JP2001160447A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2001160447A
JP2001160447A JP34387099A JP34387099A JP2001160447A JP 2001160447 A JP2001160447 A JP 2001160447A JP 34387099 A JP34387099 A JP 34387099A JP 34387099 A JP34387099 A JP 34387099A JP 2001160447 A JP2001160447 A JP 2001160447A
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Akinobu Kubo
晶宣 久保
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/40Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
    • H01R13/42Securing in a demountable manner
    • H01R13/436Securing a plurality of contact members by one locking piece or operation
    • H01R13/4361Insertion of locking piece perpendicular to direction of contact insertion
    • H01R13/4362Insertion of locking piece perpendicular to direction of contact insertion comprising a temporary and a final locking position

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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属ランスを備えた端子金具をリテーナによ
って係止する。 【解決手段】 ハウジング20には、金属ランス15を
備えた端子金具10を収容可能なキャビティ21が設け
られるとともに、端子金具10を係止可能なリテーナ3
0を取り付けるためのリテーナ取付孔22がキャビティ
21に開口して設けられ、このリテーナ取付孔22は、
ハウジング20の下面に開口している。リテーナ取付孔
22の直前には、金属ランス15を係止可能な係止壁2
4が設けられ、その前方には金属ランス15を強制的に
撓ませるための治具50をキャビティ21内へ挿入可能
な治具挿入口26が前方に開口して設けられている。係
止壁24には、治具50を後方のリテーナ取付孔22へ
と挿通可能な挿通孔40が設けられている。リテーナ3
0の係合部34には、挿通孔40に連通して、治具50
を挿通可能な連通孔41が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属ランスを有す
る端子金具を収容するコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、端子金具の抜け止めを金属ランス
で行うようにしたコネクタが知られている。その具体例
としては、図12に示すように、端子金具1の側壁から
金属ランス2を切り起こして設ける一方、ハウジング5
のキャビティ3の側面に係止段部4を形成した構造と
し、金属ランス2を撓み変形させつつ端子金具1がキャ
ビティ3内に挿入され、所定位置まで挿入されると金属
ランス2が復元して係止段部4に係止されることで、抜
け止めがなされるようになっている。なお、同様の構造
を備えたものとして特開昭63−257187号公報に
記載のものが知られている。
【0003】ここで、この種の金属ランスを用いたもの
は、キャビティの側壁に端子金具に係止するランスを設
けた、いわゆる樹脂ランス方式のものと比べると、一般
的に係止力が大きく採れるため、リテーナなどによる二
次係止は行っていなかった。しかしながら近年、端子金
具の小型化が進む中で金属ランスも小さく形成せざるを
得ないことから、金属ランスだけでは係止力が不足する
ことが懸念され、金属ランス方式のものでも、二次係止
用のリテーナを用いることが検討されるようになった。
【0004】その結果提案されたものは、同図の鎖線に
示すように、ハウジング5の側面にキャビティ3に開口
したリテーナ取付孔6を形成して、その中に係合部を備
えたリテーナを側方から挿入するようにした構造となっ
ていて、端子金具1をキャビティ3に挿入して金属ラン
ス2により一次係止したのち、リテーナを深く差し込ん
で係合部を端子金具1のあご部7に係止することで二重
係止するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記構造のも
のは、端子金具1を二重係止するという意味では有効で
はあるが、メンテナンス等において端子金具1をキャビ
ティ3から取り外す際に未だ問題を抱えていた。すなわ
ち端子金具1を外す場合は、リテーナを戻す一方、係止
段部4の前方から治具を挿入して金属ランス2を撓ませ
て係止を解除しつつ、端子金具1を引き抜くことになる
が、既述のように金属ランス2が通るキャビティ3の側
面にはリテーナ取付孔6が開口されているため、リテー
ナ取付孔6を通過する際に金属ランス2が元形に復帰し
てリテーナ取付孔6の孔縁に引っ掛かり、円滑な取り外
しができないという問題があった。本発明は上記のよう
な事情に基づいて完成されたものであって、金属ランス
によって端子金具の一次係止を図り、且つリテーナによ
る二次係止が可能なコネクタを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、コネクタハウジン
グに設けられたキャビティ内には、一側面に金属ランス
が切り起こし形成された端子金具が前記金属ランスを撓
み変形させつつ挿入され、所定位置まで挿入されたとこ
ろで前記金属ランスが復元して前記キャビティの側壁に
設けられた係止部に係止することで抜け止め状態とさ
れ、前記係止部の前方に開口した治具挿入口から挿入し
た治具により前記金属ランスを撓ませることで前記係止
部に対する係止が解除されるようにしたコネクタにおい
て、前記コネクタハウジングの側面における前記係止部
よりも後方の位置には、前記キャビティに開口するリテ
ーナ取付孔が形成され、このリテーナ取付孔に、前記端
子金具における前記金属ランスよりも後方位置に係止可
能なリテーナが抜き差し可能に装着されるとともに、前
記係止部には前記治具を前記リテーナ取付孔に向けて挿
通可能な挿通孔が設けられ、この挿通孔を通って挿入さ
れた前記治具の先端が少なくとも前記リテーナ取付孔の
後方の孔縁に到達可能とされている構成としたところに
特徴を有する。
【0007】請求項2の発明は、請求項1に記載のもの
において、前記リテーナは、係合部を備えるとともに、
この係合部がキャビティの側方に退避して、前記端子金
具の挿抜を許容する仮係止位置と、前記係合部が前記キ
ャビティ内に進入して、前記端子金具における前記金属
ランスよりも後方の被係合部に係合する本係止位置との
間で移動可能に保持されるようになっており、前記リテ
ーナの係合部には、リテーナが仮係止位置に保持された
状態で、前方の前記係止部の挿通孔に連通する連通孔が
設けられているところに特徴を有する。
【0008】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>キャビティ
内において金属ランスとリテーナとによって二重に係止
された端子金具を取り出す際は、リテーナを戻す一方、
治具挿入口から治具を挿入すると、金属ランスが強制的
に撓み変形されて係止部に対する係止が解除され、引き
続き治具の先端が係止部に設けられた挿通孔を通ってリ
テーナ取付孔内に進入し、後方の孔縁に到達する。係る
状態で端子金具を後方に引っ張ると、金属ランスはリテ
ーナ取付孔を通過する間、治具で押さえられて撓み変形
したまま通過する。すなわち、キャビティの側面にリテ
ーナ取付孔が開口されているにも拘わらず、金属ランス
に引っ掛かりが生じることなく、端子金具をスムーズに
引き抜くことができる。しかも、治具の挿入操作は一度
だけでよいから作業性に優れる。
【0009】<請求項2の発明>治具挿入口に挿入され
た治具は、挿通孔に引き続いて連通孔を通過した後にリ
テーナ取付孔に至る。仮係止位置に保持されたリテーナ
の係合部を端子金具側に近い位置に配することができる
から、リテーナにおける仮係止位置から本係止位置まで
の移動ストロークを短くすることができ、もってリテー
ナの操作性が良好なものとなる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図1ないし
図11によって説明する。この実施形態では、金属ラン
スを備えた端子金具を収容する雌側のコネクタを示す。
【0011】先に端子金具10について説明する。この
端子金具10は、図2に示すように、相手側の雄端子と
の接触部12を備えた端子本体11と、この接触部12
の周囲を取り囲むように装着される筒状のカバー13と
から形成されている。端子本体11の接触部12の後側
には、電線Wの端末にかしめ付けられるバレル部14が
設けられている。カバー13の図示下面からは、前側に
基端を有する片持ち状の金属ランス15が切り起こして
設けられており、内方へ撓み変形可能とされている。端
子金具10の下面側には、端子本体11の接触部12の
後端及びカバー13の後端が揃えられることで、リテー
ナ30が係合可能なあご部16が設けられている。
【0012】続いて、コネクタハウジング20(以下、
単にハウジング20という)について説明する。ハウジ
ング20には、図1及び図2に示すように、後方から端
子金具10を挿入可能なキャビティ21がハウジング2
0の幅方向に2室並んで設けられている。なお、このキ
ャビティ21は上下に複数段設けられており、以下では
最下段についてのみ説明する。ハウジング20において
キャビティ21の長さ方向のほぼ中央には、リテーナ3
0を取付可能なリテーナ取付孔22が図2の上下方向に
キャビティ21を横切って設けられており、このリテー
ナ取付孔22によって、ハウジング20の下面には、所
定長さにわたる開口23が形成されている。
【0013】このキャビティ21内に端子金具10が挿
入されるときには、図5に示すように、キャビティ21
の底面21Aに金属ランス15が係合することで撓まさ
れるようになっている。この金属ランス15は、リテー
ナ取付孔22の開口23を通過するときに一旦復帰した
後、リテーナ取付孔22の前側に設けられた係止壁24
により再び撓まされ、係止壁24の前方の撓み空間25
に達したところで、再び復帰して係止壁24に係止され
るようになっている(図6参照)。この金属ランス15
が係止したときの端子金具10の挿入深さが端子金具1
0の正規挿入位置とされている。撓み空間25の前方に
は、ハウジング20の前端部分が開口して形成されるこ
とで金属ランス15を強制的に撓ませるための治具50
を挿入可能な治具挿入口26が設けられている。
【0014】リテーナ取付孔22は、図1に示す開口2
3の両側端において、図3に示すように、ハウジング2
0の上面まで貫通して形成されている。このリテーナ取
付孔22の側溝には、前後の対向面に突部27がそれぞ
れ設けられ、このうち前側が図3の上方に、後側が下方
にずれた位置に形成されている。この側溝には、リテー
ナ30の側板35が挿入可能とされ、両突起に対して側
板35に設けられた係止爪36,37が引っ掛けられる
ことで、リテーナ30は上下2通りの位置に保持される
ようになっている。また、この側溝はキャビティ21に
おける外側の側壁を切り欠いて形成されている。
【0015】リテーナ30には、図1及び図2に示すよ
うに、略門形に形成されるとともに、リテーナ取付孔2
2における開口23の図2に示す上方に差し込まれる本
体部31が備えられ、この本体部31の下端には、リテ
ーナ取付孔22の開口23に嵌合される底板32が設け
られている。
【0016】本体部31のうち、ハウジング20の幅方
向に沿って形成された前板33は、リテーナ取付孔22
内において係止壁24の直後に配されるようになってい
るとともに、キャビティ21に連通して端子金具10を
挿通可能な孔が貫通して設けられている。この孔の下側
には、端子金具10のあご部16に係合可能な係合部3
4が設けられている。
【0017】本体部31のうち、前板33の両側端に設
けられた一対の側板35は、図3に示すように、リテー
ナ取付孔22における側方の溝部分に挿入されるように
なっており、この側板35の上端には、ハウジング20
側の突部27に係合可能な本係止爪36と仮係止爪37
とが前後にそれぞれ設けられている。
【0018】図3に示すように、後側の仮係止爪37が
突部27に係合したときには、リテーナ30は底板32
がハウジング20の下面から突出して配されており、こ
のとき係合部34は、その上面が、図2に示すように、
前方の係止壁24の上面とほぼ面一の位置に配され、端
子金具10のキャビティ21に対する挿抜を許容すると
ともに、その過程において金属ランス15に係合してこ
れを撓ませるようになっている。このときのリテーナ3
0の位置を仮係止位置とする。
【0019】一方、図8に示すように、前側の本係止爪
36が突部27を乗り越えた後にこの突部27に係合し
たときには、リテーナ30は底板32の下面がハウジン
グ20の下面とほぼ面一に配されており、このとき係合
部34は、図7に示すように、キャビティ21内の上方
へ進入して端子金具10のあご部16の直後に係合され
るようになっている。このときのリテーナ30の位置を
本係止位置とする。
【0020】さて、図4に示すように、ハウジング20
の係止壁24における幅方向の中央には、前方の治具挿
入口26を介してキャビティ21内に挿入される治具5
0を挿通可能な挿通孔40が設けられている。この挿通
孔40は、治具50の幅に合わせた寸法に形成されると
ともに、係止壁24を前後に貫通して形成されており、
挿通される治具50を係止壁24の後側のリテーナ取付
孔22へと進入させることができるようになっている。
【0021】また、リテーナ30の係合部34における
幅方向の中央には、前方に配された係止壁24の挿通孔
40に連通する連通孔41が設けられている。この連通
孔41は、挿通孔40とほぼ同じ幅寸法に形成されると
ともに、係合部34を前後に貫通して形成されており、
挿通孔40に引き続いて治具50を挿通可能とされてい
る。この連通孔41を通された治具50は、図10に示
すように、リテーナ取付孔22の開口23における後端
面23Aに突き当たる深さまで挿入されるようになって
いる。この治具50の上面50Aは、キャビティ21の
底面21Aとほぼ面一となるように形成されており、治
具50が開口23の後端面23Aに突き当たった状態で
は、キャビティ21の底面側には、治具50の上面50
A及びキャビティ21の底面21Aにより全長にわたっ
て連続した平面が形成されるようになっている。
【0022】本実施形態は以上のような構造であり、続
いてその作用について説明する。図1に示すように、ハ
ウジング20にリテーナ30を仮係止位置に取り付けて
から、端子金具10をキャビティ21内に挿入する。端
子金具10は、図6に示すように、正規挿入位置まで挿
入されることで、金属ランス15が係止壁24に係止さ
れて、一次係止状態とされる。
【0023】この後、仮係止位置のリテーナ30を上方
へ押し込んで、図7に示すように、本係止位置へ移動さ
せる。リテーナ30の移動とともに上方へ変位される係
合部34は、端子金具10のあご部16の直後に係合さ
れる。これにより端子金具10は二次係止状態とされ
て、ハウジング20からの抜け止めが二重になされる。
【0024】一方、メンテナンスなどの事情により、端
子金具10をハウジング20から取り出す場合がある。
その場合は、リテーナ30を仮係止位置に移動させて係
合部34による二次係止状態を解除してから、図9に示
すように、ハウジング20の前端面に開口した治具挿入
口26から治具50を挿入する。係止壁24に係止した
状態の金属ランス15に前方から進入する治具50が当
接して、金属ランス15は強制的に内方へ撓まされるこ
とで、係止壁24との係止状態が解除される。
【0025】そして、この治具50をさらに奥方へ押し
込むと、治具50は係止壁24に設けられた挿通孔40
に挿通された後、さらにその直後に配されたリテーナ3
0の係合部34に設けられた連通孔41に挿通される。
連通孔41を通過した治具50は、リテーナ取付孔22
内に挿入され、このリテーナ取付孔22の開口23の後
端面23Aに突き当たったところで、図10に示すよう
に、その挿入操作が完了する。その後、電線Wを引っ張
って端子金具10をキャビティ21内から引き抜く。
【0026】端子金具10は、図11に示すように、治
具50によって金属ランス15が撓まされた状態のまま
引き抜かれてゆき、金属ランス15の後端がリテーナ取
付孔22の後端面23Aを通過した後は、キャビティ2
1の底面21Aによって金属ランス15が撓まされた状
態で引き抜かれる。
【0027】すなわち、キャビティ21の底面21Aと
治具50の上面50Aとが、連続した平面を形成してお
り、キャビティ21の底面側において全長にわたって段
差が形成されないから、後退変位される端子金具10の
金属ランス15を、キャビティ21から抜き出されるま
で、常に撓んだ状態とすることができる。これにより、
金属ランス15がキャビティ21の途中で引っ掛かるよ
うな事態を防ぐことができ、端子金具10の取り出し作
業をスムーズに行うことができる。しかも、この治具5
0の挿入操作は一回で済むから、作業性に優れる。
【0028】さらには、リテーナ30に係止壁24側の
挿通孔40に連通する連通孔41を設けるようにするこ
とで、仮係止位置におけるリテーナ30の係合部34
を、端子金具10に近い高さ位置に配することができる
から、この連通孔41の高さ寸法分だけ、リテーナ30
における仮係止位置と本係止位置との間のストロークを
短くすることができ、リテーナ30の操作性を良好なも
のとすることができる。
【0029】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記した実施形態では、治具の先端がリテーナ取
付孔の後側の孔縁に突き当たる場合を示したが、リテー
ナ取付孔の後側に、治具をさらに奥深くまで挿入可能な
溝を設けるようにしてもよい。その場合、治具が溝に嵌
合されることで治具の挿入姿勢が安定化する。また、こ
の溝はハウジング後端に貫通するように設けてもよい。 (2)上記した実施形態では、リテーナの係合部に連通
孔を設けるようにした場合を示したが、例えば、リテー
ナを仮係止位置に配したときに、リテーナの係合部が前
方の係止壁の挿通孔の側方に退避した位置に配される設
定とすれば、連通孔を設けなくてもよく、そのようなも
のも本発明に含まれる。 (3)また、本発明は、雌側のコネクタに限らず、雄側
のコネクタについても適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るハウジングの底面図
【図2】ハウジングと端子金具の図1のX−X線断面図
【図3】ハウジングの図1のY−Y線断面図
【図4】端子金具を挿入する前のハウジングの図2のZ
−Z線断面図
【図5】端子金具をキャビティに挿入する過程を示す図
1のX−X線断面図
【図6】端子金具を正規挿入位置まで挿入した状態を示
す図1のX−X線断面図
【図7】リテーナにより端子金具が二次係止された状態
を示す図1のX−X線断面図
【図8】リテーナを本係止位置に移動させた状態を示す
図1のY−Y線断面図
【図9】治具を挿入する過程を示す図1のX−X線断面
【図10】治具がリテーナ取付孔の開口の後端面に突き
当たった状態を示す図1のX−X線断面図
【図11】端子金具を引き抜く過程を示す図1のX−X
線断面図
【図12】従来例の断面図
【符号の説明】
10…端子金具 15…金属ランス 16…あご部(被係合部) 20…ハウジング(コネクタハウジング) 21…キャビティ 22…リテーナ取付孔 23A…後端面(孔縁) 24…係止壁(係止部) 26…治具挿入口 30…リテーナ 34…係合部 40…挿通孔 41…連通孔 50…治具

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタハウジングに設けられたキャビ
    ティ内には、一側面に金属ランスが切り起こし形成され
    た端子金具が前記金属ランスを撓み変形させつつ挿入さ
    れ、所定位置まで挿入されたところで前記金属ランスが
    復元して前記キャビティの側壁に設けられた係止部に係
    止することで抜け止め状態とされ、前記係止部の前方に
    開口した治具挿入口から挿入した治具により前記金属ラ
    ンスを撓ませることで前記係止部に対する係止が解除さ
    れるようにしたコネクタにおいて、 前記コネクタハウジングの側面における前記係止部より
    も後方の位置には、前記キャビティに開口するリテーナ
    取付孔が形成され、このリテーナ取付孔に、前記端子金
    具における前記金属ランスよりも後方位置に係止可能な
    リテーナが抜き差し可能に装着されるとともに、前記係
    止部には前記治具を前記リテーナ取付孔に向けて挿通可
    能な挿通孔が設けられ、この挿通孔を通って挿入された
    前記治具の先端が少なくとも前記リテーナ取付孔の後方
    の孔縁に到達可能とされていることを特徴とするコネク
    タ。
  2. 【請求項2】 前記リテーナは、係合部を備えるととも
    に、この係合部がキャビティの側方に退避して、前記端
    子金具の挿抜を許容する仮係止位置と、前記係合部が前
    記キャビティ内に進入して、前記端子金具における前記
    金属ランスよりも後方の被係合部に係合する本係止位置
    との間で移動可能に保持されるようになっており、前記
    リテーナの係合部には、リテーナが仮係止位置に保持さ
    れた状態で、前方の前記係止部の挿通孔に連通する連通
    孔が設けられていることを特徴とする請求項1記載のコ
    ネクタ。
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