JPH063184Y2 - 車両用ヒュエルタンク - Google Patents

車両用ヒュエルタンク

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JPH063184Y2
JPH063184Y2 JP17001687U JP17001687U JPH063184Y2 JP H063184 Y2 JPH063184 Y2 JP H063184Y2 JP 17001687 U JP17001687 U JP 17001687U JP 17001687 U JP17001687 U JP 17001687U JP H063184 Y2 JPH063184 Y2 JP H063184Y2
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JP
Japan
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fuel
sub
tank
pump
chamber
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JP17001687U
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充弘 斉藤
一乃 飯田
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Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、車体下部に配設され、かつ車体前部のトラン
スミッションと後輪のデファレンシャル装置とを連結す
るプロペラシャフトなどを跨ぐ車両用ヒュエルタンクの
改良に関する。
(従来の技術) 車両である自動車においては、エンジンに燃料であるた
とえばガソリンを供給するためにヒュエルタンクが備え
られる。乗用自動車においては、上記ヒュエルタンクを
車体の後部下面に配設するのが普通であるが、レイアウ
ト上、その位置を確保できないこともある。たとえば第
1図に示すように、車体1の略中央部に近い位置であ
る、ここでは図示しないリヤシートの下部にヒュエルタ
ンクTを配設することがある。ところが、車体1の前部
にはエンジン2に一体的に連結されるトランスミッショ
ン3が配設され、後輪4相互間にはデファレンシャル装
置5が設けられる。そして、上記トランスミッション3
とデファレンシャル装置5とはプロペラシャフト6で連
結され、動力を伝達するようになっている。上記ヒュエ
ルタンクTはプロペラシャフト6が延出する位置に対応
して配置されるので、これを部分的に避ける必要があ
る。
このため、従来のヒュエルタンクTは第9図および第1
0図に示すように、タンク本体7の下面一部を上方に突
出させて、上記プロペラシャフト6あるいは排気管8と
接触しないような構成となっている。
上記タンク本体7についてなお説明すると、これは一般
に板厚0.8〜1.0mmの表面処理鋼板あるいは磨鋼板
を用いる。その製作方法としては、上下2部品のプレス
成形品をもなか状にして外周フランジ部をシーム溶接し
ている。そして、車体およびエンジンとよくバランスの
とれた容量であること、長期の使用に亘っても腐蝕しな
いよう確実な防臭処理が施されていること、燃料の臭気
が車室や荷室に漏れる恐れがないこと、燃料注入中およ
び満タン状態で燃料の噴き返しがない構造であること、
走行中にタンク内の燃料の流動音が車室で聞こえないこ
と、その他種々の制約の中で設計製作される。
上記タンク本体7においては、プロペラシャフト6や排
気管8を避けるためにタンク本体7の下面を突出させた
突部9を設け、この突部9の一側凹部を副室10、他側
凹部を主室11と呼ぶ。タンク本体7の燃料が走行にと
もなって消費され残量が少なくなると、その構成上、残
った燃料は図に示すように副室10と主室11とに分れ
る。副室10および主室11には、それぞれの液位を検
出し合計して表示するためのゲージフロート12a,1
2bが設けられる。また、副室10の燃料中にその下端
開口部を浸漬させた吸上げパイプ13がタンク本体7の
上面から突出し、タンク本体7の外部に配設されるサブ
ポンプ14の吸込側に燃料ホース15を介して接続され
る。上記サブポンプ14の吐出側には燃料ホース15を
介して給出パイプ16が接続されていて、この給出パイ
プ16は再びタンク本体7を貫通して内部に挿入し、か
つこの開口端部は主室11に対向する。なお、主室11
にはポンプサポートブラケット17が設けられ、ここに
メインポンプ18が取付支持される。この吸込側には主
室11底面に近接する吸込パイプ19が接続され、かつ
吐出側に接続される吐出パイプ20はタンク本体7外部
に突出する。上記吐出パイプ20には燃料供給ホース2
1が接続され、ここでは図示しないエンジン側に連通す
る。また、エンジン側からはリターン燃料ホース22が
延出していて、タンク本体7を貫通して主室11底面に
向けて折曲されるリターンパイプ23に接続する。
このようなヒュエルタンクTにおいて、副室10と主室
11とに分れて残った燃料をさらに消費する場合には、
サブポンプ14を駆動して副室10の燃料を吸い上げ、
燃料ホース15と給出パイプ16を介して主室11に供
給し、この燃料をメインポンプ18が吸上げてエンジン
側に供給するようになっている。副室10の燃料残量は
図示しないセンサが検知し、最低量を検知するとサブポ
ンプ14に停止信号をだす。したがって、メインパンプ
18のみ駆動することとなり、主室11の燃料残量を検
知する図示しないセンサが最低量を検知するとメインポ
ンプ18に停止信号をだし、完全なガス欠状態に至る。
ところでこのような構成のヒュエルタンクTにおいて
は、次に述べるような不具合があった。すなわち、サブ
ポンプ14をタンク本体7外部に配置していて、吸上げ
パイプ13と給出パイプ16とは燃料ホース15を介し
て接続する構成となっている。そのため、サブポンプ1
4を載設するサブポンプ取付用ブラケット24をフロア
1aの一部に設ける必要があるとともに、フロア1aと
タンク本体7との間に振動が伝達しないよう、取付用ブ
ラケット24とサブポンプ14との間および取付用ブラ
ケット24とフロア1aとの間にゴムマウント25…を
介在しなければならない。これらを互いに連結固定する
ための固定ボルトとナットからなる固定具も多数必要と
なる。この他、吸上げパイプ13、各燃料ホース15
…、給出パイプ16、多数の接続固定用クリップなどが
必要であり、構成部品数が非常に多くなる。特に、燃料
ホース15…はレイアウト上制約されるとともに、輸出
先の国によっては粗悪燃料を使用する場合もあり、それ
にも耐えるような材質のものを選択しなければならず、
高価であるところからコストに悪影響がある。また、タ
ンク本体7の外部に一旦燃料を出すので、油漏れが全く
ないよう完全なシールが要求され、特に配管接続箇所に
おいてはそれに対処しなければならない。同図構造の場
合には、吸上げパイプ13と給出パイプ16のそれぞれ
タンク本体7貫通箇所および各燃料ホース15…の両端
部との、合計8箇所の接続箇所があり、その作業が非常
に手間がかかり面倒であるが、信頼性は確保しなければ
ならない。このようにして種々の不具合があるので、別
の構成を開発する要望が大である。
そこで考慮されたのが、第11図に示すような構造のヒ
ュエルタンクTaである。これは、タンク本体7自体の
形状構造は先に説明したものと同一であるが、副室10
側にポンプサポートブラケット30を垂設し、ここに上
記サブポンプ14を取付固定する。このサブポンプ14
の吸込側にはストレーナ31が設けられ、副室10の燃
料内に浸漬する。吐出側に設けられる吐出パイプ32は
タンク本体7を貫通して外部に突出し、水平方向に折曲
される。この吐出パイプ32の端部には、燃料ホース3
3を介して給出パイプ34が接続される。給出パイプ3
4は、水平方向に延出するところから再びタンク本体7
を貫通し、この内部で垂直方向に折曲され、開口端部は
主室11に対向する。
すなわち、サブポンプ14をタンク本体7に内蔵する構
成としたので、タンク本体7外部にある部品数の低減を
得られ、しかも図中一点鎖線に示すようにフロア1aと
の間に僅かのスペースがあればよく、レイアウト上有利
になる。その反面、依然として配管の一部がタンク本体
7外部に出るので、必要な接続箇所(図において4箇
所)が残り、確実なシールを要求されることには変りが
ない。
ところで、走行状態にある車体を制動すると車体前部が
下がり、かつ後部が上がる。したがってタンク本体7も
前下がりに傾斜し、内部に収容する燃料の液面が移動し
てこの前面側壁面を叩き、騒音が発生する。これを抑制
するために、上記ヒュエルタンクT,Taのタンク本体
7内には普通、図示しないバッフルプレートが備えられ
る。これはタンク本体7内の前部側で、この幅方向に沿
うとともにタンク本体7の上面から下部にかけて垂設さ
れ、その幅方向全長に亘って連続して折曲形成されるも
のである。制動時に移動する燃料の液面は上記バッフル
プレートに衝突してその移動力が減衰され、タンク本体
7壁面には徐々に接触するので打音の発生がない、いわ
ゆるバッフル作用をなす。
しかしながら、この種バッフルプレートはあくまでバッ
フル作用のみをなすためのものであり、上記サブポンプ
14の燃料移送作用とは全く別個のものである。したが
って、これらの作用を互いに助長できれば、さらに高能
率で効果的なヒュエルタンクに換ることとなる。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は、上述したように副室の燃料を主室に移送する
手段としてのサブポンプおよび配管の一部をタンク本体
外部に突出させることによる構成部品の部品数増大と、
これにともなう面倒な接続作業および高度なシール性
と、作業性の低下およびコスト高などの不具合を除去
し、副室から主室へ少ない構成部品で燃料を確実に移送
し、接続箇所の皆無化による燃料漏れ防止に対する信頼
性の向上と、サブポンプの燃料移送作用およびバッフル
プレートのバッフル作用を互いに助成して効率向上を図
れる車両用ヒュエルタンクを提供することを目的とす
る。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) すなわち本考案は、車体下部に配設したタンク本体下面
部に、車体前部のトランスミッションと後輪のデファレ
ンシャル装置とを連結するプロペラシャフトなどを跨ぐ
ため上方に突出する突部を設け、この突部の一側凹部に
形成される副室の燃料をサブポンプが吸上げ、このサブ
ポンプから吐出される燃料を導通路を介して上記突部の
他側凹部に形成される主室へ導出案内し、タンク本体内
の燃料液面の移動を規制するバッフルプレートを具備し
たものにおいて、上記導通路を全てタンク本体内に収容
し、バッフルプレートを導通路に並行して設け、上記導
通路の全長に亘って上端部をタンク本体上面まで延出し
上記バッフルプレートと離間対向するバッフル部を設け
たことを特徴とする車両用ヒュエルタンクである。
(作用) このような構成によれば、副室の燃料を主室に移送する
にあたって、全てタンク本体内部で処理でき、また燃料
液面の移動があってもバッフルプレートとバッフル部と
で二重のバッフル作用をなすとともに副室から主室への
燃料の移送量を増加してサブポンプの負荷を減らせる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面にもとづいて説明する。
第2図に示すように、タンク本体7の下面部にプロペラ
シャフト6や排気管8を跨ぐための突部9を備え、この
一側凹部が副室10,他側凹部が主室11であること
は、従来のものと同一である。すなわち、タンク本体7
の形状構造に変更はない。上記副室10,主室11とも
にゲージフロート12a,12bが備えられているこ
と,主室11側の燃料にメインポンプ18が浸漬し、吐
出パイプ20と燃料供給ホース21を介してエンジン側
に供給すること,およびエンジン側に連通するリターン
パイプ23が主室11に対向することなども同一であ
る。一方、副室10の上面部からポンプサポートブラケ
ット40が垂設され、ここに上記サブポンプ14が支持
固定される。上記ゲージフロート12aおよびポンプサ
ポートブラケット40はともにタンク本体7の上面に設
けられる開口部を閉塞するフランジ41に設けられるの
で、保守点検の際などこのフランジ41を取外せば、サ
ブポンプ14はタンク本体7から取出し自在となる。サ
ブポンプ14の吐出側に接続される圧送パイプ42は、
主室11方向に向けて折曲され、その吐出端部は後述す
る導通路43に対向する。
すなわち、この導通路43は全てタンク本体7内に収容
され、第3図および第4図にも示すように、その両側端
部が副室10と主室11の上方部位に対向する断面略U
字状の受け樋からなり、副室10側が高く、かつ主室1
1側が低くなるよう傾斜する。また、導通路43の一方
の立上がり片部は一体に上方に延出され、その両側部は
部分的に折曲されて上記タンク本体7の上面部にたとえ
ばスポット溶接などの手段で固着される。換言すれば、
板体44の上端部を部分的に折曲してタンク本体7に固
着し、かつ下端部は長手方向に沿って略U字状に折曲し
た導通路43となし、その上部板面は全て後述するバッ
フル部45を構成する。
一方、上記板体44と離間対向してバッフルプレート4
6が設けられる。このバッフルプレート46は、板体4
4の前部側に位置し、かつこれと並行であり、その幅方
向両端部はタンク本体7の両側壁近傍まで延出されると
ともに、その方向に連続して折曲している。上端部は部
分的に折曲され、タンク本体7の上面部にスポット溶接
などの手段で固着される。換言すれば、バッフルプレー
ト46はタンク本体7の上面から垂設され、上記導通路
43はバッフルプレート46方向に突出することとな
る。
しかして、サブポンプ14が駆動すると、副室10の燃
料を吸上げて圧送パイプ42から導通路43へ吐出す
る。この燃料は導通路43の傾斜に沿って流通し、傾斜
下端部から主室11に流出する。結局、副室10の燃料
はタンク本体7外部に全く出ずに、この内部を導かれて
主室11に直接供給されることとなる。
ところで、車体1が前後方向に水平状態にある場合は、
第4図に示すようにタンク本体7も前後方向に水平であ
り、内部の燃料液面も前後方向に水平を保持する。しか
しながら、走行状態にある車体1に制動をかけると、車
体1前部が下がり、かつ後部が上がる。このとき第5図
(A)に示すように、タンク本体7の水平を変えずに図
示すると、燃料液面aは前部側が高く、後部側が低い前
上り状態に変る。燃料液面aは、上記バッフルプレート
46に衝突し、液面の移動が抑制されるいわゆるバッフ
ル作用が生じる。そしてさらに、燃料液面aはバッフル
プレート46に押し戻されて板体44のバッフル部45
に衝突する。ここでも燃料液面aの衝突力が減衰され、
いわゆるバッフル作用をなす。結局、タンク本体7内で
は、本来のバッフルプレート46と導通路43上部のバ
ッフル部45とで二重のバッフル作用をなし、制動をか
けた状態で燃料液面aがタンク本体7の壁面を叩く音を
抑制できる。同時に一部の燃料は導通路43に流入し、
この傾斜に沿って主室11に導かれる。したがって、制
動毎に主室11に燃料が自然的に流入し、サブポンプ1
4が作動する度合いを少なくできる。
あるいはまた、停止状態にある車体1を急発進させる
と、車体前部が上がり、かつ後部が下がる。このとき第
5図(B)に示すように、タンク本体7の水平を変えず
に図示すると、燃料液面bは前部側が低く、後部側が高
い前下がりの状態に変る。燃料液面bは、上記バッフル
プレート46と導通路43上部のバッフル部45との二
重のバッフル作用を受けるとともに、特に導通路43が
前部側に突出しているところから多量の燃料が導通路4
3に流入し主室11に導かれる。したがって、さらにサ
ブポンプ14が作動する度合いを少なくでき、この負荷
が減少する。このようにして、車体1の前後方向の傾き
にともなうタンク本体7内の燃料液面a,bの傾斜があ
っても、二重のバッフル作用をなすとともに少なくとも
一部の燃料を同時に導通路43に流入させ、主室11に
導くことができる。
なお上記実施例においては、導通路43を前部側のバッ
フルプレート46と相対向するように設けたが、これに
限定されるものではなく、第6図に示すように、導通路
43aを後部側に突出し、バッフル部45のみバッフル
プレート46に相対向するようにしてもよい。このよう
にしても、第7図(A)に示すような制動時の前上がり
状態の燃料液面aおよび同図(B)の急発進時の前下が
り状態の燃料液面bのいずれであっても、バッフルプレ
ート46とバッフル部45とで二重のバッフル作用をな
し、特に制動時に液面前上がり状態で多量の燃料を導通
路43に流入させて主室11に導く、上記実施例と同一
の作用効果を得る。
あるいはまた、第8図に示すように、導通路43を断面
U字状に折曲した受け樋とし、この一方の立上がり片部
に支持プレート45aの下端部を固着して、導通路43
とは別体のバッフル部を形成するようにしてもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、タンク本体内部に
形成される副室から主室へ燃料を移送するにあたって、
極く少ない構成部品ですむとともに、複雑で面倒な接続
作業がなくなって作業性の大幅向上を図れ、高価な燃料
ホースなどは不要で、コストの低減化を図れる。そして
また、燃料を全く外部に出さないで移送するので、燃料
漏れ防止に対する信頼性が格段に増大するとともに、二
重のバッフル作用を得られて燃料液面がタンク本体壁面
を叩く音を確実に抑制でき、同時に燃料を副室から導通
路を介して主室に導いてサブポンプの負荷を低減させ、
この耐久性の向上化を得るなどの種々の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は車両である自動車の側面図、第2図ないし第5
図は本考案の一実施例を示し、第2図はヒュエルタンク
の縦断正面図、第3図はその平面図、第4図はその縦断
側面図、第5図(A)および(B)はその燃料液面が互
いに異なる状態のヒュエルタンクの縦断側面図、第6図
は本考案の他の実施例を示すヒュエルタンクの縦断側面
図、第7図(A)および(B)はその燃料液面が互いに
異なる状態のヒュエルタンクの縦断側面図、第8図は導
通路とバッフル部を別体のものから構成した斜視図、第
9図は本考案の従来例を示すヒュエルタンクの縦断正面
図、第10図はその平面図、第11図はさらに異なる構
造のヒュエルタンクの縦断正面図である。 1…車体、7…タンク本体、3…トランスミッション、
5…デファレンシャル装置、6…プロペラシャフト、9
…突部、10…副室、11…主室、14…サブポンプ、
43…導通路、46…バッフルプレート、45…バッフ
ル部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体下部にタンク本体を配設し、車体前部
    のトランスミッションと後輪のデファレンシャル装置と
    を連結するプロペラシャフトなどを跨ぐため上記タンク
    本体の下面部に上方に突出した突部を設け、この突部の
    一側凹部を副室,他側凹部を主室とし、上記副室の燃料
    を吸上げるサブポンプおよびこのサブポンプから吐出さ
    れる燃料を上記主室へ導出案内する導通路を備え、車体
    の制動時に上記燃料の液面移動を抑制するバッフル作用
    をなすバッフルプレートを具備したものにおいて、上記
    導通路は、全てタンク本体内に収容し、この導通路と並
    行して上記バッフルプレートを配設し、導通路の全長に
    亘ってその上端部をタンク本体上面まで延出し上記バッ
    フルプレートと離間対向するバッフル部を設けたことを
    特徴とする車両用ヒュエルタンク。
JP17001687U 1987-11-06 1987-11-06 車両用ヒュエルタンク Expired - Lifetime JPH063184Y2 (ja)

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JP17001687U JPH063184Y2 (ja) 1987-11-06 1987-11-06 車両用ヒュエルタンク

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JP17001687U JPH063184Y2 (ja) 1987-11-06 1987-11-06 車両用ヒュエルタンク

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Publication Number Publication Date
JPH0174352U JPH0174352U (ja) 1989-05-19
JPH063184Y2 true JPH063184Y2 (ja) 1994-01-26

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JP17001687U Expired - Lifetime JPH063184Y2 (ja) 1987-11-06 1987-11-06 車両用ヒュエルタンク

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JP4589173B2 (ja) * 2005-05-20 2010-12-01 本田技研工業株式会社 車両用燃料タンク

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JPH0174352U (ja) 1989-05-19

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