JPH0632149A - コントロールケーブルを用いた遠隔操作機構の組立方法およびそれに用いる操作側の構造 - Google Patents

コントロールケーブルを用いた遠隔操作機構の組立方法およびそれに用いる操作側の構造

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JPH0632149A
JPH0632149A JP21223092A JP21223092A JPH0632149A JP H0632149 A JPH0632149 A JP H0632149A JP 21223092 A JP21223092 A JP 21223092A JP 21223092 A JP21223092 A JP 21223092A JP H0632149 A JPH0632149 A JP H0632149A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フューエルフィラー開閉機構のように、遊動
長の精度を要するコントロールケーブルを用いた遠隔操
作装置における操作側の取付スペースおよび操作スペー
スを少なくする。 【構成】 ホルダー1を縦方向に二分割して一対の半体
1a、1bとし、それにより組み立て途中においてノブ
シャフト2、インナー4およびアウター5をたがいに結
合したままで、ノブ受け部9、インナー挿通孔12およ
びアウター固定部10に対し横方向から出し入れできる
ようにしたプルノブ式の構造を遠隔操作機構の操作側に
採用する。 【効果】 実際の配索状態に合わせてインナーの遊動長
Lを設定できるようにしたので、直線状に動く閉鎖構造
のプルノブ式の操作機構であっても、フューエルフィラ
ーの操作側構造として実用化できた。それにより操作側
機構のスペースを大幅に減少できた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコントロールケーブルを
用いた遠隔操作機構の組立方法及びそれに用いる操作側
の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車のフューエルフィラーやト
ランクリッドの開閉機構は、たとえば図6に示すよう
に、複雑な構成のオープナ側(被操作側)101と、比
較的シンプルな構成の操作側102と、両者を機械的に
連結するプルコントロールケーブル(以下、コントロー
ルケーブルという)103とから構成される。そして操
作側102はベース104に回動自在に取りつけられる
レバー105を有し、レバー105にインナーケーブル
(以下、インナーという)106の索端金具107を係
止すると共に、ベース104にアウターケーシング(以
下、アウターという)108の端部を固着している。こ
のものはオープナ側101の構成が前後に分割したもの
であるので(特開平2−30865号参照)、あらかじ
めオープナ側101にプルコントロールケーブル103
のアウター108およびインナー106の一端を結合し
ておく。そして他端側を操作側102に連結するとき
に、配索形態により変化するインナー106のアウター
108からの突出長さ(遊動長L)を測定したうえで連
結している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般的な自動車におい
ては、開閉機構の操作側は、運転席のシートの下方な
ど、運転者の手に届く位置で、かつ誤って操作しにくい
位置に配置される。しかしオープンカーでは他人が勝手
にフューエルリッド等を開けないように錠のかかるコン
ソールボックス内に設置される。ところが従来の操作側
は前述したように操作レバー式であるので、スペース
(取りつけスペースおよび操作スペース)を要し、コン
ソールボックスの使い勝手もわるくなる。そこで近時、
操作側の構造をレバー式からスペースをとらないプルノ
ブ式に変更することが提案されている。さらにそのよう
なプルノブ式の操作側を、オープンカーのドアを閉じた
ときに隠れるドア枠の内面に設けることも提案されてい
る。
【0004】ところでコントロールケーブルを用いた開
閉機構においては前述のように操作側でインナーの遊動
長の調節をする必要があるが、プルノブ式の操作機構で
はインナーを取り付けたノブシャフトがホルダーで隠れ
てしまうためきわめて困難であり、実際には量産できな
い。一方、ノブシャフトとそれを摺動自在に保持するホ
ルダーとの間にワイヤの伸び自動吸収機構を設けたもの
も知られているが、スペースを要するのでドア枠の内面
には取り付けられない。本発明はかかる問題を解決する
ためになされたものであり、操作側にプルノブ式の機構
を有するコントロールケーブル式開閉機構またはこれと
類似の遠隔操作機構の、量産化に適した、実用的な組み
立て方法およびそれに用いる操作側の構造を提供するこ
とを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の遠隔操作機構の
組立方法は、(a)プルコントロールケーブルの一端側
を遠隔操作機構の被操作側に連結し、(b)前記プルコ
ントロールケーブルの他端側のアウター及びインナー
を、操作側に設置した縦割り二分割したホルダーの半体
に挿通し、(c)この状態でインナーの遊動長を決定
し、(d)一旦、前記ホルダーの半体からアウターおよ
びインターを外し、前記決定した遊動長に基づいてイン
ナーの端部にノブシャフトを取りつけ、(e)該ノブシ
ャフトおよびアウターを前記ホルダーの半体に挿入する
と共に、ホルダーの残りの半体を前記半体に結合するこ
とを特徴としている。
【0006】さらに本発明の操作側の構造は、(a)一
端に有底筒状のアウター固定部を設け、他端にアウター
固定部と同一直線上にある有底筒状のノブ受け部を設
け、前記アウター固定部の内底壁と前記ノブ受け部の内
底壁の中心同士を連通するインナー挿通孔を設けると共
に、その全体を縦方向に二分割したホルダーと、(b)
その一端にインナーの索端金具係止部を設け、他端にノ
ブを設けると共に、前記ノブ受け部に摺動自在に挿入さ
れるノブシャフトと、(c)前記二分割にしたホルダー
の半体同士をたがいに結合するための結合部材とを有す
ることを特徴としている。前記結合部材は、ホルダーの
一方の半体から接線方向に突出する一対の舌片と、該舌
片の自由端に設けられる爪部と、前記ホルダーの他方の
半体に設けられる、前記爪部を係止するための係止部と
を有するものが好ましい。また前記ホルダーのアウター
固定部は、薄肉の筒状壁を有し、前記結合部材が二分割
したホルダーの薄肉の筒状壁同士をその中のアウターと
共にカシメるためのリングを有するのが好ましい。
【0007】
【作用】自動車の車体にフューエルフィラー開閉機構の
被操作側および操作側の取り付けブラケットをスポット
溶接などで取りつけるのは量産ラインで行なうので、充
分精度がでない。また両者の間にコントロールケーブル
を配索する場合も、配索経路のずれなどで、インナーの
アウターに対する遊動長は各自動車ごとに異なる。本発
明の方法においては、被操作側にコントロールケーブル
の一端側を取り付けた後、操作側に取り付ける前に、縦
方向に半割にしたホルダーに仮に挿入して遊動長を測定
する。そのため実際に取り付けた場合と同じ接続状態を
確認できるので、正確な遊動長を設定しうる。しかも縦
方向に半割にしたホルダーの残りの半体を初めの半体に
装着する工程は前記遊動長に何ら変化を与えない。
【0008】請求項2の操作側の構造は、アウター固定
部、ノブ受け部およびインナー挿通孔を直線上に配列し
たホルダーを有するので、構造がシンプルで取り付けス
ペースを要しない。またノブシャフトは直線上を往復す
るだけであるから、操作スペースもとらない。さらにホ
ルダーは、縦方向に半割りにされているので、実際に組
み立てた状態でインナーの遊動長を測定しうる。さらに
測定した遊動長に基づいてインナーに索端金具を固着な
いし鋳込みができるので、インナーとノブシャフトの組
み付けおよびそれらのホルダーへの取り付けが簡単であ
る。
【0009】
【実施例】つぎに図面を参照しながら本発明の遠隔操作
機構の組立方法および操作側の機構の実施例を説明す
る。図1は本発明の実施例にかかわるフューエルフィラ
ー開閉機構の全体を示す一部切欠正面図、図2は図1の
開閉機構のオープンカーへの取付状態を示す要部斜視
図、図3は本発明の操作側の構造の一実施例を示す斜視
図、図4は図1の構造の組み立て途中の状態を示す正面
図、図5は本発明の組立方法の一実施例を示す工程図で
ある。
【0010】はじめに図1を参照してフューエルフィラ
ー開閉機構の全体を説明する。図1のフューエルフィラ
ー開閉機構は自動車の燃料注入口室Fの内壁51に取り
つけられるストライカ30と、このストライカ30に対
しコントロールケーブル40を介して連結されるプルノ
ブ機構53とから構成されている。ストライカ30は、
車体54に対してヒンジ55で開閉自在に取りつけら
れ、かつ図示されていないバネで常時開く方向(矢印5
6)に付勢されているフューエルリッド57の掛け金5
8と係合している。そしてプルノブ機構53のノブシャ
フト2を矢印A方向に引けばストライカ30のロックピ
ン32を矢印A方向に引き、フューエルリッド57が開
く。前記ストライカ30は図2に示すようにオープンカ
ー59のフューエルリッド57の後方に配置される。そ
してプルノブ機構53は運転席側のドア60のドア枠6
1の内壁62に取り付けられる。その場合、コントロー
ルケーブル40はシート63の後方ないしトランクルー
ム内に配索される。
【0011】つぎに図3〜4を参照して本発明のプルノ
ブ機構の実施例について詳細に説明する。図3に示すプ
ルノブ機構は、縦方向に二分割されて2つの半体1a、
1bになっている円筒状のホルダー1と、そのホルダー
1内に摺動自在に挿入されるノブシャフト2と、そのノ
ブシャフト2に索端金具3により係止されるインナー4
と、このインナー4を摺動自在に案内するアウター5
と、前記半体1a、1b同士を結合するカシメリング6
と、ホルダーを相手部材に取り付けるための皿状のリン
グバネ7とから構成されている。
【0012】ホルダー1の先端側(図3の左手前)に
は、ノブシャフト2の軸部8を摺動自在に案内するため
の有底筒状のノブ受け部9が形成されている。各半体1
a、1bについてはそのノブ受け部9は、組合せられた
ときに断面D字状になるようにホルダー1の軸心に沿っ
て延設された溝9a、9bにされている。さらにホルダ
ー1の他端側には、組み合わせたときに径が小さい、し
かも薄肉状の有底筒状のアウター固定部10になる半筒
部分10a、10bが設けられている。そしてノブ受け
部9の領域とアウター固定部10の領域とは円錐状の領
域11で連結されており、その領域11に、図4に示す
ように、組み合わせたときにインナー挿通孔12を構成
する溝12a、12bが形成されている。さらにホルダ
ー1の先端側の外周には前記リングバネ7や相手部材と
係合する環状突起13および爪14が形成されている。
【0013】前記一対の半体1a、1bのうち一方の半
体1aの周囲には、嵌め合い用の凹状段部15が形成さ
れており、他方の半体1bの周囲にはその凹状段部15
と嵌合する凸状段部16が形成されている。また前記一
方の半体1aの周囲には、分割面に対し直角方向に一対
の係合孔17、17が形成されている。そして他方の半
体1bにはそれらの係合孔17、17とスナップイン係
合する爪18を備えた舌片19が設けられている。なお
アウター固定部10の外周にはカシメリング6の位置決
め用の環状突起20が形成されている。
【0014】前記ノブシャフト2は上面が平坦で、全体
に断面D字状の軸部8と、その軸部8の一端に設けられ
る径が大きいノブ21とからなる。軸部8の先端(図3
の右側)の上面には索端金具3を挿入する凹所(索端金
具係止部)22が形成され、その凹所の外側の壁部23
にはインナー4を通すための切り欠き24が形成されて
いる。
【0015】叙上のごとく構成される操作側の構造は、
図4に示すように、一旦、半体1a側に組み立てられ、
その後残りの半体1bを組み立てる。すなわち索端金具
3をインナー4の先端近辺に固着ないし鋳込みで固定
し、索端金具3およびインナー4をノブシャフト2の先
端側に係止する。そして半体1aのアウター固定部(半
筒10a)にアウター5の端部を挿入すると共に前記ノ
ブシャフト2も同じ半体1aに挿入する。この状態で残
りの半体1bを前記半体1aに結合する。そのとき係合
孔17に舌片19の爪18が嵌合され、しかる後にカシ
メリング6およびリングバネ7を嵌める。これにより図
1に示すようにフューエルフィラー開閉機構の全体が組
み立てられる。
【0016】上記のごとくホルダー1を一対の半体1
a、1bに縦方向に分割しておくと、組み立て作業が楽
であるという利点がある。しかし縦分割という構成はそ
れだけでなく、フューエルフィラー開閉機構全体の組み
立て手順に関して重要な役割を奏する。図1のフューエ
ルフィラー開閉機構におけるオープナ側に設けられるス
トライカ30は、筒状のケーシング31内にロックピン
32を摺動自在に挿入し、そのロックピン32をバネ3
3で常時突出する方向に付勢したものである。ロックピ
ン32の後端にはインナー4の索端金具34が係止され
ている。
【0017】このものは前述のようにインナー4の他端
側を操作側のノブシャフト2で矢印A方向に引けば、ス
トライカ30のロックピン32が引っ込み、離せばバネ
33の付勢力でロックピン32およびインナー4を介し
てノブシャフト2がそれぞれ矢印B方向に戻る。したが
ってアウター5から出ているインナー4の長さ(索端金
具3の端面までの長さL:遊動長)が不充分であれば、
ノブシャフト2の軸部8の先端面35がノブ受け部9の
内底面36に当接するので、ロックピン32の突出量N
が不充分となり、フューエルリッドをロック状態で係止
させることができない。他方、遊動長Lが長すぎれば、
ノブシャフト2の出入りのガタが大きすぎ、操作フーィ
リングがわるくなる。またインナー4のたるみが大きく
なり、アウター5との摩擦による摩耗が大きくなるなど
の弊害がある。
【0018】本発明の組立方法は前記遊動長Lを簡単な
手順で正確に設定するものであり、前記縦割りにしたホ
ルダーを採用することにより実現したものである。以
下、図5を参照してその組立方法の実施例を説明する。 (A)オープナ側連結工程 まずコントロールケーブル40の一端をストライカ30
に連結する。インナー4の先端に固着する索端金具(図
1の34、図3の3)は亜鉛を主体とする合金であり、
通常は金型内にインナー4を配置して溶融した材料を鋳
込む。その後、インナー4をロックピン32に係止し、
ロックピン32をケーシング31に嵌合し、キャップ4
1を被せたうえでアウター5をカシメる。このように組
み立てたオープナ側のストライカ30を自動車の車体に
取り付ける。
【0019】(B)インナー遊動長測定工程 ついでコントロールケーブル40を車体内の所定の配索
経路に沿って配索し、自由端側を操作側に仮に設置した
ホルダーの半体1aに挿入する。このときアウター5の
端面はアウター固定部の内底面(図1の41)に正確に
当接させる。この状態でノブ受け部9の内底面(図1の
36)とノブシャフト2の先端面35の間の余裕Sを見
込んで索端金具3を取り付けるべき位置、すなわち遊動
長Lを決定する。
【0020】(C)ノブシャフト取り付け工程 ついで定めた遊動長Lに基づきインナー4に索端金具3
を鋳込む。この鋳込み作業に必要な設備は組み立てライ
ンの途中に設置しておく。なお生産ラインにおける前記
B工程では、実際の配索状態においてインナー4がアウ
ター5からどの程度突出するかだけを知ればよく、アウ
ター5の端部と索端金具3の距離は、このC工程でアウ
ター5の端部を当接させる溝、インナーを通す孔ないし
溝、および索端金具3を形成すべき空洞を備えた金型に
より自動的に定まる。索端金具3が放熱硬化した後、ノ
ブシャフト2の軸部8に係止する。
【0021】(D)ノブシャフト組み付け工程 ついでインナー4、アウター5と共にノブシャフト2を
前記半体1aに組み込み、さらに残りの半体1bを、舌
片19と係止孔(図4の19および17)とを合わせる
ようにして結合する。
【0022】(E)半体結合工程 さらにあらかじめアウター5上に通していたカシメリン
グ6をアウター固定部10の外周に挿入してカシメ付け
ると共に、リングバネ7をホルダー1に装着し、全体を
車体に対し確実に固定する。以上のように図4の組立方
法においては縦半分に分割したホルダーを採用し、組み
立て途中で実際の配索状態におけるインナーの遊動長L
を測定するようにしているので、正確な遊動長の設定が
可能であり、しかも量産ラインにも充分に適合しうる。
【0023】なお前記実施例では索端金具3を鋳込むよ
うにしているが、もちろんカシメにより固着することも
できる。また場合により、索端金具を用いずにノブシャ
フトに対して直接インナーを固着することも可能であ
る。本発明の操作側を用いたフューエルフィラー開閉機
構はオープンカーのドア枠に取りつける操作用として好
適であるが、これに限られるものではなく、取り付けス
ペースが少ない種々の場合に好適に採用しうる。またフ
ューエルフィラー開閉機構のほかに、トランクリッドオ
ープナ、ボンネットオープナ等、さらに取付位置精度が
低い各種の産業機械におけるコントロールケーブルを用
いた遠隔操作装置に採用しうる。
【0024】
【発明の効果】本発明の組立方法は、縦半分に分割した
ホルダーを採用し、組立途中で実際の配索状態における
インナーの遊動長Lを測定し、これに合わせてインナー
とノブシャフトとを結合する。そのため正確な遊動長の
設定が確保され、しかも簡単かつ迅速に組み立てること
ができるので、量産ラインに組み込むことができる。本
発明の操作側の機構は、ホルダーを縦方向に二分割して
いるので、前記本発明の方法を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかわるフューエルフィラー開閉機構
の全体を示す断面図である。
【図2】図1のフューエルフィラー開閉機構のオープン
カーへの取りつけ状態を示す説明図である。
【図3】本発明の操作側の構造の一実施例を示す斜視図
である。
【図4】図1の構造の組み立て途中の状態を示す正面図
である。
【図5】本発明の組立方法の一実施例を示す工程図であ
る。
【図6】従来のフューエルフィラー開閉機構の一例を示
す断面図である。
【符号の説明】
1 ホルダー 1a、1b ホルダーの半体 2 ノブシャフト 3 索端金具 4 インナー 5 アウター 10 アウター固定部 30 ストライカ 40 コントロールケーブル L 遊動長

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)プルコントロールケーブルの一端
    側を遠隔操作機構の被操作側に連結し、(b)前記プル
    コントロールケーブルの他端側のアウター及びインナー
    を、操作側に設置した縦割り二分割したホルダーの半体
    に挿通し、(c)この状態でインナーの遊動長を決定
    し、(d)一旦、前記ホルダーの半体からアウターおよ
    びインナーを外し、前記決定した遊動長に基づいてイン
    ナーの端部にノブシャフトを取りつけ、(e)該ノブシ
    ャフトおよびアウターを前記ホルダーの半体に挿入する
    と共に、ホルダーの残りの半体を前記半体に結合する遠
    隔操作機構の組立方法。
  2. 【請求項2】 (a)一端に有底筒状のアウター固定部
    を設け、他端にアウター固定部と同一直線上にある有底
    筒状のノブ受け部を設け、前記アウター固定部の内底壁
    と前記ノブ受け部の内底壁の中心同士を連通するインナ
    ー挿通孔を設けると共に、その全体を縦方向に二分割し
    たホルダーと、(b)その一端にインナーの索端金具係
    止部を設け、他端にノブを設けると共に、前記ノブ受け
    部に摺動自在に挿入されるノブシャフトと、(c)前記
    二分割にしたホルダーの半体同士をたがいに結合するた
    めの結合部材とからなる遠隔操作機構の操作側の構造。
  3. 【請求項3】 前記結合部材が、ホルダーの一方の半体
    から接線方向に突出する一対の舌片と、該舌片の自由端
    に設けられる爪部と、前記ホルダーの他方の半体に設け
    られる、前記爪部を係止するための係止部とを有する請
    求項2記載の構造。
  4. 【請求項4】 前記ホルダーのアウター固定部が薄肉の
    筒状壁を有し、前記結合部材が二分割したホルダーの薄
    肉の筒状壁同士をその中のアウターと共にカシメるため
    のリングを有する請求項2記載の構造。
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