JPH06314173A - 磁気ディスク装置及びカード属性情報格納方法 - Google Patents
磁気ディスク装置及びカード属性情報格納方法Info
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- JPH06314173A JPH06314173A JP10203093A JP10203093A JPH06314173A JP H06314173 A JPH06314173 A JP H06314173A JP 10203093 A JP10203093 A JP 10203093A JP 10203093 A JP10203093 A JP 10203093A JP H06314173 A JPH06314173 A JP H06314173A
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- cis
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はＣＩＳ格納用の高価な不揮発性メモ
リ等を用いることなくＣＩＳを記憶するようにして、装
置を安価且つ小型にすることを目的としている。 【構成】 本発明において、ハードディスク装置１の電
源オン時に、ハードディスクコントローラ１１はＣＰＵ
１２を介してサーボ処理回路１５、キャリッジ制御回路
１６を動作させて、キャリッジ機構２２により磁気ヘッ
ド２１を磁気ディスク２２上のＣＩＳが書かれているセ
クタに移動して、前記磁気ヘッド２１からＣＩＳを読み
出した後、ＲＬＬエンコーダ／デコーダ１９を介してこ
れを一旦セクタバッファ１３に格納する。その後、ハー
ドディスクコントローラ１１は前記セクタバッファ１３
からＣＩＳを１バイト毎読み出してＲＡＭ１１１に格納
しておく。その後、ホストシステム２は外部バス３を介
してＲＡＭ１１１内のＣＩＳにアクセスする。
リ等を用いることなくＣＩＳを記憶するようにして、装
置を安価且つ小型にすることを目的としている。 【構成】 本発明において、ハードディスク装置１の電
源オン時に、ハードディスクコントローラ１１はＣＰＵ
１２を介してサーボ処理回路１５、キャリッジ制御回路
１６を動作させて、キャリッジ機構２２により磁気ヘッ
ド２１を磁気ディスク２２上のＣＩＳが書かれているセ
クタに移動して、前記磁気ヘッド２１からＣＩＳを読み
出した後、ＲＬＬエンコーダ／デコーダ１９を介してこ
れを一旦セクタバッファ１３に格納する。その後、ハー
ドディスクコントローラ１１は前記セクタバッファ１３
からＣＩＳを１バイト毎読み出してＲＡＭ１１１に格納
しておく。その後、ホストシステム２は外部バス３を介
してＲＡＭ１１１内のＣＩＳにアクセスする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はＰＣＭＣＩＡインタフェ
ースを備えた磁気ディスク装置に係わり、特にカード属
性情報の格納方法に関する。
ースを備えた磁気ディスク装置に係わり、特にカード属
性情報の格納方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】ＰＣＭＣＩＡインタフェースは磁気ディ
スク装置、半導体ディスク装置、モデムカード等を同一
のカードスロット、コネクタを用いて接続することが可
能なインタフェース規格である。このような、ＰＣＭＣ
ＩＡインタフェースをサポートしているホストシステム
は接続された周辺機器が何であるかを識別する必要があ
り、識別は接続された周辺機器が有するカード属性情報
を解釈することにより行われる。このカード属性情報は
情報タプルという１続きの情報群に整理されたものが集
まって構成されている。例えば、カード形態タプル（Ｃ
ａｒｄ Ｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎ Ｔｕｐｌｅｓ）
と呼ばれる部分には、その周辺機器が必要とする電源電
圧、接続に使用される電気信号線の速度に関するパラメ
ータ等の記述があり、又、基本互換タプル（Ｂａｓｉｃ
Ｃｏｍｐａｔｉｂｉｌｉｔｙ Ｔｕｐｌｅｓ）には、
周辺機器がマスクＲＯＭのような読み出し専用装置、或
いは磁気ディスク装置のようなデータの読み出し／書き
込み可能な装置など、接続された装置の種類を示す記述
等の情報がある。尚、カード属性情報（Ｃａｒｄ Ｉｎ
ｆｏｒｍａｔｉｏｎ Ｓｔｒｕｃｔｉｏｎ）は、ＣＩＳ
と記述される場合もある。
スク装置、半導体ディスク装置、モデムカード等を同一
のカードスロット、コネクタを用いて接続することが可
能なインタフェース規格である。このような、ＰＣＭＣ
ＩＡインタフェースをサポートしているホストシステム
は接続された周辺機器が何であるかを識別する必要があ
り、識別は接続された周辺機器が有するカード属性情報
を解釈することにより行われる。このカード属性情報は
情報タプルという１続きの情報群に整理されたものが集
まって構成されている。例えば、カード形態タプル（Ｃ
ａｒｄ Ｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎ Ｔｕｐｌｅｓ）
と呼ばれる部分には、その周辺機器が必要とする電源電
圧、接続に使用される電気信号線の速度に関するパラメ
ータ等の記述があり、又、基本互換タプル（Ｂａｓｉｃ
Ｃｏｍｐａｔｉｂｉｌｉｔｙ Ｔｕｐｌｅｓ）には、
周辺機器がマスクＲＯＭのような読み出し専用装置、或
いは磁気ディスク装置のようなデータの読み出し／書き
込み可能な装置など、接続された装置の種類を示す記述
等の情報がある。尚、カード属性情報（Ｃａｒｄ Ｉｎ
ｆｏｒｍａｔｉｏｎ Ｓｔｒｕｃｔｉｏｎ）は、ＣＩＳ
と記述される場合もある。
【０００３】ＣＩＳの中には周辺装置の物理的な仕様
（例えば、磁気ディスク装置か、半導体ディスク装置か
等）の他に、ホストシステムが周辺装置を管理するため
のオペレーティングシステム（ＯＳ）がどのようにその
装置を管理している状態にあるか、というようなソフト
ウェア的な情報（Ｄａｔａ Ｒｅｃｏｒｄｉｎｇ Ｆｏ
ｒｍａｔ Ｔｕｐｌｅｓ）もある。ここで、通常のＯＳ
が磁気ディスク装置を管理する場合について述べる。磁
気ディスク装置内のいずれのセクタから、どのようなフ
ァイルが、どれだけの長さで格納されているか等を示す
情報（これをＦｉｌｅ Ａｌｏｃａｔｉｏｎ Ｔａｂｌ
ｅ＝ＦＡＴと呼ぶ）が磁気ディスク装置内の固有のセク
タに記述されている。磁気ディスク装置へのアクセスが
必要となった場合に、ＯＳは前記固有のセクタに書かれ
ているＦＡＴを参照して磁気ディスク装置上のどの位置
に対してアクセスするかということを確定し、それから
実際のファイル等にアクセスを行うのが普通である。
（例えば、磁気ディスク装置か、半導体ディスク装置か
等）の他に、ホストシステムが周辺装置を管理するため
のオペレーティングシステム（ＯＳ）がどのようにその
装置を管理している状態にあるか、というようなソフト
ウェア的な情報（Ｄａｔａ Ｒｅｃｏｒｄｉｎｇ Ｆｏ
ｒｍａｔ Ｔｕｐｌｅｓ）もある。ここで、通常のＯＳ
が磁気ディスク装置を管理する場合について述べる。磁
気ディスク装置内のいずれのセクタから、どのようなフ
ァイルが、どれだけの長さで格納されているか等を示す
情報（これをＦｉｌｅ Ａｌｏｃａｔｉｏｎ Ｔａｂｌ
ｅ＝ＦＡＴと呼ぶ）が磁気ディスク装置内の固有のセク
タに記述されている。磁気ディスク装置へのアクセスが
必要となった場合に、ＯＳは前記固有のセクタに書かれ
ているＦＡＴを参照して磁気ディスク装置上のどの位置
に対してアクセスするかということを確定し、それから
実際のファイル等にアクセスを行うのが普通である。
【０００４】従来のホストシステムと磁気ディスク装置
との関係は、一般的に磁気ディスク装置の取り外しを日
常的に行うという構成にはなっていないので、前記ＦＡ
Ｔの位置は決まった位置にあり、ホストシステムは前記
決まった位置にあるＦＡＴを読み取ることによって、常
にＦＡＴの内容を参照することができた。
との関係は、一般的に磁気ディスク装置の取り外しを日
常的に行うという構成にはなっていないので、前記ＦＡ
Ｔの位置は決まった位置にあり、ホストシステムは前記
決まった位置にあるＦＡＴを読み取ることによって、常
にＦＡＴの内容を参照することができた。
【０００５】ところが、ＰＣＭＣＩＡインタフェースの
ように同一のスロットに複数種類の周辺装置の接続／分
離が行われるような想定がなされると、インタフェース
において、周辺装置のどの部分を読み取れば、装置内の
情報位置を管理している情報（ＦＡＴ）を読み出すこと
ができるか、ということが一定でなくなる。即ち、ある
ホストシステムによって、ファイルが書き込まれた磁気
ディスク装置を、別の装置がアクセスして前記ファイル
を的確に読み出すためには、前記ＦＡＴが格納されてい
る位置を示す情報を最初に読み取ることが不可欠であ
り、この動作を行わなければ、磁気ディスク装置内にど
のようなファイルがあっても、前記別の装置は目的のフ
ァイルに的確にアクセスすることができないということ
になる。
ように同一のスロットに複数種類の周辺装置の接続／分
離が行われるような想定がなされると、インタフェース
において、周辺装置のどの部分を読み取れば、装置内の
情報位置を管理している情報（ＦＡＴ）を読み出すこと
ができるか、ということが一定でなくなる。即ち、ある
ホストシステムによって、ファイルが書き込まれた磁気
ディスク装置を、別の装置がアクセスして前記ファイル
を的確に読み出すためには、前記ＦＡＴが格納されてい
る位置を示す情報を最初に読み取ることが不可欠であ
り、この動作を行わなければ、磁気ディスク装置内にど
のようなファイルがあっても、前記別の装置は目的のフ
ァイルに的確にアクセスすることができないということ
になる。
【０００６】通常、このフォーマット情報はその周辺装
置を最初にフォーマットした装置によって、前記フォー
マットに合致した情報が書き込まれることになる。従っ
て、ＣＩＳはホストシステムによって書き替えられる部
分が存在するため、磁気デイスク装置では、ＣＩＳを不
揮発性メモリの一種である電気的書き換え可能なＥＥＰ
ＲＯＭ等に格納するようになっている。これにより、従
来のＰＣＭＣＩＡインタフェースを備えた磁気ディスク
装置は比較的高価なＥＥＰＲＯＭを搭載しなければなら
ず、その価格が上昇してしまうと共に部品点数が増えて
小型化に逆行するという欠点があった。
置を最初にフォーマットした装置によって、前記フォー
マットに合致した情報が書き込まれることになる。従っ
て、ＣＩＳはホストシステムによって書き替えられる部
分が存在するため、磁気デイスク装置では、ＣＩＳを不
揮発性メモリの一種である電気的書き換え可能なＥＥＰ
ＲＯＭ等に格納するようになっている。これにより、従
来のＰＣＭＣＩＡインタフェースを備えた磁気ディスク
装置は比較的高価なＥＥＰＲＯＭを搭載しなければなら
ず、その価格が上昇してしまうと共に部品点数が増えて
小型化に逆行するという欠点があった。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】従来のＰＣＭＣＩＡイ
ンタフェースを備えた磁気ディスク装置は、カード属性
情報（ＣＩＳ）を装置内に記憶していなければならない
が、前記ＣＩＳはホストシステムによって書き替えられ
る部分が存在するため、前記ＣＩＳを不揮発性メモリの
一種である電気的書き換え可能なＥＥＰＲＯＭに格納す
ようになっている。これにより、従来のＰＣＭＣＩＡイ
ンタフェースを備えた磁気ディスク装置は前記ＥＥＰＲ
ＯＭを搭載しなければならず、その価格が上昇してしま
うと共に、部品点数が増えて小型化に逆行するという欠
点があった。
ンタフェースを備えた磁気ディスク装置は、カード属性
情報（ＣＩＳ）を装置内に記憶していなければならない
が、前記ＣＩＳはホストシステムによって書き替えられ
る部分が存在するため、前記ＣＩＳを不揮発性メモリの
一種である電気的書き換え可能なＥＥＰＲＯＭに格納す
ようになっている。これにより、従来のＰＣＭＣＩＡイ
ンタフェースを備えた磁気ディスク装置は前記ＥＥＰＲ
ＯＭを搭載しなければならず、その価格が上昇してしま
うと共に、部品点数が増えて小型化に逆行するという欠
点があった。
【０００８】そこで本発明は上記の欠点を除去し、ＣＩ
Ｓ格納用の高価な不揮発性メモリ等を用いることなくＣ
ＩＳを記憶するようにして、装置を安価且つ小型にする
ことができる磁気ディスク装置及びカード属性情報格納
方法を提供することを目的としている。
Ｓ格納用の高価な不揮発性メモリ等を用いることなくＣ
ＩＳを記憶するようにして、装置を安価且つ小型にする
ことができる磁気ディスク装置及びカード属性情報格納
方法を提供することを目的としている。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明はＰＣＭＣＩＡイ
ンタフェースを備え、このＰＣＭＣＩＡインタフェース
を介してホストシステムに接続される磁気ディスク装置
において、カード属性情報を格納した磁気ディスクと、
装置の電源立ち上げ時に、前記磁気ディスクから前記カ
ード属性情報を読み出す読出手段と、この読出手段によ
り読み出されたカード属性情報を格納すると共に前記Ｐ
ＣＭＣＩＡインタフェースを介して前記ホストシステム
からアクセス可能なメモリとを具備した構成を有する。
ンタフェースを備え、このＰＣＭＣＩＡインタフェース
を介してホストシステムに接続される磁気ディスク装置
において、カード属性情報を格納した磁気ディスクと、
装置の電源立ち上げ時に、前記磁気ディスクから前記カ
ード属性情報を読み出す読出手段と、この読出手段によ
り読み出されたカード属性情報を格納すると共に前記Ｐ
ＣＭＣＩＡインタフェースを介して前記ホストシステム
からアクセス可能なメモリとを具備した構成を有する。
【００１０】
【作用】本発明の磁気ディスク装置において、読出手段
は装置の電源立ち上げ時に、前記磁気ディスクに格納さ
れている前記カード属性情報を読み出す。ＰＣＭＣＩＡ
インタフェースを介してホストシステムからアクセス可
能なメモリは前記読出手段により読み出されたカード属
性情報を格納する。これにより、前記メモリを常設のも
のと兼用すれば、前記カード属性情報を格納しておく不
揮発性メモリを別途設ける必要がなくなり、装置を安価
且つ小型にすることができる。
は装置の電源立ち上げ時に、前記磁気ディスクに格納さ
れている前記カード属性情報を読み出す。ＰＣＭＣＩＡ
インタフェースを介してホストシステムからアクセス可
能なメモリは前記読出手段により読み出されたカード属
性情報を格納する。これにより、前記メモリを常設のも
のと兼用すれば、前記カード属性情報を格納しておく不
揮発性メモリを別途設ける必要がなくなり、装置を安価
且つ小型にすることができる。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図１は本発明の磁気ディスク装置の一実施例を
示したブロック図である。１はコントローラ内蔵型磁気
ディスク装置、２は磁気ディスク装置１に対してデータ
の書き込み／読み出し要求を行うホストシステム、３は
磁気ディスク装置１とホストシステム２を接続する外部
バスである。又、磁気ディスク装置１は、ホストシステ
ム２との交信、セクタバッファ１３へのデータの転送制
御、磁気ディスク２２からのデータの読み出し／書き込
み制御を行うハードディスクコントローラ１１、磁気デ
ィスク２２上の所定位置へ磁気ヘッド２１を移動して位
置決めしたり、或いはハードディスクコントローラ１１
の制御を行うＣＰＵ１２、磁気ディスク２２上から読み
出したデータ、又は書き込みデータを一時保管するセク
タバッファ１３、ＣＰＵ１２が動作するために必要なプ
ログラムが格納されるＲＯＭ１４、磁気ディスク２２上
のヘッドの位置情報やキャリッジ機構２０の制御情報を
ＣＰＵ１２に示し、又、ＣＰＵ１２の指示に従ってキャ
リッジ制御回路１６を動作させるサーボ処理回路１５、
サーボ処理回路１５の指示に従ってＶＣＭドライバ１７
の制御を行うキャリッジ制御回路１６、キャリッジ機構
２０に含まれるＶＣＭ（ボイスコイルモータ）の制御、
駆動を行うＶＣＭドライバ１７、磁気ディスク２２から
読み出された位置信号に加工を施してサーボ処理回路１
５に伝達する信号処理回路１８、ハードディスクコント
ローラ１１から送られたＮＲＺ符号化された書き込みデ
ータを書き込み信号に変換し、又磁気ディスク２２から
読み出された読み出し信号をＮＲＺ符号に変換してハー
ドディスクコントローラ１１に送るＲＬＬエンコーダ／
デコーダ１９、磁気ヘッド２１を移動するキャリッジ機
構２０、磁気ディスク２２に対して情報の記録／再生を
行う磁気ヘッド２１、表面に情報が磁気記録される磁気
ディスク（記録媒体）２２、磁気ディスク２２を回転さ
せるスピンドルモータ２３、スピンドルモータ２３を一
定速度で回転させる制御を行うモータ制御回路２４を有
している。尚、ハードディスクコントローラ１１はＲＡ
Ｍ１１１を有している。
明する。図１は本発明の磁気ディスク装置の一実施例を
示したブロック図である。１はコントローラ内蔵型磁気
ディスク装置、２は磁気ディスク装置１に対してデータ
の書き込み／読み出し要求を行うホストシステム、３は
磁気ディスク装置１とホストシステム２を接続する外部
バスである。又、磁気ディスク装置１は、ホストシステ
ム２との交信、セクタバッファ１３へのデータの転送制
御、磁気ディスク２２からのデータの読み出し／書き込
み制御を行うハードディスクコントローラ１１、磁気デ
ィスク２２上の所定位置へ磁気ヘッド２１を移動して位
置決めしたり、或いはハードディスクコントローラ１１
の制御を行うＣＰＵ１２、磁気ディスク２２上から読み
出したデータ、又は書き込みデータを一時保管するセク
タバッファ１３、ＣＰＵ１２が動作するために必要なプ
ログラムが格納されるＲＯＭ１４、磁気ディスク２２上
のヘッドの位置情報やキャリッジ機構２０の制御情報を
ＣＰＵ１２に示し、又、ＣＰＵ１２の指示に従ってキャ
リッジ制御回路１６を動作させるサーボ処理回路１５、
サーボ処理回路１５の指示に従ってＶＣＭドライバ１７
の制御を行うキャリッジ制御回路１６、キャリッジ機構
２０に含まれるＶＣＭ（ボイスコイルモータ）の制御、
駆動を行うＶＣＭドライバ１７、磁気ディスク２２から
読み出された位置信号に加工を施してサーボ処理回路１
５に伝達する信号処理回路１８、ハードディスクコント
ローラ１１から送られたＮＲＺ符号化された書き込みデ
ータを書き込み信号に変換し、又磁気ディスク２２から
読み出された読み出し信号をＮＲＺ符号に変換してハー
ドディスクコントローラ１１に送るＲＬＬエンコーダ／
デコーダ１９、磁気ヘッド２１を移動するキャリッジ機
構２０、磁気ディスク２２に対して情報の記録／再生を
行う磁気ヘッド２１、表面に情報が磁気記録される磁気
ディスク（記録媒体）２２、磁気ディスク２２を回転さ
せるスピンドルモータ２３、スピンドルモータ２３を一
定速度で回転させる制御を行うモータ制御回路２４を有
している。尚、ハードディスクコントローラ１１はＲＡ
Ｍ１１１を有している。
【００１２】次に図１に示した磁気ディスク装置に格納
されているＣＩＳをホストシステム２がアクセスできる
状態にする動作について説明する。磁気ディスク装置１
に電源が投入されると、各部が初期化された後、モータ
制御回路２４によりスピンドルモータ２３が起動され、
磁気ディスク２２が所定の回転数で回転される。これと
同時に、サーボ処理回路１５及びキャリッジ制御回路１
６が動作状態となって、ＶＣＭドライバ１７によりキャ
リッジ機構２０を何時でも回動させて、磁気ヘッド２１
を磁気ディスク２２上の目標トラックへ移動できる状態
として、磁気ディスク２２へのアクセス準備が完了す
る。
されているＣＩＳをホストシステム２がアクセスできる
状態にする動作について説明する。磁気ディスク装置１
に電源が投入されると、各部が初期化された後、モータ
制御回路２４によりスピンドルモータ２３が起動され、
磁気ディスク２２が所定の回転数で回転される。これと
同時に、サーボ処理回路１５及びキャリッジ制御回路１
６が動作状態となって、ＶＣＭドライバ１７によりキャ
リッジ機構２０を何時でも回動させて、磁気ヘッド２１
を磁気ディスク２２上の目標トラックへ移動できる状態
として、磁気ディスク２２へのアクセス準備が完了す
る。
【００１３】その後、ハードディスクコントローラ１１
は、まず、図２に示したステップ２０１にて磁気ディス
ク２２上のＣＩＳ格納領域に格納されているＣＩＳを読
み取るために、ＣＰＵ１２を介してサーボ処理回路１５
を動作させ、更にキャリッジ制御回路１６を動作させて
ＶＣＭドライバ１７を駆動して、キャリッジ機構２０に
よって磁気ヘッド２１を磁気ディスク２２上の前記ＣＩ
Ｓが格納されているセクタ上に移動させる。この時、磁
気ヘッド２１により磁気ディスク２２から読み出された
位置信号は信号処理回路１８により加工を施された後、
サーボ処理回路１５にフィードバックされるため、磁気
ヘッド２１は磁気ディスク２２の目標トラックの目標セ
クタ上に正確に位置決めされる。次にステップ２０２に
て、磁気ヘッド２１は磁気ディスク２２上からＣＩＳを
読み出し、この読み出したＣＩＳ信号をＲＬＬエンコー
ダ／デコーダ１９によってＮＲＺ符号に変換してからハ
ードディスクコントローラ１１に送る。
は、まず、図２に示したステップ２０１にて磁気ディス
ク２２上のＣＩＳ格納領域に格納されているＣＩＳを読
み取るために、ＣＰＵ１２を介してサーボ処理回路１５
を動作させ、更にキャリッジ制御回路１６を動作させて
ＶＣＭドライバ１７を駆動して、キャリッジ機構２０に
よって磁気ヘッド２１を磁気ディスク２２上の前記ＣＩ
Ｓが格納されているセクタ上に移動させる。この時、磁
気ヘッド２１により磁気ディスク２２から読み出された
位置信号は信号処理回路１８により加工を施された後、
サーボ処理回路１５にフィードバックされるため、磁気
ヘッド２１は磁気ディスク２２の目標トラックの目標セ
クタ上に正確に位置決めされる。次にステップ２０２に
て、磁気ヘッド２１は磁気ディスク２２上からＣＩＳを
読み出し、この読み出したＣＩＳ信号をＲＬＬエンコー
ダ／デコーダ１９によってＮＲＺ符号に変換してからハ
ードディスクコントローラ１１に送る。
【００１４】ハードディスクコントローラ１１はＲＬＬ
エンコーダ／デコーダ１９から入力された前記ＮＲＺ符
号化されたＣＩＳをセクターバッファ１３に書き込んで
おく。次にハードディスクコントローラ１１はステップ
２０３にてセクターバッファ１３から前記ＣＩＳを１バ
イト読み込み、この読み込んだＣＩＳをステップ２０４
にてハードディスクコントローラ１１内のＲＡＭ１１１
に書き込んだ後、ステップ２０５にて、全てのＣＩＳを
ＲＡＭ１１１に書き込んだか否かを判定し、書き込んで
いない場合はステップ２０３に戻り、書き込んである場
合は処理を終了する。
エンコーダ／デコーダ１９から入力された前記ＮＲＺ符
号化されたＣＩＳをセクターバッファ１３に書き込んで
おく。次にハードディスクコントローラ１１はステップ
２０３にてセクターバッファ１３から前記ＣＩＳを１バ
イト読み込み、この読み込んだＣＩＳをステップ２０４
にてハードディスクコントローラ１１内のＲＡＭ１１１
に書き込んだ後、ステップ２０５にて、全てのＣＩＳを
ＲＡＭ１１１に書き込んだか否かを判定し、書き込んで
いない場合はステップ２０３に戻り、書き込んである場
合は処理を終了する。
【００１５】尚、セクターバッファ１３に書き込まれて
いるＣＩＳをハードディスクコントローラ１１内のＲＡ
Ｍ１１１にコピーする動作は１バイト毎行われるため、
上記ステップ２０３〜２０５で示した処理の繰り返しと
なり、セクターバッファ１３内に書き込まれたＣＩＳが
全てＲＡＭ１１１にコピーされるまでは、上記ステップ
２０３〜２０５の処理が繰り返されることになる。この
ようにして、ハードディスクコントローラ１１内のＲＡ
Ｍ１１１にＣＩＳが格納されると、ホストシステム２は
外部バス３を介してこのＲＡＭ１１１に格納されている
ＣＩＳをアクセスすることにより、磁気ディスク装置１
の容量やフォーマット方式等を認識し、又、必要があれ
ばＲＡＭ１１１に格納されているＣＩＳの一部を変更す
る。
いるＣＩＳをハードディスクコントローラ１１内のＲＡ
Ｍ１１１にコピーする動作は１バイト毎行われるため、
上記ステップ２０３〜２０５で示した処理の繰り返しと
なり、セクターバッファ１３内に書き込まれたＣＩＳが
全てＲＡＭ１１１にコピーされるまでは、上記ステップ
２０３〜２０５の処理が繰り返されることになる。この
ようにして、ハードディスクコントローラ１１内のＲＡ
Ｍ１１１にＣＩＳが格納されると、ホストシステム２は
外部バス３を介してこのＲＡＭ１１１に格納されている
ＣＩＳをアクセスすることにより、磁気ディスク装置１
の容量やフォーマット方式等を認識し、又、必要があれ
ばＲＡＭ１１１に格納されているＣＩＳの一部を変更す
る。
【００１６】本実施例によれば、カード属性情報（ＣＩ
Ｓ）を磁気ディスク２２の所定の領域に格納しておき、
装置の電源オン時にハードディスクコントローラ１１が
前記磁気ディスク２２からＣＩＳを読み出して、これを
ＲＡＭ１１１内に格納しておくため、ホストシステム２
は外部バス３を介して前記ＲＡＭ１１１内のＣＩＳにア
クセスすることができる。従って、前記ＣＩＳを格納す
るための高価な不揮発性メモリを別途設ける必要がなく
なり、磁気ディスク装置１を安価に構成することができ
る。又、ＲＡＭ１１１はハードディスクコントローラ１
１内に常設されている場合が多いため、結局、不揮発性
メモリを不要とした分だけ部品点数を減らして、装置を
小型化することができる。
Ｓ）を磁気ディスク２２の所定の領域に格納しておき、
装置の電源オン時にハードディスクコントローラ１１が
前記磁気ディスク２２からＣＩＳを読み出して、これを
ＲＡＭ１１１内に格納しておくため、ホストシステム２
は外部バス３を介して前記ＲＡＭ１１１内のＣＩＳにア
クセスすることができる。従って、前記ＣＩＳを格納す
るための高価な不揮発性メモリを別途設ける必要がなく
なり、磁気ディスク装置１を安価に構成することができ
る。又、ＲＡＭ１１１はハードディスクコントローラ１
１内に常設されている場合が多いため、結局、不揮発性
メモリを不要とした分だけ部品点数を減らして、装置を
小型化することができる。
【００１７】
【発明の効果】以上記述した如く本発明の磁気ディスク
装置及びカード属性情報格納方法によれば、ＣＩＳ格納
用の高価な不揮発性メモリ等を用いることなくＣＩＳを
記憶するようにして、装置を安価且つ小型にすることが
できる。
装置及びカード属性情報格納方法によれば、ＣＩＳ格納
用の高価な不揮発性メモリ等を用いることなくＣＩＳを
記憶するようにして、装置を安価且つ小型にすることが
できる。
【図１】本発明の磁気ディスク装置の一実施例を示した
ブロック図。
ブロック図。
【図２】図１に示した磁気ディスク装置に格納されてい
るＣＩＳをホストシステムがアクセスできる状態にする
までの動作を示したフローチャート。
るＣＩＳをホストシステムがアクセスできる状態にする
までの動作を示したフローチャート。
１…磁気ディスク装置 ２…ホストシステ
ム ３…外部バス １１…ハードディ
スクコントローラ １２…ＣＰＵ １３…セクタバッ
ファ １４…ＲＯＭ １５…サーボ処理
回路 １６…キャリッジ制御回路 １７…ＶＣＭドラ
イバ １８…信号処理回路 １９…ＲＬＬエン
コーダ／デコーダ ２０…キャリッジ機構 ２１…磁気ヘッド ２２…磁気ディスク ２３…スピンドル
モータ ２４…モータ制御回路 １１１…ＲＡＭ
ム ３…外部バス １１…ハードディ
スクコントローラ １２…ＣＰＵ １３…セクタバッ
ファ １４…ＲＯＭ １５…サーボ処理
回路 １６…キャリッジ制御回路 １７…ＶＣＭドラ
イバ １８…信号処理回路 １９…ＲＬＬエン
コーダ／デコーダ ２０…キャリッジ機構 ２１…磁気ヘッド ２２…磁気ディスク ２３…スピンドル
モータ ２４…モータ制御回路 １１１…ＲＡＭ
Claims (2)
- 【請求項１】 ＰＣＭＣＩＡインタフェースを備え、こ
のＰＣＭＣＩＡインタフェースを介してホストシステム
に接続される磁気ディスク装置において、カード属性情
報を格納した磁気ディスクと、装置の電源立ち上げ時
に、前記磁気ディスクから前記カード属性情報を読み出
す読出手段と、この読出手段により読み出されたカード
属性情報を格納すると共に前記ＰＣＭＣＩＡインタフェ
ースを介して前記ホストシステムからアクセス可能なメ
モリとを具備したことを特徴とする磁気ディスク装置。 - 【請求項２】 ＰＣＭＣＩＡインタフェースを備え、こ
のＰＣＭＣＩＡインタフェースを介してホストシステム
に接続される磁気ディスク装置において、カード属性情
報を磁気ディスクに書き込んでおき、装置の電源立ち上
げ時に、前記磁気ディスクから前記カード属性情報を読
み出し、この読み出したカード属性情報を前記ホストシ
ステムによりアクセス可能なメモリ上に格納しておくこ
とを特徴とするカード属性情報格納方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10203093A JPH06314173A (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | 磁気ディスク装置及びカード属性情報格納方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10203093A JPH06314173A (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | 磁気ディスク装置及びカード属性情報格納方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06314173A true JPH06314173A (ja) | 1994-11-08 |
Family
ID=14316366
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10203093A Pending JPH06314173A (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | 磁気ディスク装置及びカード属性情報格納方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06314173A (ja) |
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8964361B2 (en) | 2010-07-21 | 2015-02-24 | Teradyne, Inc. | Bulk transfer of storage devices using manual loading |
| US9001456B2 (en) | 2010-08-31 | 2015-04-07 | Teradyne, Inc. | Engaging test slots |
| US9459312B2 (en) | 2013-04-10 | 2016-10-04 | Teradyne, Inc. | Electronic assembly test system |
| US9779780B2 (en) | 2010-06-17 | 2017-10-03 | Teradyne, Inc. | Damping vibrations within storage device testing systems |
| US10725091B2 (en) | 2017-08-28 | 2020-07-28 | Teradyne, Inc. | Automated test system having multiple stages |
| US10775408B2 (en) | 2018-08-20 | 2020-09-15 | Teradyne, Inc. | System for testing devices inside of carriers |
| US10845410B2 (en) | 2017-08-28 | 2020-11-24 | Teradyne, Inc. | Automated test system having orthogonal robots |
| US10948534B2 (en) | 2017-08-28 | 2021-03-16 | Teradyne, Inc. | Automated test system employing robotics |
| US10983145B2 (en) | 2018-04-24 | 2021-04-20 | Teradyne, Inc. | System for testing devices inside of carriers |
| US11226390B2 (en) | 2017-08-28 | 2022-01-18 | Teradyne, Inc. | Calibration process for an automated test system |
| US11754622B2 (en) | 2020-10-22 | 2023-09-12 | Teradyne, Inc. | Thermal control system for an automated test system |
| US11754596B2 (en) | 2020-10-22 | 2023-09-12 | Teradyne, Inc. | Test site configuration in an automated test system |
| US11867749B2 (en) | 2020-10-22 | 2024-01-09 | Teradyne, Inc. | Vision system for an automated test system |
| US11899042B2 (en) | 2020-10-22 | 2024-02-13 | Teradyne, Inc. | Automated test system |
| US11953519B2 (en) | 2020-10-22 | 2024-04-09 | Teradyne, Inc. | Modular automated test system |
-
1993
- 1993-04-28 JP JP10203093A patent/JPH06314173A/ja active Pending
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9779780B2 (en) | 2010-06-17 | 2017-10-03 | Teradyne, Inc. | Damping vibrations within storage device testing systems |
| US8964361B2 (en) | 2010-07-21 | 2015-02-24 | Teradyne, Inc. | Bulk transfer of storage devices using manual loading |
| US9001456B2 (en) | 2010-08-31 | 2015-04-07 | Teradyne, Inc. | Engaging test slots |
| US9459312B2 (en) | 2013-04-10 | 2016-10-04 | Teradyne, Inc. | Electronic assembly test system |
| US10845410B2 (en) | 2017-08-28 | 2020-11-24 | Teradyne, Inc. | Automated test system having orthogonal robots |
| US10725091B2 (en) | 2017-08-28 | 2020-07-28 | Teradyne, Inc. | Automated test system having multiple stages |
| US10948534B2 (en) | 2017-08-28 | 2021-03-16 | Teradyne, Inc. | Automated test system employing robotics |
| US11226390B2 (en) | 2017-08-28 | 2022-01-18 | Teradyne, Inc. | Calibration process for an automated test system |
| US10983145B2 (en) | 2018-04-24 | 2021-04-20 | Teradyne, Inc. | System for testing devices inside of carriers |
| US10775408B2 (en) | 2018-08-20 | 2020-09-15 | Teradyne, Inc. | System for testing devices inside of carriers |
| US11754622B2 (en) | 2020-10-22 | 2023-09-12 | Teradyne, Inc. | Thermal control system for an automated test system |
| US11754596B2 (en) | 2020-10-22 | 2023-09-12 | Teradyne, Inc. | Test site configuration in an automated test system |
| US11867749B2 (en) | 2020-10-22 | 2024-01-09 | Teradyne, Inc. | Vision system for an automated test system |
| US11899042B2 (en) | 2020-10-22 | 2024-02-13 | Teradyne, Inc. | Automated test system |
| US11953519B2 (en) | 2020-10-22 | 2024-04-09 | Teradyne, Inc. | Modular automated test system |
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