JPH06318766A - レーザー発振装置および太陽電池 - Google Patents

レーザー発振装置および太陽電池

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JPH06318766A
JPH06318766A JP6008927A JP892794A JPH06318766A JP H06318766 A JPH06318766 A JP H06318766A JP 6008927 A JP6008927 A JP 6008927A JP 892794 A JP892794 A JP 892794A JP H06318766 A JPH06318766 A JP H06318766A
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liquid crystal
cell
laser
dye
organic fluorescent
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JP6008927A
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Kenji Sano
健二 佐野
Hiroshi Yoshida
宏 吉田
Kenji Todori
顕司 都鳥
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Toshiba Corp
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大出力でかつ励起光の波長範囲が広いレーザ
ー発振装置、および光電変換効率の高い太陽電池を提供
する。 【構成】 光共振器中に液晶と近紫外域から赤外域に至
る領域で蛍光を発生する有機蛍光色素とが互いに相溶し
てなる液晶相を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶を用いたレーザー
発振装置および太陽電池に関する。
【0002】
【従来の技術】有機蛍光色素は、短波長の励起光を吸収
して長波長の蛍光を発生するため、その光波長変換能を
種々の用途に適用できる可能性がある。従来、有機蛍光
色素の研究は、主に溶液中でなされている。しかしなが
ら、色素分子は溶液中で自由回転しやすくあらゆる方向
を向いているため、発光に寄与する色素分子の数が限ら
れ、溶液中での発光効率は低くなる。また、溶液中の有
機蛍光色素に関して励起光と蛍光との関係を述べれば、
高い蛍光強度が得られる励起光の波長範囲は狭い。この
ため、その光波長変換能を応用できる分野も限られてい
る。
【0003】また、有機蛍光色素を例えば色素レーザー
に適用する場合、従来の色素レーザーでは、セル及びミ
ラーなどからなる光共振器中に有機蛍光色素溶液を充填
し、これをフラッシュランプなどの励起源によるポンピ
ングを利用してレーザー発振させる。この際、色素分子
の劣化による出力の低下を防止するために、通常はセル
中で色素溶液を循環させている。しかしながら、上述し
たように色素分子は溶液中であらゆる方向を向いている
ので、レーザー発振に寄与する色素分子の数は限られて
発振し得る分子の多くが無駄になり、結果的に励起光の
約1/3しか利用できずその発振効率は低い。これに対
し、レーザー発振に寄与する色素分子の数を増大させる
ことを目的として、色素溶液中の色素分子の濃度を高め
ると、いわゆる濃度消光現象が生じて蛍光の量子収率の
低下が著しく、かえってレーザー発振させることが困難
となってしまう。また、色素レーザーでも、励起光の波
長範囲は限られているため光源が限定され、さらに、発
振波長を精密に制御するという要望もあるが、従来の技
術ではいまだ満足なものは得られていない。
【0004】従来のレーザー発振装置は応用面でも限界
がある。例えば、従来のレーザーを用いて画像を描画す
るには、レーザービームのスキャニングが必要であるた
め実現が困難である。また、従来のレーザーはアナログ
変調を適用できないので、通常の光通信におけるレーザ
ー光はデジタル信号として用いられている。これはノイ
ズを減らすには適しているが、多重データの転送には適
さない。
【0005】さらに、従来の太陽電池においては、アモ
ルファスSiが最も一般的に光導電層に用いられてい
る。このアモルファスSiは550nm近傍の特定波長
で吸収が大きいが、400nm以下の紫外光は有効に吸
収しないため、太陽光エネルギーの利用効率が悪い。す
なわち太陽電池では、太陽光スペクトルの全波長域の光
を良好に吸収する光導電層は開発されておらず、このた
め光導電層で十分に吸収されない波長域の光を光導電層
が吸収しやすい特定の波長の光に変換して、太陽電池の
効率を高める技術が求められている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のレーザー発振装置においては発振効率が低く、しかも
励起光の波長範囲が限られているため光源が限定されて
しまうなどの問題があった。また、従来の太陽電池では
太陽光エネルギーの利用効率が悪く、効率のさらなる向
上が望まれていた。
【0007】本発明はこのような問題を鑑みてなされた
ものであり、大出力でかつ励起光の波長範囲が広いレー
ザー発振装置、および光電変換効率の高い太陽電池を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するためになされた本願第1の発明は、光共振器中に
液晶と近紫外域から赤外域に至る領域で蛍光を発生する
物質とが互いに相溶してなる液晶相を備えたレーザー発
振装置であり、本願第2の発明は、セル中に液晶と近紫
外域から赤外域に至る領域で蛍光を発生する物質とが互
いに相溶して充填されてなる光波長変換セルと光導電層
とを具備した太陽電池である。すなわち本発明は、近紫
外域から赤外域に至る領域で蛍光を発生する有機蛍光色
素などの物質を液晶と相溶させて用いたことを特徴とす
るものである。
【0009】本発明で用いることのできる液晶として
は、ネマチック液晶、スメクチック液晶、コレステリッ
ク液晶などサーモトロピック液晶性を示すものが挙げら
れる。また、リオトロピック液晶を用いることもでき
る。液晶の具体例としては、アゾベンゼン化合物系、ア
ゾキシ化合物系、およびこれらのアルコキシ化合物系、
p−アルキル安息香酸のp−シアノフェニルエステル
系、コレステリルエステル系、シアノビフェニル系、お
よびこのアルコキシエステル系、シアノトリフェニル
系、シクロヘキサンカルボン酸アルキルエステルの置換
体系、シクロヘキサンカルボン酸シクロヘキシルエステ
ルの置換体系、シクロヘキサンカルボン酸アリールエス
テルの置換体系、シッフ塩基を含む液晶系、p−(シク
ロヘキシル)ベンゾニトリル系、p−[(p−デシルオ
キシベンジリデン)アミノ]ケイ皮酸2−メチルブチル
エステル、2−フェニル−1,3−ジオキサン置換体
系、フェニルピリミジン系、およびそのアルコキシ化合
物系、N,N´−[p−フェニレンビス(メチリジ
ン)]ビス[p−アルキルアニリン]系などが挙げられ
る。さらに、これらの液晶の任意の混合物を用いること
ができるほか、必要に応じて液晶の物性を調整する減粘
剤などの添加剤を添加することも可能である。
【0010】液晶と互いに相溶し、かつ近紫外域から赤
外域に至る領域で蛍光を発生する物質としては、例えば
液晶分子のメソーゲンに似た構造を有する有機蛍光色素
が好ましく用いられ得る。またメソーゲンに似た構造を
有するが、液晶と互いに相溶しにくい有機蛍光色素の場
合、アルキル基などを導入して液晶性を持たせ、液晶と
の相溶性を改善して用いることもできる。このような有
機蛍光色素の具体例としては、近紫外域で蛍光を発生す
るL−チロシン、アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム、フシン酸、可視域で蛍光を発生するシアニン系色
素、フタロシアニン系色素、キサンチン系色素、オキサ
ジン系色素、アントラセン系色素、オリゴフェニレン系
色素、スチルベン系色素、クマリン系色素、キノリン系
色素、オキサゾール系色素、オキサジアゾール系色素、
フタルイミド系色素、ピリニウム系色素、赤外域で蛍光
を発生する1,1´−ジエチル−4,4´−ジカルボシ
アニンアイオダイドなどが挙げられる。なお本発明にお
いて、近紫外域とは波長350〜400nm程度の領
域、赤外域とは波長800〜1000nm程度の領域、
可視域とはこれらの間の波長領域を示すものとする。
【0011】本発明では、上述したような液晶と有機蛍
光色素とを相溶させてたとえばセルを作製し、得られた
セル中の液晶の配向を制御することにより、液晶と有機
蛍光色素との相互作用によって色素分子の向きを秩序よ
く揃えることができる。したがって、広い波長範囲の励
起光が十分な効率で吸収されるので、蛍光強度などを高
めることが可能となる。この点について、以下に詳細に
説明する。
【0012】まず図1は、有機蛍光色素である4,4´
−アミノニトロビフェニル(以下、ANBと略す)を液
晶である4,4´−シアノペンチルビフェニル(以下5
CBと略す)中に混合した混合物について、ネマチック
相と等方性液体との蛍光スペクトル図である。図1から
明らかなように、色素分子があらゆる方向に向いている
と考えられる等方性液体では蛍光強度が低く、色素分子
が液晶分子の配列の影響を受けて配列していると考えら
れるネマチック相では蛍光強度が高くなっている。
【0013】また本発明において、液晶中の有機蛍光色
素の濃度を変化させることにより、蛍光強度のピーク波
長を変化させることができる。図2に、ANB/5CB
系について、蛍光スペクトルのANB濃度依存性を示
す。図2中の数値は濃度を示し、単位はmol/lであ
る。さらに、図3に、図2におけるANB濃度の対数
(−logC)と蛍光ピーク強度との関係を示す。この
ように、本発明では有機蛍光色素の濃度を10-6〜10
-2mol/l、さらには10-5〜10-3mol/l程度
としたとき十分な強度の蛍光を得ることができる。
【0014】さらに、図4に、ANB/5CB系につい
て、580nmにおける蛍光強度の励起光波長依存性を
示す。図4から、非常に広い波長範囲の励起光により、
十分高い強度の蛍光が得られることがわかる。このよう
に広い波長範囲の励起光を用いることができるのは、励
起光のエネルギーがまず液晶分子に与えられ、さらに液
晶分子から色素分子にエネルギーが遷移して色素分子の
励起に用いられるためであると考えられる。
【0015】以上はANB/5CB系についての実験結
果であるが、他の有機蛍光色素を用いた場合にも同様の
結果が得られる。図5は、有機蛍光色素としてローダミ
ン6G(以下、Rh6Gと略す)を5CBに混合した混
合物およびRh6Gのエタノール溶液についての蛍光ス
ペクトル図を示す。図5から明らかなように、色素分子
があらゆる方向に向いていると考えられるエタノール溶
液では蛍光強度が低く、色素分子が液晶分子の配列の影
響を受けて配列していると考えられるRh6G/5CB
系では蛍光強度が高くなっている。なおこれらの実験で
は、すべてポリイミドラビング膜を形成してセル中の液
晶の配向を制御した。
【0016】次いで本願第1の発明のレーザー発振装置
の構造について説明する。本発明のレーザー発振装置は
上述した通り、光共振器中に液晶と有機蛍光色素など蛍
光を発生する物質とが互いに相溶してなる液晶相を備え
るものである。ここで光共振器としては、1対の平行平
面鏡を備えるファブリーペロー干渉計型が最も一般的で
あるが、その他の構造でもよい。例えば、液晶セル内に
エタロンを設けた構造でもよい。従来、本発明のレーザ
ー発振装置のように、液体と固体との中間領域である液
晶相におけるレーザー発振は報告されていない。
【0017】本発明のレーザー発振装置では、有機蛍光
色素などを液晶と相溶して用いていることに起因して、
液晶相の循環系を設けて単に液晶相を循環させることに
より液晶の配向を制御することができ、ひいては色素分
子の向きを秩序よく揃えることが可能となる。図6は、
このような本発明のレーザー発振装置の原理を説明する
ための模式図である。図6に示される通り、液晶相を循
環させるとセル21中で液晶相が一定方向に流動して棒
状の液晶分子26が大きなモーメントを受けるため、そ
の分子軸が液晶相の流動方向22に配向し、色素分子2
7も液晶分子26の配列の影響を受けて特定の方向に向
く。したがって、多くの色素分子27がレーザー発振に
寄与して発振効率が向上するとともに、励起光24の波
長範囲が広がる。またこのとき放出されるレーザー光2
9の波長は、同一の有機蛍光色素/液晶系における蛍光
強度のピーク波長とほぼ一致することから、図2に示し
たように有機蛍光色素の濃度を調整することにより発振
波長を精密に制御することもできる。ただし、有機蛍光
色素がニトロアニリン、4−ニトロ−2−メチルアニリ
ンなどのようにSHG活性を有していると、SHG光が
レーザー発振する場合もある。なおここで液晶相は、
0.05〜10l/secの速度でセル21内を流動さ
せることが好ましい。これは、液晶相の速度が0.05
l/sec未満だと色素分子27の劣化が促進されるお
それがある一方、液晶相を10l/secを越える速度
で循環させることは技術的に困難であるからである。
【0018】この際本発明では、色素分子27の遷移モ
ーメントの方向23とセル21における励起光導入面2
8とのなす角が±45°以内、さらには±20°以内と
なるように、液晶および有機蛍光色素の組み合わせを選
択することが好ましく、また励起光24の偏光面25を
色素分子27の遷移モーメントの方向23と略一致させ
ることが好ましい。何となれば、このとき色素分子26
による励起光24の利用効率を高めることができ、ひい
ては放出されるレーザー光29の発振効率を向上させる
ことができるからである。なおここで、励起光24の偏
光面25を色素分子27の遷移モーメントの方向23と
完全に一致させる必要はなく、±10°程度であれば方
向のずれは許容される。また、色素分子27の遷移モー
メントの方向23とセル21における励起光導入面28
とのなす角に応じて、励起光導入面28の斜め方向から
励起光24を導入してもよい。
【0019】さらに本発明のレーザー発振装置において
は、ポリイミドラビング膜やポリエチレン、ポリスチレ
ンなどのLB膜または延伸膜など励起光の透過性が良好
でかつ液晶に対する十分な配向能を有する配向膜をセル
の内面に形成すれば、特に液晶相を循環させなくても液
晶の配向を制御することが可能である。また、1対の対
向電極を兼ねる大面積の平行平面鏡を備える光共振器を
用いてもよく、しかもこの場合は電極間に電圧を印加し
て光共振器中の液晶相に電界を供給し、液晶を電界で駆
動させることによりレーザー発振をアナログ変調させる
こともできる。すなわち、光共振器中の液晶相に所定方
向の電界を供給するための手段として例えば1対の薄膜
電極をセルの内面に形成して液晶を電界で駆動させる
と、液晶の配向の変化に伴って色素分子の配向も変化す
るため、出力を変化させることができる。さらに、1対
の対向電極を例えばマトリックス状に形成し所望の領域
の液晶のみを電界で駆動すれば、レーザービームをスキ
ャニングせずに画像を描画できる。ここで、液晶の駆動
方式としては単純マトリックス型、アクティブマトリッ
クス型のいずれであってもよく、また対向電極を平行平
面鏡としては用いず、光共振器を別設することも可能で
ある。なおこのようなレーザー発振装置においては、電
界による駆動が特に容易なネマチック液晶を用いること
が好ましい。
【0020】また上述したように、光共振器中の液晶相
に所定方向の電界を供給するための手段として1対の対
向電極をセルの内面に形成した場合、液晶を電界で駆動
させた状態でレーザー発振を行うことが好ましい。すな
わち本発明のレーザー発振装置においては、レーザー発
振に必要な色素分子の数を確保するためセルの厚さがあ
る程度必要となり、具体的に好ましいセルの厚さは5〜
300μm程度である。この理由は、セルの厚さが薄す
ぎると十分な発振強度が得られなくなるおそれがあり、
逆にセルの厚さが厚すぎると、液晶相の循環や液晶相へ
の電界の供給の際の負荷が大きくなるからである。した
がって、特にセルの内面に形成された配向膜のみで液晶
の配向が制御された状態では、配向膜の配向制御能がセ
ルの厚さ方向中央近傍の液晶分子に及ばず、色素分子の
向きが十分には揃わないおそれがある。これに対し液晶
を電界で駆動させた状態では、セルの厚さ方向中央近傍
の液晶分子もその双極子モーメントが電界方向に一致す
るように配列するので、色素分子の向きが秩序よく揃
い、ひいては多くの色素分子がレーザー発振に寄与して
発振効率が向上する。
【0021】なお、このように液晶を電界で駆動させた
状態でレーザー発振を行う際も、液晶相を循環させて液
晶の配向を制御する場合と同様、色素分子の遷移モーメ
ントの方向とセルにおける励起光導入面とのなす角を±
45°以内、さらには±20°以内とすることが好まし
い。したがって、液晶相中の液晶の配向を制御したと
き、液晶のダイレクターと色素分子の遷移モーメントの
方向とのなす角度が±45°の範囲外となるときは一般
的なp型液晶が好ましく用いられ、逆に液晶のダイレク
ターと色素分子の遷移モーメントの方向とのなす角度が
±45°以内となるときはn型液晶が好ましく用いられ
る。ここで図7、図8に、p型液晶およびn型液晶がそ
れぞれ好ましく用いられる場合の原理を説明するための
模式図を示す。
【0022】まず図7に示されるように、液晶のダイレ
クター20と色素分子27の遷移モーメントの方向23
とのなす角度が±45°の範囲外でほぼ90°となる液
晶相をセル21内に注入するときは、液晶相にセル21
の厚さ方向の電界30を供給した際に励起光導入面28
と液晶のダイレクター20が略直交するp型液晶が用い
られると、色素分子27の遷移モーメントの方向23と
励起光導入面28とが略平行となり、色素分子27によ
る励起光24の利用効率を高めることができる。またこ
のとき、ポリイミドラビング膜やポリエチレン、ポリス
チレンなどのLB膜または延伸膜などの配向膜をセル2
1の内面に形成するか、あるいは上述したように液晶相
を循環させ、液晶相に電界30を供給しない状態での励
起光導入面28と液晶のダイレクターの方向20が略平
行となるように液晶の配向を制御すれば、液晶相に供給
する電界30の大きさを変化させてレーザー発振を精度
よくアナログ変調させることが可能となる。一方図8に
示されるように、液晶のダイレクター20と色素分子2
7の遷移モーメントの方向23とのなす角度が±45°
以内でほぼ0°となる液晶相がセル21内に注入される
ときは、液晶相にセル21の厚さ方向の電界30を供給
した際に励起光導入面28と液晶のダイレクターの方向
20が略平行となるn型液晶が用いられると、色素分子
27の遷移モーメントの方向23と励起光導入面28と
が略平行となり、色素分子27による励起光24の利用
効率が高められる。このときは例えばセル21の内面を
垂直配向剤処理して、液晶相に電界30を供給しない状
態で励起光導入面28と液晶のダイレクター20が略直
交するよう液晶をホメオトロピックに配向させることに
より、同様に液晶相に供給する電界30の大きさを変化
させてレーザー発振を精度よくアナログ変調させること
ができる。なお図7および図8中、29が放出されるレ
ーザー光である。
【0023】次に本願第2の発明の太陽電池は、液晶と
有機蛍光色素などの蛍光を発生する物質とが互いに相溶
して充填されてなる光波長変換セルと光導電層とを具備
するものである。このような本発明の太陽電池において
は、光波長変換セルが光導電層で吸収されない一部の太
陽光エネルギーを吸収して、好ましくは光導電層が吸収
しやすい特定の波長の蛍光を発生するので、太陽光エネ
ルギーの利用効率を高くでき、結果的に光電変換効率が
向上する。ここで光導電層には、例えばアモルファスS
i、結晶性Siなどの半導体やGaAsなどの化合物半
導体を用いることができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。 実施例1 図9は本実施例で得られたレーザー発振装置の縦断面図
である。図9に示すように、まず2枚のガラス基板1,
1にそれぞれ金2,2を20nmの厚さに蒸着した後、
ポリイミド3,3をコーティングしてラビング処理を行
った。この際、ラビング方向は同一となるようにした。
これらのガラス基板1,1を、10μmのスペーサー4
を挟んでセルを作製した。なおこのセルでは、金2,2
の蒸着膜は液晶相に所定方向の電界を供給する1対の対
向電極として所定の電圧が印加されるとともに、平行平
面鏡として機能することにより光共振器を形成する。
【0025】一方、液晶として5CB(BHD社製、商
品名K15)を用い、これに有機蛍光色素としてCOU
MARIN500を2.1×10-2mol/lの濃度と
なるように混合した。この色素含有液晶5を加熱し等方
性液体としてセル内に注入した後、冷却した。
【0026】次に、このセルに355nmの励起光24
をセルの厚さ方向から導入して発光スペクトルを測定し
た。図10に、このとき測定された発光スペクトル図を
示す。図10に示されているように、本実施例において
は490nm付近にスパイク状のピークが現れ、レーザ
ー発振していることが確認できた。
【0027】さらに、このセルの金電極間に1〜10V
の電圧を印加して放出されるレーザー光29の発振強度
を調べた。その結果、電圧が高いほど発振強度が減少す
ることがわかった。このことから、以下のような結論が
得られる。電極間に電圧を印加しないときには、全ての
液晶分子がポリイミドラビング膜のラビング方向と平行
に配向し、その影響を受けて色素分子も配向しているた
め、発振強度が大きい。一方電極間に電圧を印加する
と、液晶分子の配向がポリイミドラビング膜のラビング
方向からずれ、それに伴って色素分子の配向も変化する
ため、発振強度が減少する。この現象は、電極間に印加
される電圧が高いほど顕著になる。 実施例2 液晶として5CB(BHD社製、商品名K15)を用
い、これに有機蛍光色素として4,4´−アミノニトロ
ビフェニル(ANB)を2.1×10-5mol/lの濃
度となるように混合した以外は、実施例1と同様にして
セルを作製した。このセルに355nmの励起光をセル
の厚さ方向から導入して発光スペクトルを測定した。こ
の結果、550nmにスパイク状のピークが現れ、レー
ザー発振していることが確認できた。さらに、このセル
の金電極面に1〜10Vの電圧を印加してレーザー発振
強度を調べたところ、電圧が高いほど発振強度が減少す
ることがわかった。また、4,4´−アミノニトロビフ
ェニル(ANB)に代えて、4,4´−アミノシアノビ
フェニルを用いて同様の測定を行ったところ、この場合
もほぼ同様の結果が得られた。 実施例3 液晶として5CB(BHD社製、商品名K15)を用
い、これに有機蛍光色素としてローダミン6Gを2.1
×10-5mol/lの濃度となるように混合した以外
は、実施例1と同様にしてセルを作製した。このセルに
532nmの励起光をセルの厚さ方向から導入して発光
スペクトルを測定した。この結果、590nmにスパイ
ク状のピークが現れ、レーザー発振していることが確認
できた。さらに、このセルの金電極間に1〜10Vの電
圧を印加してレーザー発振強度を調べたところ、電圧が
高いほど発振強度が減少することがわかった。 実施例4 2枚のガラス基板に、単純マトリックスが形成されるよ
うにそれぞれ金をストライプ状に蒸着した以外は、実施
例2と同様にしてレーザー発振装置を得た。このレーザ
ー発振装置について、2枚のガラス基板上の金電極どう
しが互いに交わる領域のうち、一部の領域において金電
極間に10Vの電圧を印加した。電圧を印加した領域で
は液晶がホメオトロピックに配向してレーザー発振しな
くなり、電圧を印加していない領域ではレーザー発振が
起こるので、画像を描画することができた。 実施例5 図11は本実施例で得られたレーザー発振装置の斜視図
である。本実施例においては、2枚のITO付き石英基
板31,31をITO側が対向するように、スペーサー
34を挟んで平行に配置する一方、これらITO付き石
英基板31,31の両側面に2枚の石英基板32,32
を接着、固定し、セル33を液晶相の循環系35中に作
製した。ただし2枚の石英基板32,32の外側には、
それぞれアルミニウム蒸着膜(図示せず)を30nmの
厚さであらかじめ形成した。なおこのセル33では、2
枚のITO付き石英基板31,31の主面に設けられた
ITOは1対の対向電極として所定の電圧が印加される
とともに、2枚の石英基板32,32が有するアルミニ
ウム蒸着膜が平行平面鏡として機能することにより光共
振器を形成する。
【0028】一方、液晶として5CB(BHD社製、商
品名K15)を用い、これに有機蛍光色素としてCOU
MARIN500を2.1×10-2mol/lの濃度と
なるように混合し、ポンプを利用して循環系35を通じ
て循環させた。
【0029】次に、このセル33に355nmの励起光
24をITO付き石英基板31面方向から導入して発光
スペクトルを測定した。図12に、このとき測定された
発光スペクトル図を示す。図12に示されているよう
に、本実施例においては490nm付近にスパイク状の
ピークが現れ、レーザー発振していることが確認でき
た。
【0030】さらに、このセル33のITO電極間に1
〜10Vの電圧を印加して放出されるレーザー光29の
発振強度を調べた。その結果、電圧が高いほど、発振強
度が減少することがわかった。このことから、以下のよ
うな結論が得られる。電極間に電圧を印加しないときに
は、全ての液晶分子36が液晶相の流動方向38に配向
し、その影響を受けて色素分子37も同方向に配向して
いるため、発振強度が大きい。一方電極間に電圧を印加
すると、液晶分子36の配向が変化し、それに伴って色
素分子37の配向も液晶相の流動方向38からずれるた
め、発振強度が減少する。この現象は、電極間に印加さ
れる電圧が高いほど顕著になる。 実施例6 液晶として5CB(BHD社製、商品名K15)を用
い、これに有機蛍光色素として4,4´−アミノニトロ
ビフェニル(ANB)を2.1×10-5mol/lの濃
度となるように混合した以外は、実施例5と同様にして
セルを作製した。このセルに355nmの励起光をIT
O付き石英基板面方向から導入して発光スペクトルを測
定した。この結果、550nmにスパイク状のピークが
現れ、レーザー発振していることが確認できた。さら
に、このセルのITO電極面に1〜10Vの電圧を印加
してレーザー発振強度を調べたところ、電圧が高いほど
発振強度が減少することがわかった。また、4,4´−
アミノニトロビフェニル(ANB)に代えて、4,4´
−アミノシアノビフェニルを用いて同様の測定を行った
ところ、この場合もほぼ同様の結果が得られた。 実施例7 液晶として5CB(BHD社製、商品名K15)を用
い、これに有機蛍光色素としてローダミン6Gを2.1
×10-5mol/lの濃度となるように混合した以外
は、実施例5と同様にしてセルを作製した。このセルに
532nmの励起光をITO付き石英基板面方向から導
入して発光スペクトルを測定した。この結果、590n
mにスパイク状のピークが現れ、レーザー発振している
ことが確認できた。さらに、このセルのITO電極間に
1〜10Vの電圧を印加してレーザー発振強度を調べた
ところ、電圧が高いほど発振強度が減少することがわか
った。 実施例8 単純マトリックスが形成されるようにITO電極がそれ
ぞれストライプ状に設けられた2枚のITO付き石英基
板を用いた以外は、実施例6と同様のレーザー発振装置
を得た。このレーザー発振装置について、2枚の石英基
板上のITO電極どうしが互いに交わる領域のうち、一
部の領域においてITO電極間に10Vの電圧を印加し
た。電圧を印加した領域では液晶がホメオトロピックに
配向してレーザー発振しなくなり、電圧を印加していな
い領域ではレーザー発振が起こるので、画像を描画する
ことができた。 実施例9 まず2枚のITO付きガラス基板に、ポリイミドをスピ
ンコーティングしてラビング処理を行い、これらのIT
O付きガラス基板を、10μmのスペーサーを挟んで対
向させてセルを作製した。この際、ラビング方向は同一
となるようにした。次いでセルの両側に100%反射の
ミラーと98%反射のミラーを互いに平行に配置し、光
共振器を形成した。なおここでのセルにおいては、2枚
のITO付きガラス基板の主面に設けられたITOは1
対の対向電極として所定の電圧が印加される。
【0031】一方、液晶として5CB(BHD社製、商
品名K15)を用い、これに有機蛍光色素としてo−
(6−エチルアミノ−3−エチルイミノ−2,7−ジメ
チル−3H−キサンテン−9−イル),m−(ビフェニ
ル)ベンゾイックアシッドエチルエステルを2.1×1
-5mol/lの濃度となるように混合した。この色素
含有液晶を加熱し等方性液体としてセル内に注入した
後、冷却した。
【0032】次に、このセルのITO電極間に10Vの
電圧を印加した後、350nmの励起光をセルの厚さ方
向から導入して発光スペクトルを測定した。この結果、
560nm付近にスパイク状のピークが現れ、レーザー
発振していることが確認できた。さらに、ITO電極間
の電圧を変化させてレーザー発振強度を調べたところ、
ITO電極間の電圧を下げるにつれ発振強度が減少し、
ついにはレーザー発振しなくなることがわかった。 実施例10 液晶として5CB(BHD社製、商品名K15)を用
い、これに有機蛍光色素としてo−(6−ジメチルアミ
ノ−3−ジエチルイミノ−3H−キサンテン−9−イ
ル),m−(ビフェニル)ベンゾイックアシッドを2.
1×10-5mol/lの濃度となるように混合した以外
は、実施例9と同様にしてセルを作製した。このセルに
350nmの励起光をセルの厚さ方向から導入して発光
スペクトルを測定した。この結果、600nm付近にス
パイク状のピークが現れ、レーザー発振していることが
確認できた。さらに、ITO電極間の電圧を変化させて
レーザー発振強度を調べたところ、ITO電極間の電圧
を下げるにつれ発振強度が減少し、ついにはレーザー発
振しなくなることがわかった。 実施例11 まず2枚のITO付きガラス基板に、垂直配向剤として
のオクタデシルトリクロロシランを反応せしめ、これら
のITO付きガラス基板を、6μmのスペーサーを挟ん
で対向させてセルを作製した。次いでセルの両側に10
0%反射のミラーと98%反射のミラーを互いに平行に
配置し、光共振器を形成した。なおここでのセルにおい
ては、2枚のITO付きガラス基板の主面に設けられた
ITOは1対の対向電極として所定の電圧が印加され
る。
【0033】一方、n型液晶(メルク社製、商品名ZL
I−2806)を用い、これに有機蛍光色素としてRH
ODAMINE6Gを2×10-2mol/lの濃度とな
るように混合した。この色素含有液晶を加熱し等方性液
体としてセル内に注入した後、冷却した。
【0034】次に、このセルのITO電極間に10Vの
電圧を印加した後、励起光として337nmのN2 レー
ザーをセルの厚さ方向から導入して発光スペクトルを測
定した。この結果、600nm付近にスパイク状のピー
クが現れ、レーザー発振していることが確認できた。さ
らに、ITO電極間の電圧を変化させてレーザー発振強
度を調べたところ、ITO電極間の電圧を下げるにつれ
発振強度が減少することがわかった。 実施例12 n型液晶(メルク社製、商品名ZLI−2806)を用
い、これに有機蛍光色素として4−ジシアノメチレン−
2−メチル−6−(p−ジメチルアミノスチリル)−4
H−ピランを2×10-2mol/lの濃度となるように
混合した以外は、実施例11と同様にしてセルを作製し
た。このセルに337nmのN2 レーザーをセルの厚さ
方向から導入して発光スペクトルを測定した。この結
果、650nm付近にスパイク状のピークが現れ、レー
ザー発振していることが確認できた。さらに、ITO電
極間の電圧を変化させてレーザー発振強度を調べたとこ
ろ、ITO電極間の電圧を下げるにつれ発振強度が減少
し、ついにはレーザー発振しなくなることがわかった。 実施例13 図13は本実施例で得た太陽電池の縦断面図である。図
13において、光導電層であるアモルファスSi12に
所定間隔を隔てて光透過板13が設けられ、これらの間
に色素含有液晶12が充填されて光波長変換セルを形成
する。
【0035】この太陽電池では、色素含有液晶12は図
4に示すように波長400nm以下の紫外光を吸収し
て、アモルファスSi12が吸収しやすい波長550n
m近傍の光を発生する。したがって、従来の太陽電池よ
りも太陽光エネルギーの利用効率が高くなることがわか
った。
【0036】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、大
出力でかつ励起光の波長範囲が広いレーザー発振装置、
および光電変換効率の高い太陽電池を実現することがで
き、その工業的価値は大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 4,4´−アミノニトロビフェニル(AN
B)と4,4´−シアノペンチルビフェニル(5CB)
との混合物について、ネマチック相と等方性液体との蛍
光スペクトル図。
【図2】 ANB/5CB系について、蛍光スペクトル
のANB濃度依存性を示す図。
【図3】 図2におけるANB濃度の対数と蛍光ピーク
強度との関係を示す図。
【図4】 ANB/5CB系について、580nmにお
ける蛍光強度の励起光波長依存性を示す図。
【図5】 ローダミン6Gと5CBとの混合物およびロ
ーダミン6Gのエタノール溶液の蛍光スペクトル図。
【図6】 本発明の色素レーザー装置の原理を説明する
ための模式図。
【図7】 本発明の色素レーザー装置においてp型液晶
が好ましく用いられる場合の原理を説明するための模式
図。
【図8】 本発明の色素レーザー装置においてn型液晶
が好ましく用いられる場合の原理を説明するための模式
図。
【図9】 本発明の実施例1におけるレーザー発振装置
の縦断面図。
【図10】 本発明の実施例1で測定された発光スペク
トル図。
【図11】 本発明の実施例5におけるレーザー発振装
置の斜視図。
【図12】 本発明の実施例5で測定された発光スペク
トル図。
【図13】 本発明の実施例13における太陽電池の縦
断面図。
【符号の説明】
1…ガラス基板、2…金、3…ポリイミド、4…スペー
サー、5…色素含有液晶、11…アモルファスSi、1
2…色素含有液晶、13…光透過板、21,33…セ
ル、24…励起光、26,36…液晶分子、27,37
…色素分子、29…レーザー光、30…電界、35…循
環系。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 31/052

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光共振器中に液晶と近紫外域から赤外域
    に至る領域で蛍光を発生する物質とが互いに相溶してな
    る液晶相を備えたことを特徴とするレーザー発振装置。
  2. 【請求項2】 光共振器中の液晶相が流動していること
    を特徴とする請求項1記載のレーザー発振装置。
  3. 【請求項3】 光共振器中の液晶相に所定方向の電界を
    供給するための手段が設けられたことを特徴とする請求
    項1記載のレーザー発振装置。
  4. 【請求項4】 液晶相に所定方向の電界を供給するため
    の手段として、液晶相を挟持する1対の対向電極がマト
    リックス状に形成されたことを特徴とする請求項3記載
    のレーザー発振装置。
  5. 【請求項5】 セル中に液晶と近紫外域から赤外域に至
    る領域で蛍光を発生する物質とが互いに相溶して充填さ
    れてなる光波長変換セルと、光導電層とを具備したこと
    を特徴とする太陽電池。
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