JPH06307716A - 温風暖房機 - Google Patents

温風暖房機

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JPH06307716A
JPH06307716A JP5097580A JP9758093A JPH06307716A JP H06307716 A JPH06307716 A JP H06307716A JP 5097580 A JP5097580 A JP 5097580A JP 9758093 A JP9758093 A JP 9758093A JP H06307716 A JPH06307716 A JP H06307716A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 運転開始後、速く室内温度を上昇させる。 【構成】 運転を開始すると、室内温度Tが予め設定さ
れた運転切換温度T1より低いときには急速暖房運転手
段22による運転が行われる。燃焼器2の暖房出力を温
度差に応じて強から微に切り換え、対流送風機5の回転
数を大にして駆動する。室内温度Tが運転切換温度T1
より高いときには通常暖房運転手段23による運転が行
われる。室内温度Tを設定温度T0になるように燃焼器
2の暖房出力に応じて対流送風機5の回転数を可変す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、石油ファンヒーター等
の温風暖房機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の温風暖房機の全体構成を図7に示
す。図7において、1は暖房機本体、2は熱を発生させ
る燃焼器、3は灯油等の燃料を空気と混合させて燃焼さ
せるバーナー、4はバーナー3を内装して発生する熱を
上方へ導く燃焼室、5は室内空気を暖房機1内に取り込
み温風を吹き出させる対流送風機、6は温風吹出口、7
は温風吹出口に配されたルーバ、8は室内温度を検知す
るための温度検出器、9は運転のON,OFFや設定温
度等の選択を行うスイッチ類が備えられた操作部、10
はマイクロコンピュータからなる制御部である。
【0003】暖房機本体1内には、灯油等の燃料を気化
してバーナー3に送り出す気化器(図示せず)が組み込
まれており、気化器から出た灯油蒸気はエジェクター効
果により空気を吸込みながらバーナー3内で互いに混合
され、その上面で燃焼する。これによって発生する熱は
燃焼室4の上部から出て行き、対流送風機5によって取
り込まれた室内空気と混合された後、温風となって吹出
口6からルーバ7を介して本体1外へ吹き出され、室内
を暖める。
【0004】次に、暖房機の運転動作を図8に示すフロ
ーチャートに基づいて説明する。まず、電源を入れて運
転を開始させ、使用者が操作部9で希望の温度に設定
し、バーナー3が点火される。そして、制御部10が、
本体1背面に設けられた温度検出器8から検知された室
内温度と設定温度との差から自動的に燃焼器2および対
流送風機5の駆動を制御する。
【0005】このとき、燃焼器2の暖房出力は温度差に
よって、強,中,弱,微と選定され、室内温度がしだい
に上昇して設定温度に近づいてゆく程、強→中→弱→微
へと切り換わって行く。そして、対流送風機5の回転数
は、暖房出力の大きさに対応して自動的に強、中、弱、
微と選定され、燃焼器2と対流送風機5とが一義的に対
応している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の温風暖房機で
は、室内温度の調節具合の良否が、燃焼器2と対流送風
機5の両者によってほぼ左右されるが、燃焼器2の点火
後、速く室内温度を均一に上昇させようとすれば、どん
な燃焼器2の暖房出力においても対流送風機5の回転数
を高く、すなわち風量の多い方が速い温度上昇を望め
る。
【0007】しかしながら、対流送風機5の回転数を高
回転にすると、燃焼器2の燃焼安定性や対流送風機5の
騒音等の問題が有り、そのことからも、燃焼器2の暖房
出力と対流送風機5の回転数とが対応して、弱出力ほど
低回転というのが良いが、速い温度上昇は望めなかっ
た。
【0008】本発明は、上記に鑑み、効率良く室内温度
を上昇させ快適な室温分布を速く達成できる温風暖房機
の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明請求項1による課
題解決手段は、図1,2の如く、暖房機本体1に、熱を
発生させる発熱部2と、発生した熱を温風として本体1
外へ吹き出させる対流送風機5と、室内温度Tを感知す
る温度検出器8と、該温度検出器8の出力信号に基づき
設定温度T0になるように前記発熱部2および前記対流
送風機5の駆動を制御する制御部20とを備え、該制御
部20は、室内温度Tと予め前記設定温度T0以下に設
定された運転切換温度T1とを比較する室温判断手段2
1と、室内温度Tが前記運転切換温度T1より低いとき
前記対流送風機5の回転数を大にする急速暖房運転手段
22と、室内温度Tが前記運転切換温度T1より高いと
き前記発熱部2の暖房出力に応じて前記対流送風機5の
回転数を可変する通常暖房運転手段23とを有せしめら
れたものである。
【0010】請求項2による課題解決手段は、図3の如
く、制御部20に、通常暖房運転手段23による運転が
行われているとき、室内温度Tが前記運転切換温度T1
より低下しても前記通常暖房運転手段23による運転を
続行する運転継続手段26が設けられたものである。
【0011】請求項3による課題解決手段は、図5の如
く、制御部20に、室内温度Tと予め設定温度T0より
低い温度に設定された第一運転切換温度T2および該第
一運転切換温度T2より高く設定された第二運転切換温
度T3とを比較する室温判断手段27と、室内温度Tが
第一運転切換温度T2より低いとき前記対流送風機5の
回転数を大にする急速暖房運転手段22と、室内温度T
が第一運転切換温度T2より高いとき前記発熱部2の暖
房出力に応じて前記対流送風機5の回転数を可変する通
常暖房運転手段23と、前記急速暖房運転手段22によ
る運転中、室内温度Tが第二運転切換温度T3より高い
ときに前記通常暖房運転手段23による運転へ切り換え
る運転切換手段28とが設けられたものである。
【0012】
【作用】上記請求項1による課題解決手段において、運
転が開始されると、室内温度Tが予め設定された運転切
換温度T1より低いときには急速暖房運転手段22によ
る運転へ切り換え、室内温度Tが運転切換温度T1より
高いときには通常暖房運転手段23による運転へ切り換
えられる。
【0013】そして、急速暖房運転手段22による運転
では、発熱部2の暖房出力を温度差に応じて可変させ、
対流送風機5の回転数を大にして駆動し、室内温度Tが
上昇して運転切換温度T1以上になると、通常暖房運転
手段23による運転に切り換えられ、室内温度Tが設定
温度T0になるように発熱部2の暖房出力に応じて対流
送風機5の回転数を可変しながら室温制御が行われる。
【0014】請求項2による課題解決手段において、運
転開始時から室内温度Tが上昇して、運転切換温度T1
より高くなると、急速暖房運転手段22による運転から
通常暖房運転手段23による運転へと切り換えられ、そ
れ以後は急速暖房運転手段22による運転へは戻らなく
なる。したがって、一旦運転切換温度T1に達した以後
は、通常暖房運転手段23による快適運転となる。
【0015】請求項3による課題解決手段において、運
転開始時に室内温度Tが第一運転切換温度T2より低い
ときには、急速暖房運転手段22による運転が行われ、
急速暖房運転手段22による運転中、室内温度Tが第二
切換温度T3より高くなると、運転切換手段28により
通常暖房運転手段23による運転へ切り換えられる。そ
して、以後は通常暖房運転手段23による運転が継続さ
れる。
【0016】したがって、冬期の早朝のような低温度時
に、すばやく室内温度Tを上昇させ、春先等の比較的室
温が高いときには、最初から通常暖房運転手段23によ
る運転が行える。
【0017】
【実施例】
(第一実施例)図1は本発明の第一実施例の温風暖房機
の全体構成図、図2は第一実施例の温風暖房機の動作を
示すフローチャートである。なお、従来と同じ構成部品
には同一符号を付している。
【0018】本実施例の温風暖房機は、図1の如く、暖
房機本体1に、熱を発生させる燃焼器2と、発生した熱
を温風として本体1外へ吹き出させる対流送風機5と、
室内温度Tを感知する温度検出器8と、該温度検出器8
の出力信号に基づき設定温度T0になるように前記燃焼
器2および前記対流送風機5の駆動を制御する制御部2
0とを備えている。なお、温風暖房機の構造は、従来と
同じであるので、詳細な説明は省略する。
【0019】そして、前記制御部20は、マイクロコン
ピュータからなり、操作部9の内側に配された制御基板
20aに搭載されている。そして、室内温度Tと予め前
記設定温度T0以下に設定された運転切換温度T1とを
比較する室温判断手段21と、室内温度Tが前記運転切
換温度T1より低いとき前記対流送風機5の回転数を大
にする急速暖房運転手段22と、室内温度Tが前記運転
切換温度T1より高いとき前記燃焼器2の暖房出力に応
じて前記対流送風機5の回転数を可変する通常暖房運転
手段23と、前記急速暖房運転手段22および前記通常
暖房運転手段23からの指令信号により燃焼器2を燃焼
させるバーナー燃焼手段24と、前記急速暖房運転手段
22および前記通常暖房運転手段23からの指令信号に
より前記対流送風機5を回転させるファン駆動手段25
とを有している。
【0020】前記急速暖房運転手段22は、室内温度T
と運転切換温度T1との差の大きさによって燃焼器2の
暖房出力を強,中,弱,微のいずれかを選定し、室内温
度Tがしだいに上昇して運転切換温度T1に近づいてゆ
く程、強→中→弱→微へと切り換えて行く。そして、対
流送風機5の回転数は、暖房出力が強,中のときに強
で、弱,微のときに中で回転するよう2段階に切り換え
る。なお、前記運転切換温度T1は、操作部9により設
定および変更が行える。
【0021】前記通常暖房運転手段23は、室内温度T
と設定温度T0との差の大きさによって燃焼器2の暖房
出力を強,中,弱,微のいずれかを選定し、室内温度T
がしだいに上昇して設定温度T0に近づいてゆく程、強
→中→弱→微へと切り換えて行く。そして、対流送風機
5の回転数は、暖房出力の大きさに対応して自動的に
強、中、弱、微で回転するよう切り換える。
【0022】次に、温風暖房機の運転動作を図2に示す
フローチャートに基づいて説明する。まず、電源を入れ
て運転が開始され、ST1では使用者が操作部9から希
望の温度T0を設定する。そして、燃焼器2のバーナー
3に点火され燃焼が始まる。このとき、ST2では室温
判断手段21によって、室内温度Tと予め設定された運
転切換温度T1(本実施例では18℃)とを比較して、
室内温度Tが運転切換温度T1より低いときには室温制
御I(ST3)へ、室内温度Tが運転切換温度T1より
高いときには室温制御II(ST4)へと切り換える。
【0023】ST3では、急速暖房運転手段22による
運転が行われ、燃焼器2の暖房出力が温度差によって強
から微に切り換えられ、対流送風機5の回転数が強,中
で回転される。そして、室内温度Tが上昇して18℃以
上になると、ST4へ切り換わり、通常暖房運転手段2
3による運転が行われ、室内温度Tが設定温度T0にな
るように室温制御される。また、通常暖房運転手段23
による運転中に、室内の換気等による室内温度Tが低下
して18℃以下になると、再び急速暖房運転手段22へ
切り換わり、この動作が繰り返される。
【0024】このように、電源投入時の室内温度Tは、
いわゆる快適室温(約18〜24℃と言われている)よ
り低いので、暖房機から吹き出す温風は、室内の低温の
空気との密度差による浮力が大きく働いて上昇し、従来
の暖房運転では床面近傍の温度が上がりにくくなる。と
ころが、室内温度Tが18℃より低いときには、燃焼器
2の暖房出力(強,中,弱,微)に対して、対流送風機
5の回転数(強,中)を大にしているので、吹き出す風
量が多く、室内の空気の対流が良くなり、室内温度Tの
より速い上昇と均一化が可能になり、従来以上に暖房時
の室内温度分布が改善される。
【0025】また、室内温度Tが18℃より高くなる
と、暖房出力(強,中,弱,微)に応じて回転数(強,
中,弱,微)を可変するので、快適室温時には、微暖房
出力,微回転数の静かな暖房運転が可能となり、快適性
が向上する。
【0026】そして、特に省エネルギー運転の目的で設
定温度T0を18℃程度にした場合、従来の暖房方法で
は室内温度Tが設定温度T0に近づくにつれ暖房出力が
小さくなってゆき、対流送風機5の回転数も小さくなる
ため、室内温度Tの上昇が遅く、室温分布の片寄りも大
きくて、18℃の設定では冷温感があり省エネルギー運
転は余り好まれなかった。しかし、本実施例によれば、
設定温度T0が18℃でも、室内空気の対流が増進さ
れ、室内温度分布が改善されるため、冷温感が改善さ
れ、省エネルギー運転の効果が期待できる。
【0027】(第二実施例)図3は第二実施例の温風暖
房機の制御部のブロック図、図4は本実施例の温風暖房
機の動作を示すフローチャートである。
【0028】本実施例の温風暖房機は、図3の如く、制
御部20に、通常暖房運転手段23による運転が行われ
ているとき、室内温度Tが運転切換温度T1より低下し
ても前記通常暖房運転手段23による運転を続行する運
転継続手段26が設けられている。なお、その他の構成
は、第一実施例と同様である。
【0029】図4のように、本実施例では、運転開始時
から室内温度Tが上昇して、運転切換温度T1より高く
なると、通常暖房運転手段23による運転へと切り換わ
り、以後、急速暖房運転手段22による運転へは戻らな
いものである。
【0030】この場合には、運転切換温度T1を使用者
が運転時に設定する設定温度T0と決めておけば、暖房
機点火後、室内温度Tが上昇して設定温度T0に達する
までは、対流送風機5の回転が大となり、速く室内温度
Tを上昇させ、一旦設定温度T0に達した以後は、通常
暖房運転手段23による快適運転となる。したがって、
快適性が向上し、省エネルギーが可能となる。
【0031】(第三実施例)図5は第三実施例の温風暖
房機の制御部のブロック図、図6は本実施例の温風暖房
機の動作を示すフローチャートである。
【0032】本実施例の温風暖房機は、図5の如く、制
御部20に、室内温度Tと予め設定温度T0より低い温
度に設定された第一運転切換温度T2および第一運転切
換温度T2より高く設定された第二運転切換温度T3と
を比較する室温判断手段27と、室内温度Tが第一運転
切換温度T2より低いとき対流送風機5の回転数を大に
する急速暖房運転手段22と、室内温度Tが第一運転切
換温度T2より高いとき燃焼器2の暖房出力に応じて前
記対流送風機5の回転数を可変する通常暖房運転手段2
3と、前記急速暖房運転手段22による運転中、室内温
度Tが第二運転切換温度T3より高いときに前記通常暖
房運転手段23による運転へ切り換える運転切換手段2
8とを有している。
【0033】図6のように、本実施例では、第一運転切
換温度T2と第二運転切換温度T3とを予め設定してお
く。なお、T2=12℃,T3=18℃である。
【0034】この場合、運転開始時に室内温度が12℃
より低いときに、急速暖房運転手段22による運転を行
い、室内温度が18℃より高くなると、運転切換手段2
8により通常暖房運転手段23による運転に切り換わ
り、以後は通常暖房運転手段23による運転が継続され
る。
【0035】このように、冬期の早朝のような低温度時
に点火する場合に、対流送風機5の回転を大にして運転
を行うので、すばやく室内温度Tを上昇させることがで
きる。
【0036】また、運転開始時の室内温度Tが、春先等
比較的高いとき(12℃以上のとき)、点火後は最初か
ら通常暖房運転手段23による運転を行うので、室内温
度Tの上がり過ぎが防止できる。
【0037】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修
正および変更を加え得ることは勿論である。
【0038】例えば、上記実施例では、燃焼器2および
対流送風機5を2種類の制御手段によって、室内温度T
に対応して切り換え、室内温度Tの早期上昇を行ってい
るが、暖房出力と対流送風機5の回転数がファジイ制御
等により、一義的に定められていない場合にも、予め設
定された温度に達する前後において、ファジイルールを
変更するというような手段にも適用できる。また、急速
暖房運転時には、対流送風機5の回転数を2段階に変え
ていたが、強による一定回転でも良い。
【0039】そして、上記実施例では、発熱に燃焼器2
を使用した暖房機について述べたが、セラミックヒータ
あるいは電気ヒータを使用した温風暖房機にも適用でき
る。
【0040】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明請
求項1によると、電源投入時の室内温度が運転切換温度
より低いときには、対流送風機の回転数を大にしている
ので、吹き出す風量が多く、室内の空気の対流が良くな
って、室内温度のより速い上昇と室内温度分布の均一化
が可能になる。
【0041】また、室内温度が運転切換温度より高くな
ると、暖房出力に応じて回転数を可変するので、微暖房
出力,微回転数の静かな暖房運転が可能となり、快適性
が向上する。
【0042】請求項2によると、運転開始後、室内温度
が上昇して設定温度に達するまでは、急速暖房運転手段
による運転を行い、設定温度に達した以後は、通常暖房
運転手段による運転に切り換わって継続される。したが
って、一旦室内温度が上がれば、静かな運転となり、快
適性が向上して、省エネルギーが可能となる。
【0043】請求項3によると、第一切換温度を低い温
度に設定しているので、冬期の早朝のような低温度時に
運転開始する場合に、対流送風機の回転を大にして運転
を行い、すばやく室内温度を上昇させることができる。
【0044】また、運転開始時の室内温度が、春先等の
比較的高いときには、最初から通常暖房運転手段による
運転を行うので、室内温度の上がり過ぎが防止できる。
【0045】以上のように、運転方法の変更は、従来の
ものに対してマイクロコンピュータのプログラム等によ
り対応でき、かつ構造的にも従来形状に比して複雑にな
ることはないので、コストアップすることなく省エネル
ギー効果の優れた温風暖房機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例の温風暖房機の全体構成図
【図2】第一実施例の温風暖房機の動作を示すフローチ
ャート
【図3】第二実施例の温風暖房機の制御部のブロック図
【図4】第二実施例の温風暖房機の動作を示すフローチ
ャート
【図5】第三実施例の温風暖房機の制御部のブロック図
【図6】第三実施例の温風暖房機の動作を示すフローチ
ャート
【図7】従来の温風暖房機の全体構成図
【図8】従来の温風暖房機の動作を示すフローチャート
【符号の説明】
1 暖房機本体 2 発熱部 5 対流送風機 8 温度検出器 20 制御部 21 室温判断手段 22 急速暖房運転手段 23 通常暖房運転手段 26 運転継続手段 27 室温判断手段 28 運転切換手段 T 室内温度 T0 設定温度 T1 運転切換温度 T2 第一運転切換温度 T3 第二運転切換温度

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 暖房機本体に、熱を発生させる発熱部
    と、発生した熱を温風として本体外へ吹き出させる対流
    送風機と、室内温度を感知する温度検出器と、該温度検
    出器の出力信号に基づき設定温度になるように前記発熱
    部および前記対流送風機の駆動を制御する制御部とを備
    えた温風暖房機において、前記制御部は、室内温度と予
    め前記設定温度以下に設定された運転切換温度とを比較
    する室温判断手段と、室内温度が前記運転切換温度より
    低いとき前記対流送風機の回転数を大にする急速暖房運
    転手段と、室内温度が前記運転切換温度より高いとき前
    記発熱部の暖房出力に応じて前記対流送風機の回転数を
    可変する通常暖房運転手段とを有せしめられたことを特
    徴とする温風暖房機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の温風暖房機において、制
    御部に、通常暖房運転手段による運転が行われていると
    き、室内温度が前記運転切換温度より低下しても前記通
    常暖房運転手段による運転を続行する運転継続手段が設
    けられたことを特徴とする温風暖房機。
  3. 【請求項3】 暖房機本体に、熱を発生させる発熱部
    と、発生した熱を温風として本体外へ吹き出させる対流
    送風機と、室内温度を感知する温度検出器と、該温度検
    出器の出力信号に基づき設定温度になるように前記発熱
    部および前記対流送風機の駆動を制御する制御部とを備
    えた温風暖房機において、前記制御部は、室内温度と予
    め前記設定温度より低い温度に設定された第一運転切換
    温度および該第一運転切換温度より高く設定された第二
    運転切換温度とを比較する室温判断手段と、室内温度が
    前記第一運転切換温度より低いとき前記対流送風機の回
    転数を大にする急速暖房運転手段と、室内温度が前記第
    一運転切換温度より高いとき前記発熱部の暖房出力に応
    じて前記対流送風機の回転数を可変する通常暖房運転手
    段と、前記急速暖房運転手段による運転中、室内温度が
    前記第二運転切換温度より高いときに前記通常暖房運転
    手段による運転へ切り換える運転切換手段とを有せしめ
    られたことを特徴とする温風暖房機。
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