JPH06316234A - 在席検出装置 - Google Patents

在席検出装置

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JPH06316234A
JPH06316234A JP31474292A JP31474292A JPH06316234A JP H06316234 A JPH06316234 A JP H06316234A JP 31474292 A JP31474292 A JP 31474292A JP 31474292 A JP31474292 A JP 31474292A JP H06316234 A JPH06316234 A JP H06316234A
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弘之 荻野
Kazunari Nishii
一成 西井
Masayoshi Miki
正義 三木
Shunichi Nagamoto
俊一 長本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 誤動作のない在席検出手段を提供する。 【構成】 体動検出手段1に内蔵された第1の抵抗体と
別に設けられた第2の抵抗体14との間の出力信号に基
づき異常検出手段17が体動検出手段1の断線やショー
ト等の電気的異常を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、座席での人体の有無を
検出する在席検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】座席での人体の有無を検出することがで
きれば、例えば劇場、列車、旅客機等の空席情報を調べ
たり、然るべきところに人が居るかどうかを点検すると
いったような座席管理が容易になるという利点がある。
また、各種機器の自動運転のための入力手段としての活
用や、在席が検出された場所のみを空調したり音場の制
御をしたりして心地よい環境を実現することも可能であ
る。
【0003】発明者らは、従来この種の在席検出装置
が、例えば特開昭61−191406号公報に見られる
ように車両の座席下に設置されたマイクロスイッチが着
席時に閉じることにより人体の乗車を検出する構成であ
り、この構成では物が置かれた場合も物の重量によりマ
イクロスイッチが閉じてしまい、在席の検出を誤るとい
う課題があったことを考慮して、人と物との区別を確実
に行って在席を検出することを目的として、人体の生命
活動に基づく体動特性を検出する体動検出手段1と、体
動検出手段1の出力信号に基づき人体が在席かどうかを
判定する在席判定手段2とからなる在席検出装置を先に
考案した。
【0004】図7は同装置の外観斜視図、図8は同装置
のブロック図である。ここで体動検出手段1は例えばポ
リフッ化ビニリデン等の高分子圧電材3と、圧電材3の
出力信号を導出する電極4、5と、この電極4、5の出
力信号を導出するケーブル6からなり、圧電材3と電極
4、5はフィルム状に積層して成形され可とう性を有し
ている。在席判定手段2は例えば電極5、6及びケーブ
ル6を介し圧電材3の出力信号のうちある特定の周波数
成分のみをろ波するフィルター7と、フィルター7の出
力信号を増幅する増幅部8と、増幅部8の出力信号を平
滑化する平滑化部9と、平滑化部9の出力信号に基づき
人体が在席しているかどうかを判定する判定部10とか
らなる。在席判定手段2は本体ユニット11に内蔵され
ている。ケーブル6は本体ユニット11の端子部12に
着脱可能である。体動検出手段1は例えば座席の座面や
背もたれの表布下に配設される。
【0005】上記構成による在席判定の過程を図9を用
いて説明する。図9は平滑化部9及び判定部10の出力
を示している。判定部10は平滑化部9の出力Vと予め
定められた設定値V1とを比較し、V≧V1となる状態
がある一定時間t1以上継続すれば在席、それ以外は不
在と判定する。例えば座席に何も置かれていない場合
は、圧電材3の出力信号はゼロなので判定は「不在」で
ある。物が座席に置かれた場合は、物を置いたときに圧
電材3に大きな衝撃が加わるので一時的にV≧V1とな
るが、物には人体のような心拍活動や呼吸活動により生
じる体動がないため、V<V1となり判定は「不在」の
ままである。人が座席に座った場合は、着席時により圧
電材3に大きな衝撃が加わるのでV≧V1となり、それ
以降も人体の心拍活動や呼吸活動により生じる体動があ
るため、圧電材3からは一定レベル以上の出力が発生
し、V≧V1となる状態がt1以上継続した時点から判
定は「在席」となる。人が席を離れるとV<V1となる
ので判定は「不在」となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成では人体の在・不在を検出することはできても、体動
検出手段や在席判定手段に異常が発生した場合それを検
出できない。このため、例えば体動検出手段が故障して
出力がでなくなると、実際には人が在席しているのに不
在と判定してしまっていた。このように、異常を検出す
ることができないので誤動作が生じてしまうといった実
用上の課題があった。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、その
目的は体動検出手段や在席判定手段の異常を検出し、誤
動作のない実用的な在席検出手段を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、圧電材、前記圧電材の出力信号を導出す
る複数の電極、並びに前記電極間に接続された第1の抵
抗体とを有し人体の生命活動に基づく体動特性を検出す
る体動検出手段と、前記体動検出手段の出力信号に基づ
き人体が在席かどうかを判定する在席判定手段と、一端
を前記第1の抵抗体と接続し他端を基準電圧源に接続し
た第2の抵抗体と、前記第1の抵抗体と前記第2の抵抗
体とで分割された電圧出力に基づき前記体動検出手段の
異常を検出する異常検出手段と、前記異常検出手段の出
力信号に基づき前記在席判定手段を制御する制御手段と
から構成される。
【0009】また本発明は、人体の生命活動に基づく体
動特性を検出する体動検出手段と、前記体動検出手段の
出力信号に基づき人体が在席かどうかを判定する在席判
定手段と、前記体動検出手段に振動を印加する振動印加
手段と、前記振動印加手段により振動が印加された際の
前記体動検出手段の出力信号に基づき前記体動検出手段
の異常を検出する異常検出手段と、前記振動印加手段を
制御するとともに前記異常検出手段の出力信号に基づき
前記在席判定手段を制御する制御手段とから構成され
る。
【0010】さらに本発明は、人体の生命活動に基づく
体動特性を検出する体動検出手段と、前記体動検出手段
の出力信号に基づき人体が在席かどうかを判定する在席
判定手段と、予め定められた基準信号を前記在席判定手
段に入力する基準信号入力手段と、前記基準信号を入力
した際の前記在席判定手段の出力信号に基づき前記在席
判定手段の異常を検出する異常検出手段と、前記基準信
号入力手段を制御するとともに前記異常検出手段の出力
信号に基づき前記在席判定手段を制御する制御手段とか
ら構成される。
【0011】
【作用】本発明は上記構成によって以下のように作用す
る。
【0012】すなわち、第1の抵抗体と第2の抵抗体と
の間の出力信号に基づき異常検出手段が前記圧電材と前
記電極に断線・ショート等の異常がないかどうかを判定
する。そして異常なしと判定されると、体動検出手段内
の圧電材が人体の生命活動に基づく体動特性、すなわち
心拍活動や呼吸活動により生じる体表面上の体動を検出
し、圧電材の出力信号に基づき在席判定手段は人体が在
席かどうかを判定する。
【0013】また、振動印加手段が体動検出手段に振動
を印加し、その際の前記体動検出手段の出力信号に基づ
き異常検出手段は前記体動検出手段に異常がないかどう
かを判定する。異常なしと判定されると、体動検出手段
が人体の生命活動に基づく体動特性、すなわち心拍活動
や呼吸活動等により生じる体表面上の体動を検出し、前
記体動検出手段の出力信号に基づいて在席判定手段は人
体が在席かどうかを判定する。
【0014】さらに本発明では、基準信号入力手段が予
め定められた基準信号を在席判定手段に入力し、その際
の前記在席判定手段の出力信号に基づき異常検出手段は
前記在席判定手段に異常がないかどうかを判定する。異
常なしと判定されると、体動検出手段が人体の生命活動
に基づく体動特性、すなわち心拍活動や呼吸活動等によ
り生じる体表面上の体動を検出し、前記体動検出手段の
出力信号に基づき在席判定手段は人体が在席かどうかを
判定する。
【0015】
【実施例】以下本発明の実施例を添付図面に基づいて説
明する。図1は本発明の第1の実施例における在席検出
装置の外観斜視図、図2は同装置のブロック図である。
本実施例が上記従来例と相違する点は、体動検出手段1
が電極4、5間に接続された第1の抵抗体13を有する
とともに、ケーブル6を介して一端を第1の抵抗体13
とA点で接続し他端に所定の電圧Vdが印加された第2
の抵抗体14と、A点の出力信号と予め定められた設定
値V2とを比較する比較部15と、比較部15の出力信
号に基づき警報を発生する警報発生部16とからなる異
常検出手段17と、異常検出手段17の出力信号により
在席判定手段2を制御する制御手段18とを有した点に
ある。そしてこれ以外の構成は上記従来例と同一なの
で、同一符号を付して詳細な説明を省略する。体動検出
手段1では圧電材3及び電極4、5がフィルム状に積層
されて成形されており、第1の抵抗体13は電極4、5
と接続されて端部19に封入されている。異常検出手段
17及び制御手段18は本体ユニット11に内蔵されて
いる。
【0016】上記構成による作用を以下に説明する。体
動検出手段1が正常、すなわち電極4、5とケーブル6
に断線やショートがなければ、A点の出力Vaは式1よ
り求まる。ここで、R1は第1の抵抗体13の抵抗値、
R2は第2の抵抗体14の抵抗値である。
【0017】
【数1】
【0018】一方、体動検出手段1に刃物が刺さった
り、過度な衝撃が加わったりすることにより電極4、5
やケーブル6が断線したり、ケーブル6が端子部12か
ら抜けたりしているとすると、Va=Vsとなる。ま
た、電極4、5やケーブル6、端子部12でショートが
起こっているとすれば、Va=0となる。以上に基づき
異常判定手段17では比較部15が0<Va<Vsなら
ば正常、Va=VsまたはVa=0ならば断線・ショー
トによる異常が発生したと判定する。異常と判定される
と警報発生部16から警報が発生するとともに、制御手
段18はそれ以降の在席判定手段2の動作を停止する。
一方、異常なしと判定されると、制御手段18は在席判
定手段2を作動させ、体動検出手段1の圧電材3の出力
信号に基づいて在席判定手段2は人体が在席かどうかを
判定する。在席判定については上記従来例と同一なので
詳細の説明を省略する。
【0019】上記作用により、体動検出手段1の断線や
ショートによる異常を検出することができるので実用面
で信頼性の高い在席検出装置を提供することができると
いった効果がある。
【0020】本発明の第2の実施例における在席検出装
置を以下に説明する。図3は同装置の外観斜視図、図4
は同装置のブロック図である。本実施例が上記第1の実
施例と相違する点は、所定の強度の振動を体動検出手段
1に印加する振動印加手段20と、振動が印加された際
の体動検出手段1の出力信号に基づき体動検出手段1の
異常を判定する異常検出手段21と、振動印加手段20
を制御するとともに異常検出手段21の出力信号に基づ
き在席判定手段2を制御する制御手段22とを有した点
にある。振動印加手段20は体動検出手段1に接するよ
う設置される。異常検出手段21と制御手段22は本体
ユニット11に内蔵され、振動印加手段20と制御手段
22とはケーブル23により接続されている。異常検出
手段21は、体動検出手段1からの信号と予め設定され
た設定値とを比較する比較部23と、比較部23の出力
信号に基づき警報を発生する警報発生部24とを有す
る。そしてこれ以外の構成は上記従来例と同一なので、
同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0021】上記構成による作用を以下に説明する。制
御手段22からの信号により振動印加手段が振動し、体
動検出手段1に所定の強度の振動が印加される。体動検
出手段1が正常の場合は印加された振動に応じ、圧電材
3が所定のレベルをもった信号を出力する。もし刃物が
刺さったり、衝撃により体動検出手段1の電極4、5、
ケーブル6が断線またはショートしているとすると、体
動検出手段1に所定の強度の振動が印加されても体動検
出手段1からは所定のレベルの信号が出力されない。ま
た、体動検出手段1が高温環境に暴露されたり経年変化
等により圧電材3自身の組成が変化してしまうと、体動
検出手段1に所定の強度の振動が印加されても上記と同
様に所定のレベルの信号が出力されない。このことによ
り異常検出手段21では、体動検出手段1に振動が印加
された際、比較部23が体動検出手段1の出力信号Vo
と予め定められた設定値V2とを比較し、Vo≧V2な
らば正常、Vo<V2ならば異常と判定する。異常と判
定されると、警報発生部25は警報を発生して異常を伝
えるとともに、制御手段22はそれ以降の在席判定手段
2の動作を停止させる。一方、異常なしと判定されると
制御手段22が在席判定手段2を作動させて、体動検出
手段1の出力信号に基づいて在席判定手段2は人体が在
席かどうかを判定する。在席判定については上記従来例
と同一なので詳細の説明を省略する。尚、体動検出手段
1への振動印加は本装置の始動時または始動後の一定時
間毎に行なうよう制御手段22により制御される。
【0022】上記作用により、第1の実施例では体動検
出手段1の電極4、5、ケーブル6の断線・ショートを
検出して異常を判定していたが、体動による振動を電気
信号に変換する信号変換部材自身に異常が発生した場
合、すなわち上記実施例では圧電材3自身が高温環境へ
の暴露や経年変化等によりその組成が変化してしまい、
所定の出力が出なくなったというような異常が発生した
場合には、上記第1の実施例では異常と判定出来ないと
いう課題があった。しかしながら、本実施例では体動検
出手段1に所定の振動を印加した時の出力信号に基づき
異常を検出するので、信号変換部材自身の異常も検出す
ることができるので、実用面でさらに信頼性の高い在席
検出装置を提供することができるといった効果がある。
【0023】本発明の第3の実施例における在席検出装
置を以下に説明する。図5は同装置のブロック図であ
る。本実施例が上記実施例と相違する点は、予め定めら
れた基準信号を在席判定手段2に入力する基準信号入力
手段25と、前記基準信号を入力した際の在席判定手段
2の出力信号に基づき在席判定手段2の異常を検出する
異常検出手段26と、基準信号入力手段25を制御する
とともに異常検出手段26の出力信号に基づき在席判定
手段2を制御する制御手段27とから構成される点にあ
る。基準信号入力手段25は、制御手段27からの信号
によりフィルター7への信号入力を切り替えるスイッチ
28と、基準信号を発生する基準信号発生部29とを有
する。異常検出手段26は、平滑化部9の出力信号を記
憶する第1の記憶部30と、予め基準の波形が記憶され
た第2の記憶部31と、第1の記憶部30に記憶された
出力波形と第2の記憶部31に記憶された基準の波形と
の相互相関係数を演算する演算部32と、演算部32の
出力信号と予め設定された設定値とを比較する比較部3
3と、比較部33の出力信号に基づき警報を発生する警
報発生部34とを有する。そしてこれ以外の構成は上記
従来例と同一なので、同一符号を付して詳細な説明を省
略する。
【0024】上記構成による作用を以下に説明する。第
2の記憶部31にはフィルター7、増幅部8、平滑化部
9に異常がない場合に基準信号Soをフィルター7に印
加した時の平滑化部9の出力信号Roが前もって記憶し
てある。例えば、図6はSoとしてステップ入力をフィ
ルター7へ印加した際の平滑化部9の出力信号Roを表
したもので、この波形情報Roが基準波形として第2の
記憶部32に記憶されている。さて異常の判定の際は、
まず制御手段27からの信号によりスイッチ28が切り
替わり、基準信号発生部29からの信号がフィルター7
に入力される。この場合、体動検出手段1の出力信号は
フィルター7へは入力されない。所定のステップ幅でス
テップ入力Soがフィルター7に印加されると、その時
の平滑化部9の出力信号Rsが第1の記憶部30に記憶
される。次に演算部32がRoとRsとの相互相関係数
Rcを演算する。ここで、フィルター7、増幅部8、平
滑化部9のいずれか一つにでも異常があればRsはRo
とは異なった波形となるのでRc<1となる。したがっ
て、比較部33はRc<1ならば異常、Rc=1ならば
異常なしと判定する。異常と判定されると、警報発生部
34は警報を発生して異常を伝えるとともに、制御手段
27はそれ以降の在席判定手段2の動作を停止させる。
一方、異常なしと判定されると制御手段27が在席判定
手段2を作動させて、体動検出手段1の出力信号に基づ
いて在席判定手段2は人体が在席かどうかを判定する。
在席判定については上記従来例と同一なので詳細の説明
を省略する。尚、基準信号のフィルター7への入力は本
装置の始動時または始動後の一定時間毎に行なうよう制
御手段27により制御される。
【0025】上記作用により、上記第1の実施例及び上
記第2の実施例では体動検出手段1の異常は検出できて
も在席判定手段2の異常は検出できないといった課題が
あったが、本実施例では予め定められた基準信号がフィ
ルター7に印加された時の平滑化部9の出力信号と予め
記憶された基準波形とを比較してフィルター7、増幅部
8、平滑化部9の異常を検出することができ、実用面で
信頼性の高い在席検出装置を提供することができるとい
った効果がある。
【0026】さらに、本発明の他の実施例として上記第
1の実施例、第2の実施例及び第3の実施例を組み合わ
せた構成としてもよく、体動検出手段と在席判定手段双
方の異常を検出することができるので、さらに実用面で
信頼性の高い在席検出装置を提供することができるとい
った効果がある。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明の在席検出装
置によれば次の効果が得られる。
【0028】すなわち、体動検出手段の断線やショート
による異常を検出することができるので実用面で信頼性
の高い在席検出装置を提供することができる。
【0029】また、体動検出手段に所定の振動を印加し
た時の出力信号に基づき異常を検出するので、体動検出
手段に用いられる信号変換部材自身の異常も検出するこ
とができ、実用面でさらに信頼性の高い在席検出装置を
提供することができる。
【0030】さらに、予め定められた基準信号を在席判
定手段に印加した時の在席判定手段の出力信号と予め記
憶された基準波形とを比較することにより在席判定手段
の異常を検出することができ、実用面で信頼性の高い在
席検出装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における在席検出装置の
外観斜視図
【図2】同装置のブロック図
【図3】本発明の第2の実施例における在席検出装置の
外観斜視図
【図4】同装置のブロック図
【図5】本発明の第3の実施例における在席検出装置の
ブロック図
【図6】同装置のフィルターへステップ入力を行なった
際の平滑化部からの出力波形図
【図7】従来例における在席検出装置の外観斜視図
【図8】同装置のブロック図
【図9】同装置の平滑化部と判定部の出力波形図
【符号の説明】
1 体動検出手段 2 在席判定手段 3 圧電材 13 第1の抵抗体 14 第2の抵抗体 17,21,26 異常検出手段 18,22,27 制御手段 20 振動印加手段 25 基準信号入力手段 29 基準信号発生部 31 第2の判定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三木 正義 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 長本 俊一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧電材、前記圧電材の出力信号を導出する
    複数の電極、並びに前記電極間に接続された第1の抵抗
    体とを有し人体の生命活動に基づく体動特性を検出する
    体動検出手段と、前記体動検出手段の出力信号に基づき
    人体が在席かどうかを判定する在席判定手段と、一端を
    前記第1の抵抗体と接続し他端を基準電圧源と接続した
    第2の抵抗体と、前記第1の抵抗体と前記第2の抵抗体
    とで分割された電圧出力に基づき前記体動検出手段の異
    常を検出する異常検出手段と、前記異常検出手段の出力
    信号に基づき前記在席判定手段を制御する制御手段とか
    らなる在席検出装置。
  2. 【請求項2】人体の生命活動に基づく体動特性を検出す
    る体動検出手段と、前記体動検出手段の出力信号に基づ
    き人体が在席かどうかを判定する在席判定手段と、前記
    体動検出手段に振動を印加する振動印加手段と、前記振
    動印加手段により振動が印加された際の前記体動検出手
    段の出力信号に基づき前記体動検出手段の異常を検出す
    る異常検出手段と、前記振動印加手段を制御するととも
    に前記異常検出手段の出力信号に基づき前記在席判定手
    段を制御する制御手段とからなる在席検出装置。
  3. 【請求項3】人体の生命活動に基づく体動特性を検出す
    る体動検出手段と、前記体動検出手段の出力信号に基づ
    き人体が在席かどうかを判定する在席判定手段と、予め
    定められた基準信号を前記在席判定手段に入力する基準
    信号入力手段と、前記基準信号を入力した際の前記在席
    判定手段の出力信号に基づき前記在席判定手段の異常を
    検出する異常検出手段と、前記基準信号入力手段を制御
    するとともに前記異常検出手段の出力信号に基づき前記
    在席判定手段を制御する制御手段とからなる在席検出装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09127258A (ja) * 1995-10-27 1997-05-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 在席検出装置
EP0930032A4 (en) * 1996-10-04 2001-04-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd HUMAN BODY SENSOR FOR A SEAT

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09127258A (ja) * 1995-10-27 1997-05-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 在席検出装置
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