JPH06313257A - 帽子枠装着用セットフレーム - Google Patents
帽子枠装着用セットフレームInfo
- Publication number
- JPH06313257A JPH06313257A JP5123528A JP12352893A JPH06313257A JP H06313257 A JPH06313257 A JP H06313257A JP 5123528 A JP5123528 A JP 5123528A JP 12352893 A JP12352893 A JP 12352893A JP H06313257 A JPH06313257 A JP H06313257A
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- Japan
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- frame
- hat
- cap
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 帽子枠を簡単且つ正確に装着でき、刺繍機の
稼働率の向上を図ることができる帽子枠装着用セットフ
レームを提供することである。 【構成】 セットフレーム本体2に、立壁部3と、この
立壁部3に設けられた係止爪4とを形成する一方、帽子
セット板5の後端部に、前記立壁部3の後面に上方から
係合する係合フック6aを形成し、帽子枠20の後端部
の係合孔20bに立壁部3の係止爪4を係合させて、帽
子枠20を保持するようにしたものである。
稼働率の向上を図ることができる帽子枠装着用セットフ
レームを提供することである。 【構成】 セットフレーム本体2に、立壁部3と、この
立壁部3に設けられた係止爪4とを形成する一方、帽子
セット板5の後端部に、前記立壁部3の後面に上方から
係合する係合フック6aを形成し、帽子枠20の後端部
の係合孔20bに立壁部3の係止爪4を係合させて、帽
子枠20を保持するようにしたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、帽子枠装着用セットフ
レームに関し、特にセットフレーム本体の立壁部に形成
した係止爪で帽子枠を保持するようにしたものに関す
る。
レームに関し、特にセットフレーム本体の立壁部に形成
した係止爪で帽子枠を保持するようにしたものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、野球帽などの鍔付きの帽子に、刺
繍ミシンを用いて刺繍を施す場合には、その帽子を専用
の帽子枠に予めセットする一方、その帽子枠を刺繍ミシ
ンに装着し、帽子枠を前後方向に移動し且つ左右方向に
可動させて、帽子の刺繍部分に刺繍縫いを施すようにな
っている。ところで、帽子を帽子枠に予めセットすると
きには、帽子の刺繍部分を綺麗な湾曲状に保持した状態
で、帽子を帽子枠にセットし得るように、帽子枠装着用
セットフレームが別途準備されている。
繍ミシンを用いて刺繍を施す場合には、その帽子を専用
の帽子枠に予めセットする一方、その帽子枠を刺繍ミシ
ンに装着し、帽子枠を前後方向に移動し且つ左右方向に
可動させて、帽子の刺繍部分に刺繍縫いを施すようにな
っている。ところで、帽子を帽子枠に予めセットすると
きには、帽子の刺繍部分を綺麗な湾曲状に保持した状態
で、帽子を帽子枠にセットし得るように、帽子枠装着用
セットフレームが別途準備されている。
【0003】例えば、図6に示すように、帽子枠装着用
セットフレーム1Aは、テーブルや取付け台などに取付
けられるセットフレーム本体2Aと、このセットフレー
ム本体2Aから前方に延びる湾曲状の帽子セット板5A
とが一体形成されている。そして、このセットフレーム
本体2Aには、その後端近傍部において、板バネ10A
の前端部に枢着され弾性付勢された複数のローラ部材1
1Aが、所定間隔おきに環状に取付けられ、帽子枠20
Aをセットフレーム1Aに装着したときには、帽子枠2
0Aに形成された複数の係合孔101の夫々にローラ部
材11Aが係合して、帽子枠20Aがセットフレーム1
Aに確実に装着され且つ保持される。即ち、このセット
フレーム1Aの帽子セット板5Aにより、帽子Cの刺繍
部分を綺麗な湾曲状に保持した状態で、帽子Cを帽子枠
20Aに簡単にセットすることができる。
セットフレーム1Aは、テーブルや取付け台などに取付
けられるセットフレーム本体2Aと、このセットフレー
ム本体2Aから前方に延びる湾曲状の帽子セット板5A
とが一体形成されている。そして、このセットフレーム
本体2Aには、その後端近傍部において、板バネ10A
の前端部に枢着され弾性付勢された複数のローラ部材1
1Aが、所定間隔おきに環状に取付けられ、帽子枠20
Aをセットフレーム1Aに装着したときには、帽子枠2
0Aに形成された複数の係合孔101の夫々にローラ部
材11Aが係合して、帽子枠20Aがセットフレーム1
Aに確実に装着され且つ保持される。即ち、このセット
フレーム1Aの帽子セット板5Aにより、帽子Cの刺繍
部分を綺麗な湾曲状に保持した状態で、帽子Cを帽子枠
20Aに簡単にセットすることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、帽子
を帽子枠に予めセットする為に、帽子枠を帽子枠装着用
セットフレームに対する正規の位置に位置合わせした状
態で、帽子枠をセットフレームに押し込んで、帽子枠の
複数の係合孔の各々に、対応するローラ部材の全てを略
同時に係合させて、帽子枠をセットフレームに装着する
ので、帽子枠を押し込んで装置する為に大きな押圧力が
必要となり、帽子枠の装着操作に多大の労力や注意力を
必要とすること、その為に帽子を帽子枠にセットする準
備時間が延長されることから、特に多頭式の刺繍機に複
数の帽子枠を装着する場合には、この準備時間が大幅に
延長されて刺繍機の稼働率が低下すること、などの問題
がある。
を帽子枠に予めセットする為に、帽子枠を帽子枠装着用
セットフレームに対する正規の位置に位置合わせした状
態で、帽子枠をセットフレームに押し込んで、帽子枠の
複数の係合孔の各々に、対応するローラ部材の全てを略
同時に係合させて、帽子枠をセットフレームに装着する
ので、帽子枠を押し込んで装置する為に大きな押圧力が
必要となり、帽子枠の装着操作に多大の労力や注意力を
必要とすること、その為に帽子を帽子枠にセットする準
備時間が延長されることから、特に多頭式の刺繍機に複
数の帽子枠を装着する場合には、この準備時間が大幅に
延長されて刺繍機の稼働率が低下すること、などの問題
がある。
【0005】本発明の目的は、帽子枠を簡単且つ正確に
装着でき、刺繍機の稼働率の向上を図れるような帽子枠
装着用セットフレームを提供することである。
装着でき、刺繍機の稼働率の向上を図れるような帽子枠
装着用セットフレームを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の帽子枠装着用
セットフレームは、刺繍を施す帽子を帽子枠に予めセッ
トする為に、セットフレーム本体と帽子セット板とを備
え、帽子枠を着脱自在に装着する帽子枠装着用セットフ
レームにおいて、セットフレーム本体に、帽子枠の後端
面を受け止める立壁部と、この立壁部に設けられた係止
爪とを形成し、帽子セット板の後端部に、立壁板の後面
に上方から係合する係合フックを形成し、帽子枠の後端
部の係合部に立壁部の係止爪を係合させて、帽子枠を保
持するようにしたものである。
セットフレームは、刺繍を施す帽子を帽子枠に予めセッ
トする為に、セットフレーム本体と帽子セット板とを備
え、帽子枠を着脱自在に装着する帽子枠装着用セットフ
レームにおいて、セットフレーム本体に、帽子枠の後端
面を受け止める立壁部と、この立壁部に設けられた係止
爪とを形成し、帽子セット板の後端部に、立壁板の後面
に上方から係合する係合フックを形成し、帽子枠の後端
部の係合部に立壁部の係止爪を係合させて、帽子枠を保
持するようにしたものである。
【0007】ここで、前記セットフレーム本体に、バネ
で弾性付勢され、帽子枠に設けられた係合孔に夫々係合
する複数のローラ部材を設けるようにしてもよい。
で弾性付勢され、帽子枠に設けられた係合孔に夫々係合
する複数のローラ部材を設けるようにしてもよい。
【0008】
【作用】請求項1の帽子枠装着用セットフレームにおい
ては、先ず、立壁部と係止爪とが形成されたセットフレ
ーム本体が、テーブルなどに取付けられる。次に、帽子
の刺繍部分を下側から支持する帽子セット板が、その後
端部に形成された係合フックを立壁部の後面に上方から
係合させて立壁部に支持される。そして、帽子枠は、そ
の後端部の係合部に立壁部に形成された係止爪を係合さ
せて、セットフレーム本体に保持される。一方、帽子を
セットした帽子枠は、係合部における係止爪との係合を
解除するだけで、セットフレーム本体から簡単に取り外
すことができる。
ては、先ず、立壁部と係止爪とが形成されたセットフレ
ーム本体が、テーブルなどに取付けられる。次に、帽子
の刺繍部分を下側から支持する帽子セット板が、その後
端部に形成された係合フックを立壁部の後面に上方から
係合させて立壁部に支持される。そして、帽子枠は、そ
の後端部の係合部に立壁部に形成された係止爪を係合さ
せて、セットフレーム本体に保持される。一方、帽子を
セットした帽子枠は、係合部における係止爪との係合を
解除するだけで、セットフレーム本体から簡単に取り外
すことができる。
【0009】このように、帽子枠の係合部をセットフレ
ーム本体の立壁部に形成された係止爪に係合させるだけ
で、帽子枠がセットフレーム本体に保持されるので、セ
ットフレーム本体に対する帽子枠の位置決めが簡単化す
る上、帽子枠の押込み操作を必要とせず、帽子枠の装着
操作が簡単化し、帽子を帽子枠にセットする準備時間が
短縮され、刺繍機の稼働率の向上を図ることができる。
ーム本体の立壁部に形成された係止爪に係合させるだけ
で、帽子枠がセットフレーム本体に保持されるので、セ
ットフレーム本体に対する帽子枠の位置決めが簡単化す
る上、帽子枠の押込み操作を必要とせず、帽子枠の装着
操作が簡単化し、帽子を帽子枠にセットする準備時間が
短縮され、刺繍機の稼働率の向上を図ることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面に基い
て説明する。本実施例は、野球帽などの鍔付きの帽子を
セットする帽子枠を着脱自在に装着する帽子枠装着用セ
ットフレームに、本発明を適用した場合のものである。
この帽子枠装着用セットフレーム1は、テーブル15に
取付けられるセットフレーム本体2と、帽子Cの刺繍部
分を下側から支持する帽子セット板5とからなり、先ず
セットフレーム本体2について説明する。
て説明する。本実施例は、野球帽などの鍔付きの帽子を
セットする帽子枠を着脱自在に装着する帽子枠装着用セ
ットフレームに、本発明を適用した場合のものである。
この帽子枠装着用セットフレーム1は、テーブル15に
取付けられるセットフレーム本体2と、帽子Cの刺繍部
分を下側から支持する帽子セット板5とからなり、先ず
セットフレーム本体2について説明する。
【0011】図1〜図3に示すように、セットフレーム
本体2は、正面視概ね矩形状で板部材からなる立壁部3
と、この立壁部3の上端部に形成された、側面視クラン
ク状に上方に突出する1対の係止爪4とから構成され、
正面視にて左右対称になっている。この立壁部3には、
その上端部の左右両端部において、後方に屈曲されたロ
ーラ取付け部3aが夫々形成され、これら1対のローラ
取付け部3aの各々には、板バネ(バネに相当する)1
0の後端部が夫々ビス止めされ、この板バネ10の前端
部には、ローラ部材11が回転可能に枢着されている。
ここで、この板バネ10の略前半部分は、立壁部3から
前方に突出している。また、立壁部3は、これら両ロー
ラ取付け部3aの直ぐ内側において、帽子枠20の一部
を前面から当接させて、受け止められるだけの大きさを
有している。
本体2は、正面視概ね矩形状で板部材からなる立壁部3
と、この立壁部3の上端部に形成された、側面視クラン
ク状に上方に突出する1対の係止爪4とから構成され、
正面視にて左右対称になっている。この立壁部3には、
その上端部の左右両端部において、後方に屈曲されたロ
ーラ取付け部3aが夫々形成され、これら1対のローラ
取付け部3aの各々には、板バネ(バネに相当する)1
0の後端部が夫々ビス止めされ、この板バネ10の前端
部には、ローラ部材11が回転可能に枢着されている。
ここで、この板バネ10の略前半部分は、立壁部3から
前方に突出している。また、立壁部3は、これら両ロー
ラ取付け部3aの直ぐ内側において、帽子枠20の一部
を前面から当接させて、受け止められるだけの大きさを
有している。
【0012】更に、これらローラ取付け部3aの下端部
の前端部には、帽子枠20の後端部の係合壁部20aを
内側からガイドする前方突出状のガイド片3bが、前記
ローラ部材11に対向して一体形成されている。前記立
壁部3の下側部分は、その全幅に亙って後方に屈曲さ
れ、テーブル15に取付ける為の取付け部3cが形成さ
れている。更に、立壁部3の下端部の屈曲部には、その
左右方向中央部にいて、側面視コ字状の取付け金具16
が挿通し得る切欠き3dが形成されている。そして、セ
ットフレーム本体2は、図1・図3に示すように、この
切欠き3dに取付け金具16を挿通させ、取付け金具1
6に螺合させた締め付けボルト17により、その取付け
部3cをテーブル15上に着脱自在に取付けられてい
る。
の前端部には、帽子枠20の後端部の係合壁部20aを
内側からガイドする前方突出状のガイド片3bが、前記
ローラ部材11に対向して一体形成されている。前記立
壁部3の下側部分は、その全幅に亙って後方に屈曲さ
れ、テーブル15に取付ける為の取付け部3cが形成さ
れている。更に、立壁部3の下端部の屈曲部には、その
左右方向中央部にいて、側面視コ字状の取付け金具16
が挿通し得る切欠き3dが形成されている。そして、セ
ットフレーム本体2は、図1・図3に示すように、この
切欠き3dに取付け金具16を挿通させ、取付け金具1
6に螺合させた締め付けボルト17により、その取付け
部3cをテーブル15上に着脱自在に取付けられてい
る。
【0013】次に、前記帽子セット板5について、図1
・図2・図4に基いて説明する。帽子セット板5は、正
面視湾曲状で所内長さを有する板部材からなり、この帽
子セット板5の左右方向中央部分の下側には、所定長さ
を有し正面視略コ字状のフック形成部材6が固着され、
このフック形成部材6の後端部には、立壁部3の後面に
上方から係合する下向きの1対の係合フック6aが形成
されている。
・図2・図4に基いて説明する。帽子セット板5は、正
面視湾曲状で所内長さを有する板部材からなり、この帽
子セット板5の左右方向中央部分の下側には、所定長さ
を有し正面視略コ字状のフック形成部材6が固着され、
このフック形成部材6の後端部には、立壁部3の後面に
上方から係合する下向きの1対の係合フック6aが形成
されている。
【0014】次に、帽子枠20の帽子枠装着用セットフ
レーム1への装着について、図5に基いて説明する。前
述したように、セットフレーム本体2は、取付け金具1
6とこれに螺合させた締め付けボルト17とにより、そ
の取付け部3cを介してテーブル15に取付けられてい
る。この状態で、先ず帽子セット板5の後端を立壁部3
の前面に当接させながら下方へ移動させる。これによ
り、両係合フック6aは、1対の係止爪4間に対応する
立壁部3の後面に上方から係合するので、セットフレー
ム本体2は、その後端と係合フック6aとを介して立壁
部3に支持される。
レーム1への装着について、図5に基いて説明する。前
述したように、セットフレーム本体2は、取付け金具1
6とこれに螺合させた締め付けボルト17とにより、そ
の取付け部3cを介してテーブル15に取付けられてい
る。この状態で、先ず帽子セット板5の後端を立壁部3
の前面に当接させながら下方へ移動させる。これによ
り、両係合フック6aは、1対の係止爪4間に対応する
立壁部3の後面に上方から係合するので、セットフレー
ム本体2は、その後端と係合フック6aとを介して立壁
部3に支持される。
【0015】次に、図5に示すように、帽子枠20を立
壁部3よりやや高い位置に保持した状態で、セットフレ
ーム本体2の方へ移動させた後、下方へ移動させて、先
ず帽子枠20の係合壁部20aの上段位置に形成された
1対の係合孔20bの各々に対応する係止爪4を夫々係
合させる。このとき、これら係合孔20bと係止爪4と
の係合を介して、帽子枠20のセットフレーム本体2へ
の取付け位置が簡単に決定される。
壁部3よりやや高い位置に保持した状態で、セットフレ
ーム本体2の方へ移動させた後、下方へ移動させて、先
ず帽子枠20の係合壁部20aの上段位置に形成された
1対の係合孔20bの各々に対応する係止爪4を夫々係
合させる。このとき、これら係合孔20bと係止爪4と
の係合を介して、帽子枠20のセットフレーム本体2へ
の取付け位置が簡単に決定される。
【0016】次に、前記係合壁部20aの左右両端部を
セットフレーム本体2に押し付ける。このとき、係合壁
部20aの左右両端部は、その内側からガイド片3bで
ガイドされた状態で、ローラ部材11はその板バネ10
の弾性力を介して、係合壁部20aに形成された係合孔
20cに夫々係合する。その結果、帽子枠20は、その
上部において係止爪4との係合を介して支持され、その
下部において、ローラ部材11と係合孔20cとの係合
を介して位置保持され、帽子枠装着用セットフレーム1
に確実に装着される。このとき、帽子枠20はその上部
において係止爪4に係合しているので、テコの原理によ
り、小さな押圧力で、ローラ部材11を係合孔20cに
簡単に係合させることができる。
セットフレーム本体2に押し付ける。このとき、係合壁
部20aの左右両端部は、その内側からガイド片3bで
ガイドされた状態で、ローラ部材11はその板バネ10
の弾性力を介して、係合壁部20aに形成された係合孔
20cに夫々係合する。その結果、帽子枠20は、その
上部において係止爪4との係合を介して支持され、その
下部において、ローラ部材11と係合孔20cとの係合
を介して位置保持され、帽子枠装着用セットフレーム1
に確実に装着される。このとき、帽子枠20はその上部
において係止爪4に係合しているので、テコの原理によ
り、小さな押圧力で、ローラ部材11を係合孔20cに
簡単に係合させることができる。
【0017】その後、図1・図2に示すように、帽子C
を帽子枠20に後方から差し込んで、板バネ材からなる
押え枠21(図2参照)で帽子Cを帽子枠20にセット
する。そして、帽子枠20の下側を手前に引くだけで、
ローラ部材11と係合孔20cとの係合が簡単に解除さ
れ、帽子枠20を上方に移動させて帽子枠20を帽子枠
装着用セットフレーム1から簡単に取り外すことができ
る。尚、符号22は、基端部を係合壁部20aに固着さ
れ、押え枠21を回転可能に枢支する枢支軸である。
を帽子枠20に後方から差し込んで、板バネ材からなる
押え枠21(図2参照)で帽子Cを帽子枠20にセット
する。そして、帽子枠20の下側を手前に引くだけで、
ローラ部材11と係合孔20cとの係合が簡単に解除さ
れ、帽子枠20を上方に移動させて帽子枠20を帽子枠
装着用セットフレーム1から簡単に取り外すことができ
る。尚、符号22は、基端部を係合壁部20aに固着さ
れ、押え枠21を回転可能に枢支する枢支軸である。
【0018】このように、帽子枠20の係合孔20bに
立壁部3の係止爪4を係合させ、係合壁部20aの左右
両端部をセットフレーム本体2に、小さな押圧力で押し
付けるだけで、テコの原理により、ローラ部材11が係
合孔20cに確実に係合され、帽子枠20がセットフレ
ーム本体2に保持される。これにより、セットフレーム
本体2に対する帽子枠20の位置決めが簡単化する上、
帽子枠20の装着操作が簡単化し、帽子Cを帽子枠20
にセットする準備時間が短縮され、刺繍機の稼働率の向
上を図ることができる。更に、セットフレーム本体2と
帽子セット板5とを別体に構成したので、これら両部材
からなる帽子枠装着用セットフレーム1の梱包を小型化
することができる。
立壁部3の係止爪4を係合させ、係合壁部20aの左右
両端部をセットフレーム本体2に、小さな押圧力で押し
付けるだけで、テコの原理により、ローラ部材11が係
合孔20cに確実に係合され、帽子枠20がセットフレ
ーム本体2に保持される。これにより、セットフレーム
本体2に対する帽子枠20の位置決めが簡単化する上、
帽子枠20の装着操作が簡単化し、帽子Cを帽子枠20
にセットする準備時間が短縮され、刺繍機の稼働率の向
上を図ることができる。更に、セットフレーム本体2と
帽子セット板5とを別体に構成したので、これら両部材
からなる帽子枠装着用セットフレーム1の梱包を小型化
することができる。
【0019】尚、前記立壁部3に設ける係止爪4は、1
つであっても、2つ以上であってもよく,またこれら係
止爪4を帽子枠20の係合壁部20aの内側に形成され
た凹部に係合させてもよい。尚、ローラ部材11に係合
する係合突起部を、係合壁部20aの外周面に形成して
もよい。尚、帽子を帽子枠に予めセットする為の各種の
帽子枠装着用セットフレームに本発明を適用し得ること
は勿論である。
つであっても、2つ以上であってもよく,またこれら係
止爪4を帽子枠20の係合壁部20aの内側に形成され
た凹部に係合させてもよい。尚、ローラ部材11に係合
する係合突起部を、係合壁部20aの外周面に形成して
もよい。尚、帽子を帽子枠に予めセットする為の各種の
帽子枠装着用セットフレームに本発明を適用し得ること
は勿論である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の帽子枠
装着用セットフレームによれば、セットフレーム本体
に、立壁部とこの立壁部に設けられた係合爪とを形成す
る一方、帽子枠の係合部をこの係合爪に係合させるだけ
で、帽子枠をセットフレーム本体に保持するようにした
ので、帽子枠のセットフレーム本体に対する位置決めが
簡単化する上、帽子枠の装着操作が簡単化し、帽子を帽
子枠にセットする準備時間が短縮され、刺繍機の稼働率
の向上を図ることができる。更に、セットフレーム本体
と帽子セット板とを別体に構成したので、これら両部材
からなる帽子枠装着用セットフレームの梱包を小型化す
ることができる。
装着用セットフレームによれば、セットフレーム本体
に、立壁部とこの立壁部に設けられた係合爪とを形成す
る一方、帽子枠の係合部をこの係合爪に係合させるだけ
で、帽子枠をセットフレーム本体に保持するようにした
ので、帽子枠のセットフレーム本体に対する位置決めが
簡単化する上、帽子枠の装着操作が簡単化し、帽子を帽
子枠にセットする準備時間が短縮され、刺繍機の稼働率
の向上を図ることができる。更に、セットフレーム本体
と帽子セット板とを別体に構成したので、これら両部材
からなる帽子枠装着用セットフレームの梱包を小型化す
ることができる。
【0021】請求項2の帽子枠装着用セットフレームに
よれば、セットフレーム本体に、バネで弾性付勢され帽
子枠に設けられた係合孔に夫々係合する複数のローラ部
材を設けたので、帽子枠は、係止爪で支持される上、そ
の係合孔とローラ部材との係合を介してセットフレーム
本体に確実に保持される。更に、係止爪の係合を介し
て、テコの原理により、これら係合孔にローラ部材を小
さな押圧力で、簡単に係合させることができる。
よれば、セットフレーム本体に、バネで弾性付勢され帽
子枠に設けられた係合孔に夫々係合する複数のローラ部
材を設けたので、帽子枠は、係止爪で支持される上、そ
の係合孔とローラ部材との係合を介してセットフレーム
本体に確実に保持される。更に、係止爪の係合を介し
て、テコの原理により、これら係合孔にローラ部材を小
さな押圧力で、簡単に係合させることができる。
【図1】帽子枠を装着した帽子枠装着用セットフレーム
の側面図である。
の側面図である。
【図2】帽子枠を装着した帽子枠装着用セットフレーム
の正面図である。
の正面図である。
【図3】テーブルに取付けたセットフレーム本体の側面
図である。
図である。
【図4】帽子セット板の側面図である。
【図5】帽子枠の装着を説明する図1相当図である。
【図6】従来技術に係る帽子枠装着用セットフレームの
斜視図である。
斜視図である。
1 帽子枠装着用セットフレーム 2 セットフレーム本体 3 立壁部 4 係止爪 5 帽子セット板 6a 係合フック 20 帽子枠
Claims (2)
- 【請求項1】 刺繍を施す帽子を帽子枠に予めセットす
る為に、セットフレーム本体と帽子セット板とを備え、
帽子枠を着脱自在に装着する帽子枠装着用セットフレー
ムにおいて、 前記セットフレーム本体に、帽子枠の後端面を受け止め
る立壁部と、この立壁部に設けられた係止爪とを形成
し、 前記帽子セット板の後端部に、前記立壁板の後面に上方
から係合する係合フックを形成し、 前記帽子枠の後端部の係合部に立壁部の係止爪を係合さ
せて、帽子枠を保持するようにしたことを特徴とする帽
子枠装着用セットフレーム。 - 【請求項2】 前記セットフレーム本体に、バネで弾性
付勢され帽子枠に設けられた係合孔に夫々係合する複数
のローラ部材を設けたことを特徴とする請求項1に記載
の帽子枠装着用セットフレーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12352893A JP2958946B2 (ja) | 1993-04-27 | 1993-04-27 | 帽子枠装着用セットフレーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12352893A JP2958946B2 (ja) | 1993-04-27 | 1993-04-27 | 帽子枠装着用セットフレーム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06313257A true JPH06313257A (ja) | 1994-11-08 |
JP2958946B2 JP2958946B2 (ja) | 1999-10-06 |
Family
ID=14862848
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12352893A Expired - Fee Related JP2958946B2 (ja) | 1993-04-27 | 1993-04-27 | 帽子枠装着用セットフレーム |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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USRE40483E1 (en) | 1995-02-27 | 2008-09-09 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Headgear holder for use with sewing machine |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1993
- 1993-04-27 JP JP12352893A patent/JP2958946B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
USRE40483E1 (en) | 1995-02-27 | 2008-09-09 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Headgear holder for use with sewing machine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2958946B2 (ja) | 1999-10-06 |
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