JP2001160448A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2001160448A
JP2001160448A JP34387199A JP34387199A JP2001160448A JP 2001160448 A JP2001160448 A JP 2001160448A JP 34387199 A JP34387199 A JP 34387199A JP 34387199 A JP34387199 A JP 34387199A JP 2001160448 A JP2001160448 A JP 2001160448A
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retainer
jig
metal lance
cavity
terminal fitting
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JP34387199A
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Akinobu Kubo
晶宣 久保
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/40Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
    • H01R13/42Securing in a demountable manner
    • H01R13/428Securing in a demountable manner by resilient locking means on the contact members; by locking means on resilient contact members
    • H01R13/432Securing in a demountable manner by resilient locking means on the contact members; by locking means on resilient contact members by stamped-out resilient tongue snapping behind shoulder in base or case
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
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    • H01R13/436Securing a plurality of contact members by one locking piece or operation
    • H01R13/4361Insertion of locking piece perpendicular to direction of contact insertion
    • H01R13/4362Insertion of locking piece perpendicular to direction of contact insertion comprising a temporary and a final locking position
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R43/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
    • H01R43/20Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for assembling or disassembling contact members with insulating base, case or sleeve

Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属ランスを備えた端子金具をリテーナによ
って係止する。 【解決手段】 ハウジング20には、金属ランス15を
備えた端子金具10を収容可能なキャビティ21が設け
られるとともに、端子金具10を係止可能なリテーナ3
0を取り付けるためのリテーナ取付孔22がキャビティ
21に開口して設けられ、このリテーナ取付孔22は、
ハウジング20の下面に開口している。キャビティ21
の前側には、金属ランス15を係止可能な係止壁24が
設けられ、その前方には金属ランス15を撓ませるため
の治具を挿入可能な治具挿入口26が設けられている。
リテーナ30の後端には、別の治具51を挿入可能な第
2治具挿入口40が設けられ、治具51をリテーナ取付
孔22の開口23の後端面23Aに沿って挿入すること
で、開口23の後端面23Aに引っ掛かる金属ランス1
5を撓ませることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属ランスを有す
る端子金具を収容するコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、端子金具の抜け止めを金属ランス
で行うようにしたコネクタが知られている。その具体例
としては、図11に示すように、端子金具1の側壁から
金属ランス2を切り起こして設ける一方、ハウジング5
のキャビティ3の側面に係止段部4を形成した構造と
し、金属ランス2を撓み変形させつつ端子金具1がキャ
ビティ3内に挿入され、所定位置まで挿入されると金属
ランス2が復元して係止段部4に係止されることで、抜
け止めがなされるようになっている。なお、同様の構造
を備えたものとして特開昭63−257187号公報に
記載のものが知られている。
【0003】ここで、この種の金属ランスを用いたもの
は、キャビティの側壁に端子金具に係止するランスを設
けた、いわゆる樹脂ランス方式のものと比べると、一般
的に係止力が大きく採れるため、リテーナなどによる二
次係止は行っていなかった。しかしながら近年、端子金
具の小型化が進む中で金属ランスも小さく形成せざるを
得ないことから、金属ランスだけでは係止力が不足する
ことが懸念され、金属ランス方式のものでも、二次係止
用のリテーナを用いることが検討されるようになった。
【0004】その結果提案されたものは、同図の鎖線に
示すように、ハウジング5の側面にキャビティ3に開口
したリテーナ取付孔6を形成して、その中に係合部を備
えたリテーナを側方から挿入するようにした構造となっ
ていて、端子金具1をキャビティ3に挿入して金属ラン
ス2により一次係止したのち、リテーナを深く差し込ん
で係合部を端子金具1のあご部7に係止することで二重
係止するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記構造のも
のは、端子金具1を二重係止するという意味では有効で
はあるが、メンテナンス等において端子金具1をキャビ
ティ3から取り外す際に未だ問題を抱えていた。すなわ
ち端子金具1を外す場合は、リテーナを戻す一方、係止
段部4の前方から治具を挿入して金属ランス2を撓ませ
て係止を解除しつつ、端子金具1を引き抜くことになる
が、既述のように金属ランス2が通るキャビティ3の側
面にはリテーナ取付孔6が開口されているため、リテー
ナ取付孔6を通過する際に金属ランス2が元形に復帰し
てリテーナ取付孔6の孔縁に引っ掛かり、円滑な取り外
しができないという問題があった。本発明は上記のよう
な事情に基づいて完成されたものであって、金属ランス
によって端子金具の一次係止を図り、且つリテーナによ
る二次係止が可能なコネクタを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、コネクタハウジン
グに設けられたキャビティ内には、一側面に金属ランス
が切り起こし形成された端子金具が前記金属ランスを撓
み変形させつつ挿入され、所定位置まで挿入されたとこ
ろで前記金属ランスが復元して前記キャビティの側壁に
設けられた係止部に係止することで抜け止め状態とさ
れ、前記係止部の前方に開口した治具挿入口から挿入し
た治具により前記金属ランスを撓ませることで前記係止
部に対する係止が解除されるようにしたコネクタにおい
て、前記コネクタハウジングの側面における前記係止部
よりも後方の位置には、前記キャビティに開口するリテ
ーナ取付孔が形成され、このリテーナ取付孔には、係合
部を有するリテーナが、前記係合部が前記キャビティの
側方に退避して前記端子金具の挿抜を許容する仮係止位
置と、前記係合部が前記キャビティ内に進入して、前記
端子金具における前記金属ランスよりも後方の被係合部
に係合する本係止位置との間で移動可能に装着されると
ともに、前記リテーナには、前記金属ランスを押圧すべ
く治具を挿入可能な別の治具挿入口が設けられている構
成としたところに特徴を有する。
【0007】請求項2の発明は、請求項1に記載のもの
において、前記別の治具挿入口が前記リテーナ取付孔の
後側の孔縁の直前に開口して形成されているところに特
徴を有する。
【0008】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>キャビティ
内において金属ランスとリテーナとによって二重に係止
された端子金具を取り出す際は、リテーナを仮係止位置
に移動させる一方、前方に開口した治具挿入口から治具
を挿入すると、金属ランスが強制的に撓み変形されて係
止部に対する係止が解除され、端子金具は引き抜かれ
る。金属ランスがリテーナ取付孔に至ると、金属ランス
は一旦元形に復元してリテーナ取付孔の後側の孔縁に引
っ掛かるおそれがあるが、そのときは、リテーナに設け
た別の治具挿入口内に治具を挿入して、復帰した金属ラ
ンスを押圧して再び撓ませることで、金属ランスがリテ
ーナ取付孔の後側の孔縁に引っ掛かるのが防がれ、引き
続いて端子金具をキャビティからスムーズに取り出すこ
とができる。
【0009】<請求項2の発明>金属ランスが引っ掛か
りうる部位である、リテーナ取付孔の後側の孔縁の直前
に治具を挿入することができるから、金属ランスの引っ
掛かりをより確実に防ぐことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図1ないし
図10によって説明する。この実施形態では、金属ラン
スを備えた端子金具を収容する雌側のコネクタを示す。
【0011】先に端子金具10について説明する。この
端子金具10は、図2に示すように、相手側の雄端子と
の接触部12を備えた端子本体11と、この接触部12
の周囲を取り囲むように装着される筒状のカバー13と
から形成されている。端子本体11の接触部12の後側
には、電線Wの端末にかしめ付けられるバレル部14が
設けられている。カバー13の図示下面からは、前側に
基端を有する片持ち状の金属ランス15が切り起こして
設けられており、内方へ撓み変形可能とされている。端
子金具10の下面側には、端子本体11の接触部12の
後端及びカバー13の後端が揃えられることで、リテー
ナ30が係合可能なあご部16が設けられている。
【0012】続いて、コネクタハウジング20(以下、
単にハウジング20という)について説明する。ハウジ
ング20には、図1及び図2に示すように、後方から端
子金具10を挿入可能なキャビティ21がハウジング2
0の幅方向に2室並んで設けられている。なお、このキ
ャビティ21は上下に複数段設けられており、以下では
最下段についてのみ説明する。ハウジング20において
キャビティ21の長さ方向のほぼ中央には、リテーナ3
0を取付可能なリテーナ取付孔22が図2の上下方向に
キャビティ21を横切って設けられており、このリテー
ナ取付孔22によって、ハウジング20の下面には、所
定長さにわたる開口23が形成されている。
【0013】このキャビティ21内に端子金具10が挿
入されるときには、図4に示すように、キャビティ21
の底面に金属ランス15が係合することで撓まされるよ
うになっている。この金属ランス15は、リテーナ取付
孔22の開口23を通過するときに一旦復帰した後、リ
テーナ取付孔22の前側に設けられた係止壁24により
再び撓まされ、係止壁24の前方の撓み空間25に達し
たところで、再び復帰して係止壁24に係止されるよう
になっている(図5参照)。この金属ランス15が係止
したときの端子金具10の挿入深さが端子金具10の正
規挿入位置とされている。撓み空間25の前方には、ハ
ウジング20の前端部分が開口して形成されることで金
属ランス15を強制的に撓ませるための治具50を前方
から挿入可能な第1治具挿入口26が設けられている。
【0014】リテーナ取付孔22は、図1に示す開口2
3の両側端において、図3に示すように、ハウジング2
0の上面まで貫通して形成されている。このリテーナ取
付孔22の側溝には、前後の対向面に突部27がそれぞ
れ設けられ、このうち前側が図3の上方に、後側が下方
にずれた位置に形成されている。この側溝には、リテー
ナ30の側板35が挿入可能とされ、両突起に対して側
板35に設けられた係止爪36,37が引っ掛けられる
ことで、リテーナ30は上下2通りの位置に保持される
ようになっている。また、この側溝はキャビティ21に
おける外側の側壁を切り欠いて形成されている。
【0015】リテーナ30には、図1及び図2に示すよ
うに、略門形に形成されるとともに、リテーナ取付孔2
2における開口23の図2に示す上方に差し込まれる本
体部31が備えられ、この本体部31の下端には、リテ
ーナ取付孔22の開口23に嵌合される底板32が設け
られている。
【0016】本体部31のうち、ハウジング20の幅方
向に沿って形成された前板33は、リテーナ取付孔22
内において係止壁24の直後に配されるようになってい
るとともに、キャビティ21に連通して端子金具10を
挿通可能な孔が貫通して設けられている。この孔の下側
には、端子金具10のあご部16に係合可能な係合部3
4が設けられている。
【0017】本体部31のうち、前板33の両側端に設
けられた一対の側板35は、図3に示すように、リテー
ナ取付孔22における側方の溝部分に挿入されるように
なっており、この側板35の上端には、ハウジング20
側の突部27に係合可能な本係止爪36と仮係止爪37
とが前後にそれぞれ設けられている。
【0018】図3に示すように、後側の仮係止爪37が
突部27に係合したときには、リテーナ30は底板32
がハウジング20の下面から突出して配されており、こ
のとき係合部34は、その上面が、図2に示すように、
前方の係止壁24の上面とほぼ面一の位置に配され、端
子金具10のキャビティ21に対する挿抜を許容すると
ともに、その過程において金属ランス15に係合してこ
れを撓ませるようになっている。このときのリテーナ3
0の位置を仮係止位置とする。
【0019】一方、図7に示すように、前側の本係止爪
36が突部27を乗り越えた後にこの突部27に係合し
たときには、リテーナ30は底板32の下面がハウジン
グ20の下面とほぼ面一に配されており、このとき係合
部34は、図6に示すように、キャビティ21内の上方
へ進入して端子金具10のあご部16の直後に係合され
るようになっている。このときのリテーナ30の位置を
本係止位置とする。
【0020】さて、リテーナ30の底板32の後端に
は、上記した治具50とは別の治具51を下方から挿入
可能な第2治具挿入口40が貫通して設けられている。
この第2治具挿入口40は、キャビティ21に対してそ
の幅方向のほぼ中央の位置して形成されており、図9に
示すように、端子金具10の金属ランス15が第2治具
挿入口40に臨んで配されたときに、この第2治具挿入
口40に挿入する治具51によって金属ランス15を押
圧することができるようになっている。この第2治具挿
入口40は、底板32の後端を上下真っ直ぐに貫通して
形成されることで、治具51の挿入向きは、端子金具1
0の挿入方向に対して直交する向きとされている。
【0021】この第2治具挿入口40は、リテーナ30
の後端に設けられ、すなわちリテーナ取付孔22の開口
23の後端面23Aの直前に開口して設けられており、
図10に示すように、治具51を開口23の後端面23
Aに沿って挿入することができる。これにより、開口2
3の後端面23Aに引っ掛る金属ランス15の後端を治
具51によって直接に押圧することができるようになっ
ている。
【0022】本実施形態は以上のような構造であり、続
いてその作用について説明する。図1に示すように、ハ
ウジング20にリテーナ30を仮係止位置に取り付けて
から、端子金具10をキャビティ21内に挿入する。端
子金具10は、図5に示すように、正規挿入位置まで挿
入されることで、金属ランス15が係止壁24に係止さ
れて、一次係止状態とされる。
【0023】この後、仮係止位置のリテーナ30を上方
へ押し込んで、図6に示すように、本係止位置へ移動さ
せる。リテーナ30の移動とともに上方へ変位される係
合部34は、端子金具10のあご部16の直後に係合さ
れる。これにより端子金具10は二次係止状態とされ
て、ハウジング20からの抜け止めが二重になされる。
【0024】一方、メンテナンスなどの事情により、端
子金具10をハウジング20から取り出す場合がある。
その場合は、リテーナ30を仮係止位置に移動させて係
合部34による二次係止状態を解除してから、図8に示
すように、ハウジング20の前端に設けられた第1治具
挿入口26に前方から治具50を挿入して、係止壁24
に係止している金属ランス15を強制的に撓み変形させ
ることで、その係止状態を解除しつつ、電線Wを引っ張
って端子金具10を引き抜く。
【0025】端子金具10は、金属ランス15が撓んだ
姿勢のまま後退変位されて、金属ランス15の後端がリ
テーナ30の係合部34を通過してリテーナ取付孔22
の開口23に進入したところで、一旦金属ランス15が
弾性復帰する。そのまま端子金具10が後退されると、
図9に示すように、復帰した金属ランス15の後端がリ
テーナ取付孔22の開口23の後端面23Aに引っ掛か
ることになる。このとき、リテーナ30に形成した第2
治具挿入口40に治具51をリテーナ取付孔22の開口
23の後端面23Aに沿わせつつ図示上方へ挿入するこ
とで、図10に示すように、開口23の後端面23Aに
引っ掛かる金属ランス15を強制的に撓ませることがで
きる。金属ランス15の引っ掛かり状態が解除されるこ
とで、端子金具10をキャビティ21外へ抜き出すこと
ができる。
【0026】以上のように、リテーナ30に第2治具挿
入口40を設けるようにすることで、端子金具10の引
き抜き過程において、リテーナ取付孔22の開口23の
後端面23Aに引っ掛かる金属ランス15を治具51を
用いて撓ませることができるから、端子金具10の引き
抜き作業をスムーズに行うことができ、操作性に優れ
る。
【0027】さらには、この第2治具挿入口40がリテ
ーナ取付孔22の開口23の後端面23Aの直前に設け
られているから、金属ランス15が引っ掛かる開口23
の後端面23Aに沿って治具51を挿入することがで
き、開口23の後端面23Aに引っ掛かる金属ランス1
5の後端を直接に押圧して、この後端が端子金具10内
に退避する位置まで金属ランス15を撓ませることがで
きるから、確実に金属ランス15の引っ掛かりを防ぐこ
とができる。
【0028】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記した実施形態では、第2治具挿入口をリテー
ナの後端に設けた場合を示したが、リテーナの後端より
も前側の位置に設けるようにしてもよく、例えばリテー
ナの後端から金属ランスの長さ寸法の範囲内に第2治具
挿入口を設けるようにすれば、ここに挿入する治具によ
ってリテーナ取付孔の孔縁に引っ掛かる金属ランスを撓
ませることができる。また、第2治具挿入口が外部に対
して斜め前方に開口するように傾いた形状に形成して、
治具を斜め前方から挿入するようにしてもよい。 (2)また、本発明は、雌側のコネクタに限らず、雄側
のコネクタについても適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るハウジングの底面図
【図2】ハウジングと端子金具の図1のX−X線断面図
【図3】ハウジングの図1のY−Y線断面図
【図4】端子金具をキャビティに挿入する過程を示す図
1のX−X線断面図
【図5】端子金具を正規挿入位置まで挿入した状態を示
す図1のX−X線断面図
【図6】リテーナにより端子金具が二次係止された状態
を示す図1のX−X線断面図
【図7】リテーナを本係止位置に移動させた状態を示す
図1のY−Y線断面図
【図8】第1治具挿入口に前方から治具を挿入した状態
を示す図1のX−X線断面図
【図9】第2治具挿入口に下方から治具を挿入する前の
状態を示す図1のX−X線断面図
【図10】第2治具挿入口に治具を挿入した状態を示す
図1のX−X線断面図
【図11】従来例の断面図
【符号の説明】
10…端子金具 15…金属ランス 16…あご部(被係合部) 20…ハウジング(コネクタハウジング) 21…キャビティ 22…リテーナ取付孔 23A…後端面(孔縁) 24…係止壁(係止部) 26…第1治具挿入口(治具挿入口) 30…リテーナ 34…係合部 40…第2治具挿入口(別の治具挿入口) 50…治具 51…治具(別の治具)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタハウジングに設けられたキャビ
    ティ内には、一側面に金属ランスが切り起こし形成され
    た端子金具が前記金属ランスを撓み変形させつつ挿入さ
    れ、所定位置まで挿入されたところで前記金属ランスが
    復元して前記キャビティの側壁に設けられた係止部に係
    止することで抜け止め状態とされ、前記係止部の前方に
    開口した治具挿入口から挿入した治具により前記金属ラ
    ンスを撓ませることで前記係止部に対する係止が解除さ
    れるようにしたコネクタにおいて、 前記コネクタハウジングの側面における前記係止部より
    も後方の位置には、前記キャビティに開口するリテーナ
    取付孔が形成され、このリテーナ取付孔には、係合部を
    有するリテーナが、前記係合部が前記キャビティの側方
    に退避して前記端子金具の挿抜を許容する仮係止位置
    と、前記係合部が前記キャビティ内に進入して、前記端
    子金具における前記金属ランスよりも後方の被係合部に
    係合する本係止位置との間で移動可能に装着されるとと
    もに、 前記リテーナには、前記金属ランスを押圧すべく治具を
    挿入可能な別の治具挿入口が設けられていることを特徴
    とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記別の治具挿入口が前記リテーナ取付
    孔の後側の孔縁の直前に開口して形成されていることを
    特徴とする請求項1記載のコネクタ。
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Cited By (2)

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