JPH06315909A - 加熱乾燥改質炉による間伐材の材質改質方法 - Google Patents
加熱乾燥改質炉による間伐材の材質改質方法Info
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- JPH06315909A JPH06315909A JP4427693A JP4427693A JPH06315909A JP H06315909 A JPH06315909 A JP H06315909A JP 4427693 A JP4427693 A JP 4427693A JP 4427693 A JP4427693 A JP 4427693A JP H06315909 A JPH06315909 A JP H06315909A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】従来から、木材、竹材は、自然乾燥をして加工
してきた。しかし、自然乾燥は長期間を要し、問題があ
った。特に、木材でも間伐材の性質から組織が柔かく、
また、組織が必ずしも均一でなく、間伐材の心材と辺材
との組織の違い、または、節の部分と他の部分の違いな
どで製品化に適しない部分が木材自体に内在していた。
本発明は、それらの問題を解決することを目的とする。 【構成】本発明は、間伐材自体或いはその間伐材を加工
したものなどの被加工製品を、加熱乾燥改質炉の中で乾
燥して改質し、その加熱乾燥改質炉の中の被加工製品の
乾燥度を水分3%乃至16%にし、かつ、水分以外の諸
成分を諸組織にほぼ均等に配分させて間伐材などの被加
工製品の材質を改質するようにした加熱乾燥改質炉によ
る植物の生材の材質改質方法である。
してきた。しかし、自然乾燥は長期間を要し、問題があ
った。特に、木材でも間伐材の性質から組織が柔かく、
また、組織が必ずしも均一でなく、間伐材の心材と辺材
との組織の違い、または、節の部分と他の部分の違いな
どで製品化に適しない部分が木材自体に内在していた。
本発明は、それらの問題を解決することを目的とする。 【構成】本発明は、間伐材自体或いはその間伐材を加工
したものなどの被加工製品を、加熱乾燥改質炉の中で乾
燥して改質し、その加熱乾燥改質炉の中の被加工製品の
乾燥度を水分3%乃至16%にし、かつ、水分以外の諸
成分を諸組織にほぼ均等に配分させて間伐材などの被加
工製品の材質を改質するようにした加熱乾燥改質炉によ
る植物の生材の材質改質方法である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加熱乾燥改質炉による
間伐材の材質改質方法に関する。
間伐材の材質改質方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、木材、竹材などの水分を多量
に含有している植物の生材を乾燥させて乾燥材にし、そ
の乾燥材を所望の形状に加工し、そして、加工された成
形材を所望の形状に組み立てて生活用品或いは装飾用品
或いはその他に利用しうる諸製品を伸縮度の少ない製品
にするように努力し、種々の研究を重ねてきた。ところ
で、金属材料或いは陶磁器材料のように無機質材料を使
用する場合は、それらの材料を所望の性質にするため
に、まず、材料自体の性質を所望の性質にする必要があ
る。そのために、それらの材料の組織のいずれの部分を
も同じ性質或いは類似の性質にさせるようにし、それら
の材料自体の性質を生かして種々の製品を製作してき
た。ところが、木材、竹材などのように、その組織の中
に水分を多量に含有している植物の生材では、不必要な
水分を除去するため、木材、竹材などの水分を多量に含
有している植物の生材を乾燥させて乾燥材にし、その乾
燥材を製品化させることになる。しかし、水分を除去し
た乾燥材でも、無機質材料のように材料自体の性質を所
望の性質にさせるようにすることが期待できない。それ
は、木材、竹材などの水分を多量に含有している植物の
生材の組織が有機質材料で成り立ち、乾燥させて水分を
除去して乾燥材にしても、無機質材料のように、それら
の材料の組織のいずれの部分をも同じ性質或いは類似の
性質にさせることが難しい。さらに、揮発成分を除去し
ていくと、事実上、炭素を主成分にした木炭になってい
くのである。木炭は、木炭として種々の用途があるが、
吸着材、固形燃料、着色材などが主たる用途である。し
かし、木材、竹材などは、木炭化すると、木材、竹材な
どが、本来、有する構造材としての長所は消失し、炭素
を主成分にした炭素材料の用途があるだけである。そこ
で、木材、竹材などの水分を多量に含有している植物の
生材を適切に処理して所望の性質にする研究が続けられ
た。そこで、木炭化する前の段階で、所望の性質を取得
することが考えられた。しかし、研究を重ねても、木
材、竹材などの植物の生材を乾燥処理して加工に適する
ようにし得ても、所望の性質を取得するまでには至って
いない。つまり、3年乃至5年の長期間の自然乾燥法に
勝る技術は、いまだ、十分、開発されていない。また、
木材、竹材などの植物の生材は、その種類も多く、その
種類の違いで寿命も相違し、若木、老木などの違いでで
も、その違いに適応した適切な処理の手法を採用しなけ
れば期待した成果は得られない。このように、変化に富
んだ木材、竹材などの植物の生材の適切な処理は、単調
でない。それ故に、それらの植物の生材の適切な処理の
ためには、長年月の経験と工夫が必要になるのである。
に含有している植物の生材を乾燥させて乾燥材にし、そ
の乾燥材を所望の形状に加工し、そして、加工された成
形材を所望の形状に組み立てて生活用品或いは装飾用品
或いはその他に利用しうる諸製品を伸縮度の少ない製品
にするように努力し、種々の研究を重ねてきた。ところ
で、金属材料或いは陶磁器材料のように無機質材料を使
用する場合は、それらの材料を所望の性質にするため
に、まず、材料自体の性質を所望の性質にする必要があ
る。そのために、それらの材料の組織のいずれの部分を
も同じ性質或いは類似の性質にさせるようにし、それら
の材料自体の性質を生かして種々の製品を製作してき
た。ところが、木材、竹材などのように、その組織の中
に水分を多量に含有している植物の生材では、不必要な
水分を除去するため、木材、竹材などの水分を多量に含
有している植物の生材を乾燥させて乾燥材にし、その乾
燥材を製品化させることになる。しかし、水分を除去し
た乾燥材でも、無機質材料のように材料自体の性質を所
望の性質にさせるようにすることが期待できない。それ
は、木材、竹材などの水分を多量に含有している植物の
生材の組織が有機質材料で成り立ち、乾燥させて水分を
除去して乾燥材にしても、無機質材料のように、それら
の材料の組織のいずれの部分をも同じ性質或いは類似の
性質にさせることが難しい。さらに、揮発成分を除去し
ていくと、事実上、炭素を主成分にした木炭になってい
くのである。木炭は、木炭として種々の用途があるが、
吸着材、固形燃料、着色材などが主たる用途である。し
かし、木材、竹材などは、木炭化すると、木材、竹材な
どが、本来、有する構造材としての長所は消失し、炭素
を主成分にした炭素材料の用途があるだけである。そこ
で、木材、竹材などの水分を多量に含有している植物の
生材を適切に処理して所望の性質にする研究が続けられ
た。そこで、木炭化する前の段階で、所望の性質を取得
することが考えられた。しかし、研究を重ねても、木
材、竹材などの植物の生材を乾燥処理して加工に適する
ようにし得ても、所望の性質を取得するまでには至って
いない。つまり、3年乃至5年の長期間の自然乾燥法に
勝る技術は、いまだ、十分、開発されていない。また、
木材、竹材などの植物の生材は、その種類も多く、その
種類の違いで寿命も相違し、若木、老木などの違いでで
も、その違いに適応した適切な処理の手法を採用しなけ
れば期待した成果は得られない。このように、変化に富
んだ木材、竹材などの植物の生材の適切な処理は、単調
でない。それ故に、それらの植物の生材の適切な処理の
ためには、長年月の経験と工夫が必要になるのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】云うまでもなく、木
材、竹材などの植物の生材を素材にして、その素材を乾
燥処理し、加工に適した材料にして加工製品を製作する
ことが必要なのである。しかし、木材、竹材などの素材
は、高価で入手しにくい。それに比べて、間伐材は入手
し易い。ところが、間伐材は、30年以内の小径木であ
る場合が多く、若い木であるため、活発に成長し、その
材質は、柔かく、多くの水分を含み、柔かい細胞で構成
されているため、間伐材を切り倒して後、放置しておく
と、収縮が激しく、曲がり易く、割れ易い性質がある。
その柔かい細胞を乾固させ、木の組織を強化し木質を改
質し、反り、割れ、傷などの加工に支障になる部分の支
障を無くしていくことが必要になる。しかし、実際に
は、間伐材の素材全体の中で加工に支障の無い構成部分
は得にくく、また、得られたとしても、まとめて多量の
同質の加工材料を得ることは難しい。例えば、間伐材の
素材でも、心材と辺材でその性質が相違し、まして、異
なる加工材料ではその性質が揃うことはほとんどないと
いえる。そのため、なるだけ、異質な性質の部分であっ
ても、それを同質に改質させて性質を揃えることが望ま
しい。上記の問題を解決することを、本発明の第一の目
的とする。また、間伐材の素材の中には、加熱し乾燥さ
せて後に、冷却すると適度に硬化して丈夫になり、改質
させうるのであるが、反面、きわめて加工しにくくなる
欠点がある。そのような性質の加工材料を、あらかじ
め、加工し易い間伐材の状態の時に、所望の形状例えば
半割の状態に加工しておき、しかる後、加熱乾燥改質炉
により加熱乾燥して改質処理することにより所望の性質
で所望の形状の加工製品を得うるようにすることを、発
明の第二の目的とする。
材、竹材などの植物の生材を素材にして、その素材を乾
燥処理し、加工に適した材料にして加工製品を製作する
ことが必要なのである。しかし、木材、竹材などの素材
は、高価で入手しにくい。それに比べて、間伐材は入手
し易い。ところが、間伐材は、30年以内の小径木であ
る場合が多く、若い木であるため、活発に成長し、その
材質は、柔かく、多くの水分を含み、柔かい細胞で構成
されているため、間伐材を切り倒して後、放置しておく
と、収縮が激しく、曲がり易く、割れ易い性質がある。
その柔かい細胞を乾固させ、木の組織を強化し木質を改
質し、反り、割れ、傷などの加工に支障になる部分の支
障を無くしていくことが必要になる。しかし、実際に
は、間伐材の素材全体の中で加工に支障の無い構成部分
は得にくく、また、得られたとしても、まとめて多量の
同質の加工材料を得ることは難しい。例えば、間伐材の
素材でも、心材と辺材でその性質が相違し、まして、異
なる加工材料ではその性質が揃うことはほとんどないと
いえる。そのため、なるだけ、異質な性質の部分であっ
ても、それを同質に改質させて性質を揃えることが望ま
しい。上記の問題を解決することを、本発明の第一の目
的とする。また、間伐材の素材の中には、加熱し乾燥さ
せて後に、冷却すると適度に硬化して丈夫になり、改質
させうるのであるが、反面、きわめて加工しにくくなる
欠点がある。そのような性質の加工材料を、あらかじ
め、加工し易い間伐材の状態の時に、所望の形状例えば
半割の状態に加工しておき、しかる後、加熱乾燥改質炉
により加熱乾燥して改質処理することにより所望の性質
で所望の形状の加工製品を得うるようにすることを、発
明の第二の目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、間伐材自体或
いはその間伐材を加工して半加工製品或いは成形製品な
どの被加工製品にし、次に、その被加工製品を加熱乾燥
改質炉の中で乾燥して改質し、その加熱乾燥改質炉の中
の被加工製品の乾燥度を水分3%乃至16%にし、か
つ、その間伐材に含まれている水分以外の諸成分をその
間伐材の諸組織にほぼ均等に配分させて間伐材の材質を
改質するようにした加熱乾燥改質炉による間伐材の材質
改質方法である。
いはその間伐材を加工して半加工製品或いは成形製品な
どの被加工製品にし、次に、その被加工製品を加熱乾燥
改質炉の中で乾燥して改質し、その加熱乾燥改質炉の中
の被加工製品の乾燥度を水分3%乃至16%にし、か
つ、その間伐材に含まれている水分以外の諸成分をその
間伐材の諸組織にほぼ均等に配分させて間伐材の材質を
改質するようにした加熱乾燥改質炉による間伐材の材質
改質方法である。
【0005】
【作用】本発明の加熱乾燥改質炉による間伐材の材質改
質方法は、間伐材自体或いはその間伐材を加工して半加
工製品或いは成形製品などの被加工製品にし、次に、そ
の被加工製品を加熱乾燥改質炉の中で乾燥して改質し、
その加熱乾燥改質炉の中の被加工製品の乾燥度を水分3
%乃至16%にし、かつ、その間伐材に含まれている水
分以外の諸成分を間伐材の諸組織にほぼ均等に配分させ
て間伐材の材質を改質しうるようにしたのであって、特
に、前記加熱乾燥改質炉によって、間伐材の水分を多量
に含有している植物の生材でなる被加工製品を加熱して
乾燥する過程に、前記被加工製品を燃焼熱発生部分と加
熱乾燥改質部分からなる加熱乾燥改質炉の加熱乾燥改質
部分の中で摂氏80度乃至200度の炉内温度の下で蒸
し焼き状態にして乾燥して改質し、その加熱乾燥改質炉
の加熱乾燥改質部分の中の被加工製品の乾燥度を被加工
製品の種類および性質により水分3%乃至16%の間の
適切な値にし、かつ、その間伐材の諸組織に偏在してい
る諸成分を間伐材の諸組織にほぼ均等に配分させてその
間伐材の材質を所望の性質に改質するようにして前記加
熱乾燥改質炉によるその間伐材の材質改質方法を可能に
しうる。また、用途により、間伐材の材質改質処理の
後、他の材質改質処理をしうる。
質方法は、間伐材自体或いはその間伐材を加工して半加
工製品或いは成形製品などの被加工製品にし、次に、そ
の被加工製品を加熱乾燥改質炉の中で乾燥して改質し、
その加熱乾燥改質炉の中の被加工製品の乾燥度を水分3
%乃至16%にし、かつ、その間伐材に含まれている水
分以外の諸成分を間伐材の諸組織にほぼ均等に配分させ
て間伐材の材質を改質しうるようにしたのであって、特
に、前記加熱乾燥改質炉によって、間伐材の水分を多量
に含有している植物の生材でなる被加工製品を加熱して
乾燥する過程に、前記被加工製品を燃焼熱発生部分と加
熱乾燥改質部分からなる加熱乾燥改質炉の加熱乾燥改質
部分の中で摂氏80度乃至200度の炉内温度の下で蒸
し焼き状態にして乾燥して改質し、その加熱乾燥改質炉
の加熱乾燥改質部分の中の被加工製品の乾燥度を被加工
製品の種類および性質により水分3%乃至16%の間の
適切な値にし、かつ、その間伐材の諸組織に偏在してい
る諸成分を間伐材の諸組織にほぼ均等に配分させてその
間伐材の材質を所望の性質に改質するようにして前記加
熱乾燥改質炉によるその間伐材の材質改質方法を可能に
しうる。また、用途により、間伐材の材質改質処理の
後、他の材質改質処理をしうる。
【0006】
【実施例1】本発明は、間伐材自体或いはその間伐材を
加工して半加工製品或いは成形製品などの被加工製品に
し、次に、その被加工製品を加熱乾燥改質炉の中で乾燥
して改質し、その加熱乾燥改質炉の中の被加工製品の乾
燥度を水分3%乃至16%にし、かつ、その間伐材に含
まれている水分以外の諸成分を外部に流出させることを
少なくし、その間伐材の諸組織に留まらせ、その間伐材
の諸組織内にほぼ均等に配分させて間伐材の材質を改質
するようにした加熱乾燥改質炉による間伐材の材質改質
方法である。
加工して半加工製品或いは成形製品などの被加工製品に
し、次に、その被加工製品を加熱乾燥改質炉の中で乾燥
して改質し、その加熱乾燥改質炉の中の被加工製品の乾
燥度を水分3%乃至16%にし、かつ、その間伐材に含
まれている水分以外の諸成分を外部に流出させることを
少なくし、その間伐材の諸組織に留まらせ、その間伐材
の諸組織内にほぼ均等に配分させて間伐材の材質を改質
するようにした加熱乾燥改質炉による間伐材の材質改質
方法である。
【0007】
【実施例2】本発明は、間伐材自体或いはその間伐材を
加工して半加工製品或いは成形製品などの被加工製品に
し、次に、その被加工製品を加熱乾燥改質炉の中で乾燥
して改質し、その加熱乾燥改質炉の中の被加工製品の乾
燥度を水分3%乃至16%にし、かつ、その間伐材の諸
組織に偏在している諸成分をその間伐材の諸組織にほぼ
均等に配分させてその間伐材の材質を改質するようにし
た加熱乾燥改質炉による間伐材の材質改質方法である。
加工して半加工製品或いは成形製品などの被加工製品に
し、次に、その被加工製品を加熱乾燥改質炉の中で乾燥
して改質し、その加熱乾燥改質炉の中の被加工製品の乾
燥度を水分3%乃至16%にし、かつ、その間伐材の諸
組織に偏在している諸成分をその間伐材の諸組織にほぼ
均等に配分させてその間伐材の材質を改質するようにし
た加熱乾燥改質炉による間伐材の材質改質方法である。
【0008】
【実施例3】本発明は、間伐材自体或いはその間伐材を
加工して半加工製品或いは成形製品などの被加工製品に
し、次に、その被加工製品を燃焼熱発生部と加熱乾燥改
質部からなる加熱乾燥改質炉の加熱乾燥改質部の中で乾
燥して改質し、その加熱乾燥改質炉の中の被加工製品の
乾燥度を水分3%乃至16%にし、かつ、その間伐材の
諸組織に偏在した諸成分を間伐材の諸組織にほぼ均等に
配分させて間伐材の材質を改質するようにした加熱乾燥
改質炉による間伐材の材質改質方法である。
加工して半加工製品或いは成形製品などの被加工製品に
し、次に、その被加工製品を燃焼熱発生部と加熱乾燥改
質部からなる加熱乾燥改質炉の加熱乾燥改質部の中で乾
燥して改質し、その加熱乾燥改質炉の中の被加工製品の
乾燥度を水分3%乃至16%にし、かつ、その間伐材の
諸組織に偏在した諸成分を間伐材の諸組織にほぼ均等に
配分させて間伐材の材質を改質するようにした加熱乾燥
改質炉による間伐材の材質改質方法である。
【0009】
【実施例4】本発明は、間伐材自体或いはその間伐材を
加工して半加工製品或いは成形製品などの被加工製品に
し、次に、その被加工製品を燃焼熱発生部分と加熱乾燥
改質部分からなる加熱乾燥改質炉の加熱乾燥改質部分の
中で摂氏80度乃至210度の炉内温度の下で蒸し焼き
状態にして乾燥して改質し、その加熱乾燥改質炉の加熱
乾燥改質部分の中の被加工製品の乾燥度を水分3%乃至
16%にし、かつ、その間伐材の諸組織に偏在している
諸成分をその間伐材の諸組織にほぼ均等に配分させてそ
の間伐材の材質を改質するようにした加熱乾燥改質炉に
よる間伐材の材質改質方法である。
加工して半加工製品或いは成形製品などの被加工製品に
し、次に、その被加工製品を燃焼熱発生部分と加熱乾燥
改質部分からなる加熱乾燥改質炉の加熱乾燥改質部分の
中で摂氏80度乃至210度の炉内温度の下で蒸し焼き
状態にして乾燥して改質し、その加熱乾燥改質炉の加熱
乾燥改質部分の中の被加工製品の乾燥度を水分3%乃至
16%にし、かつ、その間伐材の諸組織に偏在している
諸成分をその間伐材の諸組織にほぼ均等に配分させてそ
の間伐材の材質を改質するようにした加熱乾燥改質炉に
よる間伐材の材質改質方法である。
【0010】
【実施例5】本発明は、間伐材自体或いはその間伐材を
加工して半加工製品或いは成形製品などの被加工製品に
し、次に、その被加工製品を燃焼熱発生部分と加熱乾燥
改質部分からなる加熱乾燥改質炉の加熱乾燥改質部分の
中で摂氏80度乃至210度の炉内温度の下で被加工製
品が含んでいる水を沸騰しうるようにして蒸し焼き状態
にし乾燥して改質し、その加熱乾燥改質炉の加熱乾燥改
質部分の中の被加工製品の乾燥度を水分3%乃至16%
にし、かつ、その間伐材の諸組織に偏在している諸成分
を流動化させその間伐材の諸組織にほぼ均等に配分させ
てその間伐材の材質を改質するようにした加熱乾燥改質
炉による間伐材の材質改質方法である。
加工して半加工製品或いは成形製品などの被加工製品に
し、次に、その被加工製品を燃焼熱発生部分と加熱乾燥
改質部分からなる加熱乾燥改質炉の加熱乾燥改質部分の
中で摂氏80度乃至210度の炉内温度の下で被加工製
品が含んでいる水を沸騰しうるようにして蒸し焼き状態
にし乾燥して改質し、その加熱乾燥改質炉の加熱乾燥改
質部分の中の被加工製品の乾燥度を水分3%乃至16%
にし、かつ、その間伐材の諸組織に偏在している諸成分
を流動化させその間伐材の諸組織にほぼ均等に配分させ
てその間伐材の材質を改質するようにした加熱乾燥改質
炉による間伐材の材質改質方法である。
【0011】
【実施例6】本発明は、間伐材自体或いはその間伐材を
加工して半加工製品或いは成形製品などの被加工製品に
し、次に、その被加工製品を燃焼熱発生室と加熱乾燥改
質室からなる加熱乾燥改質炉の加熱乾燥改質室の中で、
摂氏80度乃至210度の炉内温度の下に、被加工製品
が含んでいる水を沸騰しうるようにして蒸し焼き状態に
し乾燥して改質し、3時間乃至250時間の加熱乾燥改
質時間の経過後、前記加熱乾燥改質炉の加熱乾燥改質室
の中の被加工製品の乾燥度を水分3%乃至16%にし、
かつ、間伐材自体或いはその間伐材の諸組織に偏在して
いる諸成分を流動化させてその間伐材の諸組織にほぼ均
等に配分させてその間伐材の材質を改質するようにした
加熱乾燥改質炉による間伐材の材質改質方法である。
加工して半加工製品或いは成形製品などの被加工製品に
し、次に、その被加工製品を燃焼熱発生室と加熱乾燥改
質室からなる加熱乾燥改質炉の加熱乾燥改質室の中で、
摂氏80度乃至210度の炉内温度の下に、被加工製品
が含んでいる水を沸騰しうるようにして蒸し焼き状態に
し乾燥して改質し、3時間乃至250時間の加熱乾燥改
質時間の経過後、前記加熱乾燥改質炉の加熱乾燥改質室
の中の被加工製品の乾燥度を水分3%乃至16%にし、
かつ、間伐材自体或いはその間伐材の諸組織に偏在して
いる諸成分を流動化させてその間伐材の諸組織にほぼ均
等に配分させてその間伐材の材質を改質するようにした
加熱乾燥改質炉による間伐材の材質改質方法である。
【0012】
【効果】本発明の加熱乾燥改質炉による間伐材の材質改
質方法は、間伐材自体或いはその間伐材を加工して半加
工製品或いは成形製品などの被加工製品にし、次に、そ
の被加工製品を加熱乾燥改質炉の中で乾燥して改質し、
その加熱乾燥改質炉の中の被加工製品の乾燥度を水分3
%乃至16%にし、かつ、間伐材に含まれている水分以
外の諸成分を間伐材の諸組織にほぼ均等に配分させて間
伐材の材質を改質するようにしたので、本発明の加熱乾
燥改質炉の乾燥改質部分での被加工製品の乾燥を行なう
とともに被加工製品を加熱して乾燥しながら所望の性質
に改質しうるようにして、比較的短時間に加熱乾燥改質
炉による間伐材の材質を改質しうる効果がある。また、
本発明の加熱乾燥改質炉による間伐材の材質改質方法
は、間伐材の水分を多量に含有している生材を加工して
半加工製品或いは成形製品などの被加工製品にし、次
に、その被加工製品を燃焼熱発生室と加熱乾燥改質室か
らなる加熱乾燥改質炉の加熱乾燥改質室の中で、摂氏8
0度乃至210度の炉内温度の下に、被加工製品が含ん
でいる水を沸騰しうるようにして蒸し焼き状態にし乾燥
して改質し、3時間乃至250時間の加熱乾燥改質時間
の経過後、前記加熱乾燥改質炉の加熱乾燥改質室の中の
被加工製品の乾燥度を水分3%乃至16%にし、かつ、
間伐材の諸組織に偏在している諸成分を流動化させて間
伐材の諸組織にほぼ均等に配分させて間伐材の材質を改
質するようにしたので、本発明の加熱乾燥改質炉の乾燥
改質室での被加工製品を加熱して乾燥しながら3時間乃
至250時間の比較的短時間で所望の性質に改質しうる
し、本発明の加熱乾燥改質炉の中に並べた多量の間伐材
の被加工製品の材質を比較的短時間に、確実に改質しう
る効果がある。また、本発明の加熱乾燥改質炉による間
伐材の材質改質方法は、従来から、節、芯、板目の部分
が多く、その利用に適しない素材としての間伐材を板目
の部分、柾目の部分などに捉われることなく、その端か
ら板にすることができる効果がある。また、従来では、
丸太状の素材の間伐材からは、その20%前後しか優良
材としての利用ができなかったが、節、芯、板目の部分
が多い間伐材であっても、本発明の加熱乾燥改質炉によ
る間伐材の材質改質方法によれば、約70%まで優良材
としての利用ができる効果がある。特に、本発明の加熱
乾燥改質炉による間伐材の材質改質方法により、間伐材
を改質処理すると、間伐材の柔らかい細胞組織を乾燥さ
せうるとともに固くさせうるので強度を高めうることと
なり、さらに、天然樹脂を間伐材の細胞組織の各所に偏
在させている状態を改善させるため、各所に天然樹脂が
拡散して、各所に天然樹脂を均等に間伐材の細胞組織に
ほぼ均等に配分させうるようにして、従来の間伐材の材
質の特徴である激しい収縮性と割れ易く曲がり易い性質
を改質して改善させうるようにし、従来のように、チッ
プなどにすることなく、無垢のまま製品化が可能とな
り、構造材、化粧材、家具用材、特殊住宅材として使用
され、特に、ログハウスの構造材として、直接、使用し
うる効果がある。また、本発明の加熱乾燥改質炉による
間伐材の材質改質方法を実施するにあたり、使用する本
発明の加熱乾燥改質炉は、比較的大規模に、間伐材を加
熱し乾燥し改質しうるものであって、その生産性はきわ
めて高い効果がある。そして、特に、間伐材の一部を利
用したり或いは間伐材とともに入手できるその間伐材の
枝葉のすべてを前記本発明の加熱乾燥改質炉に必要な燃
料にすることが可能であるから、単に、経済性の問題ば
かりでなく、間伐材を、直接、入手できる間伐材の生産
地或いはその間伐材の生産地の近くに前記本発明の加熱
乾燥改質炉を築造することにより、間伐材の生産地での
産業の振興に寄与しうることとなり、その結果は、当
然、合理性も得うる効果がある。
質方法は、間伐材自体或いはその間伐材を加工して半加
工製品或いは成形製品などの被加工製品にし、次に、そ
の被加工製品を加熱乾燥改質炉の中で乾燥して改質し、
その加熱乾燥改質炉の中の被加工製品の乾燥度を水分3
%乃至16%にし、かつ、間伐材に含まれている水分以
外の諸成分を間伐材の諸組織にほぼ均等に配分させて間
伐材の材質を改質するようにしたので、本発明の加熱乾
燥改質炉の乾燥改質部分での被加工製品の乾燥を行なう
とともに被加工製品を加熱して乾燥しながら所望の性質
に改質しうるようにして、比較的短時間に加熱乾燥改質
炉による間伐材の材質を改質しうる効果がある。また、
本発明の加熱乾燥改質炉による間伐材の材質改質方法
は、間伐材の水分を多量に含有している生材を加工して
半加工製品或いは成形製品などの被加工製品にし、次
に、その被加工製品を燃焼熱発生室と加熱乾燥改質室か
らなる加熱乾燥改質炉の加熱乾燥改質室の中で、摂氏8
0度乃至210度の炉内温度の下に、被加工製品が含ん
でいる水を沸騰しうるようにして蒸し焼き状態にし乾燥
して改質し、3時間乃至250時間の加熱乾燥改質時間
の経過後、前記加熱乾燥改質炉の加熱乾燥改質室の中の
被加工製品の乾燥度を水分3%乃至16%にし、かつ、
間伐材の諸組織に偏在している諸成分を流動化させて間
伐材の諸組織にほぼ均等に配分させて間伐材の材質を改
質するようにしたので、本発明の加熱乾燥改質炉の乾燥
改質室での被加工製品を加熱して乾燥しながら3時間乃
至250時間の比較的短時間で所望の性質に改質しうる
し、本発明の加熱乾燥改質炉の中に並べた多量の間伐材
の被加工製品の材質を比較的短時間に、確実に改質しう
る効果がある。また、本発明の加熱乾燥改質炉による間
伐材の材質改質方法は、従来から、節、芯、板目の部分
が多く、その利用に適しない素材としての間伐材を板目
の部分、柾目の部分などに捉われることなく、その端か
ら板にすることができる効果がある。また、従来では、
丸太状の素材の間伐材からは、その20%前後しか優良
材としての利用ができなかったが、節、芯、板目の部分
が多い間伐材であっても、本発明の加熱乾燥改質炉によ
る間伐材の材質改質方法によれば、約70%まで優良材
としての利用ができる効果がある。特に、本発明の加熱
乾燥改質炉による間伐材の材質改質方法により、間伐材
を改質処理すると、間伐材の柔らかい細胞組織を乾燥さ
せうるとともに固くさせうるので強度を高めうることと
なり、さらに、天然樹脂を間伐材の細胞組織の各所に偏
在させている状態を改善させるため、各所に天然樹脂が
拡散して、各所に天然樹脂を均等に間伐材の細胞組織に
ほぼ均等に配分させうるようにして、従来の間伐材の材
質の特徴である激しい収縮性と割れ易く曲がり易い性質
を改質して改善させうるようにし、従来のように、チッ
プなどにすることなく、無垢のまま製品化が可能とな
り、構造材、化粧材、家具用材、特殊住宅材として使用
され、特に、ログハウスの構造材として、直接、使用し
うる効果がある。また、本発明の加熱乾燥改質炉による
間伐材の材質改質方法を実施するにあたり、使用する本
発明の加熱乾燥改質炉は、比較的大規模に、間伐材を加
熱し乾燥し改質しうるものであって、その生産性はきわ
めて高い効果がある。そして、特に、間伐材の一部を利
用したり或いは間伐材とともに入手できるその間伐材の
枝葉のすべてを前記本発明の加熱乾燥改質炉に必要な燃
料にすることが可能であるから、単に、経済性の問題ば
かりでなく、間伐材を、直接、入手できる間伐材の生産
地或いはその間伐材の生産地の近くに前記本発明の加熱
乾燥改質炉を築造することにより、間伐材の生産地での
産業の振興に寄与しうることとなり、その結果は、当
然、合理性も得うる効果がある。
Claims (7)
- 【請求項1】間伐材自体或いはその間伐材を加工して半
加工製品或いは成形製品などの被加工製品にし、次に、
その被加工製品を加熱乾燥改質炉の中で乾燥して改質
し、その加熱乾燥改質炉の中の被加工製品の乾燥度を水
分3%乃至16%にし、かつ、その間伐材に含まれてい
る水分以外の諸成分をその間伐材の諸組織にほぼ均等に
配分させて間伐材の材質を改質するようにした加熱乾燥
改質炉による間伐材の材質改質方法。 - 【請求項2】間伐材自体或いはその間伐材を加工して半
加工製品或いは成形製品などの被加工製品にし、次に、
その被加工製品を加熱乾燥改質炉の中で乾燥して改質
し、その加熱乾燥改質炉の中の被加工製品の乾燥度を水
分3%乃至16%にし、かつ、その間伐材に含まれてい
る水分以外の諸成分を外部に流出させることを少なく
し、その間伐材の諸組織に留まらせ、その間伐材の諸組
織内にほぼ均等に配分させて間伐材の材質を改質するよ
うにした請求項1記載の加熱乾燥改質炉による間伐材の
材質改質方法。 - 【請求項3】間伐材自体或いはその間伐材を加工して半
加工製品或いは成形製品などの被加工製品にし、次に、
その被加工製品を加熱乾燥改質炉の中で乾燥して改質
し、その加熱乾燥改質炉の中の被加工製品の乾燥度を水
分3%乃至16%にし、かつ、その間伐材の諸組織に偏
在している諸成分をその間伐材の諸組織にほぼ均等に配
分させてその間伐材の材質を改質するようにした請求項
1記載の加熱乾燥改質炉による間伐材の材質改質方法。 - 【請求項4】間伐材自体或いはその間伐材を加工して半
加工製品或いは成形製品などの被加工製品にし、次に、
その被加工製品を燃焼熱発生部分と加熱乾燥改質部分か
らなる加熱乾燥改質炉の加熱乾燥改質部分の中で乾燥し
て改質し、その加熱乾燥改質炉の中の被加工製品の乾燥
度を水分3%乃至16%にし、かつ、その間伐材の諸組
織に偏在している諸成分を間伐材の諸組織にほぼ均等に
配分させて間伐材の材質を改質するようにした請求項1
記載の加熱乾燥改質炉による間伐材の材質改質方法。 - 【請求項5】間伐材自体或いはその間伐材を加工して半
加工製品或いは成形製品などの被加工製品にし、次に、
その被加工製品を燃焼熱発生部分と加熱乾燥改質部分か
らなる加熱乾燥改質炉の加熱乾燥改質部分の中で摂氏8
0度乃至210度の炉内温度の下で蒸し焼き状態にして
乾燥して改質し、その加熱乾燥改質炉の加熱乾燥改質部
分の中の被加工製品の乾燥度を水分3%乃至16%に
し、かつ、その間伐材の諸組織に偏在している諸成分を
その間伐材の諸組織にほぼ均等に配分させてその間伐材
の材質を改質するようにした請求項1記載の加熱乾燥改
質炉による間伐材の材質改質方法。 - 【請求項6】間伐材自体或いはその間伐材を加工して半
加工製品或いは成形製品などの被加工製品にし、次に、
その被加工製品を燃焼熱発生部分と加熱乾燥改質部分か
らなる加熱乾燥改質炉の加熱乾燥改質部分の中で摂氏8
0度乃至210度の炉内温度の下で被加工製品が含んで
いる水を沸騰しうるようにして蒸し焼き状態にし乾燥し
て改質し、その加熱乾燥改質炉の加熱乾燥改質部分の中
の被加工製品の乾燥度を水分3%乃至16%にし、か
つ、その間伐材の諸組織に偏在している諸成分を流動化
させてその間竹材の諸組織にほぼ均等に配分させてその
間竹材の材質を改質するようにした請求項1記載の加熱
乾燥改質炉による間伐材の材質改質方法。 - 【請求項7】間伐材自体或いはその間伐材を加工して半
加工製品或いは成形製品などの被加工製品にし、次に、
その被加工製品を燃焼熱発生室と加熱乾燥改質室からな
る加熱乾燥改質炉の加熱乾燥改質室の中で、摂氏80度
乃至210度の炉内温度の下に、被加工製品が含んでい
る水を沸騰しうるようにして蒸し焼き状態にし乾燥して
改質し、3時間乃至250時間の加熱乾燥改質時間の経
過後、前記加熱乾燥改質炉の加熱乾燥改質室の中の被加
工製品の乾燥度を水分3%乃至16%にし、かつ、間伐
材自体或いはその間伐材の諸組織に偏在している諸成分
を流動化させてその間伐材の諸組織にほぼ均等に配分さ
せてその間伐材の材質を改質するようにした請求項1記
載の加熱乾燥改質炉による間伐材の材質改質方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4427693A JPH06315909A (ja) | 1993-01-26 | 1993-01-26 | 加熱乾燥改質炉による間伐材の材質改質方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4427693A JPH06315909A (ja) | 1993-01-26 | 1993-01-26 | 加熱乾燥改質炉による間伐材の材質改質方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06315909A true JPH06315909A (ja) | 1994-11-15 |
Family
ID=12686990
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4427693A Pending JPH06315909A (ja) | 1993-01-26 | 1993-01-26 | 加熱乾燥改質炉による間伐材の材質改質方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06315909A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6391435B1 (en) | 1996-07-10 | 2002-05-21 | A & A Material Corporation | Reinforcing bamboo fiber, manufacturing method thereof, inorganic molded body using reinforcing bamboo fiber, and manufacturing method thereof |
-
1993
- 1993-01-26 JP JP4427693A patent/JPH06315909A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6391435B1 (en) | 1996-07-10 | 2002-05-21 | A & A Material Corporation | Reinforcing bamboo fiber, manufacturing method thereof, inorganic molded body using reinforcing bamboo fiber, and manufacturing method thereof |
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