JPH0632213U - 装飾体 - Google Patents

装飾体

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Publication number
JPH0632213U
JPH0632213U JP7540192U JP7540192U JPH0632213U JP H0632213 U JPH0632213 U JP H0632213U JP 7540192 U JP7540192 U JP 7540192U JP 7540192 U JP7540192 U JP 7540192U JP H0632213 U JPH0632213 U JP H0632213U
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JP
Japan
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background color
mark
decorative body
magnetic material
material powder
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Pending
Application number
JP7540192U
Other languages
English (en)
Inventor
康幸 小黒
啓造 松井
範央 川瀬
龍一 片山
Original Assignee
マルイ工業株式会社
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、磁性材料粉の分散混入した塗料を塗
布して形成された塗膜を、金属光沢を有する標章の背景
色として用いることによって、審美性を著しく向上させ
た装飾体を提供することを目的とする。 【構成】本考案は、中央部分の標章を形成する真空メタ
ライジング層と、該標章の背面を含む被塗装面全体に塗
布された背景色塗装層とからなる表示が、透光基体の背
面側に形成されてなる装飾体において、該背景色塗装層
は,磁性材料粉の分散混入した塗装被膜の硬化前にそれ
を磁界中に置くことにより,対応する微妙な模様を現出
したものであることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車のエンブレムやリヤ・フィニッシャー等として用いられる装 飾体、特にこれらの部品の透明な合成樹脂で成形されたものの裏面に塗装をした 部品に関する。
【0002】
【従来の技術】
磁性材料の粉末を含有する塗料を用いた模様塗膜の形成法は、例えば特開昭6 3ー175650号公報に記載されているように従来から知られている。
【0003】
【考案の解決しようとする課題】
しかしながら、磁性材料粉を用いた塗膜模様はコントラストに乏しく地味なも のであり、これのみを用いた模様は面白味に欠けるという欠点があった。本考案 は、この種の塗装法により形成された模様塗膜を金属光沢を有する標章の背景色 として用いることによって、審美性を著しく向上させた装飾体を提供することを 目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本考案は、中央部分の標章を形成する真空メタライジング層と,該 標章の背面を含む被塗装面全体に塗布された背景色塗装層とからなる表示が、透 光基体の背面側に形成されてなる装飾体において、該背景色塗装層は,磁性材料 粉の分散混入した塗装被膜の硬化前にそれを磁界中に置くことにより,対応する 微妙な模様を現出したものであることを特徴とする。
【0005】
【実施例】
本考案に係る装飾体の一実施例の製造工程図において、1は製品として完成し たときの裏側となるべき面を上とした透明なアクリル製の基台で(図1参照)、 該基台の上面には、まず、アルミ蒸着膜2が全面に形成され(図2参照)、標章 として残すべき該アルミ蒸着膜の中央部分には更にエッチングレジスト膜3がス クリーン印刷される(図3参照)。その後、該エッチングレジスト膜の形成され た部分を除く該アルミ蒸着膜はエッチング処理により取り除かれて、所望の標章 が形成される(図4参照)。次に、該上面には、ニッケル粉末を含有する淡い青 色の塗料が常法により全面に塗布される。そして、このようにして形成された塗 膜4の硬化前に、平行線状にN極とS極とが交互に配置された磁気シートの作る 磁界中に該基台が置かれ、該塗膜の淡い青色の背景色の中に濃い青色の微妙な対 応する縞模様が現出される。該塗膜の硬化後、該上面には所望によりさらに裏止 め塗料が塗布される。
【0006】
【作用】
このようにして形成された装飾体は、金属光沢を放つ標章とその背後の背景色 とからなり、磁力線の作用を受けて該背景色の色彩は淡色と濃色が交互に形成さ れて変化して見える。
【0007】
【考案の効果】
本考案は以上のように構成されているから、審美性に富んだ装飾体を提供する ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 透明基体の端面図
【図2】 図1の透明基体の上面の全面にアルミ蒸着膜
を施した状態を示す端面図
【図3】 図2の基体の上面に部分的にエッチングレジ
スト膜を形成した状態を示す端面図
【図4】 図3の基体の上面をエッチング処理した状態
を示す端面図
【図5】 図4の基体の上面に磁性材料粉末を含有する
塗料で塗装を施した状態を示す端面図
【符号の説明】
1・・・透明基体 2・・・アルミ蒸着膜 3・・・エッチングレジスト膜 4・・・磁性材料粉が分散された塗膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 片山 龍一 神奈川県鎌倉市岩瀬1250番地マルイ工業株 式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央部分の標章を形成する真空メタライジ
    ング層2と,該標章の背面を含む被塗装面全体に塗布さ
    れた背景色塗装層4とからなる表示が、透光基体1の背
    面側に形成されてなる装飾体において、 該背景色塗装層は,磁性材料粉の分散混入した塗装被膜
    の硬化前にそれを磁界中に置くことにより,対応する模
    様を現出したものであることを特徴とする装飾体。
JP7540192U 1992-10-07 1992-10-07 装飾体 Pending JPH0632213U (ja)

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JP7540192U JPH0632213U (ja) 1992-10-07 1992-10-07 装飾体

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6159461B2 (ja) * 1978-08-16 1986-12-16 Kao Corp
JPS63175670A (ja) * 1987-01-13 1988-07-20 Kansai Paint Co Ltd 模様塗膜の形成法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6159461B2 (ja) * 1978-08-16 1986-12-16 Kao Corp
JPS63175670A (ja) * 1987-01-13 1988-07-20 Kansai Paint Co Ltd 模様塗膜の形成法

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