JPH06315139A - Muse信号処理装置 - Google Patents

Muse信号処理装置

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JPH06315139A
JPH06315139A JP5104316A JP10431693A JPH06315139A JP H06315139 A JPH06315139 A JP H06315139A JP 5104316 A JP5104316 A JP 5104316A JP 10431693 A JP10431693 A JP 10431693A JP H06315139 A JPH06315139 A JP H06315139A
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JP
Japan
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circuit
motion
frame
control information
signal
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JP5104316A
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English (en)
Inventor
Masanori Hamada
雅則 浜田
Kenta Sagawa
賢太 寒川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は伝送される動き制御情報で動き信号
を制御するMUSE信号処理装置に関するものであり、
特にシーンチェンジ情報が伝送されたときに余分な動き
及び動き抜けを削除しスムーズなシーンチェンジを行う
ことができるMUSE信号処理装置を提供することを目
的とする。 【構成】 動き制御情報を検出する動き制御情報検出回
路4と、動き制御情報検出回路4で検出された信号を時
間方向に引き延ばしを行う伸長回路10を設け、その伸
長された動き制御情報で1フレーム差分と2フレーム差
分を制御する構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はMUSE方式の信号処理
を行なうMUSE信号処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】MUSE方式のデコード処理では、映像
の動画領域と静止画領域を動き検出により判別し、それ
ぞれ異なった信号処理を行う動き適応処理により画像が
復元される。動き適応処理における動き検出は一般に複
数のフレーム間の相関をもとに検出されるが、MUSE
方式の場合、サンプリングパターンが2フレームで一巡
するため、2フレーム間の差分しかとることができな
い。ところが速い動きでは検出漏れが発生する。
【0003】その解決策として1フレーム間を用いれば
よいのであるが、4MHz以上ではサンプリングの折り
返しが発生し静止画に対しても動領域と判断してしま
う。そのため1フレーム検出は4MHz成分以下に限り
動き検出することができる。従って1フレーム間の検出
は細かい動きは検出できないが、大きな物体が速く動い
たときや2フレーム検出で検出できない動きに使用す
る。このようにMUSE方式の動き適応処理では1フレ
ーム検出と2フレーム検出の結果を合成するように処理
を行う。
【0004】またMUSE方式では送信側よりフィール
ド毎の動き情報がブランキング期間に多重されて伝送さ
れ、デコーダ側ではその情報にしたがって1フレーム検
出と2フレーム検出の動きを制御し、より正確な動き適
応処理を行っている。
【0005】従来のMUSE信号処理装置としては、例
えば特開昭62ー172876号公報に示されている。
図5はこの従来のMUSE信号処理装置の構成図を示す
ものであり、1はMUSE信号を入力する入力端子、2
はラインメモリと演算回路で構成され、入力端子1から
入力されるMUSE信号のフィールド内内挿を行う動画
処理回路、3はフレームメモリと切り換え回路で構成さ
れ、フレーム間内挿を行う静止画処理回路、4はMUS
E信号に多重される動き制御情報を検出する動き制御情
報検出回路、5は1フレーム間及び2フレーム間の差分
から動き信号を検出する動き検出回路、6は動き検出回
路5の出力信号で動画処理回路2と静止画処理回路3の
出力信号を切り換えまたは混合して出力する混合回路で
ある。
【0006】図6は動き検出回路5を詳細に示す図で、
51は1フレーム間の動きを検出する1フレーム差分検
出回路、52はフレーム間の折り返し成分が存在しない
4MHz成分以下を検出するためのローパスフィルタ
(LPF)、53はLPF52の出力信号を動き制御情
報で制御する1フレーム検出制御回路、54は2フレー
ム間の動きを検出する2フレーム差分検出回路、55は
2フレーム差分検出回路54の出力信号を動き制御情報
で制御する2フレーム検出制御回路、56は2フレーム
検出制御回路55の出力信号をフレーム間遅延するフレ
ームメモリ、57はフレームメモリ56と2フレーム検
出制御回路55の出力信号を内挿または加算しフレーム
間の動き抜けを防止するフレーム間内挿回路、60は1
フレーム検出制御回路53とフレーム間内挿回路57の
出力信号の最大値を検出するMAX回路、61はフィー
ルド間遅延するフィールドメモリ、62はフィールドメ
モリ61とMAX回路60の出力信号の最大値を検出
し、フィールド間の動き抜けを防止するMAX回路であ
る。
【0007】以上のように構成された従来のMUSE信
号処理装置の動作を説明する。図5において、入力端子
1に入力されたMUSE信号は、動画処理回路2と静止
画処理回路3と動き検出回路5と動き制御情報検出回路
4に供給される。動画処理回路2では空間内挿フィルタ
によりフィールド内の内挿処理を行い混合回路6に供給
する。静止画処理回路3はフレームメモリを用いて4フ
ィールド間のMUSE信号でテンポラル方向の内挿処理
を行い混合回路6に供給する。
【0008】動き制御情報検出回路4は送信側よりブラ
ンキング期間に重畳して伝送される動き制御情報を検出
し、(表1)に示すような動き情報を動き検出回路5に
供給する。
【0009】
【表1】
【0010】(表1)において、『ノーマル』の場合は
動き検出回路5の制御は行われない。次に『完全静止』
の場合は伝送される画像が静止画信号を表し、動き検出
回路5の1フレーム差分検出回路51と2フレーム差分
検出回路54の出力信号を禁止させる。『準静止』はわ
ずかな動きはあるがほとんど静止している画像を表し、
1フレーム差分検出回路51の出力信号を禁止させる。
『シーンチェンジ』はシーンの切り替わりでフレーム間
で全く異なる画像を表し、2フレーム差分検出回路54
の出力信号のみを禁止して余分な動きを出力しないよう
にしている。
【0011】動き検出回路5は、折り返し成分のない4
MHz以内の1フレーム間の動き信号を1フレーム差分
検出回路51とLPF52で検出し、1フレーム検出制
御回路53に供給する。1フレーム検出制御回路53は
動き情報制御回路4の準静止と完全静止情報により禁止
の制御を行い、動きテンポラル処理回路500のMAX
回路60に供給する。次に2フレーム間の動き信号はま
ず2フレーム差分検出回路54で2フレーム間の差分信
号を検出し、2フレーム検出制御回路55に供給する。
2フレーム検出制御回路55は動き制御情報検出回路4
のシーンチェンジと完全静止情報で禁止の制御を行い、
その出力信号を動きテンポラル処理回路500のフレー
ムメモリ56とフレーム間内挿回路57に供給する。
【0012】フレーム間内挿回路57は1フレーム間の
動き抜けを防止するためにテンポラル方向の引き延ばし
を行いMAX回路60に供給する。次にMAX回路60
は1フレーム間と2フレーム間の動き信号の最大値を検
出し、その出力信号はフィールドメモリ61とMAX回
路62に供給され、フィールド間の動き抜けの防止を行
い、最終の動き信号を混合回路6に供給する。混合回路
6は静止画処理回路3と動画処理回路2の出力信号を動
き検出回路5の動き信号の大きさに応じて混合または切
り替え処理を行いMUSE信号のデコード出力を得る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記のよ
うな従来の構成では、動き制御情報のシーンチェンジが
伝送された場合、2フレーム差分出力を制御する時間が
短いため、余分な動きが出るという課題を有していた。
その状態を図7に示す。
【0014】図7は静止画Aの画面からBの静止画に切
り替わり、その切り替わりでシーンチェンジの動き制御
情報が伝送された場合を示す。この場合2フレーム検出
制御回路55ではシーンチェンジ信号により2フレーム
差分検出回路54の出力信号は1フィールド間禁止され
る(図7の斜線で示す部分)が、図7のフィールド番号
7に示すように、本来では静止画処理を行う期間にまで
動き信号が引き延ばされ、余分な動き(図7のフィール
ド番号7から10までの4フィールド間)による画質劣
化を生じる。
【0015】本発明はかかる点に鑑み、シーンチェンジ
が生じても正確に動き検出ができるMUSE信号処理装
置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、フレーム
間及びフィールド間の内挿処理を行う静止画処理回路
と、フィールド内の内挿処理を行う動画処理回路と、1
フレーム間相関により動き領域を検出する1フレーム差
分検出回路と、2フレーム間相関により動き領域を検出
する2フレーム差分検出回路と、MUSE信号に重畳さ
れる動き制御情報を検出する動き制御情報検出回路と、
動き制御情報検出回路で検出した制御情報を時間方向に
伸長する伸長回路と、伸長回路で時間方向に伸長された
動き制御情報で1フレーム差分検出回路と2フレーム相
関検出回路の出力信号を制御する1フレーム差分制御回
路と2フレーム差分制御回路と、1フレーム差分制御回
路と2フレーム差分制御回路の出力信号を時間方向で制
御する動きテンポラル処理回路と、動画処理回路と静止
画処理回路の出力信号を動きテンポラル処理回路の出力
信号で混合処理を行う混合回路とを備えた構成である。
【0017】第2の発明は、フレーム間及びフィールド
間の内挿処理を行う静止画処理回路と、フィールド内の
内挿処理を行う動画処理回路と、1フレーム間相関によ
り動き領域を検出する1フレーム差分検出回路と、1フ
レーム差分検出回路の出力信号を帯域制限する帯域制限
フィルタと、1フレーム差分検出回路と帯域制限フィル
タの出力信号とを切り換える切り換え回路と、2フレー
ム間相関により動き領域を検出する2フレーム差分検出
回路と、MUSE信号に重畳される動き制御情報を検出
する動き制御情報検出回路と、動き制御情報検出回路で
検出した制御情報を時間方向に伸長する伸長回路と、切
り換え回路と2フレーム差分検出回路の出力信号を制御
する1フレーム差分制御回路と2フレーム差分制御回路
と、1フレーム差分制御回路と2フレーム差分制御回路
の出力信号を時間方向で制御する動きテンポラル処理回
路と、動画処理回路と静止画処理回路の出力信号を動き
テンポラル処理回路の出力信号で混合処理を行う混合回
路とを備え、伸長回路で伸長された動き制御情報で切り
換え回路を制御する構成である。
【0018】第3の発明は、フレーム間及びフィールド
間の内挿処理を行う静止画処理回路と、フィールド内の
内挿処理を行う動画処理回路と、1フレーム間相関によ
り動き領域を検出する1フレーム差分検出回路と、1フ
レーム差分検出回路の出力信号を帯域制限する帯域制限
フィルタと、2フレーム間相関により動き領域を検出す
る2フレーム差分検出回路と、MUSE信号に重畳され
る動き制御情報を検出する動き制御情報検出回路と、動
き制御情報検出回路で検出した制御情報を時間方向に伸
長する伸長回路と、1フレーム差分検出回路と2フレー
ム差分検出回路の出力信号を制御する1フレーム差分制
御回路と2フレーム差分制御回路と、1フレーム差分制
御回路と2フレーム差分制御回路の出力信号を時間方向
で制御する動きテンポラル処理回路と、動きテンポラル
処理回路の出力信号を全て動き信号に切り換える全動切
り換え回路と、動画処理回路と静止画処理回路の出力信
号を全動切り換え回路の出力信号で混合処理を行う混合
回路とを備え、伸長回路で伸長された動き制御情報で全
動切り換え回路を制御する構成である。
【0019】
【作用】第1の発明は前記した構成により、動き制御情
報検出回路で検出した動き情報を伸長回路で時間方向に
所定期間の伸長を行い、その出力で動き検出回路の信号
を制御し、余分な動き信号を取り除きシーンチェンジで
の静止画の不自然な切り替わりをなくすことができる。
【0020】第2の発明は前記した構成により、動き制
御情報検出回路で検出した動き情報を伸長回路で時間方
向に所定期間の伸長を行い、その出力で1フレーム差分
検出回路の出力信号を広帯域側に切り替えるため、シー
ンチェンジでの動き抜けが無くさらに静止画の不自然な
切り替わりをなくすことができる。
【0021】第3の発明は前記した構成により、動き制
御情報検出回路で検出した動き情報を伸長回路で時間方
向に所定の期間の伸長を行い、その出力で動き信号を完
全動画信号に切り替えることによりシーンチェンジでの
動き抜けを完全になくすことができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例について、図面
を参照しながら説明する。図1は本発明の第1の実施例
におけるMUSE信号処理装置の構成を示すものであ
る。
【0023】図1において、10は本実施例のために設
けた伸長回路で、複数のレジスタ101と論理和回路1
02で構成される。以上のように構成されたこの実施例
のMUSE信号処理装置において、以下その動作を図2
の波形図を用いて説明するが従来と同様に動作するもの
は同一番号を付し説明を省略する。
【0024】入力端子1に到来するMUSE信号は、動
画処理回路2と静止画処理回路3と動き制御情報検出回
路4に供給され、従来と同様に処理される。動き制御情
報検出回路4で検出された動き制御情報は伸長回路10
のレジスタ101に供給される。レジスタ101はフィ
ールド周期のクロック信号で記憶され、順次論理和回路
102に供給され時間伸長を行い、動き検出回路501
に供給される。
【0025】たとえば図2に示すように動き制御情報の
シーンチェンジ情報が200に示す時点で伝送され、そ
れを動き制御情報検出回路4で検出すると、その信号は
伸長回路10に供給され、図2の210に示すように4
フィールド間に引き延ばされ動き検出回路501の2フ
レーム検出制御回路55に供給され2フレーム差分検出
回路54の出力信号を停止する(図2の230で斜線で
示す部分)。従って最終の動き信号は図2の220に示
すように、2フレーム間の余分な動き信号を除去するこ
とができる。
【0026】以上のようにこの実施例によれば、伝送さ
れる動き制御情報を4フィールド間引き延ばす処理を施
すことにより、2フレーム間の余分な動きをなくすこと
ができ、シーンチェンジでの静止画の切り替わりをスム
ーズに行うことができる。
【0027】以下、本発明の第2の実施例について、図
面を参照しながら説明する。図3は第2の実施例におけ
るMUSE信号処理装置の構成を示すものである。図3
において、20は切り換え回路で、動き検出回路502
における1フレーム差分検出回路51の出力信号とLP
F52出力信号とを、伝送される動き情報制御信号で切
り換え制御されるものである。
【0028】以上のように構成されたこの実施例のMU
SE信号処理装置において、以下その動作を説明する
が、第1の実施例と同様に動作するものは同一番号を付
し説明は省略する。
【0029】まず、入力端子1に到来するMUSE信号
は、動画処理回路2と静止画処理回路3と動き検出回路
502に供給され、動画処理、静止画処理、動き検出処
理が施される。次に動き制御情報検出回路4で検出され
た動き制御情報は伸長回路10に供給され、第1の実施
例で説明したようにシーンチェンジ情報が伝送されたと
き2フレーム検出制御回路55で2フレーム差分を禁止
制御し2フレーム間の余分な動き信号を除去する。次に
伸長されたシーンチェンジ信号は切り換え回路20に供
給され、時間方向に引き延ばされたシーンチェンジ信号
の期間は1フレーム差分検出回路51の広帯域な1フレ
ーム差分信号に切り換え、シーンチェンジ以外ではLP
F52が出力するように切り換えられる。
【0030】すなわちシーンチェンジ期間は2フレーム
差分の検出を禁止するため、4MHz以上の細かい動き
が検出できなくなる。従って1フレーム検出を広帯域に
切り換えて動き抜けを防止するものである。
【0031】以上のようにこの実施例によれば、動き制
御情報検出回路4で検出した動き情報を伸長回路10で
時間方向に伸長し、その出力で切り換え回路20を広帯
域側に切り換えるため、シーンチェンジでの動き抜けが
無く、さらに静止画の不自然な切り替わりをなくすこと
ができる。
【0032】以下、本発明の第3の実施例について、図
面を参照しながら説明する。図4は第3の実施例におけ
るMUSE信号処理装置の構成を示すものである。図4
において、100は動き検出回路5の出力信号を所定値
に切り換える全動切り換え回路で、伸長された動き制御
情報で切り換え制御されるものである。
【0033】以上のように構成されたこの実施例のMU
SE信号処理装置において、以下その動作を説明する
が、従来と同様に動作するものは同一番号を付し説明は
省略する。
【0034】入力端子1に到来するMUSE信号は、動
画処理回路2と静止画処理回路3と動き検出回路5に供
給され従来と同様に処理される。動き制御情報検出回路
4で検出された動き制御情報は伸長回路10に供給さ
れ、第1の実施例で説明したように、シーンチェンジ情
報が伝送されたとき時間方向に引き延ばしの処理を行い
全動切り換え回路100に供給される。
【0035】全動切り換え回路100は動き検出回路5
の出力信号ともう一方には所定レベルの動き信号が供給
され、引き延ばされたシーンチェンジ期間は所定レベル
の動き信号が出力するように切り換え処理を行う。たと
えばシーンチェンジ期間はすべて動きとなるように所定
レベルを設定し混合回路6に供給し、動画処理出力信号
のみが混合回路6より出力するように制御する。
【0036】以上のようにこの実施例によれば、動き制
御情報検出回路4で検出した動き情報を伸長回路10で
時間方向に伸長し、その出力で動き信号を完全動画信号
に切り替える全動切り換え回路100を設けることによ
り、シーンチェンジでの動き抜けが無く、さらに静止画
の不自然な切り替わりをなくすことができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、第1の本発明は、
動き制御情報検出回路で検出した動き情報を伸長回路で
時間方向に伸長し、その出力で動き検出回路の信号を制
御し、余分な動き信号を取り除くため、シーンチェンジ
での静止画の不自然な切り替わりをなくすことができ
る。
【0038】第2の発明は、動き制御情報検出回路で検
出した動き情報を伸長回路で時間方向に伸長し、その出
力で切り換え回路の出力信号を広帯域側に切り替えるた
め、シーンチェンジでの動き抜けが無く、さらに静止画
の不自然な切り替わりをなくすことができる。
【0039】第3の発明は、動き制御情報検出回路で検
出した動き情報を伸長回路で時間方向に伸長し、その出
力で動き信号を完全動画信号に切り替えるため、シーン
チェンジでの動き抜けを完全に無くし、さらに静止画の
不自然な切り替わりをなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるMUSE信号処
理装置の構成を示すブロック図
【図2】同実施例におけるMUSE信号処理装置の動作
を説明するための波形図
【図3】本発明の第2の実施例におけるMUSE信号処
理装置の構成を示すブロック図
【図4】本発明の第3の実施例におけるMUSE信号処
理装置の構成を示すブロック図
【図5】従来のMUSE信号処理装置の構成を示すブロ
ック図
【図6】従来のMUSE信号処理装置の動き検出回路の
ブロック図
【図7】従来のシーンチェンジにおける動き検出回路の
動作を示す図
【符号の説明】
2 動画処理処理回路 3 静止画処理回路 4 動き制御情報検出回路 5 動き検出回路 6 混合回路 10 伸長回路 20 切換回路 51 1フレーム差分検出回路 52 LPF 53 1フレーム検出制御回路 54 2フレーム差分検出回路 55 2フレーム検出制御回路 100 全動切換回路 501 動き検出回路 502 動き検出回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】MUSE信号を入力し、フレーム間及びフ
    ィールド間の内挿処理を行う静止画処理回路と、フィー
    ルド内の内挿処理を行う動画処理回路と、1フレーム間
    相関により動き領域を検出する1フレーム差分検出回路
    と、2フレーム間相関により動き領域を検出する2フレ
    ーム差分検出回路と、MUSE信号に重畳される動き制
    御情報を検出する動き制御情報検出回路と、前記動き制
    御情報検出回路で検出した制御情報を時間方向に伸長す
    る伸長回路と、前記伸長回路で時間方向に伸長された動
    き制御情報で1フレーム差分検出回路及び2フレーム差
    分検出回路の出力信号をそれぞれ制御する1フレーム検
    出制御回路及び2フレーム検出制御回路と、前記1フレ
    ーム検出制御回路と2フレーム検出制御回路の出力信号
    を時間方向で制御する動きテンポラル処理回路と、前記
    動画処理回路と静止画処理回路の出力信号を前記動きテ
    ンポラル処理回路の出力信号で混合処理を行う混合回路
    とを備えたことを特徴とするMUSE信号処理装置。
  2. 【請求項2】MUSE信号を入力し、フレーム間及びフ
    ィールド間の内挿処理を行う静止画処理回路と、フィー
    ルド内の内挿処理を行う動画処理回路と、1フレーム間
    相関により動き領域を検出する1フレーム差分検出回路
    と、前記1フレーム差分検出回路の出力信号を帯域制限
    する帯域制限フィルタと、前記1フレーム差分検出回路
    と帯域制限フィルタの出力信号とを切り換える切り換え
    回路と、2フレーム間相関により動き領域を検出する2
    フレーム差分検出回路と、前記MUSE信号に重畳され
    る動き制御情報を検出する動き制御情報検出回路と、前
    記動き制御情報検出回路で検出した制御情報を時間方向
    に伸長する伸長回路と、前記切り換え回路と2フレーム
    差分検出回路の出力信号をそれぞれ制御する1フレーム
    検出制御回路と2フレーム検出制御回路と、前記1フレ
    ーム検出制御回路と2フレーム検出制御回路の出力信号
    を時間方向で制御する動きテンポラル処理回路と、前記
    動画処理回路と静止画処理回路の出力信号を前記動きテ
    ンポラル処理回路の出力信号で混合処理を行う混合回路
    とを備え、前記伸長回路で伸長された動き制御情報で前
    記切り換え回路を制御することを特徴とするMUSE信
    号処理装置。
  3. 【請求項3】MUSE信号を入力し、フレーム間及びフ
    ィールド間の内挿処理を行う静止画処理回路と、フィー
    ルド内の内挿処理を行う動画処理回路と、1フレーム間
    相関により動き領域を検出する1フレーム差分検出回路
    と、前記1フレーム差分検出回路の出力信号を帯域制限
    する帯域制限フィルタと、2フレーム間相関により動き
    領域を検出する2フレーム差分検出回路と、前記MUS
    E信号に重畳される動き制御情報を検出する動き制御情
    報検出回路と、前記動き制御情報検出回路で検出した制
    御情報を時間方向に伸長する伸長回路と、前記1フレー
    ム差分検出回路と2フレーム差分検出回路の出力信号を
    制御する1フレーム検出制御回路と2フレーム検出制御
    回路と、前記1フレーム検出制御回路と2フレーム検出
    制御回路の出力信号を時間方向で制御する動きテンポラ
    ル処理回路と、前記動きテンポラル処理回路の出力信号
    を全て動き信号に切り換える全動切り換え回路と、前記
    動画処理回路と静止画処理回路の出力信号を前記全動切
    り換え回路の出力信号で混合処理を行う混合回路とを備
    え、前記伸長回路で伸長された動き制御情報で前記全動
    切り換え回路を制御することを特徴とするMUSE信号
    処理装置。
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