JPH0631239U - 携帯電話機 - Google Patents

携帯電話機

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Publication number
JPH0631239U
JPH0631239U JP6562992U JP6562992U JPH0631239U JP H0631239 U JPH0631239 U JP H0631239U JP 6562992 U JP6562992 U JP 6562992U JP 6562992 U JP6562992 U JP 6562992U JP H0631239 U JPH0631239 U JP H0631239U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
housing
state
mobile phone
intermediate position
Prior art date
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Pending
Application number
JP6562992U
Other languages
English (en)
Inventor
周二 ト部
勉 坂井
Original Assignee
エヌ・ティ・ティ移動通信網株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エヌ・ティ・ティ移動通信網株式会社 filed Critical エヌ・ティ・ティ移動通信網株式会社
Priority to JP6562992U priority Critical patent/JPH0631239U/ja
Publication of JPH0631239U publication Critical patent/JPH0631239U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 携帯電話機の筐体内に収納可能なアンテナを
中間位置で保持できるようにする。 【構成】 筐体内に主要されたアンテナを引き出して突
出させた状態で使用する携帯電話機において、収容され
た状態と突出させた状態との中間位置でアンテナと筐体
との相対位置を保持する機構手段を設ける。 【効果】 通話時における通話性能、および待ち受け時
における待ち受け性能を損なわずに、運搬時における携
帯性をよくすることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電波を用いて通話を行う携帯電話機に利用する。本考案は、待ち受 け時に引出構造のアンテナを中間位置で保持することができる携帯電話機に関す る。
【0002】
【従来の技術】
従来の携帯電話機は、アンテナの利得を向上させるために筐体からアンテナを 突出させた構造のものが用いられている。この種の携帯電話機は、アンテナが突 出したままの状態にあるため、運搬時などの通話に使用していないときに突出し たアンテナがじゃまになる問題があり、このような問題を解決するものとして、 通話時にはアンテナを突出させた状態で使用するが、通話時以外にはアンテナを 筐体内に収容するものが広く利用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このような従来の携帯電話機は、通話時および運搬時は使用上何ら問題はない が、待受け状態のときにアンテナが筐体内に収容されていると待ち受け受信の性 能を低下させてしまう。これを解決するためにはアンテナを待ち受け時に必要と される長さ分だけ筐体から引き出しておかなければならない。通常、待ち受け時 は携帯電話機をバッグあるいは鞄などに収納することが多く、その収納の際ある いは収納してから他の収納物の移動などによって引き出したアンテナに何らかの 外力が加わることがあり、このとき筐体内に強制的に収容されてしまう欠点があ る。
【0004】 本考案はこのような問題を解決するもので、筐体内に収容可能なアンテナを待 ち受け状態の受信周波数に対して高い感度となりアンテナ実効長がちょうどよい 中間位置に保持することができる携帯電話機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、筐体内に収容された状態のアンテナを引き出してそのアンテナの一 部をその筐体から突出させた状態で使用する構造の携帯電話機において、前記収 容された状態と前記突出された状態との間にあらかじめ設定された中間的な位置 で前記アンテナと前記筐体との相対位置を保持する機構手段を設けたことを特徴 とする。
【0006】 前記機構手段は、前記アンテナに設けた凹部と、前記筐体の内側に取付けられ 前記凹部に嵌合するバネ手段とを含むことが望ましい。
【0007】
【作用】
通話を行うときには、筐体内に収容された状態のアンテナを引き出し突出され た状態で使用し、バッグあるいは鞄などの中に収容して運搬するときにはアンテ ナを筐体内に収納する。待ち受け状態のときは収容された状態と突出させた状態 との間のあらかじめ設定された中間位置で、アンテナと筐体との相対位置を保持 状態にする。この構造は例えば、アンテナに凹部を設けるとともに、筐体の内側 にバネ手段を取付け、この凹部とバネ手段とを嵌合させることによって保持させ ることができる。
【0008】 これにより、通話時における通話性能および待ち受け時における待ち受け性能 を損なわずに、運搬時における携帯性をよくすることができる。
【0009】
【実施例】
次に、本考案実施例を図面に基づいて説明する。図1は本考案実施例に係わる 携帯電話機の外観構造の一例を示す斜視図、図2は本考案実施例の要部の構成を 示す図である。
【0010】 本考案実施例は、筐体1内に収容され、この収容された状態から引き出されて 筐体1から突出した状態で使用されるアンテナ2を備え、このアンテナ2の筐体 1内に収容された状態と突出させた状態との間のあらかじめ設定された位置に、 筐体1との相対位置を保持する機構手段が設けられる。この機構手段は、アンテ ナ2の設定された中間位置に凹部3が設けられ、筐体1の内側にこの凹部3に嵌 合するバネ手段4が取り付けられて構成される。
【0011】 アンテナ2の断面形状は円、楕円、あるいは四角いずれでもよく、また、凹部 が形成される部材は、アンテナとして一体に成形されるか、相互に接続されたも のであってもよい。
【0012】 図3(a)、(b)、および(c)は本考案実施例における筐体とアンテナと の位置関係を説明する図である。
【0013】 図3(a)は筐体1内にアンテナ2が収容された状態を示すもので、携帯電話 機が運搬状態にあるときには、このようにアンテナ2の先端が筐体1から突出し ていないために、じゃまになる部分のない状態でバッグあるいは鞄内に収納する ことができる。
【0014】 同図(b)はアンテナ2がストッパ2aが当接するまで筐体1からすべて引き 出された状態を示すもので、この状態で電波の受信が行われアンテナの性能を完 全な状態で働かせることができる。
【0015】 また、同図(c)は本考案の特徴とする状態を示すもので、あらかじめ設定さ れた中間位置に設けられた凹部3にバネ手段4の先端部がその付勢により嵌合し アンテナ2を保持する。携帯電話機が待ち受け状態のときにはこのようにアンテ ナ2を中間位置で保持しておくことにより、アンテナ性能を受信周波数に対して 同調するアンテナ実効長となって受信感度をある程度確保することができる。
【0016】 また、この状態でバッグあるいは鞄内に収納したときに、アンテナ2の先端に ある程度の外力が加わっても保持状態が解除されることはなく、待ち受け状態を 維持することができる。
【0017】 アンテナ2を中間位置から筐体1内に収容するときには、アンテナ2の先端を 手で押すことにより、凹部3の両側に連続して形成された一方の斜面がバネ手段 4の先端部を開口し、アンテナ2を容易に収容することができる。また、アンテ ナ2を筐体1の外部に突出させるときには、アンテナ2の先端部を引き出すこと によって、凹部3に連続して形成された他方の斜面がバネ手段4の先端に形成さ れた円弧部に当接して開口させ容易に突出させることができる。
【0018】 なお、アンテナ2と筐体1との相対位置を保持する機構手段として、図4に示 すようにバネ手段4のかわりに、左右にスライドするスライドノブ5を筐体1に 設けるとともに、このスライドノブ5の一端が嵌合する凹部6を有する部材をア ンテナ2のあらかじめ設定された中間位置に設けてもよく、この構成の場合には 、アンテナ2を筐体1に収容するとき、および筐体1の外に突出させるときは、 図4(a)に示すように凹部6とスライドノブの一端との嵌合を解除しておくこ とによってアンテナ2の上下動が可能となる。この場合は、アンテナ2を中間位 置で保持するときは、同図(b)に示すように凹部6にスライドノブ5の一端を 嵌合させることにより固定することができる。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、携帯電話機の筐体内に収納可能なアンテ ナを中間位置で保持することができ、これにより、通話時における通話性能およ び待ち受け時における待ち受け時の受信性能を損なわずに、運搬時における携帯 性をよくすることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例に係わる携帯電話機の外観構造の
一例を示す斜視図。
【図2】本考案実施例の要部の構成を示す図。
【図3】(a)、(b)、および(c)は本考案実施例
における筐体とアンテナとの位置関係を示す図。
【図4】(a)および(b)は本考案実施例における他
の保持機構の要部の構成を示す図。
【符号の説明】
1 筐体 2 アンテナ 2a ストッパ 3、6 凹部 4 バネ手段 5 スライドノブ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体内に収容された状態のアンテナを引
    き出してそのアンテナの一部をその筐体から突出させた
    状態で使用する構造の携帯電話機において、前記収容さ
    れた状態と前記突出された状態との間にあらかじめ設定
    された中間的な位置で前記アンテナと前記筐体との相対
    位置を保持する機構手段を設けたことを特徴とする携帯
    電話機。
  2. 【請求項2】 前記機構手段は、前記アンテナに設けた
    凹部と、前記筐体の内側に取付けられ前記凹部に嵌合す
    るバネ手段とを含む請求項1記載の携帯電話機。
JP6562992U 1992-09-21 1992-09-21 携帯電話機 Pending JPH0631239U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6562992U JPH0631239U (ja) 1992-09-21 1992-09-21 携帯電話機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6562992U JPH0631239U (ja) 1992-09-21 1992-09-21 携帯電話機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0631239U true JPH0631239U (ja) 1994-04-22

Family

ID=13292505

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6562992U Pending JPH0631239U (ja) 1992-09-21 1992-09-21 携帯電話機

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JP (1) JPH0631239U (ja)

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