JPH06306875A - コンクリート型枠の結合部材 - Google Patents

コンクリート型枠の結合部材

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JPH06306875A
JPH06306875A JP5097404A JP9740493A JPH06306875A JP H06306875 A JPH06306875 A JP H06306875A JP 5097404 A JP5097404 A JP 5097404A JP 9740493 A JP9740493 A JP 9740493A JP H06306875 A JPH06306875 A JP H06306875A
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JP
Japan
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formwork
joining member
concrete wall
concrete
fitting
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5097404A
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English (en)
Inventor
Toshiharu Horinaka
俊治 堀中
Hideaki Iwatake
秀明 岩竹
Ryoichi Takesako
涼一 竹迫
Hiromasa Kawamura
裕雅 川村
Junsuke Kyomen
純輔 京免
Masayuki Sakaguchi
真幸 坂口
Rikuo Watanabe
陸生 渡辺
Kazutaka Takada
和孝 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MURAMOTO KENSETSU KK
Kubota Corp
Original Assignee
MURAMOTO KENSETSU KK
Kubota Corp
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Publication date
Application filed by MURAMOTO KENSETSU KK, Kubota Corp filed Critical MURAMOTO KENSETSU KK
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  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 第1型枠14の中空部24に嵌合部42を嵌
合し、第2型枠16の桟木36を本体40に釘止めす
る。結合部材10は、たとえば発泡硬質塩化ビニル等の
釘止め可能な材料で形成される。 【効果】 中空構造の第1型枠14と木製の第2型枠1
6とを確実に結合できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はコンクリート型枠の結
合部材に関し、特にたとえば断熱層を形成する中空部を
含むコンクリート型枠とその周縁部に桟木が設けられた
木製コンクリート型枠とを結合するために用いられる、
コンクリート型枠の結合部材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の地下壁用コンクリート型枠(以
下、単に「型枠」という)の一例が、たとえば特願平4
−181958号に開示されている。この型枠1は、図
5に示すように、断熱層を形成する中空部2を含み、中
空部2のコンクリート壁3側には、コンクリート壁3か
ら漏出した地下水等を排出するための導水路4が形成さ
れ、導水路4の開口部には、不織布等の透水層5が形成
される。
【0003】そして、コンクリート壁3を打設する際に
は、地下水等の漏出を生じる恐れのある個所に型枠1を
配置し、その他の個所に通常の木製型枠6を配置し、型
枠6に設けられた桟木7を型枠1の表面パネル8に釘止
めすることによって両者を結合するようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来では、釘9を用い
て型枠1と型枠6とを結合するようにしていたが、型枠
1は中空部2を含む中空構造であるため釘9の効きが十
分でなく、確実に結合できないという問題点があった。
それゆえに、この発明の主たる目的は、中空構造の型枠
と木製型枠とを確実に結合できる、コンクリート型枠の
結合部材を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、打設したコ
ンクリート壁からの水を排出する第1の導水路および断
熱層を形成する中空部を含む第1のコンクリート型枠と
その周縁部に桟木が設けられた第2のコンクリート型枠
とを結合するためのコンクリート型枠の結合部材であっ
て、桟木に打ち込まれた釘を受ける本体、および中空部
と嵌合する嵌合部を備える、コンクリート型枠の結合部
材である。
【0006】
【作用】第1のコンクリート型枠の中空部に結合部材の
嵌合部を嵌合し、結合部材本体と第2のコンクリート型
枠に設けられた桟木とを釘止めする。結合部材は、発泡
プラスチック等の釘止め可能な材料で形成される。な
お、結合部材本体のコンクリート壁側に導水路を形成し
て、コンクリート壁の表面に漏出した水を排出できるよ
うにしてもよい。
【0007】
【発明の効果】この発明によれば、中空構造の型枠と木
製型枠とを確実に結合できる。この発明の上述の目的,
その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う
以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0008】
【実施例】図1に示すこの実施例のコンクリート型枠の
結合部材10は、コンクリート壁12を打設するための
第1型枠14と第2型枠16とを結合するためのもので
あり、たとえば発泡硬質塩化ビニルや木材等の釘止め可
能な材料で一体に形成される。
【0009】第1型枠14は、互いに平行に配置される
第1パネル18および第2パネル20を含む。第1パネ
ル18と第2パネル20とは、縦方向に延びる複数のリ
ブ22によって連結され、第1パネル18,第2パネル
20およびリブ22によって形成された中空部24が横
方向に連続して断熱層26となる。また、第1パネル1
8のコンクリート壁12側主面には、縦方向に延びる複
数の中空ブロック28が一定間隔毎に形成され、各ブロ
ック28のコンクリート壁12側主面には、不織布等の
透水層30が固着される。第1パネル18,ブロック2
8および透水層30によって囲まれた空間が導水路32
となる。なお、第1型枠14の構造等は特願平4−18
1958号に詳しく説明されている。
【0010】第2型枠16は、たとえば合板等からなる
パネル34を含み、パネル34の周縁部には、桟木36
が形成される。結合部材10は、第2型枠16の桟木3
6と当接する当接面38を有する本体40を含み、本体
40の当接面38に対して垂直な面には、第1型枠14
の中空部24と嵌合する嵌合部42が形成される。ま
た、本体40のコンクリート壁12側には、コンクリー
ト壁12の表面に漏出した地下水を排出するための導水
路44が形成され、導水路44の開口部には、打設した
コンクリートが流入するのを防止するための不織布等の
透水層46が形成される。なお、本体40(当接面3
8)の幅Aは、図2に示すような第1型枠14の横方向
長さの変化に対応し得るように、やや長めに設定され
る。
【0011】コンクリート壁12の打設時には、まず、
第1型枠14側端部の中空部24に結合部材10の嵌合
部42を嵌合し、第1型枠14および第2型枠16を所
定個所に組み立てる。そして、第2型枠16に設けられ
た桟木36を結合部材10の当接面38に当接して、桟
木36と本体40とを釘48を用いて接合し、第1型枠
14および第2型枠16を図示しないばた材を用いて固
定する。その後、第1型枠14および第2型枠16と図
示しない土留め用コンクリート壁との間にコンクリート
壁12を打設する。
【0012】コンクリート壁12の固化前には、コンク
リートの余剰水が透水層30および46を通して導水路
32および44内へ流入し、導水路32および44を流
下して図示しない湧水槽へ排出される。一方、コンクリ
ート壁12の固化後には、コンクリート壁12に生じた
クラック50を通してコンクリート壁12の表面に漏出
した水が、先の余剰水と同様にして湧水槽へ排出され
る。
【0013】この実施例によれば、第1型枠14と第2
型枠16とを確実に結合できる。また、当接面38を第
1型枠14の表面と面一になるように形成しているので
(図1)、目違いを防止できる。なお、導水路44が形
成される位置は、上述の実施例の位置に限定されるもの
ではなく、たとえば図3に示すように、本体40の当接
面38に対して垂直な面に形成されてもよい。このよう
な位置に導水路44を形成すると、クラック52からの
漏水をも排出できるので、室内への水漏れをより確実に
防止できる。
【0014】図4に示す他の実施例の結合部材54は、
中空部24の内面に沿う外面を有する断面略四角形に形
成され、第1型枠14の中空部24内に挿入して用いら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す図解図である。
【図2】この発明の一実施例を示す図解図である。
【図3】図1の実施例において導水路の形成位置を変更
した状態を示す図解図である。
【図4】この発明の他の実施例を示す図解図である。
【図5】従来技術を示す図解図である。
【符号の説明】
10,54 …コンクリート型枠の結合部材 12 …コンクリート壁 14 …第1型枠 16 …第2型枠 24 …中空部 32,44 …導水路 30,46 …透水層 36 …桟木 38 …第1面 42 …嵌合部 48 …釘 50,52 …クラック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹迫 涼一 大阪市天王寺区四天王寺1丁目5番43号 村本建設株式会社大阪本社内 (72)発明者 川村 裕雅 大阪市天王寺区四天王寺1丁目5番43号 村本建設株式会社大阪本社内 (72)発明者 京免 純輔 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タビニルパイプ工場内 (72)発明者 坂口 真幸 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タビニルパイプ工場内 (72)発明者 渡辺 陸生 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タビニルパイプ工場内 (72)発明者 高田 和孝 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タビニルパイプ工場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】打設したコンクリート壁からの水を排出す
    る第1の導水路および断熱層を形成する中空部を含む第
    1のコンクリート型枠とその周縁部に桟木が設けられた
    第2のコンクリート型枠とを結合するためのコンクリー
    ト型枠の結合部材であって、 前記桟木に打ち込まれた釘を受ける本体、および前記中
    空部と嵌合する嵌合部を備える、コンクリート型枠の結
    合部材。
  2. 【請求項2】前記本体の前記コンクリート壁側に前記コ
    ンクリート壁からの漏水を排出する第2の導水路を形成
    した、請求項1記載のコンクリート型枠の結合部材。
JP5097404A 1993-04-23 1993-04-23 コンクリート型枠の結合部材 Withdrawn JPH06306875A (ja)

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JP5097404A JPH06306875A (ja) 1993-04-23 1993-04-23 コンクリート型枠の結合部材

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JP5097404A JPH06306875A (ja) 1993-04-23 1993-04-23 コンクリート型枠の結合部材

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JPH06306875A true JPH06306875A (ja) 1994-11-01

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ID=14191575

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JP5097404A Withdrawn JPH06306875A (ja) 1993-04-23 1993-04-23 コンクリート型枠の結合部材

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