JPH06310203A - 電気自動車用チャージコネクタ - Google Patents

電気自動車用チャージコネクタ

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JPH06310203A
JPH06310203A JP5119174A JP11917493A JPH06310203A JP H06310203 A JPH06310203 A JP H06310203A JP 5119174 A JP5119174 A JP 5119174A JP 11917493 A JP11917493 A JP 11917493A JP H06310203 A JPH06310203 A JP H06310203A
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Japan
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lever
side connector
connector
vehicle
charger
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JP5119174A
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English (en)
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Shigekazu Wakata
繁一 若田
Hikari Ito
光 伊藤
Tadashi Miyazaki
正 宮崎
Tsutomu Tanaka
努 田中
Eiji Saijo
英二 西條
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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    • B60LPROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
    • B60L53/00Methods of charging batteries, specially adapted for electric vehicles; Charging stations or on-board charging equipment therefor; Exchange of energy storage elements in electric vehicles
    • B60L53/10Methods of charging batteries, specially adapted for electric vehicles; Charging stations or on-board charging equipment therefor; Exchange of energy storage elements in electric vehicles characterised by the energy transfer between the charging station and the vehicle
    • B60L53/14Conductive energy transfer
    • B60L53/16Connectors, e.g. plugs or sockets, specially adapted for charging electric vehicles
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
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  • Power Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 レバーの握り直しをなくして嵌合操作が円滑
に行うことができるようにする。 【構成】 充電器側コネクタ2には車両側コネクタ1に
対する嵌合操作を助勢するためのステー11を設け、レ
バー13の握り操作によってステー11が車両側コネク
タ1に対して引き込み動作を行えるようにしたものにお
いて、通常時にはストッパピン28がステー11に係合
することでレバー13を拘束し、ステー11による嵌合
助勢動作が開始されないようしにしておく。そして、両
コネクタ1、2が一定の嵌合状態になったら解除ピン3
3によってストッパピン28を解離させ、レバー13を
解放する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電気自動車用チャー
ジコネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近い将来において、電気自動車の実用化
が期待されている。この場合、バッテリーへの充電の問
題は不可欠であって、中でもチャージ用コネクタは重要
な検討課題の一つとなる。この場合、チャージコネクタ
は車載用のバッテリーに接続された車両側コネクタと、
充電器に対してケーブルを介して接続された充電器側コ
ネクタとから構成されることになるが、このようなチャ
ージコネクタでは嵌合操作性・充電作業の安全性につい
て充分な考慮が必要となる。例えば、嵌合力を助勢する
ための機構あるいは安全が確認された上でないと通電を
許容しないスイッチ機構を付加すること等が望まれる。
特に、嵌合操作を容易にするためには充電器側コネクタ
をガン状の形式とした方が把持しやすい。また、より具
体的には、さらにレバーを付加して、このレバーの握り
動作を利用してこれら機構を連動させるようなことが考
えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、充電器側コネ
クタにレバーを設けるにしても、車両側コネクタに対す
る嵌め込み初期において、これらが自由に握り操作され
てしまったのでは、嵌合助勢・安全の条件が整う前に機
構の動作が開始されてしまう。特に、レバーを握り位置
に保持するようにしたものでは、保持状態を解除してレ
バーを原位置にセットし直す煩わしさが生じる。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みて開発工夫
されたものであり、その目的とするところはレバーの握
り直しのないチャージコネクタを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の構成は、車両側に固定された車両側コネク
タと、この車両側コネクタに対して嵌合可能でかつ充電
器に接続された充電器側コネクタとからなるものにおい
て、前記充電器側コネクタには握り操作可能なレバーが
設けられるとともに、このレバーには常には同レバーの
握り操作を規制し前記車両側コネクタに対して充電器側
コネクタを一定深さまで嵌め込んだときに前記規制の解
除を行うレバーロック機構が連係されていることを特徴
とするものである。
【0006】
【作用】充電器側コネクタは通常時にはレバーロック機
構によって握り操作が禁止され、一定の開度状態に保持
されている。したがって、レバーに手を掛けたままで車
両側コネクタに対して嵌め込みを行うことができる。そ
して、充電器側コネクタが一定深さまで嵌め込まれる
と、レバーロック機構が解除されてレバーの握り操作が
許容される。
【0007】
【発明の効果】本発明の効果は次のようである。充電器
側コネクタを車両側コネクタに対し一定深さまで嵌め込
むまでの間はレバーがロック状態に保持されているた
め、このレバーに連係される任意の機構の動作を所定時
期まで制限できる。したがって、これらの機構を復帰さ
せるためのレバーの握り直しといった問題を解消でき
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明を具体化した実施例を図面にし
たがって詳細に説明する。図1は本例のコネクタを示す
ものであり、図において1は自動車側に固定される車両
側コネクタであり、円筒状に形成されたコネクタハウジ
ング3の内部にはバッテリーに接続された図示しない複
数のターミナルが組み込まれている。また、このハウジ
ング3の開口部には跳ね上げ蓋4が開閉可能に取り付け
られている。さらに、ハウジング3の外面には一対の突
起5が突出しており(図1では片側のみが示されてい
る)、後に説明するが、嵌合操作時に充電器側コネクタ
2に対して係合し嵌合操作を助勢する役割を果たす。
【0009】充電器側コネクタ2は嵌合操作を容易にす
るために、本体6はガン状に形成されており、その先端
部には円筒状に形成されたコネクタハウジング7が設け
られている。このコネクタハウジング7の内部には車両
側コネクタ1の各ターミナル(図示しない)にそれぞれ
対応したターミナルが複数個、組み込まれている。ま
た、本体6にはその先端側を覆うようにしてフロントカ
バー8が同心で取り付けられており、ここにも車両側コ
ネクタ1と同様の跳ね上げ蓋9が取り付けられている。
また、フロントカバー8にはコネクタハウジング7の周
りに車両側コネクタ1の先端部が嵌め入れ可能な一定の
隙間が保有されている。さらに、フロントカバー8の左
右両側部は長さ方向に沿って断面略C字状の膨出部10
が形成されており、ここには引き込み用のステー11の
先端側がそれぞれ進退可能に挿入されている。そして、
両膨出部10は車両側コネクタ1の両突起5を導入可能
なガイド溝40を介してコネクタハウジング7側と連通
している。そして、本体6のグリップ12を持ち、ガイ
ド溝40を突起5に嵌めて案内させつつ充電器側コネク
タ2を押し込むと、充電器側コネクタ2のハウジング7
が車両側コネクタ1のハウジング3に内嵌され、一定深
さまで押し嵌めたところで、図示しない仮係止手段によ
り両コネクタ1、2が一定の半嵌合位置で保持されるよ
うにしてある。一方、本体6の後部に形成されたグリッ
プ12の前側にはグリップ12と共に作業用把持部を構
成する握り操作用のレバー13が配されている。レバー
13は本体6の後部に軸支された支持ピン14によって
揺動可能に装着されているとともに、支持ピン14には
図示しないトーションばねが巻着されてレバー13を一
定の開度状態にまで戻す方向に付勢している。
【0010】また、グリップ12の底板部分には図1に
示すようなハート形をなすカム溝15が形成されている
一方、レバー13の裏面の対応位置にはカム溝15へ嵌
入可能でかつ常には下方へ付勢されたロックピン(図示
しない)が設けられていて、レバー13を戻り位置から
握り操作すると、その終わり付近でロックピンがハート
形をなすカム溝15の一方の曲線部の傾斜した底面に乗
り上げつつ進んで、終端に至ったときにカム溝15の両
曲線部の頭側の接続部に設けられた孔内に落ち込むこと
によって、レバー13が握り位置にロックされる。そし
て、その状態から再度レバー13を引くとロックピンが
カム溝15の他方の曲線部の底面に沿って抜けつつ、レ
バー13が上記トーションばねによって原位置へ復帰す
ることができるようになっている。
【0011】前記した両ステー11のそれぞれの先端側
は膨出部10に挿通されるとともに、先端側には車両側
コネクタ1の突起5に係合可能な窓部16がそれぞれ開
口している。また、両ステー11の後部寄りの下縁には
係止凹部19が切り欠き形成されており、ここにはレバ
ー13に形成された係止凸部20が嵌められている。係
止凸部20が支持ピン14の下位に設定されていること
から、図4に示すように、レバー13の握り操作によっ
て係合凸部20が角変位することによって、両ステー1
1に対して前進方向への押し出し力を付与することがで
きる。
【0012】また、ステー11の前後進を許容するため
の機構について説明すると、ステー11の後端にはスリ
ット21が開口し、ここには本体6側から突出する頭付
きピン22がスリット21に沿って変位可能に挿通され
ており、かつこの頭付きピン22には圧縮ばね23が巻
着されてステー11を外方へ付勢している。一方、両ス
テー11において前記窓部16の後方位置には出張り部
24がそれぞれ形成され、常には膨出部10に開口する
逃がし溝38に嵌め込まれているが、ステー11の後退
によって出張り部24は膨出部10内に潜り込んで両ス
テー11の対応間隔を狭めるようになっている。しか
し、両ステー11を元の拡開位置へ円滑に復帰させるた
めに、図4に示すように、両ステー11において出張り
部24の直前には膨出部10の内壁面に形成された斜面
25に沿って変位できるような勾配をもった突片26が
形成されている。
【0013】次に、両ステー11の変位を規制、つまり
はレバー13の握り動作を規制するための機構を説明す
ると、両ステー11において係止凹部19の前側位置に
は規制孔27が開口している。これに対応する本体6側
の位置からはストッパピン28が突出しており、常には
規制孔27へ突入されてステー11の変位を規制してい
る。両ストッパピン28は本体6に形成されたピン収容
部29内に内外両方向へ変位可能に組み込まれていると
ともに、ストッパピン28にはばね30が巻着されてス
トッパピン28を外方へ押し出す方向に付勢している。
また、両ストッパピン28の中央部からは上方へ向けて
起立片31が立設されており、その先端側はピン収容部
29から突出している。
【0014】一方、本体6においてコネクタハウジング
7の後方に連続する基部32の上部からは両ストッパピ
ン28を規制孔27に対して挿脱させるための一対の解
除ピン33が組み付けられている。すなわち、基部32
には解除ピン33が充電器側コネクタ2の長さ方向に沿
ってかつ前後進可能に組み込まれており、それらの前端
はハウジング7とフロントカバー8との間の隙間へ臨ん
で、車両側コネクタ1のハウジング7の前端縁によって
押圧可能となっている。また、両解除ピン33にはスト
ッパを兼ねたバネ受け板34と区画壁36との間に介在
された戻しばね35が巻着されており、解除ピン33を
それぞれハウジング7とフロントカバー8との間の隙間
空間へ突出させる方向へ付勢している。さらに、両解除
ピン33の後端はストッパピン28の起立片31へ向け
て延出しているが、常には図4に示すように離間状態に
ある。しかし、車両側コネクタ1に対して充電器側コネ
クタ2が一定の半嵌合位置まで押し嵌められたときに
は、両解除ピン33の後端に傾斜状に形成された案内面
37が起立片31と摺接して、ストッパピン28が規制
孔27から抜け出す位置まで退避するようにしてある。
【0015】なお、39は本体6の後半部上面および両
側面部分を覆うリヤカバーである。次に、上記のように
構成された第1実施例の作用と効果を具体的に説明す
る。まず、両跳ね上げ蓋4、9を外した後、充電器側コ
ネクタ2のハウジング7を車両側のコネクタハウジング
7に適合させて押し込む。この場合、既述したように、
両ステーは図4に示す通り、両ストッパピン28と規制
孔27との係合によって変位が規制された状態に保持さ
れている。したがって、レバー13は一定の開度位置に
保持されているため、作業者はグリップ12と共にレバ
ー13に手を掛けても不用意に握り操作されてしまうこ
とはない。したがって、両ステー11は対応間隔が広が
った状態に保持されているため、ステー11と突起5と
が干渉するようなことはない。
【0016】かくして、充電器側コネクタ2が図5に示
すような半嵌合位置まで押し嵌められると、車両側コネ
クタ1のハウジング3の前端縁によって両解除ピン33
が戻しばね35に抗して押される。これによって、両解
除ピン33の案内面37が対応するストッパピン28の
起立片31と摺接してストッパピン28を後退させる。
この結果、両ストッパピン28が規制孔27から抜け出
てステー11の内側に退避する。
【0017】この後に、レバー13を握り操作すれば係
止凸部20が角変位して係止凹部19の後縁を押すた
め、ステー11は後退方向の力を受ける。このとき、ス
テー11は上記したようにストッパピン28から解離し
ているため、ステー11は後退する。そのとき、ステー
11の先端側においては、出張り部24が膨出部10の
内側へ潜り込んで窓部16と突起5とが嵌り合う(図3
状態)。このまま、さらにレバー13を握り操作すれ
ば、係止凸部20がさらに角変位して両ステー11が更
に後退する。これによって、車両側コネクタ1に対して
引き込み力が作用するため、その反力として充電器側コ
ネクタ2が押し嵌められてゆき、最終的に両コネクタ
1、2が完全嵌合状態となる。そして、この状態のまま
レバー13は前述したような要領で握り位置に保持さ
れ、充電作業がなされる。
【0018】充電が完了すれば、再度レバー13を握り
操作しカム溝15に対する保持を解離させれば、レバー
13は図示しないトーションばねによって原位置へ自動
的に復帰する。これによって、両ステー11は車両側コ
ネクタ1の突起5との係合を解離して前進するが、この
場合突片26が斜面を乗り上げて変位するため、ステー
11は円滑に原位置に復帰する。かくして、充電器側コ
ネクタ2を引き操作すれば、両コネクタ1、2の嵌合が
外れて充電器側コネクタ2が抜き取られる。
【0019】以上のように、第1実施例によれば、充電
器側コネクタ2を半嵌合位置まで押し込む間、レバー1
3の握り操作が制限されるため、車両側コネクタ1の突
起5に対する係合前にレバー13が握り位置に保持され
てしまうようなことがない。したがって、再度レバー1
3の保持を解いて嵌合作業のし直しとなるような事態は
未然に回避される。また、レバー13をロック状態とし
た方が、車両側コネクタ1に対して嵌合力を作用させや
すい、ということも言える。
【0020】なお、本例ではストッパピン28および解
除ピン33をそれぞれ一対ずつ設けたが、片側のみの組
み合わせだけでもよい。
【0021】図7及び図8は本発明の第2実施例を示す
ものであり、第2実施例では充電器側コネクタ2のハウ
ジング7がフロントカバー8の内部に装着されたガイド
筒41内に嵌装されて前後方向へ変位可能に組み込まれ
ているとともに、そのハウジング7にステー11を一体
的に結合させている。ステー11は前後にスリット21
a,21bが開口し、それぞれに頭付きピン22が変位
可能に差し込まれている。さらに、レバー13の係止凸
部20がステー11の係止凹部19に嵌り合っている
が、係止凸部20がレバー13の支持ピン14より上方
にあることから、レバー13の握り操作によって前方へ
角変位し、ステー11を前進させて車両側コネクタ1に
対して完全嵌合を行わせる。
【0022】充電器側コネクタ2の本体6において、レ
バー13の上方位置にはストッパピン28を内蔵するピ
ンケーシング42が設けられている。ストッパピン28
はこのケーシング42内において上下方向へ変位できる
ように組み込まれるとともに、ばね43によって下方へ
付勢されている。そして、このストッパピン28はその
下端側がピンケーシング42より突出し、常にはステー
11の上縁に凹設された切り欠き凹部44に解離可能に
係合して、ステー11の変位、つまりはレバー13の握
り操作を規制している。さらに、ストッパピン28の上
端側もピンケーシング42から突出し、かつ上端には引
掛け片45が外向き(図面において手前側)に突出して
いる。
【0023】一方、フロントカバー8内の上部位置には
上記したストッパピン28に対する解除ピン33が前後
方向に沿って組み込まれており、かつこの解除ピン33
は図示しないガイド手段によって前後進が案内されるよ
うになっている。また、解除ピン33の前端は屈曲して
フロントカバー8とガイド筒41との間の隙間に臨んで
おり、車両側コネクタ1のハウジング7の前端縁によっ
て押し込み可能となっている。また、解除ピン33はそ
の中間位置においてバネ受け片46が突出し、ピンケー
シング42との間に弾装されたばね47によって解除ピ
ン33全体を前方へ付勢し、常にはガイド筒41の後端
に押しつけている。さらに、解除ピン33の後端には所
定勾配の傾斜面48が形成されているとともに、常には
ストッパピン28から離間し、車両側コネクタ1に対し
て一定深さまで嵌め込まれたときに引掛け片45を引っ
掛けてストッパピン28を持ち上げ、ステー11に対す
る解離を可能としている。
【0024】なお、レバー13が握り位置において保持
されるようになっている点等、他の構成は第1実施例と
同様である。
【0025】次に、上記した第2実施例の作用と効果を
説明すると、充電器側コネクタ2を車両側コネクタ1に
対して一定深さまで嵌め込むまでの間、ストッパピン2
8がステー11の切り欠き凹部44に係合してステー1
1の前後進が規制されていることから、レバー13の握
り動作が規制されている。そして、両コネクタ1、2が
一定の嵌合状態になると、車両側コネクタ1のハウジン
グの前端縁によって解除ピン33が押し込まれ、ストッ
パピン28が持ち上げられ、切り欠き凹部44との係合
が解離する。これ以降は、レバー13を握り操作する
と、係止凸部20がステー11を前進させるため、充電
器側コネクタ2と車両側コネクタ1とが完全嵌合され
る。
【0026】充電が完了してレバー13を戻すと、レバ
ー13に巻かれたばね(図示しない)によってステー1
1が前進位置から自動的に後退することにより、充電器
側コネクタ2が引き戻され、両コネクタ1、2が前述し
た途中の嵌合状態に戻る。そのまま、充電器側コネクタ
2を引けばその抜き取りがなされる。
【0027】第2実施例においても、両コネクタ1、2
の中間の嵌合状態まではレバー13の握り操作を規制す
るようにし、一定の半嵌合状態になって初めて嵌合を助
勢する機構が動作するようにしたため、つまり正規の時
期においてのみ嵌合助勢の機構を動作させるため、嵌合
操作を円滑に行うことが可能となる。
【0028】なお、本例ではストッパピン28をステー
11に係合させるようにしたが、直接、レバー13に係
合させるような方式であってもよい。
【0029】図9は本発明の第3実施例を示すものであ
り、この例では第2実施例と同様、充電器側コネクタ2
のハウジング7をフロントカバー8に固定されたガイド
筒58内に嵌めて前進・後退可能になっているが、第3
実施例ではレバー13の握り操作に連動する歯車機構に
よってこの前後進を行わせるようにしたものである。す
なわち、レバー13の支持軸49には一対のセクターギ
ヤ50が固定されており、このセクターギヤ50は本体
6の両側面に取り付けられた一対のピニオンギヤ51と
それぞれ噛み合い、さらに両ピニオンギヤ51は連結板
52のラック歯53とそれぞれ噛み合っている。両連結
板52は本体6に取り付けられたガイド板54に案内さ
れて前後方向への移動が支持されており、かつその前端
側はコネクタハウジング7の側面に結合されている。
【0030】また、本体6の上面には平面視において略
コの字形状をしたストッパ片55が支持部材56によっ
て揺動可能に支持されており、かつその先端間にはスト
ッパ軸57が横架されており、セクターギヤ50・ピニ
オンギヤ51の噛み合い部分に解離可能に係合できる。
また、このストッパ片55の支持軸61には図示しない
トーションばねが巻着されてストッパ軸57が上記した
両ギヤ50、51間に係合する方向へ付勢している。一
方、ガイド筒58の内壁にはストッパ片55に対する解
除ピン33を収納する収納室59が形成されており、解
除ピン33はこの収納室59を前後両方向へ変位可能に
貫通し、かつ内部に組み込まれたばね60によって前方
へ付勢されている。また、解除ピン33の前端はコネク
タハウジング7とフロントカバー8との間の空間に突入
されており、車両側コネクタ1のハウジング3に対する
一定の嵌合時にハウジング3の前端縁によって押し込め
られるようになっている。解除ピン33の後端側はスト
ッパ片55に向けて延出し、常にはストッパ片55と離
間しているが、車両側コネクタ1へ嵌め込みに伴って後
退することに伴って、解除ピン33の先端の傾斜面がス
トッパ片55を押し下げ、ストッパ軸57を両ギヤ5
0、51から解離させることができるようになってい
る。
【0031】上記のように構成された第3実施例では、
充電器側コネクタ2を車両側コネクタ1に対して一定深
さまで嵌め込むまでの間、ストッパ軸57が両ギヤ5
0、51間に噛み込んでいるため、レバー13の握り動
作は規制されている。そして、両コネクタ1、2が一定
の嵌合状態になると、車両側コネクタ1のハウジング3
によって解除ピン33が押され、ストッパ片55が揺動
する。これによって、ストッパ軸57と両ギヤ50、5
1との係合が解離するため、以後はレバー13を握り操
作すると、セクターギヤ50・ピニオンギヤ51・ラッ
ク歯53との各噛み合いを通じて連結板52が前進する
ため、充電器側コネクタ2が車両側コネクタ1に押し込
まれて両コネクタ1、2が完全嵌合状態となる。
【0032】充電が完了してレバー13を戻すと、レバ
ー13に巻かれた図示しないばねによって連結板52が
前進位置から後退することにより、充電器側コネクタハ
ウジング7が戻され、両コネクタ1、2は中間の嵌合状
態に戻る。そのまま、充電器側コネクタ2を引けばその
抜き取りがなされる。
【0033】第3実施例においても、レバー13の握り
操作を一定の嵌合状態となるまで制限するものであるた
め、嵌合助勢の動作を円滑に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】チャージコネクタを示す斜視図
【図2】リヤカバーを取り外したときの嵌合前の状態を
示す側面図
【図3】同嵌合後の状態を示す側面図
【図4】嵌合前の状態を示す平断面図
【図5】半嵌合状態を示す平断面図
【図6】完全嵌合状態を示す平断面図
【図7】第2実施例に係る充電器側コネクタの要部の内
部機構を示す断面図
【図8】同動作時の状態を示す断面図
【図9】第3実施例に係る充電器側コネクタの要部の内
部機構を示す断面図
【符号の説明】
1…車両側コネクタ 2…充電器側コネクタ 11…ステー 13…レバー 27…規制孔 28…ストッパピン 33…解除ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 努 三重県四日市市西末広町1番14号 住友電 装株式会社内 (72)発明者 西條 英二 三重県四日市市西末広町1番14号 住友電 装株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両側に固定された車両側コネクタと、
    この車両側コネクタに対して嵌合可能でかつ充電器に接
    続された充電器側コネクタとからなるものにおいて、 前記充電器側コネクタには握り操作可能なレバーが設け
    られるとともに、このレバーには常には同レバーの握り
    操作を規制し前記車両側コネクタに対して充電器側コネ
    クタを一定深さまで嵌め込んだときに前記規制の解除を
    行うレバーロック機構が連係されていることを特徴とす
    る電気自動車用チャージコネクタ。
JP5119174A 1993-04-19 1993-04-21 電気自動車用チャージコネクタ Pending JPH06310203A (ja)

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JP5119174A JPH06310203A (ja) 1993-04-21 1993-04-21 電気自動車用チャージコネクタ
US08/229,389 US5433623A (en) 1993-04-19 1994-04-18 Coupling device of charging connector assembly for electric car
DE69422249T DE69422249T2 (de) 1993-04-19 1994-04-19 Steckverbinderanordnung zum Laden eines elektrischen Fahrzeugs
EP94302771A EP0644623B1 (en) 1993-04-19 1994-04-19 Charging connector assembly for electric car

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102815188A (zh) * 2011-06-03 2012-12-12 许继电源有限公司 一种用于电池箱的撞击式自锁紧机构
WO2014156132A1 (ja) * 2013-03-29 2014-10-02 パナソニック株式会社 電気接続用コネクタ
EP2849291A1 (de) * 2013-09-16 2015-03-18 Intercontec Pfeiffer GmbH Steckverbindungssystem mit einer Steckdose und mit einem Stecker

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