JPH01213032A - 携帯電話機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は携帯電話機に関し、特に、そのアンテナを取手
としても利用てきるようにした携帯電話機に関する。

［従来の技術］ 一般に、携帯電話機にはその性質上通話状態、待ち受は
状態、および非使用状態かあり、そのうち通話状態およ
び待ち受は状態には何らかのアンテナが必要である。

なおここて、非使用状態とは、携帯電話機を電話機とし
ては使用する意志かない時の状態であり、通常は電源ス
ィッチがオフ状態のときのことをいう。

携帯電話機を無線機としての性能面から見れば、アンテ
ナの利得は重要である。しかし、一般にアンテナの利得
を追求するとアンテナが大きくなったり、指向性か強く
現われる等の問題がある。

このため、持ち運び易さが重要視される携帯電話機には
、軽量で形状も単純なホイップアンテナまたはスリーブ
アンテナといった棒状のアンテナか用いられることか多
い。

しかしながら、棒状のアンテナは携帯電話機を使用しな
いて持ち運ぶ際には不必要なばかりか邪魔になる。この
ため、従来の携帯電話機においては、第８図に示すよう
なアンテナを収納する方式、あるいは第９図に示すよう
なアンテナを取り外す方式により、アンテナか持ち運び
の邪魔になることを防いていた。

すなわち、第８図において、２は携帯電話機１を使用し
ているときのアンテナを示し１点線部分８は、携帯電話
機１を使用しないときに、アンテナ２を電話機本体ｌへ
収納した状態を示している。

また、第９図において、９は電話機本体１から取り外し
た状態のアンテナであり、７はアンテナ９を電話機本体
１へ取り付けるときの取り付けねし部分を示している。

上述した従来の方式のうち、第８図に示したアンテナを
収納する方式は、アンテナ収納後はアンテナか携帯電話
機本体ｌのケース内に納まってしまうため持ち運びに便
利であり、またアンテナの強度か弱くても本体１のケー
スて保護されるという利点かある。

また、第９図に示したアンテナを取り外す方式は、アン
テナ９を携帯電話機本体１のケース内に収納するもので
はないのて、携帯電話機本体１への制約はアンテナ収納
方式に比べて少なく、このため携帯電話機の設計の自由
度は大きくなるという利点かある。

さらに、もともとアンテナ９か電話機本体ｌから離れる
構造のため、アンテナ９か破損しても交換が容易である
という利点かある。

［解決すべき問題点］ 上述した従来の方式のうち、第８図に示したアンテナを
収納する方式では、アンテナ２を収納できるだけの空間
を携帯電話機本体１内に確保する必要かあり、このため
、携帯電話機ｌ自身か小形になるとアンテナの収納か困
難になる等、携帯電話機の設計の自由度が小さくなると
いう問題点を有している。

また、第９図に示したアンテナを取り外す方式ては、電
話機本体ｌとアンテナ９とか離れてしまうため、持ち運
びに際して電話機本体ｌの他にアンテナ９も運ばなけれ
ばならず不便であり、またアンテナ９を紛失する可能性
かあるという問題点を有している。

以上のように、非使用時にアンテナが電話機本体内に収
納されるアンテナ収納方式は、アンテナと電話機本体か
一体化しているため持ち運び易い反面、電話機本体の設
計上受ける制約か多いという欠点かあり、逆に電話機本
体の設計の自由度が大きいアンテナ取外し方式は、持ち
運び時に電話機本体とアンテナとか一体てないため持ち
運びにくいという欠点かある。

本発明は上述した問題点にかんかみてなされたものて、
電話機本体の設計の自由度を確保しつつ、持ち連ひか容
易でアンテナを紛失することのない携帯電話機の提供を
目的とする。

［問題点の解決手段］ 上記目的を達成するために本発明の携帯電話機は、棒状
のアンテナを備えた携帯電話機において、前記アンテナ
を柔軟性のある素材て構成するとともに、このアンテナ
との結合部を前記携帯電話機本体に設け、前記アンテナ
を携帯電話機本体に結合させることにより携帯電話機の
取手を形成する構成としである。

ここで、アンテナにて取手を形成する態様は、取り外し
たアンテナの両端を携帯電話機本体へ結合することによ
り形成してもよく、またアンテナを取り外すことなくア
ンテナを曲げてその先端を携帯電話機の本体へ結合する
ことにより形成してもよい。

［実施例］ 以下本発明の実施例について図面を参照して説明する。

〈実施例１〉 第１図乃至第３図は本発明の第１実施例を示しており、
第１図は非使用時の持ち運び状態を示す正面図、第２図
は非使用時におけるアンテナの電話機本体への装着状態
を示す正面図、第３図は通話状態または待ち受は状態に
ある携帯電話機の正面図である。

これらの図において、■は携帯電話機の本体である。

２はアンテナてあり、下端に形成した取り付けねし部分
７により電話機本体１に取り付け、取り外し可能となっ
ている。このアンテナ２は、柔軟性のある素材で作られ
ており、力か加わらなければ直線状であるか、力を加え
ることにより容易に曲げることかてきるようになってい
る。また、アンテナ２の上端部と下端部にはそれぞれフ
ランジ部５，６か形成されている。

３および４は電話機本体ｌの側面１ａに突出形成したア
ンテナ２との結合部である。これら結合部３，４は、そ
れぞれ第３図（ｂ）に示すようなフック形状に形成され
ていて、可撓性を有しており、電話機本体１から取り外
したアンテナ２を装着することかできるようになってい
る（第２図参照）。

また、装着されたアンテナ２は、その上端部と下端部に
あるフランジ部５，６かストッパーとなって、第２図の
紙面左右方向における動きか規制された状態となる。

なお、結合部３，４の構造は、上述のようにアンテナ２
を装着することかてき、第２図の紙面左右方向の動きを
規制し得る構造てあれば、図示のものに限らない。

以上のような携帯電話機によれば、通話状態または待ち
受は状態にあるときは、第３図に示すように、取り付け
ねし部分７によりアンテナ２を電話機本体１に取り付け
て使用することができ、非使用時には、アンテナ２を電
話機本体１から取り外し、第２図に示すように電話機本
体１の側面に結合部３．４を用いて装着することかてき
る。

そして、第２図に示す状態からアンテナ２を持ち上げる
と、柔軟性により第１図に示すようにストッパー５．６
か結合部３．４に当接するまて変形するので、これを取
手として電話機本体１を持ち運ぶことがてきる。

このように、本実施例の携帯電話機は、これを使用しな
いて持ち運ぶ際にはアンテナ２を電話機本体１から取り
外して電話機本体ｌの側面に装着することにより、アン
テナ２を取手として使用することかてきる。また、第２
図に示したようにアンテナ２を電話機本体１に装着した
場合には、ブリーフ・ケース等に入れて運ぶのに好都合
である。

いずれの場合ても、取り外したアンテナ２を電話機本体
ｌと−・緒にしておくことかてきるのて、持ち運びが容
易てあり、しかもアンテナを紛失するということかない
。

〈実施例２〉 第４図は第２実施例の使用時の正面図、第５図は同じく
非使用時の正面図である。

本実施例は、第５図に示すようにアンテナ２を直線状と
した状態て通話または待ち受けし、非使用時には、アン
テナ２を取り外すことなく曲げることによりアンテナの
上端部５を電話機本体１のアンテナ結合部３へ固定して
、アンテナ２を取手として形成し、持ち運ぶびの際に利
用てきるようになっている。

アンテナ結合部３の構造は、容易にアンテナ２の上端部
５を結合てき、しかも持ち運びの際に外れにくい構造て
あればよく、第６図、第７図にその一例を示す。

第６図は第４図の部分拡大図であり、アンテナ２の先端
部５をアンテナ結合部３へ結合した状態を示す正面図、
第７図は側面図である。

これらの図に示すように、結合部３には挿入口ｌＯか形
成されており、この挿入口１０にアンテナ２の先端部５
を下側から挿入することにより容易に電話機本体ｌとア
ンテナ２とを結合するととかてきる。これにより、アン
テナ２を取手として電話機本体ｌを持ち運ぶ際、簡単に
は外れることがない。

なお、アンテナ結合部３は、アンテナの上端部５を曲げ
てとどく範囲にあれば第５図に示す位置になくてもよく
、アンテナ２を取手として電話機本体ｌを持ち運ぶこと
ができる位置にあればよい。

本実施例によれば、アンテナ２を収納したり取り外した
りすることなく、アンテナそのものを電話機本体ｌのハ
ントストラップとして使用することかできる。

ｌ ［発明の効果コ 以上説明したように本発明は、アンテナを柔軟性のある
素材て構成するとともに、このアンテナとの結合部を携
帯電話機本体に設け、アンテナを携帯電話機本体に結合
させることにより、携帯電話機の取手として構成できる
ようにしであるのて次のような効果がある。。

すなわち、アンテナを取り外す方式においても、取り外
したアンテナと電話機本体とか一体化されるのて、電話
機本体を持ち運ぶ取手として取り外したアンテナを有効
に使うことかでき、しかもアンテナを紛失することがな
い。

また、アンテナを取り外さなくても、その先端を電話機
本体へ結合させることによりアンテナそのものをハンド
ストラップとして利用することかできる。

したがって、いずれにしても本発明によれば、電話機本
体の設計の自由度を確保しつつ持ち運びに際しても勝手
が良く、アンテナを紛失することのない携帯電話機を実
現することができるという効果かある。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第３図は本発明の第１実施例を示し、第１図
は非使用時の持ち運び状態を示す正面図、第２図は非使
用時におけるアンテナの電話機本体への装着状態を示す
正面図、第３図（ａ）は通話状態または待ち受は状態に
ある携帯電話機の正面図、同図（ｂ）は同図（ａ）のＡ
−Ａ親図である。 第４図乃至第７図は本発明の第２実施例を示し、第４図
は非使用時の持ち運び状態を示す正面図、第５図は通話
状態または待ち受は状態にある携帯電話機の正面図、第
６図は第４図の部分拡大図、第７図は第６図の側面図で
ある。 第８図および第９図はそれぞれ従来の携帯電話機の正面
図である。 １：携帯電話機の電話機本体 ２：アンテナ ３．４：アンテナ結合部 ５：アンテナの上端部 ６：アンテナの下端部 ７：アンテナの取り付は部 ｌＯ：上端部５の挿入口 代理人　弁理士　　渡　辺　喜　平

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 棒状のアンテナを備えた携帯電話機において、前記アン
   テナを柔軟性のある素材で構成するとともに、このアン
   テナとの結合部を前記携帯電話機本体に設け、前記アン
   テナを携帯電話機本体に結合させることにより携帯電話
   機の取手を形成することを特徴とする携帯電話機。