JPH0631494Y2 - レーザプリンタの定着装置 - Google Patents

レーザプリンタの定着装置

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JPH0631494Y2
JPH0631494Y2 JP1987077744U JP7774487U JPH0631494Y2 JP H0631494 Y2 JPH0631494 Y2 JP H0631494Y2 JP 1987077744 U JP1987077744 U JP 1987077744U JP 7774487 U JP7774487 U JP 7774487U JP H0631494 Y2 JPH0631494 Y2 JP H0631494Y2
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JP
Japan
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oil
oil pan
roll
heating roll
pan
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JP1987077744U
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JPS63188671U (ja
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登美男 菅谷
祐二 安心院
昌 澤畑
俊孝 小川
康夫 菊池
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Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は加熱ロールにオイルを塗布してトナーオフセッ
トを防止するレーザープリンタの定着装置におけるオイ
ル垂れ防止機構に関するものである。
〔考案の背景〕
従来技術を第4図を用いて説明する。用紙3をバックロ
ール2によって加熱ロール1へ押付けて用紙上のトナー
を加熱定着するとき,トナーの一部が加熱ロール1へオ
フセットしてしまう。そこで図に示すようなオイル塗布
機構とトナー拭き取り機構を有するのが一般である。図
示以外のオイルポンプから送られるオイルはオイルチュ
ーブ4からオイルポート5を通り帯状フエルト8を透過
して加熱ロール1の表面に塗布される。また帯状フエル
ト8はオイルポート5により加熱ロール1に押し当てら
れ,オフセットしたトナーは帯状フエルト8に付着し加
熱ロールから拭き取られる。帯状フエルト8は印刷量に
見合った分だけロール6からロール7方向へ巻き取ら
れ,加熱ロール1との接触面は常に新しい部分に保たれ
る。このように加熱ロール1の表面にオイルを塗布する
ことにより用紙からのトナーオフセットを減少させ,万
一オフセットしたトナーは帯状フエルト8にて拭き取
り,印刷品質の低下を防止している。
しかし,この従来技術においては加熱ロールに塗布した
オイルが装置内に滴下して各部を汚染するという問題が
ある。このため第4図に示す如きオイル回収機構が必要
である。図のように弾性体32は支持体31によって加
熱ロール1に押し当てられ加熱ロール1の表面に付着し
ている余剰オイルを拭き取り,ロール7の下部に設置し
たオイルパン33に導かれる。また加熱ロール1に付着
したオイルは用紙3との接触面以外ではバックロール2
に乗り移るため,同様に支持体36によってバックロー
ル2に押し当てられた弾性体35により拭き取られオイ
ルパン37に導かれる。オイルパンはネジ34,38に
よって装置に固定されている。オイルパンに回収された
オイルは定期的に保守し装置外へ排出するが,保守周期
を伸ばすために大容量のものが必要である。
従来のオイルパンでは、第1にオイルパンが用紙をはさ
んで2ケ所に分離しているために保守に時間がかかるこ
と,第2に加熱ロール1の下部には用紙ガイド17が有
り大容量のオイルパンが設置できないため第4図の如き
位置に設置し,このため加熱ロール回転停止時に表面の
オイルが雫となってたれるときに装置を汚してしまうい
う欠点があった。
〔考案の目的〕
本考案の目的は,上記した従来技術の欠点をなくし,加
熱ロールとバックロールからのオイルだれを防止し,合
わせてオイルパンの保守を容易にすることである。
〔考案の概要〕
本考案は,オイルだれを防止するためにロール回転中は
弾性体によりロール表面を拭き取り,回転停止時はロー
ル下部からたれるオイル雫を受け止めるという点に着目
し,加熱ロール下部には小容量のオイルパンと拭き取り
機構を,バックロール下部には大容量のオイルパンと拭
き取り機構を設け,小容量のオイルパンを大容量のオイ
ルパンの上部に配置して互いにパイプで連結することに
より用紙をはさんで片側のオイルパンにのみ回収したオ
イルが集まるように工夫したものである。
〔考案の実施例〕
本考案の構成を第1図,第2図を用いて説明する。一対
の加熱ロール1とバックロール2の間を用紙3が走行
し,加熱ロール1には帯状フエルト8が接触し,裏側か
らオイルポート5により加熱ロール1に押付けられてい
る。オイルポート5には図示していないオイルポンプか
らオイルチューブ4が接続されている。帯状フエルト8
は空転ロール6と巻き取りロール7に巻かれている。加
熱ロール1の下部には小容量のオイルパン9が配置さ
れ,オイルパン9に付属する支持体10により弾性体か
らなる拭き取り部材11が加熱ロール1に押し当てられ
ている。バックロール2の下部には大容量のオイルパン
13が配置され,オイルパン13に付属する支持体14
により弾性体からなる拭き取り部材15がバックロール
2に押し当てられている。オイルパン9はオイルパン1
3よりも高い位置にあり,オイルパン9の底部には用紙
走行面以外の位置にパイプ12を有し,オイルパン13
の上部へ伸びている。オイルパン13はネジ16により
装置と着脱可能に取り付けられている。
本構成によるとオイルポート5から帯状フエルト8を透
過して加熱ロール1へ塗布されたオイルはほとんどが用
紙に付着し装置外へ持ち去られるが,用紙と接触してい
ない部分では加熱ロール1にオイルが残り,その一部は
バックロール2へ移行する。加熱ロール1に残ったオイ
ルは,印刷時,即ち回転時には拭き取り部材11によっ
て拭き取られてオイルパンに導かれ,また非印刷時、即
ち回転停止時には雫となって加熱ロール1の真下にたれ
るのをオイルパン9で受けとめ,パイプ12によってバ
ックロール2下のオイルパン13に集められる。バック
ロール2に移行したオイルは同様に回転時には拭き取り
部材15によって拭き取られてオイルパンに導かれ、回
転停止時には雫はオイルパン13によって受けとめられ
る。オイルパン13に集められたオイルは定規保守時に
ネジ16をはずす事によって容易に装置外へ排出するこ
とができる。
第3図に本考案の変形例を示す。加熱ロール1に塗布さ
れたオイルはほとんどが用紙3に付着して装置外へ排出
されるのは前述の通りであり,従って,加熱ロール1に
付着した余剰オイルは用紙3と接触していない部分つま
り加熱ロール1の両端に集まりやすいため,第3図の如
くオイルパン9を分離し,拭き取り部材11を分離して
も同様の効果が得られる。なお,第1図におけるオイル
パン13の中にフエルトまたは多孔管体を設置すること
により保守時のオイル排出がさらに容易になる。
〔考案の効果〕
本考案によれば,加熱ロールとバックロールの真下にオ
イルパンを設置したのでロール回転停止時に雫となって
たれるオイルを受け止めることができ,さらに弾性体か
らなる拭き取り部材を設けたのでロール回転時にロール
に付着した余剰オイルを拭き取りオイルパンに集めるこ
とができ,装置内をオイルで汚すことがない。また,加
熱ロール下のオイルパンからパイプによってバックロー
ル下のオイルパンにオイルを集めるため定規保守時に一
方のオイルパンのみオイルを排除すれば良く保守が容易
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるレーザプリンタの定着機構の縦断
面図,第2図は第1図のA矢視図,第3図は変形例のA
矢視図、第4図は従来技術による定着機構の縦断面図で
ある。 図において,1は加熱ロール,2はバックロール,3は
用紙,5はオイルポート,8は帯状フエルト,9はオイ
ルパン,10は支持体,11は拭き取り部材,12はパ
イプ,13はオイルパン,14は支持体,15は拭き取
り部材である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 菊池 康夫 茨城県勝田市武田1060番地 日立工機株式 会社内 審判の合議体 審判長 森田 允夫 審判官 今 勝義 審判官 川上 光治 (56)参考文献 特開 昭53−95645(JP,A) 特開 昭59−71072(JP,A) 特開 昭48−62434(JP,A) 特開 昭57−86873(JP,A) 実開 昭58−152654(JP,U) 特公 昭60−19512(JP,B2) 実公 昭60−2603(JP,Y2)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに圧接し、且つ両者の回転軸を結ぶ線
    を垂直方向からずらして配置した加熱ロールおよびバッ
    クロールと、前記加熱ロール表面にオイルを供給するオ
    イルポートと、前記加熱ロールおよびオイルポート間に
    介在し前記加熱ロール表面に付着した現像剤を拭き取り
    ながら前記オイルポートより供給されたオイルを加熱ロ
    ール表面に塗布するフェルト部材とを備えたレーザプリ
    ンタの定着装置において、 前記加熱ロール最下方位置の外周面に接する拭き取り部
    材の下方に第1のオイルパンを設け、前記バックロール
    最下方位置の外周面に接する拭き取り部材の下方には第
    1のオイルパンの位置に対し高低差の低い位置にて第2
    のオイルパンを設け、前記第1のオイルパン内に収容し
    たオイルを第2のオイルパンへ落下するように一端を第
    1のオイルパンの底部に接続し、他端を第2のオイルパ
    ン上部に位置させてなるパイプを用紙幅サイズよりも外
    側の位置に設けたことを特徴とするレーザプリンタの定
    着装置。
  2. 【請求項2】前記第1のオイルパンの容量を、第2のオ
    イルパンの容量より小さくしたことを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項記載のレーザプリンタの定着装
    置。
JP1987077744U 1987-05-22 1987-05-22 レーザプリンタの定着装置 Expired - Lifetime JPH0631494Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987077744U JPH0631494Y2 (ja) 1987-05-22 1987-05-22 レーザプリンタの定着装置

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JP1987077744U JPH0631494Y2 (ja) 1987-05-22 1987-05-22 レーザプリンタの定着装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63188671U JPS63188671U (ja) 1988-12-02
JPH0631494Y2 true JPH0631494Y2 (ja) 1994-08-22

Family

ID=30926039

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JP1987077744U Expired - Lifetime JPH0631494Y2 (ja) 1987-05-22 1987-05-22 レーザプリンタの定着装置

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JP (1) JPH0631494Y2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2703382C3 (de) * 1977-01-27 1979-07-19 Siemens Ag, 1000 Berlin Und 8000 Muenchen Vorrichtung zur Zuführung von Trennflüssigkeit zur Oberfläche einer Fixierwalze
JPS5971072A (ja) * 1982-10-15 1984-04-21 Canon Inc 定着装置
JPS602603U (ja) * 1983-06-17 1985-01-10 三菱重工業株式会社 物品案内兼ケ−ス位置決め装置

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JPS63188671U (ja) 1988-12-02

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