JPH06318139A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JPH06318139A
JPH06318139A JP5106383A JP10638393A JPH06318139A JP H06318139 A JPH06318139 A JP H06318139A JP 5106383 A JP5106383 A JP 5106383A JP 10638393 A JP10638393 A JP 10638393A JP H06318139 A JPH06318139 A JP H06318139A
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JP
Japan
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sample time
circuit
data
detection signal
detection
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JP5106383A
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English (en)
Inventor
Yoshio Kita
好夫 北
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/10Nuclear fusion reactors

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  • Analogue/Digital Conversion (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はリアルタイムで波形再現に必要な最
低限のサンプル時間を求め、このサンプル時間に基づい
て記憶する検出データの記憶間隔を自動的に切り替え、
これによってメモリ量を大幅低減して装置のコストを低
減させる。 【構成】 第1、第2サンプル時間判定部11、12に
よって検出器1で得られた検出信号の周波数成分を検出
するとともに、切替信号生成部13によって前記第1、
第2サンプル時間判定部11、12の判定結果に基づき
予め設定されている複数のサンプル時間T1、T2、T
0のいずれかを選択するとともに、保管用メモリ回路9
によってA/D変換動作で得られた前記検出信号のデジ
タルデータを取り込んで一時記憶した後、前記切替信号
生成部13で選択されたサンプル時間で、記憶している
デジタルデータを選択して前記上位計算機4に伝送す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は核融合試験装置等で得ら
れたデータを処理するデータ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】核融合試験装置では、1回の運転時間が
約数十秒に設定され、1時間に数回運転されることが多
い。
【0003】図6はこのような核融合試験装置で得られ
たデータを収集して処理するデータ処理装置を使用した
データ処理システムの一例を示すブロック図である。
【0004】この図に示すデータ処理システムは核融合
試験装置によって得られた各物理量を検出して電気信号
(検出信号)を生成する検出器101と、この検出器1
01から出力される検出信号を取り込んで増幅する増幅
器102と、この増幅器102から出力される検出信号
を取り込んでデータ処理を行なうデータ処理装置103
と、このデータ処理装置103によって処理されたデー
タを取り込んで高度なデータ処理やデータの保管などを
行なう上位計算機104とを備えている。
【0005】そして、このデータ処理システムは検出器
101によって核融合試験装置で得られた各種の物理量
を電気信号(検出信号)に変換してこれを増幅した後、
データ処理装置103によって予め指定されたサンプリ
ング周期でサンプリング収集して、上位計算機104で
これを保管したり、分析処理したりする。
【0006】この場合、前記データ処理装置103は予
め設定されている周波数で発振してクロック信号を生成
するクロック回路105と、各種の処理を行なう中央処
理装置106と、この中央処理装置106の制御の下に
前記クロック回路105から出力されるクロック信号に
基づいて前記増幅器102から出力される検出信号を取
り込んでA/D変換(アナログ/デジタル変換)して検
出データを生成するアナログ・デジタル変換回路107
と、前記中央処理装置106の制御の下に前記アナログ
・デジタル変換回路107から出力される検出データを
取り込んで記憶するメモリ回路108と、前記中央処理
装置106の制御の下に前記メモリ回路108に記憶さ
れている検出データを取り込んで前記上位計算機104
に伝送するインタフェース回路109とを備えている。
【0007】そして、このデータ処理装置103は核融
合試験装置が試験動作を行なっているとき、予め設定さ
れているサンプリング周期で前記増幅器102から出力
される検出信号を取り込むとともに、これをA/D変換
して記憶し、前記核融合試験装置の試験動作が終了した
とき、記憶している検出データを読み出して上位計算機
104に伝送する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなデータ処理システムでは、検出器101を有する計
測機器の数が多く、また1台の計測機器の検出器数も多
いため、システム全体で処理しなければならないデータ
量も膨大なものになっている。
【0009】今後、核融合試験装置の大型化に伴い、運
転時間も200秒〜1000秒に延長され、データ量も
さらなる増加が必然的であり、保存すべきデータ量がさ
らに多くなるものと思われる。
【0010】一方、核融合試験装置の運転は、費用の点
や中性子発生量の制限、放射化等の問題から運転回数が
制限されているため、1回の試験で得られた全データを
確保する必要がある。
【0011】そして、核融合試験装置の運転目的が物理
実験であるので、データの波形等を予測することができ
ないため、波形を正確にモニタするために、A/D変換
するときのサンプル時間を短く設定せざるをえない。
【0012】しかしながら、時間帯によっては、低周波
の信号が長く続くときもあるため、このようなときのサ
ンプル時間を長くしてデータ量を少なくすることも考え
られているが、試験によって得られる検出信号の波形を
予測することができないため、今現在、データ量を減ら
す適切な方法は開発されていない。
【0013】本発明は上記の事情に鑑み、リアルタイム
で波形再現に必要な最低限のサンプル時間を求め、この
サンプル時間に基づいて記憶する検出データの記憶間隔
を自動的に切り替えることができ、これによって記憶す
るデータの量を大幅に削減することができ、この結果メ
モリ量を大幅低減して装置のコストを低減させることが
できるデータ処理装置を提供することを目的としてい
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、アナログ信号をA/D変換してデジタル
データを生成し、これを一時記憶した後、上位計算機に
伝送するデータ処理装置において、前記アナログ信号の
周波数成分を検出する周波数成分判定部と、この周波数
成分判定部の判定結果に基づいて予め設定されている複
数のサンプル時間のいずれかを選択するサンプル時間選
択部と、A/D変換動作によって得られたデジタルデー
タを取り込んで一時記憶した後、前記サンプル時間選択
部によって選択されたサンプル時間で記憶しているデジ
タルデータを選択して前記上位計算機に伝送する保管用
メモリ部とを備えたことを特徴としている。
【0015】
【作用】上記の構成において、周波数成分判定部によっ
てアナログ信号の周波数成分が検出されるとともに、サ
ンプル時間選択部によって前記周波数成分判定部の判定
結果に基づき予め設定されている複数のサンプル時間の
いずれかが選択されるとともに、保管用メモリ部によっ
てA/D変換動作で得られたデジタルデータが取り込ま
れて一時記憶された後、前記サンプル時間選択部で選択
されたサンプル時間で、記憶しているデジタルデータが
選択されて前記上位計算機に伝送される。
【0016】
【実施例】図1は本発明によるデータ処理装置の一実施
例を使用したデータ処理システムの一例を示すブロック
図である。
【0017】この図に示すデータ処理システムは検出器
1と、増幅器2と、データ処理装置3と、上位計算機4
とを備えており、検出器1によって核融合試験装置で得
られた各種の物理量を電気信号(検出信号)に変換して
これを増幅した後、データ処理装置3によって検出信号
の波形に応じた最適なサンプリング周期でサンプリング
収集して、上位計算機4でこれを保管したり、分析処理
したりする。
【0018】前記検出器1は各種の計測機器に設けられ
ており、核融合試験装置によって得られた各物理量を検
出して電気信号(検出信号)を生成し、これを増幅器2
に供給する。
【0019】増幅器2は前記検出器1から出力される検
出信号を取り込んで増幅し、これをデータ処理装置3に
供給する。
【0020】また、上位計算機4は大量のデータを処理
するホストコンピュータや大量のデータを保管するデー
タ記憶装置などを備えており、前記データ処理装置3に
よって処理されたデータを取り込んで高度なデータ処理
やデータの保管などを行なう。
【0021】また、データ処理装置3は予め設定されて
いる周波数で発振してクロック信号を生成するクロック
回路5と、各種の処理を行なう中央処理装置6と、この
中央処理装置6の制御の下に前記クロック回路5から出
力されるクロック信号に基づいて前記増幅器2から出力
される検出信号を取り込むとともに、A/D変換(アナ
ログ/デジタル変換)して検出データを生成するアナロ
グ・デジタル変換回路7と、このアナログ・デジタル変
換回路7に入力される検出信号を取り込んで最適なサン
プル時間を演算して切替信号を生成するサンプル時間切
替回路8と、前記中央処理装置6の制御の下に前記アナ
ログ・デジタル変換回路7から出力される検出データを
取り込んで記憶し、前記サンプル時間切替回路8から出
力される切替信号によって指定されたサンプル時間で記
憶している検出データを読み出して出力する保管用メモ
リ回路9と、前記中央処理装置6の制御の下に前記保管
用メモリ回路9に記憶されている検出データを取り込ん
で前記上位計算機4に伝送するインタフェース回路10
とを備えている。
【0022】そして、このデータ処理装置3は核融合試
験装置が試験動作を行なっているとき、予め設定されて
いるサンプリング周期で前記増幅器2から出力される検
出信号を取り込みながら、A/D変換し検出データを生
成して記憶するとともに、前記検出信号の波形に応じた
最適なサンプル時間を演算し、前記核融合試験装置の試
験動作が終了したとき、前記サンプル時間に応じた間隔
で前記検出データを選択的に読み出して上位計算機4に
伝送する。
【0023】この場合、前記サンプル時間切替回路8は
図2に示す如く第1サンプル時間判定部11と、第2サ
ンプル時間判定部12と、切替信号生成部13とを備え
ており、前記アナログ・デジタル変換回路7に入力され
る検出信号を取り込んでその周波数成分を判定し、前記
検出信号の周波数が低周波成分のみのときには、長いサ
ンプル時間T1を示す切替信号を生成し、また前記検出
信号の周波数がある程度高いときには、前記サンプル時
間T1よりも短いサンプル時間T2を示す切替信号を生
成し、また前記検出信号の周波数がさらに高い周波数成
分(高周波成分)を含んでいるときには、前記サンプル
時間T2よりも短いサンプル時間T0を示す切替信号を
生成し、これを前記保管用メモリ回路9と、インタフェ
ース回路10とに供給する。
【0024】第1サンプル時間判定部11はバッファア
ンプ回路15と、第1フィルタ回路16と、差動増幅回
路17と、演算回路18と、第1ディスクリ回路19と
を備えており、前記アナログ・デジタル変換回路7に入
力される検出信号を取り込むとともに、予め設定されて
いる周波数ω1に基づいて前記検出信号の周波数成分比
率を検出し、高周波成分の比率が高いとき、レベル高を
示す判定信号を生成し、また低周波成分の比率が高いと
き、レベル低を示す判定信号を生成してこれを切替信号
生成部13に供給する。
【0025】バッファアンプ回路15は図3(a)に示
す如く周波数ω0までの周波数帯域の信号を増幅するよ
うに構成されており、前記アナログ・デジタル変換回路
7に入力される検出信号を取り込んで増幅し、これを前
記第1フィルタ回路16と、前記差動増幅回路17とに
供給する。
【0026】第1フィルタ回路16はアナログ素子によ
って構成されるローパスフィルタ回路を備えており、前
記バッファアンプ回路15から出力される検出信号を取
り込んで、図3(b)に示す如く予め設定されているカ
ットオフ周波数ω1でローパスフィルタリングし、この
ローパスフィルタリング処理によって得られた検出信号
(低周波成分信号)を差動増幅回路17と、演算回路1
8とに供給する。
【0027】差動増幅回路17は前記第1フィルタ回路
16から出力されるローパスフィルタリング済みの検出
信号と、前記バッファアンプ回路15から出力されるロ
ーパスフィルタリング前の検出信号との差信号(図3
(b)に示す領域Aの信号)を求め、これを演算回路1
8に供給する。
【0028】演算回路18は前記差動増幅回路17から
出力される差信号と、前記第1フィルタ回路16から出
力される検出信号とを取り込んで次式に示す演算を行な
い高周波成分の比率を示す比信号を算出し、これを第1
ディスクリ回路19に供給する。
【0029】
【数1】 C1={(S0−S1)/S1}2 …(1) 但し、S0:バッファアンプ回路15から出力される検
出信号 S1:差動増幅回路17から出力される差信号 C1:比信号 第1ディスクリ回路19は前記演算回路18から出力さ
れる比信号と、予め設定されているしきい値と比較して
比信号の値が前記しきい値より大きいとき、レベル高と
判定し、比信号の値が前記しきい値より小さいとき、レ
ベル低と判定し、この判定結果を示す判定信号を切替信
号生成部13に供給する。
【0030】また、第2サンプル時間判定部12はバッ
ファアンプ回路20と、第2フィルタ回路21と、差動
増幅回路22と、演算回路23と、第2ディスクリ回路
24とを備えており、前記アナログ・デジタル変換回路
7に入力される検出信号を取り込むとともに、予め設定
されている周波数ω2(但し、ω2>ω1)に基づいて
前記検出信号の周波数成分比率を検出し、高周波成分の
比率が高いとき、レベル高を示す判定信号を生成し、ま
た低周波成分の比率が高いとき、レベル低を示す判定信
号を生成してこれを切替信号生成部13に供給する。
【0031】バッファアンプ回路20は前記アナログ・
デジタル変換回路7に入力される検出信号を取り込んで
増幅し、これを前記第2フィルタ回路21と、前記差動
増幅回路22とに供給する。
【0032】第2フィルタ回路21はアナログ素子によ
って構成されるローパスフィルタ回路を備えており、前
記バッファアンプ回路20から出力される検出信号を取
り込んで、図3(c)に示す如く予め設定されているカ
ットオフ周波数ω2でローパスフィルタリングし、この
ローパスフィルタリング処理によって得られた検出信号
(低周波成分信号)を差動増幅回路22と、演算回路2
3とに供給する。
【0033】差動増幅回路22は前記第2フィルタ回路
21から出力されるローパスフィルタリング済みの検出
信号と、前記バッファアンプ回路20から出力されるロ
ーパスフィルタリング前の検出信号との差信号(図3
(c)に示す領域Bの信号)を求め、これを演算回路2
3に供給する。
【0034】演算回路23は前記差動増幅回路22から
出力される差信号と、前記第2フィルタ回路21から出
力される検出信号とを取り込んで次式に示す演算を行な
い高周波成分の比率を示す比信号を算出し、これを第2
ディスクリ回路24に供給する。
【0035】
【数2】 C2={(S0−S2)/S2}2 …(2) 但し、S0:バッファアンプ回路20から出力される検
出信号 S2:差動増幅回路22から出力される差信号 C2:比信号 第2ディスクリ回路24は前記演算回路23から出力さ
れる比信号と、予め設定されているしきい値と比較して
比信号の値が前記しきい値より大きいとき、レベル高と
判定し、比信号の値が前記しきい値より小さいとき、レ
ベル低と判定し、この判定結果を示す判定信号を切替信
号生成部13に供給する。
【0036】切替信号生成部13は前記第1サンプル時
間判定部11から出力される判定信号と、前記第2サン
プル時間判定部12から出力される判定信号とを取り込
むとともに、これらの各判定信号の組み合わせに基づい
てサンプル時間T1またはサンプル時間T2、サンプル
時間T0のいずれかを示す切替信号を生成するサンプル
時間演算回路25を備えている。
【0037】そして、前記第1サンプル時間判定部11
から出力される判定信号と、前記第2サンプル時間判定
部12から出力される判定信号とを取り込むとともに、
図4に示すフローチャートに基づいて前記第1サンプル
時間判定部11から出力される判定信号がレベル低であ
るかどうかをチェックし(ステップST1)、レベル低
であれば、低周波用のサンプル時間T1(但し、T1=
π/(ω1))を示す切替信号を生成し(ステップST
2)、また第1サンプル時間判定部11から出力される
判定信号がレベル高であれば(ステップST1)、前記
第2サンプル時間判定部12から出力される判定信号が
レベル低であるかどうかをチェックし(ステップST
3)、これがレベル低であれば、比較的高い周波数用の
サンプル時間T2(但し、T2=π/(ω2))を示す
切替信号を生成し(ステップST4)、さらに各判定信
号が共にレベル高であれば、高周波用のサンプル時間T
0(但し、T0=π/(ω0))を示す切替信号を生成
し(ステップST5)、これを前記保管用メモリ回路9
と、インタフェース回路10とに供給する。
【0038】これによって、アナログ・デジタル変換回
路7に図5(a)に示す検出信号が入力され、これがA
/D変換されて保管用メモリ回路9に記憶される。
【0039】また、この動作と並行して、図5(e)に
示す検出データが生成された場合、サンプル時間切替回
路8の第1フィルタ回路16によって図5(b)に示す
検出信号が生成され、第1ディスクリ回路19によって
図5(c)に示す判定信号が出力されるので、図5
(d)に示す如く波形変化が小さい部分では、サンプル
時間T1で保管用メモリ回路9から検出データが読み出
され、また波形変化が大きい部分では、サンプル時間T
2で保管用メモリ回路9から検出データが読み出されて
インタフェース回路10に供給され、上位計算機4に伝
送される。
【0040】このようにこの実施例においては、増幅器
2から出力される検出信号をアナログ・デジタル変換回
路7によってA/D変換して検出データを生成し、これ
を保管用メモリ回路9に記憶するとともに、サンプル時
間切替回路8によって前記検出信号の周波数成分を検出
し、この周波数成分が比較的低い周波数成分を多く含む
ときには、比較的長いサンプル時間T1で保管用メモリ
回路9から前記検出データを読み出し、また前記検出信
号の周波数成分が比較的高い周波数成分を多く含むとき
には、比較的短いサンプル時間T2で保管用メモリ回路
9から前記検出データを読み出し、さらに前記検出信号
の周波数成分がかなり高い周波数成分を多く含むときに
は、かなり短いサンプル時間T0で保管用メモリ回路9
から前記検出データを読み出すようにしたので、リアル
タイムで波形再現に必要な最低限のサンプル時間を求
め、このサンプル時間に基づいて検出データを間引くこ
とができ、これによってデータ処理装置3から上位計算
機4に伝送する検出データの量を大幅に低減させること
ができる。
【0041】この結果、上位計算機4側で記憶しなけれ
ばならないデータの量を大幅に削減することができ、こ
の結果メモリ量を大幅低減して装置のコストを低減させ
ることができる。
【0042】また、上述した実施例においては、第1、
第2フィルタ回路16、21を使用してサンプル時間T
1、T2、T0を自動的に算出するようにしているが、
時定数の異なるn台のフィルタ回路を使用し、異なる
(n+1)個のサンプル時間を自動的に算出してサンプ
ル時間を切り替えるようにしても良い。
【0043】また、フィルタ回路として、単純なR、C
のもの以外にも、例えば周波数をシャープに落とすこと
ができるアクティブフィルタ回路などを使用して複数個
のサンプル時間を算出し、サンプル時間を切り替えるよ
うにしても良い。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、リ
アルタイムで波形再現に必要な最低限のサンプル時間を
求め、このサンプル時間に基づいて記憶する検出データ
の記憶間隔を自動的に切り替えることができ、これによ
って記憶するデータの量を大幅に削減することができ、
この結果メモリ量を大幅低減して装置のコストを低減さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデータ処理装置の一実施例を使用
したデータ処理システムの一例を示すブロック図であ
る。
【図2】図1に示すサンプル時間切替回路の詳細な回路
構成例を示すブロック図である。
【図3】図2に示すサンプル時間切替回路の検出信号処
理動作例を示す模式図である。
【図4】図1に示すサンプル時間切替回路の切替信号生
成動作例を示すフローチャートである。
【図5】図1に示すデータ処理装置の信号処理例を示す
波形図である。
【図6】核融合試験装置で得られたデータを収集して処
理する従来のデータ処理装置を使用したデータ処理シス
テムの一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 検出器 2 増幅器 3 データ処理装置 4 上位計算機 5 クロック回路 6 中央処理装置 7 アナログ・デジタル変換回路 8 サンプル時間切替回路 9 保管用メモリ回路(保管用メモリ部) 10 インタフェース回路 11 第1サンプル時間判定部(周波数成分判定部) 12 第2サンプル時間判定部(周波数成分判定部) 13 切替信号生成部(サンプル時間選択部) 15 バッファアンプ回路 16 第1フィルタ回路 17 差動増幅回路 18 演算回路 19 第1ディスクリ回路 20 バッファアンプ回路 21 第2フィルタ回路 22 差動増幅回路 23 演算回路 24 第2ディスクリ回路 25 サンプル時間演算回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログ信号をA/D変換してデジタル
    データを生成し、これを一時記憶した後、上位計算機に
    伝送するデータ処理装置において、 前記アナログ信号の周波数成分を検出する周波数成分判
    定部と、 この周波数成分判定部の判定結果に基づいて予め設定さ
    れている複数のサンプル時間のいずれかを選択するサン
    プル時間選択部と、 A/D変換動作によって得られたデジタルデータを取り
    込んで一時記憶した後、前記サンプル時間選択部によっ
    て選択されたサンプル時間で記憶しているデジタルデー
    タを選択して前記上位計算機に伝送する保管用メモリ部
    と、 を備えたことを特徴とするデータ処理装置。
JP5106383A 1993-05-07 1993-05-07 データ処理装置 Pending JPH06318139A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5106383A JPH06318139A (ja) 1993-05-07 1993-05-07 データ処理装置

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JP (1) JPH06318139A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102008060517B4 (de) * 2007-12-07 2012-04-19 Honda Motor Co., Ltd. Motorsteuer- und Motorregelverfahren

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DE102008060517B4 (de) * 2007-12-07 2012-04-19 Honda Motor Co., Ltd. Motorsteuer- und Motorregelverfahren

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