JPH06320858A - 感熱記録体 - Google Patents

感熱記録体

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JPH06320858A
JPH06320858A JP5111332A JP11133293A JPH06320858A JP H06320858 A JPH06320858 A JP H06320858A JP 5111332 A JP5111332 A JP 5111332A JP 11133293 A JP11133293 A JP 11133293A JP H06320858 A JPH06320858 A JP H06320858A
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heat
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JP5111332A
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English (en)
Inventor
Masato Kawamura
正人 川村
Takehiro Minami
毅拡 南
Keiichi Inubushi
恵一 犬伏
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New Oji Paper Co Ltd
Original Assignee
New Oji Paper Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、感熱記録方式により同時に二
枚複写記録された情報が、第三者に知られることのない
感熱記録体を提供することにある。 【構成】支持体上に、感熱記録層A、剥離可能で、且つ
不透明度(JIS P8138に基づく)が90%以上
の隠蔽層、及び剥離可能な感熱記録層Bを、塗布工程に
より順次設けた感熱記録体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感熱記録方式により記
録された情報が、第三者に知られることのない感熱記録
体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】発色剤と呈色剤との呈色反応を利用し、
サーマルヘッドからの熱エネルギーにより両発色物質を
反応させて記録像を得るようにした感熱記録体は良く知
られている。一般に感熱記録体は比較的安価であり、ま
た記録機器がコンパクトでかつその保守も容易なため、
ファクシミリや各種計算機等の記録媒体としてのみなら
ず幅広い分野において使用されている。
【0003】しかしながら、一般に市販されている感熱
記録体は、出力された情報が誰にでも見ることができる
状態で記録されているため、秘密性を有する内容の交信
には適さない。そこで感熱記録体に出力された情報を隠
蔽するために、感熱記録層上に、隠蔽性を有する基材を
貼り合わせる方法が特開昭61−248785号公報、
特開平2−286391号公報に記載されているが、基
材を貼り合わせる際に使用される接着剤の種類によって
は記録像の保存性が低下したり、地肌部にカブリが生じ
る。また、感熱記録体と隠蔽基材との接着が不完全であ
ったり、貼り合わせるた後、矯正が困難なカールが生じ
たりする場合がある。更に、これらの感熱記録体の製造
には、ラミネーター等の設備を用いて貼り合わせる工程
を必要とし、その結果コスト高になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、感熱
記録方式により同時に二枚複写記録された情報が、第三
者に知られることのない感熱記録体を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、支持体上
に、感熱記録層A、剥離可能で、且つ不透明度(JIS
P 8138に基づく)が90%以上の隠蔽層、及び
剥離可能な感熱記録層Bを、塗布工程により順次設ける
ことにより、上記の如き問題を解決し、更にラミネータ
ー等の特別な加工設備および工程を用いることなしに、
情報の隠蔽性を有する感熱記録体を安価に、提供できる
ことを見出し、本発明を完成するに至った。
【0006】
【作用】本発明は、支持体上に、感熱記録層A、剥離可
能で、且つ不透明度(JISP 8138に基づく)が
90%以上の隠蔽層、及び剥離可能な感熱記録層Bを、
順次塗布工程により設けたことを特徴とするもので、そ
の用途としては、記録後、一番上の感熱記録層Bを剥が
して発送者の控えとし、他の部分を発送用の伝票、書
類、葉書等に使用する方法がある。隠蔽層の不透明度が
90%未満になると感熱記録層に形成された記録像の判
読が隠蔽層の上から容易となるので、好ましくは95%
以上が望ましい。なお、隠蔽層の不透明度は、隠蔽層形
成用の塗液を透明なフィルム上に所望量、塗布・乾燥
後、JIS P 8138に基づいて測定される。
【0007】本発明は、感熱記録層A上に、不透明度が
90%以上の隠蔽層を設けることを大きな特徴とするも
のであるが、隠蔽層で使用される顔料としては、無機、
有機の白色または有色のあらゆる種類の顔料が試用可能
であり、例えば炭酸カルシウム、酸化亜鉛、酸化アルミ
ニウム、二酸化チタン、二酸化珪素、水酸化アルミニウ
ム、硫酸バリウム、硫酸亜鉛、タルク、カオリン、クレ
ー、焼成カオリン、ブロンズパウダー、等の無機顔料や
カーボンブラック、スチレンマイクロボール、ナイロン
パウダー、ポリエチレンパウダー、尿素・ホルマリン樹
脂フィラー、生デンプン粒子等、ポリウレタン/ポリウ
レアマイクロカプセル等の有機顔料等が挙げられる。ま
た、少量の使用で高い隠蔽効果を得るためには、隠蔽性
に優れたブロンズパウダー、カーボンブラック、および
感熱発色層の記録像と同系色の顔料や染料を用いること
が望ましい。
【0008】隠蔽層塗液中には通常バインダーとして、
デンプン類、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセル
ロース、カルボキシメチルセルロース、ゼラチン、カゼ
イン、アラビアガム、ポリビニルアルコール、カルボキ
シ変性ポリビニルアルコール、アセトアセチル基変性ポ
リビニルアルコール、珪素変性ポリビニルアルコール、
ジイソブチレン・無水マレイン酸共重合体塩、スチレン
・無水マレイン酸共重合体塩、エチレン・アクリル酸共
重合体塩、スチレン・アクリル酸共重合体塩、スチレン
・ブタジエン共重合体エマルジョン、尿素樹脂、メラミ
ン樹脂、アミド樹脂、ポリウレタン樹脂等の少なくとも
一種が、隠蔽層の全固形分に対して10〜80重量%程
度の範囲で配合される。また、成膜性を一層向上させる
ためにグリオキサール、ホウ酸、ジアルデヒドデンプ
ン、エポキシ系化合物等の硬化剤を添加することもでき
る。
【0009】更に、塗液中には必要に応じて各種の助剤
を添加することができ、例えばジオクチルスルホコハク
酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム、ラウリルアルコール硫酸エステルナトリウム、脂肪
酸金属塩等の分散剤、消泡剤、蛍光染料、着色染料等が
適宜添加される。なお、隠蔽層用塗液は、一般に水を分
散媒体とし、感熱記録層A上または中間層上に形成され
る。隠蔽層用塗液の塗布量は乾燥重量で3〜80g/m
2 、好ましくは5〜40g/m2 程度の範囲で調節され
る。
【0010】本発明において、感熱記録層Aおよび隠蔽
層中に、剥離性改良剤として高級脂肪酸の金属塩、ワッ
クス類、シリコーン化合物の少なくとも一種類を添加さ
せることにより、隠蔽層および感熱記録層Bの剥離が容
易になる。剥離性改良剤の具体例を次に挙げるが、必ず
しもこれらに限定されるものではない。高級脂肪酸の金
属塩としては、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン
酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、オレイン酸亜鉛等が
挙げられる。ワックス類としては、蜜ロウ、セラックロ
ウ等の動物性ワックス類、カルナバロウ等の植物性ワッ
クス類、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワ
ックス等の石油ワックス類の他、ポリエチレンワック
ス、高級脂肪酸のアルコールエステル、高級ケトン、高
級アミン、高級脂肪酸とアミンの縮合物、合成パラフィ
ン、塩素化パラフィン等、各種合成ワックスの微粒子や
エマルジョンが挙げられる。シリコーン化合物として
は、シリコーン樹脂、メチル変性シリコーン樹脂、アル
キル変性シリコーン、高級油脂変性シリコ−ン、エポキ
シ変性シリコ−ン、メチルフェニルシリコ−ン等が挙げ
られる。上記剥離性改良剤の使用量については、特に限
定するものではないが、感熱記録層および隠蔽層では、
感熱記録層Aまたは隠蔽層の全固形量に対して5〜50
重量%、好ましくは10〜30重量%の範囲で調節する
のが望ましい。
【0011】本発明の感熱記録層Aおよび感熱記録層B
で使用される記録機構は、熱により発色或いは変色する
ものであれば、どんなものでも使用可能であり、例えば
塩基性染料と呈色剤との組み合わせ、ジアゾニウム塩と
カプラーとの組み合わせ、鉄など遷移元素のキレート化
合物と呈色剤との組み合わせ、芳香族性イソシアネート
化合物とイミノ化合物との組み合わせ、熱により透明化
する疎水性高分子エマルジョンなどが挙げられるが、塩
基性染料と呈色剤との組み合わせは発色濃度、地肌部及
び記録像の保存性が優れているため、好ましく用いられ
る。かかる塩基性染料としては、各種公知の無色ないし
は淡色の塩基性染料が使用でき、具体的には、例えば
3,3−ビス(p−ジメチルアミニフェニル)−6−ジ
メチルアミノフタリド、3−(4−ジエチルアミノ−2
−メチルフェニル)−3−(4−ジメチルアミノフェニ
ル)−6−ジメチルアミノフタリド、3−ジエチルアミ
ノ−7−ジベンジルアミノ−ベンゾ〔a〕フルオラン、
3−(N−エチル−N−p−トリル)アミノ−7−N−
メチルアニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−
アニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−ジベン
ジルアミノフルオラン、3,6−ビス(ジエチルアミ
ノ)フルオラン−γ−アニリノラクタム、3−シクロヘ
キシルアミノ−6−クロロフルオラン、3−ジエチルア
ミノ−6−メチル−7−クロロフルオラン、3−ジエチ
ルアミノ−7−クロロフルオラン、3−(N−エチル−
N−イソアミル)アミノ−6−メチル−7−アニリノフ
ルオラン、3−(N−メチル−N−シクロヘキシル)ア
ミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジエ
チルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3
−ジ(n−ブチル)アミノ−6−メチル−7−アニリノ
フルオラン、3−ジ(n−ペンチル)アミノ−6−メチ
ル−7−アニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7
−(o−クロロフェニルアミノ)フルオラン、3−ジ
(n−ブチル)アミノ−7−(o−クロロフェニルアミ
ノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−7−(o−フル
オロフェニルアミノ)フルオラン、3−ジ(n−ブチ
ル)アミノ−7−(o−クロロフェニルアミノ)フルオ
ラン、3−ジエチルアミノ−7−(o−フルオロフェニ
ルアミノ)フルオラン、3−ジ(n−ブチル)アミノ−
7−(o−フルオロフェニルアミノ)フルオラン、3−
(N−エチル−p−トルイジノ)−6−メチル−7−ア
ニリノフルオラン、3−(N−エチル−p−トルイジ
ノ)−6−メチル−7−(p−トルイジノ)フルオラ
ン、3−(N−エチル−N−フルフリルアミノ)−6−
メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ
−6−クロロ−7−アニリノフルオラン、3−(N−メ
チル−N−n−プロピルアミノ)−6−メチル−7−ア
ニリノフルオラン、3,3−ビス〔1−(4−メトキシ
フェニル)−1−(4−ジメチルアミノフェニル)エチ
レン−2−イル−〕−4,5,6,7−テトラクロロフ
タリド、3,3−ビス〔1−(4−メトキシフェニル)
−1−(4−ピロリジノフェニル)エチレン−2−イ
ル〕−4,5,6,7−テトラクロロフタリド、3,3
−ビス〔1,1−ビス(4−ピロリジノフェニル)エチ
レン−2−イル〕−4,5,6,7−テトラブロモフタ
リド、3−p−(p−ジメチルアミノアニリノ)アニリ
ノ−6−メチル−7−クロロフルオラン、2,2−ビス
{4−〔6’−(N−シクロヘキシル−N−メチルアミ
ノ)−3’−メチルスピロ〔フタリド−3,9’−キサ
ンテン−2’−イルアミノ〕フェニル}プロパン、3,
6,11−トリ(ジメチルアミノ)フルオラン等が挙げら
れる。勿論、これらに限定されるものではなく、また必
要に応じて2種以上を併用することもできる。
【0012】上記の如き塩基性染料と組み合わせて使用
される呈色剤についても各種の材料が公知であり、例え
ば活性白土、アタパルジャイト、コロイダルシリカ、珪
酸アルミニウム等の無機酸性物質、4,4’−イソプロ
ピリデンジフェノール、2,2−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)−4−メチルペンタン、4,4’−ジヒドロ
キシジフェニルスルフィド、ヒドロキノンモノベンジル
エーテル、4−ヒドロキシ安息香酸ベンジル、4,4’
−ジヒドロキシジフェニルスルホン、2,4’−ジヒド
ロキシジフェニルスルホン、4−ヒドロキシ−4’−イ
ソプロポキシジフェニルスルホン、ビス(3−アリル−
4−ヒドロキシフェニル)スルホン、4−ヒドロキシ−
4’−メチルジフェニルスルホン、ビス(4−ヒドロキ
シフェニルチオエトキシ)メタン、1,5−ジ(4−ヒ
ドロキシフェニルチオ)−3−オキサペンタン、ビス
(p−ヒドロキシフェニル)酢酸ブチル、ビス(p−ヒ
ドロキシフェニル)酢酸メチル、1,1−ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)−1−フェニルエタン、1,4−ビ
ス〔α−メチル−α−(4’−ヒドロキシフェニル)エ
チル〕ベンゼン、ジ(4−ヒドロキシ−3−メチルフェ
ニル)スルフィン等のフェノール性化合物、4−〔2−
(p−メトキシフェノキシ)エチルオキシ〕サリチル
酸、4−〔3−(p−トリルスルホニル)プロピルオキ
シ〕サリチル酸、5−〔p−(2−p−メトキシフェノ
キシエトキシ)クミル〕サリチル酸等の芳香族カルボン
酸、およびこれら芳香族カルボン酸の亜鉛、マグネシウ
ム、アルミニウム、カルシウム、チタン、マンガン、ス
ズ、ニッケル等の多価金属との塩、更にはチオシアン酸
亜鉛のアンチピリン錯体等の有機酸性物質等が例示され
る。塩基性染料と呈色剤との使用比率は、用いる塩基性
染料や呈色剤の種類に応じて適宜選択されるものであ
り、特に限定するものではないが、一般に塩基性染料1
重量部に対して1〜50重量部、好ましくは2〜10重
量部程度の呈色剤が使用される。これらの物質を含む感
熱記録層用塗液は、一般に水を分散媒体とし、ボールミ
ル、アトライター、サンドミルなどの攪拌・粉砕機によ
り染料および呈色剤を一緒に又は別々に分散するなどし
て調製される。
【0013】感熱記録層塗液中には通常バインダーとし
て、デンプン類、ヒドロキシエチルセルロース、メチル
セルロース、カルボキシメチルセルロース、ゼラチン、
カゼイン、アラビアガム、ポリビニルアルコール、カル
ボキシ変性ポリビニルアルコール、アセトアセチル基変
性ポリビニルアルコール、珪素変性ポリビニルアルコー
ル、ジイソブチレン・無水マレイン酸共重合体塩、スチ
レン・無水マレイン酸共重合体塩、エチレン・アクリル
酸共重合体塩、スチレン・アクリル酸共重合体塩、スチ
レン・ブタジエン共重合体エマルジョン、尿素樹脂、メ
ラミン樹脂、アミド樹脂、ポリウレタン樹脂等の少なく
とも一種が、記録層の全固形分に対して5〜30重量%
程度の範囲で配合される。
【0014】また、塗液中には必要に応じて各種の助剤
を添加することができ、例えばジオクチルスルホコハク
酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム、ラウリルアルコール硫酸エステルナトリウム、脂肪
酸金属塩等の分散剤、消泡剤、蛍光染料、着色染料等が
適宜添加される。また、塗液中には各種顔料を併用する
ことも可能であり、例えばカオリン、クレー、炭酸カル
シウム、焼成クレー、焼成カオリン、酸化チタン、珪藻
土、微粒子状無水シリカ、活性白土等の無機顔料やスチ
レンマイクロボール、ナイロンパウダー、ポリエチレン
パウダー、尿素・ホルマリン樹脂フィラー、生デンプン
粒子等の有機顔料等が挙げられる。
【0015】更に、目的に応じて増感剤を併用すること
もできる。増感剤の具体例としては、例えば、ステアリ
ン酸アミド、メトキシカルボニル−N−ステアリン酸ベ
ンズアミド、N−ベンゾイルステアリン酸アミド、N−
エイコサン酸アミド、エチレンビスステアリン酸アミ
ド、ベヘン酸アミド、メチレンビスステアリン酸アミ
ド、N−メチロールステアリン酸アミド、テレフタル酸
ジベンジル、p−ベンジルオキシ安息香酸ベンジル、1
−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸フェニル、2−ナフチル
ベンジルエーテル、m−ターフェニル、シュウ酸ジベン
ジル、シュウ酸−ジ−p−メチルベンジル、シュウ酸−
ジ−p−クロロベンジル、p−ベンジルビフェニル、ト
リルビフェニルエーテル、ジ(p−メトキシフェノキシ
エチル)エーテル、1,2−ジ(3−メチルフェノキ
シ)エタン、1,2−ジ(4−メチルフェノキシ)エタ
ン、1,2−ジ(4−メトキシフェノキシ)エタン、
1,2−ジ(4−クロロフェノキシ)エタン、1,2−
ジフェノキシエタン、1−(4−メトキシフェノキシ)
−2−(3−メチルフェノキシ)エタン、p−メチルチ
オフェニルベンジルエーテル、1,4−ジ(フェニルチ
オ)ブタン、p−アセトトルイジド、p−アセトフェネ
チジド、N−アセトアセチル−p−トルイジン、ジ(β
−ビフェニルエトキシ)ベンゼン、p−ジ(ビニルオキ
シエトキシ)ベンゼン、1−イソプロピルフェニル−2
−フェニルエタン等が例示される。これらの増感剤の使
用量は特に限定されないが、一般に呈色剤1重量部に対
して4重量部以下程度の範囲で調節するのが望ましい。
【0016】また、目的に応じて記録像の保存性を高め
るために、保存性改良剤を添加することもできる。かか
る保存性改良剤の具体例としては、例えば2,2’−メ
チレンビス(4−メチル−6−tert−ブチルフェノ
ール)、2,2’−メチレンビス(4−エチル−6−t
ert−ブチルフェノール)、2,2’−エチリデンビ
ス(4,6−ジ−tert−ブチルフェノール)、4,
4’−チオビス(3−メチル−6−tert−ブチルフ
ェノール)、4,4’−チオビス(2−メチル−6−t
ert−ブチルフェノール)、4,4’−チオビス(2
−メチルフェノール)、4,4’−チオビス(2,6−
ジメチルフェノール)、4,4’−チオビス(2,6−
ジ−tert−ブチルフェノール)、2,2’−チオビ
ス(4−tert−オクチルフェノール)、2,2’−
チオビス(3−tert−オクチルフェノール)、4,
4’−ブチリデンビス(6−tert−ブチル−m−ク
レゾール、1−〔α−メチル−α−(4’−ヒドロキシ
フェニル)エチル〕−4−〔α’,α’−ビス(4”−
ヒドロキシフェニル)エチル〕ベンゼン、1,1,3−
トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−シクロヘキ
シルフェニル)ブタン、1,1,3−トリス(2−メチ
ル−4−ヒドロキシ−5−tert−ブチルフェニル)
ブタン、4,4’−ジヒドロキシ−3,3’,5,5’
−テトラブロモジフェニルスルホン、4,4’−ジヒド
ロキシ−3,3’,5,5’−テトラメチルジフェニル
スルホン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジ
ブロモフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロ
キシ−3,5−ジクロロフェニル)プロパン、2,2−
ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジメチルフェニル)プ
ロパン、等のヒンダードフェノール化合物、1,4−ジ
グリシジルオキシベンゼン、4,4’−ジグリシジルオ
キシジフェニルスルホン、テレフタル酸ジグリシジル、
クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、フェノールノボ
ラック型エポキシ樹脂、ビスフェノールA型エポキシ樹
脂等のエポキシ化合物、N,N’−ジ−2−ナフチル−
p−フェニレンジアミン、2,2’−メチレンビス
(4,6−ジ−tert−ブチルフェニル)リン酸ナト
リウム、N,N’−ジ−2−ナフチル−p−フェニレン
ジアミン、4、4’−ビス(エチレンイミンカルボニル
アミノ)ジフェニルメタン等が挙げられる。感熱記録層
用塗液の塗布量は乾燥重量で1〜12g/m2 、好まし
くは3〜10g/m2 程度の範囲で調節される。
【0017】本発明では、感熱記録層Aと隠蔽層との
間、或いは隠蔽層と感熱記録層Bとの間に水性高分子を
含む中間層を設けることにより、隠蔽層や感熱記録層B
を剥離する際、感熱記録層A或いは隠蔽層が同時に剥が
れるの防止する。更に、中間層に前記の剥離性改良剤を
中間層の全固形量に対して10〜80重量%、好ましく
は30〜70重量%の範囲で添加すると、感熱記録層A
或いは隠蔽層の剥離がより容易になる。かかる中間層に
使用する水性高分子としては、例えばデンプン類、ヒド
ロキシエチルセルロース、メチルセルロース、カルボキ
シメチルセルロース、ゼラチン、カゼイン、アラビアガ
ム、ポリビニルアルコール、カルボキシ変性ポリビニル
アルコール、アセトアセチル基変性ポリビニルアルコー
ル、珪素変性ポリビニルアルコール、ジイソブチレン・
無水マレイン酸共重合体塩、スチレン・無水マレイン酸
共重合体塩、エチレン・アクリル酸共重合体塩、スチレ
ン・アクリル酸共重合体塩、スチレン・ブタジエン共重
合体エマルジョン、尿素樹脂、メラミン樹脂、アミド樹
脂、ポリウレタンアイオノマー等の接着性とフィルム性
を有するものが挙げられる。
【0018】また、各種の顔料を併用することも可能で
あり、例えば炭酸カルシウム、酸化亜鉛、酸化アルミニ
ウム、二酸化チタン、二酸化珪素、水酸化アルミニウ
ム、硫酸バリウム、硫酸亜鉛、タルク、カオリン、クレ
ー、焼成カオリン、コロイダルシリカ等の無機顔料やス
チレンマイクロボール、ナイロンパウダー、ポリエチレ
ンパウダー、尿素・ホルマリン樹脂フィラー、生デンプ
ン粒子等、ポリウレタン/ポリウレアマイクロカプセル
等の有機顔料等が挙げられる。更に、塗液中には必要に
応じてジオクチルスルホコハク酸ナトリウム等の界面活
性剤(分散剤、湿潤剤)、消泡剤、カリミョウバン、酢
酸アルミニウム等の水溶性多価塩等の各種助剤を適宜添
加することもできる。なお、中間層用塗液は、一般に水
を分散媒体として調製され、感熱記録層A上、或いは隠
蔽層上に乾燥重量で0.1〜15g/m2 、好ましくは
0.5〜6g/m2 程度の範囲で塗布される。
【0019】本発明において、感熱記録層、中間層、隠
蔽層は塗布工程により形成されるもので、従来から周知
慣用の塗布技術、例えばエアーナイフコーティング、バ
リバーブレードコーティング、ピュアーブレードコーテ
ィング、ショート・ドウェルコーティング、カーテンコ
ーティング等により、塗液を支持体上に塗布・乾燥する
方法などによって形成することができる。支持体として
は、紙、合成紙、プラスチックフィルム等が適宜選択し
て使用される。支持体の不透明度としては、記録像が支
持体の裏面側から透けて見えるのを防ぐために90%の
ものが望ましい。
【0020】なお、必要に応じて支持体裏面に記録層を
設けたり、支持体裏面に保護層を設けて記録像の保存性
を一層高めたり、支持体に下塗層を設けたり、各層塗抹
後に平滑化処理を施すことなど、感熱記録体製造分野に
おける各種の公知技術が必要に応じて付加し得るもので
ある。本発明の感熱記録体は、その使用方法の特性上、
隠蔽層が容易に剥離されるものがこのましい。隠蔽層と
感熱記録層または中間層の接着力は、前述の剥離剤の種
類と使用料により加減されるが、各層が塗工により形成
されているため、層間の密着性がよく、そのままでは剥
離のきっかけをつくることが困難である。そこで特別な
剥離用の道具等を使うことなしに隠蔽層を剥がすことが
できるように、隠蔽層の塗工後に加工処理を施すことが
考えられる。
【0021】かかる加工処理のとしては、例えば記録体
の端部または一部の支持体に隠蔽層を貫通しないような
方法でミシン目加工や裁断加工や打ち抜き加工をする処
理または、その逆に隠蔽層のみを裁断加工や打ち抜き加
工をする処理、或いは隠蔽層上にプルタブを接着付加す
る加工などが挙げられる。また、本発明の感熱記録体を
伝票や領収書として使用する場合には、支持体に透かし
処理やエンボス処理により文字や記号を入れたり、原紙
或いはいずれかの層の塗工後にフォームや偽造防止の文
字や記号或いは広告、説明文などを印刷処理することも
可能である。また支持体裏面或いは隠蔽層上に濃色で印
刷処理を施す事により隠蔽効果を高めることも可能であ
る。
【0022】
【実施例】以下に実施例を挙げて説明するが、勿論これ
らに限定されるものではない。なお、例中の「部」及び
「%」は、特に断らない限りそれぞれ「重量部」及び
「重量%」を示す。
【0023】実施例1 下塗り層の形成 焼成クレー(商品名:アンシレックス、EMC社製)1
00部、スチレン−ブタジエン共重合体ラテックス(固
形分:50%)15部、ポリビニールアルコールの10
%水溶液30部、水200部を混合攪拌して下塗り層塗
液を調製した。得られた塗液をの160g/m2 の上質
紙(紙厚180μm)の片面に乾燥後の塗布量が10g
/m2 となるように塗布乾燥して下塗り層を形成した。
【0024】 A液調製 3−ジ(n−ブチル)アミノ−6−メチル−7−アニリ
ノフルオラン10部、1,2−ジ(3−メチルフェノキ
シ)エタン20部、メチルセルロースの5%水溶液5部
および水40部からなる組成物をサンドミルで平均粒子
径が0.5μmになるまで粉砕した。
【0025】 B液調製 4,4’−イソプロピリデンジフェノール30部、メチ
ルセルロースの5%水溶液5部および水80部からなる
組成物をサンドミルで平均粒子径が0.8μmになるま
で粉砕した。
【0026】 感熱記録層Aの形成 A液75部、B液115部、ポリビニルアルコール(商
品名:PVA−117、クラレ社製)の10%水溶液8
0部を混合攪拌して得られた塗液を、上記下塗り層上に
乾燥後の塗布量が6g/m2 となるように塗布乾燥して
感熱記録層Aを形成した後、スーパーカレンダー処理を
した。
【0027】 中間層1の形成 ポリビニルアルコール(商品名:PVA−117、クラ
レ社製)の10%水溶液120部およびステアリン酸亜
鉛の30%水分散液(商品名:ハイドリンZ−7、中京
油脂社製)80部を混合攪拌して得られた塗液を、上記
感熱記録層A上に乾燥後の塗布量が5g/m2 となるよ
うに塗布乾燥して中間層1を形成した。
【0028】 隠蔽層の形成 ブロンズパウダー60部、ポリビニルアルコール(商品
名:PVA−117、クラレ社製)の10%水溶液40
0部およびスチレン−ブタジエン共重合体ラテックス
(固形分:50%)40部、水100部を混合攪拌して
得られた塗液を、上記中間層上に乾燥後の塗布量が10
g/m2 となるように塗布乾燥して隠蔽層を形成した。
(厚さ50μmの透明PETフィルム上に、隠蔽層形成
用の塗液を乾燥後の塗布量が10g/m2 となるように
設けた隠蔽層の不透明度は100%であった。)
【0029】 中間層2の形成 ポリビニルアルコール(商品名:PVA−117、クラ
レ社製)の10%水溶液80部およびステアリン酸亜鉛
の30%水分散液(商品名:ハイドリンZ−7、中京油
脂社製)120部を混合攪拌して得られた塗液を、上記
隠蔽層上に乾燥後の塗布量が5g/m2 となるように塗
布乾燥して中間層2を形成した。
【0030】 C液調製 3−(N−エチル−N−イソアミル)アミノ−6−メチ
ル−7−アニリノフルオラン30部、メチルセルロース
の5%水溶液5部および水40部からなる組成物をサン
ドミルで平均粒子径が1.0μmになるまで粉砕した。
【0031】 感熱記録層Bの形成 C液75部、B液115部、ポリビニルアルコール(商
品名:PVA−117、クラレ社製)の10%水溶液8
0部を混合攪拌して得られた塗液を、上記下塗り層上に
乾燥後の塗布量が3g/m2 となるように塗布乾燥して
感熱記録層Bを形成した後、スーパーカレンダー処理を
した。
【0032】実施例2 実施例1の感熱記録層Aの形成においてを感熱記録層塗
液にステアリン酸亜鉛の30%水分散液(商品名:ハイ
ドリンZ−7、中京油脂社製)40部を加え、中間層1
を形成しなかった以外は、実施例1と同様にして感熱記
録体を得た。
【0033】実施例3 実施例1の隠蔽層の形成において隠蔽層にステアリン酸
亜鉛の30%水分散液(商品名:ハイドリンZ−7、中
京油脂社製)100部を加え、中間層2を形成しなかっ
た以外は、実施例1と同様にして感熱記録体を得た。
【0034】実施例4 実施例1の感熱記録層Aの形成においてを感熱記録層塗
液にステアリン酸亜鉛の30%水分散液(商品名:ハイ
ドリンZ−7、中京油脂社製)40部を加え、隠蔽層の
形成において隠蔽層にステアリン酸亜鉛の30%水分散
液(商品名:ハイドリンZ−7、中京油脂社製)100
部を加え、中間層1および中間層2を形成しなかった以
外は、実施例1と同様にして感熱記録体を得た。
【0035】比較例1 実施例1の隠蔽層の形成においてブロンズパウダー60
部の代わりにカオリン60部を用い、乾燥後の塗布量を
20g/m2 に調整した以外は実施例1と同様にして感
熱記録体を得た。(厚さ50μmの透明PETフィルム
上に、隠蔽層形成用の塗液を乾燥後の塗布量が20g/
2 となるように設けた隠蔽層の不透明度は28%であ
った。)
【0036】比較例2 実施例1の隠蔽層の形成においてブロンズパウダー60
部の代わりに軽質炭酸カルシウム60部を用い、乾燥後
の塗布量を20g/m2 に調整した以外は実施例1と同
様にして感熱記録体を得た。(厚さ50μmの透明PE
Tフィルム上に、隠蔽層形成用の塗液を乾燥後の塗布量
が20g/m2 となるように設けた隠蔽層の不透明度は
35%であった。)
【0037】比較例3 実施例1において、中間層2を設けなかった以外は実施
例1と同様にして感熱記録体を得た。
【0038】上記の如くして得られた7種類の感熱記録
体について感熱記録シミュレーター(TH−PMD型、
大倉電気社製、印加電圧18V、パルス幅5msec)
で記録し、以下の評価を行い、得られた結果を〔表1〕
に示した。
【0039】 感熱記録層Aおよび感熱記録層Bの記録濃度 シミュレーターで記録後、感熱記録層Aおよび感熱記録
層B上の画像の記録濃度をマクベス濃度計(RD−91
4型、マクベス社製)にて測定した。
【0040】 隠蔽層および感熱記録層Bの剥離性 シミュレーターで記録後、感熱記録体の端部の隠蔽層ま
たは感熱記録層Bの表面にセロハンテープを貼りつけ、
その部分をきっかけとして隠蔽層または感熱記録層が指
で容易に剥離できるか否かを調べた。 評価基準 ◎:非常に容易に剥離できる。 ○:容易に剥離できる ×:剥離できない
【0041】 隠蔽性 感熱記録層Bを剥離後、隠蔽層を目視で観察し、記録さ
れた画像が見えるか否かを調べた。 評価基準 ○:記録された画像が全く見えない。 ×:記録された画像が透けてみえる。
【0042】
【表1】
【0043】
【発明の効果】〔表1〕の結果より明らかなように、本
発明の各実施例で得られた感熱記録体は、いずれも同時
に二枚複写が可能で、記録内容の隠蔽性を有し、しかも
隠蔽層および感熱記録層が容易に剥離できる感熱記録体
であった。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持体上に、感熱記録層A、剥離可能で、
    且つ不透明度(JISP 8138に基づく)が90%
    以上の隠蔽層、及び剥離可能な感熱記録層Bを、塗布工
    程により順次設けたことを特徴とする感熱記録体。
  2. 【請求項2】感熱記録層Aと隠蔽層との間、および/ま
    たは隠蔽層と感熱記録層Bとの間に、水性高分子を有す
    る中間層を設けた請求項1記載の感熱記録体。
  3. 【請求項3】感熱記録層Aおよび隠蔽層に高級脂肪酸の
    金属塩、ワックス類、シリコーン化合物の少なくとも一
    種を含有する請求項1記載の感熱記録体。
  4. 【請求項4】隠蔽層および/または中間層に高級脂肪酸
    の金属塩、ワックス類、シリコーン化合物の少なくとも
    一種類を有する請求項2記載の感熱記録体。
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