JP2000068003A - 嵌合検知コネクタ - Google Patents

嵌合検知コネクタ

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JP2000068003A JP10236047A JP23604798A JP2000068003A JP 2000068003 A JP2000068003 A JP 2000068003A JP 10236047 A JP10236047 A JP 10236047A JP 23604798 A JP23604798 A JP 23604798A JP 2000068003 A JP2000068003 A JP 2000068003A
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悟 西出
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治 川瀬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 両ハウジングの嵌合前にホルダが不用意に後
退することを防ぐ。 【解決手段】 雌ハウジング11の収容空間18にはコ
イルバネが組み込まれたスプリングホルダ25が装着さ
れ、雌雄ハウジングが嵌合してロックアーム20の先端
が持ち上がるように撓み変形して拘束壁39に係止する
ことで後退が規制され、コイルバネの圧縮が可能とされ
る。収容空間18を構成するアーチ部15の前縁には、
ホルダ25の前方を覆う保護壁30が形成され、外力X
によりホルダ25が不用意に後退するのを防ぐ。ホルダ
25が前進位置にある場合は、解除操作片32の操作段
部33が、窓孔の前縁に形成された切欠凹部63に嵌ま
り、かつ切欠凹部63の端面64が、操作段部33の前
面61の上に僅かの隙間を開けて覆い被さった状態とさ
れる。操作段部33の前方に電線等が入りにくくなり、
これが後方に引っ張られる等でホルダ25が後退するこ
とも防がれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、嵌合検知コネク
タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】本願出願人は、雌雄のコネクタハウジン
グが正規嵌合されなかった場合に、バネの弾力で相手の
コネクタハウジングを押し出す形式で、なおかつ、この
バネと、両コネクタハウジングを嵌合状態に保持するロ
ックアームとを一方のコネクタハウジングにまとめて配
することができるようにした嵌合検知コネクタを、先に
出願した特願平9−211020号において提案した。
このものの構造を図17によって簡単に説明すると、以
下のようである。相互に嵌合される雄ハウジングaには
係止突部bが形成される一方、雌ハウジングcには、こ
の係止突部bに係止するロックアームdが撓み変形可能
に設けられるとともに、スプリングホルダeが前後方向
の移動可能に設けられ、スプリングホルダeには雄ハウ
ジングaの前縁で圧縮可能とされるコイルバネfが組み
込まれている。また、ロックアームdとスプリングホル
ダeの上方を覆うようにしてアーチ部gが形成されてい
る。
【0003】そして両ハウジングa,cが嵌合される
と、ロックアームdが同図の鎖線に示すように、係止突
部bに乗り上げるように撓み変形し、スプリングホルダ
eの拘束壁hがロックアームdの先端に係止されること
で、スプリングホルダeの後退が規制される。そのため
両ハウジングa,cの嵌合が進むと、コイルバネfは雄
ハウジングaの前縁で押されて次第に圧縮される。この
状態で嵌合操作が中断されると、コイルバネfの復元弾
力で両ハウジングa,cが離反される。一方、両ハウジ
ングa,cが完全嵌合に至ると、ロックアームdが係止
突部bを乗り越えることで復動しつつ係止突部bに係止
する。そうすると、スプリングホルダeに対する係止が
外れて、コイルバネfの復元弾力によりスプリングホル
ダeが後退するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記構造のも
のは、両ハウジングa,cが嵌合操作される前にはスプ
リングホルダeが図17に示す前進位置で保持されてい
る必要があり、そのために仮係止手段が備えられてはい
る。しかしながら、これまでは、スプリングホルダeの
前面が開放された状態で配設されていたため、例えばス
プリングホルダeの前面に他の部材が突き当たって、同
図の矢線xに示すような外力が作用すると、仮係止力に
抗してスプリングホルダeが後方に移動してしまうおそ
れがある。そうすると、両ハウジングa,cの嵌合操作
を行った場合、コイルバネfを利用した嵌合検知ができ
なくなる結果を招く。
【0005】また、スプリングホルダeの後端側には、
撓み変形可能な解除操作片iが設けられ、アーチ部gの
上面の後端側に開口された窓孔jから押圧操作可能とさ
れている。すなわち、嵌合された両ハウジングa,cを
外す場合は、図18の矢線yに示すように、スプリング
ホルダeをコイルバネfの弾力に抗して前進位置に押し
戻したのち、矢線zに示すように解除操作片iを押圧操
作すると、ロックアームdの後端側が押されてロックア
ームdが強制的に撓み変形させられ、係止突部bに対す
る係止が解除されて両ハウジングa,cを引き離すこと
ができる。
【0006】ここで、これまでのものは、スプリングホ
ルダeが前進位置にある場合において、図17に示すよ
うに、解除操作片iの操作段部と窓孔jの端縁との間に
大きな隙間ができる構造であった。そのため、両ハウジ
ングa,cの嵌合前に上記の隙間に電線等が入り込ん
で、後方への引張力が作用すると、前述したと同様にス
プリングホルダeが仮係止力に抗して後方に移動し、コ
イルバネfを利用した嵌合検知ができなくなるおそれが
あった。そうかといって、解除操作片iの操作段部と窓
孔jの端縁とが隙間無く当接する設定とすると、製造上
の誤差等があった場合に、スプリングホルダeが正規の
前進位置まで移動できないことも懸念されるので、簡単
には対応できない。本発明は上記のような事情に基づい
て完成されたものであって、その目的は、両ハウジング
が嵌合される前にホルダが不用意に後方へ移動すること
を防止するところにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明に係る嵌合検知コネク
タは、相互に嵌合可能な雌雄のコネクタハウジングのう
ちの一方のコネクタハウジングには係止突部が形成され
るとともに、他方のコネクタハウジングには、両コネク
タハウジングの嵌合過程では前記係止突部に乗り上げる
ように撓み変形し、完全嵌合に至ったときには前記係止
突部を乗り越えて復動することでこの係止突部と係止可
能となるロックアームと、両コネクタハウジングの嵌合
方向に沿って移動可能に配されたホルダと、前記一方の
コネクタハウジングと突き当たることで両コネクタハウ
ジングの嵌合方向に沿って圧縮可能に前記ホルダに組み
込まれたバネとを備え、前記ホルダは、両コネクタハウ
ジングが嵌合する過程で前記ロックアームが前記係止突
部に乗り上げる動作に伴ってロックアームと係止し、そ
の後退方向への移動が規制されることで前記バネを圧縮
可能とし、両コネクタハウジングの完全嵌合に伴う復動
動作に伴ってロックアームとの係止が解除されたときに
は、前記バネの復元弾力で後退可能とされたものにおい
て、前記他方のコネクタハウジングには、前記ホルダの
前方を覆ってこのホルダが後退方向に移動させられる外
力を受けることを阻止する保護壁が設けられている構成
としたところに特徴を有する。
【0008】また、請求項2の発明に係る嵌合検知コネ
クタは、相互に嵌合可能な雌雄のコネクタハウジングの
うちの一方のコネクタハウジングには係止突部が形成さ
れるとともに、他方のコネクタハウジングには、両コネ
クタハウジングの嵌合過程では前記係止突部に乗り上げ
るように撓み変形し、完全嵌合に至ったときには前記係
止突部を乗り越えて復動することでこの係止突部と係止
可能となるロックアームと、両コネクタハウジングの嵌
合方向に沿って移動可能に配されたホルダと、前記一方
のコネクタハウジングと突き当たることで両コネクタハ
ウジングの嵌合方向に沿って圧縮可能に前記ホルダに組
み込まれたバネと、前記ロックアームと前記ホルダの上
方を覆って設けられたアーチ部とを備え、前記ホルダ
は、両コネクタハウジングが嵌合する過程で前記ロック
アームが前記係止突部に乗り上げる動作に伴ってロック
アームと係止し、その後退方向への移動が規制されるこ
とで前記バネを圧縮可能とし、両コネクタハウジングの
完全嵌合に伴う復動動作に伴ってロックアームとの係止
が解除されたときには、前記バネの復元弾力で後退可能
とされ、かつ、前記ホルダには撓み変形可能な解除操作
部が設けられるとともに、前記アーチ部には前記解除操
作部を突出させる窓孔が開口されていて、前記ホルダが
前進位置にある場合に、前記解除操作部により前記ロッ
クアームの解除側端部を押圧することで、前記ロックア
ームを強制的に撓み変形させて前記係止突部に対する係
止が解除可能となっているものにおいて、前記ホルダが
前記前進位置にある場合に、前記解除操作部とこれと対
向する前記窓孔の端縁との間に所定のクリアランスが設
けられる設定とされ、かつ、前記窓孔の端縁が前記解除
操作部の対向する端縁に対して覆い被さるように形成さ
れている構成としたところに特徴を有する。
【0009】請求項3の発明は、請求項2記載のものに
おいて、前記アーチ部の前面には、前記ホルダの前方を
覆ってこのホルダが後退方向に移動させられる外力を受
けることを阻止する保護壁が設けられているところに特
徴を有する。
【0010】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>コネクタハ
ウジングの嵌合操作前でホルダが前進位置にある場合に
おいて、仮にホルダの前方から外力が作用したとして
も、コネクタハウジングに設けられた保護壁により受け
られて、ホルダが不用意に後退することが防止される。
よって、バネを利用した嵌合検知機能が確実に果たされ
る。
【0011】<請求項2の発明>ホルダが前進位置にあ
る場合に、解除操作部とこれと対向する窓孔の端縁との
間を、僅かなクリアランスを残してラップした状態にで
きるから、電線等が入りにくくなる。したがって、解除
操作部の前に電線等が入り込むことに起因してホルダが
不用意に後退することが防止される。また、解除操作部
とこれと対向する前記窓孔の端縁との間にクリアランス
が設けられる設定となっているから、多少の製造誤差が
あった場合にもそれを吸収して、ホルダが前進された場
合に窓孔の端縁で邪魔されることなくホルダを正規の前
進位置に持ち来すことができる。 <請求項3の発明>アーチ部の前面に設けられた保護壁
が、ホルダの前面に外力が作用することを防ぐように機
能する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
ないし図16によって説明する。この実施形態では、図
1に示すように、互いに嵌合される雄側のコネクタハウ
ジング1(以下、雄ハウジングという)と、雌側のコネ
クタハウジング11(以下、雌ハウジングという)とを
備えている。なお以下では、各ハウジング1,11にお
いて、嵌合される面側を前面とする。
【0013】雄ハウジング1は合成樹脂材により形成さ
れ、図示しない電気機器等に取付可能とされており、計
8個のキャビティ3を上下2段に設けた本体部2の前面
に、ほぼ角筒状をなす嵌合筒部4が形成され、各キャビ
ティ3内に挿入された雄側端子金具5が、それぞれのタ
ブ6を嵌合筒部4内に突出させて抜け止め状態で収容さ
れるようになっている。嵌合筒部4の上面の前端寄りの
位置には係止突部7が形成されており、この係止突部7
の両側に、左右一対のリブ8が軸線方向に沿って互いに
平行に立てられている。
【0014】次に、雌ハウジング11について説明す
る。雌ハウジング11も同様に合成樹脂材により形成さ
れ、上記の雄ハウジング1と同じく計8個のキャビティ
13を上下2段に設けた本体部12を有し、各キャビテ
ィ13内にそれぞれ雌側端子金具(図示せず)が抜け止
め状態で収容可能とされている。本体部12における前
半部の回りには、図3にも示すように前方に開口する外
筒部14が形成され、この外筒部14の上面中央部は上
方へ膨出して、アーチ部15が形成されている。このア
ーチ部15の天井面は、図1に示すように、本体部12
の後面の少し手前の位置まで達している。また本体部1
2の上面は後方に所定寸法延出され、この延出面16の
両側に、上記したアーチ部15の側壁と連なる側壁17
が形成され、この中に後記するスプリングホルダ25の
収容空間18が構成されている。したがって、収容空間
18の後端側の上面には、アーチ部15の後端部が切除
された状態で、窓孔60が開口されている。
【0015】この収容空間18内には、両ハウジング
1,11を嵌合状態に保持するためのロックアーム20
が設けられている。このロックアーム20は、本体部1
2の前面より少し引っ込んだ位置から、後面より少し後
方に突出した位置にわたって前後方向を向いて配され、
長さ方向のほぼ中央部で本体部12の上面と連結され、
この連結部21を支点として前後がシーソー状に撓み変
形可能となっている。ロックアーム20の前端には鈎状
をなすロック爪22が形成され、両ハウジング1,11
が完全嵌合したときには係止突部7の後面側に係止して
両ハウジング1,11を嵌合状態に保持するように機能
する。また、ロック爪22の前端面には奥側へ向けてテ
ーパ面23が形成され、係止突部7への乗り上げ動作が
円滑になされるようになっている。
【0016】また収容空間18には、ロックアーム20
を覆うようにしてスプリングホルダ25が収容されてい
る。このスプリングホルダ25は、後記するコイルバネ
41を組み込んだ状態でユニット化され、ユニット状態
で取り扱われて収容空間18に組み込みができるように
なっている。スプリングホルダ25は、図6に示すよう
に、前端側を幅狭とした平板状の基板26を有してお
り、その下面には、ロックアーム20を挟むようにして
左右一対のバネ収容部27が前後方向に沿って形成され
ている(図7参照)。
【0017】スプリングホルダ25の左右両側面には、
ほぼ全長にわたって一対のガイドレール28が張り出し
形成されている。両ガイドレール28の前端にはテーパ
が施されている。一方、雌ハウジング11の収容空間1
8の左右の内壁には、両ガイドレール28をスライド可
能に嵌合する前後方向の溝29が形成されており、この
溝29は、後面側に開口して形成されている。したがっ
てスプリングホルダ25は、左右のガイドレール28を
対応する溝29に合わせて後面側から挿入され、基板2
6がアーチ部15の天井面とロックアーム20の上面の
間に沿って進入する。
【0018】ここでアーチ部15の天井面の前端側に
は、保護壁30が垂下状に形成されている。この保護壁
30は、挿入されたスプリングホルダ25の幅狭部31
の先端を突き当てることで、その前方への移動を規制可
能としている。また、この保護壁30は、スプリングホ
ルダ25が組み付けられた場合に、幅狭部31の先端に
不用意に外力が作用することから保護する機能を併せて
果たしている。
【0019】上記のように収容空間18の前進位置まで
挿入されたスプリングホルダ25は、図2に示すよう
に、その後端側の一部がアーチ部15の後方の窓孔60
に露出された状態となる。この露出された部分が丁度ロ
ックアーム20の後端部の上面に対応しており、ここ
に、ロックアーム20のロック解除を行うための解除操
作片32が形成されている。解除操作片32は、図6に
示すように、その両側に切り込みが入れられて上下方向
の撓み変形な片持ち状に形成されており、その後端部に
は一段高くなった操作段部33が形成されている。操作
段部33の後面角部はテーパ状の操作面34とされてお
り、さらにこの操作面34に、マイナスドライバ等の治
具を挿入する治具孔35が形成されている。なお、治具
孔35の縦向きの当接面36も斜めとされている(図1
参照)。
【0020】また、操作段部33の前面61は、図13
に詳細に示すように、前下がりのテーパ状に形成されて
いる。一方、上記した収容空間18の窓孔60の前縁
(アーチ部15の後縁)における幅方向の中央部には、
図2に示すように切欠凹部63が形成され、この切欠凹
部63の端面64が、上記の操作段部33の前面61と
対応したテーパ状に形成されている。そして、スプリン
グホルダ25が前進位置に装着された場合には、操作段
部33の前縁が切欠凹部63に嵌まり込み、かつ操作段
部33の前面61と、切欠凹部63の端面64との間に
所定のクリアランスが設けられる設定となっている。す
なわち、切欠凹部63の端面64が、操作段部33の前
面61の上に僅かの隙間を開けて覆い被さった状態とな
る。
【0021】スプリングホルダ25の基板26の裏面に
は、上記した解除操作片32の幅寸法をもって前端縁を
残した状態で逃がし凹部38が形成されている。この逃
がし凹部38は、両ハウジング1,11が嵌合されるに
際して、ロックアーム20が係止突部7に乗り上げつつ
撓み動作するのを許容するためのものである。また、逃
がし凹部38の前壁は、ロックアーム20の前端に係止
して後記するスプリングホルダ25の後退動作を規制す
る拘束壁39となる。そして、この拘束壁39の当接面
は、上方に向かって次第に肉厚が大きくなるようなテー
パ面40とされている。
【0022】上記したスプリングホルダ25におけるバ
ネ収容部27には、それぞれコイルバネ41がほぼ自然
状態でかつ水平に収容されている。バネ収容部27の前
面側は、図7に示すように、その内側の半面のみが開口
して形成され、すなわち両バネ収容部27の前端縁に形
成された一対の止め片42によって、両バネ収容部27
の外側半面が覆い隠されるようになっている。両コイル
バネ41の前端側には、それぞれスプリングシート44
が嵌着されている。両スプリングシート44は、止め片
42の裏側でこれと当たり合うことでコイルバネ41の
前方への抜け止めを行っている。また、両スプリングシ
ート44における止め片42から露出する部分は、雌雄
のハウジング1,11が嵌合されるときに雄ハウジング
1のリブ8とそれぞれ対向する位置に設定されており、
したがってこの嵌合時には、両リブ8によって対応する
スプリングシート44を介してコイルバネ41が圧縮さ
れることになる。
【0023】スプリングホルダ25の基板26の上面に
おける幅狭部31の付け根付近には、左右一対の上側突
部46が形成されている一方、図5に示すように、アー
チ部15の天井面に、上記の上側突部46を嵌めて逃が
す前後方向の逃がし溝47が形成され、その途中位置
に、各上側突部46に係止可能な上側係止突起48が形
成されている。また、バネ収容部27の下面の後端寄り
の位置には左右一対の下側突部50が形成されている一
方、収容空間18の底面(延出面16)に、下側突部5
0を嵌めて逃がす前後方向の逃がし溝51が形成され、
その途中位置に、各下側突部50に係止可能な下側係止
突起52が形成されている。そして、スプリングホルダ
25の拘束が解除されて後退動作を行った場合に、上側
突部46が上側係止突起48に、下側突部50が下側係
止突起52にそれぞれ突き当たって、スプリングホルダ
25の後退が規制されるようになっている。
【0024】また両バネ収容部27の外側面には、一対
の保持アーム54が設けられている。両保持アーム54
はスプリングホルダ25の後端を基端とし、ここからバ
ネ収容部27の側面に沿いながら前方へ水平に延びた片
持ち状に形成され、その先端には係止爪56が形成され
ている。このため、両保持アーム54は上下方向への撓
み変形が可能となり、本体部12の上面の対応位置に形
成された一対の引掛部58(図3,12参照)に対して
それぞれ解離可能に係止している。これにより、スプリ
ングホルダ25が常には前進位置に保持されるようにな
っている。また両保持アーム54の係止爪56は、図1
2に示すように、雄ハウジング1の嵌合筒部4の前縁と
当接し、両ハウジング1,11の嵌合の進行にしたがっ
て引掛部58との係合が解除されるようになっている。
但し、その係合が解除される時期は、両ハウジング1,
11の完全嵌合に当たり、ロックアーム20によるスプ
リングホルダ25の係止が解除される直前の状態(図1
0の状態)で行われるように設定されている。
【0025】本実施形態は上記のような構造であって、
続いてその作用を説明する。まず、スプリングホルダ2
5を雌ハウジング11の収容空間18に後方から挿入す
る。スプリングホルダ25が正規の前進位置まで挿入さ
れると、保持アーム54の係止爪56が引掛部58に係
止して、図13に示すように前進位置に仮係止される。
この前進位置では、スプリングホルダ25の幅狭部31
の前方が保護壁30で覆われている。したがって例え
ば、同図の矢線Xに示すように、スプリングホルダ25
の前方からこれを後退させる方向の外力が作用したとし
ても、保護壁30により受けられて、スプリングホルダ
25が後退することが防止される。
【0026】また前進位置では、スプリングホルダ25
の操作段部33の前縁が切欠凹部63に嵌まり込み、か
つ切欠凹部63の端面64が、操作段部33の前面61
の上に僅かの隙間を開けて覆い被さった状態となる。こ
のため、操作段部33の前方に電線等が入り込みにく
く、これが後方に引っ張られる等に起因してスプリング
ホルダ25が後退することも防止される。また、切欠凹
部63の端面64と、操作段部33の前面61との間に
はクリアランスが設けられる設定となっているから、多
少の製造誤差があった場合にもそれを吸収して、スプリ
ングホルダ25を切欠凹部63の端面64で邪魔される
ことなく前進位置に持ち来すことができる。
【0027】嵌合動作は、以下のようである。図1に示
すように、雌雄のハウジング1,11を対向させて嵌合
すると、ロックアーム20のロック爪22が雄ハウジン
グ1の係止突部7に当接し、図8に示すように、ロック
アーム20のロック爪22側が係止突部7に乗り上げて
持ち上がり、これにより、ロック爪22がスプリングホ
ルダ25の拘束壁39に係止されるようになる。
【0028】一方、ロック爪22と係止突部7との当接
から僅かに遅れて、図9に示すように、両リブ8が対応
するスプリングシート44に当接し、嵌合が進むにした
がって両コイルバネ41が押し込まれる。このときには
上記したようにスプリングホルダ25はロックアーム2
0と拘束壁39との係止によって後方への移動が規制さ
れているため、両コイルバネ41はそれらの後端側にお
いて拘束され、両コイルバネ41はリブ8の押し込みに
よってそれぞれ圧縮される。但し、ロックアーム20に
よってスプリングホルダ25の移動規制がなされるまで
の間は、両保持アーム54の係止爪56が引掛部58に
係止した状態となっているため、何らかの事情で両コイ
ルバネ41が押されることがあっても、不用意にスプリ
ングホルダ25が後退してしまうことはない。
【0029】両保持アーム54と引掛部58との係止
は、両ハウジング1,11の嵌合途上も継続するが、完
全嵌合に至る直前の状態、すなわちロック爪22が係止
突部7を乗り越える直前の状態(図10及び図11の状
態)になると、図12に示すように、雄ハウジング1の
前端縁が両保持アーム54における係止爪56のテーパ
面に当接して両保持アーム54の先端側を持ち上げるた
め、係止爪56と引掛部58との係止が解除される。す
なわち、この解除動作はロックアーム20によるスプリ
ングホルダ25の係止解除に先立って行われることにな
る。
【0030】なお、この間に、両ハウジング1,11の
嵌合動作が中断され、すなわち半嵌合状態のままである
と、両コイルバネ41のバネ力によって、雌雄の端子金
具が非導通状態となるまで雄ハウジング1が雌ハウジン
グ11から離れるように押し戻される。
【0031】一方、両ハウジング1,11が正規位置ま
で嵌合されると、ロックアーム20のロック爪22が係
止突部7を乗り越え、ロックアーム20が復動可能な状
態となる。このとき、ロックアーム20の前端には拘束
壁39が押し付けられて、水平方向にコイルバネ41の
バネ力が作用しており、ともすれば両者間の摩擦力によ
りロックアーム20の復動が妨げられることが懸念され
る。しかしながら拘束壁39の当接面がテーパ面40と
して形成されていることから、コイルバネ41のバネ力
からテーパ面40に沿うようにしてロックアーム20を
復動させる方向の分力が得られ、この分力とロックアー
ム20自体の弾性復動力とにより、ロックアーム20は
図14に示すようにスムーズに元位置に復動される。
【0032】その結果ロック爪22が拘束壁39から外
れるため、スプリングホルダ25はロックアーム20に
よる拘束が解かれ、両コイルバネ41のバネ力によって
スプリングホルダ25は後退する。そして、上側突部4
6が上側係止突起48に、下側突部50が下側係止突起
52にそれぞれ突き当たることで、スプリングホルダ2
5の後退が停止される。
【0033】これにより両ハウジング1,11は、図1
5及び図16に示すように、ロック爪22と係止突部7
との係合によって嵌合状態にロックが掛かり、雌雄の端
子金具の電気的な接続が完了した状態となる。また、両
コイルバネ41はスプリングホルダ25の後方への移動
に伴いほぼ自然長さへ復帰しているため、完全嵌合状態
において両ハウジング1,11を離間させる力として作
用することはない。また、完全嵌合している状態ではス
プリングホルダ25の拘束壁39がロックアーム20の
前端側を押さえ付けているため、係止突部7に対する係
止が二重になされ、より確実なロック状態が得られてい
る。
【0034】両ハウジング1,11を離間させる場合に
は、図15,16の状態から、解除操作片32の操作面
34を垂直に押圧するか、あるいは治具孔35に治具を
入れて当接面36を垂直に押圧すると、まず前向きの分
力によって、両コイルバネ41を圧縮させながらスプリ
ングホルダ25が前方に押し込まれ、両保持アーム54
が再度引掛部58に係止する。このときスプリングホル
ダ25は、拘束壁39がロックアーム20の前端を通過
する位置にまで復帰しているため、引き続いて下向きの
分力によって解除操作片32が下方に撓み変形させられ
ることにより、ロックアーム20の後端側が押され、ロ
ックアーム20の前端側が強制的に持ち上げられて、ロ
ック爪22が係止突部7から外れる。これにより、両ハ
ウジング1,11を引き離すことができる。
【0035】以上説明したように本実施形態によれば、
アーチ部15の前面に保護壁30を設けたから、両ハウ
ジング1,11の嵌合操作前でスプリングホルダ25が
前進位置にある場合において、仮にスプリングホルダ2
5の前方から外力が作用したとしても、保護壁30によ
り受けられてスプリングホルダ25が不用意に後退する
ことが防止される。
【0036】また、スプリングホルダ25が前進位置に
ある場合に、操作段部33の前縁が切欠凹部63に嵌ま
り込み、かつ切欠凹部63の端面64が、操作段部33
の前面61の上に僅かの隙間を開けて覆い被さった状態
となる構造であるから、操作段部33の前方に電線等が
入り込むことが防止され、これが後方に引っ張られる等
に起因してスプリングホルダ25が後退することも防止
される。よって、コイルバネ41を利用した嵌合検知機
能を確実に果たすことができる。
【0037】また、切欠凹部63の端面64と、操作段
部33の前面61との間にはクリアランスが設けられる
設定となっているから、多少の製造誤差があった場合に
もそれを吸収して、スプリングホルダ25を切欠凹部6
3の端面64で邪魔されることなく前進位置に持ち来す
ことができる。
【0038】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)本発明は、コイルバネに代えて板バネ等の他のバ
ネ手段を使用した嵌合検知コネクタにも同様に適用する
ことができる。 (2)スプリングホルダ及びロックアームを設定する側
は、必ずしも雌ハウジングでなくてもよく、雄ハウジン
グ側に設定されていてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る嵌合前の両ハウジン
グを示す縦断面図
【図2】雌ハウジングの平面図
【図3】雌ハウジングの正面図
【図4】雌ハウジングの背面図
【図5】雌ハウジングのコイルバネの装着部分で切断し
た縦断面図
【図6】スプリングホルダの分解斜視図
【図7】雌ハウジングのコイルバネの装着部分で切断し
た平断面図
【図8】ロックアームが係止突部に当接した状態を示す
縦断面図
【図9】コイルバネの圧縮が開始された状態の縦断面図
【図10】ロックアームが係止突部を乗り越える直前の
状態を示す縦断面図
【図11】図10の状態と同時期におけるコイルバネの
圧縮状況を示す縦断面図
【図12】保持アームが引掛部から解離した状態を示す
縦断面図
【図13】スプリングホルダが前進位置にある状態を示
す部分拡大断面図
【図14】ロックアームが復動した状態を示す縦断面図
【図15】スプリングホルダが後退した状態を示す縦断
面図
【図16】そのときのコイルバネの装着部分で切断した
縦断面図
【図17】従来例の縦断面図
【図18】そのロック解除操作を行った状態の部分拡大
断面図
【符号の説明】
1…雄ハウジング 7…係止突部 11…雌ハウジング 15…アーチ部 18…収容空間 20…ロックアーム 25…スプリングホルダ 30…保護壁 32…解除操作片 33…操作段部(解除操作部) 39…拘束壁 41…コイルバネ 60…窓孔 61…(操作段部33の)前面 63…切欠凹部 64…(切欠凹部63の)端面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 亮太郎 三重県四日市市西末広町1番14号 住友電 装株式会社内 Fターム(参考) 5E021 FA05 FA09 FB09 FC31 FC36 FC38 HB16 HC09 HC37 KA01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に嵌合可能な雌雄のコネクタハウジ
    ングのうちの一方のコネクタハウジングには係止突部が
    形成されるとともに、 他方のコネクタハウジングには、両コネクタハウジング
    の嵌合過程では前記係止突部に乗り上げるように撓み変
    形し、完全嵌合に至ったときには前記係止突部を乗り越
    えて復動することでこの係止突部と係止可能となるロッ
    クアームと、 両コネクタハウジングの嵌合方向に沿って移動可能に配
    されたホルダと、 前記一方のコネクタハウジングと突き当たることで両コ
    ネクタハウジングの嵌合方向に沿って圧縮可能に前記ホ
    ルダに組み込まれたバネとを備え、 前記ホルダは、両コネクタハウジングが嵌合する過程で
    前記ロックアームが前記係止突部に乗り上げる動作に伴
    ってロックアームと係止し、その後退方向への移動が規
    制されることで前記バネを圧縮可能とし、両コネクタハ
    ウジングの完全嵌合に伴う復動動作に伴ってロックアー
    ムとの係止が解除されたときには、前記バネの復元弾力
    で後退可能とされたものにおいて、 前記他方のコネクタハウジングには、前記ホルダの前方
    を覆ってこのホルダが後退方向に移動させられる外力を
    受けることを阻止する保護壁が設けられていることを特
    徴とする嵌合検知コネクタ。
  2. 【請求項2】 相互に嵌合可能な雌雄のコネクタハウジ
    ングのうちの一方のコネクタハウジングには係止突部が
    形成されるとともに、 他方のコネクタハウジングには、両コネクタハウジング
    の嵌合過程では前記係止突部に乗り上げるように撓み変
    形し、完全嵌合に至ったときには前記係止突部を乗り越
    えて復動することでこの係止突部と係止可能となるロッ
    クアームと、 両コネクタハウジングの嵌合方向に沿って移動可能に配
    されたホルダと、 前記一方のコネクタハウジングと突き当たることで両コ
    ネクタハウジングの嵌合方向に沿って圧縮可能に前記ホ
    ルダに組み込まれたバネと、 前記ロックアームと前記ホルダの上方を覆って設けられ
    たアーチ部とを備え、 前記ホルダは、両コネクタハウジングが嵌合する過程で
    前記ロックアームが前記係止突部に乗り上げる動作に伴
    ってロックアームと係止し、その後退方向への移動が規
    制されることで前記バネを圧縮可能とし、両コネクタハ
    ウジングの完全嵌合に伴う復動動作に伴ってロックアー
    ムとの係止が解除されたときには、前記バネの復元弾力
    で後退可能とされ、 かつ、前記ホルダには撓み変形可能な解除操作部が設け
    られるとともに、前記アーチ部には前記解除操作部を突
    出させる窓孔が開口されていて、前記ホルダが前進位置
    にある場合に、前記解除操作部により前記ロックアーム
    の解除側端部を押圧することで、前記ロックアームを強
    制的に撓み変形させて前記係止突部に対する係止が解除
    可能となっているものにおいて、 前記ホルダが前記前進位置にある場合に、前記解除操作
    部とこれと対向する前記窓孔の端縁との間に所定のクリ
    アランスが設けられる設定とされ、かつ、前記窓孔の端
    縁が前記解除操作部の対向する端縁に対して覆い被さる
    ように形成されていることを特徴とする嵌合検知コネク
    タ。
  3. 【請求項3】 前記アーチ部の前面には、前記ホルダの
    前方を覆ってこのホルダが後退方向に移動させられる外
    力を受けることを阻止する保護壁が設けられていること
    を特徴とする請求項2記載の嵌合検知コネクタ。
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