JPH06316055A - スキージ装置 - Google Patents

スキージ装置

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JPH06316055A
JPH06316055A JP5106598A JP10659893A JPH06316055A JP H06316055 A JPH06316055 A JP H06316055A JP 5106598 A JP5106598 A JP 5106598A JP 10659893 A JP10659893 A JP 10659893A JP H06316055 A JPH06316055 A JP H06316055A
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JP
Japan
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squeegee
printing
pattern
screen
printed
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Application number
JP5106598A
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English (en)
Inventor
Keiichi Nakao
恵一 中尾
Etsuji Inoue
悦次 井上
Noboru Mori
昇 毛利
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スクリーン印刷により電子部品を製造する場
合において、均一な膜厚で印刷形成できるスキージ装置
を提供することを目的とする。 【構成】 スクリーン版に対してスキージ26を所定角
度を保った状態で固定するスキージ固定部25と、スキ
ージ26を上下運動させる上下移動部24とを、複数位
置においてフレキシブルな接続機構で接続することによ
り、スキージ26をスクリーン版に対して所定角度を保
ったまま、被印刷体27等のうねりに追従しながらスキ
ージ26を左右単独で上下しながらスキージ作業のでき
るスキージ装置が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主にハイブリッドIC
やセラミック多層基板を含む各種回路基板、各種高周波
フィルタ類を含む複合セラミック電子部品、あるいは単
品の各種電子部品の製造を特にセラミックインキ等を厚
塗りするスクリーン印刷方法により行う際に用いるスキ
ージ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ハイブリッドICやセラミッ
ク多層基板を含む各種回路基板、各種フィルタ関係を含
む複合セラミック電子部品、あるいは単品の各種電子部
品の製造において、広くスクリーン印刷方法が用いられ
ている。
【0003】まず、図8を用いてスクリーン印刷の原理
について説明する。1はスクリーンメッシュであり、金
属または樹脂製のメッシュ表面に乳剤層を形成して構成
され、スクリーン枠2に張られている。3はスキージ
で、硬質ゴム製である。4はインキである。スキージ3
が矢印方向に移動することにより、インキ4をスクリー
ンメッシュ1に押し付け、スクリーンメッシュ1の下に
密着して設置された被印刷体(図示せず)に対して、乳
剤層に形成されたパターンに応じて被印刷体表面にイン
キ4が印刷される。
【0004】通常、メッシュは網状に織られている(以
下、網メッシュと呼ぶ)が、最近では各種メッキ方法や
エッチング方法によって作成されたメッシュ(以下、一
体型メッシュと呼ぶ)も、広く利用されている。このよ
うな一体型メッシュは細線が編まれているものではない
ため、従来の網メッシュに比べてメッシュ厚みが薄くで
き、メッシュが一体化されているので伸びにくく、ファ
インパターンにおける印刷性および印刷の絶対寸法の面
で優れた効果を持っている。
【0005】次に、図9と図10を用いてスクリーン印
刷におけるスキージ装置について説明する。図9は通常
のスキージ装置を説明するためのものである。図9にお
いて、移動部5は軸6に沿って矢印方向にスライドす
る。スキージホルダ7aはスキージゴム8aを固定し、
ホルダー固定部9aはスキージホルダ7aを所定角度で
移動部5に固定している。また10は被印刷体、11は
スクリーンメッシュであり、表面にパターンニングされ
た乳剤層が形成されている。
【0006】このようにスクリーン印刷では、スキージ
ゴム8aはスクリーンメッシュ11を介して被印刷体1
0に押しつけられ、矢印方向に移動し、印刷が行なわれ
ることになる。12aは変形したスキージゴムであり、
スキージゴム8aが被印刷体10に押しつけられて、変
形した様子を説明するためのものである。こうして印刷
中のスキージゴム8aはスキージゴム12aのように変
形することになる。
【0007】一般的にスクリーン印刷において印刷適正
に影響を与える変動要因としては、スキージゴムの硬
度、スキージ角度、印刷速度以外にも、インキのレオロ
ジー、スクリーンメッシュの構成、押し付け圧力、被印
刷体の凹凸度合、さらには被印刷体とスクリーンメッシ
ュとのギャップ、スクリーンメッシュのテンション等の
影響がある。このような変動要因が、1枚のサンプルの
印刷途中において、複雑に関係するが、このような変動
要因を抑えきることは実質的に不可能であるため、通常
のスクリーン印刷においては、このような変動要因に対
しては、スキージゴム8aをスキージゴム8aからスキ
ージゴム12aへの変形量分変形させることにより対処
していることが多い。
【0008】すなわち、スキージゴム8aを変形したス
キージゴム12aのような状態にしてインキの押し出し
効果を含んだ緩衝材として用い、これら変動要因から回
避している。このようにして、よりファインなパターン
をスクリーン印刷で行おうとする場合は、試行錯誤的に
印刷の条件出しを行っていた。しかし、電子部品の製造
工程においては、さらに高精度スクリーン印刷技術が求
められている。
【0009】以下、スクリーン印刷においてさらに高精
度印刷のために従来行われていた改良点について説明す
る。まず、スキージ角度の変化を低減する手法の一例に
ついて説明する。図10は通常のスキージ固定方法に工
夫を加えた場合の例を説明するためのものである。図9
と図10の違いは、図10ではスキージゴム8bの後ろ
に当て板13が置かれている点であり、当て板13を置
くことによりスキージの精度を上げることができる。ま
た、現在ではスキージゴムに当て板を固定し一体化した
もの等が提案されている(例えば、ガラスエポキシ板等
で当て板をつくり、この当て板の先端の一部分にスキー
ジゴムを一体成形したものがある)。
【0010】さらに、スキージ装置に工夫をこらしたも
のとして、移動部5を空気圧で保持するスクリーン印刷
方法も提案されている。これは、スキージ移動部ごと、
スキージユニットを空気圧(押し上げ圧と押し下げ圧)
のバランスによって保持する手法である。
【0011】次に、これらのスクリーン印刷方法を用い
て、実際に被印刷体に均一なインキ皮膜を印刷形成する
場合について説明する。図11および図12は被印刷体
上に通常のスクリーン印刷方法でインキを印刷形成する
場合を説明するためのものである。
【0012】図11および図12において、14はスク
リーンメッシュ、15は乳剤層、16aおよび16bは
印刷されたインキパターン、17は被印刷体、18aお
よび18bは印刷されたパターン16a,16bの端
部、19aおよび19bは印刷されたパターン16a,
16bの中心部である。20はメタルマスクである。
【0013】図11はスクリーンメッシュ14上に通常
のスキージ装置を用いてスクリーン印刷した場合の、印
刷されたインキパターンの断面の様子を示すものであ
り、印刷されたインキパターン16aの端部18aと中
心部19aとを比較すると、端部18aの方がインキ膜
厚が厚い。この現象を周辺強調効果と呼ぶ。このような
周辺強調効果は凸版印刷の場合でも観察され、凸版印刷
の場合はマージナルゾーン現象と呼ばれている。
【0014】以下、スクリーン印刷の場合の周辺強調効
果について説明する。まず、スクリーン印刷の際スキー
ジがスクリーンメッシュ14を介して被印刷体に押しつ
けられ、乳剤層15の無い部分から、スクリーンメッシ
ュ14の隙間を介してインキが被印刷体17の表面に転
写される。ここで乳剤層15が被印刷体17に押し当て
られた場合、乳剤層15の近くでは乳剤層15の厚みの
影響を受け、印刷されたインキパターン16aの端部1
8aが局所的に厚めに転移される。
【0015】一方、乳剤層の無い部分、すなわち印刷さ
れたインキパターン16aの中心部19aでは、乳剤層
15の厚みの影響を受けず、メッシュ14は被印刷体1
7の表面にまで押しつけられ、印刷されたインキパター
ン16aの中心部19aが局所的に薄く転移されること
になる。
【0016】図12はメタルマスクを用いてスクリーン
印刷した場合の、印刷されたインキパターンの断面の様
子を説明するものである。メタルマスクを用いた場合も
図11同様の現象が発生しやすく、印刷されたインキパ
ターン16bの端部18bと中心部19bでインキの膜
厚が異なる。このようなメタルマスクの場合の周辺強調
効果も、メッシュを用いてスクリーン印刷した場合と同
様の原因による。しかも、メタルマスクの場合は、メタ
ルマスクのパターンの中心部19bにはメッシュも何も
無いため、中心部19bのインキ膜厚は極端に変化しや
すく、スキージゴムの変形度合いによっては中心部19
bにインキが印刷されない場合もある。
【0017】一方、従来のスクリーン印刷においては、
今までに説明したようにスキージゴムの変形が回避でき
ないため、スクリーンメッシュやメタルマスクを用いた
スクリーン印刷においては、印刷されたインキパターン
の周辺強調効果を無くすことができなかった。また、ス
キージ固定方法やスキージゴムの固定方法について工夫
をしても、図11および図12で説明したようにインキ
膜厚が不均一になりやすい。このため、ハイブリッドI
C等の印刷積層体の製造時においては、メッシュ痕によ
るピンホール等の不良の発生を防止するためにも、2回
印刷(すなわち、印刷、乾燥、印刷、乾燥)が行われて
いる。しかし、このような2回印刷等の複数回の印刷を
行うと、周辺強調効果がさらに大きくなる欠点もある。
【0018】このため、最近では改良型スキージ(硬質
材料と通常のスキージゴムを組み合わせたスキージ)等
が用いられることが多い。このような改良型スキージと
は、例えば特開平2−26741号公報、実開昭59−
104728号公報、実開平1−76229号公報、実
開平1−91536号公報、実開平2−9476号公
報、実開平2−104232号公報、実開平2−112
431号公報、実開平3−55230号公報、実開平3
−62836号公報等で提案されているものである。特
に従来のスキージ装置では、このような改良型スキージ
の場合、スキージ自体の変形(図9参照)が発生しにく
く、被印刷体の素材のうねりや被印刷体上に形成された
パターン等によって発生する細かいうねりのため印刷性
に影響を受けやすかった。
【0019】このため、さらにスキージ装置の改良が行
われてきた。たとえば、特開昭59−158259号公
報で提案されているスクリーン印刷機におけるスキージ
圧均等装置では、スキージの左右にエアーシリンダが取
り付けられ、前記左右のエアーシリンダに空気を送り、
その圧力に応じたスクリーン圧力が印刷体に均等にかか
るようにレギュレータ等により自由に制御し、被印刷物
に対するスキージの圧力を左右均等にするというスキー
ジ圧均等装置である。しかしこの提案では、構造上、ス
キージおよびスキージ取付バーは、縦列ベアリングで上
下運動する部分に直接ねじ止めされているため、前記ス
キージの自由度(フレキシビリティ)は限られている。
具体的には、被印刷面に大きなうねりがあった場合、ス
キージは前記うねりに対して追従することはできない。
【0020】また、特開平3−231824号公報で提
案されているスクリーン印刷用スキージでは、剛体を素
材とするスキージの摺動部分を織布型でない印刷用メッ
シュ表面に押圧させながら移動した場合、メッシュ表面
において伸び縮み減少を生じないため、前記スキージが
通過したインキ表面を常に水平にして摺動することによ
り、インキ上部を水平にするものである。しかしこのよ
うな剛体をスキージとした場合、前記剛体と被印刷物表
面との間に非常に正確な平行関係を保つように調節して
おかないと、均一な印刷ができないばかりか剛体または
印刷用メッシュを破壊してしまう可能性もある。また被
印刷面に大きなうねりがあった場合、スキージは前記う
ねりに対して追従することができない。
【0021】また、実公昭61−12110号公報はス
クリーン印刷に使用するスキージ装置に関するもので、
支持軸に装着したスプリングによってスキージエッジ部
をその屈曲方向と逆の方向に押圧することにより、一定
の圧力で導体インキの印刷を高精度で行えるようにする
ものである。しかしこの場合、スキージは支持軸に対し
て蝶番状のものを介して接続されているので、被印刷面
に大きなうねりがあった場合、スキージ角度が変わって
しまう問題点がある。
【0022】また、実開昭58−85384号公報で
は、スクリーン印刷用スキージホルダとして、ゴムスキ
ージの両端部の反りをスプリング圧により常に補正しよ
うとするものである。しかし、実用的にはゴムスキージ
をホルダ等に固定した状態で、スキージ研磨機等を用い
てスキージの直線性を出す手法が一般的であり、このよ
うな補正は不要である。逆にこのようなスプリング圧を
かけることにより、余分な調節の手間がかかってしまう
可能性がある。さらにこのようなスプリング機構を付け
るには、その部分のスキージゴムを浮かせる構造が必要
になる。
【0023】しかし、被印刷体上に大きなうねりや多層
配線等による複雑な3次元凹凸がある場合は、改良型ス
キージや硬質樹脂あるいはセラミック製のような硬質の
スキージを用いても、スクリーン版に局所的に力がかか
りすぎて、スクリーン版が傷付き易く、十分なスキージ
ング作業を行うことができなかった。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のスク
リーン版では、スキージゴムの変形のために、印刷され
たインキパターンの中心部と端部とでインキ膜厚が異な
ってしまい、均一なインキ膜厚を形成することができな
かった。また印刷時のメッシュ痕によるピンホールの発
生を防止するため、同一被印刷体表面に複数回印刷を行
うと、このインキ膜厚の差がさらに大きくなるという問
題があった。
【0025】本発明は上記課題を解決するもので、スク
リーン版に傷つけ難く、印刷されたインキパターンのイ
ンキ膜厚が一定になるようなスキージ装置を提供するこ
とを目的としている。
【0026】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明はスキージと、スクリーン版に対して前記スキ
ージを所定角度を保った状態で保持するスキージ固定部
と、前記スキージ固定部とフレキシブルな状態で接続し
かつ前記スキージ固定部とともに垂直方向に各々単独で
上下移動する複数の上下移動部と、この複数の上下移動
部各々の両側部に上下移動部とフレキシブルな状態で設
けた移動部とから成り、前記複数の上下移動部各々は前
記移動部内を単独で上下移動することを特徴とするもの
である。
【0027】
【作用】本発明は上記の構成によって、被印刷体の表面
うねりや凹凸に対しても、改良型スキージを含むスキー
ジにおいても所定角度を保った状態で、スクリーン版に
押し当てながらスクリーン印刷することで、インキパタ
ーン膜厚の不均一性を防止でき、一定膜厚を保ったまた
再現性のよいスクリーン印刷を行うことができる。特に
改良型スキージ以外にも、セラミックスキージ、硬質ス
キージ(たとえば、超高分子ポリエチレン樹脂製、ガラ
スエポキシ樹脂製、ステンレス製、鋼製、シリコン樹脂
製、フッ素樹脂製等)を用いた場合でも、スクリーン版
を傷つけることなく、スキージ角度を一定に保ちながら
高精度印刷を行うことができる。
【0028】特に本発明に用いるスキージとしては、フ
ァインパターンの印刷性に優れた改良型スキージ(硬質
材料と通常のスキージゴムを組み合わせたスキージ)を
含む硬質スキージ等が効果的である。一般的にスキージ
が硬質になるほど、スキージ自体の変形が起こりにくく
なり、さらにファインパターンを印刷するために、前記
スキージのエッジをシャープに研磨するほど、スクリー
ン版を傷つけやすい。しかし本発明のスキージ装置の場
合は、こうした問題を発生させ難く、さらに被印刷体表
面の複雑な凹凸に対しても、スキージを所定角度を保っ
た状態でスクリーン版に押し当てる構造を有することに
より、硬質スキージの場合でもその特性を十分活かすこ
とができる。
【0029】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の一実施例について図面を参
照しながら説明する。図1、図2、図3は本発明の第1
の実施例におけるスキージ装置の構成とその動作を説明
するためのものである。図1において、21は軸、22
は移動部、23はリニアベアリング部、24は上下移動
部、25はスキージ固定部、26はスキージで剛性材料
からできている。27は被印刷体である。なお図1〜図
3において、被印刷体27とスキージ固定部25の間
に、印刷時に存在するスクリーン(図9および図10の
スクリーンメッシュ11に相当)については図示を省い
ている。
【0030】図1は、第1の実施例におけるスキージ装
置の要部側断面図である。スキージ26はスキージ固定
部25の板状部251にねじ等を用いて被印刷体27に
対し所定角度を保つよう固定されている。移動部22は
軸21に沿って移動し、移動部22の内側面にはリニア
ベアリング部23が固定されている。上下移動部24は
リニアベアリング部23を介して移動部22に対しフレ
キシブルな状態であり、図1の矢印のように、リニアベ
アリング部23内部をリニアベアリング部23に沿って
自由に上下でき、スキージ固定部25の棒状部252は
ベアリング等を介して、上下移動部24にフレキシブル
な自由度を持って接続されており、軸21を中心に若干
回転できるようになっている。また上下移動部24はば
ね等によって被印刷体27に押しつけることができる。
【0031】次に図2と図3を用いて、さらに詳しく説
明する。図2、図3は本実施例におけるスキージ装置の
要部断面図である。なお、図1で図示していたスキージ
26は図2、図3では省略し図示していない。
【0032】左右の上下移動部24はリニアベアリング
部23内部を矢印のように単独でも自由に上下でき、ま
たスキージ固定部25は上下移動部24とベアリング等
を介して自由度を持って接続されているため、図3に示
すように複数の上下移動部24の内の1本だけでも独立
して上下運動できる。このような自由度(フレキシブル
な接続)が得られるのは、前述したように上下移動部2
4とスキージ固定部25とがベアリング等を介して接続
されているためである。以上の構成によって、本発明の
スキージ装置は一定のスキージ角度を保った状態で基板
等のうねりに追従できることになる。
【0033】(実施例2)次に本発明の第2の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。図4は本発明の
第2の実施例におけるスキージ装置の要部側断面図であ
る。実施例1と実施例2の違いは、実施例1においてス
キージ26は上下移動部24の中心線の延長上にはなか
ったものが、実施例2においてはスキージ26aの先端
が上下移動部24の中心線上に位置している点である。
図4は図1とこの点を除くと同じ構成になっている。
【0034】ここで、スキージ26aはスキージ固定部
25aにねじ等で固定されている。また軸21に沿って
移動部22が移動する。移動部22の内側面にはリニア
ベアリング部23が固定され、上下移動部24はリニア
ベアリング部23を介して移動部22に対しフレキシブ
ルな状態であり、図4の矢印のようにリニアベアリング
部23内部をリニアベアリング部23に沿って自由に上
下できるようになっている。上下移動部24とスキージ
固定部25aは、図2および図3で説明したように、ベ
アリング等を介してフレキシブルに接続されている。上
下移動部24はばねやエアシリンダ等を用いて、それぞ
れ独立的に調節可能な所定の荷重(または押圧)によっ
て、スクリーン版(図示省略)を介して、被印刷体27
に押しつけられる。
【0035】以上のように、実施例2の場合、スキージ
26aの先端が上下移動部24の延長線上にあるので、
スキージ26aの上下動作を容易にする。すなわち、ス
キージ26aの変位速度およびスクリーン版を介して被
印刷体27に印加する力の方向に対して、上下移動部2
4がそれらの方向の延長上にあるので、スキージ26a
の力または変位速度を容易に緩和させることができる。
従って、スキージ26aの上下運動の応答性(または変
動追従性)が改良され、スキージ特性を改良することが
できる。
【0036】次に、実施例1および実施例2のように構
成したスキージ装置による実際の印刷についてさらに詳
しく説明する。まず、印刷機は市販のスクリーン印刷機
を用いた。スクリーン版は340mm角のアルミ製版枠
の内部に、325メッシュの市販のステンレスメッシュ
を一定の張力で張り付け、この上に乳剤層を塗布、露
光、現像して所定のパターンの形成したものを用いた。
【0037】次に本実施例のスキージ装置の機構につい
て説明する。まず本実施例のスキージ装置としては、実
施例1と2(図1,2と図4)に示したものを、アルミ
合金を主体とする材料で試作した。なお、本実施例のス
キージ装置の大きさおよび重量は、従来例で示したスキ
ージと同様になるように設計した。特に本発明で提案す
るスキージ装置は、従来のスクリーン印刷装置にそのま
ま取り付けられることを特徴としているため、スキージ
装置のみを交換するだけで、本発明スキージの特徴であ
る高精度印刷が可能になる。このため、設計時点より従
来のスキージ装置の軸および移動部(図9および図10
における軸6、およびホルダ固定部9a、9b)と、本
実施例のスキージ装置の軸および移動部(図1〜図4に
おける軸21および移動部22)を共用できるように考
慮した。
【0038】この結果、従来のスクリーン印刷機に何等
手を加えることなく、従来のスキージ装置の軸および移
動部が、そのまま本実施例のスキージ装置の軸および移
動部として流用できるようになった。特に本実施例に用
いたスクリーン印刷機の場合、本実施例のスキージ装置
を幅130mm、高さ80mm、厚み30mm程度の大
きさ(前記従来のスキージ装置と同程度の大きさ)に設
計することにより、そのまま前記市販のスクリーン印刷
機に使えるようになった。このようにして前記市販のス
クリーン印刷機に付属していたワンタッチ式の、スキー
ジ交換機構を用いることにより、レバー操作一つだけで
従来のスキージ装置と本実施例のスキージ装置を交互に
交換できるようになった。
【0039】また、本実施例のスキージ装置の上下機構
(図1〜図3における上下移動部24)には、ばね(必
要に応じてエアシリンダにも交換できる)を取り付け、
それぞれ独立的に調節可能な一定の力で、スキージ26
をスクリーンメッシュを介して被印刷体27に押しつけ
られるようにした。
【0040】以上のようにして、本実施例のスキージ装
置は、従来スキージ装置と同様の手順で自動印刷できる
ようになった。またスクレッパー(インキ返し装置)
は、本実施例のスキージ装置を用いて印刷する場合も、
従来のスキージ装置を用いて印刷する場合同様に、前記
市販の印刷機に付属していたスクレッパー機構を用いる
ことができた。
【0041】次に、本発明の第1の実施例におけるスキ
ージ装置と、従来のスキージ装置を交互に用いて、テス
トパターンおよびハイブリッドIC用の回路パターンの
積層印刷を行った。なお、インキとしては市販の銀パラ
ジウム電極インキおよびガラス絶縁体インキを、被印刷
体としては5インチ角の比較的うねりの大きな(100
〜300μm/cm)アルミナ基板を用いた。またスキ
ージにはセラミックスキージおよびポリウレタンスキー
ジを用いた。この結果、従来スキージ装置では、アルミ
ナ基板のうねりをポリウレタンスキージのねじれ(曲が
り)で吸収しているため、前記アルミナ基板のうねりに
起因する印刷膜厚のばらつきが生じたが本実施例のスキ
ージ装置では、アルミナ基板のうねりに追従しながら均
一なインキ皮膜を形成することができた。またセラミッ
クスキージを用いた場合は、従来のスキージ装置では、
すぐにスクリーン版を破ってしまったが、本発明のスキ
ージ装置ではスクリーン版を破ることはなかった。
【0042】(実施例3)以下本発明の第3の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。図5は本発明の
スキージ装置をスクリーンメッシュに用いた場合の、べ
た印刷の例を説明するための要部断面図である。べた印
刷とは、スクリーン印刷方法の一種であり、アルミナ基
板等をベースとしこの上にセラミックインキ等をべたに
印刷することによりセラミック積層部品等を作製すると
いうもので、配線等の微細パターンではなく、比較的広
い面積パターンを主とした印刷をいう。
【0043】また、図6は本発明のスキージ装置をメタ
ルマスクに用いた場合のべた印刷の例を説明するための
要部断面図である。図5において、28はスクリーン、
29は乳剤層である。30aは印刷されたインキパター
ンであり、被印刷体31の表面にべた状に印刷形成され
ている。また印刷されたインキパターン30aの膜厚は
周辺部および中心部で均一であり、十分な膜厚が得られ
ている。
【0044】また必要に応じてべたパターンの一部に貫
通穴(一般的にヴァイア、バイア、あるいはビアとも呼
ばれているが、以下バイアと呼ぶ)等を形成することも
ある。このようなべたパターンの製品例としては、誘電
体材料をべたパターンに印刷して内蔵コンデンサへ応用
した例、絶縁材料をバイアを含むべたパターンに印刷し
て多層配線基板へ応用した例、フェライト材料をバイア
を含むべたパターンに印刷して多層配線(あるいはコイ
ル)へ応用した例、導体材料をべたパターンを含む配線
パターンに印刷して前記内蔵コンデンサ等の電極パター
ンとした例などがある。
【0045】ここで、使用するべたパターンとしては、
大きさの異なるべたパターンを選び、版としては、べた
パターンの一部に複数個のバイアホールを含んだ5mm
角、10mm角、20mm角、40mm角、80mm角
のものを用意した。次に、これら複数のべたパターンを
焼きっぱなしのアルミナ基板(厚み0.635mm)の
上にハイブリッドIC用の絶縁体インキ(850℃焼成
用)を用いて印刷した。次に、前記絶縁体インキを15
0℃で30分乾燥させた後、表面粗さ計を用いて、その
乾燥インキ皮膜の断面形状を測定した。なおスキージに
は通常のポリウレタンスキージ、超高分子ポリエチレン
製硬質スキージ、およびジルコニア製セラミックスキー
ジを用いて実験した。
【0046】従来スキージ装置と本実施例のスキージ装
置を交互に用いて上記のような印刷を行ったところ、本
実施例のスキージ装置によるべたパターンの断面は、図
5に示すように、パターン中心部で45〜48μm、周
辺部で46〜50μmの絶縁体インキ膜厚が得られた。
一方、比較のための従来スキージ装置での、べたパター
ンの断面は、図11もしくは図12に示すように、パタ
ーンの中心部が非常に薄くなり、十分な膜厚を得ること
ができなかった。具体的には、中心部で10〜15μ
m、周辺部で40〜50μmであった。
【0047】次にこれら絶縁体べたパターンを焼成し、
耐電圧を測定したところ、本実施例のスキージ装置を用
いたべたパターンの方が、従来スキージ装置のものに比
較して、数〜数十倍高いブレークダウン電圧を得ること
ができた。
【0048】このように、べた印刷では、セラミックス
キージを用いた場合でも、本実施例のスキージ装置を用
いることにより追従性良く駆動することができ、デバイ
スとしてのより高い信頼性の得られるインキ皮膜を形成
することができる。また、図6に示したように本発明の
スキージ装置をメタルマスクにおけるべたパターンの印
刷へ応用した場合でも、容易にべたパターンを印刷形成
することができる。
【0049】(実施例4)以下本発明の第4の実施例に
ついて、図7を参照しながら説明する。図7は本発明の
第4の実施例における電極へのべた埋め込み印刷の例に
ついて説明するためのものである。図7において、32
はメタルマスク、33は埋め込まれたパターンであり、
誘電体、導電体、磁性体等で形成されている。べた印刷
とべた埋込み印刷の違いは、べた埋込み印刷では図7に
示すように、印刷されたインキパターン30c内部に、
埋め込まれたパターン33があることである。一般的な
電子部品の製造時においては、このような各種材料の埋
め込みが必要な場合が多い。
【0050】具体的には、表面に電極パターンの印刷形
成されたアルミナ基板を用い、前記アルミナ基板の上
に、本実施例のスキージ装置を用いてガラスフェライト
インキを1回印刷で乾燥膜厚が500μmになるよう
に、べたパターンに印刷形成した。次に所定の電極パタ
ーンを印刷し、その上にまた前記ガラスフェライトイン
キを前記電極パターンを覆うように、1回印刷で乾燥膜
厚が500μmになるように、べたパターンで印刷形成
した。以上のようにして、印刷部の厚みが約1mmにな
ったサンプルをチップ状に切断した後、950℃で焼成
しチップビーズを作成した。
【0051】次に比較のために、従来のスキージ装置を
用いて、同様にチップビーズを作成したところ、100
MHzでのインピーダンスが低く、かつそのばらつきが
大きいことが分かった。そこで断面を観察したところ、
本実施例のスキージ装置によって作成したものに比較し
て、従来スキージ装置によるものはフェライト層の厚み
が不均一で、そのばらつきもかなり大きいことが分かっ
た。なお、ここで説明するべたパターンとは、べた部分
が多いパターンを言うものであり、必要に応じてべたパ
ターン内部に複数個のバイアパターンを形成することが
できる。この場合、金型等を用いなくとも、セラミック
生シートに穴を開けられ、バイアを形成することができ
る。
【0052】(実施例5)以下本発明の第5の実施例に
ついて、説明する。本実施例ではフィルム等の被印刷体
上にべたパターンを形成後、剥離することによりセラミ
ック生シートを作成し、これを用いてセラミック積層体
を作成する際のフィルムへの印刷について述べる。
【0053】ここで比較のために、従来のスキージ装置
を用いて、同様にPET(ポリエチレン・テレフタレー
ト)フィルム上に、誘電体スラリーを塗布、乾燥させ、
セラミック生シートを作成し、積層セラミックコンデン
サを作成した。しかし、この従来スキージ装置によって
作成した積層セラミックコンデンサのブレークダウン電
圧は、通常のドクターブレード法により作成したものに
比較して、数分の1以下であった。また断面を観察した
ところ、ドクターブレード法や本実施例のスキージ装置
によって作成したものに比較して、誘電体の厚みばらつ
きがかなり大きいことが分かった。
【0054】一方、本実施例のスキージ装置を用いるこ
とにより、PETフィルムのように表面のうねりが少な
い状態で固定することが難しいものや、しわ等の発生し
易い材料表面へ、より作業性の優れたべたパターン形成
が可能となった。なお、ここで説明するべたパターンと
は、べた部分が多いパターンを言うものであり、必要に
応じてべたパターン内部に複数個のバイアパターンを形
成することができる。この場合、金型等を用いなくと
も、セラミック生シートに穴を開けられる。
【0055】(実施例6)以下本発明の第6の実施例に
ついて、説明する。本実施例では、パターンの形成され
たフィルム等の被印刷体上に、べたパターンを形成後、
剥離することにより、前記パターンの埋め込まれたセラ
ミック生シートを作成し、これを用いてセラミック積層
体等を作成する際のフィルムへの印刷について述べる。
このようなパターンの埋め込まれたセラミック生シート
を用いることにより、セラミック多層基板等を作成する
ことができる。
【0056】ここでは、アルミナ基板の代わりに、電極
パターンの印刷形成されたPETフィルムを用い、前記
PETフィルム上に本実施例のスキージ装置を用いて誘
電体スラリーをべたパターンに形成した。
【0057】次に前記誘電体スラリーを乾燥させた後、
PETフィルムから剥離することにより、電極パターン
の埋め込まれたセラミック生シートを作成した。次に前
記セラミック生シートを用いて積層セラミックコンデン
サを作成したところ、従来のドクターブレードを用いて
作成したセラミック生シートを用いて作成したものと同
様のブレークダウン電圧を得ることができた。
【0058】次に比較のために、従来のスキージ装置を
用いて、同様に電極パターンを印刷形成されたPETフ
ィルム上に、誘電体スラリーを塗布、乾燥させ、セラミ
ック生シートを作成し、積層セラミックコンデンサを作
成した。しかしこの従来スキージ装置によって作成した
積層セラミックコンデンサのブレークダウン電圧は、通
常のドクターブレード法により作成したものに比較する
と、その数分の1以下であった。また断面を観察したと
ころ、ドクターブレード法や本実施例のスキージ装置に
よって作成したものに比較して、誘電体の厚みばらつき
がかなり大きいことが分かった。
【0059】以上のように、PETフィルムのように、
表面のうねりの少ない状態での固定が難しいものや、し
わ等の発生し易い材料表面へのべたパターンの形成に
は、本実施例のスキージ装置を用いることにより、より
作業性の優れたべたパターンの形成が容易になることが
分かる。
【0060】なお、本発明のスキージ装置に取り付ける
スキージとしては、硬質のものがより効果的である。具
体的には、通常のゴム製スキージではショア硬度で80
以上のものが、その他、セラミックスキージ、金属スキ
ージ、プラスチック板とゴム製スキージ(あるいは複数
材料を組み合わせたような改良型スキージ)を用いた場
合に優れた効果が得られる。
【0061】
【発明の効果】以上のように本発明は、所定角度を保っ
た状態で、スキージをスクリーン版に押し当てる構造を
有することにより、被印刷体のうねり等に追従でき、ス
キージ角度が変化しないため厚み精度の優れたスクリー
ン印刷を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるスキージ装置の
要部側断面図
【図2】同実施例におけるスキージ装置の要部断面図
【図3】同実施例におけるスキージ装置の要部断面図
【図4】本発明の第2の実施例におけるスキージ装置の
要部断面図
【図5】本発明の第3の実施例におけるスキージ装置に
よる印刷を示す説明図
【図6】同実施例におけるスキージ装置による印刷を示
す説明図
【図7】本発明の第4の実施例におけるスキージ装置に
よる印刷を示す説明図
【図8】スクリーン印刷の原理を説明するための説明図
【図9】従来におけるスキージ装置の要部側断面図
【図10】従来におけるスキージ装置の要部側断面図
【図11】従来のスキージ装置による印刷を示す説明図
【図12】従来のスキージ装置による印刷を示す説明図
【符号の説明】
22 移動部 24 上下移動部 25 スキージ固定部 26 スキージ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スキージと、スクリーン版に対して前記
    スキージを所定角度を保った状態で保持するスキージ固
    定部と、前記スキージ固定部とフレキシブルな状態で接
    続しかつ前記スキージ固定部とともに垂直方向に各々単
    独で上下移動する複数の上下移動部と、この複数の上下
    移動部各々の両側部に上下移動部とフレキシブルな状態
    で設けた移動部とから成り、前記複数の上下移動部各々
    を単独で上下移動可能に前記移動部に組合せたスキージ
    装置。
  2. 【請求項2】 上下移動部の上下移動方向の延長線上で
    スキージとスクリーン版とが接するように構成した請求
    項1記載のスキージ装置。
  3. 【請求項3】 上下移動部に独立的に調節可能な力を加
    えることによりスキージを被印刷体に押しつけるように
    構成した請求項1記載のスキージ装置。
  4. 【請求項4】 スクリーン版に対して設けたスキージの
    所定角度を保った状態でスクリーン印刷装置から取り外
    し可能に構成した請求項1記載のスキージ装置。
JP5106598A 1993-05-07 1993-05-07 スキージ装置 Pending JPH06316055A (ja)

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