JPH063086Y2 - 車両のキースイッチ取付構造 - Google Patents

車両のキースイッチ取付構造

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JPH063086Y2
JPH063086Y2 JP13902088U JP13902088U JPH063086Y2 JP H063086 Y2 JPH063086 Y2 JP H063086Y2 JP 13902088 U JP13902088 U JP 13902088U JP 13902088 U JP13902088 U JP 13902088U JP H063086 Y2 JPH063086 Y2 JP H063086Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring nut
panel
key switch
key
mounting structure
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP13902088U
Other languages
English (en)
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JPH0258569U (ja
Inventor
広文 山口
伸夫 二井
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車両のキースイッチ取付構造に関し、特に、
キー穴が外気に晒されたものであって、キー穴への雨水
の侵入をしにくくした車両のキースイッチ取付構造に関
する。
(従来の技術) 一般に、車両の運転席は耐候性の面からルーフ等で覆わ
れているものが多いが、一部荷役車両等では視界の確
保、乗降の容易さの面でオープンにされているものがあ
る。例えば、第4図に示すフォークリフトはその一例で
あり、運転席は上部に防護バー1が設けられているのみ
で、ほとんどフルオープンとなっている。このようなフ
ォークリフトも、通常の車両と同様にエンジンの始動、
停止には専用のキーを要し、運転者はメータパネル2に
設けられたキースイッチ3のキー穴4(第5図に示す第
4図のA部詳細図参照)にキーを差し込みON位置(又
はSTART位置)に回転させてエンジンを始動させ、
また、STOP位置に戻してエンジンを停止させる。
因に、第6図はキースイッチ3の分解図であり、キース
イッチ3は内部にスイッチ機能を有するキー本体部3a
と、座金3bと、リングナット3cとを備えて構成さ
れ、キー本体部3aに座金3bを装着してメータパネル
2の裏側からメータパネル2の穿設口(図示略)に挿入
後、リングナット3cで締結して、キースイッチ3をメ
ータパネル2に取り付けている。
尚、この従来例に類似する装置としては、例えば、実開
昭60−47800号公報に記載されたものがある。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来のキースイッチ3にあっ
ては、キースイッチ3をメータパネル2に取り付けた状
態において、リングナット3cとメータパネル2とが密
着する構成となっていたため、例えば降雨時には、第7
図に示すようにメータパネル2表面に流れた雨水がリン
グナット3cの表面に沿ってキー穴4に侵入しやすく、
キー本体部3a内部に錆を発生させて正常なキー操作を
阻害してしまうといった問題点があった。
そこで、本考案は、パネルとリングナットとの間に雨水
を案内する部分を形成することにより、雨水のほとんど
をパネルに沿って流し、キー穴に侵入する雨水を少なく
して正常なキー操作を確保することを目的としている。
(課題を解決するための手段) 本考案による車両のキースイッチ取付構造は上記目的達
成のため、リングナットによりパネルに締結され、キー
穴が外気に露呈したキー本体部を備えた車両のキースイ
ッチ取付構造において、前記リングナットとパネルとの
間に、リングナット外径よりも小さい外径で、かつ、所
定の厚みを持つ中間部材を介在させて構成している。
(作用) 本考案では、リングナットとパネルとの間に中間部材が
介在し、この中間部材はリングナットの外径よりも小さ
い外径を有するとともに、所定の厚みを持って形成され
ている。
したがって、リングナットとパネルとの間には、上記外
径の差および厚みに相当する間隙が形成され、ほとんど
の雨水はこの間隙に沿って案内される結果、リングナッ
ト表面に沿ってキー穴に侵入する雨水の量が少ないもの
となる。
(実施例) 以下、本考案を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案の第1実施例を示す図である。
第1図において、9はパネルであり、パネル9は例えば
第4図に示すフルオープンの運転席を備えたフォークリ
フトに設けられている。パネル9にはキースイッチ10が
取り付けられ、キースイッチ10は、スイッチ本体部10
a、座金10bおよびリングナット10cにより構成され、
リングナット10cは第1図(b)にその外観を示すよう
に、外径lの大径部10dと、その大径部10dよりも小
さい外径lで、かつ、所定の厚みmを持つ中間部材と
しての小径部10eと、を有して一体に形成されている。
このような構成を有するキースイッチ10をパネル9に取
付けると、パネル9とリングナット10cとの間には、上
記l、lの差およびmに相当する間隙Bが形成され
る。したがって、パネル9に沿って流れる雨水は、その
ほとんどが間隙Bに案内されて流れ、リングナット10c
表面に沿ってキー穴に侵入する雨水量を極めて少ないも
のとすることができる結果、スイッチ本体部10a内部の
錆発生を回避でき、正常なキー操作を確保することがで
きる。
なお、本考案の実施例態様は、上記第1実施例に限るも
のではなく、例えば、以下に述べるような実施例であっ
ても第1実施例と同様な効果が奏される。
第2実施例 第2図において、リングナット11とパネル12の間には、
中間部材としての座金13が介装されており、この座金13
の外径は、リングナット11の外径よりも小さく、かつ、
座金13は所定の厚みを有している。このようにしても、
リングナット11とパネル12との間に間隙Bが形成される
ので、第1実施例と同様な効果が得られる。
第3実施例 第3図において、パネル14は、キースイッチの取付部に
おいて、中間部材としての外方に突出したエンボス部14
aが形成されており、このエンボス部の突出高さは所定
の高さhで、かつエンボス部14aの直径はリングナット
15の外径よりも小さい。このようにしても、リングナッ
ト15とパネル14との間には、間隙Bが形成されるので、
第1実施例と同様な効果が得られる。
(考案の効果) 本考案によれば、パネルとリングナットとの間に雨水を
案内する部分(実施例では間隙B)を形成することがで
き、雨水のほとんどをパネルに沿って流すことができ
る。したがって、キー穴に侵入する雨水を少なくして正
常なキー操作を確保することができるといった効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)(b)は本考案に係る車両のキースイッチ
取付構造の第1実施例を示す図であり、 第1図(a)はその構成図、第1図(b)はそのリング
ナットの外観図、第2図は本考案に係る車両のキースイ
ッチ取付構造の第2実施例を示すその構成図、第3図は
本考案に係る車両のキースイッチ取付構造の第3実施例
を示すその構成図、第4図はフォークリフトの概略外観
図、第5図は第4図におけるA部詳細図、第6図は従来
の車両のキースイッチの分解図、第7図は従来の問題点
を説明する図である。 9、12、14……パネル、 10……キースイッチ、 10a……スイッチ本体部、 10c、11、15……リングナット、 10e……小径部(中間部材)、 13……座金(中間部材)、 14a……エンボス部(中間部材)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】リングナットによりパネルに締結され、キ
    ー穴が外気に露呈したキー本体部を備えた車両のキース
    イッチ取付構造において、 前記リングナットとパネルとの間に、リングナット外径
    よりも小さい外径で、かつ、所定の厚みを持つ中間部材
    を介在させたことを特徴とする車両のキースイッチ取付
    構造。
JP13902088U 1988-10-24 1988-10-24 車両のキースイッチ取付構造 Expired - Lifetime JPH063086Y2 (ja)

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JP13902088U JPH063086Y2 (ja) 1988-10-24 1988-10-24 車両のキースイッチ取付構造

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JP13902088U JPH063086Y2 (ja) 1988-10-24 1988-10-24 車両のキースイッチ取付構造

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JPH0258569U JPH0258569U (ja) 1990-04-26
JPH063086Y2 true JPH063086Y2 (ja) 1994-01-26

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ID=31401891

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13902088U Expired - Lifetime JPH063086Y2 (ja) 1988-10-24 1988-10-24 車両のキースイッチ取付構造

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DE102016125167A1 (de) * 2016-12-21 2018-06-21 Kiekert Ag Schließeinrichtung für ein Kraftfahrzeug

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JPH0258569U (ja) 1990-04-26

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