JPH0631139Y2 - 内燃機関用排気管の接続装置 - Google Patents
内燃機関用排気管の接続装置Info
- Publication number
- JPH0631139Y2 JPH0631139Y2 JP1988045410U JP4541088U JPH0631139Y2 JP H0631139 Y2 JPH0631139 Y2 JP H0631139Y2 JP 1988045410 U JP1988045410 U JP 1988045410U JP 4541088 U JP4541088 U JP 4541088U JP H0631139 Y2 JPH0631139 Y2 JP H0631139Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- exhaust pipe
- connecting pipe
- internal combustion
- combustion engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Exhaust Silencers (AREA)
- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は内燃機関の排気系に関する。
従来、Ｖ型もしくは水平対向型内燃機関においては、前
後の気筒の排気を合流させて後方の消音器へ導く必要が
ある。この合流部の配管構造として、従来、前側気筒よ
りの排気管に、後側気筒よりの排気管を略直角に合流さ
せたものがある（例えば実開昭６２−６７９２１号公
報）。
後の気筒の排気を合流させて後方の消音器へ導く必要が
ある。この合流部の配管構造として、従来、前側気筒よ
りの排気管に、後側気筒よりの排気管を略直角に合流さ
せたものがある（例えば実開昭６２−６７９２１号公
報）。
前記従来の如く、略直角に合流させるものにおいては、
該合流部での流通抵抗が大きくなり、背圧が高くなる問
題がある。
該合流部での流通抵抗が大きくなり、背圧が高くなる問
題がある。
そこで本考案は前側気筒よりの排気管と、後側気筒より
の排気管の排気流を、合流部において並行的に合流させ
るようにして流通抵抗を軽減する接続装置を提案するこ
とを目的とするものである。
の排気管の排気流を、合流部において並行的に合流させ
るようにして流通抵抗を軽減する接続装置を提案するこ
とを目的とするものである。
本考案は前記の課題を解決するために、車両に対して横
向きに搭載されたＶ型もしくは水平対向型の内燃機関の
排気管において、 前側気管の排気管を機関の下部で後向きに屈曲させてそ
の下流口を合流接続管の略延長線上に位置させ、後側気
筒の排気管を機関の下部で前向きに屈曲して、前側排気
管の前記下流口部で更にＵ状に屈曲させて前記下流口と
同一方向を指向させ、該下流口と統合して前記合流接続
管に接続したことを特徴とする。
向きに搭載されたＶ型もしくは水平対向型の内燃機関の
排気管において、 前側気管の排気管を機関の下部で後向きに屈曲させてそ
の下流口を合流接続管の略延長線上に位置させ、後側気
筒の排気管を機関の下部で前向きに屈曲して、前側排気
管の前記下流口部で更にＵ状に屈曲させて前記下流口と
同一方向を指向させ、該下流口と統合して前記合流接続
管に接続したことを特徴とする。
次に第１図乃至第４図に示す本考案の第１実施例につい
て説明する。
て説明する。
第１図は本考案を適用した排気系を示す側面図で、１は
Ｖ型内燃機関で、その前側気筒２の排気管３と後側気筒
４の排気管５とが合流部６において接続され、その合流
された排気が合流管７を通じて消音器（図示せず）へ排
出するようになっている。
Ｖ型内燃機関で、その前側気筒２の排気管３と後側気筒
４の排気管５とが合流部６において接続され、その合流
された排気が合流管７を通じて消音器（図示せず）へ排
出するようになっている。
前記合流部６について第２図乃至第４図により詳述す
る。第２図は平面図、第４図は側面図で、その８は前記
前側の排気管３と接続する前側接続管、９は前記後側の
排気管５と接続する後側接続管、10は前記合流管７と接
続する合流接続管である。前側接続管８は直管に形成さ
れている。後側接続管９はＵ状に屈曲形成され、その上
流口9aが前記の後側排気管５方向へ指向し、下流口9bが
前側接続管８の側部より喰い込むと共に前側接続管８の
下流方向へ指向するように管８に溶接固着されている。
また、その後側接続管９の上流口9aは円形に形成されて
いる。下流口9bは、その外側壁9cが前側接続管８と同円
に形成され、内側壁9dが前側接続管８の軸芯０に位置し
て第３図に示す如く垂直な平板状に形成されている。そ
のため、後側接続管９の下流口9bと前側接続管８の下流
口8aとが合流接続管10を左右方向に折半するように形成
されていると共に相互に同一方向に並行して指向し、か
つ相互の流出面積が同一もしくは一方が他方より大きく
形成されている。次に第５図乃至第８図に示す本考案の
第２実施例について説明する。
る。第２図は平面図、第４図は側面図で、その８は前記
前側の排気管３と接続する前側接続管、９は前記後側の
排気管５と接続する後側接続管、10は前記合流管７と接
続する合流接続管である。前側接続管８は直管に形成さ
れている。後側接続管９はＵ状に屈曲形成され、その上
流口9aが前記の後側排気管５方向へ指向し、下流口9bが
前側接続管８の側部より喰い込むと共に前側接続管８の
下流方向へ指向するように管８に溶接固着されている。
また、その後側接続管９の上流口9aは円形に形成されて
いる。下流口9bは、その外側壁9cが前側接続管８と同円
に形成され、内側壁9dが前側接続管８の軸芯０に位置し
て第３図に示す如く垂直な平板状に形成されている。そ
のため、後側接続管９の下流口9bと前側接続管８の下流
口8aとが合流接続管10を左右方向に折半するように形成
されていると共に相互に同一方向に並行して指向し、か
つ相互の流出面積が同一もしくは一方が他方より大きく
形成されている。次に第５図乃至第８図に示す本考案の
第２実施例について説明する。
本実施例は、前側接続管11と後側接続管12との下流部を
上下に接合したものである。後側接続管12は、半円の管
構成体12a,12bで上下に２分割して構成され、その上側
の管構成体12bがＵ状に屈曲形成されている。また、前
側接続管11の下流部は、その上半面が欠除されている。
そして、後側接続管12の上側の管構成体12aを前側接続
管11の前記欠除部上に重合し、該上側の管構成体12aの
下流口12cと前側接続管11の下流口11aとが合流接続管10
を上下方向に折半するように形成していると共に、相互
に同一方向に並行して指向し、かつ相互の流出面積が同
一もしくは一方が他方より大きく形成されている。尚、
合流部における前側接続管11と上側の管構成体12aに
は、第７図に示す如く分離壁11b及び12dが設けられてい
る。本実施例においては、前記第１実施例に比べて、後
側接続管12における流路を大きな半径に形成でき、その
流路抵抗を低減できる。
上下に接合したものである。後側接続管12は、半円の管
構成体12a,12bで上下に２分割して構成され、その上側
の管構成体12bがＵ状に屈曲形成されている。また、前
側接続管11の下流部は、その上半面が欠除されている。
そして、後側接続管12の上側の管構成体12aを前側接続
管11の前記欠除部上に重合し、該上側の管構成体12aの
下流口12cと前側接続管11の下流口11aとが合流接続管10
を上下方向に折半するように形成していると共に、相互
に同一方向に並行して指向し、かつ相互の流出面積が同
一もしくは一方が他方より大きく形成されている。尚、
合流部における前側接続管11と上側の管構成体12aに
は、第７図に示す如く分離壁11b及び12dが設けられてい
る。本実施例においては、前記第１実施例に比べて、後
側接続管12における流路を大きな半径に形成でき、その
流路抵抗を低減できる。
第９図乃至第11図は前記第２図乃至第４図の実施例にお
ける変形例を示すもので、第９図は前記前側接続管８
を、半円状の管8cに形成し、後側接続管９を上下に２分
割9g,9hしてこれらを溶接し、管8cの垂直内壁8hにより
流路を分割したものである。第10図は前記第３図のもの
において、後側接続管9を上下に２分割9e,9fにしてこれ
らを溶接したものである。第11図は、前記第10図のもの
において前側接続管８も上下に２分割8d,8eしてこれら
を溶接したものである。
ける変形例を示すもので、第９図は前記前側接続管８
を、半円状の管8cに形成し、後側接続管９を上下に２分
割9g,9hしてこれらを溶接し、管8cの垂直内壁8hにより
流路を分割したものである。第10図は前記第３図のもの
において、後側接続管9を上下に２分割9e,9fにしてこれ
らを溶接したものである。第11図は、前記第10図のもの
において前側接続管８も上下に２分割8d,8eしてこれら
を溶接したものである。
第12図は前記第５図乃至第８図に示す第２実施例におけ
る変形例を示すもので、前記第２実施例における後側接
続管12の分離壁12dを排し、半円管状の前側接続管11の
分離壁11bのみで流路を分割したものである。尚、第７
図のものにおいて、後側接続管12を半円管に形成して前
側接続管11の分離壁11bを排してもよい。更に前側接続
管11及び後側接続管12を夫々前記第９図乃至第11図に示
すような型式に分割してもよい。
る変形例を示すもので、前記第２実施例における後側接
続管12の分離壁12dを排し、半円管状の前側接続管11の
分離壁11bのみで流路を分割したものである。尚、第７
図のものにおいて、後側接続管12を半円管に形成して前
側接続管11の分離壁11bを排してもよい。更に前側接続
管11及び後側接続管12を夫々前記第９図乃至第11図に示
すような型式に分割してもよい。
以上のように本考案によれば、前側気管の排気管を機関
の下部で後向きに屈曲させてその下流口を合流接続管の
略延長線上に位置させ、後側気筒の排気管を機関の下部
で前向きに屈曲して、前側排気管の前記下流口部で更に
Ｕ状に屈曲させて前記下流口と同一方向を指向させ、該
下流口と統合させて前記合流接続管に接続したものであ
るから前側と後側の排気管を同一方向を指向して統合す
ることが容易確実に行われ、前記従来の如く直交的に合
流させるものに比べて、排気の流通抵抗を軽減でき、内
燃機関の出力向上を図ることができる。
の下部で後向きに屈曲させてその下流口を合流接続管の
略延長線上に位置させ、後側気筒の排気管を機関の下部
で前向きに屈曲して、前側排気管の前記下流口部で更に
Ｕ状に屈曲させて前記下流口と同一方向を指向させ、該
下流口と統合させて前記合流接続管に接続したものであ
るから前側と後側の排気管を同一方向を指向して統合す
ることが容易確実に行われ、前記従来の如く直交的に合
流させるものに比べて、排気の流通抵抗を軽減でき、内
燃機関の出力向上を図ることができる。
第１図乃至第４図は本考案の第１実施例を示すもので、
第１図は本考案を適用する排気系を示す側面図、第２図
は接続部の平面図、第３図は第２図のＡ−Ａ線断面図、
第４図は側面図である。 第５図乃至第８図は本考案の第２実施例を示すもので、
第５図は接続部の平面図、第６図は同側面図、第７図及
び第８図は第５図におけるＢ−Ｂ線及びＣ−Ｃ線の各断
面図である。第９図乃至第12図は接続管の構成態様を示
す各断面図である。 １……内燃機関、２……前側気筒、３……前側排気管、
４……後側気筒、５……後側排気管、８，９……接続
管、8a,9b……下流口
第１図は本考案を適用する排気系を示す側面図、第２図
は接続部の平面図、第３図は第２図のＡ−Ａ線断面図、
第４図は側面図である。 第５図乃至第８図は本考案の第２実施例を示すもので、
第５図は接続部の平面図、第６図は同側面図、第７図及
び第８図は第５図におけるＢ−Ｂ線及びＣ−Ｃ線の各断
面図である。第９図乃至第12図は接続管の構成態様を示
す各断面図である。 １……内燃機関、２……前側気筒、３……前側排気管、
４……後側気筒、５……後側排気管、８，９……接続
管、8a,9b……下流口
Claims (1)
- 【請求項１】車両に対して横向きに搭載されたＶ型もし
くは水平対向型の内燃機関の排気管において、 前側気筒の排気管を機関の下部で後向きに屈曲させてそ
の下流口を合流接続管の略延長線上に位置させ、後側気
筒の排気管を機関の下部で前向きに屈曲して、前側排気
管の前記下流口部で更にＵ状に屈曲させて前記下流口と
同一方向を指向させ、該下流口と統合させて前記合流接
続管に接続したことを特徴とする内燃機関用排気管の接
続装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988045410U JPH0631139Y2 (ja) | 1988-04-04 | 1988-04-04 | 内燃機関用排気管の接続装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988045410U JPH0631139Y2 (ja) | 1988-04-04 | 1988-04-04 | 内燃機関用排気管の接続装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01149523U JPH01149523U (ja) | 1989-10-17 |
| JPH0631139Y2 true JPH0631139Y2 (ja) | 1994-08-22 |
Family
ID=31271722
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988045410U Expired - Lifetime JPH0631139Y2 (ja) | 1988-04-04 | 1988-04-04 | 内燃機関用排気管の接続装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0631139Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59190927U (ja) * | 1983-06-03 | 1984-12-18 | ヤンマーディーゼル株式会社 | 排気干渉防止形排気マニホルド |
-
1988
- 1988-04-04 JP JP1988045410U patent/JPH0631139Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01149523U (ja) | 1989-10-17 |
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