JPH06320246A - 粉体離型剤の吹付装置 - Google Patents

粉体離型剤の吹付装置

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JPH06320246A
JPH06320246A JP8150793A JP8150793A JPH06320246A JP H06320246 A JPH06320246 A JP H06320246A JP 8150793 A JP8150793 A JP 8150793A JP 8150793 A JP8150793 A JP 8150793A JP H06320246 A JPH06320246 A JP H06320246A
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JP
Japan
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release agent
powder
injection sleeve
hot water
cavity
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JP8150793A
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English (en)
Inventor
Masamitsu Kubota
正光 久保田
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Shibaura Machine Co Ltd
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Toshiba Machine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 射出スリーブの給湯口の真下にも粉体離型剤
を塗布でき、離型剤吐出口を設ける必要がなく、更にエ
アー源からの空気と粉体離型剤との混合が行われ、キャ
ビティ及び射出スリーブ内の塗布が容易に行える粉体離
型剤の吹付方法を提供する。 【構成】 ダイカストマシンの固定金型及び移動金型に
より形成されるキャビテイ及び射出スリーブ内面に粉体
離型剤を塗布する粉体離型剤塗布方法において、型締後
の溶湯注入直前に粉体離型剤を塗布する粉体離型剤塗布
装置に設けた先端を閉塞した筒状体で同筒状体の側面の
先端から少し離れた箇所に粉体離型剤吹出用穴を多数設
けたノズルを射出スリーブの給湯口から挿入するととも
に、給湯口を外気から隔離した後、キャビテイ及び射出
スリーブ内面を真空ポンプ等で吸引するとともに、ノズ
ルから粉体離型剤を吹き出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】ダイカストマシンの固定金型、移
動金型により形成されるキャビティ、及び射出スリーブ
内面に塗膜する粉体離型剤の吹き付け方法に関するもの
である。
【0002】
【従来技術】図3〜図6に示すように、従来、粉体離型
剤をダイカストマシンの固定金型21、移動金型22に
よって形成されるキャビティ23及び射出スリーブ24
内に吸着、塗膜する際は、金型22、23を型閉後、射
出スリーブ24内のプランジャチップ25を待機状態か
ら、給湯口26を塞ぐ位置に進める。
【0003】次に、エアー源28、エアー配管31、圧
力計30及び離型剤タンク29から構成される粉体離型
剤吹き付け装置32を射出スリーブ24の円周状に開口
し、固定金型21と給湯口26の間に位置する離型剤吐
出口27に当接させた後、真空ポンプ33にてキャビテ
ィ23及び射出スリーブ24内の空気を吸引し、その圧
力度を圧力計30にて測定し、減圧が完了すると、離型
剤吐出口27から粉体離型剤が吐出し、吸引力によりキ
ャビティ23及び射出スリーブ24内に拡散し、吸着、
塗膜される。なお粉体離型剤はエアー源28から供給さ
れる圧力空気により、離型剤タンク29から転送される
(図3)、(図4)。
【0004】粉体離型剤の吸着、塗膜後、給湯口26を
塞いでいたプランジャチップ25は図中右方向へ後退
し、ラドル34により溶湯が射出スリーブ24内に給湯
される(図5)。給湯後プランジャチップ25が前進
し、成形作業が行われる(図6)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来方法では、射出ス
リーブ24の寿命に一番影響をあたえる給湯口26真下
に潤滑機能をも持つ粉体離型剤を吸着、塗膜できないた
めその真下が溶湯により容易に破損し、射出スリーブ2
4の寿命を著しく低下させるものであり、又、離型剤吐
出口27を給湯口26の下流に設け、この離型剤吐出口
27に粉体離型剤吹き付け装置32を当接させる為、後
で給湯するラドル34の反転にジャマするものであっ
た。更に、エアー源28からの空気と粉体離型剤との混
合が完全に行われないと、粉体離型剤が粉状にならずそ
のまま離型剤突出口27真下に堆積しこれが鋳物内部に
介在するなど重大な鋳物欠陥を発生する危険のあるもの
だった。 本発明は以上の点に鑑みてなされたもので、
射出スリーブ24の給湯口26の真下にも粉体離型剤を
吸着、塗膜でき、離型剤吐出口27を設ける必要がな
く、更にエアー源28からの空気と粉体離型剤との混合
が完全に行われ、キャビティ23及び射出スリーブ24
内の吸着、塗膜が容易に行える粉体離型剤の吹き付け方
法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の目的を解決するた
めに本発明はダイカストマシンの固定金型及び移動金型
により形成されるキャビテイ及び射出スリーブ内面に粉
体離型剤を塗膜する粉体離型剤塗膜方法において、型締
後の溶湯注入直前に粉体離型剤を塗膜する粉体離型剤塗
膜装置に設けた先端を閉塞した筒状体で同筒状体の側面
の先端から少し離れた箇所に粉体離型剤吹出用穴を多数
設けたノズルを射出スリーブの給湯口から挿入するとと
もに、給湯口を外気から隔離した後、キャビテイ及び射
出スリーブ内面を真空ポンプ等で吸引するとともに、ノ
ズルから粉体離型剤を吹き出すことを特徴とする粉体離
型剤の吹き付け方法とした。
【0007】
【作用】射出スリーブに溶湯が注入される前に粉体離型
剤吹き付け装置によって粉体離型剤を射出スリーブ及び
キャビティ内面に吹き付ける。
【0008】
【実施例】本発明に係わるダイカストマシンの粉体離型
剤の吹き付け法を、その実施例を具体化した装置として
示した図1を参照しながら説明する。射出スリーブ1は
固定ダイプレート2および固定金型3に嵌着されてお
り、その上面に給湯口4が設けられている。成形の際に
は、給湯口4から不図示のラドルにより溶湯が注入さ
れ、プランジャチップ5により、キャビティ6に充填さ
れる。
【0009】粉体離型剤をキャビティ6及び射出スリー
ブ1内に吸着、塗膜する粉体離型剤吹き付け装置7は、
給湯口4から、その先端に位置する粉体ノズル8を射出
スリーブ1内方に挿入し、粉体ノズル8から粉体離型剤
を射出スリーブ1及びキャビティ6の内面に噴射する。
【0010】粉体離型剤吹き付け装置7は図2に示すよ
うに、粉体離型剤を粉体ノズル8に供給する粉体供給ホ
ース9、同粉体供給ホース9の側端に接続し、供給され
た粉体離型剤を粉体ノズル8に移送する空気供給ホース
10、粉体供給ホース9をその内部に貫通し、粉体ノズ
ル8及び両足端16、17からなる継ぎ手部13、及び
前記両足端16、17に接着し、粉体ノズル8を挿入す
る給湯口4を囲んで、射出スリーブ1に圧着し、同給湯
口4をシールするシール材14と同シール材14を最終
的に射出スリーブ1に圧着させる移動を行う作動シリン
ダ11、作動シリンダ11の移動を継ぎ手部13に作用
させる作動レバー12から構成される。
【0011】粉体ノズル8の形状はその先端を閉塞した
筒状とし、先端の閉塞部よりわずかに離れた箇所に粉体
離型剤の放出のための放出穴15を多数有する。
【0012】このように構成された粉体離型剤吹き付け
装置7は下記のような手順で粉体離型剤の吹き付けを行
う。プランジャチップ5が給湯口4の真下から後退(図
1にて右行)し、給湯口4を開くと粉体離型剤吹き付け
装置7の作動シリンダ11により、作動レバー12が動
き、継ぎ手部13のシール部材14が給湯口4をシール
する。この際、粉体ノズル8は射出スリーブ1内に挿入
される。
【0013】この後、図示せぬ真空ポンプにてキャビテ
ィ6及び射出スリーブ1内の空気を吸引する。減圧が完
了すると、粉体離型剤が粉体供給ホース9から供給さ
れ、空気供給ホース10から導入される空気圧によっ
て、粉体ノズル8へと転送される。 転送された粉体離
型剤は、粉体ノズル8の形状がその先端を閉塞した筒状
をなしているため、給湯口4の真下に直接落下すること
はなく、また先端の閉塞部に空気とともに衝突し一度上
昇するため憤霧状になりやすく、先端部よりわずかに離
れた箇所に設けられた多数の放出穴15から憤霧状態を
保ちながら吐出する。この後吐出した粉体離型剤は真空
による吸引力によりキャビティ6及び射出スリーブ1内
に拡散し、吸着、塗膜される。
【0014】粉体離型剤の吸着、塗膜後、給湯口4を塞
いでいた粉体離型剤吹き付け装置7は給湯口4より上昇
し、図示せぬラドルにより溶湯が射出スリーブ1内に給
湯される。給湯後プランジャチップ5が前進し、キャビ
ティ6の内面に金型製品が成形される。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係わる粉
体離型剤の吹き付け法によれば、給湯口から粉体離型剤
を供給できる方法であるため、従来のように粉体離型剤
のみを吐出する口を設ける必要がなく、給湯口の真下に
も吸着、塗膜可能である。更に粉体ノズルは、その先端
を閉塞した筒状をなし、粉体離型剤の流入方向に沿い、
先端部よりわずかに離れた箇所に粉体離型剤の放出のた
めの放出穴を多数有する構造としたため、空気と粉体離
型剤との混合が完全に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】粉体離型剤の吹き付け方法の実施例を具現化さ
せた装置として示す概略構成図である。
【図2】粉体離型剤吹き付け装置の構成図である。
【図3】従来技術の工程図を示す。
【図4】従来技術の工程図を示す。
【図5】従来技術の工程図を示す。
【図6】従来技術の工程図を示す。
【符号の説明】
1 射出スリーブ 4 給湯口 5 プランジャチップ 6 キャビティ 7 粉体離型剤吹き付け装置 8 粉体ノズル 9 粉体供給ホース 10 空気供給ホース 14 シール材 15 放出穴 27 離型剤吐出口 32 粉体離型剤吹き付け装置 33 真空ポンプ 34 ラドル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年3月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 粉体離型剤の吹付装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】ダイカストマシンのキャビティお
よび射出スリーブ内面に粉体離型剤を散布して塗布する
粉体離型剤の吹付装置に関する。
【0002】
【従来技術】ダイカストマシンの射出スリーブおよび金
型に粉体離型剤を吹付ける従来の吹付装置を図4に示
す。同図において、固定金型21、移動金型22によっ
て形成されるキャビティ23及び射出スリーブ24内に
散布して、塗布する際は、金型22、23を型閉後、射
出スリーブ24内のプランジャチップ25を待機状態か
ら、給湯口26を塞ぐ位置に進める。次に、エアー源2
8、エアー配管31、圧力計30及び離型剤タンク29
から構成される粉体離型剤吹付装置32を射出スリーブ
24の円周状に開口し、固定金型21と給湯口26の間
に位置する離型剤吐出口27にから、真空ポンプ33に
てキャビティ23及び射出スリーブ24内の空気を吸引
し、その圧力度を圧力計30にて測定し、減圧が完了す
ると、離型剤吐出口27から粉体離型剤が吐出し、吸引
力によりキャビティ23及び射出スリーブ24内に散布
して塗布される。なお粉体離型剤はエアー源28から供
給される圧力空気により、離型剤タンク29から転送さ
れる。粉体離型剤の散布して塗布し、給湯口26を塞い
でいたプランジャチップ25は図中右方向へ後退し、ラ
ドル34により溶湯が射出スリーブ24内に給湯され
る。給湯後プランジャチップ25が前進し、成形作業が
行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来方法では、射出ス
リーブ24の寿命に一番影響をあたえる給湯口26真下
に潤滑機能をも持つ粉体離型剤を散布して、塗布できな
いためその真下が溶湯により損傷を受け、射出スリーブ
24の寿命を著しく低下させる。また、離型剤吐出口2
7を給湯口26の下流に設け、この離型剤吐出口27に
粉体離型剤吹付装置32を当接させる為、後で給湯する
ラドル34の反転にジャマするものであった。更に、エ
アー源28からの空気と粉体離型剤との混合が行われな
いと、粉体離型剤が粉状にならずそのまま離型剤突出口
27真下に堆積しこれが鋳物内部に介在するなど重大な
鋳物欠陥を発生する危険のあるものだった。本発明の目
的は以上の点に鑑みてなされたもので、射出スリーブの
給湯口の真下にも粉体離型剤を塗布でき、離型剤吐出口
を設ける必要がなく、さらにエアー源からの空気と粉体
離型剤との混合を行い、離型剤を噴霧し、キャビティ及
び射出スリーブ内に塗布し粉体離型剤の吹付装置を提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに本発明は横型ダイカストマシンのキャビテイおよび
射出スリーブ内面に粉体離型剤を塗布する粉体離型剤の
吹付装置において、粉体離型剤を供給する離型剤ホ−ス
および離型剤を粉体ノズルに移送する空気供給ホースに
ノズルを接続し、同ノズルを貫通して固定した蓋を設
け、一端に作動シリンダのロッドを係合し、他端に前記
蓋を固定した一点を中心に揺動する作動レバ−を備え、
離型剤を塗布する時に作動シリンダを作動し、前記蓋で
射出スリーブの給湯口を閉塞し、キャビテイおよび射出
スリーブ内面に粉体離型剤を吹出すように構成した。
【0005】
【作用】横型ダイカストマシンのキャビテイおよび射出
スリーブ内面を真空ポンプ等で吸引すると共に、射出ス
リーブに溶湯が注入される前に粉体離型剤の吹付装置に
よって粉体離型剤を射出スリーブおよびキャビティ内面
に吹付けて塗布する。
【0006】
【実施例】本発明に係るダイカストマシンの粉体離型剤
の吹付装置の一実施例を示す図面を参照しながら説明す
る。横型ダイカストマシンのキャビテイおよび射出スリ
ーブ1の内面に粉体離型剤を塗布する粉体離型剤の吹付
装置において、粉体離型剤の吹付装置7は図1、図2に
示すように、粉体離型剤を供給する離型剤ホ−ス9およ
び空気供給ホース10をノズル8に接続しており、ノズ
ル8は蓋16を貫通して作動レバ−の一端に固定され、
作動レバ−12の他端には作動シリンダ11のロッド1
1aを係合し、一点を中心に揺動可能としている。離型
剤を塗布する時には、作動シリンダ11の動作により作
動レバ−12に固定された蓋体16により射出スリーブ
1の給湯口4を閉塞し、ノズル8から粉体離型剤を吹出
す。蓋体16のノズル8周囲には、給湯口4をシールす
るシール材14が固定され、離型剤の飛散を防止してい
る。 この蓋体16と射出スリーブ1の給湯口4のシー
ル面は直線面でも円弧面であってもよい。
【0007】このように構成された粉体離型剤の吹付装
置7は下記のような手順で粉体離型剤の吹付けを行う。
まず、加圧鋳造に先駆けて、粉体離型剤吹付装置7によ
り離型剤を射出スリーブ1の上部の給湯口4から吹付け
る。すなわち、プランジャチップ5が給湯口4の真下か
ら後退(図1にて右行)し、給湯口4を開くと粉体離型
剤の吹付装置7の作動シリンダ11により、作動レバー
12が動き、継ぎ手部13のシール部材14が給湯口4
をシールする。この際、粉体ノズル8は射出スリーブ1
内に挿入される。この後、図示せぬ真空ポンプにてキャ
ビティ6および射出スリーブ1内の空気を吸引する。減
圧が完了すると、粉体離型剤が粉体供給ホース9から供
給され、空気供給ホース10から導入される空気圧によ
って、粉体ノズル8へ移送される。 吐出した粉体離型
剤は真空による吸引力によりキャビティ6および射出ス
リーブ1内に拡散し、塗布される。
【0008】粉体離型剤の塗布後、給湯口4を塞いでい
た粉体離型剤の吹付装置7は給湯口4より上昇し、図示
せぬラドルにより溶湯が射出スリーブ1内に給湯され
る。給湯後、プランジャチップ5が前進し、キャビティ
6内に製品が成形される。また、別の実施例の態様を示
すと、円筒ノズル20の形状はその先端を閉塞した筒状
とし、先端の閉塞部よりわずかに離れた箇所に粉体離型
剤の放出のための放出穴15を多数有する。離型剤は、
円筒ノズル20の形状がその先端を閉塞した筒状をなし
ているため、給湯口4の真下に直接落下することはな
く、また先端の閉塞部に空気とともに衝突し一度上昇す
るため噴霧状になりやすく、先端部よりわずかに離れた
箇所に設けられた多数の放出穴15から霧状態を保ちな
がら吐出する。この後吐出した粉体離型剤は真空による
吸引力によりキャビティ6及び射出スリーブ1内に拡散
し、塗布される。以上説明したように、本実施例によれ
ば、粉体離型剤の吹付装置によれば、従来のように粉体
離型剤用の吐出口を設けなくとも、効率的な粉体離型剤
の吹付を行うことができる。さらに円筒ノズルは、その
先端を閉塞した筒状をなし、粉体離型剤の流入方向に沿
い、先端部よりわずかに離れた箇所に粉体離型剤の放出
のための放出穴を多数有する構造としたため、粉体離型
剤の塗布を効率よく行うことができる。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係わる粉
体離型剤の吹付装置によれば、従来のように粉体離型剤
用の吐出口を設けなくとも、効率的な粉体離型剤の吹付
を行うことができる。さらに粉体ノズルは、その先端を
閉塞した筒状をなし、粉体離型剤の流入方向に沿い、先
端部よりわずかに離れた箇所に粉体離型剤の放出のため
の放出穴を多数有する構造としたため、粉体離型剤の塗
布を効率よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】粉体離型剤の吹付装置の一実施例を示す概略構
成図である。
【図2】図1、A−A断面を示す断面図である。
【図3】他の実施例を示す、図1、A−A断面を示す断
面図である。
【図4】従来技術の工程図を示す。
【符号の説明】 1 射出スリーブ 4 給湯口 5 プランジャチップ 6 キャビティ 7 粉体離型剤吹付装置 8 粉体ノズル 9 粉体供給ホース 10 空気供給ホース 14 シール材 15 放出穴 20 円筒ノズル 27 離型剤吐出口 32 粉体離型剤吹付装置 33 真空ポンプ 34 ラドル
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイカストマシンの固定金型及び移動金
    型により形成されるキャビテイ及び射出スリーブ内面に
    粉体離型剤を塗膜する粉体離型剤塗膜方法において、型
    締後の溶湯注入直前に粉体離型剤を塗膜する粉体離型剤
    塗膜装置に設けた先端を閉塞した筒状体で同筒状体の側
    面の先端から少し離れた箇所に粉体離型剤吹出用穴を多
    数設けたノズルを射出スリーブの給湯口から挿入すると
    ともに、給湯口を外気から隔離した後、キャビテイ及び
    射出スリーブ内面を真空ポンプ等で吸引するとともに、
    ノズルから粉体離型剤を吹き出すことを特徴とする粉体
    離型剤の吹き付け方法。
JP8150793A 1993-03-16 1993-03-16 粉体離型剤の吹付装置 Pending JPH06320246A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6460596B1 (en) 1999-10-21 2002-10-08 The Japan Steel Works, Ltd. Method of coating powder lubricant in metallic injection molding machine and die used of metallic injection molding
JP2006167778A (ja) * 2004-12-17 2006-06-29 Nissan Motor Co Ltd スリーブ潤滑装置
JP2012245548A (ja) * 2011-05-27 2012-12-13 Ishikame Kogyo:Kk ダイカストマシンの離型剤供給装置

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