JPH0529120U - コモンモードチヨークコイル - Google Patents

コモンモードチヨークコイル

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Publication number
JPH0529120U
JPH0529120U JP8539991U JP8539991U JPH0529120U JP H0529120 U JPH0529120 U JP H0529120U JP 8539991 U JP8539991 U JP 8539991U JP 8539991 U JP8539991 U JP 8539991U JP H0529120 U JPH0529120 U JP H0529120U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bobbin
core
cylindrical
common mode
winding
Prior art date
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Pending
Application number
JP8539991U
Other languages
English (en)
Inventor
克則 ▲高▼砂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokin Corp filed Critical Tokin Corp
Priority to JP8539991U priority Critical patent/JPH0529120U/ja
Publication of JPH0529120U publication Critical patent/JPH0529120U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 本考案は、ボビンを回転させて巻線を施す際
に、ボビンの内面がコアのエッジによって削り取られな
い構造を有するコモンモードチョークコイルを提供す
る。 【構成】 日字形フェライトコア11と、該コアの中央
磁脚110に回転可能に組み付けられた分割型円筒巻ボ
ビン13とを有するコモンモードチョークコイルにおい
て、前記コアの中央磁脚に円筒型非回転絶縁ボビン12
を設け、前記分割形円筒巻ボビン13を前記円筒型非回
転絶縁ボビン12に回転可能に組み付けたことを特徴と
するコモンモードチョークコイル。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電源線のノイズを除去するノイズフィルタ用プリント基板装着型コ モンモードチョークコイルに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、日字形フェライトコアを用いた基板装着型のコモンモードチョークコイ ルは、2分割された円筒巻ボビンを回転可能に直接日字形フェライトコアの中央 磁脚に組み付けている。円筒巻ボビンはその両端と中央部に顎部を有しており、 これら顎部のうち少なくとも一つに形成された歯車に、巻線機から駆動力を与え ることで、日字形フェライトコアの中央磁脚を回転軸として円筒巻ボビンを回転 させて巻線を施している。
【0003】 巻線は、巻初巻線リードを顎部に形成した切り欠きに掛け、所用長さ貯線溝( 顎部と顎部の間)に貯線して、巻終巻線リードを仮止処理(例えば、ホットメル トの塗布、絶縁テープの貼り付け等)される。 この後、フェライトコアを端子台に固着し、端子台に付設されている外部接続 用端子にリードを接続してチョークコイルが得られる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の日字形フェライトコアを用いたチョークコイルは、フェ ライトコアに直接分割型円筒巻線ボビンを組み付ける構造であることから、巻線 を施すためにボビンを回転させると、中央磁脚のエッジがボビンの内面を削り取 り、ボビンの適正な絶縁厚みが得られない、即ち、コアと巻線との絶縁距離が不 足するという問題点がある。
【0005】 また、削り取られたボビンの削り屑が、コア、巻線、および端子台の各部に付 着しその外観を著しく阻害するために、削り屑の除去をしなければならず、工程 数の増加、ひいてはコストの増加を招くという問題点がある。
【0006】 本考案は、ボビンを回転させて巻線を施す際に、ボビンの内面がコアのエッジ によって削り取られない構造を有するチョークコイルを提供することを目的とす る。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、日字形フェライトコアと、該コアの中央磁脚に回転可能に組 み付けられた分割型円筒巻ボビンとを有するコモンモードチョークコイルにおい て、前記コアの中央磁脚に円筒型非回転絶縁ボビンを設け、前記分割形円筒巻ボ ビンを前記円筒型非回転絶縁ボビンに回転可能に組み付けたことを特徴とするコ モンモードチョークコイルが得られる。
【0008】
【実施例】
以下に図面を参照して本考案の実施例を説明する。図1に本考案の一実施例の 分解斜視図を示す。本実施例のコモンモードチョークコイルは、日字形フェライ トコア11、円筒型非回転絶縁ボビン分割体(以下、絶縁ボビン分割体)12a 及び12b、円筒巻ボビン分割体13a及び13b、及び端子台14を有してい る。
【0009】 日字形フェライトコア11は、中央磁脚110、両端磁脚111及び112を 有しており、これらの磁脚110、111及び112には内外縁部の面取りが施 されている。
【0010】 絶縁ボビン分割体12a及び12bは、それぞれ半円筒型をしており、それぞ れ互いに対向する面には、中央磁脚110を収容する矩形のコア保持部121と 、係合突片122、係合段123、小突起124、係合孔125、嵌合角柱12 6、及び嵌合孔127が形成されている。これら絶縁ボビン分割体12aと12 bとで中央磁脚110を挟み込み、互いに係合突片122と係合段123、小突 起124と係合孔125、及び嵌合角柱126と嵌合孔127を、係合、あるい は嵌合させて組み付けを行う。
【0011】 円筒巻ボビン分割体13a及び13bは、半円筒型の巻芯130の外周に両端 顎部131、中央顎部132、及び切り欠き133を有するセパレータ顎部13 4が形成されている。そしてこれら顎部の相互間が貯線溝として使用される。ま た、円筒巻ボビン分割体13aと13bとの互いに対向する面には、絶縁ボビン 分割体12a及び12bと同様に、係合突片、係合段、小突起、係合孔、嵌合角 柱、及び嵌合孔が形成されている。 中央顎部132には2つの外顎部とその間の歯車135とで構成され、この歯 車135によって外部からの回転力を受け取るようになっている。また、歯車1 35と切欠き136が形成されている一方の外顎部137との間には、巻初めの 巻線リードを収容する貯線溝138が形成されている。 この円筒巻ボビン分割体13a及び13bは、コア11の中央磁脚110に組 み付けられた円筒巻ボビン13に、回転可能に組み付けられる。
【0012】 端子台14は、口字形の外形を有し、その上面にはフェライトコア11の両端 磁脚111、112と円筒巻ボビン13との間に挿入され、絶縁する絶縁仕切板 140が形成されている。また、四側面には接着剤塗布用凹部141が形成され ている。さらに、底面には巻線引き回し用横溝142、及びスタンドオフ部14 3が形成され、外部接続用端子144が設けられている。さらにまた、端子台1 4の絶縁仕切板を有する側の内面には、円筒巻ボビン13を保持する保持片14 5が形成されている。
【0013】 絶縁ボビン12と、円筒巻ボビン13とを組み付けた日字形フェライトコア1 1を端子台14に組み付けたチョークコイル中間組立品の断面図を図2に示す。
【0014】 図2から分かるように、外部接続用端子144を下方に向けると円筒巻ボビン 13は、保持片145によって回転困難の状態で保持される。そこで、円筒巻ボ ビン13に巻線を施すときには図3のように外部接続用端子144を上方に向け て行う。巻線は、巻線ノズル、カットホルダ及びカッターなどを有し、複数個同 時に巻線可能な汎用巻線機を用いて行うことができる。前述のように、外部接続 用端子144を上方に向けて中間組立品を汎用巻線機にセットし、駆動歯車を歯 車135に噛み合わせ、円筒巻ボビン13を回転させて巻線を施す。
【0015】
【考案の効果】
本考案によれば、フェライトコアと円筒巻ボビンとの間に絶縁ボビンを設けた ことで、コアのエッジにより円筒巻ボビンの内面が削り取られることがなく、円 筒巻ボビンの適正な絶縁厚みを得ることができる。 また、削り屑が発生しないので、削り屑の除去工程を削除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の分解斜視図である。
【図2】図1のコモンモードチョークコイルの中間組立
品の断面図である。
【図3】中間組立品の斜視図である。
【符号の説明】
11 日字形フェライトコア 12 絶縁ボビン 12a,12b 円筒型非回転絶縁ボビン分割体 13 円筒巻ボビン 13a,13b 円筒巻ボビン分割体 14 端子台 110 中央磁脚 111,112 両端磁脚 121 コア保持部 122 係合突片 123 係合段 124 小突起 125 係合孔 126 嵌合角柱 127 嵌合孔 130 巻芯 131 両端顎部 132 中央顎部 133 切り欠き 134 セパレータ顎部 135 歯車 136 切欠き 137 外顎部 138 貯線溝 140 絶縁仕切板 141 接着剤塗布用凹部 142 巻線引き回し用横溝 143 スタンドオフ部 144 外部接続用端子 145 保持片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 日字形フェライトコアと、該コアの中央
    磁脚に回転可能に組み付けられた分割型円筒巻ボビンと
    を有するコモンモードチョークコイルにおいて、前記コ
    アの中央磁脚に円筒型非回転絶縁ボビンを設け、前記分
    割形円筒巻ボビンを前記円筒型非回転絶縁ボビンに回転
    可能に組み付けたことを特徴とするコモンモードチョー
    クコイル。
JP8539991U 1991-09-25 1991-09-25 コモンモードチヨークコイル Pending JPH0529120U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8539991U JPH0529120U (ja) 1991-09-25 1991-09-25 コモンモードチヨークコイル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8539991U JPH0529120U (ja) 1991-09-25 1991-09-25 コモンモードチヨークコイル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0529120U true JPH0529120U (ja) 1993-04-16

Family

ID=13857706

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8539991U Pending JPH0529120U (ja) 1991-09-25 1991-09-25 コモンモードチヨークコイル

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JP (1) JPH0529120U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005026496A (ja) * 2003-07-03 2005-01-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd ラインフィルタ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5974758A (ja) * 1982-10-22 1984-04-27 Hitachi Ltd 多相psk変調回路
JPH0362505A (ja) * 1989-07-31 1991-03-18 Tokin Corp コモンモードチョークコイルおよびその製造方法

Patent Citations (2)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970506