JPH06312226A - 長さ方向に横断面が変化した中空材の製造方法 - Google Patents

長さ方向に横断面が変化した中空材の製造方法

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JPH06312226A
JPH06312226A JP5102120A JP10212093A JPH06312226A JP H06312226 A JPH06312226 A JP H06312226A JP 5102120 A JP5102120 A JP 5102120A JP 10212093 A JP10212093 A JP 10212093A JP H06312226 A JPH06312226 A JP H06312226A
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JP
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hollow
coil
cross
section
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JP5102120A
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Sadao Kokubo
貞男 小久保
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Showa Aluminum Can Corp
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Showa Aluminum Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 押出直後の未だ高温状態にあるアルミニウム
押出材製の中空素材の内部に電磁成形用コイル4を挿入
配置すると共に、電磁成形用コイル4の存在範囲に対応
する中空素材Eの外周側に、拡管形状成形用型2を配置
し、その状態で、電磁成形用コイル4に瞬間大電流を流
すことにより、中空素材の外周面を上記拡管形状成形用
型2に押し付け、該外周面を型に対応する形状の外周面
に成形する。このようにして長さ方向に横断面が変化し
た中空材Hを製造する。 【効果】 三次元形状の中空材を容易に製造しうる。し
かも様々な三次元形状の中空材を製造しえて、製造しう
る形状範囲の拡大を図りうる。更に、成形性よく成形し
うる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、長さ方向に横断面が
変化した、アルミニウム等の金属製の中空材の製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術及び問題点】長さ方向に横断面が変化した
金属製中空材の製造については、これまで種々、研究・
検討が重ねられてきているが、この製造を、生産性良く
遂行しえ、実用性にも優れた方法については、未だ確立
途上の状況にある。
【0003】この発明は、このような技術背景の下で、
長さ方向に横断面が変化した金属製中空材を生産性良く
製造することができ、かつ実用性も高い製造方法を提供
することを第1の目的とする。
【0004】また、第2の目的は、生産性、実用性に優
れるのはもとより、様々な三次元形状の中空材を容易に
製造しえて、製造しうる形状範囲の拡大を図ることがで
きると共に、そのような形状を精度良く成形することが
できる、製造方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的において、第1
の発明は、中空素材の一端開口を通じて該中空素材内部
に電磁成形用コイルを挿入配置せしめ、電磁成形用コイ
ルに瞬間大電流を流すことにより、該中空素材を拡管す
ることを特徴とする、長さ方向に横断面が変化した中空
材の製造方法を要旨とする。
【0006】また、第2の発明は、中空素材の一端開口
を通じて該中空素材内部に電磁成形用コイルを挿入配置
せしめると共に、該電磁成形用コイルの存在範囲に対応
する中空素材の外周側に、拡管形状成形用型を配置し、
その状態で、前記電磁成形用コイルに瞬間大電流を流す
ことにより、中空素材の外周面を上記拡管形状成形用型
に押し付け、該外周面を型に対応する形状の外周面に成
形することを特徴とする、長さ方向に横断面が変化した
中空材の製造方法を要旨とする。
【0007】
【作用】上記第1発明では、中空材は、電磁成形により
拡管された部分と、されない部分とを長さ方向に有し
て、長さ方向に横断面が変化した中空材が得られる。
【0008】また、上記第2発明では、電磁形成により
拡管された部分が、その拡管変形の過程で、拡管形状成
形用型に押し付けられ、該外周面が型に対応する形状の
外周面に成形され、これによって、電磁成形により拡管
されると共に型により形状成形された部分と、されない
部分とを長さ方向に有する、長さ方向に横断面が変化し
た中空材が得られる。
【0009】
【実施例】次に、本発明方法の実施例を図面に基づいて
説明する。
【0010】一実施例にかかる製造対象は、図3に示さ
れるように、長さ方向に方形断面部(s)と円形断面部
(c)とが交互に連続された構成の、長さ方向に横断面
が変化したアルミニウム製の中空材(H)である。
【0011】本実施例におけるこの中空材(H)の製造
方法は、中空素材としてアルミニウム押出材を用い、該
中空素材が押出機からランアウトテーブル上に押出さ
れ、所定長さに切断され、ストレッチャーによる矯正後
の、押出終了直後の未だ高温状態にある間に遂行する。
【0012】図1に示されるように、中空素材(E)
は、円筒材による。
【0013】この中空素材(E)を三次元形状の中空材
(H)に成形するため、図1に示されるように、電磁成
形装置(1)と、拡管形状成形用型(2)(2)とを用
いる。
【0014】電磁成形装置(1)は、拡管成形用の装置
で、成形用コイル(4)を備える他、図示しないが、コ
ンデンサー、スイッチ等を介在させ、該コイル(4)を
接続した電気回路を備えたものであり、成形用コイル
(4)に瞬間大電流が印加されることにより、該コイル
(4)の外周側に配置された被加工材との間に磁気反発
力を生じさせ、該被加工材を拡管成形するものとなされ
ている。
【0015】この成形用コイル(4)は、中空素材
(E)の中空部(h)内に挿入可能なサイズに構成され
ている。上記のように押出直後の未だ高温状態にある中
空素材(E)に対して拡管成形を行うことになるので、
冷却機能をもったもの、十分に高温強度の高い絶縁性樹
脂を用いてつくられたものである必要がある。このよう
な冷却機能をもったコイルとしては、例えば、中空導線
がソレノイド状に巻かれて、該中空導線の中空部内に
水、アルコール、液体窒素、ヘリウム等の液体や気体な
どによる冷却媒体が流通されるようになされたものなど
が好適に用いられる。また、上記のような絶縁性樹脂と
しては、電磁成形時の衝撃にも十分耐えられるような、
例えば、ビニルベンジルイミドなどが好適に用いられ
る。
【0016】拡管形状成形用型(2)(2)は、中空素
材(E)に所定長さの方形断面部(s)…を成形するも
ので、各成形用型(2)は、対向して配置された一対の
分割型(5)(5)を備え、該両分割用型(5)(5)
は対向方向に相対的に接近・離反作動されるようになさ
れている。そして、各分割型(5)(5)の対向面に
は、対応配置において前後方向に延びる方形溝(6)
(6)が形成され、各方形溝(6)(6)を囲む内面が
形状成形用の押付け面(7)として用いられるものとな
され、両方形溝(6)(6)が接近作動して合わされる
ことによって、両分割型(5)(5)間に、製造対象た
る中空材(H)の方形断面部(s)に対応する方形断面
の中空部(8)が形成されるようになされている。
【0017】この拡管形状成形用型(2)、即ち分割型
(5)(5)は、電磁成形による拡管時に支障となるよ
うな電磁反発を起こさない導電率の低い材料、具体的に
は、例えば、IACS(銅の導電率を100%としたと
きの相対比較値)が2%程度のSUSなどが、好適に用
いられる。
【0018】三次元中空材(H)の製造は、次のように
して行う。
【0019】押出機からランアウトテーブル上に押出さ
れ、所定長さに切断され、ストレッチャーによる矯正後
の、押出終了直後の未だ高温状態にある、テーブル上の
図1に示されるようなアルミニウム製中空素材(E)に
対し、図2に示されるように、拡管形状成形用型(2)
の分割型(5)(5)を中空素材(E)の長さ方向所定
の位置において互いに接近するよう作動せしめて合わ
せ、両溝(6)(6)内に中空素材(E)の所定長さ部
分を存在せしめる。このときの状態を図4(イ)に示
す。またこれと相前後して、成形用コイル(4)を、該
中空素材(E)の一端開口を通じて、同素材中空部
(h)内の長さ方向所定の位置、即ち一方の拡管形状成
形用型(2)の位置に対応する位置に挿入配置する。
【0020】そして、中空素材(E)が未だ高温状態に
ある間に、成形用コイル(4)に瞬間大電流を印加し、
該コイルと中空素材(E)の周壁との間に磁気反発を生
じさせる。
【0021】これにより、該中空素材(E)の対応部分
が拡管され、その拡管変形の過程で、その外周面が、拡
管形状成形用型(2)の分割型(5)(5)の溝(6)
(6)の内面に押し付けられ、中空素材(E)の該対応
部分が、方形断面部(s)に形状成形される。このとき
の状態を図4(ロ)に示す。
【0022】次いで、コイル(4)をもう一方の拡管形
状成形用型(2)の位置に対応する位置に中空部(h)
内で移行せしめ、そこで、再度コイル(4)に瞬間大電
流を印加して、同様に中空素材(E)を拡管し、方形断
面部(s)を形成する。
【0023】その後、図3に示されるように、コイル
(4)を外に抜出すと共に、各拡管成形用型(2)にお
ける分割型(5)(5)を離反方向に作動せしめると、
長さ方向に円形断面部(c)…と方形断面部(s)…と
が交互に連続された、長さ方向に横断面が変化した中空
材(H)が得られる。
【0024】上記実施例方法では、中空素材(E)の一
端開口を通じて該中空素材(E)内部に電磁成形用コイ
ル(4)を挿入配置せしめ、そして電磁成形用コイル
(4)に瞬間大電流を流して該中空素材(E)を拡管す
ることにより、長さ方向の横断面が変化した中空材
(H)を製造するものであるから、中空素材(E)内部
へのコイル(4)の挿入から拡管成形、コイル(4)の
抜取りまでが短時間で遂行されなど、長さ方向に横断面
が変化した金属製中空材(H)を生産性良く製造するこ
とができ、しかも、このような方法の採用も実際上容易
であり実用性にも優れる。
【0025】加えて、拡管後の、中空部(h)内でのコ
イル(4)の移行にも何等支承を生じることがなく、コ
イル(4)の抜取り、位置替え等をスムーズに遂行しう
る。また、上記実施例方法では、拡管形状成形用型
(2)を用い、コイル(4)により中空素材(E)を拡
管する過程で、該中空素材(E)の周壁を、その分割型
(5)(5)の方形溝(6)(6)の内面に押し付け、
該中空素材(E)の対応部分を分割型(5)(5)の方
形溝(6)(6)に対応する形状に成形するものとして
いるから、円形パイプ状の中空素材(E)を用いて、こ
れに方形断面部(s)…という特定形状の断面部を有す
る中空材(H)を極めて容易に成形することができる。
しかも、その型(5)(5)の溝(6)(6)の形状に
沿った、形状精度の高い方形断面部(s)を成形するこ
とができる。
【0026】更に、上記実施例方法では、押出機からラ
ンアウトテーブル上に押出され、所定長さに切断され、
ストレッチャーによる矯正後の、押出終了直後の未だ高
温状態にあるアルミニウム製中空素材(E)に対して、
電磁成形、型成形を施すものとしているから、該中空素
材(E)に対する成形を、成形性良く遂行することがで
き、しかも、スペース的にもコスト的にも有利に、生産
性良く、三次元中空材(H)を製作することができる。
【0027】図5ないし図7は、拡管形状成形用型
(2)の変更例を示す。要は、拡管後に分割型(5)
(5)…が拡管成形部から容易に分離されうるような構
成にされているものであれば、各種構成が採用されてよ
い。
【0028】図5(イ−1)に示される拡管形状成形用
型(2)は、対向配置される一対の分割型(5)(5)
の対向面に形成される溝(6)(6)が、分割型(5)
(5)同士を互いに合わせた状態で横断面六角形の中空
部を形成するような、横断面形状を有するものに形成さ
れたものである。このような拡管形状成形用型(2)の
使用により、円筒状の中空素材(E)を、図5(イ−
2)に示されるように、六角形横断面部(a)を有する
三次元中空材(H)に拡管成形することができる。
【0029】図5(ロ−1)に示される拡管形状成形用
型(2)は、対向配置される一対の分割型(5)(5)
の対向面に形成される溝(6)(6)が、分割型(5)
(5)同士を互いに合わせた状態で横断面楕円形中空部
を形成するような、横断面形状を有するものに形成され
たものである。このような拡管形状成形用型(2)の使
用により、円筒状の中空素材(E)を、図5(ロ−2)
に示されるように、楕円形横断面部(b)を有する三次
元中空材(H)に拡管成形することができる。
【0030】また、図6(イ−1)(ロ−1)に示され
るように、一対の分割型(5)(5)の対向面に形成さ
れる溝(6)(6)を、分割型(5)(5)同士を互い
に合わせた状態で同各図に示されるような様々な異形横
断面形状の中空部を形成するような、横断面形状を有す
るものに形成してもよい。このような拡管形状成形用型
(2)の使用により、方形筒状の中空素材(E)を、図
6(イ−2)(ロ−2)に示されるように、各種の対応
形状の横断面部(d)(e)を有する三次元中空材
(H)に拡管成形することができる。
【0031】更に、図6(ハー1)に示されるように、
拡管形状成形用型(2)を多くの分割型(5)(5)…
の組み合わせからなるものとなし、各分割型(5)…の
溝(6)…を、分割型(5)…同士を互いに合わせた状
態の中空部横断面形状が周方向に波をえがいていく横断
面形状となるような、横断面形状を有するものに形成し
てもよい。このような拡管形状成形用型(2)の使用に
より、円筒状の中空素材(E)を、図6(ハ−2)に示
されるように、対応形状の横断面部(f)を有する三次
元中空材(H)に拡管成形することができる。
【0032】また、図7(イ)に示される実施例は、拡
管形状成形用型(2)の一対の分割型(5)(5)の対
向面に形成される溝(6)(6)が、分割型(5)
(5)同士を互いに合わせた状態で縦断面波形の中空部
(8)を形成するような、横断面形状を有するものに形
成されたものである。このような拡管形状成形用型
(2)の使用により、円筒状の中空素材(E)を、図7
(ロ)に示されるように、長さ方向に波をえがいていく
三次元中空材(H)に拡管成形することができる。
【0033】図8(イ)は、拡管形状成形用型(2)を
使用せずに、中空材(H)内に挿入配置したコイル
(4)に瞬間大電流を印加することにより、三次元中空
材を製造する例を示している。基本的には、このように
拡管形状成形用型(2)を用いずに、長さ方向に横断面
が変化した中空材を製造するようにしてもよい。
【0034】図8(ロ)に示される実施例方法は、押出
機のダイス(10)から押出されてくる押出途上のアルミ
ニウム製中空素材(E)に対して電磁成形による拡管を
施すことにより、三次元中空材を製造しようとするもの
である。即ち、コイル(4)を、ダイス(10)から押出
方向前方に所定距離離間した位置において、ダイス(1
0)からの中空素材押出経路上に、位置決め状態に配備
し、この状態で、押出中、コイル(4)に適宜瞬間大電
流を印加することにより、長さ方向に横断面が変化した
中空材を製造するものである。このように押出途上の中
空素材(E)に対して電磁拡管成形を施すものとするこ
とにより、成形性に優れるのはもとより、生産性のより
一層の向上を図ることができる。なお、この場合、押出
機から押出されてくる中空素材(E)は、コイル(4)
との同芯精度を確保すべく、その外周側をガイドするよ
うにするのが好ましい。
【0035】なお、上述の実施例方法では、押出途上な
いし押出後の未だ高温状態にある中空素材に対して電磁
拡管成形、型成形を行うものとしているが、常温等、冷
間等にて、これらの成形を行うようにする場合もありう
る。また、上記実施例では、アルミニウム押出材製の円
筒中空素材を使用しているが、アルミニウム以外の、電
磁成形による拡管が可能な各種材質の中空素材が使用さ
れてもよいし、また、押出材以外の中空素材が用いられ
てもよく、更に、円筒以外の各種筒状、ひいては中空状
の素材が用いられてもよい。
【0036】
【発明の効果】上述の次第で、第1発明は、中空素材の
一端開口を通じて該中空素材内部に電磁成形用コイルを
挿入配置せしめ、電磁成形用コイルに瞬間大電流を流す
ことにより、該中空素材を拡管するものであるから、中
空素材内部へのコイルの挿入から拡管成形、コイルの抜
取りまでが短時間で遂行され、長さ方向に横断面が変化
した金属製中空材を生産性良く製造することができ、し
かも、このような方法の採用も実際上容易であり、実用
性にも優れる。
【0037】また、第2の発明は、中空素材の一端開口
を通じて該中空素材内部に電磁成形用コイルを挿入配置
せしめると共に、該電磁成形用コイルの存在範囲に対応
する中空素材の外周側に、拡管形状成形用型を配置し、
その状態で、前記電磁成形用コイルに瞬間大電流を流す
ことにより、中空素材の外周面を上記拡管形状成形用型
に押し付け、該外周面を型に対応する形状の外周面に成
形するものであるから、拡管形状成形用型の中空素材押
付け面を種々設計変更することで、様々な三次元形状の
中空材を容易に製造しえて、製造しうる形状範囲の拡大
を図ることができ、しかも、電磁成形による形状の不本
意な拡管変形も型により規制され、三次元中空材を形状
精度良く成形することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例を示すもので、成形前の中空素材、拡
管形状成形用型、電磁成形用コイルを分離状態にして示
す斜視図である。
【図2】成形中の中空素材、拡管形状成形用型、電磁成
形用コイルを示す斜視図である。
【図3】成形前の中空素材、拡管形状成形用型、電磁成
形用コイルを分離状態にして示す斜視図である。
【図4】図(イ)(ロ)は中空素材の電磁成形前後の状
態を型との関係において示す断面図である。
【図5】図(イ−1)(イ−2)は他の実施例にかかる
もので、中空素材の電磁成形前後の状態を型との関係に
おいて示す断面図、図(ロ−1)(ロ−2)は更に他の
実施例にかかるもので、中空素材の電磁成形前後の状態
を型との関係において示す断面図である。
【図6】図(イ−1)(イ−2)は更に他の実施例にか
かるもので、中空素材の電磁成形前後の状態を型との関
係において示す断面図、図(ロ−1)(ロ−2)は更に
他の実施例にかかるもので、中空素材の電磁成形前後の
状態を型との関係において示す断面図、図(ハ−1)
(ハ−2)は更に他の実施例にかかるもので、中空素材
の電磁成形前後の状態を型との関係において示す断面図
である。
【図7】図(イ)(ロ)は更に他の実施例にかかるもの
で、中空素材の電磁成形前後の状態を型との関係におい
て示す断面図である。
【図8】図(イ)(ロ)は更に他の実施例にかかるもの
で、中空素材の電磁成形前後の状態を型との関係におい
て示す断面図である。
【符号の説明】
2…拡管形状成形用型 4…電磁成形用コイル 7…押付け面 E…中空素材 H…三次元中空材 s…方形断面部 c…円形断面部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空素材の一端開口を通じて該中空素材
    内部に電磁成形用コイルを挿入配置せしめ、電磁成形用
    コイルに瞬間大電流を流すことにより、該中空素材を拡
    管することを特徴とする、長さ方向に横断面が変化した
    中空材の製造方法。
  2. 【請求項2】 中空素材の一端開口を通じて該中空素材
    内部に電磁成形用コイルを挿入配置せしめると共に、該
    電磁成形用コイルの存在範囲に対応する中空素材の外周
    側に、拡管形状成形用型を配置し、その状態で、前記電
    磁成形用コイルに瞬間大電流を流すことにより、中空素
    材の外周面を上記拡管形状成形用型に押し付け、該外周
    面を型に対応する形状の外周面に成形することを特徴と
    する、長さ方向に横断面が変化した中空材の製造方法。
JP5102120A 1993-04-28 1993-04-28 長さ方向に横断面が変化した中空材の製造方法 Pending JPH06312226A (ja)

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