JP2747568B2 - レジンコンクリートマンホール及びその改造工法 - Google Patents

レジンコンクリートマンホール及びその改造工法

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JP2747568B2 JP2296485A JP29648590A JP2747568B2 JP 2747568 B2 JP2747568 B2 JP 2747568B2 JP 2296485 A JP2296485 A JP 2296485A JP 29648590 A JP29648590 A JP 29648590A JP 2747568 B2 JP2747568 B2 JP 2747568B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は地中レジンコンクリート製マンホール及びフ
レームの補強による改造工法に関する。
(従来の技術) 通信土木設備を構成する管路設備はほとんどが道路下
に設置されており、この中マンホールの設置数の中、約
15%強がレジンコンクリートマンホールが用いられ、そ
の数は年々増加の傾向にある。この理由は、レジンコン
クリートマンホールは従来のセメントコンクリートマン
ホールより機械的強度が高く、作業が容易であり、長期
にわたって道路を占有する必要が少ないためである。こ
れは一般にセメントコンクリートマンホールの如き養生
の必要がないためである。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、道路改良等の移転要請に対しては、レ
ジンコンクリートマンホールの場合、普通はマンホール
全部を撤去し、新たに別の場所に新設する方法が用いら
れている。
これを第4図について説明すると、図においてbは車
道、cは歩道で、マンホールaが歩道cに設けられてい
る場合、車道bを距離dの位置まで拡げるためには、既
設地中レジンコンクリート製マンホールaの入出口fが
支障となり、計画歩道eのf′の位置にマンホールを移
設することが必要であり、この場合、現工法では、既設
地中レジンコンクリート製マンホールaを解体・撤去
し、マンホールa内の通信ケーブル等を抱き込み、新た
にf′の位置が入出口となる現場打ちのセメントコンク
リート製マンホールを打設している。
本発明は上記の煩雑な作業を改善するために提案され
たもので、その目的とする点は、道路管理者等からの移
設要請や設備の増築に対して、既設地中レジンコンクリ
ート製マンホールを解体・撤去して、新たに、現場打ち
のセメントコンクリート製マンホールを設置する必要を
取り除き、地中レジンコンクリート製マンホール及び鋼
板製のフレームの補強によるレジンコンクリートマンホ
ールの改造工法を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するため本発明は、側壁に形成され
た開口部の周囲に鋼板製のフレームが接着接合される既
設のレジンコンクリートマンホールと、側壁に予め形成
された開口部の周囲に鋼板製のフレームが接着接合され
る新設のレジンコンクリートマンホールとからなり、前
記既設、新設のレジンコンクリートマンホール両者の接
合面壁を接着剤を介して接合し、かつ互いに夫々の前記
フレーム相互がボルト結合により、一体に結合されてな
ることを特徴としたレジンコンクリートマンホールを発
明の要旨とするものである。
さらに本発明は、既設のレジンコンクリートマンホー
ルの側壁に開口を形成し、この開口部の周囲に鋼板製の
フレームを接着接合する工程と、予め開口部が形成され
ている新設のレジンコンクリートマンホールの開口部の
周囲に鋼板製のフレームを接着接合する工程と、前記既
設、新設のレジンコンクリートマンホール両者の接合面
壁を接着剤を介して接合する工程と、前記の両レジンコ
ンクリートマンホールに取付けられた鋼板製のフレーム
相互をボルト接合で一体化する工程とを備えることを特
徴としたレジンコンクリートマンホールの改造工法を発
明の要旨とするものである。
(作用) 本発明は既設のレジンコンクリートマンホールの改造
を容易に行いうるために、従来のようにレジンコンクリ
ートマンホールの解体・撤去し、新たに現場打ちのマン
ホールを設置する必要がないため、工期の短縮を図ると
共に、費用の節減と大幅に図ることができる。
(実施例) 次に本発明の実施例について説明する。なお、実施例
は一つの例示であって、本発明の精神を逸脱しない範囲
で、種々の変更あるいは改良を行いうることは言うまで
もない。
第1図は既設マンホール及び新設マンホールの平面図
を示し、第2図は第1図においてA−A′線に沿う断面
図、第3図は第1図においてB−B′線に沿う断面図を
示す。
図において、1は既設マンホール(第1のマンホー
ル)、1aはこのマンホールに設けられた入出口(工事終
了後はレジンコンクリート製の蓋1bによって、この入出
口は閉塞される)、2は新設のマンホール(第2のマン
ホール)で、3は開口部、4は鋼板製のフレームで、マ
ンホール1及び2の開口部に接着剤で接着して結合され
る。
6はマンホール1及び2の接合面であり、7,8は接合
面壁を示す。10は捨てコンクリートである。これによっ
て新設のレジンコンクリートマンホール2の沈下を防止
する。
さらに詳しく説明すると次のようである。開口部3は
人間等の入出に支障とならない大きさで、位置はレジン
コンクリート製マンホール壁の開口した残りの断面で荷
重に抵抗できる位置とする。
開口部3を補強する鋼板製のフレーム4は開口部3を
囲む形状で既設及び新設レジンコンクリート製マンホー
ルに夫々接着剤で接合され、レジンコンクリートとの合
成桁として耐荷力の向上を図り、かつ、開口部隅角部に
働く応力集中によるひび割れを防止している。
接合面6は接合面を接着剤にて接合され、止水効果を
図っている。
新設レジンコンクリート製マンホール接合面壁厚8
を、既設壁厚7よりも厚くし、これらが一体となって、
開口部残りの断面で荷重に抵抗している。
次に改造作業の順序について説明する。
新設マンホール2の側面には予め開口部3が形成され
ているレジンコンクリートマンホールを用い、このマン
ホールは予め工場で生産されたものを用いる。マンホー
ル2を設置する部分には穴を掘り、底の部分に予め捨て
コンクリート10を打って固化させておく。
次に既設マンホール1の側面の壁に開口部をドリル・
カッター等を用いて形成し、この開口部の周囲に枠状の
形状の鋼板製のフレーム4を接着剤で接合する。
ついで捨てコンクリート10の上に工場製のレジンコン
クリートマンホール2(開口部にはフレーム4を接着剤
で接合しておいたものを用いる)をマンホール1と2の
開口部が合うように配置し、両マンホール1と2の開口
部に取付けたフレーム4を、表面に凹凸の設けられたボ
ルト5を挿通し、このボルトを締め付けることによって
両フレームを一体に結合し、かつ両マンホール1,2の接
合面壁7,8を接着剤を用いて一体に結合する。
上記の作業を行うことによって改造工法は終了する。
(発明の効果) 本発明は叙上のように、既設レジンコンクリートマン
ホールの側壁に開口部を形成すると共に、この開口部に
フレームを一体に取り付け、さらに新設すべきレジンコ
ンクリートマンホールの側壁に取り付けたフレームとを
ボルト及び接着剤により一体に結合することによって、
従来のように既設マンホールの解体・撤去にかかる期間
及び現場打ちするセメントコンクリート製マンホールの
鉄筋組立等、更にこれの養生に期間を要することがな
く、工期を短縮することができると共に工事費の節約を
図りうる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明のレジンコンクリートマンホ
ールを示すもので、第1図は平面図、第2図及び第3図
は夫々第1図においてA−A′線、B−B′線に沿う断
面図、第4図はマンホールの移設についての説明図を示
す。 1……マンホール 1a……入出口 1b……蓋 2……マンホール 2a……入出口 3……開口部 4……フレーム 5……ボルト 6……接合面 7,8……接合面壁 10……捨てコンクリート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三品 勉 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 佐藤 久夫 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 村野 富男 埼玉県入間郡日高町大字田波目890番地 中央工材株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−42217(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】側壁に形成された開口部の周囲に鋼板製の
    フレームが接着接合される既設のレジンコンクリートマ
    ンホールと、側壁に予め形成された開口部の周囲に鋼板
    製のフレームが接着接合される新設のレジンコンクリー
    トマンホールとからなり、前記既設、新設のレジンコン
    クリートマンホール両者の接合面壁を接着剤を介して接
    合し、かつ互いに夫々の前記フレーム相互がボルト結合
    により、一体に結合されてなることを特徴としたレジン
    コンクリートマンホール。
  2. 【請求項2】(イ) 既設のレジンコンクリートマンホ
    ールの側壁に開口部を形成し、この開口部の周囲に鋼板
    製のフレームを接着接合する工程と、 (ロ) 予め開口部が形成されている新設のレジンコン
    クリートマンホールの開口部の周囲に鋼板製のフレーム
    を接着接合する工程と、 (ハ) 前記既設、新設のレジンコンクリートマンホー
    ル両者の接合面壁を接着剤を介して接合する工程と、 (ニ) 前記の両レジンコンクリートマンホールに取付
    けられた鋼板製のフレーム相互をボルト結合で一体化す
    る工程とを備えることを特徴としたレジンコンクリート
    マンホールの改造工法。
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