JP2013246915A - コネクタ - Google Patents

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Keiichi Nakamura
圭一 中村
Tetsuo Nawa
徹夫 名和
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Abstract

【課題】ロックアームに電線が引っ掛かるのを防止することが可能なコネクタを提供する。
【解決手段】ハウジング10は、端子金具60が挿入されるキャビティ15を有するとともに、キャビティ15の後端が開口して電線90が引き出される電線引出面17を有し、且つ、前後方向に延びて相手ハウジングを弾性的に係止することにより相手ハウジングを嵌合状態に保持するシーソ状のロックアーム18を有する。さらに、ハウジング10は、ロックアーム18と電線引出面17との間に位置して後方へ突出する突片31を有し、突片31の後端がロックアーム18の後端及び電線引出面17よりも後方に位置するようになっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、コネクタに関する。
特許文献1に開示されたコネクタは、端子金具を挿入可能なキャビティを有するハウジングを備えている。キャビティの後端はハウジングの電線引出面に開口しており、電線引出面から後方へ電線が引き出されるようになっている。また、ハウジングはロックアームを有し、ロックアームがシーソ状に揺動したあと相手ハウジングを弾性的に係止することにより、両ハウジングが嵌合状態に保持されるようになっている。
特開2002−184529号公報
上記従来のコネクタの場合、電線引出面から引き出された電線がロックアームの後端部に引っ掛かることがあり、その結果、ロックアームが折損、破損されたり、ロックアームの係止状態が不用意に解除されたりするおそれがあった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ロックアームに電線が引っ掛かるのを防止することが可能なコネクタを提供することを目的とする。
本発明のコネクタは、電線の端末部に接続される端子金具と、前記端子金具が挿入されるキャビティを有するとともに、前記キャビティの後端が開口して前記電線が引き出される電線引出面を有し、且つ、前後方向に延びて相手ハウジングを弾性的に係止することにより前記相手ハウジングを嵌合状態に保持するシーソ状のロックアームを有し、さらに、前記ロックアームと前記電線引出面との間に配置されて後方へ突出する突片を有し、前記突片の後端が前記ロックアームの後端及び前記電線引出面よりも後方に位置しているハウジングとを備えるところに特徴を有する。
ハウジングが突片を有し、突片がロックアームと電線引出面との間に配置されて後方へ突出し、突片の後端がロックアームの後端及び電線引出面よりも後方に位置しているため、電線引出面から引き出された電線が突片と干渉することでロックアーム側に回り込むのが阻止される。その結果、電線がロックアームに引っ掛かるのを防止することができる。
本発明の実施例1のコネクタの断面図である。 ハウジングの一部破断背面図である。 ハウジングの平面図である。
本発明は、次のような構成であってもよい。
ロックアームの後端が電線引出面よりも後方に位置している。このような構成であると、ロックアームの後端部に電線が引っ掛かり易いため、突片によって電線の引っ掛かりを防止することができるメリットは大きい。
ハウジングは、突片を挟んだ幅方向両側に配置されて後方へ突出する一対の側壁を有し、一対の側壁の後端がロックアームの後端及び電線引出面よりも後方に位置している。こうすると、電線や異物が幅方向外方からロックアームに引っ掛かるのを両側壁によって防止することができる。
<実施例1>
本発明の実施例1を図1〜図3によって説明する。実施例1のコネクタは、端子金具60と、ハウジング10とを備えている。
端子金具60は、導電性の金属板を曲げ加工等して一体に成形され、図1に示すように、筒状の接続部61と、接続部61の後方に配置されたバレル部62とを有している。接続部61内には図示しない相手端子金具の雄タブが挿入され、挿入された雄タブが接続部61内の図示しない舌片に接触することにより、両端子金具が電気的に接続されるようになっている。バレル部62は、電線90の端末部において被覆の除去により露出する芯線に圧着により接続されるとともに、被覆の外周面に嵌着されたゴム栓80に圧着により接続されるようになっている。
ハウジング10は合成樹脂製であって、図1に示すように、ブロック状のハウジング本体11と、ハウジング本体11の周囲を取り囲む筒状の嵌合筒部12とを有している。ハウジング本体11と嵌合筒部12とは連結部13を介して一体に連結され、ハウジング本体11と嵌合筒部12との間は嵌合空間14として前方に開放されている。嵌合空間14には、図示しない相手ハウジングのフードが前方から嵌合可能とされている。
ハウジング本体11の内部には、複数のキャビティ15が前後方向に延出して形成されている。各キャビティ15の内面には撓み可能なランス16が前方へ片持ち状に突出して形成されている。図1に示す場合、ランス16は、上下二段のキャビティ15にそれぞれ背合わせ状に配置されている。各キャビティ15内には後方から端子金具60が挿入され、挿入された端子金具60はランス16によって弾性的に係止されてキャビティ15内に抜け止め状態で保持される。各キャビティ15の略後半部は、略前半部よりも大径とされ、ここにゴム栓80が収容される。ゴム栓80の外周面はキャビティ15の内周面に弾性的に密着し、これによってハウジング10内が液密にシールされるようになっている。
また、図1及び図2に示すように、ハウジング本体11の後面には、各キャビティ15の後端が開口する電線引出面17が形成されている。電線引出面17は、ほぼ垂直に切り立って配置され、ハウジング本体11の上面とほぼ直交して配置される。各キャビティ15内に端子金具60が挿入されると、各端子金具60に接続された電線90が電線引出面17から外部に引き出されるようになっている。
ハウジング本体11の上面には、図1に示すように、撓み可能なロックアーム18が一体に連結されている。ロックアーム18は、ハウジング本体11の上面から立ち上がる脚部19と、脚部19の立ち上がり端から前後両方向に延びるアーム本体21とを有している。アーム本体21の下面の幅方向略中央部には、前後方向に延びて後端に開口するロック溝22が形成されている。ハウジング10が相手ハウジングに嵌合される途中では、アーム本体21の前端部が相手ハウジングのロック部と干渉して、アーム本体21が脚部19を支点としてシーソ状に傾倒変位(揺動変位)させられる。ハウジング10が図示しない相手ハウジングに正規嵌合されると、アーム本体21が脚部19を支点として弾性的に復帰し、それに伴いロック溝22に相手ハウジングのロック部が嵌り込み、もって両ハウジングが離脱規制状態に保持されるようになっている。
ロックアーム18の後端部には、ロック部との係止状態を解除する際に押圧される解除操作部23が一段高く形成されている。また、ロックアーム18の後端部の幅方向両端部には一対の可撓片24が延出して形成されている。両可撓片24の延出端はハウジング本体11の上面に一体に連結されている。ロックアーム18の後端は、ハウジング本体11の電線引出面17よりも後方に位置している。
図3に示すように、嵌合筒部12の上壁の後端部には、窓部25が開口して形成されている。ロックアーム18のうち前端部を除く部分は窓部25を通して外部に露出して配置されるようになっている。また、嵌合筒部12における窓部25を挟んだ幅方向両側には、一対の側壁26が形成されている。両側壁26は、窓部25の前端から後方へ前後方向に沿って突出する板状の形態とされている。両側壁26の後端は、ハウジング本体11の電線引出面17及びロックアーム18の後端よりも後方に位置している。
具体的には両側壁26は、高さ方向に沿った一対の縦壁27と、両縦壁27の上端の略後半部から内側に張り出す一対の庇壁28とで構成されている。図2に示すように、両庇壁28は、ロックアーム18の後端部のうち解除操作部23を挟んだ幅方向両側の部分と幅方向でラップして配置される。このため、ロックアーム18の後端部が両庇壁28に下方から当接することにより、ロックアーム18の捲れ上がりが阻止されるようになっている。
また、ハウジング本体11の後端の幅方向略中央部には、突片31が後方へ突出して形成されている。突片31は、高さ方向に関してロックアーム18と電線引出面17との間に配置されている。突片31の後端は、ハウジング本体11の電線引出面17及びロックアーム18の後端よりも後方に位置し、両側壁26の後端とほぼ同じ前後位置に位置している。突片31の前後長(電線引出面17からの突出寸法)は、解除操作部23の前後長より長くされている。
具体的には突片31は、前後方向に沿って延びる帯板状の本体部32と、本体部32の幅方向両端縁から小さく突出し且つ前後方向の略全長に亘って延びる一対のリブ33とで構成されている。また、図2に示すように、突片31は、背面から見た場合にロックアーム18の下面の幅方向略中央部とハウジング本体11の幅方向中央部との間に位置しており、両側壁26とは幅方向でラップしない位置に配置されている。解除操作部23を押圧操作すると、ロックアーム18の後端が突片31の両リブ33と干渉し、ロックアーム18がそれ以上過度に傾倒変位するのが規制されるようになっている。
次に、実施例1のコネクタの作用効果を説明する。
ハウジング本体11の各キャビティ15内に後方から端子金具60が挿入されると、各端子金具60がランス16によって弾性的に係止されるとともに、各ゴム栓80がキャビティ15の略後半部に液密に保持され、且つ、各電線90が電線引出面17から後方へ引き出される。続いて、ハウジング10が相手ハウジングに嵌合されると、各キャビティ15内の端子金具60が相手端子金具と導通接続される。このとき、突片31の後端及び両側壁26の後端を親指等の指で前方へ押圧することにより、両ハウジングの嵌合動作を円滑に進めることが可能になっている。
ところで、仮に、各キャビティ15から引き出された電線90が上方へ持ち上げられても、持ち上げられた電線90は突片31と干渉することにより、ロックアーム18の位置する側に回り込むのが阻止される。こうしてロックアーム18に電線90が引っ掛かるのが防止される結果、ロックアーム18が折損、破損されるのが回避される。また、各キャビティ15から引き出された電線90が上方で且つ幅方向外方からロックアーム18側に振られる等しても、該電線90が両側壁26と干渉することにより、ロックアーム18に電線90が当接するのが防止される。
また、ロックアーム18の後端部の周囲は、両側壁26及び突片31によって包囲され、両側壁26と突片31との間には作業者の指が進入不能な隙間が介在するに過ぎないため、電線90以外の外部異物もロックアーム18の後端部に当接するのが防止される。したがって、実施例1によれば、ロックアーム18の解除操作部23が電線90や外部異物によって不用意に解除操作されるのが防止され、ロックアーム18の撓み動作の確実性が保障される。
また、従来、両ハウジングの嵌合時に、ロックアーム18の後端部とハウジング10の上面との間に作業者の軍手が挟まることがあったが、実施例1によれば、突片31によってロックアーム18の後端部に作業者の指が当接するのが防止されるため、かかる軍手の挟み込みが確実に回避される。さらに、ロックアーム18の後端部に手指が当接するのが防止されることにより、両ハウジングの嵌合時に、ロックアーム18が相手側のロック部と当接する際のロック音を確実に鳴らすことができ、嵌合検知の信頼性が高められる。
さらにまた、突片31及び両側壁26の形成範囲が各電線90の引き出し領域と前後方向でラップするため、突片31及び両側壁26が後方へ突出するという事情があっても、車両レイアウト上で支障を来すおそれは少ない。
本発明は、上記実施例1に限定されるものではなく、例えば次のような態様であってもよい。
(1)両側壁の突出寸法が突片の突出寸法よりも短く、両側壁の後端が突片の後端より前方に位置していてもよい。逆に、両側壁の突出寸法が突片の突出寸法よりも長く、両側壁の後端が突片の後端より後方に位置していてもよい。
(2)両側壁を省略してもよい。
(3)突片がロックアームの後端部を全幅に亘って覆う大きさで構成されるものであってもよい。
(4)本発明は、前方に雄タブを突成させた雄端子金具が収容される雄側ハウジングを備えるコネクタにも適用可能である。
10…ハウジング
15…キャビティ
17…電線引出面
18…ロックアーム
26…側壁
31…突片
60…端子金具
90…電線

Claims (3)

  1. 電線の端末部に接続される端子金具と、
    前記端子金具が挿入されるキャビティを有するとともに、前記キャビティの後端が開口して前記電線が引き出される電線引出面を有し、且つ、前後方向に延びて相手ハウジングを弾性的に係止することにより前記相手ハウジングを嵌合状態に保持するシーソ状のロックアームを有し、さらに、前記ロックアームと前記電線引出面との間に配置されて後方へ突出する突片を有し、前記突片の後端が前記ロックアームの後端及び前記電線引出面よりも後方に位置しているハウジングとを備えることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記ロックアームの後端が前記電線引出面よりも後方に位置していることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記ハウジングは、前記突片を挟んだ幅方向両側に配置されて後方へ突出する一対の側壁を有し、前記一対の側壁の後端が前記ロックアームの後端及び前記電線引出面よりも後方に位置していることを特徴とする請求項1又は2記載のコネクタ。
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