JPH0622282A - 動き検出回路 - Google Patents
動き検出回路Info
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- JPH0622282A JPH0622282A JP4172298A JP17229892A JPH0622282A JP H0622282 A JPH0622282 A JP H0622282A JP 4172298 A JP4172298 A JP 4172298A JP 17229892 A JP17229892 A JP 17229892A JP H0622282 A JPH0622282 A JP H0622282A
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- motion
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Abstract
に関するもので、完全静止信号にフィルタをかけ、画面
が実際に静止してると考えられる場合のみ完全静止信号
を通過させ、より正確な動き検出を行うことにより、画
質の劣化を防ぐことを目的とする。 【構成】 コントロール信号検出回路14で検出された
コントロール信号中の動き情報を担う信号がに入力され
るフィルタ15は、動き情報が完全静止の場合、完全静
止信号が数フィールドにわたって連続して送られてくる
時のみ通過させ、動き情報が完全静止以外の場合はその
まま通過させるという特性を持つ。フィルタ15の出力
は動き検出制御信号発生回路16に入力され、1フレー
ム、2フレーム差検出回路の出力を制御する信号を発生
する。
Description
ための映像信号処理装置において、映像信号の動きを検
出するための動き検出回路に関するものである。
ぞれ異なった信号処理により画像が復元される。よっ
て、1画素毎に静止画、動画を判別する動き検出が必要
となる。動きを検出するためには、伝送されてくる画素
のフレーム間の差分をとってやればよい。しかしMUS
Eのサンプリングパターンは2フレームで一巡する形式
となっているので、そのままでは2フレーム間の差分し
かとることができない。一方動きが早い場合では1フレ
ーム間の差分が必要である。
しないので、映像信号の4MHz以上の成分には折り返
し歪みが含まれる。そのため、1フレーム差は折り返し
の影響のない4MHz以下の信号のみにしか適用できな
い。すなわち1フレーム差は細かい物体の動きは検出で
きないが、早い動きや2フレーム差では検出できない動
きの検出に使用する。以上の2種類のフレーム差の検出
結果を合成することにより、画素毎の動きの程度を検出
する。
E信号のブランキング期間に多重されているコントロー
ル信号(32ビット/フィールド)中の16,17,1
8ビット目に動き情報信号が割り当てられている。動き
情報は図5(a)に示すようなビットパターンでノーマ
ル(普通の映像)、完全静止、準静止、シーンチェン
ジ、動きの程度、を表す情報を持っている。この動き情
報を基に1フレーム,2フレーム差の出力の制御を行
う。
ム,2フレーム差の出力の制御の様子を示す。すなわ
ち、ノーマルか動きの程度の情報が送られてきた場合は
どちらの出力もそのまま通す。完全静止は、全画面が静
止している場合に送られてくる信号であり、どちらの信
号も通さない。準静止は、わずかな動きがあるがほとん
ど静止とみなせる映像の場合に送られてくる信号であ
り、2フレーム差の出力のみを通す。シーンチェンジ
は、全く異なった画面が現れた場合に送られてくる信号
であり、1フレーム差の出力のみを通す。以上の制御に
より不必要なフレーム間の差分検出を禁止することによ
り、ノイズ等による誤検出をなくし、より精度の高い動
き検出が実現される。
路が用いられてきた。図6において101はMUSE信
号を入力する入力端子、102は1フレーム間の差分を
検出する1フレーム差検出回路、103は2フレーム間
の差分を検出する2フレーム差検出回路、104はMU
SE信号に含まれるコントロール信号を検出するコント
ロール信号検出回路、105はコントロール信号の中に
含まれる動き情報から1フレーム差検出回路102、2
フレーム差検出回路103の出力を制御する信号を発生
させる動き検出制御信号発生回路、106,107は動
き検出制御信号発生回路105の出力により1フレーム
差検出回路102、2フレーム差検出回路103からの
出力をそのまま出力するかまたは“0”を出力するかを
切り替えるスイッチ、108はスイッチ106,107
の出力を任意の割合で合成する合成回路、109はMU
SE信号の動き検出結果を出力する出力端子である。
路においては、入力端子101に入力されたMUSE信
号は1フレーム差検出回路102,2フレーム差検出回
路103においてそれぞれ1フレーム間,2フレーム間
の差分が検出される。このとき、入力映像信号が静止画
である場合は出力は“0”となり、動画である場合は動
きに応じた値を出力する。またコントロール信号検出回
路104においてコントロール信号が検出される。コン
トロール信号のうち、動き情報を担う16,17,18
ビット目が動き検出制御信号発生回路105に入力さ
れ、1フレーム,2フレーム差検出回路102,103
の出力を制御する信号を出力する。1フレーム,2フレ
ーム差検出回路102,103の出力はそれぞれ切り替
えスイッチ106,107に接続される。切り替えスイ
ッチ106,107は動き検出制御信号発生回路105
の出力が“1”の場合はそのまま信号を通し、“0”の
場合は出力を“0”(すなわち静止画)とするようにな
っている。切り替えスイッチ106,107からの出力
は合成回路108に接続され、任意の割合で合成し動き
検出出力を得、出力端子109より出力される。
うな従来の動き検出回路は、完全静止の情報は画像が静
止している場合に送られてくることを前提として構成さ
れており、完全静止の情報が送られてくると1フレー
ム,2フレーム差検出はともに禁止され静止画と判断さ
れる。それに対し、スローモーション等の特殊再生画像
においては、連続した動きのある映像であるにも関わら
ず、完全静止の情報が短いフィールド周期で頻繁に送ら
れてくるという現象が生ずる。この結果、MUSEのエ
ンコード側とデコード側で動き制御信号のミスマッチが
おこり、動き検出漏れによる2重像が生じるなどの画質
の劣化が発生するという課題を有していた。
静止信号にフィルタをかけ、画面が実際に静止してると
考えられる場合のみ完全静止信号を通過させ、より正確
な動き検出を行うことにより、画質の劣化を防ぐことを
目的とする。
を入力し、フレーム間相関を用いて画面の動き部分を検
出してなる動き検出手段と、MUSE信号に含まれるコ
ントロール信号を検出するコントロール信号検出手段
と、前記コントロール信号検出手段により検出されたコ
ントロール信号中の動き情報を入力とし、動き情報が完
全静止の場合は完全静止信号が数フィールドにわたって
連続して送られてくる時のみ通過させ、動き情報が完全
静止以外の場合はそのまま通過させる特性を持つフィル
タ手段と、前記フィルタ手段より出力される動き情報を
入力し前記動き検出手段の出力を制御する信号を発生さ
せる動き検出制御信号発生手段と、前記動き検出手段か
ら得られる動き信号を前記動き検出制御信号発生手段の
出力により制御する制御手段と、前記制御手段の出力を
任意の割合で合成する合成手段を備えたことを特徴とす
る動き検出回路である。
静止信号の出力を、完全静止信号が数フィールドにわた
って連続して送られてくる時のみ通過させる事により、
特殊再生時に送られてくる短いフィールド周期で頻繁に
切り替わる誤った完全静止信号は無視できる。よって画
像が実際に静止していると考えられる場合のみ完全静止
信号による動き検出の制御を行うことができる。
ク図を示すものである。図1において、11はMUSE
信号を入力する入力端子、12は1フレーム間の差分を
検出する1フレーム差検出回路、13は2フレーム間の
差分を検出する2フレーム差検出回路、14はMUSE
信号に含まれるコントロール信号を検出するコントロー
ル信号検出回路、15はコントロール信号の中に含まれ
る動き情報信号を入力し、動き情報が完全静止の場合は
完全静止信号が8フィールドにわたって連続して送られ
てくる時のみ通過させ、動き情報が完全静止以外の場合
はそのまま通過させる特性を持つフィルタ、16はフィ
ルタ15から出力される動き情報を基に1フレーム差検
出回路12、2フレーム差検出回路13の出力を制御す
る信号を発生させる動き検出制御信号発生回路、17,
18は動き検出制御信号発生回路16の出力により1フ
レーム差検出回路12、2フレーム差検出回路13から
の出力をそのまま出力するかまたは“0”を出力するか
を切り替えるスイッチ、19はスイッチ17,18の出
力を任意の割合で合成する合成回路、20はMUSE信
号の動き検出結果を出力する出力端子である。
検出制御信号発生回路16の構成を示したブロック図で
ある。図2において、31,32,33はそれぞれコン
トロール信号中の16,17,18ビット目を入力する
入力端子、34,35,36,38はOR回路、37は
カウンタ、39,40はAND回路、41,42はそれ
ぞれ2フレーム,1フレーム差検出制御信号を出力する
出力端子である。
検出回路において、以下その動作を説明する。
1フレーム差検出回路12,2フレーム差検出回路13
においてそれぞれ1フレーム間,2フレーム間の差分が
検出される。このとき、入力映像信号が静止画である場
合は出力は“0”となり、動画である場合は動きに応じ
た値を出力する。またコントロール信号検出回路14に
おいてコントロール信号が検出される。検出されたコン
トロール信号のうち、動き情報を担う16,17,18
ビット目がフィルタ15(図2(a))に入力され、A,
B,Cにおいて各動きモード毎に図3に示すようなビッ
トパターンが出力される。
場合はAが、準静止の場合はBが、完全静止の場合はC
がそれぞれ“0”となる。これらの動き情報信号におい
てA,Bが“0”、すなわちシーンチェンジ、準静止の
信号はそのまま通す。以下ではCが“0”、すなわち完
全静止の情報に対する伝達特性を図2に基づいて説明す
る。
から“0”に変化する。カウンタ37は通常、出力は
“1”であり、Cが“0”である状態を8フィールドカ
ウントすると、“0”を出力するという特性を持つ。よ
って完全静止が8フィールド以上続いた場合のみフィル
タの出力C’は“0”となる。一方Cが“1”となる
と、C’はOR回路38により即座に“1”となる。以
上の様子を図4に示す。すなわち、8フィールドに満た
ない完全静止は無視され、8フィールド以上連続した場
合のみ完全静止として出力する。
生回路16(図2(b))に入力される。動き検出制御信
号発生回路16では入力される動き情報に基づいて図3
に示すような1フレーム,2フレーム差検出を制御する
信号を出力する。
13の出力はそれぞれ切り替えスイッチ17,18に接
続される。切り替えスイッチ17,18は動き検出制御
信号発生回路16の出力が“1”の場合はそのまま信号
を通し、“0”の場合は出力を“0”(すなわち静止
画)とするようになっている。切り替えスイッチ17,
18からの出力は合成回路19に接続され、任意の割合
で合成し動き検出出力を得、出力端子20より出力され
る。
止信号の出力を、完全静止信号が8フィールドわたって
連続して送られてくる時のみ通過させる事により、特殊
再生時に送られてくる短いフィールド周期で頻繁に切り
替わる誤った完全静止信号は無視できる。よって画像が
実際に静止していると考えられる場合のみ完全静止信号
による動き検出の制御を行うことができ、誤った完全静
止信号による特殊再生時の2重像などの画質劣化がなく
すことができる。
を8フィールド連続して全静止信号が送られてきた場合
のみ全静止信号を出力するものとしたが、任意のフィー
ルド数を用いてもよい。
完全静止信号の出力を、完全静止信号が数フィールドわ
たって連続して送られてくる時のみ通過させる事によ
り、特殊再生時に送られてくる短いフィールド周期で頻
繁に切り替わる誤った完全静止信号は無視できる。よっ
て画像が実際に静止していると考えられる場合のみ完全
静止信号による動き検出の制御を行うことができ、誤っ
た完全静止信号による特殊再生時の2重像などの画質劣
化がなくなるため、その実用的効果は大きい。
ック図
例を示すブロック図
対応図
御信号発生回路出力との対応図
Claims (3)
- 【請求項1】MUSE信号を入力し、フレーム間相関を
用いて画面の動き部分を検出してなる動き検出手段と、
MUSE信号に含まれるコントロール信号を検出するコ
ントロール信号検出手段と、前記コントロール信号検出
手段により検出されたコントロール信号中の動き情報を
入力とし、動き情報の種類により異なった通過特性を持
つフィルタ手段と、前記フィルタ手段より出力される動
き情報を入力し前記動き検出手段の出力を制御する信号
を発生させる動き検出制御信号発生手段と、前記動き検
出手段から得られる動き信号を前記動き検出制御信号発
生手段の出力により制御する制御手段と、前記制御手段
の出力を任意の割合で合成する合成手段とを備えたこと
を特徴とする動き検出回路。 - 【請求項2】フィルタ手段は、動き情報が完全静止の場
合、完全静止の情報が任意のフィールド数にわたって連
続して送られてくる時のみそれを通過させ、動き情報が
完全静止以外の場合はそのまま通過させる事を特徴とす
る請求項1記載の動き検出回路。 - 【請求項3】連続した任意のフィールド数は8フィール
ドである請求項2記載の動き検出回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4172298A JPH0622282A (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 動き検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4172298A JPH0622282A (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 動き検出回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0622282A true JPH0622282A (ja) | 1994-01-28 |
Family
ID=15939338
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4172298A Pending JPH0622282A (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 動き検出回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0622282A (ja) |
-
1992
- 1992-06-30 JP JP4172298A patent/JPH0622282A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A521 | Written amendment |
Effective date: 20031218 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040127 |
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A521 | Written amendment |
Effective date: 20040326 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
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A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20040414 |
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A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Effective date: 20040611 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 |
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