JPH06321343A - パレット台車循環搬送設備 - Google Patents
パレット台車循環搬送設備Info
- Publication number
- JPH06321343A JPH06321343A JP13294193A JP13294193A JPH06321343A JP H06321343 A JPH06321343 A JP H06321343A JP 13294193 A JP13294193 A JP 13294193A JP 13294193 A JP13294193 A JP 13294193A JP H06321343 A JPH06321343 A JP H06321343A
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- pallet
- rails
- carriage
- rail
- line
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Abstract
(57)【要約】
【目的】特に大重量の物品に対し弊害なく、かつ効率的
に搬送及び別の搬送ラインへの移載を可能とするパレッ
ト台車の循環搬送設備を提供するにある。 【構成】並設した各直線搬送ラインＡ，Ｂのレール２上
にパレット台車３…をそれぞれ相互に接触する状態で配
する。各ラインＡ，Ｂには、それぞれの始端にパレット
台車３…を接触状態を維持したまま一連にレール２に沿
って移動させることができる送り装置７をまたその終端
に上記した送り出し時に合わせて先頭のパレット台車３
のみが送り出されるように制動動作する制動装置11を備
える。各ラインＡ，Ｂ上のレール２より下方に位置して
このレール２の延長位置に達するレール部を上面に備え
る横送り台車18をレール２の向きに直交した方向に往復
移動させる横送り装置Ｃ，Ｄを送り装置７と制動装置11
との間に渡って備えてなる。 【効果】特に、重量物品の移載に際しても大掛かりな設
備を必要としない。
に搬送及び別の搬送ラインへの移載を可能とするパレッ
ト台車の循環搬送設備を提供するにある。 【構成】並設した各直線搬送ラインＡ，Ｂのレール２上
にパレット台車３…をそれぞれ相互に接触する状態で配
する。各ラインＡ，Ｂには、それぞれの始端にパレット
台車３…を接触状態を維持したまま一連にレール２に沿
って移動させることができる送り装置７をまたその終端
に上記した送り出し時に合わせて先頭のパレット台車３
のみが送り出されるように制動動作する制動装置11を備
える。各ラインＡ，Ｂ上のレール２より下方に位置して
このレール２の延長位置に達するレール部を上面に備え
る横送り台車18をレール２の向きに直交した方向に往復
移動させる横送り装置Ｃ，Ｄを送り装置７と制動装置11
との間に渡って備えてなる。 【効果】特に、重量物品の移載に際しても大掛かりな設
備を必要としない。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、大重量の物品の搬送に
適する搬送設備の改良構成に関する。
適する搬送設備の改良構成に関する。
【０００２】
【従来の技術】鋼板コイルなど大重量の物品に対する搬
送設備としては、従来、直線状の搬送ラインにおいて、
循環動作するコンベアに基いて搬送される構成のものが
存在するに過なかった。
送設備としては、従来、直線状の搬送ラインにおいて、
循環動作するコンベアに基いて搬送される構成のものが
存在するに過なかった。
【０００３】また、従来一般の搬送設備としては、特開
昭５６−１４６６５１号公報に開示されている設備など
が存在する。この搬送設備は、直線搬送ラインを並設
し、各搬送ラインへ押出装置を備える。
昭５６−１４６６５１号公報に開示されている設備など
が存在する。この搬送設備は、直線搬送ラインを並設
し、各搬送ラインへ押出装置を備える。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の大重量
物品に対する搬送設備においては、一の搬送ラインから
他の搬送ラインへの移載が一般に非常に困難である。即
ち、同一の建屋内では、クレ−ン及び吊りフックなどの
大掛りな設備を要し、またフォ−クリフタ−型の移載機
などが必要とされた。また建屋が各搬送ライン毎に異な
る場合には、ラムトラック等などが利用された。
物品に対する搬送設備においては、一の搬送ラインから
他の搬送ラインへの移載が一般に非常に困難である。即
ち、同一の建屋内では、クレ−ン及び吊りフックなどの
大掛りな設備を要し、またフォ−クリフタ−型の移載機
などが必要とされた。また建屋が各搬送ライン毎に異な
る場合には、ラムトラック等などが利用された。
【０００５】このように従来の設備構成においては、設
備自体が大掛りとなり、またそのための要員も必要とな
り、さらにその重量物品に対する吊り上げ作業時におけ
る消費エネルギ−も多く、大きな負担となっていた。
備自体が大掛りとなり、またそのための要員も必要とな
り、さらにその重量物品に対する吊り上げ作業時におけ
る消費エネルギ−も多く、大きな負担となっていた。
【０００６】また、前記した特許公報に記載された発明
も比較的に軽重量の部品類に対する搬送設備に関するも
のであり、そこでは、循環動作するコンベア面上におい
て単一のパレットを個別に移送することを特徴とし、ま
た、その押出装置についても、ボ−ルキャスタなどコロ
を備える台車を配し、その自在方向性に基づいて、パレ
ットに対し方向転換機能を発揮するに過ぎない。従っ
て、上記した発明を、大重量の物品の搬送に応用する場
合、特にその物品の運動に対する慣性力などをうまく制
御することが極めて困難である。この点は、搬送ライン
上においても、また押出装置においても全く同様であ
る。
も比較的に軽重量の部品類に対する搬送設備に関するも
のであり、そこでは、循環動作するコンベア面上におい
て単一のパレットを個別に移送することを特徴とし、ま
た、その押出装置についても、ボ−ルキャスタなどコロ
を備える台車を配し、その自在方向性に基づいて、パレ
ットに対し方向転換機能を発揮するに過ぎない。従っ
て、上記した発明を、大重量の物品の搬送に応用する場
合、特にその物品の運動に対する慣性力などをうまく制
御することが極めて困難である。この点は、搬送ライン
上においても、また押出装置においても全く同様であ
る。
【０００７】そこで、本発明は、特に大重量の物品に対
し、弊害なく、かつ効率的に搬送及び別の搬送ラインへ
の移載を可能とするパレット台車循環搬送設備を提供す
ることを目的とした。
し、弊害なく、かつ効率的に搬送及び別の搬送ラインへ
の移載を可能とするパレット台車循環搬送設備を提供す
ることを目的とした。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
に、本発明はパレット台車循環搬送設備につき、次のよ
うに構成した。即ち、パレット台車を走行させ得るレ−
ルによって構成される直線搬送ラインを１又は２以上並
設する搬送設備において、これらの各直線搬送ラインの
レ−ル上に複数のパレット台車をそれぞれ相互に接触す
る状態で配し、これらの各直線搬送ラインには、それぞ
れその始端に前記複数のパレット台車をそれらの接触状
態を維持したまま一連に前記レ−ルに沿って移動させる
ことができる送り装置をまたその終端に上記送り出し時
に合わせて先頭のパレット台車のみが送り出されるよう
にパレット台車に対し制動動作する制動装置を備え、各
直線搬送ライン上の前記レ−ルより下方に位置してこの
レ−ルの延長線位置に達するレ−ル部を上面に備える横
送り台車を前記レ−ルの向きに直交した方向に往復移動
させる横送り装置を前記送り装置と前記制動装置との間
に渡って備えてなることを特徴とする。
に、本発明はパレット台車循環搬送設備につき、次のよ
うに構成した。即ち、パレット台車を走行させ得るレ−
ルによって構成される直線搬送ラインを１又は２以上並
設する搬送設備において、これらの各直線搬送ラインの
レ−ル上に複数のパレット台車をそれぞれ相互に接触す
る状態で配し、これらの各直線搬送ラインには、それぞ
れその始端に前記複数のパレット台車をそれらの接触状
態を維持したまま一連に前記レ−ルに沿って移動させる
ことができる送り装置をまたその終端に上記送り出し時
に合わせて先頭のパレット台車のみが送り出されるよう
にパレット台車に対し制動動作する制動装置を備え、各
直線搬送ライン上の前記レ−ルより下方に位置してこの
レ−ルの延長線位置に達するレ−ル部を上面に備える横
送り台車を前記レ−ルの向きに直交した方向に往復移動
させる横送り装置を前記送り装置と前記制動装置との間
に渡って備えてなることを特徴とする。
【０００９】上記した本発明の搬送設備において、送り
装置及び制動装置としては、例えば、油圧シリンダ、エ
ア−シリンダなど、搬送対象を積載した複数のパレット
台車を一連にかつ間欠的にその一台ずつを繰り出し的に
移動させることができるのに適し、またその移動されて
きた一連のパレット台車群を安全に所定位置に停止させ
ることができる機能を備えたものであればよい。
装置及び制動装置としては、例えば、油圧シリンダ、エ
ア−シリンダなど、搬送対象を積載した複数のパレット
台車を一連にかつ間欠的にその一台ずつを繰り出し的に
移動させることができるのに適し、またその移動されて
きた一連のパレット台車群を安全に所定位置に停止させ
ることができる機能を備えたものであればよい。
【００１０】また、各直接搬送ラインは、同一の建屋内
に限らず、相当距離を隔てた別の建屋内にそれぞれ配置
されていてもよい。
に限らず、相当距離を隔てた別の建屋内にそれぞれ配置
されていてもよい。
【００１１】また、横送り装置の直線搬送ラインのレ−
ルに対する配設位置は、その横送り台車が横方向へ移動
するに十分な位置であって、かつこの台車が上記レ−ル
の延設位置に達したときに、この台車の上面のレ−ル部
が上記レ−ルの位置に一致していることが必要である。
ルに対する配設位置は、その横送り台車が横方向へ移動
するに十分な位置であって、かつこの台車が上記レ−ル
の延設位置に達したときに、この台車の上面のレ−ル部
が上記レ−ルの位置に一致していることが必要である。
【００１２】
【作用】本発明では、次のような作用が生じる。先ず、
荷重を積載した複数のパレット台車は相互に接触した状
態を維持して該当する直線搬送ライン上において、始端
に予め到達している横送り台車上のパレット台車と共に
送り装置の動作によって一連に移送される。これによ
り、この直線搬送ラインの終端位置に予め到達している
横送り台車面上のレ−ル部上に一台のパレット台車が移
動する。
荷重を積載した複数のパレット台車は相互に接触した状
態を維持して該当する直線搬送ライン上において、始端
に予め到達している横送り台車上のパレット台車と共に
送り装置の動作によって一連に移送される。これによ
り、この直線搬送ラインの終端位置に予め到達している
横送り台車面上のレ−ル部上に一台のパレット台車が移
動する。
【００１３】この際同時に制動装置によって、上記一連
に移動された各パレット台車を一体的に停止させる。次
いで、この送り出されてきた一台のパレット台車は横送
り台車の移送動作に従って他の直線搬送ラインの始端位
置にまで達する。この位置においてこのパレット台車は
当該直線搬送ラインにおける送り装置の動作によってこ
の搬送ライン上で移送されることになる。一方、この直
線搬送ラインの終端の横送り台車は、この直線搬送ライ
ンから弾き出されたパレット台車を受け取り、次の直線
搬送ラインの始端へと循環しながら目的場所に達するこ
とができる。
に移動された各パレット台車を一体的に停止させる。次
いで、この送り出されてきた一台のパレット台車は横送
り台車の移送動作に従って他の直線搬送ラインの始端位
置にまで達する。この位置においてこのパレット台車は
当該直線搬送ラインにおける送り装置の動作によってこ
の搬送ライン上で移送されることになる。一方、この直
線搬送ラインの終端の横送り台車は、この直線搬送ライ
ンから弾き出されたパレット台車を受け取り、次の直線
搬送ラインの始端へと循環しながら目的場所に達するこ
とができる。
【００１４】このように、目的場所に到達したパレット
台車上の荷重は搬出されることになるが、当該パレット
台車は、その直線搬送ラインの終端にまで達し、さらに
該当する横送り装置の機能によって当初の直線搬送ライ
ンの始端位置にまで戻される。このように各パレット台
車は各直線搬送ライン上を循環移動せられる。
台車上の荷重は搬出されることになるが、当該パレット
台車は、その直線搬送ラインの終端にまで達し、さらに
該当する横送り装置の機能によって当初の直線搬送ライ
ンの始端位置にまで戻される。このように各パレット台
車は各直線搬送ライン上を循環移動せられる。
【００１５】
【実施例】次に、本発明の実施例を説明する。図１に、
実施例でのパレット台車の循環搬送設備を示した。この
設備は、並設された直線搬送ラインＡ及びＢを備え、こ
れらは相互に、その送り方向が逆になっている。これら
の搬送ラインＡ及びＢはそれぞれ基台１上に設けられた
レ−ル２によってなり、このレ−ル２上にはパレット台
車３…が両端位置のものを除いて、その前後部にて相互
に接触する状態で備えられている。
実施例でのパレット台車の循環搬送設備を示した。この
設備は、並設された直線搬送ラインＡ及びＢを備え、こ
れらは相互に、その送り方向が逆になっている。これら
の搬送ラインＡ及びＢはそれぞれ基台１上に設けられた
レ−ル２によってなり、このレ−ル２上にはパレット台
車３…が両端位置のものを除いて、その前後部にて相互
に接触する状態で備えられている。
【００１６】この各パレット台車３…間の接触状態は、
図２に示すように、パレット台車３の前部及び後部に設
けた当接部５、５にて生じている。またこのパレット台
車３面上にはパレット部４を介して荷重としての鋼鈑コ
イル６が積載される。なお、この鋼鈑コイル６は、搬送
ラインＡの始端付近に設けられた搬入装置Ｅを介してパ
レット部４上に自動的に搬入することができる。また２
１はこの搬入路を構成するロ−ラコンベアである。
図２に示すように、パレット台車３の前部及び後部に設
けた当接部５、５にて生じている。またこのパレット台
車３面上にはパレット部４を介して荷重としての鋼鈑コ
イル６が積載される。なお、この鋼鈑コイル６は、搬送
ラインＡの始端付近に設けられた搬入装置Ｅを介してパ
レット部４上に自動的に搬入することができる。また２
１はこの搬入路を構成するロ−ラコンベアである。
【００１７】また、各搬送ラインＡ及びＢには、それぞ
れその送りの始端位置に送り装置７またその終端位置に
制動装置１１を備えている。送り装置７は、シリンダ８
とそのピストン軸９端に連設された押出部材１０とから
なり、ピストン軸９の駆動によって押出部材１０を搬送
ラインＡの送り方向に沿って押し出すことができる。
れその送りの始端位置に送り装置７またその終端位置に
制動装置１１を備えている。送り装置７は、シリンダ８
とそのピストン軸９端に連設された押出部材１０とから
なり、ピストン軸９の駆動によって押出部材１０を搬送
ラインＡの送り方向に沿って押し出すことができる。
【００１８】また、制動装置１１も同様の構成、即ちシ
リンダ１２と、そのピストン軸１３端に連設された停止
部材１４とからなり、搬送ラインＡの送り方向に沿って
制動的に、その停止部材１４を移動させることができ
る。
リンダ１２と、そのピストン軸１３端に連設された停止
部材１４とからなり、搬送ラインＡの送り方向に沿って
制動的に、その停止部材１４を移動させることができ
る。
【００１９】また、各搬送ラインＡ及びＢの始端と終端
との間に渡っては横送り装置Ｃ、Ｄが設けられている。
これらの横送り装置ＣとＤとは同一構成をなし、それぞ
れ各搬送ラインＡ及びＢのレ−ル２より下方に位置する
ように凹溝１５又は凹溝１６内に設けられている。
との間に渡っては横送り装置Ｃ、Ｄが設けられている。
これらの横送り装置ＣとＤとは同一構成をなし、それぞ
れ各搬送ラインＡ及びＢのレ−ル２より下方に位置する
ように凹溝１５又は凹溝１６内に設けられている。
【００２０】各横送り装置Ｃ及びＤは、各搬送ラインＡ
及びＢのレ−ル２、２に直交して設けられたレ−ル１７
を備え、このレ−ル１７上には横送り台車１８が設けら
れている。なお、２０はこの台車１８を各直線搬送ライ
ンに直交させるための案内するガイドレ−ルである。
及びＢのレ−ル２、２に直交して設けられたレ−ル１７
を備え、このレ−ル１７上には横送り台車１８が設けら
れている。なお、２０はこの台車１８を各直線搬送ライ
ンに直交させるための案内するガイドレ−ルである。
【００２１】この横送り台車１８はレ−ル１７に沿って
移動することができ、各搬送ラインＡとＢとの始端と終
端との位置にて停止することができる。これらの停止位
置は、それぞれ各搬送ラインＡ及びＢ上のレ−ル２の延
設位置にあたる。この延設位置に対応して横送り台車１
８面上にレ−ル部１９が設けられている。
移動することができ、各搬送ラインＡとＢとの始端と終
端との位置にて停止することができる。これらの停止位
置は、それぞれ各搬送ラインＡ及びＢ上のレ−ル２の延
設位置にあたる。この延設位置に対応して横送り台車１
８面上にレ−ル部１９が設けられている。
【００２２】従って、図２に示すように、横送り台車１
８が搬送ラインＡの終端位置にて停止する状態におい
て、送り装置７が駆動されるとき、レ−ル２上にて接触
状態にある各パレット台車３…は、一連に送り方向に移
動される。この移動に際し、先頭位置のパレット台車３
がレ−ル部１９上に達して横送り台車１８上に押し出さ
れて上載状態となる。
８が搬送ラインＡの終端位置にて停止する状態におい
て、送り装置７が駆動されるとき、レ−ル２上にて接触
状態にある各パレット台車３…は、一連に送り方向に移
動される。この移動に際し、先頭位置のパレット台車３
がレ−ル部１９上に達して横送り台車１８上に押し出さ
れて上載状態となる。
【００２３】また、この際、制動装置１１上の停止部材
１４が上記のパレット台車３の当接部５と当接状態とな
って、そのシリンダ１２が制動作用を発揮することによ
り一連のパレット台車３…全体が停止されることにな
る。
１４が上記のパレット台車３の当接部５と当接状態とな
って、そのシリンダ１２が制動作用を発揮することによ
り一連のパレット台車３…全体が停止されることにな
る。
【００２４】次いで、この停止状態にある横送り台車１
８は、図３に示すように、レ−ル１７上に沿って移動し
て搬送ラインＢの始端位置に達して停止される。この搬
送ラインＢではそのレ−ル２上に他のパレット台車３…
が相互に接触する状態で配されており、この移送されて
きたパレット台車３は上記した各パレット台車３…の最
後尾に位置することになる。従って、搬送ラインＢ上の
送り装置７の駆動によって、この新たなパレット台車３
はレ−ル２上に搬送されることになる。
８は、図３に示すように、レ−ル１７上に沿って移動し
て搬送ラインＢの始端位置に達して停止される。この搬
送ラインＢではそのレ−ル２上に他のパレット台車３…
が相互に接触する状態で配されており、この移送されて
きたパレット台車３は上記した各パレット台車３…の最
後尾に位置することになる。従って、搬送ラインＢ上の
送り装置７の駆動によって、この新たなパレット台車３
はレ−ル２上に搬送されることになる。
【００２５】このように搬送ラインＢ上に及んだパレッ
ト台車３は、この搬送ラインＢ上に接続された搬出装置
Ｆの位置にまで達して、その上載する鋼板コイル６が搬
出されることになる。なお、２２は搬出用のロ−ラコン
ベアである。なお、天井クレ−ン、フォ−クリフタ−等
により任意の場所で搬出することも可能である。
ト台車３は、この搬送ラインＢ上に接続された搬出装置
Ｆの位置にまで達して、その上載する鋼板コイル６が搬
出されることになる。なお、２２は搬出用のロ−ラコン
ベアである。なお、天井クレ−ン、フォ−クリフタ−等
により任意の場所で搬出することも可能である。
【００２６】また、空状態となったパレット台車３はな
おも搬送ラインＢ上を移動してその終端位置に達して、
今度は横送り装置Ｃによって前記同様に搬送ラインＡの
始端位置にまで移送されることになる。このように各パ
レット台車３は循環利用される。
おも搬送ラインＢ上を移動してその終端位置に達して、
今度は横送り装置Ｃによって前記同様に搬送ラインＡの
始端位置にまで移送されることになる。このように各パ
レット台車３は循環利用される。
【００２７】
【発明の効果】上述したように本発明は構成されるか
ら、次のような効果を発揮する。先ず、各直線搬送ライ
ン上に複数のパレット台車を相互に接触する状態で配し
たことによって、極めて簡単な送り装置によって送りを
実行することが可能であるから、設備費用が安価とな
る。
ら、次のような効果を発揮する。先ず、各直線搬送ライ
ン上に複数のパレット台車を相互に接触する状態で配し
たことによって、極めて簡単な送り装置によって送りを
実行することが可能であるから、設備費用が安価とな
る。
【００２８】また、横送り装置を各直線搬送ラインの始
端と終端との間に渡って設けたので、パレット台車の循
環移動が可能である。これにより効率的な搬送が可能と
なり、また重量物品の移載に際して大掛りな設備は不要
である。
端と終端との間に渡って設けたので、パレット台車の循
環移動が可能である。これにより効率的な搬送が可能と
なり、また重量物品の移載に際して大掛りな設備は不要
である。
【図１】本発明のパレット台車循環搬送設備の平面図。
【図２】同 部分縦断面図
【図３】同 部分平面図
Ａ、Ｂ 直線搬送ライン Ｃ、Ｄ 横送り装置 ２ レ−ル ３ パレット台車 ６ 鋼板コイル ７ 送り装置 11 制動装置 18 横送り台車
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西村介秀 兵庫県姫路市広畑区鶴町２−１ 太平工業 株式会社広畑支店内 (72)発明者 岸田稔勝 兵庫県姫路市広畑区鶴町２−１ 太平工業 株式会社広畑支店内
Claims (1)
- 【請求項１】 パレット台車を走行させ得るレ−ルによ
って構成される直線搬送ラインを１又は２以上並設する
搬送設備において、これらの各直線搬送ラインのレ−ル
上に複数のパレット台車をそれぞれ相互に接触する状態
で配し、これら各直線搬送ラインには、それぞれその始
端に前記複数のパレット台車をそれらの接触状態を維持
したまま一連に前記レ−ルに沿って移動させることがで
きる送り装置をまたその終端に上記送り出し時に合わせ
て先頭のパレット台車のみが送り出されるようにこのパ
レット台車に対し制動動作する制動装置を備え、各直線
搬送ライン上の前記レ−ルより下方に位置してこのレ−
ルの延長位置に達するレ−ル部を上面に備える横送り台
車を前記レ−ルの向きに直交した方向に往復移動させる
横送り装置を前記送り装置と前記制動装置との間に渡っ
て備えてなることを特徴とするパレット台車循環搬送設
備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13294193A JPH06321343A (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | パレット台車循環搬送設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13294193A JPH06321343A (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | パレット台車循環搬送設備 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06321343A true JPH06321343A (ja) | 1994-11-22 |
Family
ID=15093081
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13294193A Pending JPH06321343A (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | パレット台車循環搬送設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06321343A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007119196A (ja) * | 2005-10-28 | 2007-05-17 | Nakanishi Metal Works Co Ltd | 搬送台車の経路変更用トラバーサ |
| JP2012006739A (ja) * | 2010-06-28 | 2012-01-12 | Metal Engineering Kk | 台車搬送装置 |
| CN104355041A (zh) * | 2014-10-27 | 2015-02-18 | 苏州菱欧自动化设备有限公司 | 矩阵式输送线 |
| JP2015189555A (ja) * | 2014-03-28 | 2015-11-02 | 株式会社ダイフク | 搬送台車昇降装置付き搬送装置 |
| CN106335758A (zh) * | 2016-08-27 | 2017-01-18 | 深圳市尚宏自动化设备有限公司 | 一种多线合一平移机 |
| CN110759066A (zh) * | 2019-11-13 | 2020-02-07 | 深圳市卓翼智造有限公司 | 一种分层式输送机构 |
-
1993
- 1993-05-10 JP JP13294193A patent/JPH06321343A/ja active Pending
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