JPH06305244A - 感熱記録体 - Google Patents

感熱記録体

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JPH06305244A
JPH06305244A JP5095741A JP9574193A JPH06305244A JP H06305244 A JPH06305244 A JP H06305244A JP 5095741 A JP5095741 A JP 5095741A JP 9574193 A JP9574193 A JP 9574193A JP H06305244 A JPH06305244 A JP H06305244A
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JP
Japan
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layer
thermal recording
coating liquid
coating
recording layer
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JP5095741A
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English (en)
Inventor
Masato Kawamura
正人 川村
Takehiro Minami
毅拡 南
Sunao Nakasaki
素直 中崎
Keiichi Inubushi
恵一 犬伏
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New Oji Paper Co Ltd
Original Assignee
New Oji Paper Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、感熱記録方式により記録され
た情報が、第三者に知られることのない感熱記録体を提
供することにある。 【構成】支持体上に、感熱記録層と、塗布工程により
形成され、剥離可能で、不透明度(JIS P 8
138に基づく)が90%以上の、隠蔽層を順次設けた
感熱記録体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感熱記録方式により記
録された情報が、第三者に知られることのない感熱記録
体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】発色剤と呈色剤との呈色反応を利用し、
サーマルヘッドからの熱エネルギーにより両発色物質を
反応させて記録像を得るようにした感熱記録体は良く知
られている。一般に感熱記録体は比較的安価であり、ま
た記録機器がコンパクトでかつその保守も容易なため、
ファクシミリや各種計算機等の記録媒体としてのみなら
ず幅広い分野において使用されている。
【0003】しかしながら、一般に市販されている感熱
記録体は、出力された情報が誰にでも見ることができる
状態で記録されているため、秘密性を有する内容の交信
には適さない。そこで感熱記録体に出力された情報を隠
蔽するために、感熱記録層上に、隠蔽性を有する基材を
貼り合わせる方法が特開昭61−248785号公報、
特開平2−286391号公報に記載されているが、基
材を貼り合わせる際に使用される接着剤の種類によって
は記録像の保存性が低下したり、地肌部にカブリが生じ
る。また、感熱記録体と隠蔽基材との接着が不完全であ
ったり、貼り合わせるた後、矯正が困難なカールが生じ
たりする場合がある。更に、これらの感熱記録体の製造
には、ラミネーター等の設備を用いて貼り合わせる工程
を必要とし、その結果コスト高になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、感熱
記録方式により記録された情報が、第三者に知られるこ
とのない感熱記録体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、支持体上
に、感熱記録層と、塗布工程により形成され、剥離
可能で、不透明度(JIS P 8138に基づく)
が90%以上の、隠蔽層を順次設けることにより、上記
課題が解決されることを見い出した。
【0006】
【作用】本発明の感熱記録体は、感熱記録層、或いは中
間層上に、塗布工程により形成され、剥離可能で、
不透明度(JIS P 8138に基づく)が90%
以上の、隠蔽層を設けることを特徴とするもので、隠蔽
層に隣接する層中に剥離性改良剤として高級脂肪酸の金
属塩、ワックス類、およびシリコーン系化合物の少なく
とも一種を含有させることにより、隠蔽層の剥離が容易
になる。隠蔽層に隣接する層が感熱記録層の場合は、感
熱記録層の全固形量に対して上記剥離改良剤を5〜50
重量%、好ましくは10〜30重量%の範囲で調節する
のが望ましい。また、隠蔽層に隣接する層が中間層の場
合は、剥離改良剤を中間層の全固形量に対して20重量
%以上、好ましくは30重量%添加するのが望ましい。
隠蔽層の不透明度は、隠蔽層形成用の塗液を透明なフィ
ルム上に所望量、塗布・乾燥後、JIS P 8138
に基づいて測定される。隠蔽層の不透明度が90%未満
になると感熱記録層に形成された記録像の判読が隠蔽層
の上から容易となるので、95%以上が好ましい。
【0007】本発明の隠蔽層は、顔料または染料と、接
着剤を主成分とし、顔料としては無機、有機の白色また
は有色の顔料、および染料の使用が可能で、例えば炭酸
カルシウム、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、二酸化チタ
ン、二酸化珪素、水酸化アルミニウム、硫酸バリウム、
タルク、カオリン、クレー、焼成カオリン、ブロンズパ
ウダー等の無機顔料、カーボンブラック、スチレンマイ
クロボール、ナイロンパウダー、ポリエチレンパウダ
ー、尿素・ホルマリン樹脂フィラー、フタロシアニン、
フタロシアニンの金属塩等の有機顔料、メチルバイオレ
ット等の染料が例示される。また、少量の使用で高い隠
蔽効果を得るためには、隠蔽性に優れたブロンズパウダ
ー、カーボンブラック、および感熱発色層の記録像と同
系色の顔料や染料を用いることが望ましい。
【0008】隠蔽層塗液中には通常バインダーとして、
デンプン類、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセル
ロース、カルボキシメチルセルロース、ゼラチン、カゼ
イン、アラビアガム、ポリビニルアルコール、カルボキ
シ変性ポリビニルアルコール、アセトアセチル基変性ポ
リビニルアルコール、珪素変性ポリビニルアルコール、
ジイソブチレン・無水マレイン酸共重合体塩、スチレン
・無水マレイン酸共重合体塩、エチレン・アクリル酸共
重合体塩、スチレン・アクリル酸共重合体塩、スチレン
・ブタジエン共重合体エマルジョン、尿素樹脂、メラミ
ン樹脂、アミド樹脂、ポリウレタン樹脂等の少なくとも
一種が、隠蔽層の全固形分に対して20〜80重量%程
度の範囲で配合される。また、成膜性を一層向上させる
ためにグリオキサール、ホウ酸、ジアルデヒドデンプ
ン、エポキシ系化合物等の硬化剤を添加することもでき
る。
【0009】更に、塗液中には必要に応じて各種の助剤
を添加することができ、例えばジオクチルスルホコハク
酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム、ラウリルアルコール硫酸エステルナトリウム、脂肪
酸金属塩等の分散剤、消泡剤、蛍光染料、着色染料、高
級脂肪酸の金属塩、ワックス類等が適宜添加される。な
お、隠蔽層用塗液は、一般に水を分散媒体とし、感熱記
録層上または中間層上に形成される。隠蔽層用塗液の塗
布量は乾燥重量で3〜80g/m2 、好ましくは5〜4
0g/m2 程度の範囲で調節される。
【0010】本発明では、感熱記録層と隠蔽層との間に
剥離性改良剤として高級脂肪酸の金属塩、ワックス類、
およびシリコーン系化合物の少なくとも一種を含有する
中間層を設けることにより、隠蔽層の剥離がより容易に
なる。かかる中間層には剥離性改良剤と共にバインダー
として、例えばデンプン類、ヒドロキシエチルセルロー
ス、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、
ゼラチン、カゼイン、アラビアガム、ポリビニルアルコ
ール、カルボキシ変性ポリビニルアルコール、アセトア
セチル基変性ポリビニルアルコール、珪素変性ポリビニ
ルアルコール、ジイソブチレン・無水マレイン酸共重合
体塩、スチレン・無水マレイン酸共重合体塩、エチレン
・アクリル酸共重合体塩、スチレン・アクリル酸共重合
体塩、スチレン・ブタジエン共重合体エマルジョン、尿
素樹脂、メラミン樹脂、アミド樹脂、ポリウレタンアイ
オノマー等が併用される。また、各種の顔料を併用する
ことも可能であり、例えば炭酸カルシウム、酸化亜鉛、
酸化アルミニウム、二酸化チタン、二酸化珪素、水酸化
アルミニウム、硫酸バリウム、硫酸亜鉛、タルク、カオ
リン、クレー、焼成カオリン、コロイダルシリカ等の無
機顔料やスチレンマイクロボール、ナイロンパウダー、
ポリエチレンパウダー、尿素・ホルマリン樹脂フィラ
ー、生デンプン粒子等、ポリウレタン/ポリウレアマイ
クロカプセル等の有機顔料等が挙げられる。
【0011】更に、塗液中には必要に応じてジオクチル
スルホコハク酸ナトリウム等の界面活性剤(分散剤、湿
潤剤)、消泡剤、カリミョウバン、酢酸アルミニウム等
の水溶性多価塩等の各種助剤を適宜添加することもでき
る。なお、中間層用塗液は、一般に水を分散媒体とし、
上記感熱記録層で例示した形成方法などで感熱記録層上
に形成される。中間層用塗液の塗布量は乾燥重量で0.
1〜15g/m2 、好ましくは0.5〜6g/m2 程度
の範囲で調節される。
【0012】本発明の感熱記録体において、感熱記録層
に使用される記録機構は、熱により発色或いは変色する
ものであればよい、例えば無色ないし淡色の塩基性染料
と呈色剤との組合せ、ジアゾニウム塩とカプラーとの組
合せ、鉄等の遷移金属とキレート化合物との組合せ、芳
香族イソシアネート化合物とイミノ化合物との組合せ等
が挙げられるが、無色ないし淡色の塩基性染料と呈色剤
との組合せは記録濃度、地肌部および記録像の保存性に
優れているため好ましく用いられる。かかる無色ないし
淡色の塩基性染料としては各種公知の化合物が使用で
き、例えば下記が例示される。3,3−ビス(p−ジメ
チルアミノフェニル)−6−ジメチルアミノフタリド、
3−(4−ジエチルアミノ−2−メチルフェニル)−3
−(4−ジメチルアミノフェニル)−6−ジメチルアミ
ノフタリド、3−ジエチルアミノ−7−ジベンジルアミ
ノ−ベンゾ〔a〕フルオラン、3−(N−エチル−N−
p−トリル)アミノ−7−N−メチルアニリノフルオラ
ン、3−ジエチルアミノ−7−アニリノフルオラン、3
−ジエチルアミノ−7−ジベンジルアミノフルオラン、
3,6−ビス(ジエチルアミノ)フルオラン−γ−アニ
リノラクタム、3−シクロヘキシルアミノ−6−クロロ
フルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−ク
ロロフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−クロロフル
オラン、3−(N−エチル−N−イソアミル)アミノ−
6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−メチ
ル−N−シクロヘキシル)アミノ−6−メチル−7−ア
ニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−
7−アニリノフルオラン、3−ジ(n−ブチル)アミノ
−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジ(n−
ペンチル)アミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラ
ン、3−ジエチルアミノ−7−(o−クロロフェニルア
ミノ)フルオラン、3−ジ(n−ブチル)アミノ−7−
(o−クロロフェニルアミノ)フルオラン、3−ジエチ
ルアミノ−7−(o−フルオロフェニルアミノ)フルオ
ラン、3−ジ(n−ブチル)アミノ−7−(o−フルオ
ロフェニルアミノ)フルオラン、3−(N−エチル−p
−トルイジノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラ
ン、3−(N−エチル−p−トルイジノ)−6−メチル
−7−(p−トルイジノ)フルオラン、3−(N−エチ
ル−N−フルフリルアミノ)−6−メチル−7−アニリ
ノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−クロロ−7−
アニリノフルオラン、3−(N−メチル−N−n−プロ
ピルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン、
3,3−ビス〔1−(4−メトキシフェニル)−1−
(4−ジメチルアミノフェニル)エチレン−2−イル〕
−4,5,6,7−テトラクロロフタリド、3,3−ビ
ス〔1−(4−メトキシフェニル)−1−(4−ピロリ
ジノフェニル)エチレン−2−イル〕−4,5,6,7
−テトラクロロフタリド、3,3−ビス〔1,1−ビス
(4−ピロリジノフェニル)エチレン−2−イル〕−
4,5,6,7−テトラブロモフタリド、3−p−(p
−アニリノアニリノ)アニリノ−6−メチル−7−クロ
ロフルオラン、2,2−ビス{4−〔6′−(N−シク
ロヘキシル−N−メチルアミノ)−3′−メチルスピロ
〔フタリド−3,9′−キサンテン−2′−イルアミ
ノ〕フェニル}プロパン、3,6,−ビス(ジメチルア
ミノ)フルオレン−9−スピロ−3′−(6′−ジメチ
ルアミノ)フタリド等が挙げられる。勿論、これらに限
定されるものではなく、また必要に応じて2種以上を併
用することもできる。
【0013】また、上記塩基性染料と組合わせて使用さ
れる呈色剤についても各種公知のものが知られており、
例えば下記のものが例示される。活性白土、アタパルジ
ャイト、コロイダルシリカ、珪酸アルミニウム等の無機
酸性物質、4−クミルフェノール、ヒドロキノンモノベ
ンジルエーテル、4,4′−イソプロピリデンジフェノ
ール、4,4′−シクロヘキシリデンジフェノール、
1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサ
ン、4,4′−ジヒドロキシジフェニル−2,2−ブタ
ン、4,4′−ジヒドロキシジフェニルメタン、2,2
−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−4−メチルペンタ
ン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ヘプタ
ン、ビス(4−ヒドロキシフェニルチオエトキシ)メタ
ン、1,5−ジ(4−ヒドロキシフェニルチオ)−3−
オキサペンタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)−1−フェニルエタン、1,4−ビス〔α−メチル
−α−(4′−ヒドロキシフェニル)エチル〕ベンゼ
ン、1,3−ビス〔α−メチル−α−(4′−ヒドロキ
シフェニル)エチル〕ベンゼン、4,4′−ジヒドロキ
シジフェニルスルフィド、ビス(4−ヒドロキシ−3−
メチルフェニル)スルフィン、 4−ヒドロキシ安息香酸
ベンジル、ビス(p−ヒドロキシフェニル)酢酸ブチ
ル、ビス(p−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル、(4
−ヒドロキシフェニルチオ)酢酸−2−(4−ヒドロキ
シフェニルチオ)エチルエステル、ジ(p−ヒドロキシ
フェニルチオエチル)エーテル、N,N′−ジ−m−ク
ロロフェニルチオ尿素、N−(フェノキシエチル)−4
−ヒドロキシフェニルスルホンアミド等のフェノール性
化合物、4−〔3−(p−トリルスルホニル)プロピル
オキシ〕サリチル酸、4−〔2−(p−メトキシフェノ
キシ)エチルオキシ〕サリチル酸、5−〔p−(2−p
−メトキシフェノキシエトキシ)クミル〕サリチル酸、
p−クロロ安息香酸等の芳香族カルボン酸、およびこれ
ら芳香族カルボン酸の亜鉛、マグネシウム、アルミニウ
ム、カルシウム、チタン、マンガン、スズ、ニッケル等
の多価金属との塩、更にはチオシアン酸亜鉛のアンチピ
リン錯体等の有機酸性物質等が例示される。
【0014】本発明の感熱記録体において、記録層中に
含有する塩基性染料と呈色剤との使用比率については、
特に限定するものではないが、一般に塩基性染料100
重量部に対して10〜500重量部、好ましくは50〜
300重量部程度の呈色剤を使用するのが望ましい。
【0015】本発明の感熱記録体では、目的に応じて記
録層中に増感剤を添加することができ、増感剤の具体例
としては、ステアリン酸アミド、メトキシカルボニル−
N−ステアリン酸ベンズアミド、N−ベンゾイルステア
リン酸アミド、N−エイコサン酸アミド、エチレンビス
テアリン酸アミド、ベヘン酸アミド、メチレンビスステ
アリン酸アミド、N−メチロールステアリン酸アミド、
テレフタル酸ジベンジル、テレフタル酸ジメチル、テレ
フタル酸ジオクチル、p−ベンジルオキシ安息香酸ベン
ジル、1−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸フェニル、シュ
ウ酸ジベンジル、シュウ酸−ジ−p−メチルベンジル、
シュウ酸−ジ−p−クロロベンジル、2−ナフチルベン
ジルエーテル、m−ターフェニル、p−ベンジルビフェ
ニル、トリルビフェニルエーテル、ジ(p−メトキシフ
ェノキシエチル)エーテル、1,2−ジ(3−メチルフ
ェノキシ)エタン、1,2−ジ(フェノキシ)エタン、
1,2−ジ(4−メチルフェノキシ)エタン、1,2−
ジ(4−メトキシフェノキシ)エタン、1,2−ジ(4
−クロロフェノキシ)エタン、1,2−ジフェノキシエ
タン、1−(4−メトキシフェノキシ)−2−(2−メ
チルフェノキシ)エタン、p−メチルチオフェニルベン
ジルエーテル、1,4−ジ(フェニルチオ)ブタン、p
−アセトトルイジド、p−アセトフェネチジド、N−ア
セトアセチル−p−トルイジン、ジ(β−ビフェニルエ
トキシ)ベンゼン、p−ジ(ビニルオキシエトキシ)ベ
ンゼン、1−イソプロピルフェニル−2−フェニルエタ
ン、p−(4−トリルオキシ)ビフェニール、5−ビス
(4−メトキシフェノキシ)−3−オキサ−ヘンタン等
が例示される。これらの増感剤のうちでも、1,2−ジ
(3−メチルフェノキシ)エタン、1,2−ジ(フェノ
キシ)エタン、2−ナフチルベンジルエーテル、シュウ
酸ジベンジル、シュウ酸−ジ−p−メチルベンジル、シ
ュウ酸−ジ−p−クロロベンジル、2−ナフチルベンジ
ルエーテル、p−(4−トリルオキシ)ビフェニール、
5−ビス(4−メトキシフェノキシ)−3−オキサ−ヘ
ンタンは、特に優れた増感効果を示すためより好まし
い。これらの増感剤の使用量は特に限定されないが、一
般に呈色剤1重量部に対して4重量部以下程度の範囲で
調節するのが望ましい。
【0016】また、効果を損なわない限り目的に応じて
記録像の保存性を更に高めるために、保存性改良剤を併
用することもできる。かかる保存性改良剤の具体例とし
ては、例えば1,4−ジグリシジルオキシベンゼン、
4,4′−ジグリシジルオキシジフェニルスルホン、テ
レフタル酸ジグルシジル、ビスフェノールA型エポキシ
樹脂等のエポキシ化合物、2,2′−メチレンビス(4
−メチル−6−tert−ブチルフェノール)、2,2′−
メチレンビス(4−エチル−6−tert−ブチルフェノー
ル)、2,2′−エチリデンビス(4,6−ジ−tert−
ブチルフェノール)、4,4′−チオビス(3−メチル
−6−tert−ブチルフェノール)、4,4′−チオビス
(2−メチル−6−tert−ブチルフェノール)、4,
4′−ブチリデンビス(6−tert−ブチル−m−クレゾ
ール)、1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロ
キシ−5−シクロヘキシルフェニル)ブタン、1,1,
3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−tert−
ブチルフェニル)ブタン、4,4′−チオビス(3−メ
チルフェノール)、4,4′−ジヒドロキシ−3,
3′,5,5′−テトラブロモジフェニルスルホン、
4,4′−ジヒドロキシ−3,3′,5,5′−テトラ
メチルジフェニルスルホン、2,2−ビス(4−ヒドロ
キシ−3,5−ジブロモフェニル)プロパン、2,2−
ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジクロロフェニル)プ
ロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジメ
チルフェニル)プロパン等のヒンダードフェノール化合
物、1−〔α−メチル−α−(4′−ヒドロキシフェニ
ル)エチル〕−4−〔α′,α′−ビス(4″−ヒドロ
キシフェニル)エチル〕ベンゼン、N,N′−ジ−2−
ナフチル−p−フェニレンジアミン、2,2′−メチレ
ンビス(4,6−ジ−tert−ブチルフェニル)リン酸ソ
ーダ等が挙げられる。
【0017】これらの物質を含む記録層用の塗布液の調
製には、一般に水を分散媒体とし、ボールミル、アトラ
イター、サンドミル等の攪拌・粉砕機により塩基性染
料、呈色剤、さらには必要に応じて添加される増感剤等
を一緒にまたは別々に分散し、塗液として調製される。
かかる塗液中には、接着剤としてデンプン類、ヒドロキ
シエチルセルローズ、メチルセルローズ、カルボキシメ
チルセルローズ、ゼラチン、カゼイン、アラビヤゴム、
カルボキシ変成ポリビニルアルコール、アセトアセチル
基変成ポリビニルアルコール、珪素変成ポリビニルアル
コール、完全鹸化および部分鹸化ポリビニルアルコー
ル、ジイソブチレン・無水マレイン酸共重合体塩、スチ
レン・無水マレイン酸共重合体塩、エチレン・アクリル
酸共重合体塩、スチレン・アクリル酸共重合体塩、スチ
レン・ブタジエン共重合体エマルジョン等が全固形分の
10〜40重量%、好ましくは15〜30重量%程度用
いられる。
【0018】また、塗液中には各種顔料を併用すること
も可能であり、例えばカオリン、クレー、炭酸カルシウ
ム、焼成クレー、焼成カオリン、酸化チタン、珪藻土、
微粒子状無水シリカ、活性白土等の無機顔料やスチレン
マイクロボール、ナイロンパウダー、ポリエチレンパウ
ダー、尿素・ホルマリン樹脂フィラー、生デンプン粒子
等の有機顔料等が挙げられる。
【0019】さらに、塗液中には各種の助剤を添加する
ことができ、例えばジオクチルスルフォコハク酸ナトリ
ウム、ドデシルベンゼンスルフォン酸ナトリウム、ラウ
リルアルコール硫酸エステル・ナトリウム塩、アルギン
酸塩、脂肪酸金属塩などの分散剤、ベンゾフェノン系、
トリアゾール系などの紫外線吸収剤、その他消泡剤、蛍
光染料、着色染料などが挙げられる。
【0020】本発明において、感熱記録層、中間層、隠
蔽層の形成方法については特に限定されるものでなく、
従来から周知慣用の技術に従って形成することができ、
例えばエアーナイフコーティング、バリバーブレードコ
ーティング、ピュアーブレードコーティング、ショート
・ドウェルコーティング、カーテンコーティング等によ
り塗液を支持体上に塗布・乾燥する方法などによって形
成することができる。支持体としては、紙、合成紙、プ
ラスチックフィルム等が適宜選択して使用される。
【0021】なお、本発明では、必要に応じて記録体の
裏面側に樹脂層を設けたり、支持体と感熱記録層との間
にに下塗り層を設け画質や感度を向上させたり、記録体
裏面に粘着剤処理を施して粘着ラベルに加工したり、記
録体裏面に磁気層を設ける等の感熱記録体製造分野にお
ける各種の公知技術を付加しうるものである。また、各
層形成後などにスーパーキャレンダー処理を施し、画質
や画像濃度を向上させることもできる。更に、 そこで
特別な剥離用の道具等を使うことなしに隠蔽層を剥がす
ことができるように、隠蔽層の塗工後に加工処理を施す
ことが考えられる。かかる加工処理の例としては、例え
ば記録体の端部または一部の支持体に隠蔽層を貫通しな
いような方法でミシン目加工や裁断加工や打ち抜き加工
をする処理または、その逆に隠蔽層のみを裁断加工や打
ち抜き加工をする処理、或いは隠蔽層上にプルタブを接
着付加する加工などが挙げられる。また、本発明の感熱
記録体を伝票や領収書として使用する場合には、支持体
に透かし処理やエンボス処理により文字や記号を入れた
り、原紙或いはいずれかの層の塗工後にフォームや偽造
防止の文字や記号或いは広告、説明文などを印刷処理す
ることも可能である。また支持体裏面或いは隠蔽層上に
濃色で印刷処理を施す事により隠蔽効果を高めることも
可能である。
【0022】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に
説明するが、勿論これらに限定されるものではない。な
お、例中の「部」及び「%」は、特に断らない限りそれ
ぞれ「重量部」及び「重量%」を示す。
【0023】〔実施例1〕 下塗り層の形成 焼成クレー(商品名:アンシレックス、EMC社製)1
00部、スチレン ブタジエン共重合体ラテックス(固
形分:50%)15部、ポリビニールアルコール 10
%水溶液30部、水200部を混合攪拌して下塗り層塗
液を調製した。得られた塗液をの160g/m2 の上質
紙(紙厚180μm)の片面に乾燥後の塗布量が10g
/m2 となるように塗布乾燥して下塗り層を形成した。
【0024】 A液調製 3−ジ(n−ブチル)アミノ−6−メチル−7−フェニ
ルアミノフルオラン10部、 1,2−ジ(3−メチル
フェノキシ)エタン20部、メチルセルロースの5%水
溶液5部および水40部からなる組成物をサンドミルで
平均粒子径が0.5μmになるまで粉砕した。
【0025】 B液調製 4−4’−イソプロピリデンジフェニル30部、メチル
セルロースの5%水溶液5部および水80部からなる組
成物をサンドミルで平均粒子径が0.8μmになるまで
粉砕した。
【0026】 感熱記録層の形成 A液75部、B液115部、ポリビニルアルコール(商
品名:PVA−117、クラレ社製)の10%水溶液8
0部を混合攪拌して得られた塗液を、上記下塗り層上に
乾燥後の塗布量が6g/m2 となるように塗布乾燥して
感熱記録層を得た。次に、スーパーカレンダー処理を行
い感熱記録層を形成した。
【0027】 中間層の形成 ポリビニルアルコール(商品名:PVA−117、クラ
レ社製)の10%水溶液80部およびステアリン酸亜鉛
の30%水分散液(商品名:ハイドリンZ−7、中京油
脂社製)100部を混合攪拌して得られた塗液を、上記
感熱記録層上に乾燥後の塗布量が5g/m2 となるよう
に塗布乾燥して中間層を形成した。
【0028】 隠蔽層の形成 ブロンズパウダー 60部、ポリビニルアルコール(商
品名:PVA−117、クラレ社製)の10%水溶液4
00部およびスチレン ブタジエン共重合体ラテックス
(固形分:50%)40部、水100部を混合攪拌して
得られた塗液を、上記中間層上に乾燥後の塗布量が10
g/m2 となるように塗布乾燥して隠蔽層を形成した。
次に、スーパーカレンダー処理を行い感熱記録体を得
た。(厚さ50μmの透明PETフィルム上に、隠蔽層
形成用の塗液を乾燥後の塗布量が10g/m2 となるよ
うに設けた隠蔽層の不透明度は100%であった。)
【0029】〔実施例2〕実施例1の中間層の形成にお
いてステアリン酸亜鉛の30%水分散液(商品名:ハイ
ドリンZ−7、中京油脂社製)100部の代わりにパラ
フィンワックスの30%水分散液(商品名:ハイドリン
P−7、中京油脂社製)100部を用いた以外は実施例
1と同様にして感熱記録体を得た。
【0030】〔実施例3〕実施例1の中間層の形成にお
いてステアリン酸亜鉛の30%水分散液(商品名:ハイ
ドリンZ−7、中京油脂社製)100部の代わりにエポ
キシ変性シリコーンオイルの35%水分散液(商品名:
PolonMF−11B、信越化学社製)100部を用
いた以外は実施例1と同様にして感熱記録体を得た。
【0031】〔実施例4〕実施例1の感熱記録層の形成
においてを感熱記録層塗液にステアリン酸亜鉛の30%
水分散液(商品名:ハイドリンZ−7、中京油脂社製)
40部を加え、中間層を形成しなかった以外は、実施例
1と同様にして感熱記録体を得た。
【0032】〔実施例5〕実施例1の隠蔽層の形成にお
いてブロンズパウダー 60部の代わりにカーボンブラ
ック 60部を用い、ポリビニルアルコールの10%水
溶液400部の代わりにシラノール変性ポリビニルアル
コール(商品名:R−1130、クラレ社製)の10%
水溶液400部を用いた以外は実施例1と同様にして感
熱記録体を得た。(厚さ50μmの透明PETフィルム
上に、隠蔽層形成用の塗液を乾燥後の塗布量が10g/
2 となるように設けた隠蔽層の不透明度は100%で
あった。)
【0033】〔実施例6〕実施例1の隠蔽層の形成にお
いてブロンズパウダー 60部の代わりに酸化チタン
60部を用い、乾燥後の塗布量を30g/m2 に調整し
た以外は実施例1と同様にして感熱記録体を得た。(厚
さ50μmの透明PETフィルム上に、隠蔽層形成用の
塗液を乾燥後の塗布量が30g/m2 となるように設け
た隠蔽層の不透明度は91%であった。)
【0034】〔実施例7〕実施例1の中間層の形成にお
いてステアリン酸亜鉛の30%水分散液(商品名:ハイ
ドリンZ−7、中京油脂社製)を用いなかった以外は実
施例1と同様にして感熱記録体を得た。
【0035】〔比較例1〕実施例1の隠蔽層の形成にお
いてブロンズパウダー 60部の代わりにカオリン 6
0部を用い、乾燥後の塗布量を20g/m2 に調整した
以外は実施例1と同様にして感熱記録体を得た。(厚さ
50μmの透明PETフィルム上に、隠蔽層形成用の塗
液を乾燥後の塗布量が20g/m2 となるように設けた
隠蔽層の不透明度は28%であった。)
【0036】〔比較例2〕実施例1の隠蔽層の形成にお
いてブロンズパウダー 60部の代わりに軽質炭酸カル
シウム 60部を用い、乾燥後の塗布量を20g/m2
に調整した以外は実施例1と同様にして感熱記録体を得
た。(厚さ50μmの透明PETフィルム上に、隠蔽層
形成用の塗液を乾燥後の塗布量が20g/m2 となるよ
うに設けた隠蔽層の不透明度は35%であった。)
【0037】上記の如くして得られた9種類の感熱記録
体について感熱記録シミュレーター(PH−TMD型、
大倉電気社製、印加電圧18V、パルス幅2.5mse
c、)で記録し、以下の評価を行い、得られた結果を
〔表1〕に示した。
【0038】 隠蔽性 シミュレーターで記録後、隠蔽層を目視で観察し、記録
された画像が見えるか否かを調べた。 評価基準 ◎:記録された画像が全く見えない ○:記録された画像がぼやけて判読できない。 ×:記録された画像が透けてみえる
【0039】 剥離性 シミュレーターで記録後、感熱記録体の端部の原紙に裏
面から切り込みを入れ、その部分をきっかけとして隠蔽
層が指で容易に剥離できるか否かを調べた。 評価基準 ◎:非常に容易に剥離できる ○:容易に剥離できる ×:剥離できない
【0040】 記録濃度 剥離性のテストにおいて剥離できたものについて記録画
像の濃度をマクベス濃度計(RD−914型、マクベス
社製)にて測定した。
【0041】
【表1】
【0042】
【発明の効果】〔表1〕の結果より明らかなように、本
発明た感熱記録体は、いずれも記録内容を隠蔽し、しか
も内容を開示する際には隠蔽層が容易に剥離できる感熱
記録体であった。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年5月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【作用】本発明の感熱記録体は、感熱記録層、或いは中
間層上に、塗布工程により形成され、剥離可能で、
不透明度(JIS P 8138に基づく)が90%
以上の、隠蔽層を設けることを特徴とするもので、隠蔽
層に隣接する層中に剥離性改良剤として高級脂肪酸の金
属塩、ワックス類、およびシリコーン系化合物の少なく
とも一種を含有させることにより、隠蔽層の剥離が容易
になる。隠蔽層に隣接する層が感熱記録層の場合は、感
熱記録層の全固形量に対して上記剥離改良剤を5〜50
重量%、好ましくは10〜30重量%の範囲で調節する
のが望ましい。また、隠蔽層に隣接する層が中間層の場
合は、剥離改良剤を中間層の全固形量に対して20重量
%以上、好ましくは30重量%以上添加するのが望まし
い。隠蔽層の不透明度は、隠蔽層形成用の塗液を透明な
フィルム上に所望量、塗布・乾燥後、JIS P 81
38に基づいて測定される。隠蔽層の不透明度が90%
未満になると感熱記録層に形成された記録像の判読が隠
蔽層の上から容易となるので、95%以上が好ましい。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】更に、塗液中には必要に応じて各種の助剤
を添加することができ、例えばジオクチルスルホコハク
酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム、ラウリルアルコール硫酸エステルナトリウム、脂肪
酸金属塩等の分散剤、消泡剤、蛍光染料、着色染料、高
級脂肪酸の金属塩、ワックス類等が適宜添加される。な
お、隠蔽層用塗液は、一般に水を分散媒体として調製さ
、感熱記録層上または中間層上に乾燥重量で3〜80
g/m2 、好ましくは5〜40g/m2 程度の範囲で
される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】更に、塗液中には必要に応じてジオクチル
スルホコハク酸ナトリウム等の界面活性剤(分散剤、湿
潤剤)、消泡剤、カリミョウバン、酢酸アルミニウム等
の水溶性多価塩等の各種助剤を適宜添加することもでき
る。なお、中間層用塗液は、一般に水を分散媒体とし
調製され、感熱記録層上に乾燥重量で0.1〜15g/
2 、好ましくは0.5〜6g/m2 程度の範囲で塗布
される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】本発明において、感熱記録層、中間層、隠
蔽層は、従来から周知慣用の塗布技術、例えばエアーナ
イフコーティング、バリバーブレードコーティング、ピ
ュアーブレードコーティング、ショート・ドウェルコー
ティング、カーテンコーティング等により塗液を支持体
上に塗布・乾燥する方法などによって形成される。支持
体としては、紙、合成紙、プラスチックフィルム等が適
宜選択して使用される。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】 B液調製 44’−イソプロピリデンジフェノール30部、メチ
ルセルロースの5%水溶液5部および水80部からなる
組成物をサンドミルで平均粒子径が0.8μmになるま
で粉砕した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 犬伏 恵一 兵庫県尼崎市常光寺4丁目3番1号 神崎 製紙株式会社神崎工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持体上に、感熱記録層と、塗布工程に
    より形成され、剥離可能で、不透明度(JIS P
    8138に基づく)が90%以上の、隠蔽層を順次設
    けたことを特徴とする感熱記録体。
  2. 【請求項2】感熱記録層と隠蔽層との間に中間層を設け
    た請求項1記載の感熱記録体。
  3. 【請求項3】隠蔽層に隣接する層に高級脂肪酸の金属
    塩、ワックス類、およびシリコーン系化合物の少なくと
    も一種を含有する請求項1または請求項2記載の感熱記
    録体。
JP5095741A 1993-04-22 1993-04-22 感熱記録体 Pending JPH06305244A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5095741A JPH06305244A (ja) 1993-04-22 1993-04-22 感熱記録体

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JP5095741A JPH06305244A (ja) 1993-04-22 1993-04-22 感熱記録体

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