JPH0631415Y2 - 湿度センサ - Google Patents
湿度センサInfo
- Publication number
- JPH0631415Y2 JPH0631415Y2 JP13129688U JP13129688U JPH0631415Y2 JP H0631415 Y2 JPH0631415 Y2 JP H0631415Y2 JP 13129688 U JP13129688 U JP 13129688U JP 13129688 U JP13129688 U JP 13129688U JP H0631415 Y2 JPH0631415 Y2 JP H0631415Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- humidity sensor
- shaped
- pair
- stem
- hole
- Prior art date
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Fluid Adsorption Or Reactions (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、外装構造を改良した湿度センサに関する。
(従来の技術) 一般に、湿度センサは相対湿度の変化を電気抵抗の変化
として検出するので、すばやい応答速度を確保するため
電極面の気孔を防ぎ度合を最小限に止どめ、感湿素子両
面に形成した電極面の有効面積を最大限確保することが
要請されている。
として検出するので、すばやい応答速度を確保するため
電極面の気孔を防ぎ度合を最小限に止どめ、感湿素子両
面に形成した電極面の有効面積を最大限確保することが
要請されている。
従来、このような要請に応えた湿度センサとしては、例
えば第14図に示すように、セラミック粉末を円板状に
成形焼結してなる感湿素子21の表裏両面に導電性電極
剤ペーストを塗布−焼付けし電極22を形成し、前記感
湿素子21の相対する外周部をステム23を構成するリ
ードピン24を接続した第15図に示すように貫通孔2
5を設けた素子支持体26一対を用い前記貫通孔25部
に挾持し固定する。しかして、前記電極22と前記素子
支持体26と接続したステム23を構成するコバール
(登録商標名)からなるリードピン24間をリード線2
7を介して接続したのち、正面及び背面に通気孔28を
設けたケース29に収納し、このケース29開口段部に
接着剤を介して前記ステム23を当接し固着した後ケー
ス29開口部に封口樹脂30を充填してなるものであ
る。31はステム23を構成するコバールなどからなる
台座で、32はリードピン貫通孔で、台座31との短絡
を防ぐためリードピン24の太さより大きく構成されて
おり、33は台座31内に充填した絶縁体で、リードピ
ン24及び台座31と同じ程度の熱膨張係数をもつガラ
スから構成されている。
えば第14図に示すように、セラミック粉末を円板状に
成形焼結してなる感湿素子21の表裏両面に導電性電極
剤ペーストを塗布−焼付けし電極22を形成し、前記感
湿素子21の相対する外周部をステム23を構成するリ
ードピン24を接続した第15図に示すように貫通孔2
5を設けた素子支持体26一対を用い前記貫通孔25部
に挾持し固定する。しかして、前記電極22と前記素子
支持体26と接続したステム23を構成するコバール
(登録商標名)からなるリードピン24間をリード線2
7を介して接続したのち、正面及び背面に通気孔28を
設けたケース29に収納し、このケース29開口段部に
接着剤を介して前記ステム23を当接し固着した後ケー
ス29開口部に封口樹脂30を充填してなるものであ
る。31はステム23を構成するコバールなどからなる
台座で、32はリードピン貫通孔で、台座31との短絡
を防ぐためリードピン24の太さより大きく構成されて
おり、33は台座31内に充填した絶縁体で、リードピ
ン24及び台座31と同じ程度の熱膨張係数をもつガラ
スから構成されている。
しかしながら、上記のような構成になる湿度センサは、
外装構造が複雑で実用上多くの問題をかかえていた。
外装構造が複雑で実用上多くの問題をかかえていた。
すなわち、ステム23構造に多くの部品点数を要し、か
つ台座31及びリードピン24がコバールからなり、台
座31内に充填する絶縁体がガラスで構成されているた
め、湿度センサとして高価にならざるを得ず、また、ス
テム23とケース29の一体化構成として接着剤塗布−
固化及び封口樹脂30の充填−硬化工程を必要とするた
め作業性が良くなかった。
つ台座31及びリードピン24がコバールからなり、台
座31内に充填する絶縁体がガラスで構成されているた
め、湿度センサとして高価にならざるを得ず、また、ス
テム23とケース29の一体化構成として接着剤塗布−
固化及び封口樹脂30の充填−硬化工程を必要とするた
め作業性が良くなかった。
また、このような構成になる湿度センサのケース29に
設けた通気孔部28構成は、第16図に示すように、貫
通孔34部にメッシュフィルタ35を配設し、前記この
メッシュフィルタ35の上にケース29と同材質からな
るリング36を当接して押し込んだものからなっている
が、製品化された後の取扱い時リードピン24でメッシ
ュフィルタ35を破損させたり、又はメッシュフィルタ
35の破損にとどまらず感湿素子21をも破損させる危
険性を有していた。
設けた通気孔部28構成は、第16図に示すように、貫
通孔34部にメッシュフィルタ35を配設し、前記この
メッシュフィルタ35の上にケース29と同材質からな
るリング36を当接して押し込んだものからなっている
が、製品化された後の取扱い時リードピン24でメッシ
ュフィルタ35を破損させたり、又はメッシュフィルタ
35の破損にとどまらず感湿素子21をも破損させる危
険性を有していた。
また、使用中、油やゴミの付着によるメッシュフィルタ
35の目詰まり現象により正確な湿度検出ができなくな
る欠点を有していた。
35の目詰まり現象により正確な湿度検出ができなくな
る欠点を有していた。
更に、通気孔部28構成を作業面でみた場合部品点数も
多く、メッシュフィルタ35配設作業に多くの工程を要
し、作業性に問題があり、低価格化の市場要求の阻害要
因となっており、加えて、メッシュフィルタ35の固着
手段として接着剤を用いるため、周辺への接着剤付着に
よる商品価値の低下はもとより、メッシュフィルタ35
の不必要部への接着剤付着は、メッシュフィルタ35の
通気孔部28としての機能の阻害要因となり、湿度セン
サの信頼性に問題をかかえる結果となっていた。
多く、メッシュフィルタ35配設作業に多くの工程を要
し、作業性に問題があり、低価格化の市場要求の阻害要
因となっており、加えて、メッシュフィルタ35の固着
手段として接着剤を用いるため、周辺への接着剤付着に
よる商品価値の低下はもとより、メッシュフィルタ35
の不必要部への接着剤付着は、メッシュフィルタ35の
通気孔部28としての機能の阻害要因となり、湿度セン
サの信頼性に問題をかかえる結果となっていた。
(考案が解決しようとする課題) 以上のように従来の湿度センサは、ステム構成が複雑で
作業性に問題があると同時に、構成部品自体が多く、か
つ構成部品自体比較的高いものを用いているため、湿度
センサとして高価なものにならざるを得なかった。
作業性に問題があると同時に、構成部品自体が多く、か
つ構成部品自体比較的高いものを用いているため、湿度
センサとして高価なものにならざるを得なかった。
また、通気孔をメッシュフィルタで構成しているため、
リードピンでメッシュフィルタ自体を破損させることは
もとより、感湿素子をも破損させる危険性を有してい
た。
リードピンでメッシュフィルタ自体を破損させることは
もとより、感湿素子をも破損させる危険性を有してい
た。
本考案は、上記の点に鑑みてなされたもので、その第1
の目的は、ステム構成を改良することによって、低価格
化の市場要求に応え得る湿度センサを提供するものであ
り、また、第2の目的は、ステム構成に加えケースに設
ける通気孔構成を改良することによって、リードピンに
よる感湿素子破損の危険性をも解消した湿度センサを提
供するものである。
の目的は、ステム構成を改良することによって、低価格
化の市場要求に応え得る湿度センサを提供するものであ
り、また、第2の目的は、ステム構成に加えケースに設
ける通気孔構成を改良することによって、リードピンに
よる感湿素子破損の危険性をも解消した湿度センサを提
供するものである。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案の湿度センサは、モールド樹脂からなる台座を介
してそれぞれ対向方向に突出した金属体の一方側を一対
の断面U字形素子支持部とし、他方側を横断面が少なく
とも一つの曲がり構造となる一対のリードピン部とした
ステムを用い、前記断面U字形素子支持部に表裏両面に
電極を形成した板状の感湿素子をはさみ、前記電極と前
記断面U字形素子支持部を接着したことを特徴とするも
のであり、また、上記構成になる感湿素子をステムとと
もに内外面に連なる少なくとも1本のスリット状貫通孔
からなり、かつこのスリット状貫通孔に対向した内面側
に障壁を設けた一対の縦割2分割嵌込み形外装ケース間
に収納したことを特徴とするものである。
してそれぞれ対向方向に突出した金属体の一方側を一対
の断面U字形素子支持部とし、他方側を横断面が少なく
とも一つの曲がり構造となる一対のリードピン部とした
ステムを用い、前記断面U字形素子支持部に表裏両面に
電極を形成した板状の感湿素子をはさみ、前記電極と前
記断面U字形素子支持部を接着したことを特徴とするも
のであり、また、上記構成になる感湿素子をステムとと
もに内外面に連なる少なくとも1本のスリット状貫通孔
からなり、かつこのスリット状貫通孔に対向した内面側
に障壁を設けた一対の縦割2分割嵌込み形外装ケース間
に収納したことを特徴とするものである。
(作用) 以上の構成による湿度センサによれば、ステム構成が従
来のものと比較して単純であり、電極からの引出構造と
して電極と素子支持部を接着するものであるため、素子
支持部として高価なコバールを使用する必要はなく、リ
ン青銅,Fe−Ni合金,洋白,銅など、一般にリード
フレームとして用いられている金属でよく、低価格化に
寄与する。
来のものと比較して単純であり、電極からの引出構造と
して電極と素子支持部を接着するものであるため、素子
支持部として高価なコバールを使用する必要はなく、リ
ン青銅,Fe−Ni合金,洋白,銅など、一般にリード
フレームとして用いられている金属でよく、低価格化に
寄与する。
また、ケースに設ける通気孔構成として、内外に連なる
スリットからなっているため、通気は極めてよく、か
つ、スリットに対向した内面側に障壁が設けられている
ため、製品化された後における取扱い中、リードピン部
がスリット部へ進入状態になったとしても障壁の存在に
よりリードピン部はこれ以上中に進まず、感湿素子まで
達することはない。
スリットからなっているため、通気は極めてよく、か
つ、スリットに対向した内面側に障壁が設けられている
ため、製品化された後における取扱い中、リードピン部
がスリット部へ進入状態になったとしても障壁の存在に
よりリードピン部はこれ以上中に進まず、感湿素子まで
達することはない。
(実施例) 以下、本考案の詳細を一実施例に基づき図面を参照して
説明する。すなわち、第1図〜第3図に示すように、数
種類の金属酸化物を混合し、例えば円板状に成形−焼結
しその後研摩して感湿素子1を形成する。次に、この感
湿素子1の表裏両面に金ペースト,銀ペースト又は酸化
ルテニウムペーストを塗布焼付けし電極2を形成する。
しかして、前記感湿素子1を第4図〜第6図に示すよう
に、モールド樹脂からなる台座3を介してそれぞれ対向
方向に突出した、例えば0.01〜0.05mm厚さのリ
ン青銅板の一方側を断面U字形素子支持部4とし、他方
側を第7図に示すように横断面がU状に曲がった構造と
なるリードピン部5としたステム6の前記断面U字形素
子支持部4にはさみ込み、この素子支持部4と前記電極
2当接部を例えば導電性ペースト7で接続し、しかる後
外装ケース(図示せず)に収納してなるものである。8
は位置決め穴である。
説明する。すなわち、第1図〜第3図に示すように、数
種類の金属酸化物を混合し、例えば円板状に成形−焼結
しその後研摩して感湿素子1を形成する。次に、この感
湿素子1の表裏両面に金ペースト,銀ペースト又は酸化
ルテニウムペーストを塗布焼付けし電極2を形成する。
しかして、前記感湿素子1を第4図〜第6図に示すよう
に、モールド樹脂からなる台座3を介してそれぞれ対向
方向に突出した、例えば0.01〜0.05mm厚さのリ
ン青銅板の一方側を断面U字形素子支持部4とし、他方
側を第7図に示すように横断面がU状に曲がった構造と
なるリードピン部5としたステム6の前記断面U字形素
子支持部4にはさみ込み、この素子支持部4と前記電極
2当接部を例えば導電性ペースト7で接続し、しかる後
外装ケース(図示せず)に収納してなるものである。8
は位置決め穴である。
以上のように構成してなる湿度センサは、ステム6構成
がモールド樹脂からなる台座3を介して断面U字状素子
支持部4とリードピン部5それぞれが対向方向に突出さ
れている、ごく単純なものであり、ステム6と感湿素子
1の一体化も容易であり、ステム6自体の部品点数も少
なくてよいのに加え、前記素子支持部4をリードピン部
5と連続した従来のコバールと比較して安価なリン青銅
板で構成されているため、ステム6のコスト低減が大幅
にはかられ、市場要求の強い湿度センサの低価格化に大
きく寄与することができる。
がモールド樹脂からなる台座3を介して断面U字状素子
支持部4とリードピン部5それぞれが対向方向に突出さ
れている、ごく単純なものであり、ステム6と感湿素子
1の一体化も容易であり、ステム6自体の部品点数も少
なくてよいのに加え、前記素子支持部4をリードピン部
5と連続した従来のコバールと比較して安価なリン青銅
板で構成されているため、ステム6のコスト低減が大幅
にはかられ、市場要求の強い湿度センサの低価格化に大
きく寄与することができる。
また、リードピン部5の横断面がU状に曲がった構造と
なっているため、薄い金属板を用いたとしてもソケット
に挿入して使用する際のリードピン部5の変形による不
具合が生じないものとなる。
なっているため、薄い金属板を用いたとしてもソケット
に挿入して使用する際のリードピン部5の変形による不
具合が生じないものとなる。
次に、上記実施例に加え通気孔構成の改良した外装ケー
ス構造について説明する。すなわち、第8図は以下説明
する外装ケースを用いた完成された湿度センサを示すも
ので、上記実施例と同一部分については同一符号を付し
説明を省略し、外装ケースに係る部分について第9図及
び第10図を用いて説明する。
ス構造について説明する。すなわち、第8図は以下説明
する外装ケースを用いた完成された湿度センサを示すも
ので、上記実施例と同一部分については同一符号を付し
説明を省略し、外装ケースに係る部分について第9図及
び第10図を用いて説明する。
すなわち、合成樹脂からなり内面9上部の例えば2箇所
に嵌合凸部10と嵌合凹部11を設け、内部9に素子収
納凹部12を設け、かつ平面部に内外面に連なり外部に
対して拡大するテーパ状を成した傾斜形状13からなる
スリット状貫通孔14を設け、このスリット状貫通孔1
4に対向した内面側にスリット状貫通孔14の傾斜形状
13部と連接した障壁15を設けた縦割2分割嵌込み形
外装ケース16一対を用い、この外装ケース16の内面
同志を向かい合せ嵌合凸部10をそれぞれ相手方の嵌合
凹部11に嵌合してなるものである。図中17は前記位
置決め穴8に挿入する位置決め突起である。
に嵌合凸部10と嵌合凹部11を設け、内部9に素子収
納凹部12を設け、かつ平面部に内外面に連なり外部に
対して拡大するテーパ状を成した傾斜形状13からなる
スリット状貫通孔14を設け、このスリット状貫通孔1
4に対向した内面側にスリット状貫通孔14の傾斜形状
13部と連接した障壁15を設けた縦割2分割嵌込み形
外装ケース16一対を用い、この外装ケース16の内面
同志を向かい合せ嵌合凸部10をそれぞれ相手方の嵌合
凹部11に嵌合してなるものである。図中17は前記位
置決め穴8に挿入する位置決め突起である。
以上の構成になる縦割2分割嵌込み形外装ケース16を
用いた第8図に示す湿度センサによれば、前述の実施例
によって得られる作用効果に加え、外装ケース16に設
ける通気孔構成が特別な部品を付加することなく、合成
樹脂の一体成形によって設けた内外面に連なるスリット
状貫通孔14によって成されているため、作業性を考慮
することなく、通気は極めて容易であり、目詰まりの心
配もない。また、スリット状貫通孔14に対向した内面
側に障壁15が設けられているため、リードピン部5が
スリット状貫通孔14に進入したとしても障壁15の存
在によって感湿素子1部に達することはなく、感湿素子
1破損に至る危険性は解消される。
用いた第8図に示す湿度センサによれば、前述の実施例
によって得られる作用効果に加え、外装ケース16に設
ける通気孔構成が特別な部品を付加することなく、合成
樹脂の一体成形によって設けた内外面に連なるスリット
状貫通孔14によって成されているため、作業性を考慮
することなく、通気は極めて容易であり、目詰まりの心
配もない。また、スリット状貫通孔14に対向した内面
側に障壁15が設けられているため、リードピン部5が
スリット状貫通孔14に進入したとしても障壁15の存
在によって感湿素子1部に達することはなく、感湿素子
1破損に至る危険性は解消される。
更に、空気とともにほこりなどの異物がスリット状貫通
孔14内に入り込んだとしても障壁15の存在によって
感湿素子1に達することはなく、かつスリット状貫通孔
14が外部に対して拡大するテーパ状を成した傾斜形状
13となっているため、結果として外部に排出されるこ
とになる作用効果を発揮できる。
孔14内に入り込んだとしても障壁15の存在によって
感湿素子1に達することはなく、かつスリット状貫通孔
14が外部に対して拡大するテーパ状を成した傾斜形状
13となっているため、結果として外部に排出されるこ
とになる作用効果を発揮できる。
なお、以上の実施例ではステム6を構成する断面U字形
素子支持部4とリードピン部5は連続したリン青銅板を
用いるものを例示して説明したが、それぞれを別個に形
成し、台座3部内で接続してもよく、また、材料はリン
青銅板に限定されるものではなく、その他Fe−Ni合
金,洋白,銅など一般的にリードフレームとして用いら
れる金属を用いてもよく、更に、リードピン部の横断面
形状も第7図のものに限定されることなく、例えば第1
1図及び第12図に示すように少なくとも一つの曲がり
構造となっていれば同効である。
素子支持部4とリードピン部5は連続したリン青銅板を
用いるものを例示して説明したが、それぞれを別個に形
成し、台座3部内で接続してもよく、また、材料はリン
青銅板に限定されるものではなく、その他Fe−Ni合
金,洋白,銅など一般的にリードフレームとして用いら
れる金属を用いてもよく、更に、リードピン部の横断面
形状も第7図のものに限定されることなく、例えば第1
1図及び第12図に示すように少なくとも一つの曲がり
構造となっていれば同効である。
また、電極2と断面U字形素子支持部4との接続手段と
して導電性ペーストを介し両者を直接接着したものを例
示したが、必要に応じリード線を介し溶接手段を用いて
よいことはもちろんである。
して導電性ペーストを介し両者を直接接着したものを例
示したが、必要に応じリード線を介し溶接手段を用いて
よいことはもちろんである。
外装ケース16に設けるスリット状貫通孔14構成とし
て、必ずしも第9図及び第10図に示すように外部に対
して拡大するテーパ状を成した傾斜形状13とする必要
はなく、第13図に示すように内外面に垂平形状18と
なるスリット状貫通孔14としたものでも本考案の目的
達成上問題はない。
て、必ずしも第9図及び第10図に示すように外部に対
して拡大するテーパ状を成した傾斜形状13とする必要
はなく、第13図に示すように内外面に垂平形状18と
なるスリット状貫通孔14としたものでも本考案の目的
達成上問題はない。
また、スリット状貫通孔14の数は実施例に示した数に
限定されることなく、必要に応じ適宜設定すればよい。
限定されることなく、必要に応じ適宜設定すればよい。
[考案の効果] 本考案によれば、ステム構成が単純で作業性良好にして
低価格化の市場要求に応え得ると同時にソケットへの挿
入作業が容易となるなど実用的価値の高い湿度センサが
得られる。
低価格化の市場要求に応え得ると同時にソケットへの挿
入作業が容易となるなど実用的価値の高い湿度センサが
得られる。
また、外装ケースに設ける通気孔構成を改良することに
より、上記効果に加えリードピン部による感湿素子破損
の危険性がなく、信頼性の高い吸湿機能を常に発揮でき
るものとなる。
より、上記効果に加えリードピン部による感湿素子破損
の危険性がなく、信頼性の高い吸湿機能を常に発揮でき
るものとなる。
第1図〜第7図は本考案の一実施例に係り、第1図〜第
3図は湿度センサを示し、第1図は正面図、第2図は左
側面図、第3図は右側面図、第4図〜第6図は第1図〜
第3図に示す湿度センサを構成するステムに係り、第4
図は正面図、第5図は左側面図、第6図は右側面図、第
7図は第4図A−A断面図、第8図〜第10図は本考案
の他の実施例に係り、第8図は湿度センサを示す斜視
図、第9図は第8図を構成する縦割2分割嵌込み形外装
ケースを示す斜視図、第10図は第9図に示す外装ケー
ス一対を嵌込んだ状態を示す断面図、第11図及び第1
2図は本考案に係るステムを構成するリードピンそれぞ
れの他の実施例を示す横断面図、第13図は本考案の他
の実施例に係る縦割2分割嵌込み形外装ケース一対を嵌
込んだ状態を示す断面図、第14〜第16図は従来例に
係り、第14図は湿度センサを示す正断面図、第15図
は第14図に示す湿度センサを構成する素子支持体を示
す側面図、第16図は第14図に示す湿度センサを構成
するケースを示す一部切欠断面図である。 1……感湿素子、2……電極 3……台座、4……断面U字形素子支持部 5……リードピン部、6……ステム 14……スリット状貫通孔 15……障壁 16……縦割2分割嵌込み形外装ケース
3図は湿度センサを示し、第1図は正面図、第2図は左
側面図、第3図は右側面図、第4図〜第6図は第1図〜
第3図に示す湿度センサを構成するステムに係り、第4
図は正面図、第5図は左側面図、第6図は右側面図、第
7図は第4図A−A断面図、第8図〜第10図は本考案
の他の実施例に係り、第8図は湿度センサを示す斜視
図、第9図は第8図を構成する縦割2分割嵌込み形外装
ケースを示す斜視図、第10図は第9図に示す外装ケー
ス一対を嵌込んだ状態を示す断面図、第11図及び第1
2図は本考案に係るステムを構成するリードピンそれぞ
れの他の実施例を示す横断面図、第13図は本考案の他
の実施例に係る縦割2分割嵌込み形外装ケース一対を嵌
込んだ状態を示す断面図、第14〜第16図は従来例に
係り、第14図は湿度センサを示す正断面図、第15図
は第14図に示す湿度センサを構成する素子支持体を示
す側面図、第16図は第14図に示す湿度センサを構成
するケースを示す一部切欠断面図である。 1……感湿素子、2……電極 3……台座、4……断面U字形素子支持部 5……リードピン部、6……ステム 14……スリット状貫通孔 15……障壁 16……縦割2分割嵌込み形外装ケース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−136946(JP,A) 特開 平2−52248(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】表裏両面に電極を形成した板状の感湿素子
と、モールド樹脂からなる台座を介してそれぞれ対向方
向に突出した一方側を一対の断面U字形素子支持部と
し、他方側を横断面が少なくとも一つの曲がり構造とな
る一対のリードピン部としたステムを具備し、前記一対
の断面U字形素子支持部に前記感湿素子を挾持し、前記
電極と前記素子支持部を電気的に接続したことを特徴と
する湿度センサ。 - 【請求項2】請求項(1)記載の湿度センサを、内面に嵌
合部を設け内外面に連なる少なくとも1本以上のスリッ
ト状貫通孔からなり、かつこの貫通孔に対向した内面側
に障壁を設けた縦割2分割嵌込み形外装ケース一対間に
収納したことを特徴とする湿度センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13129688U JPH0631415Y2 (ja) | 1988-10-05 | 1988-10-05 | 湿度センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13129688U JPH0631415Y2 (ja) | 1988-10-05 | 1988-10-05 | 湿度センサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0252150U JPH0252150U (ja) | 1990-04-13 |
JPH0631415Y2 true JPH0631415Y2 (ja) | 1994-08-22 |
Family
ID=31387228
Family Applications (1)
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JP13129688U Expired - Lifetime JPH0631415Y2 (ja) | 1988-10-05 | 1988-10-05 | 湿度センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH0631415Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1988
- 1988-10-05 JP JP13129688U patent/JPH0631415Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0252150U (ja) | 1990-04-13 |
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