JPH06315166A - 動き検出装置 - Google Patents

動き検出装置

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Publication number
JPH06315166A
JPH06315166A JP5104319A JP10431993A JPH06315166A JP H06315166 A JPH06315166 A JP H06315166A JP 5104319 A JP5104319 A JP 5104319A JP 10431993 A JP10431993 A JP 10431993A JP H06315166 A JPH06315166 A JP H06315166A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
inter
circuit
signal
motion
Prior art date
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Pending
Application number
JP5104319A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Hamada
雅則 浜田
Kenta Sagawa
賢太 寒川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5104319A priority Critical patent/JPH06315166A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はMUSEデコーダの動き検出回路に
おいて、2フレーム間検出信号がフレーム間内挿とフィ
ールド間の最大値処理により時間方向に引き延ばされる
ためにでる余分な動きを削減することを目的とする。 【構成】 1フレーム間の差分を検出する1フレーム間
検出回路2と、2フレーム間の差分を検出する2フレー
ム間検出回路3と、1フレーム期間の遅延を行うメモリ
4と、2フレーム間検出回路3の不要な動きを削除する
禁止制御回路5を有し、メモリ4で1フレーム間遅延さ
れた1フレーム間検出信号を論理和回路7で論理和処理
したのち禁止制御回路5に供給し、禁止制御回路5で前
記2フレーム間差分信号を禁止制御して、動きテンポラ
ル処理回路6でフレーム間とフィールド間の時間方向の
処理を行い余分な動きのない動き検出信号を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は映像信号の動き検出に関
するもので、特にMUSE方式の動き検出装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】MUSE方式のデコード処理では、映像
の動画領域と静止画領域を動き検出により判別し、それ
ぞれ異なった信号処理を行う動き適応処理により画像が
復元される。動き適応処理における動き検出は、一般に
複数のフレーム間の相関をもとに検出されるが、MUS
E方式の場合、サンプリングパターンが2フレームで一
巡するため、2フレーム間の差分しかとることができな
い。ところが速い動きでは検出漏れが発生する。
【0003】その解決策として1フレーム間を用いれば
よいのであるが、4MHz以上ではサンプリングの折り
返しが発生し、静止画に対しても動領域と判断してしま
う。そのため1フレーム検出は4MHz成分以下に限り
動き検出することができる。従って1フレーム間の検出
は細かい動きは検出できないが、大きな物体が速く動い
たときや2フレーム検出で検出できない動きに使用す
る。このようにMUSE方式の動き適応処理では、1フ
レーム検出と2フレーム検出の結果を合成するように処
理を行う。
【0004】従来のMUSE信号処理装置としては、例
えば特開昭62ー172876号公報に示されているも
のがある。図3はこの従来の動き検出装置の構成を示す
ものであり、1はMUSE信号を入力する入力端子、2
は1フレーム間の差分を検出する1フレーム間検出回
路、3は2フレーム間の差分を検出する2フレーム間検
出回路、4は1フレーム期間の遅延を行うメモリ、5は
2フレーム間検出回路3の不要な動きを削除する禁止制
御回路、6は動きテンポラル処理回路で、フレーム間内
挿回路61と最大値検出回路62とフィールド間最大値
処理回路63で構成される。
【0005】以上のように構成された従来の動き検出装
置の動作を説明すると、まず、入力端子1に入力された
MUSE信号は、1フレーム間検出回路2で1フレーム
間の差分信号を検出し、メモリ4と動きテンポラル処理
回路6に供給される。2フレーム間検出回路3は2フレ
ーム間の差分信号を検出し、禁止制御回路5に供給され
る。禁止制御回路5に供給された2フレーム間差分信号
はメモリ4で1フレーム間遅延した1フレーム間検出信
号で禁止制御され、余分な動きを取り除き動きテンポラ
ル処理回路6に供給され、時間方向の引き延ばしを行い
動き信号を検出している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記のよ
うな従来の構成では、1フレーム間検出信号は動きテン
ポラル回路6で1フィールド間のテンポラル処理を行う
が、2フレーム間検出信号はフレーム間とフィールド間
のテンポラル処理を行うため、時間方向に余分な動きが
発生する。
【0007】その状態を図4に示す。図4においてはA
の静止画からBの静止画に切り替わり、その状態での各
回路の動き信号を示している。図4では動き検出信号は
フィールド番号2から6まで出力されている。しかし本
来の画像Bはフィールド番号5から静止画処理になるは
ずであるが、2フレーム間検出信号が禁止制御回路5で
禁止したにもかかわらず、フレーム間内挿回路61でフ
レーム間内挿されるため余分な動きとして出力される
(フィールド番号5、6の期間)という課題を有してい
た。
【0008】本発明はかかる点に鑑み、2フレーム間の
余分な動き検出信号を除去し、正確に動き情報を抽出で
きる動き検出装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達す
るため、映像信号を入力し、1フレーム間の差分信号を
検出する1フレーム間検出回路と、2フレーム間の差分
を検出する2フレーム間検出回路と、前記1フレーム間
検出回路の出力信号を1フレーム間遅延するメモリと、
前記1フレーム間検出回路とメモリの出力信号で前記2
フレーム間検出回路の出力信号を禁止する禁止制御回路
と、前記禁止制御された2フレーム間検出信号と前記1
フレーム間検出回路をテンポラル方向に処理する動きテ
ンポラル処理回路とを備えた構成である。
【0010】
【作用】本発明は前記した構成により、2フレーム間検
出回路の出力信号を1フレーム前と現在の1フレーム間
検出信号で禁止制御することにより、動きテンポラル処
理回路で余分な動き信号を発生することなく正確な動き
信号を検出することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。図1は本発明の一実施例における
動き検出装置の構成を示すもので、図中、1はMUSE
信号を入力する入力端子、2は1フレーム間の差分を検
出する1フレーム間検出回路、3は2フレーム間の差分
を検出する2フレーム間検出回路、4は1フレーム期間
の遅延を行うメモリ、5は2フレーム間検出回路3の不
要な動きを削除する禁止制御回路、6は動きテンポラル
処理回路、7は論理和回路である。
【0012】以上のように構成された本実施例の動き検
出装置について、以下その動作を図2の波形図を用いて
説明する。
【0013】図2においては、フィールド番号2でMU
SE入力信号が静止画AからBに変化した場合を示し、
この場合、1フレーム間検出回路1は1フレーム間の差
分信号を検出し(図2の100)、メモリ4と動きテン
ポラル処理回路6と論理和回路7に供給される。メモリ
4で1フレーム間遅延された1フレーム間検出信号(図
2の300)は論理和回路7で、論理和処理されたのち
禁止制御回路5に供給される(図2の400に示す)。
【0014】次に2フレーム間検出回路3は2フレーム
間の差分信号(図2の200)を検出し禁止制御回路5
に供給する。禁止制御回路5に供給された2フレーム間
差分信号は論理和回路7の出力信号(図2の400)で
禁止制御され、動きテンポラル処理回路6に供給され
る。動きテンポラル処理回路6はフレーム間とフィール
ド間の時間方向の処理を行い動き検出信号(図2の60
0)を得る。
【0015】以上のようにこの実施例によれば、2フレ
ーム間検出回路3の出力信号を1フレーム前と現在の1
フレーム間検出信号とで禁止制御することにより、動き
テンポラル処理回路6で発生する余分な動き信号を除去
することができる。
【0016】なお、2フレーム間検出信号の禁止制御信
号を論理和回路7の構成としたが最大値検出回路にして
もよい。また論理和回路7で現フレームと1フレーム遅
延した1フレーム間検出信号で2フレーム間検出信号を
禁止制御しているが、フレーム間内挿回路61の出力に
禁止制御回路を追加し、1フレーム遅延した1フレーム
間検出信号で禁止制御すれば論理和回路7は不要とな
る。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、2フレ
ーム間検出回路の出力信号を1フレーム前と現在の1フ
レーム間検出信号で禁止制御することにより、動きテン
ポラル処理回路で余分な動き信号を発生することなく正
確な動き信号を検出することができ、静止画の切り替わ
りをスムーズに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における動き検出装置の構成
を示すブロック図
【図2】同実施例における動き検出装置の動作を説明す
るための波形図
【図3】従来の動き検出装置の構成を示すブロック図
【図4】従来の動き検出装置の動作を示す図
【符号の説明】
2 1フレーム間検出回路 3 2フレーム間検出回路 4 メモリ 5 禁止制御回路 6 動きテンポラル処理回路 7 論理和回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号を入力し、1フレーム間の差分信
    号を検出する1フレーム間検出回路と、2フレーム間の
    差分を検出する2フレーム間検出回路と、前記1フレー
    ム間検出回路の出力信号を1フレーム期間遅延するメモ
    リと、前記1フレーム間検出回路の出力信号と前記メモ
    リの出力信号とに基づいて前記2フレーム間検出回路の
    出力信号を禁止する禁止制御回路と、前記禁止制御され
    た2フレーム間検出信号と前記1フレーム間検出回路の
    出力信号をテンポラル方向に処理する動きテンポラル処
    理回路とを備えたことを特徴とする動き検出装置。
JP5104319A 1993-04-30 1993-04-30 動き検出装置 Pending JPH06315166A (ja)

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JP5104319A JPH06315166A (ja) 1993-04-30 1993-04-30 動き検出装置

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JP5104319A JPH06315166A (ja) 1993-04-30 1993-04-30 動き検出装置

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JPH06315166A true JPH06315166A (ja) 1994-11-08

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ID=14377620

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JP5104319A Pending JPH06315166A (ja) 1993-04-30 1993-04-30 動き検出装置

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