JPH0631709Y2 - コイル用ボビン保持金具 - Google Patents
コイル用ボビン保持金具Info
- Publication number
- JPH0631709Y2 JPH0631709Y2 JP9709688U JP9709688U JPH0631709Y2 JP H0631709 Y2 JPH0631709 Y2 JP H0631709Y2 JP 9709688 U JP9709688 U JP 9709688U JP 9709688 U JP9709688 U JP 9709688U JP H0631709 Y2 JPH0631709 Y2 JP H0631709Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bobbin
- coil
- coil bobbin
- concave base
- plate member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 イ．考案の目的 〔産業上の利用分野〕 本考案は、コイル用ボビンの半田付け、組立などの工程
で使用する保持金具に関するものである。
で使用する保持金具に関するものである。
従来、コイル用ボビンの巻線、半田付けなどの組立にお
いて、巻線時コア挿入口に軸を貫通させ、巻線及びピン
端子へのからげを行ない、次工程の半田付けでは、再び
串等でコイル用ボビンを保持固定し作業を行ない、次工
程のUU形コア又はUI形コアを組み込む場合には串等を抜
きボビン外形で位置決めをするなど、コイル用ボビンを
保持するのに、各工程ごとに保持固定している。
いて、巻線時コア挿入口に軸を貫通させ、巻線及びピン
端子へのからげを行ない、次工程の半田付けでは、再び
串等でコイル用ボビンを保持固定し作業を行ない、次工
程のUU形コア又はUI形コアを組み込む場合には串等を抜
きボビン外形で位置決めをするなど、コイル用ボビンを
保持するのに、各工程ごとに保持固定している。
このように、コイル用ボビンを半田付け、組立など一連
の工程を行なう場合、ボビンの保持方法がそれぞれ異な
るため、工程上の流れが悪く、治工具の種類も多くなる
ために、稼動率の低下、設備費の増額、治具管理の困難
さ等欠点があった。
の工程を行なう場合、ボビンの保持方法がそれぞれ異な
るため、工程上の流れが悪く、治工具の種類も多くなる
ために、稼動率の低下、設備費の増額、治具管理の困難
さ等欠点があった。
ロ．考案の構成 〔課題を解決するための手段〕 本考案の目的は、コイル用ボビンを自動半田付け、組
立、搬送する際、搬送が容易で、１つの治具ですべての
工程に対応できるため、稼動率の向上、安価な設備費、
治具管理が容易であるコイル用ボビン保持金具を提供す
ることにある。
立、搬送する際、搬送が容易で、１つの治具ですべての
工程に対応できるため、稼動率の向上、安価な設備費、
治具管理が容易であるコイル用ボビン保持金具を提供す
ることにある。
即ち本考案は、コイル用ボビンの上面に接触する凹状の
ベースと、その凹状のベースの溝側面にばね性を持つ板
材と、それに対向する面には剛性を持つ板材を設け、そ
の剛性を持つ板材の内面にコイル用ボビンの位置決めを
するための２本の角棒を有し、その内面にコイル用ボビ
ン仕切りを挟み込み、コイル用ボビンを保持固定するこ
とを特徴とするコイル用ボビン保持金具である。
ベースと、その凹状のベースの溝側面にばね性を持つ板
材と、それに対向する面には剛性を持つ板材を設け、そ
の剛性を持つ板材の内面にコイル用ボビンの位置決めを
するための２本の角棒を有し、その内面にコイル用ボビ
ン仕切りを挟み込み、コイル用ボビンを保持固定するこ
とを特徴とするコイル用ボビン保持金具である。
コイル用ボビンの半田付け、組立、及び搬送を行なう場
合、１つの治具ですべての工程に対応できるため、稼動
率の向上、安価な設備費、治工具管理が容易となる。
合、１つの治具ですべての工程に対応できるため、稼動
率の向上、安価な設備費、治工具管理が容易となる。
本考案の実施例を第１図、第２図を参照して説明する。
第１図は、本考案の斜視図であり、コイル用ボビン６の
上面が接触する凹状ベース１とその側面にばね性を持つ
板材（ばね板２）と剛性を持つ板材（剛板３）が取り付
けてあり、剛板３の内側にはコイル用ボビン６の仕切り
部が入り、コイル用ボビン６のぶれ防止する仕切り棒４
が設けられ保持金具が構成されている。
上面が接触する凹状ベース１とその側面にばね性を持つ
板材（ばね板２）と剛性を持つ板材（剛板３）が取り付
けてあり、剛板３の内側にはコイル用ボビン６の仕切り
部が入り、コイル用ボビン６のぶれ防止する仕切り棒４
が設けられ保持金具が構成されている。
凹状ベース１の溝５はボビン取り付けのままコアが挿入
出来るようになっている。（第２図参照） 第２図はボビンを保持し、コアが挿入される様子を示す
斜視図である。ばね板２と剛板３の中にコイル用ボビン
６を挿入すると、コイル用ボビン６高さ方向は凹状ベー
ス１の上面で位置決めされ、コイル用ボビン６の横方向
のずれは、前図に示す仕切り棒４で位置決めされる。巻
線されたコイル用ボビン６を保持金具で固定しピン端子
７の半田付けを行なう。その後コイル用ボビン６のコア
挿入口９にUU形コア８を組み込む際、凹状ベース１の溝
５にUU形コア８が挿入されるため、ボビンのつかみ変え
なしに組み込むことが出来る。
出来るようになっている。（第２図参照） 第２図はボビンを保持し、コアが挿入される様子を示す
斜視図である。ばね板２と剛板３の中にコイル用ボビン
６を挿入すると、コイル用ボビン６高さ方向は凹状ベー
ス１の上面で位置決めされ、コイル用ボビン６の横方向
のずれは、前図に示す仕切り棒４で位置決めされる。巻
線されたコイル用ボビン６を保持金具で固定しピン端子
７の半田付けを行なう。その後コイル用ボビン６のコア
挿入口９にUU形コア８を組み込む際、凹状ベース１の溝
５にUU形コア８が挿入されるため、ボビンのつかみ変え
なしに組み込むことが出来る。
第３図は、本考案の応用例を示す平面図である。第３図
の(a)は凹状ベースを設けた保持金具であり、第３図(b)
はコイル用ボビンを示し、巻線されたコイル用ボビン６
を図の様に多数個並べ（図示では４個）、取り付けベー
ス10に凹状ベース１を等ピッチに取り付ける。矢印11方
向に取り付けベース10を移動させボビンを同時に保持さ
せる。そのまま前記例のように搬送、半田付け、コア組
立を行なうことにより、工程間での保持金具の交換時間
が短縮され、稼動率向上が計れる。
の(a)は凹状ベースを設けた保持金具であり、第３図(b)
はコイル用ボビンを示し、巻線されたコイル用ボビン６
を図の様に多数個並べ（図示では４個）、取り付けベー
ス10に凹状ベース１を等ピッチに取り付ける。矢印11方
向に取り付けベース10を移動させボビンを同時に保持さ
せる。そのまま前記例のように搬送、半田付け、コア組
立を行なうことにより、工程間での保持金具の交換時間
が短縮され、稼動率向上が計れる。
ハ．考案の効果 以上に説明したように、本考案によれば、コイル用ボビ
ン６の自動半田付け、組立、搬送する際、搬送が容易で
１つの治具ですべての工程に対応できるため、稼動率の
向上、安価な設備費、治具管理が容易となるコイル用ボ
ビン保持金具を提供することが可能となる。
ン６の自動半田付け、組立、搬送する際、搬送が容易で
１つの治具ですべての工程に対応できるため、稼動率の
向上、安価な設備費、治具管理が容易となるコイル用ボ
ビン保持金具を提供することが可能となる。
第１図は、本考案の一実施例を示す斜視図。 第２図は、ボビンを保持しコアが挿入される様子を示す
斜視図。 第３図は、本考案の応用例を示し、(a)は保持金具を示
す正面図であり、(b)はコイル用ボビンを示す正面図で
ある。 １……凹状ベース。 ２……ばね板。 ３……剛板。 ４……仕切り棒。 ５……溝。 ６……コイル用ボビン。 ７……ピン端子。 ８……UU形コア。 ９……コア挿入口。 10……取り付けベース。 11……矢印。
斜視図。 第３図は、本考案の応用例を示し、(a)は保持金具を示
す正面図であり、(b)はコイル用ボビンを示す正面図で
ある。 １……凹状ベース。 ２……ばね板。 ３……剛板。 ４……仕切り棒。 ５……溝。 ６……コイル用ボビン。 ７……ピン端子。 ８……UU形コア。 ９……コア挿入口。 10……取り付けベース。 11……矢印。
Claims (1)
- 【請求項１】コイル用ボビンの上面に接触する凹状のベ
ースと、その凹状のベースの溝側面にばね性を持つ板材
と、それに対向する面には剛性を持つ板材を設け、その
剛性を持つ板材の内面にコイル用ボビンの位置決めをす
るための２本の角棒を有し、その内面にコイル用ボビン
仕切りを挟み込み、コイル用ボビンを保持固定すること
を特徴とするコイル用ボビン保持金具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9709688U JPH0631709Y2 (ja) | 1988-07-21 | 1988-07-21 | コイル用ボビン保持金具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9709688U JPH0631709Y2 (ja) | 1988-07-21 | 1988-07-21 | コイル用ボビン保持金具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0217825U JPH0217825U (ja) | 1990-02-06 |
| JPH0631709Y2 true JPH0631709Y2 (ja) | 1994-08-22 |
Family
ID=31322316
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9709688U Expired - Lifetime JPH0631709Y2 (ja) | 1988-07-21 | 1988-07-21 | コイル用ボビン保持金具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0631709Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-07-21 JP JP9709688U patent/JPH0631709Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0217825U (ja) | 1990-02-06 |
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