JPH06322749A - 連続地中壁用鋼製エレメントの継手シール - Google Patents
連続地中壁用鋼製エレメントの継手シールInfo
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- JPH06322749A JPH06322749A JP13509393A JP13509393A JPH06322749A JP H06322749 A JPH06322749 A JP H06322749A JP 13509393 A JP13509393 A JP 13509393A JP 13509393 A JP13509393 A JP 13509393A JP H06322749 A JPH06322749 A JP H06322749A
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Abstract
や固化材の付着を完全に防止できる継手シールを提供す
ること。 【構成】 鋼製エレメント40の継手41とインターロ
ッキングパイプ20との間を遮蔽する断面略台形を呈す
る帯状部材であって、前記帯状部材の薄肉部31の側面
に面して開設し、鋼製エレメントの継手41を収容可能
な収容溝311と、前記帯状部材の厚肉部32の側面を
インターロッキングパイプの形状に合わせて形成した当
接面とを備えてなる連続地中壁用鋼製エレメントの継手
シール30。
Description
メントの継手シールに関するものである。
がら地盤に溝を掘削した後、端部に継手を具備した鋼製
エレメントを溝内に建込み、鋼製エレメント内にコンク
リートを打設し、鋼製エレメント周囲の泥水に固化材を
注入して行われている。また、コンクリート打設につい
ては、鋼製エレメントの内外に打設する場合やコンクリ
ート打設を行わずに鋼製エレメント内外の泥水を固化材
により固化する場合がある。そして、固化材やコンクリ
ートから鋼製エレメントの継手を防護する方法として
は、次のようなものがある。
Gを使用する方法がある。即ち、固化材Aを注入する前
に、予め溝Bと鋼製エレメントDとの隙間に仕切シート
Fを配設すると共に、継手C内にワイヤGを配置してお
く。そして、固化材注入及びコンクリート打設の後にそ
れぞれ仕切シートF及びワイヤGの撤去を行い、鋼製エ
レメントの継手への固化材付着を回避する。
ントの継手の防護方法には、次のような問題点がある。
図7に示す様に、溝Bの底面まで鋼製エレメントDを建
込む必要がない場合がある。この場合、鋼製エレメント
D内にコンクリートEを打設すると、仕切シートFを設
置しても、エレメントD下面からコンクリートEが流出
して継手C部分に周り込んでしまう。この為、継手C部
分にコンクリートEが付着してしまう。従って、隣に建
込む鋼製エレメントDと連結することができない。
ので、その目的とするところは、鋼製エレメントの継手
におけるコンクリートや固化材の付着を完全に防止でき
る継手シールを提供することにある。
レメントの継手とインターロッキングパイプとの間を遮
蔽する断面略台形を呈する帯状部材であって、前記帯状
部材の薄肉部の側面に面して開設し、鋼製エレメントの
継手を収容可能な収容溝と、前記帯状部材の厚肉部の側
面をインターロッキングパイプの形状に合わせて形成し
た当接面とを備えてなる連続地中壁用鋼製エレメントの
継手シールである。
について説明する。
エレメント40の継手41を収容する収容溝311と、
この収容溝の対向面に形成した閉塞体となるインターロ
ッキングパイプ20との当接面321とを備えたシール
部材であり、掘削溝50内の鋼製エレメント40とイン
ターロッキングパイプ20と間に介装して使用される。
以下各部について詳述する。
周部分を被覆して、継手41にコンクリート等の固化材
が付着するのを防止するためのものである。強化ゴム製
の継手シール30は、断面略台形を呈していて、その薄
肉部31側の側面に面して継手41を収容する収容溝3
11が縦方向に沿って形成されている。収容溝311
は、継手41を密着して外装できる形状に形成してあ
る。継手シール30の厚肉部32の側面には、当接面3
21が形成される。当接面321は、インターロッキン
グパイプ20の周面形状と対応する形状に形成され、掘
削溝50内に充填される固化材が継手シール30とイン
ターロッキングパイプ20との間に侵入しないようにな
っている。
建込み、内部に泥水または砕石を充填して、同じ掘削溝
50内に建込んだ鋼製エレメント40を支持して鋼製エ
レメント40の安定を図るための筒体である。このイン
ターロッキングパイプ20は、掘削溝50を縦方向に仕
切る閉塞体として使用するものである。インターロッキ
ングパイプ20の外径は掘削溝50の幅とほぼ同じ長さ
で形成され、インターロッキングパイプ20の縦方向の
長さは掘削溝50の深度とほぼ同じ深さで形成される。
欠円形断面の継手41を形成する二枚のフランジ板を平
行に配置し、そのフランジ板間にウエブ板を配設したも
のである。
ル30を取り付ける。即ち、鋼製エレメント40の継手
41を収容溝32内に収容して、継手41に沿って継手
シール30を外装する。継手シール30下端からのコン
クリート60の侵入を防止するために、図3に示す様
に、継手シール30の下端をキャップ70で閉塞してお
く。
内に、鋼製エレメント40を継手シール30を取り付け
た状態で建込む。次いでインターロッキングパイプ20
を掘削溝50内に建込む。インターロッキングパイプ2
0の建込みは、図1または図3の様に、インターロッキ
ングパイプ20の周面が鋼製エレメント40に取り付け
た継手シール30の当接面321に当接するように行
う。
継手41は継手シール30で覆われているため、継手4
1の内部及び外部にコンクリート60は付着しない。
材の撤去(図5) コンクリート硬化後、掘削溝50からインターロッキン
グパイプ20を引き抜く。次に、図5に示す様に、継手
シール30を掘削溝50の延長方向に引張って鋼製エレ
メント40から取り外す。継手シール30は弾力性を有
しているので、変形することにより鋼製エレメント40
からの離脱が容易である。また、継手シール30の収容
溝311と当接面321とを接続する面は、収容溝31
1に向けて先細りのテーパー状に形成されているので、
継手シール30を鋼製エレメント40及びコンクリート
60から容易に取り外せる。
て延長する。一方側の継手41にのみ継手シール30を
取り付けた鋼製エレメント40を掘削溝50内に建込
む。この建込み時に、継手シール30を取り付けていな
い継手41を掘削溝50内の鋼製エレメント40の継手
41と連結を行う。掘削溝50内の鋼製エレメント40
の継手41にはコンクリート60の付着がないので、連
結作業を容易に行うことができる。そして、上記した様
な、インターロッキングパイプ20の建込み、コンクリ
ート60打設、鋼製エレメント40及び継手シール30
の撤去の各工程を繰り返して、連続地中壁を構築してい
く。
ル30を一体に設けても良い。この場合、鋼製エレメン
ト40の継手41に継手シール30を取り付けた状態
で、鋼製エレメント40とインターロッキングパイプ2
0とを同時に掘削溝50内に建込み、コンクリート打設
後にインターロッキングパイプ20の引抜きと共に、継
手シール30を継手41から取り外すことになる。
のような効果を得ることができる。 <イ> コンクリート打設時に鋼製エレメントの継手を
継手シールで覆うので、継手にコンクリートが付着する
のを完全に防止することができる。
れているので、掘削溝内の鋼製エレメント及びコンクリ
ートからの離脱が容易に行える。
Claims (1)
- 【請求項1】 鋼製エレメントの継手とインターロッキ
ングパイプとの間を遮蔽する断面略台形を呈する帯状部
材であって、 前記帯状部材の薄肉部の側面に面して開設し、鋼製エレ
メントの継手を収容可能な収容溝と、 前記帯状部材の厚肉部の側面をインターロッキングパイ
プの形状に合わせて形成した当接面とを備えてなる、 連続地中壁用鋼製エレメントの継手シール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13509393A JP2863970B2 (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | 連続地中壁用鋼製エレメントの継手シール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13509393A JP2863970B2 (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | 連続地中壁用鋼製エレメントの継手シール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06322749A true JPH06322749A (ja) | 1994-11-22 |
JP2863970B2 JP2863970B2 (ja) | 1999-03-03 |
Family
ID=15143675
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13509393A Expired - Fee Related JP2863970B2 (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | 連続地中壁用鋼製エレメントの継手シール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2863970B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102638704B1 (ko) * | 2022-10-26 | 2024-02-20 | 주식회사 가우리안 | 지하공간 구조물 벽체를 위한 강재 지중연속벽 및 이의 시공방법 |
-
1993
- 1993-05-14 JP JP13509393A patent/JP2863970B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102638704B1 (ko) * | 2022-10-26 | 2024-02-20 | 주식회사 가우리안 | 지하공간 구조물 벽체를 위한 강재 지중연속벽 및 이의 시공방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2863970B2 (ja) | 1999-03-03 |
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