JP2997117B2 - 座席モニター - Google Patents
座席モニターInfo
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- JP2997117B2 JP2997117B2 JP2240892A JP2240892A JP2997117B2 JP 2997117 B2 JP2997117 B2 JP 2997117B2 JP 2240892 A JP2240892 A JP 2240892A JP 2240892 A JP2240892 A JP 2240892A JP 2997117 B2 JP2997117 B2 JP 2997117B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output signal
- seat
- smoothing
- piezoelectric element
- person
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、座席に人がいるかいな
いかを判定する座席モニターに関するものである。
いかを判定する座席モニターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の座席モニターは、例えば座
席にマイクロスイッチが配設してあり、人体が着座した
場合、荷重によりマイクロスイッチが閉じて人が着座し
たと判断されていた。
席にマイクロスイッチが配設してあり、人体が着座した
場合、荷重によりマイクロスイッチが閉じて人が着座し
たと判断されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記技
術の座席モニターでは、座席に物が置かれた場合にもそ
の荷重でスイッチが入り誤動作してしまうという課題が
あった。
術の座席モニターでは、座席に物が置かれた場合にもそ
の荷重でスイッチが入り誤動作してしまうという課題が
あった。
【0004】本発明は上記のような誤動作がなく、人と
物との区別が確実に行える座席モニターを提供すること
を目的とするものである。
物との区別が確実に行える座席モニターを提供すること
を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、座席に配設された圧電素子と、前記圧電
素子の出力信号のある特定の周波数成分をろ波するフィ
ルターと、前記フィルターの出力信号を増幅する増幅手
段と、前記増幅手段の出力信号を平滑化する平滑化手段
と、前記平滑化手段の出力信号に基づき前記座席での人
の存在の有無を判定する人体判定手段と、前記人体判定
手段の出力信号を表示する表示手段とを備え、人体判定
手段は前記平滑化手段の出力信号が予め定められた第1
の設定値以上であり、かつ予め定められた第2の設定値
未満ならば人が着座していると判定し、前記平滑化手段
の出力信号が前記第1の設定値未満であれば不在である
と判定し、前記平滑化手段の出力信号が前記第2の設定
値以上であれば判定を保留するものである。
成するために、座席に配設された圧電素子と、前記圧電
素子の出力信号のある特定の周波数成分をろ波するフィ
ルターと、前記フィルターの出力信号を増幅する増幅手
段と、前記増幅手段の出力信号を平滑化する平滑化手段
と、前記平滑化手段の出力信号に基づき前記座席での人
の存在の有無を判定する人体判定手段と、前記人体判定
手段の出力信号を表示する表示手段とを備え、人体判定
手段は前記平滑化手段の出力信号が予め定められた第1
の設定値以上であり、かつ予め定められた第2の設定値
未満ならば人が着座していると判定し、前記平滑化手段
の出力信号が前記第1の設定値未満であれば不在である
と判定し、前記平滑化手段の出力信号が前記第2の設定
値以上であれば判定を保留するものである。
【0006】
【作用】本発明は上記構成によって以下のように作用す
る。人体が着座すると座席に配設された圧電素子が人体
の体動により変形を受け、圧電効果により電圧が発生す
る。フィルターにより前記圧電素子の出力信号のある特
定の周波数成分がろ波され、増幅手段により増幅され、
平滑化手段により平滑化される。そして判定手段により
平滑化手段の出力信号に基づき、前記平滑化手段の出力
信号が予め定められた第1の設定値以上であり、かつ予
め定められた第2の設定値未満ならば人が着座している
と判定し、前記平滑化手段の出力信号が前記第1の設定
値未満であれば不在であると判定し、前記平滑化手段の
出力信号が前記第2の設定値以上であれば判定を保留
し、その結果が表示手段に表示される。
る。人体が着座すると座席に配設された圧電素子が人体
の体動により変形を受け、圧電効果により電圧が発生す
る。フィルターにより前記圧電素子の出力信号のある特
定の周波数成分がろ波され、増幅手段により増幅され、
平滑化手段により平滑化される。そして判定手段により
平滑化手段の出力信号に基づき、前記平滑化手段の出力
信号が予め定められた第1の設定値以上であり、かつ予
め定められた第2の設定値未満ならば人が着座している
と判定し、前記平滑化手段の出力信号が前記第1の設定
値未満であれば不在であると判定し、前記平滑化手段の
出力信号が前記第2の設定値以上であれば判定を保留
し、その結果が表示手段に表示される。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を添付図面に基づいて説
明する。図1は旅客機の座席モニターとして使用した場
合のブロック図である。図1において、1は圧電素子、
2は信号処理手段、3はフィルター、4は増幅手段、5
は平滑化手段、6は判定手段、7は表示手段である。圧
電素子1はポリフッ化ビニリデン(PVDF)等の高分
子圧電材料を薄膜状にし両面に可とう性の電極膜を付着
させテープ状に成形されたもので、ここでは座席8の表
布下に配設してある。尚、図1では圧電素子1〜判定手
段6は一組しか描かれていないが、座席が複数個存在す
る場合は、座席数と同じ組存在する。
明する。図1は旅客機の座席モニターとして使用した場
合のブロック図である。図1において、1は圧電素子、
2は信号処理手段、3はフィルター、4は増幅手段、5
は平滑化手段、6は判定手段、7は表示手段である。圧
電素子1はポリフッ化ビニリデン(PVDF)等の高分
子圧電材料を薄膜状にし両面に可とう性の電極膜を付着
させテープ状に成形されたもので、ここでは座席8の表
布下に配設してある。尚、図1では圧電素子1〜判定手
段6は一組しか描かれていないが、座席が複数個存在す
る場合は、座席数と同じ組存在する。
【0008】次に上記実施例の構成による作用を説明す
る。人体が着座すると座席に配設された圧電素子1が人
体の体動により変形を受け、圧電効果により電圧が発生
する。フィルター3により前記圧電素子1の出力信号の
ある特定の周波数成分がろ波され、増幅手段4により増
幅され、平滑化手段5により平滑化される。図2に実際
の着座の際の平滑化手段5の出力信号波形を示す。図2
より着座、手足の動き、離座といった粗体動の場合は全
身にわたる動作であるので圧電素子1は大きな変形を受
けて平滑化手段5からは大きな信号波形がでるが、着座
した人が安静状態を保っていると人体の心臓の活動や呼
吸活動により伝搬される身体の微小な体動により図2の
S部のような比較的レベルの低い出力がでる。また、図
2に示すように物を座席に置いた場合は、置いた直後は
大きな出力がでるが、物には上記のような心臓の活動や
呼吸活動がないので図2のS部のような出力はでない。
このような出力信号に基づき、判定手段6では平滑化手
段5からの出力Vが図2の予め定められた第1の設定値
Va以上であり、かつ予め定められた第2の設定値Vb
未満であれば人が着座していると判定する。VがVa未
満であれば不在であると判定し、VがVb以上であれば
判定を保留する。表示手段8では各座席毎の不在・着座
・保留の判定結果を表示する。
る。人体が着座すると座席に配設された圧電素子1が人
体の体動により変形を受け、圧電効果により電圧が発生
する。フィルター3により前記圧電素子1の出力信号の
ある特定の周波数成分がろ波され、増幅手段4により増
幅され、平滑化手段5により平滑化される。図2に実際
の着座の際の平滑化手段5の出力信号波形を示す。図2
より着座、手足の動き、離座といった粗体動の場合は全
身にわたる動作であるので圧電素子1は大きな変形を受
けて平滑化手段5からは大きな信号波形がでるが、着座
した人が安静状態を保っていると人体の心臓の活動や呼
吸活動により伝搬される身体の微小な体動により図2の
S部のような比較的レベルの低い出力がでる。また、図
2に示すように物を座席に置いた場合は、置いた直後は
大きな出力がでるが、物には上記のような心臓の活動や
呼吸活動がないので図2のS部のような出力はでない。
このような出力信号に基づき、判定手段6では平滑化手
段5からの出力Vが図2の予め定められた第1の設定値
Va以上であり、かつ予め定められた第2の設定値Vb
未満であれば人が着座していると判定する。VがVa未
満であれば不在であると判定し、VがVb以上であれば
判定を保留する。表示手段8では各座席毎の不在・着座
・保留の判定結果を表示する。
【0009】上記作用により、座席に配設した圧電素子
1により、着座した人の安静状態での心臓の活動や呼吸
活動により伝搬される身体の微小な体動を検出して人の
有無を判定するので、物が置かれた場合との区別が可能
で誤動作なく座席状態がモニターできるといった効果が
ある。
1により、着座した人の安静状態での心臓の活動や呼吸
活動により伝搬される身体の微小な体動を検出して人の
有無を判定するので、物が置かれた場合との区別が可能
で誤動作なく座席状態がモニターできるといった効果が
ある。
【0010】上記実施例は、本発明を旅客機の座席モニ
ターとして使用したものであったが、同様な他の用途と
して本発明を列車や劇場や会議室等の座席モニターとし
て使用してもよい。また一般的には事務用椅子やソファ
等に使用して作業状態の管理や家庭での在室管理等に応
用してもよい。
ターとして使用したものであったが、同様な他の用途と
して本発明を列車や劇場や会議室等の座席モニターとし
て使用してもよい。また一般的には事務用椅子やソファ
等に使用して作業状態の管理や家庭での在室管理等に応
用してもよい。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明の座席モニタ
ーによれば次の効果が得られる。
ーによれば次の効果が得られる。
【0012】すなわち、座席に配設した圧電素子によ
り、着座した人の安静状態での心臓の活動や呼吸活動に
より伝搬される身体の微小な体動を検出して人の有無を
判定するので、物が置かれた場合との区別が可能で、誤
動作なく座席状態がモニターできるといった効果があ
る。
り、着座した人の安静状態での心臓の活動や呼吸活動に
より伝搬される身体の微小な体動を検出して人の有無を
判定するので、物が置かれた場合との区別が可能で、誤
動作なく座席状態がモニターできるといった効果があ
る。
【図1】本発明の実施例における座席モニターのブロッ
ク図
ク図
【図2】同モニターにおける平滑化手段の出力信号の波
形図
形図
1 圧電素子2 信号処理手段 3 フィルター4 増幅手段5 平滑化手段6 判定手段7 表示手段8 座席
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01V 9/00 B60N 2/44 G01L 1/16
Claims (1)
- 【請求項1】座席に配設された圧電素子と、前記圧電素
子の出力信号のある特定の周波数成分をろ波するフィル
ターと、前記フィルターの出力信号を増幅する増幅手段
と、前記増幅手段の出力信号を平滑化する平滑化手段
と、前記平滑化手段の出力信号に基づき前記座席での人
の存在の有無を判定する人体判定手段と、前記人体判定
手段の出力信号を表示する表示手段とからなり、人体判
定手段は前記平滑化手段の出力信号が予め定められた第
1の設定値以上であり、かつ予め定められた第2の設定
値未満ならば人が着座していると判定し、前記平滑化手
段の出力信号が前記第1の設定値未満であれば不在であ
ると判定し、前記平滑化手段の出力信号が前記第2の設
定値以上であれば判定を保留する座席モニター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2240892A JP2997117B2 (ja) | 1992-02-07 | 1992-02-07 | 座席モニター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2240892A JP2997117B2 (ja) | 1992-02-07 | 1992-02-07 | 座席モニター |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05215863A JPH05215863A (ja) | 1993-08-27 |
JP2997117B2 true JP2997117B2 (ja) | 2000-01-11 |
Family
ID=12081843
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2240892A Expired - Fee Related JP2997117B2 (ja) | 1992-02-07 | 1992-02-07 | 座席モニター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2997117B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6005485A (en) * | 1995-07-29 | 1999-12-21 | Robert Bosch Gmbh | Arrangement for recognising the type of occupation of a vehicle seat |
JP5573282B2 (ja) * | 2010-03-26 | 2014-08-20 | アイシン精機株式会社 | 生体情報検出装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02304826A (ja) * | 1989-05-19 | 1990-12-18 | S M K Kk | 着席検知装置 |
JP2995801B2 (ja) * | 1990-05-25 | 1999-12-27 | 松下電器産業株式会社 | 在床モニタ装置 |
-
1992
- 1992-02-07 JP JP2240892A patent/JP2997117B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05215863A (ja) | 1993-08-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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