JPH0632200U - 車両用物品収納装置 - Google Patents

車両用物品収納装置

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Publication number
JPH0632200U
JPH0632200U JP073933U JP7393392U JPH0632200U JP H0632200 U JPH0632200 U JP H0632200U JP 073933 U JP073933 U JP 073933U JP 7393392 U JP7393392 U JP 7393392U JP H0632200 U JPH0632200 U JP H0632200U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bottom plate
computer
frame body
seat leg
seat
Prior art date
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Pending
Application number
JP073933U
Other languages
English (en)
Inventor
正男 塚本
重彦 岩城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hino Motors Ltd filed Critical Hino Motors Ltd
Priority to JP073933U priority Critical patent/JPH0632200U/ja
Publication of JPH0632200U publication Critical patent/JPH0632200U/ja
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  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Abstract

(57)【要約】 [目的] シートレッグ内にコンピュータを配置する場
合において、残余の空間を有効に利用して物入れを設け
るようにした車両用物品収納装置を提供することを目的
とする。 [構成] シートレッグ12の底部に配されるコンピュ
ータ36の高さに応じて、物入れの枠体18に対する底
板22の高さを調整可能にし、底板22がコンピュータ
36の上面に干渉しない状態において、底板22の側壁
25をタッピングねじ33によって枠体18に固定する
ようにしたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は車両用物品収納装置に係り、とくにシートレッグ内に摺動自在に物入 れを挿入し、該物入れによってシートクッションの下側の空間に物品を収納する ようにした車両用物品収納装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば実開昭60−145951号公報に開示されているように、自動車の座 席のシートクッションの下側の空間を有効に利用して物品を収納するようにした 収納装置を設けることが知られている。シートクッションを支持するシートレッ グに対して摺動可能に引出し式の物入れを取付けるようにしており、この物入れ の中に各種の物品を入れてシートレッグ内に挿入することによって、シートクッ ションの下側の空間を物入れとして利用することが可能になる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
自動車の各種の装置の電子制御を行なうためのコンピュータをシートクッショ ンの下に収納することによって、コンピュータを効果的に車両内に装備すること が可能になる。ところがこのようにコンピュータをシートクッションの下側に収 納すると、シートレッグの前端側の開口に蓋を取付けるだけであって、シートク ッションの下側に物入れを設置することができなくなる。ところがコンピュータ は必ずしもシートクッションの下側の空間を全て占有するものではなく、コンピ ュータの上部とシートクッションの底部との間に大きな空間が残存することにな る。このような空間を有効に利用することができなくなる。
【0004】 そこでこのような残存する空間内に収納できる大きさの物入れを摺動可能に取 付けることが考察されるが、車両の仕様によってコンピュータの大きさが変化す ると、残存するシートクッションの下側の空間の大きさも変化することになる。 従って残存する空間の大きさに応じて各種の大きさの物入れを用意する必要があ り、部品の種類が増加してコストが上昇する欠点がある。
【0005】 本考案はこのような問題点に鑑みてなされたものであって、シートクッション の下側にコンピュータを配置した場合における残存する空間を有効に利用して物 品を収納することができるようにした物品収納装置を提供することを目的とする ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、シートレッグ内に摺動自在に物入れを挿入し、該物入れによってシ ートクッションの下側の空間に物品を収納するようにした車両用物品収納装置に おいて、 前記物入れの側壁部を構成する枠体と、 該枠体の底部開口を覆う底板部と、 前記底板部を高さ調整可能に前記枠体に取付ける取付け手段と、 を具備することを特徴とする車両用物品収納装置に関するものである。
【0007】
【作用】
シートクッションの下側であってシートレッグの底部にコンピュータが配され る場合には、このコンピュータの高さに応じて底板部を物入れの枠体に対して高 さ調整して取付け手段によって固定することによって、上記コンピュータの高さ に応じてシートレッグ内の残存する空間を有効に利用して物入れを構成すること が可能になる。
【0008】
【実施例】
図1は本考案の一実施例に係る車両用物品収納装置を示すものであって、この 装置は自動車の座席の下側に設けられている物品収納装置に関するものである。 自動車の座席はシートクッション10と、その後部に取付けられるシートバック 11とから構成されている。そしてシートクッション10はシートレッグ12上 に載置されるようになっている。シートレッグ12の下端側の所定の位置には取 付け片13が設けられており、これらの取付け片13によってフロアパネルの所 定の位置にシートレッグ12が固定されるようになっている。またシートレッグ 12の内側面には互いに対向するように一対の案内レール14が配されている。
【0009】 上記シートレッグ12内には摺動可能に枠体18が挿入されるようになってい る。枠体18の前方には前部カバー19が取付けられるようになっており、枠体 10をシートレッグ12内に挿入したときにシートクッション10の下部であっ てその前方がカバー19によって覆われるようになっている。そして枠体18の 外側部の両側にはガイド部材20が設けられており、これらのガイド部材20が シートレッグ12の内側の表面に設けられている案内レール14に沿って摺動可 能に嵌合されるようになっている。また枠体18の底部は開口21になっており 、この開口21を覆うように底板22が着脱可能に装着されるようになっている 。
【0010】 次に底板22を枠体18に対して移動調整可能に取付けるための構成について 説明すると、底板22の4辺には直立する側壁25が連設されており、これらの 側壁25の内の両側の側壁25と前方側の側壁25にはそれぞれ凹部26が形成 されている。そしてこれらの凹部26には突条27が形成されている。これに対 して枠体18の内側面には上記突条27に対応する条溝28が設けられており、 これらの条溝28に底板22の突条27が摺動可能に嵌合されるようになってい る。
【0011】 そして図4に拡大して示すように、底板22の側壁25の突条27が設けられ ている部分には、タッピングねじを挿入するための下穴31が形成されている。 これに対して枠体18には、図5に示すように間隔をおいて複数の凹部32が形 成されており、これらの凹部32に図2および図3に示すようにタツピングねじ 33をねじ込んで固定するようになっている。
【0012】 以上のような構成において、シートクッション10を支持するシートレッグ1 2内にコンピュータ36を収納する場合には、図2に示すようにまずシートレッ グ12の底部にコンピュータ36を配するとともに、このコンピュータ36の高 さに応じて、物入れの底板22を突条27および条溝28によって移動調整し、 底板22の底部がコンピュータ36に干渉しない高さにおいて、枠体18の凹部 32を貫通するタッピングねじ33を底板22の側壁25の突条27に形成され ている下穴31内にねじ込み、これによって底板22を高さ調整した状態で枠体 18に固定し、これらの枠体18と底板22とによって物入れを構成するように している。
【0013】 このように底板22の高さを枠体18に対して調整可能に取付けるようにした 物入れによれば、その下側に配されているコンピュータ36の寸法が変化する場 合においても、底板22の取付け高さを変更することによって対応できるように なる。
【0014】 またコンピュータ36をシートレッグ12内に収納しない場合には、図3に示 すように、底板22を下方に移動させ、シートレッグ12の底部に近接する位置 まで下げることができるようになり、これによって枠体18と底板22とから成 る物入れの容積を大きくできるようになる。従ってシートレッグ12内の空間の 容積を有効に利用して各種の物品を収納することができる大きな物入れを構成で きるようになる。
【0015】 このように本実施例の物品収納装置は、物入れの底板22を枠体18に対して 高さ方向に移動調整可能に取付けるようにし、シートレッグ12内に設定される コンピュータ36の高さに応じて、物入れの高さを調整し、その位置で両側から タッピングねじ33で枠体18と底板22とを固定するようにしたものである。
【0016】 従ってこのような深さを調整することができる物入れをシートレッグ12内に 設定することによって、シートレッグ12内に各種のコンピュータ36が配置さ れても、その深さを調整することによって物入れの機能を満足できるようになる 。あるいはまたコンピュータ36が収納されない場合には、シートレッグ12内 の全スペースを有効に利用することができる物入れとすることが可能になる。
【0017】 次に変形例の構造を図6によって説明する。上記実施例においては、枠体18 の内周面に条溝28が形成されるとともに、底板22の側壁25に突条27を形 成するようにしたものである。これに対して変形例は、枠体18の内側面に縦方 向に延びる突条27を形成するようにし、これに応じて底板22の外側面に条溝 28を形成するようにしたものであって、このような突条27と条溝28とによ って底板22を枠体18によって高さ方向に移動調整可能にしたものである。な おタッピングねじを位置決めするための凹部32と下穴31の関係は上記実施例 と同様になっている。
【0018】 このような構成においても、枠体18に対して底板22を移動調整可能に取付 けることができ、上記実施例と同様の作用効果を奏することが可能になる。
【0019】
【考案の効果】
以上のように本考案は、物入れの側壁部を構成する枠体と、枠体の底部開口を 覆う底板部と、上記底板部を高さ調整可能に枠体に取付ける取付け手段とを設け るようにしたものである。従って上記高さ調整可能な取付け手段を介して底板部 を側壁部を構成する枠体に取付けることが可能になり、シートレッグの底部にコ ンピュータが配される場合には、このコンピュータの高さに応じて底板部を高さ 方向に調整して取付けられるようになる。これによってシートレッグ内にコンピ ュータが配された場合であっも、残余のスペースを有効に利用して物入れとする ことができる。またコンピュータをシートレッグの底部に収納しない場合には、 底板部の取付け位置を低くすることによって、シートレッグ内の空間を有効に利 用した大きな容積の物入れとすることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る車両用物品収納装置の
分解斜視図である。
【図2】同要部縦断面図である。
【図3】コンピュータを設置しない場合の取付けを示す
要部縦断面図である。
【図4】底板を枠体に摺動可能に取付けるための構造を
示す縦断面図である。
【図5】枠体に設けられているタッピングねじの位置決
めのための凹部を示す縦断面図である。
【図6】底板を枠体に対して摺動可能に案内するための
変形例の構造を示す横断面図である。
【符号の説明】
10 シートクッション 11 シートバック 12 シートレッグ 13 取付け片 14 案内レール 18 枠体 19 前部カバー 20 ガイド部材 21 底部開口 22 底板 25 側壁 26 凹部 27 突条 28 条溝 31 下穴 32 凹部 33 タッピングねじ 36 コンピュータ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートレッグ内に摺動自在に物入れを挿
    入し、該物入れによってシートクッションの下側の空間
    に物品を収納するようにした車両用物品収納装置におい
    て、 前記物入れの側壁部を構成する枠体と、 該枠体の底部開口を覆う底板部と、 前記底板部を高さ調整可能に前記枠体に取付ける取付け
    手段と、 を具備することを特徴とする車両用物品収納装置。
JP073933U 1992-09-30 1992-09-30 車両用物品収納装置 Pending JPH0632200U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP073933U JPH0632200U (ja) 1992-09-30 1992-09-30 車両用物品収納装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP073933U JPH0632200U (ja) 1992-09-30 1992-09-30 車両用物品収納装置

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Publication Number Publication Date
JPH0632200U true JPH0632200U (ja) 1994-04-26

Family

ID=13532430

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JP073933U Pending JPH0632200U (ja) 1992-09-30 1992-09-30 車両用物品収納装置

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JP (1) JPH0632200U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002293184A (ja) * 2001-03-30 2002-10-09 Honda Access Corp 車両用フロアマット
KR100463155B1 (ko) * 2002-11-05 2004-12-23 현대자동차주식회사 자동차용 센터 콘솔 박스
JP5563127B1 (ja) * 2013-06-11 2014-07-30 トーヨーベンディング株式会社 キャスター付スツール

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