JPH06320201A - 高幅精度形材およびその製造方法と製造装置 - Google Patents
高幅精度形材およびその製造方法と製造装置Info
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- JPH06320201A JPH06320201A JP11293993A JP11293993A JPH06320201A JP H06320201 A JPH06320201 A JP H06320201A JP 11293993 A JP11293993 A JP 11293993A JP 11293993 A JP11293993 A JP 11293993A JP H06320201 A JPH06320201 A JP H06320201A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 H形鋼,溝形鋼,山形鋼等のフランジを有す
る形材を圧延加工で製造するに際し、フランジ幅寸法精
度の優れた製品を安価に製造する。 【構成】 仕上圧延工程の孔型ロールで形材のフランジ
部を過充満圧延し、フランジ端部に噛出部を形成させ、
その直後に、フランジ端面加工装置を設けて、前記の噛
出部を機械加工にて除去し、フランジ幅精度の優れた製
品を製造する。
る形材を圧延加工で製造するに際し、フランジ幅寸法精
度の優れた製品を安価に製造する。 【構成】 仕上圧延工程の孔型ロールで形材のフランジ
部を過充満圧延し、フランジ端部に噛出部を形成させ、
その直後に、フランジ端面加工装置を設けて、前記の噛
出部を機械加工にて除去し、フランジ幅精度の優れた製
品を製造する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、H形材、溝形材および
山形材などのフランジを有する形材の圧延による製造に
関し、詳しくは前記形材のフランジ幅精度を高精度に製
造した製品およびその製造方法と製造装置を提供するも
のである。
山形材などのフランジを有する形材の圧延による製造に
関し、詳しくは前記形材のフランジ幅精度を高精度に製
造した製品およびその製造方法と製造装置を提供するも
のである。
【0002】
【従来の技術】フランジを有する形材として最も典型的
なH形鋼は、一般に圧延または溶接により製造される。
周知のとおり、H形鋼の形状はウェブおよびフランジか
らなるが、溶接H形鋼の場合は図6に示すようにウェブ
41を形成する1枚の鋼板の両端にフランジ42を形成
する2枚の鋼板を突き合わせ、溶接部50で溶接した計
3枚の板材を組合せて製造される。一方、圧延H形鋼の
製造手段は一般には図7(a)に示す上下水平ロール6
1と左右竪ロール62からなるユニバーサル圧延機と、
図7(b)に示す上下水平ロール63からなるエッジャ
ー圧延機で交互に圧延する、いわゆるユニバーサル圧延
法が採用されている。両者の製造法によって得られた製
品の寸法精度を比較すると、溶接H形鋼は予め板として
圧延されるか、あるいは機械加工された板状材を組み立
て溶接するため、寸法精度は良好であり、図8に示すフ
ランジ幅Cの精度が高くしかもフランジ片幅A,Bとの
差で示されるウェブ中心の偏り
なH形鋼は、一般に圧延または溶接により製造される。
周知のとおり、H形鋼の形状はウェブおよびフランジか
らなるが、溶接H形鋼の場合は図6に示すようにウェブ
41を形成する1枚の鋼板の両端にフランジ42を形成
する2枚の鋼板を突き合わせ、溶接部50で溶接した計
3枚の板材を組合せて製造される。一方、圧延H形鋼の
製造手段は一般には図7(a)に示す上下水平ロール6
1と左右竪ロール62からなるユニバーサル圧延機と、
図7(b)に示す上下水平ロール63からなるエッジャ
ー圧延機で交互に圧延する、いわゆるユニバーサル圧延
法が採用されている。両者の製造法によって得られた製
品の寸法精度を比較すると、溶接H形鋼は予め板として
圧延されるか、あるいは機械加工された板状材を組み立
て溶接するため、寸法精度は良好であり、図8に示すフ
ランジ幅Cの精度が高くしかもフランジ片幅A,Bとの
差で示されるウェブ中心の偏り
【0003】
【数1】
【0004】の僅少な優れた製品が製造出来る。
【0005】これに対して圧延H形鋼は、以下に述べる
製造手段の特質あるいは制約条件によって製品の寸法精
度には自ずから限界がある。図9は一般的なユニバーサ
ル圧延によるH形鋼の製造工程を示す。矩形断面のスラ
ブ素材は、加熱炉11で加熱された後、複数の孔型を刻
設した2Hiロールでなる粗圧延機12でリバース圧延
されドッグボーン状の粗形材に造形される。続いて、前
記のユニバーサル圧延機とエッジャーを組み合わせた中
間圧延機13でリバース圧延し、仕上げ圧延機14で仕
上げ圧延される。圧延終了後は、鋸断機15で一定の長
さに鋸断され、冷却床16で冷却される。このとき製品
には長さ方向の上下左右の曲がりが生じるので、ローラ
矯正機17により矯正され最終製品となる。
製造手段の特質あるいは制約条件によって製品の寸法精
度には自ずから限界がある。図9は一般的なユニバーサ
ル圧延によるH形鋼の製造工程を示す。矩形断面のスラ
ブ素材は、加熱炉11で加熱された後、複数の孔型を刻
設した2Hiロールでなる粗圧延機12でリバース圧延
されドッグボーン状の粗形材に造形される。続いて、前
記のユニバーサル圧延機とエッジャーを組み合わせた中
間圧延機13でリバース圧延し、仕上げ圧延機14で仕
上げ圧延される。圧延終了後は、鋸断機15で一定の長
さに鋸断され、冷却床16で冷却される。このとき製品
には長さ方向の上下左右の曲がりが生じるので、ローラ
矯正機17により矯正され最終製品となる。
【0006】以上のような製造工程で製造される圧延H
形鋼は、圧延中において、温度・張力・パスラインの位
置のズレ等の多くの非定常な変動が生じる結果、製品長
手方向および断面における寸法変動が生じる。特に、リ
バース圧延を行う際に、圧延機のパスライン中心(上下
ロールの中心位置)に被圧延材のウェブ中心位置を一致
させることは、製品のフランジ中央にウェブ中心を位置
させる点で重要であるが、これを完全に達成することは
難しく、前述のウェブ中心の偏りが発生しやすい。この
ウェブ中心の偏りを解消する手段は従来から多数提案さ
れ、寸法精度を高める努力が行われてきた。例えば、特
公昭53−34587号公報、特公昭53−34585
号公報、特開昭63−36914号公報にはガイドに工
夫を加えることにより、その中心を合わせる手段が提案
されているが、得られる精度には限界がある。各種のガ
イド方式をもってしても現状の技術レベルではJIS規
格でフランジ幅±3mm、ウェブ中心の偏り±3mmを
満足できれば最高の精度とされている。
形鋼は、圧延中において、温度・張力・パスラインの位
置のズレ等の多くの非定常な変動が生じる結果、製品長
手方向および断面における寸法変動が生じる。特に、リ
バース圧延を行う際に、圧延機のパスライン中心(上下
ロールの中心位置)に被圧延材のウェブ中心位置を一致
させることは、製品のフランジ中央にウェブ中心を位置
させる点で重要であるが、これを完全に達成することは
難しく、前述のウェブ中心の偏りが発生しやすい。この
ウェブ中心の偏りを解消する手段は従来から多数提案さ
れ、寸法精度を高める努力が行われてきた。例えば、特
公昭53−34587号公報、特公昭53−34585
号公報、特開昭63−36914号公報にはガイドに工
夫を加えることにより、その中心を合わせる手段が提案
されているが、得られる精度には限界がある。各種のガ
イド方式をもってしても現状の技術レベルではJIS規
格でフランジ幅±3mm、ウェブ中心の偏り±3mmを
満足できれば最高の精度とされている。
【0007】次に、溝形材や山形材などのフランジを有
する一般の形材においても図9のH形鋼と同一の製造工
程が適用されており、中間圧延機13と仕上げ圧延機1
4にはユニバーサル圧延法ではユニバーサルロールが、
カリバー圧延法では2Hiロールが組み込まれる。一般
の形材においても、圧延中に温度・張力・パスラインな
どの数々の非定常的な変動が生じる結果、製品長手方向
に寸法変動を生じる。
する一般の形材においても図9のH形鋼と同一の製造工
程が適用されており、中間圧延機13と仕上げ圧延機1
4にはユニバーサル圧延法ではユニバーサルロールが、
カリバー圧延法では2Hiロールが組み込まれる。一般
の形材においても、圧延中に温度・張力・パスラインな
どの数々の非定常的な変動が生じる結果、製品長手方向
に寸法変動を生じる。
【0008】そもそも、形材圧延において、使用される
材料は一般に矩形断面をしており、これを製品形状に類
似した粗形状に造りあげていくために初期造形段階での
変則圧下は避けられないものである。このため被圧延材
料の先後端部における非定常部の定常部(中央部)に対
する寸法乖離の発生はある程度やむをえないものであ
る。この初期造形段階における非定常な形状寸法部は、
中間、仕上圧延段階でさらに延伸し、端部のクロッブ切
り捨て部よりも長くなり製品に残留して幅寸法精度を低
下させる原因となっている。
材料は一般に矩形断面をしており、これを製品形状に類
似した粗形状に造りあげていくために初期造形段階での
変則圧下は避けられないものである。このため被圧延材
料の先後端部における非定常部の定常部(中央部)に対
する寸法乖離の発生はある程度やむをえないものであ
る。この初期造形段階における非定常な形状寸法部は、
中間、仕上圧延段階でさらに延伸し、端部のクロッブ切
り捨て部よりも長くなり製品に残留して幅寸法精度を低
下させる原因となっている。
【0009】これらの寸法変動は、ロールと接触しない
幅端部、すなわちロール開口部で最も顕著に発生する。
したがって、従来の圧延製造法による形材では、バー
内、バー間の幅寸法変動を生じ易く、そのフランジ幅寸
法を圧延全長にわたり高精度に維持することが至難であ
る。
幅端部、すなわちロール開口部で最も顕著に発生する。
したがって、従来の圧延製造法による形材では、バー
内、バー間の幅寸法変動を生じ易く、そのフランジ幅寸
法を圧延全長にわたり高精度に維持することが至難であ
る。
【0010】他方、最近の建築、土木業界の動向は、益
々省力化・自動化の趨勢にあり、自動化のためには寸法
精度の向上が必須である。すなわち、H形材などの各部
材は、組み合わされ、溶接またはボルト結合が行われる
が、その際フランジ幅変動あるいはウェブ中心の偏りが
存在すると、組合せ作業が困難となり且つ組立精度が問
題となる。誤差が零に近いほど、すなわち寸法精度が高
いほど自動化が容易になり、施工能率も向上するが、圧
延形材の場合、現状の技術では前述したように寸法誤差
を零に近づけることは極めて困難であった。
々省力化・自動化の趨勢にあり、自動化のためには寸法
精度の向上が必須である。すなわち、H形材などの各部
材は、組み合わされ、溶接またはボルト結合が行われる
が、その際フランジ幅変動あるいはウェブ中心の偏りが
存在すると、組合せ作業が困難となり且つ組立精度が問
題となる。誤差が零に近いほど、すなわち寸法精度が高
いほど自動化が容易になり、施工能率も向上するが、圧
延形材の場合、現状の技術では前述したように寸法誤差
を零に近づけることは極めて困難であった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
圧延形材の問題点を解決するものであり、圧延された形
材の寸法精度には限界があることを認めた上で、仕上圧
延工程でフランジ先端面に噛出部を付与し、仕上圧延後
にこの噛出部を機械的に除去加工することにより、ウェ
ブ中心位置からフランジ先端までの寸法(フランジ片
幅)を一定にし、ウェブ中心の偏りがなく且つフランジ
幅精度の優れたH形材などのフランジを有する形材製品
を安価に提供しようとするものである。
圧延形材の問題点を解決するものであり、圧延された形
材の寸法精度には限界があることを認めた上で、仕上圧
延工程でフランジ先端面に噛出部を付与し、仕上圧延後
にこの噛出部を機械的に除去加工することにより、ウェ
ブ中心位置からフランジ先端までの寸法(フランジ片
幅)を一定にし、ウェブ中心の偏りがなく且つフランジ
幅精度の優れたH形材などのフランジを有する形材製品
を安価に提供しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は以下の構成を要
旨とする。すなわち、 仕上孔型ロールで形材のフランジ先端の角部に形成
した噛出部を加工装置で除去加工しフランジ幅精度を±
1mm以下とした高幅精度形材。 仕上圧延工程の孔型ロールで形材のフランジ部を過
充満圧延して前記孔型の開口部にフランジ先端を噛出さ
せて噛出部を形成した後、該噛出部を加工装置にて除去
加工する高幅精度形材の製造方法。 形材の仕上圧延工程の直後でフランジ先端の噛出部
の除去加工を連続して行う前記項記載の高幅精度形材
の製造方法。 孔型ロールを有する形材の仕上圧延機の直後にフラ
ンジ先端の噛出部を除去加工する加工治具を備えた加工
装置を近接して設けた高幅精度形材の製造装置にある。
旨とする。すなわち、 仕上孔型ロールで形材のフランジ先端の角部に形成
した噛出部を加工装置で除去加工しフランジ幅精度を±
1mm以下とした高幅精度形材。 仕上圧延工程の孔型ロールで形材のフランジ部を過
充満圧延して前記孔型の開口部にフランジ先端を噛出さ
せて噛出部を形成した後、該噛出部を加工装置にて除去
加工する高幅精度形材の製造方法。 形材の仕上圧延工程の直後でフランジ先端の噛出部
の除去加工を連続して行う前記項記載の高幅精度形材
の製造方法。 孔型ロールを有する形材の仕上圧延機の直後にフラ
ンジ先端の噛出部を除去加工する加工治具を備えた加工
装置を近接して設けた高幅精度形材の製造装置にある。
【0013】
【作用および実施例】以下本発明を実施例に基づいて詳
細に説明する。
細に説明する。
【0014】本発明を実施するための圧延設備は、基本
的には先に図9で説明した従来の粗、中間、仕上げ圧延
および矯正工程の設備を使用する。本発明の製造装置の
特徴は図1の実施例装置に示すとおり、上下水平ロール
1と左右竪ロール2を配した周知の仕上圧延機14の通
材方向Xの出側直後に近接してフランジ先端面の噛出部
9を機械的に除去加工する加工装置7を設けたことにあ
る。この加工装置7の通材方向Xの出側直後には駆動源
によって回動自在に設けられた上下1対の拘束ローラ3
がH形鋼8のウェブ41を上下から把持・拘束するよう
に設けられ、この拘束ローラのパスライン中心位置は仕
上圧延機14の上下水平ロール1間の中心位置と同一
(同一水平面)に固定されている。加工装置7は加工治
具4,加工治具ホルダー5および加工位置調整機構6か
らなる。フランジ先端面の噛出部9を直接に除去加工す
る加工治具4は加工治具ホルダー5に取付けられてい
る。加工治具ホルダー5は加工位置調整機構6を介して
上下および左右位置が変更自在に支持されている。加工
装置7はH形鋼の場合、4箇所のフランジ先端部に対応
して4個設けてある。加工治具4には周知の切削用バイ
ト,フライスあるいは研磨具など任意のものを使用でき
る。また、特に薄肉材ではレーザーメスや高圧液体噴射
などの切断手段を適用するのも効果的である。なお、切
削片は一般に連続の線条件としてコイル状に回収するの
が実用的である。
的には先に図9で説明した従来の粗、中間、仕上げ圧延
および矯正工程の設備を使用する。本発明の製造装置の
特徴は図1の実施例装置に示すとおり、上下水平ロール
1と左右竪ロール2を配した周知の仕上圧延機14の通
材方向Xの出側直後に近接してフランジ先端面の噛出部
9を機械的に除去加工する加工装置7を設けたことにあ
る。この加工装置7の通材方向Xの出側直後には駆動源
によって回動自在に設けられた上下1対の拘束ローラ3
がH形鋼8のウェブ41を上下から把持・拘束するよう
に設けられ、この拘束ローラのパスライン中心位置は仕
上圧延機14の上下水平ロール1間の中心位置と同一
(同一水平面)に固定されている。加工装置7は加工治
具4,加工治具ホルダー5および加工位置調整機構6か
らなる。フランジ先端面の噛出部9を直接に除去加工す
る加工治具4は加工治具ホルダー5に取付けられてい
る。加工治具ホルダー5は加工位置調整機構6を介して
上下および左右位置が変更自在に支持されている。加工
装置7はH形鋼の場合、4箇所のフランジ先端部に対応
して4個設けてある。加工治具4には周知の切削用バイ
ト,フライスあるいは研磨具など任意のものを使用でき
る。また、特に薄肉材ではレーザーメスや高圧液体噴射
などの切断手段を適用するのも効果的である。なお、切
削片は一般に連続の線条件としてコイル状に回収するの
が実用的である。
【0015】以上の構成になる本発明の製造工程におい
て、先ず仕上圧延工程で、H形鋼の場合は図2に示すよ
うな孔型ロールによりフランジ先端の噛出圧延を行う。
図2(a)は上下水平ロール1に孔型ロールを適用した
もので一般にフランジ内法一定H形鋼の圧延に適用す
る。孔型の掘込深さGは、熱間圧延の縮み代や充満圧延
特性を考慮して製品のフランジ片幅正規値を狙って設計
することを基本とする。上下水平ロール1と左右竪ロー
ル2との間の孔型開口部Sに被圧延材のフランジ先端の
角部に噛出部9を生じさせる。孔型開口部Sの隙間は、
圧延機のミル剛性,ロール強度および圧延サイズ範囲に
よって決まるが、切削除去のためには極力小さくするこ
とが望ましい。一般には1〜3mmが実用的である。図
2(b)は左右竪ロール2に孔型ロールを適用したもの
で一般にフランジ外法一定H形鋼の圧延に適用する。孔
型の掘込幅Wは、前記Gと同じく熱間圧延の縮み代や充
満圧延特性を考慮して製品のフランジ幅正規値を狙って
設計することを基本とする。図2(b)で孔型内での過
充満圧延を円滑に行うには図2(c)のように入側材料
H形鋼8’のフランジを屈曲させ且つフランジ幅を左右
竪ロール2の孔型の掘込幅W以下としフランジ先端をウ
ェブ側に対して肉量が小さくなるように傾斜させるのが
効果的である。
て、先ず仕上圧延工程で、H形鋼の場合は図2に示すよ
うな孔型ロールによりフランジ先端の噛出圧延を行う。
図2(a)は上下水平ロール1に孔型ロールを適用した
もので一般にフランジ内法一定H形鋼の圧延に適用す
る。孔型の掘込深さGは、熱間圧延の縮み代や充満圧延
特性を考慮して製品のフランジ片幅正規値を狙って設計
することを基本とする。上下水平ロール1と左右竪ロー
ル2との間の孔型開口部Sに被圧延材のフランジ先端の
角部に噛出部9を生じさせる。孔型開口部Sの隙間は、
圧延機のミル剛性,ロール強度および圧延サイズ範囲に
よって決まるが、切削除去のためには極力小さくするこ
とが望ましい。一般には1〜3mmが実用的である。図
2(b)は左右竪ロール2に孔型ロールを適用したもの
で一般にフランジ外法一定H形鋼の圧延に適用する。孔
型の掘込幅Wは、前記Gと同じく熱間圧延の縮み代や充
満圧延特性を考慮して製品のフランジ幅正規値を狙って
設計することを基本とする。図2(b)で孔型内での過
充満圧延を円滑に行うには図2(c)のように入側材料
H形鋼8’のフランジを屈曲させ且つフランジ幅を左右
竪ロール2の孔型の掘込幅W以下としフランジ先端をウ
ェブ側に対して肉量が小さくなるように傾斜させるのが
効果的である。
【0016】形材が溝形材70の場合は、図3のような
孔型ロールを仕上圧延機へ用いて過充満圧延により、噛
出部9を形成する。図3(a)は上下水平ロール1とフ
ラットな左右竪ロール2の間で上下左右4か所に噛出部
9を形成したものでありフランジ内法一定溝形材のユニ
バーサル仕上圧延法に適用するものである。また、図3
(b)は上下水平ロール1の孔型開口部の左右2か所に
噛出部9を形成したものでありフランジ内法一定溝形材
のカリバー仕上圧延法に適用し、図3(c)は上下水平
ロール1と段付き左右竪ロール2の間で上下左右4か所
に噛出部9を形成したものであり、フランジ外法一定溝
形材のユニバーサル仕上圧延法に適用するものである。
なお、図3(c)では上下水平ロール1の左右竪ロール
2に対する相対的な上下位置を調整することによりフラ
ンジ幅の造り分けが可能でありこの点では図3(a)よ
りも有利である。しかし、過充満圧延での操業安定性で
はフランジ先端部の成形メカニズム上から図3(a)の
方が優位である。
孔型ロールを仕上圧延機へ用いて過充満圧延により、噛
出部9を形成する。図3(a)は上下水平ロール1とフ
ラットな左右竪ロール2の間で上下左右4か所に噛出部
9を形成したものでありフランジ内法一定溝形材のユニ
バーサル仕上圧延法に適用するものである。また、図3
(b)は上下水平ロール1の孔型開口部の左右2か所に
噛出部9を形成したものでありフランジ内法一定溝形材
のカリバー仕上圧延法に適用し、図3(c)は上下水平
ロール1と段付き左右竪ロール2の間で上下左右4か所
に噛出部9を形成したものであり、フランジ外法一定溝
形材のユニバーサル仕上圧延法に適用するものである。
なお、図3(c)では上下水平ロール1の左右竪ロール
2に対する相対的な上下位置を調整することによりフラ
ンジ幅の造り分けが可能でありこの点では図3(a)よ
りも有利である。しかし、過充満圧延での操業安定性で
はフランジ先端部の成形メカニズム上から図3(a)の
方が優位である。
【0017】山形材80では、図4のような孔型ロール
を仕上圧延機へ用いて過充満圧延により、噛出部9を形
成する。図4で上ロールは水平ロール1で構成しても、
左右竪ロール2で構成してもよい。上ロール1又は2と
下ロール1の孔型で構成される孔型開口部に噛出部9を
形成する。ここで、頂角部の噛出部9は上ロール1を左
右一体型の水平ロールとすれば発生しない。
を仕上圧延機へ用いて過充満圧延により、噛出部9を形
成する。図4で上ロールは水平ロール1で構成しても、
左右竪ロール2で構成してもよい。上ロール1又は2と
下ロール1の孔型で構成される孔型開口部に噛出部9を
形成する。ここで、頂角部の噛出部9は上ロール1を左
右一体型の水平ロールとすれば発生しない。
【0018】図5は、平形材90を一般の形材圧延工場
で製造する場合の例であり、上下水平ロール1とフラッ
トな左右竪ロール2の間で上下左右4か所に噛出部9を
仕上圧延で形成する。
で製造する場合の例であり、上下水平ロール1とフラッ
トな左右竪ロール2の間で上下左右4か所に噛出部9を
仕上圧延で形成する。
【0019】以上に説明した図2〜5の仕上噛出圧延の
実施例では、水平ロール1はいずれもロールの汎用化に
対応して左右分割型を図示しているが、左右一体型の水
平ロールにおいても本法の適用が可能なことは、自明で
ある。
実施例では、水平ロール1はいずれもロールの汎用化に
対応して左右分割型を図示しているが、左右一体型の水
平ロールにおいても本法の適用が可能なことは、自明で
ある。
【0020】さて、仕上圧延工程で噛出圧延された形材
の長さ方向先端部が加工治具ホルダー5に到達すると、
加工治具4によって2〜4箇所のフランジ先端面噛出部
9の切削または研磨が開始される。本発明においてフラ
ンジ先端面噛出部の除去加工とは切削または研磨等の手
段による除去手段を総称したものである。加工治具4に
よる除去加工開始直後に、H形鋼の長さ方向先端部が更
に後段の拘束ローラ3で把持されると、加工治具7は前
段の仕上圧延機の水平ロール1と後段の拘束ローラ3の
中央に位置することとなり、除去加工は安定して継続さ
れる。なお、フランジ端面加工後の各寸法は図示を省略
した検出端で測定され最終製品寸法が確認され、不適正
な場合は、加工位置調整機構6にフィードバックして加
工治具4を適正位置に調整する。
の長さ方向先端部が加工治具ホルダー5に到達すると、
加工治具4によって2〜4箇所のフランジ先端面噛出部
9の切削または研磨が開始される。本発明においてフラ
ンジ先端面噛出部の除去加工とは切削または研磨等の手
段による除去手段を総称したものである。加工治具4に
よる除去加工開始直後に、H形鋼の長さ方向先端部が更
に後段の拘束ローラ3で把持されると、加工治具7は前
段の仕上圧延機の水平ロール1と後段の拘束ローラ3の
中央に位置することとなり、除去加工は安定して継続さ
れる。なお、フランジ端面加工後の各寸法は図示を省略
した検出端で測定され最終製品寸法が確認され、不適正
な場合は、加工位置調整機構6にフィードバックして加
工治具4を適正位置に調整する。
【0021】本発明の噛出除去加工法によるとフランジ
幅寸法は極めて高い精度を達成できるが、現在の建築ま
たは土木業界で要求される最も厳しい精度および本発明
手段の機構精度とを勘案すれば、最も精度要求の厳しい
H形鋼においてそのウェブ中心の偏り精度およびフラン
ジ幅精度は±1mm以内を満足できれば充分である。従
って、本発明では実用的な精度範囲として±1mm以下
としている。
幅寸法は極めて高い精度を達成できるが、現在の建築ま
たは土木業界で要求される最も厳しい精度および本発明
手段の機構精度とを勘案すれば、最も精度要求の厳しい
H形鋼においてそのウェブ中心の偏り精度およびフラン
ジ幅精度は±1mm以内を満足できれば充分である。従
って、本発明では実用的な精度範囲として±1mm以下
としている。
【0022】なお、本発明におけるフランジ先端面噛出
部の加工は冷却・矯正後の任意の工程で行ってもよい
が、前記実施例のとおり仕上圧延直後で加工することに
よって、一連の圧延作業に併合して行うことが出来、作
業性が向上し、新たな作業者増を招かない利点がある。
部の加工は冷却・矯正後の任意の工程で行ってもよい
が、前記実施例のとおり仕上圧延直後で加工することに
よって、一連の圧延作業に併合して行うことが出来、作
業性が向上し、新たな作業者増を招かない利点がある。
【0023】さらに、本発明での加工は目標精度を満足
する限り、材料長手方向の一部を加工してもよいし、H
形鋼の使用上最も重要な長さ方向端部から一定距離の範
囲のみを対象にしてもよいことは勿論である。すなわ
ち、操業条件によっては、図2(a)の孔型の掘込深さ
Gや、図2(b)の孔型の掘込幅Wを除去加工発生量を
最小とするために製品の寸法公差上限に設定して通常の
正規幅狙いの仕上圧延を適用し、寸法変動の大きな非定
常部のみがロール孔型開口部から噛み出すように圧延条
件を設定して、当該の噛出部のみを選択的に除去加工す
るようにしても良い。
する限り、材料長手方向の一部を加工してもよいし、H
形鋼の使用上最も重要な長さ方向端部から一定距離の範
囲のみを対象にしてもよいことは勿論である。すなわ
ち、操業条件によっては、図2(a)の孔型の掘込深さ
Gや、図2(b)の孔型の掘込幅Wを除去加工発生量を
最小とするために製品の寸法公差上限に設定して通常の
正規幅狙いの仕上圧延を適用し、寸法変動の大きな非定
常部のみがロール孔型開口部から噛み出すように圧延条
件を設定して、当該の噛出部のみを選択的に除去加工す
るようにしても良い。
【0024】本発明では、除去加工は噛出部のみの小量
であるので、加工治具の耐用度は量産上の障害となら
ず、圧延ロールの耐用度とバランスさせることができ
る。また、除去加工の部位は孔型開口部からの噛出部で
あり、簡単かつ明瞭にその位置を特定できる。加工位置
の調整は、噛出位置をロール孔型から寸法的に割り出し
て設定することを基本とするが、噛出部と全厚み部では
その除去加工に要する加工力がステップ状に明瞭に変化
するので加工圧力を検出端且つ制御端としてもよい。
であるので、加工治具の耐用度は量産上の障害となら
ず、圧延ロールの耐用度とバランスさせることができ
る。また、除去加工の部位は孔型開口部からの噛出部で
あり、簡単かつ明瞭にその位置を特定できる。加工位置
の調整は、噛出位置をロール孔型から寸法的に割り出し
て設定することを基本とするが、噛出部と全厚み部では
その除去加工に要する加工力がステップ状に明瞭に変化
するので加工圧力を検出端且つ制御端としてもよい。
【0025】
【発明の効果】本発明は、従来の圧延のままH形材より
も格段に寸法精度の高い製品が安価に提供できるので、
ユーザーにおける組立精度は向上し、組立の自動化を容
易にする。
も格段に寸法精度の高い製品が安価に提供できるので、
ユーザーにおける組立精度は向上し、組立の自動化を容
易にする。
【0026】また、本発明では、過充満圧延を行うので
ロール孔型内で被圧延材料が強固に抱持・拘束される。
したがって、圧延のパスライン,ガイド,温度や潤滑な
どの圧延条件の変化に対して鈍感で、圧延の安定性に優
れる。従来圧延では、ロールバイト中での材料の幅広が
りが圧延条件により微妙に異なるためバー内,バー間に
おいてフランジ幅が片幅も含めて複雑に変動することが
避けられず、またロール耐用度や表面品質の向上のため
潤滑圧延を適用しようとしても、圧延が不安定化し寸法
不良となり潤滑を断念せざるをえないことがしばしば起
こったが、本法ではこの様な懸念が一切なく高位安定生
産が可能である。さらに、従来の形材圧延では不可欠で
あった新規サイズや新規製品の開発に際しての試験圧延
を省略して一気に本生産を行うことが可能でしかも高熟
練度を要していた孔型設計も簡単な設計規則のみで可能
となり、単に精度や作業性の向上のみならず、新製品の
早期実用化と納期短縮にも効果的であり、総合的な経済
効果は極めて大きい。
ロール孔型内で被圧延材料が強固に抱持・拘束される。
したがって、圧延のパスライン,ガイド,温度や潤滑な
どの圧延条件の変化に対して鈍感で、圧延の安定性に優
れる。従来圧延では、ロールバイト中での材料の幅広が
りが圧延条件により微妙に異なるためバー内,バー間に
おいてフランジ幅が片幅も含めて複雑に変動することが
避けられず、またロール耐用度や表面品質の向上のため
潤滑圧延を適用しようとしても、圧延が不安定化し寸法
不良となり潤滑を断念せざるをえないことがしばしば起
こったが、本法ではこの様な懸念が一切なく高位安定生
産が可能である。さらに、従来の形材圧延では不可欠で
あった新規サイズや新規製品の開発に際しての試験圧延
を省略して一気に本生産を行うことが可能でしかも高熟
練度を要していた孔型設計も簡単な設計規則のみで可能
となり、単に精度や作業性の向上のみならず、新製品の
早期実用化と納期短縮にも効果的であり、総合的な経済
効果は極めて大きい。
【図1】本発明実施例装置を示す側面略図。
【図2】本発明のH形鋼の仕上噛出圧延方法の説明図
で、(a)はフランジ内法一定H形鋼のユニバーサル圧
延のロール孔型構成を示す図、(b)はフランジ外法一
定H形鋼のユニバーサル圧延のロール孔型構成を示す
図、(c)はフランジ外法一定H形鋼のユニバーサル圧
延における入側材料と竪ロール孔型の関係を示す略図。
で、(a)はフランジ内法一定H形鋼のユニバーサル圧
延のロール孔型構成を示す図、(b)はフランジ外法一
定H形鋼のユニバーサル圧延のロール孔型構成を示す
図、(c)はフランジ外法一定H形鋼のユニバーサル圧
延における入側材料と竪ロール孔型の関係を示す略図。
【図3】溝形材の仕上噛出圧延方法の説明図で、(a)
はフランジ内法一定溝形材のユニバーサル圧延のロール
孔型構成を示す図、(b)はフランジ内法一定溝形材の
カリバー圧延のロール孔型構成を示す図、(c)はフラ
ンジ外法一定溝形材のユニバーサル圧延のロール孔型構
成を示す略図。
はフランジ内法一定溝形材のユニバーサル圧延のロール
孔型構成を示す図、(b)はフランジ内法一定溝形材の
カリバー圧延のロール孔型構成を示す図、(c)はフラ
ンジ外法一定溝形材のユニバーサル圧延のロール孔型構
成を示す略図。
【図4】山形材の仕上噛出圧延方法の説明図。
【図5】平形材の仕上噛出圧延方法の説明図。
【図6】溶接H形鋼の断面図と各部の名称を示す図。
【図7】H形鋼圧延方法の説明図で、(a)はユニバー
サル圧延のロール配置を示す図。(b)はエッジャー圧
延のロール配置を示す略図。
サル圧延のロール配置を示す図。(b)はエッジャー圧
延のロール配置を示す略図。
【図8】H形鋼の断面各部の寸法を示す略図。
【図9】圧延形材の製造工程略図。
1…水平ロール 2…竪ロール 3…拘束ローラ 4…加工治具 5…加工治具ホルダー 6…加工位置調
整機構 7…加工装置 8…H形鋼 8’…入側材料H形鋼 9…噛出部 11…加熱炉 12…粗圧延機 13…中間圧延機 14…仕上圧延
機 15…鋸断機 16…冷却床 17…ローラ矯正機 X…通材方向 41…ウェブ A,B…フラン
ジ片幅 42…フランジ C…フランジ
幅 50…溶接部 G…孔型の掘
込深さ 70…溝形材 S…孔型開口
部 80…山形材 W…孔型の掘
込幅 90…平形材
整機構 7…加工装置 8…H形鋼 8’…入側材料H形鋼 9…噛出部 11…加熱炉 12…粗圧延機 13…中間圧延機 14…仕上圧延
機 15…鋸断機 16…冷却床 17…ローラ矯正機 X…通材方向 41…ウェブ A,B…フラン
ジ片幅 42…フランジ C…フランジ
幅 50…溶接部 G…孔型の掘
込深さ 70…溝形材 S…孔型開口
部 80…山形材 W…孔型の掘
込幅 90…平形材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 生田和重 堺市築港八幡町1番地 新日本製鐵株式会 社堺製鐵所内
Claims (4)
- 【請求項1】 仕上孔型ロールで形材のフランジ先端の
角部に形成した噛出部を加工装置で除去加工しフランジ
幅精度を±1mm以下としたことを特徴とする高幅精度
形材。 - 【請求項2】 仕上圧延工程の孔型ロールで形材のフラ
ンジ部を過充満圧延して前記孔型の開口部にフランジ先
端を噛出させて噛出部を形成した後、該噛出部を加工装
置にて除去加工することを特徴とする高幅精度形材の製
造方法。 - 【請求項3】 形材の仕上圧延工程の直後でフランジ先
端の噛出部の除去加工を連続して行うことを特徴とする
請求項2記載の高幅精度形材の製造方法。 - 【請求項4】 孔型ロールを有する形材の仕上圧延機の
直後にフランジ先端の噛出部を除去加工する加工治具を
備えた加工装置を近接して設けたことを特徴とする高幅
精度形材の製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11293993A JPH06320201A (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | 高幅精度形材およびその製造方法と製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11293993A JPH06320201A (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | 高幅精度形材およびその製造方法と製造装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06320201A true JPH06320201A (ja) | 1994-11-22 |
Family
ID=14599287
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11293993A Withdrawn JPH06320201A (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | 高幅精度形材およびその製造方法と製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06320201A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113477713A (zh) * | 2021-07-30 | 2021-10-08 | 安阳豫德机械有限公司 | 一种门铰链型钢精轧装置 |
-
1993
- 1993-05-14 JP JP11293993A patent/JPH06320201A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113477713A (zh) * | 2021-07-30 | 2021-10-08 | 安阳豫德机械有限公司 | 一种门铰链型钢精轧装置 |
CN113477713B (zh) * | 2021-07-30 | 2023-03-03 | 安阳豫德机械有限公司 | 一种门铰链型钢精轧装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000801 |