自由端に懸架されていることを特徴とする、請求項1
から4までのいずれか1つに記載の装置。 - 【請求項6】 両駆動部材(21;31)が、ゴンドラ
(10)等の収容装置または作業装置に取り付けられ、
引張り部材(22;32)の自由端が、走行装置(1
3)のために設けられているガイドレール(11)の端
部領域において建物(枢着部27;37)に固定されて
いることを特徴とする、請求項1から5までのいずれか
1つに記載の装置。 - 【請求項7】 駆動部材(31)が、走行装置(13)
のために設けられているガイドレール(11)の端部領
域、またはゴンドラ(10)等の収容装置または作業装
置に配置され、他の駆動部材(21)が、ガイドレール
(11)の他の端部領域または走行装置(13)に配置
されていること、 一方の駆動部材(31)の引張り部材(32)に、ゴン
ドラ(10)等の収容装置または作業装置が懸架され、
または引張り部材(32)の自由端が、ガイドレール
(11)の端部領域において建物(枢着部37)に固定
されといること、或いは他の引張り部材(22)の自由
端が、走行装置(13,枢着部27’)に固定され、ま
たはガイドレール(11)の端部領域において建物(枢
着部27)に固定されていることを特徴とする、請求項
1から6までのいずれか1つに記載の装置。 - 【請求項8】 ゴンドラ(10’)等の収容装置または
作業装置が、駆動部材(44;45)の引張り部材(4
6;47)により、アーム部材としての担持台(41)
に懸架され、該担持台(41)が、建物(2)に直接に
または中間部材を介して支持され、または走行可能な作
業台(40)上に水平方向に位置調整可能に配置されて
いることを特徴とする、請求項1から4までのいずれか
1つに記載の装置。
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