JPH0632029Y2 - 回転台付き電気湯沸し器 - Google Patents

回転台付き電気湯沸し器

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JPH0632029Y2
JPH0632029Y2 JP999689U JP999689U JPH0632029Y2 JP H0632029 Y2 JPH0632029 Y2 JP H0632029Y2 JP 999689 U JP999689 U JP 999689U JP 999689 U JP999689 U JP 999689U JP H0632029 Y2 JPH0632029 Y2 JP H0632029Y2
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JP
Japan
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cover
control device
temperature control
hot water
water temperature
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JP999689U
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English (en)
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JPH02102122U (ja
Inventor
繁三 大西
馨 前川
良行 岡部
貴代隆 森
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、一般家庭で使用される回転台付き電気湯沸し
器に関するものである。
従来の技術 従来のこの種の電気湯沸し器は、第4図に示すように、
コネクター41から出したリード線42は、ボス43と
ガイドピン44の間より引き出し、そして若干のたるみ
をもたせて端子板45へ接続していた。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、このような従来の構成では、器体を左右
に回転させると、端子台46とリード線42の位置は、
C,Dで示すような位置にくるもので、この回転の間に
リード線42はその曲がり方向が全く逆になるため、リ
ード線42には大きなストレスがかかることになり、そ
の結果、リード線42の屈曲耐久性が低下するという問
題点があった。この場合、所定の屈曲耐久性を満足する
ためには、細い心線を多数束ねた特殊なリード線が必要
であるため、コスト的にも高くつくものであった。
本考案はこのような問題点を解決した回転台付き電気湯
沸し器を提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本考案は、容器の下面に設け
た容器支持板により器体の下端に固着され、かつ湯温制
御装置を支持して覆う略円板状のカバーの一部を貫通し
て湯温制御装置のリード線を下方に取出し、この湯温制
御装置のリード線は一旦カバーの中心に位置して下方へ
突出させたボスを周回させ、その後、端部を回転台の外
縁近くに設けた端子台へ接続したものである。
また本考案は、容器の下面に設けた容器支持板により器
体の下端に固着され、かつ湯温制御装置を支持して覆う
略円板状のカバーの一部を貫通して湯温制御装置のリー
ド線を下方に取出し、この湯温制御装置のリード線はカ
バーの中心に位置して下方へ突出させたボスを含まない
隔室内で一旦リング状部を形成し、その後、端部を回転
台の外縁近くに設けた端子台へ接続したものである。
作用 本考案は上記した構成とすることにより、器体が左右に
回転しても、リード線の蛇行が途中で反転し、大幅に屈
曲するということはなく、単なる曲がり程度の変化です
むため、リード線の屈曲耐久性を大幅に向上させること
ができる。またこれにより、リード線は所定の屈曲耐久
性を満足することができるため、細い心線を多数束ねた
特殊なリード線を用いる必要はなくなり、その結果、大
幅なコストダウンが可能となるものである。
実施例 以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
第1図および第2図において、ステンレスなどの薄板で
形成した円筒状の容器1は、同じく円筒状の器体2内へ
垂下して支持されている。また前記容器1の底部には同
心円状に階段状の突出部を形成しており、その中間部に
ドーナツ状の偏平なヒータ3を押さえ金具3aにより装
備し、かつこの押さえ金具3aの外周近傍に位置して容
器1の底部外面にコ字状の容器支持板4を複数個取付け
ている。また前記器体2の下端開口部は略円板状のカバ
ー5で覆われ、このカバー5は下面に突出形成したリン
グ状部6内に円板状の保持板7を嵌着し、そしてこの円
板状の保持板7とともに略円板状のカバー5をねじ8で
前記容器支持板4へ固着することにより、前記容器1を
下方へ引張り込んで固定している。また、前記カバー5
と容器1の底部とのほぼ中央の空間9に湯温制御装置1
0を配設している。そしてまた前記カバー5の外周近辺
の下面には下方向にリング状の溝11が設けられてお
り、このリング状の溝11に略皿状の回転台12の上面
に設けた複数個の突起13を嵌合させている。
前記カバー5の円板部5aの略中心には下方へ突出した
ボス14を一体に形成しており、このボス14に回転台
12の皿部12aの一部を嵌装させ、ねじ15により回
動自在に取付けている。これにより、回転台12はカバ
ー5より外れることはなく、また電気湯沸し器の荷重は
突起13によりリング状の溝11を介して受け止められ
ることになる。また波形の円形のワッシャー16を設け
ることにより、回転台12に対するカバー5の回動力も
適正に保たれ、かつ両者の隙間も良好に構成される。
前記回転台12の皿部12aとカバー5の円板部5aの
間は空間となっておりその間に隔室17が形成されてい
る。そしてこの隔室17内に位置して回転台12の外周
近辺の一部には端子台18がねじ19で固着されてい
る。また端子台18には、器体2の外方に位置する端子
棒20と内方に位置する端子板21とを有しており、前
記端子棒20と端子板21は電気的に結合している。
一方、湯温制御装置10より出た複数個のリード線22
はカバー5の円板部5aの一部に設けた貫通孔23より
下方へ取出される。そしてこの貫通孔23はリード線2
2の配線に必要な最小限の大きさにしている。前記リー
ド線22はコネクター24に接続された別のリード線2
2を介して端子板21にねじ25で接続されている。前
記コネクター24は第2図に示すようにガイド26によ
って保持されている。
このようにリード線22をコネクター24で接続するこ
とにより、組立に際しては、リード線22をカバー5よ
り取り出した状態でねじ8を締め付ければよく、その結
果、電気湯沸し器の本体の組立が容易に、かつ強固に行
えるものである。またリード線22はそれぞれが位置の
決まったコネクター24と端子板21を結ぶ短い距離で
あるため、その長さ精度もよく決まり、これにより、リ
ード線22の曲がり具合も第2図に示すように、屈曲に
都合のよい形に作ることができる。また組立も容易とな
る。
前記ボス14は、このリード線22の屈曲のガイドとも
なっており、これにより、余分なピン等も不要となるた
め、一層構成がシンプルになる。
また前記回転台12の皿部12aの外周の一部には複数
個の細孔27が設けられており、電気湯沸し器の内部の
空間等に発生した露結水等をこの細孔27より外部へ排
出させることができる。28,29はそれぞれ円板部5
aと皿部12aに相対向してオーバーラップするように
設けられたリングで、これらのリング28,29の内部
に前記貫通孔23は位置し、かつ端子台18は外部に位
置している。またこれらのリング28,29は、カバー
5が回転した際のリード線22の屈曲の案内ガイドとな
っているもので、これにより、リード線22の引掛りや
もつれ等を防止することができるものである。
前記リード線22の組立に際しては、先に一方のリード
線22をコネクター24に結線しておき、このコネクタ
ー24をガイド26の中に収納する。そして他方のリー
ド線22は円板部5aの凹み30に仮係止した端子台1
8に接続する。次いで、端子台18を移動させて回転台
12の所定の位置に端子台18をねじ19で固定するも
のである。このような構成としているため、分解等の時
はコネクター24を外してもよく、内部の湯温制御装置
10等とは分離して補修ができるものである。
前記カバー5のリング状部6よりさらに下方には断面が
略H形の突起31を垂下させ、この突起31と対向して
回転台12の内面には端子台18の両側に位置してスト
ッパー32と33がそれぞれ1個ずつ設けられている。
ここで器体2を下から見て左へ回転させると、器体2は
ストッパー32が突起31に当たるまで回転し、端子台
18とリード線22はAの位置にくる。一方、器体2を
下から見て右へ回転させると、器体2はストッパー33
が突起31に当たるまでに回転し、端子台18とリード
線22はBの位置にくる。この回転角の合計は約280
°である。
この場合、コネクター24より出たリード線22は、一
旦ボス14の回りを1周させた後、その端部を端子板2
1へ接続しているため、器体2が左右にそれぞれ回転し
てA,Bの状態となっても、リード線22は曲率半径が
若干変化するだけであって、曲がりの方向が反転するよ
うなことはなくなるものである。これにより、リード線
22の回転に対する心線等の耐久性は著しく向上するも
のである。これは言いかえれば、耐久性を増加させるた
めに細い心線を多数束ねた特殊な線を使用することな
く、極く一般的な太い心線から成る普通のリード線とす
ることが可能となるため、大幅なコストダウンができる
ものである。
また第3図は本考案の他の実施例を示したもので、この
実施例においては、リード線22はボス14とリング2
8との間の隔室17内で一旦1巻し、すなわちリング状
部22aを形成し、その後、リード線22の端部を端子
板21へ接続しているもので、このような構成において
も、器体2が左右に回転した場合は、上記一実施例と同
様の作用効果を発揮するものである。そしてリード線2
2の巻数は必要に応じてさらに増加させることができる
のはもちろんの事、前記ボス14は、必要に応じてカバ
ー5の円板部5aから回転台12の皿部12aの内面に
設けてもよいことは言うまでもない。
考案の効果 上記実施例の説明から明らかなように本考案によれば、
容器の下面に設けた容器支持板により器体の下端に固着
され、かつ湯温制御装置を支持して覆う略円板状のカバ
ーの一部を貫通して湯温制御装置のリード線を下方に取
出し、この湯温制御装置のリード線は一旦カバーの中心
に位置して下方へ突出させたボスを周回させ、あるいは
ボスを含まない隔室内で一旦リング状部を形成し、その
後、端部を回転台の外縁近くに設けた端子台へ接続して
いるため、器体が左右に回転しても、リード線の蛇行が
途中で反転し、大幅に屈曲するということはなく、単な
る曲がり程度の変化ですむため、リード線の屈曲耐久性
を大幅に向上させることができる。またこれにより、リ
ード線は所定の屈曲耐久性を満足することができるた
め、細い心線を多数束ねた特殊なリード線を用いる必要
はなくなり、その結果、大幅なコストダウンが可能とな
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す回転台付き電気湯沸し
器の要部断面図、第2図は同電気湯沸し器の要部下面
図、第3図は本考案の他の実施例を示す回転台付き電気
湯沸し器の要部下面図、第4図は従来例を示す回転台付
き電気湯沸し器の一部下面図である。 1……容器、2……器体、4……容器支持板、5……カ
バー、9……空間、10……湯温制御装置、11……リ
ング状の溝、12……回転台、13……突起、14……
ボス、17……隔室、18……端子台、21……端子
板、22……リード線、22a……リング状部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】円筒状の器体内に垂下支持した容器の下方
    に位置する空間に、湯温制御装置を設けるとともに、こ
    の湯温制御装置を支持して覆う略円板状のカバーを、前
    記容器の下面に設けた容器支持板により前記器体の下端
    に固着し、前記カバーの外周近くの下面に設けたリング
    状の溝と嵌合する複数個の突起を上面に設けた略皿状の
    回転台を、前記カバーの中心に位置して下方へ突出させ
    たボスに回転自在に装着し、さらに前記カバーの一部を
    貫通して前記湯温制御装置のリード線を下方に取出し、
    この湯温制御装置のリード線は一旦前記ボスを周回さ
    せ、その後、端部を前記回転台の外縁近くに設けた端子
    台へ接続した回転台付き電気湯沸し器。
  2. 【請求項2】円筒状の器体内に垂下支持した容器の下方
    に位置する空間に、湯温制御装置を設けるとともに、こ
    の湯温制御装置を支持して覆う略円板状のカバーを、前
    記容器の下面に設けた容器支持板により前記器体の下端
    に固着し、前記カバーの外周近くの下面に設けたリング
    状の溝と嵌合する複数個の突起を上面に設けた略皿状の
    回転台を、前記カバーの中心に位置して下方へ突出させ
    たボスに回転自在に装着し、さらに前記カバーの一部を
    貫通して前記湯温制御装置のリード線を下方に取出し、
    この湯温制御装置のリード線は前記ボスを含まない隔室
    内で一旦リング状部を形成し、その後、端部を前記回転
    台の外縁近くに設けた端子台へ接続した回転台付き電気
    湯沸し器。
JP999689U 1989-01-31 1989-01-31 回転台付き電気湯沸し器 Expired - Lifetime JPH0632029Y2 (ja)

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JPH02102122U JPH02102122U (ja) 1990-08-14
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