JPH06313365A - 現場切断機 - Google Patents

現場切断機

Info

Publication number
JPH06313365A
JPH06313365A JP12804093A JP12804093A JPH06313365A JP H06313365 A JPH06313365 A JP H06313365A JP 12804093 A JP12804093 A JP 12804093A JP 12804093 A JP12804093 A JP 12804093A JP H06313365 A JPH06313365 A JP H06313365A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boom
tip
arm
machine
cut
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12804093A
Other languages
English (en)
Inventor
Koudou Tsuji
交堂 辻
Noriyuki Ide
紀行 井出
Toshihiko Miyake
利彦 三宅
Nobuo Kaneko
信男 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP12804093A priority Critical patent/JPH06313365A/ja
Publication of JPH06313365A publication Critical patent/JPH06313365A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 大型鉄スクラップを機械力により容易に切
断、運搬することが可能な現場切断機を提供する。 【構成】 油圧パワーショベル1の上部旋回体2に、先
端がふたまた形状のブーム3を装着する。ふたまたの一
方は固定ブーム6で、先端に把持機13を有するバンド
リングアーム10を揺動自在に装着する。把持機13は
油圧モータ16により旋回可能である。ふたまたの他方
はテレスコピックシリンダ7により伸縮自在なテレスコ
ブーム8を装着し、作業機アーム20を揺動自在に装着
する。作業機アーム20にはテレスコピックシリンダ2
3により伸縮自在なテレスコアーム24を装着し、先端
に切断機25を装着する。切断はウォータジェットまた
はガスカットで行う。作業はハンドリングアーム10の
把持機13により被切断部材30を把持し、切断機25
を任意の位置に移動させることにより容易に切断し、運
搬することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧パワーショベルを
母体とした、大型鉄スクラップの移動式の現場切断機に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、大型の鉄スクラップ(鋼滓、鉄骨
構造物、バス、トラックシャシ等)をリサイクルさせる
場合には、まず、大型鉄スクラップを人手によってガス
カットして電気炉まで運搬、投入するか、あるいは、電
気炉の投入口の大きさによっては人手によりガスカット
した後にギロチンあるいはクラッシャ等により適当な大
きさに加工し、電気炉まで運搬、投入していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、人手に
よるガスカットは多大の時間を要し、しかも苦渋作業で
あるため、作業者の確保が困難となりつつある。しか
も、このような人手によるガスカットに頼らざるをえな
い大型スクラップの量は、全体の量(年間約5000万
トン)の20%にも達し、この作業の機械化が切に望ま
れている。
【0004】本発明は上記の問題点に着目してなされた
もので、機械力によって大型鉄スクラップの切断と運搬
とを、容易に行うことのできる現場切断機を提供するこ
とを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的達成のため、
本発明に係る現場切断機の第1の発明においては、下部
走行体と、前記下部走行体に対し360°旋回可能に装
着された上部旋回体と、前記上部旋回体の前部に起伏可
能に装着された先端がふたまた形状を成すブームと、前
記ブームの先端のふたまた形状の両端に並列して起伏可
能に装着された2本の作業機アームとを具備せることを
特徴としており、第2の発明においては、前記2本の作
業機アームの、一方の作業機アームが被切断部材のハン
ドリング装置を備え、他の作業機アームが被切断部材の
切断装置を備えたことを特徴としており、第3の発明に
おいては、前記ブームの先端のふたまた形状の一方が、
左右方向に伸縮自在なテレスコブームを具備せることを
特徴としており、第4の発明においては、前記切断装置
を備えた作業機アームが伸縮自在なテレスコアームを具
備せることを特徴としている。
【0006】
【作用】上記構成によれば、下部走行体に旋回可能に装
着された上部旋回体に起伏可能に装着されたブームの先
端をふたまた形状にし、ブーム先端の両端に並列に2本
の作業機アームを設け、一方に被切断部材のハンドリン
グ装置を装着し、他方に切断装置を装着した。しかも、
ブームのふたまた形状の一方がテレスコブームで伸縮自
在であり、また、切断装置を備えた作業機アームもテレ
スコアームで伸縮自在にしたため、被切断部材をハンド
リングし、任意の位置で切断することが可能であり、ま
た、被切断部材をハンドリングしたまま移動、運搬する
ことが可能である。
【0007】
【実施例】以下に本発明に係る現場切断機の実施例につ
いて、図面を参照して説明する。図1は現場切断機の斜
視図であり、下部走行体1に360°旋回可能に装着さ
れた上部旋回体2の前部には先端がふたまた形状のブー
ム3が装着されており、ブーム3はブームシリンダ4に
よりピン5を中心として起伏可能である。ブーム3のふ
たまたの一方は固定ブーム6を成し、他方はテレスコピ
ックシリンダ7を備えたテレスコブーム8を構成し、矢
印Aの方向に伸縮自在となっている。
【0008】固定ブーム6の先端にはハンドリングアー
ム10がアームシリンダ11によりピン12を中心とし
て起伏自在に装着されている。ハンドリングアーム10
の先端には把持装置13が把持装置シリンダ14により
ピン15を中心として揺動自在に装着されている。把持
装置13は油圧モータ16により旋回可能である。
【0009】テレスコブーム8の先端には作業機アーム
20が作業機シリンダ21によりピン22を中心に起伏
可能に装着されている。作業機アーム20にはテレスコ
ピックシリンダ23により矢印Bの方向に伸縮自在にテ
レスコアーム24が装着されており、テレスコアーム2
4の先端には切断機25(ウォータジェット式またはガ
スカット式)が、切断機シリンダ26によりピン27を
中心として揺動自在に装着されている。上部旋回体2に
は切断機25用のウォータジェットユニットまたはガス
カットユニットが搭載されている。
【0010】作用は、ハンドリングアーム10の先端の
把持装置13により被切断部材30(大型の鉄スクラッ
プ)を把持するが、把持装置13の姿勢は上部旋回体
2、ブームシリンダ4、アームシリンダ11、把持装置
シリンダ14、油圧モータ16を操作することにより自
由に変化させることができる。また、切断機25の位置
決めもテレスコブーム8、作業機シリンダ21、テレス
コピックシリンダ23、切断機シリンダ26を操作する
ことにより任意の切断すべき位置に移動させることが可
能である。ウォータジェットの先端、あるいはガストー
チの先端と被切断部材との隙間を一定に保つために、近
接センサを装着してセンシングし、自動制御して効率的
な切断作業を行うことも可能である。被切断部材30を
所要の大きさに切断したのち、所要の場所に運搬する。
【0011】
【発明の効果】以上説明したごとく、本発明は大型鉄ス
クラップの現場切断機を、下部走行体に旋回可能に装着
された上部旋回体に、起伏可能に装着されたブームの先
端をふたまた形状にし、ブーム先端の一端にハンドリン
グ装置を有する作業機アームを起伏可能に装着し、他端
に切断機を有する作業機アームを起伏可能に装着した。
しかも、ブーム先端のふたまた形状の一方をテレスコブ
ームで伸縮可能にし、切断機を有する作業機アームもテ
レスコアームで伸縮可能にしたため、ハンドリング装置
により被切断部材を自由に把持し、被切断部材の任意の
位置に切断機の位置決めを行うことが可能であり、機械
力により容易に、しかも任意に大型スクラップを切断
し、所要の場所まで運搬することのできる現場切断機が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の現場切断機の斜視図である。
【符号の説明】
1 油圧パワーショベル 16 油
圧モータ 2 上部旋回体 20 作
業機アーム 3 ブーム 24 テ
レスコアーム 6 固定ブーム 25 切
断機 7、23 テレスコピックシリンダ 30 被
切断部材 8 テレスコブーム 10 ハンドリングアーム 13 把持機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金子 信男 東京都港区赤坂二丁目3番6号 株式会社 小松製作所本社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部走行体と、前記下部走行体に対し3
    60°旋回可能に装着された上部旋回体と、前記上部旋
    回体の前部に起伏可能に装着された先端がふたまた形状
    を成すブームと、前記ブームの先端のふたまた形状の両
    端に並列して起伏可能に装着された2本の作業機アーム
    とを具備せることを特徴とする現場作業機。
  2. 【請求項2】 前記2本の作業機アームの、一方の作業
    機アームが被切断部材のハンドリング装置を備え、他方
    の作業機アームが被切断部材の切断装置を備えたことを
    特徴とする請求項1の現場切断機。
  3. 【請求項3】 前記ブームの先端のふたまた形状の一方
    が、左右方向に伸縮自在なテレスコブームを具備せるこ
    とを特徴とする請求項2の現場切断機。
  4. 【請求項4】 前記切断装置を備えた作業機アームが伸
    縮自在なテレスコアームを具備せることを特徴とする請
    求項2の現場切断機。
JP12804093A 1993-04-30 1993-04-30 現場切断機 Pending JPH06313365A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12804093A JPH06313365A (ja) 1993-04-30 1993-04-30 現場切断機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12804093A JPH06313365A (ja) 1993-04-30 1993-04-30 現場切断機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06313365A true JPH06313365A (ja) 1994-11-08

Family

ID=14975029

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12804093A Pending JPH06313365A (ja) 1993-04-30 1993-04-30 現場切断機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06313365A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005002688A (ja) * 2003-06-13 2005-01-06 Jfe Civil Engineering & Construction Corp 解体用アタッチメントと解体機
JP2006307433A (ja) * 2005-04-26 2006-11-09 Hitachi Constr Mach Co Ltd 作業機械の操作装置及び作業機械
JP2015004238A (ja) * 2013-06-21 2015-01-08 株式会社竹中工務店 把持切断装置及び把持切断方法
JP2016102347A (ja) * 2014-11-28 2016-06-02 株式会社日立プラントコンストラクション ブレース切断機、及びブレース切断車輌
FR3035344A1 (fr) * 2015-04-24 2016-10-28 Colas Sa Dispositif et systeme de decoupe deporte d'elements metalliques, notamment de poutrelles
CN106437198A (zh) * 2016-11-08 2017-02-22 苏州曾智沃德智能科技有限公司 一种墙体拆除机器人
CN107313606A (zh) * 2017-06-28 2017-11-03 河北卓达建材研究院有限公司 智能超高压水射流拆楼机器人
WO2018186171A1 (ja) * 2017-04-07 2018-10-11 コベルコ建機株式会社 構造物を切断するための装置及び構造物を切断する方法

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005002688A (ja) * 2003-06-13 2005-01-06 Jfe Civil Engineering & Construction Corp 解体用アタッチメントと解体機
JP2006307433A (ja) * 2005-04-26 2006-11-09 Hitachi Constr Mach Co Ltd 作業機械の操作装置及び作業機械
JP4562583B2 (ja) * 2005-04-26 2010-10-13 日立建機株式会社 作業機械
JP2015004238A (ja) * 2013-06-21 2015-01-08 株式会社竹中工務店 把持切断装置及び把持切断方法
JP2016102347A (ja) * 2014-11-28 2016-06-02 株式会社日立プラントコンストラクション ブレース切断機、及びブレース切断車輌
FR3035344A1 (fr) * 2015-04-24 2016-10-28 Colas Sa Dispositif et systeme de decoupe deporte d'elements metalliques, notamment de poutrelles
CN106437198A (zh) * 2016-11-08 2017-02-22 苏州曾智沃德智能科技有限公司 一种墙体拆除机器人
WO2018186171A1 (ja) * 2017-04-07 2018-10-11 コベルコ建機株式会社 構造物を切断するための装置及び構造物を切断する方法
EP3584391A4 (en) * 2017-04-07 2020-03-18 Kobelco Construction Machinery Co., Ltd. DEVICE FOR CUTTING A STRUCTURE AND METHOD FOR CUTTING A STRUCTURE
US11712763B2 (en) 2017-04-07 2023-08-01 Kobelco Construction Machinery Co., Ltd. Device for cutting structure and method for cutting structure
CN107313606A (zh) * 2017-06-28 2017-11-03 河北卓达建材研究院有限公司 智能超高压水射流拆楼机器人

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4771540A (en) Metal grapple shear
US4558515A (en) Metal grapple shear
US4017114A (en) Multidirectional grapple
US3802731A (en) Grapple assembly for backhoe unit
US5127567A (en) Rail processor
JPH06313365A (ja) 現場切断機
JP2002161547A (ja) 積載型ツインアーム作業機
US5150936A (en) Grapple assembly for attachment to workhead
JP3314064B2 (ja) 保護装置付ツインアーム作業機
JP3314067B2 (ja) アームレバーを備えたツインアーム作業機
JP3314065B2 (ja) 走行装置付ツインアーム作業機
JPH02164627A (ja) スクラップ解体作業トラック
JP3314066B2 (ja) ツイン作業アーム作業機
JP2002256711A (ja) 掴み装置と家屋解体機
JP3314068B2 (ja) 連結固定型ツインアーム作業機
JPS591701Y2 (ja) 自動車解体機
JP3314063B2 (ja) 制御装置付ツインアーム作業機
JPH03223094A (ja) ワーク加工機用ジブクレーン
JP3233337B2 (ja) ドラム缶処理方法とドラム缶処理装置
JP2005155186A (ja) 切断機
JPH0318467Y2 (ja)
DK9600138U3 (da) Mobil plukkemanipulator
JP2001040885A (ja) 構造物の解体作業機
JP2022026203A (ja) 杭上移動装置用作業足場
JPH0192197A (ja) クレーン