JPH06306294A - ビニル官能性樹脂、単一のビニルで連鎖停止したポリマー、および鎖上にビニルを有するポリマーを主体とする改良された熱硬化エラストマー組成物 - Google Patents

ビニル官能性樹脂、単一のビニルで連鎖停止したポリマー、および鎖上にビニルを有するポリマーを主体とする改良された熱硬化エラストマー組成物

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JPH06306294A
JPH06306294A JP5082344A JP8234493A JPH06306294A JP H06306294 A JPH06306294 A JP H06306294A JP 5082344 A JP5082344 A JP 5082344A JP 8234493 A JP8234493 A JP 8234493A JP H06306294 A JPH06306294 A JP H06306294A
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JP5082344A
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James Edward Doin
ジェームス・エドワード・ドイン
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General Electric Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱硬化により、引裂き強さが200より高
く、圧縮永久歪みが20%未満で、良好な引張り強さな
らびに良好な耐熱老化および耐油特性を示す熱硬化可能
なエラストマー性シリコーンゴム組成物が製造される。 【構成】 1)ビニルで停止したオルガノポリシロキサ
ンガム、2)シリカ充填剤、3)MQ樹脂、M‐Dビニ
ル‐Q樹脂、またはこれらのブレンド、および4)架橋
剤からなるブレンドに、鎖上にビニルを有するシロキサ
ンガムを添加して、パーオキサイド触媒の存在下で熱硬
化可能なシリコーンエラストマーを製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱硬化シリコーンエラス
トマー組成物に係る。特に本発明は、高い引裂き強さ、
良好な引張り強さ、低い圧縮永久歪み、良好な耐油性お
よび良好な耐熱老化性という特性を有する熱硬化シリコ
ーンエラストマー組成物に係る。本発明はさらに、本発
明の熱硬化シリコーンエラストマー組成物からなるガス
ケットにも係る。
【0002】
【従来の技術】熱硬化可能なシリコーンゴム組成物は業
界で公知である。そのような組成物は、長期間に渡り高
温での変化や悪条件への暴露に対して抵抗性であること
が知られている。そのため、これらの組成物はガスケッ
ト用途への応用が期待されるようになった。すでに過去
において、良好な引裂き強さと引張り強さ特性および低
い圧縮永久歪み特性を有する熱硬化シリコーンエラスト
マー組成物を製造する努力がなされて来ている。しか
し、そのような従来の努力に伴う問題は、圧縮永久歪
み、耐油性および耐老化性の特性を改良しようとすると
充分であったはずの引裂き強さや伸び特性が損なわれる
し、逆に引裂き強さや伸び特性を改良しようとすると圧
縮永久歪み、耐油性および耐老化性の特性が犠牲にされ
るということである。内燃機関のガスケット用途向けの
組成物を得るにはこれらの特性のバランスをとる必要が
ある。
【0003】ワダ(Wada)らの米国特許第3,671,4
80号には、一方が高分子量で他方が低分子量という2
種類のビニル不飽和ポリジオルガノポリシロキサンの混
合物を含み、改良された引裂き強さを有する熱硬化可能
なエラストマー性シリコーン組成物が開示されている。
この組成物はさらにポリオルガノ水素シロキサン、シリ
カ充填剤および白金化合物も含んでいる。このワダ(Wad
a)らの特許の実施例には約50kg/cm、すなわち約28
0piの引裂き強さの値が示されている。しかし圧縮永
久歪みの値は示されていない。
【0004】ワダ(Wada)らの米国特許第3,652,4
75号には、高い引裂き強さ、良好な圧縮永久歪みおよ
びレジリエンスをもっているとされている熱硬化可能な
エラストマー性シリコーン組成物が開示されている。こ
の組成物は、各々の重合度が少なくとも3000である
2種類のビニル不飽和ポリジオルガノポリシロキサン、
重合度が10〜1000のビニル不飽和ポリジオルガノ
ポリシロキサン、シリカ充填剤、および有機ペルオキシ
ド系触媒からなっている。このワダ(Wada)らの特許の実
施例で調製されたサンプルは引裂き強さの値が約40kg
/cm、すなわち約225piである。
【0005】ボベア(Bobear)の米国特許第4,539,
357号には、25℃で1×106〜20×107 セン
チポイズの範囲の粘度を有するビニルで末端が停止した
線状ジオルガノポリシロキサンガム、25℃で1×10
6 〜20×107 センチポイズの範囲の粘度を有するビ
ニル含有ジオルガノポリシロキサンガム、充填剤、ハイ
ドライド含有ポリシロキサン、および有機ペルオキシド
または有機ヒドロペルオキシド系の架橋剤からなる熱硬
化可能なシリコーン組成物が開示されている。この組成
物はさらに、ビニル含有オルガノポリシロキサン樹脂コ
ポリマーも含んでいることがある。このボベア(Bobear)
の特許の第6欄第22〜29行には、粘度が500,0
00センチポイズ以下のビニル含有流体を含有する組成
物から得られるエラストマーは、当初は良好な引裂き強
さをもっているが、組成物を後硬化にかけた後はその引
裂き強さが急激に低下するということが判明したので、
組成物中にはビニル含有流体があってはならないと述べ
られている。ボベア(Bobear)の特許の組成物は後硬化後
の引裂き強さが200piより高い。
【0006】ボベア(Bobear)の米国特許第4,061,
609号には、ビニル含有ポリシロキサンまたはそのよ
うなポリシロキサンのブレンド、白金、および水素含有
ポリシロキサンからなる白金触媒含有シリコーンゴム組
成物が開示されている。このビニル含有ポリシロキサン
は1,000〜300,000,000の範囲の粘度を
有するのが好ましい。このベース組成物には低粘度のビ
ニル含有ポリシロキサンを強化剤として添加して、最終
の組成物が良好な物理的強度をもつようにすることがで
きる。ボベア(Bobear)の特許請求の範囲第4項には、2
5℃で1,000,000〜200,000,000セ
ンチポイズの粘度を有する第一のポリシロキサンと、2
5℃で50,000〜500,000センチポイズの粘
度を有する第二のポリシロキサンが記載されている。こ
のボベア(Bobear)の特許発明は、シリコーンゴム組成物
の可使時間の改善に関するものである。その実施例では
200piを上回る引裂き強さの値が得られているが、
この値を示す組成物は高粘度のビニル含有ポリシロキサ
ンと低粘度のビニル含有ポリシロキサンを1種ずつ含む
のではなく、高粘度のビニル含有ポリシロキサンを2種
含有するものであった。
【0007】ボベア(Bobear)の米国特許第3,660,
345号には、高い引裂き強さとレジリエンスを有する
エラストマーに変換できるオルガノポリシロキサン組成
物が開示されている。この組成物は、ビニル含有オルガ
ノポリシロキサンの2成分ブレンド、シリカ充填剤、お
よび加工助剤(たとえばメトキシで末端が停止したポリ
シロキサン、シラノールで末端が停止したポリジメチル
シロキサン、またはヘキサメチルジシラザンとすること
ができる)からなっている。触媒としてはペルオキシド
が使用されている。この2種のビニル含有オルガノポリ
シロキサンのうちの一方は粘度が25℃で1〜1,00
0,000,000センチポイズの範囲であることがで
き、もう一方の粘度は25℃で100,000〜2,0
00,000,000センチポイズとすることができ
る。ボベア(Bobear)の特許では200piより大きい引
裂き強さの値が報告されている。
【0008】クリーマー(Creamer) の米国特許第3,6
96,068号には、高いダイ「B」引裂き強さ値と低
い圧縮永久歪み値を有する熱硬化可能なシリコーンガム
生地組成物が開示されている。この組成物は、ビニル含
有ジオルガノポリシロキサンガムと、25℃で10〜1
50,000センチストークスの粘度を有する線状のビ
ニル含有流体からなっている。この架橋可能なビニルシ
ロキサンガムは25℃で200,000センチポイズを
越える粘度をもっている。このクリーマー(Creamer) の
組成物はペルオキシド系触媒によって硬化される。クリ
ーマー(Creamer) によって調製されたサンプルのいくつ
かは引裂き強さの値が150piを越えていた。これら
の例のいずれにおいても後硬化した後の引裂き強さが測
定されていないが、これは重大である。すなわち、すで
に指摘したように、低粘度のビニル含有流体を含有する
組成物の引裂き強さは後硬化後の後劇的に低下すること
が判明しているからである。
【0009】ジェラム(Jeram) らの米国特許第3,88
4,866号には、(A)(i)25℃で5000〜
1,000,000センチポイズの粘度を有するビニル
含有の高粘度オルガノポリシロキサン、(ii)25℃
で50〜5000センチポイズの粘度を有するビニル含
有の低粘度オルガノポリシロキサン、(iii)充填
剤、(iv)および白金触媒を含有する成分と、(B)
水素シロキサン組成物とからなる低圧射出成形に適した
高強度オルガノポリシロキサン組成物が開示されてい
る。その実施例に報告されている最も高い引裂き強さの
値は250piである。
【0010】250より大きい引裂き強さ、かなり良好
な引張り強さおよび低い圧縮永久歪み特性を有する熱硬
化可能なシリコーンゴム組成物は業界で公知であるが、
燃焼機関のガスケット用途向けの組成物は長時間に渡っ
て優れた耐熱老化性と耐油性も示さなければならない。
さらにまた、加工がより容易であり、より良い再現性お
よび常に一致する結果を与え、しかも安定な性質を有す
る組成物が望ましい。これらの性質はまた、封止や制振
用に使用する組成物でも望まれるものである。したがっ
て、ガスケット、封止および制振用途に使用できるため
の性質および耐久性を有する熱硬化シリコーンエラスト
マー組成物を提供することが望ましい。
【0011】
【発明の概要】本発明は、熱硬化可能なガム/樹脂シリ
コーンエラストマーにビニルで停止しそして鎖上にビニ
ルを有するシロキサンガムを添加することによって、ガ
スケット、封止および制振用途に使用する組成物に必要
な特性のバランスをとることができるという発見に基づ
いている。
【0012】本発明によると、熱硬化ときに約200〜
約300の引裂き強さ、20未満の圧縮永久歪み、良好
な引張り強さならびに良好な耐熱老化性および耐油性を
示す組成物を製造することができる。本発明の組成物は
また、容易に加工でき、しかも再現性の一様な結果をも
たらす。(A)ビニルで停止したオルガノポリシロキサ
ンガム、(B)MQ樹脂もしくはMD‐ビニルQ樹脂ま
たはこれらのブレンド、(C)シリカ充填剤、および
(G)オルガノ水素シロキサン系架橋剤を含むブレンド
に、成分(D)として鎖上にビニルを有するシロキサン
ガムを加える。この混合物は、触媒の存在下で熱硬化可
能であるシリコーンエラストマーを生成する。
【0013】ひとつのグループの組成物において、調合
されるブレンドは、(A)25℃で約3,000,00
0〜約100,000,000センチポイズ(cps)
の粘度を有するビニルで停止したジオルガノポリシロキ
サン100重量部と、(B)成分として(A)に対して
30重量部までのオルガノポリシロキサン樹脂コポリマ
ー(1)とを含む。この樹脂コポリマーは、R3 SiO
1/2 という単官能性単位(M単位)とSiO2 という四
官能性単位(Q単位)とを含有し得る。ここで、Rは各
々が独立して、ビニル基と脂肪族不飽和をもたない一価
の炭化水素基より成る群の中から選択される。M単位と
Q単位との比は約0.5:1から約1.5:1までの範
囲である。ただし、この樹脂コポリマーは約0.5〜1
0.0重量%のビニル基を含有する。またあるいは、成
分(B)は上記M単位とQ単位およびR2 SiO2/2
いう二官能性単位(D単位)を含有するオルガノポリシ
ロキサン樹脂コポリマー(2)からなっていてもよい。
ここで、Rは各々が独立して、ビニル基と脂肪族不飽和
をもたない一価の炭化水素基よりなる群の中から選択さ
れる。各M単位はM単位またはM′単位(たとえば、M
‐ビニル単位)を表わし得、各D単位はD単位または
D′単位(たとえば、D‐ビニル単位)を表わし得る。
M単位とQ単位との比は0.5:1〜約1.5:1であ
り、D単位はこのコポリマー中のシロキシ単位の総モル
数に対して約1〜70モル%の量で存在する。この樹脂
状コポリマーは約0.5〜約10.0重量%のビニル基
を含有する。成分(B)のオルガノポリシロキサン樹脂
コポリマーはMQ樹脂とMD‐ビニルQ樹脂との混合物
を含有していてもよい。
【0014】また本発明のブレンドは、(C)微細に分
割したシリカ充填剤を、成分(A)に対して約200重
量部まで、(D)約5×10-5〜約5重量%のビニルを
含有している、ビニルで停止しそして鎖上にビニルを有
するポリマーを、成分(A)に対して約100重量部ま
で、 (G)R3 SiO(SiORHSiOR2 x SiR3 [ここで、Rは各々が独立して、水素または1〜約8個
の炭素原子を含有し脂肪族不飽和を含まない一価の炭化
水素基の中から選択され、xは約2から約100までの
範囲である]の形を有する、ポリジメチルシロキサン
(PDMS)とポリメチル水素シロキサン(PMHS)
とから形成されるランダムコポリマーを含んでいる。本
発明において、このハイドライドは、成分(A)の約
0.1〜10重量%、好ましくは0.5〜8さらに好ま
しくは0.8〜2.5重量部の範囲の量で存在する。ハ
イドライド試薬を使用する場合にはペルオキシド触媒の
代わりに白金触媒を使用して組成物を硬化することがで
きる。成分(G)のxは、(G)の粘度が25℃で約5
〜500cps、好ましくは約10〜約100cps、
さらに好ましくは約10〜50cpsの範囲となるよう
に変化することができる。
【0015】特性と加工性を改良するために、本発明の
組成物は、さらに、(E)テトラメチル‐ジビニルシラ
ザンを成分(A)の100重量部に対して約2重量部ま
で、また(F)25℃で約3〜500センチポイズの低
粘度のシラノールで停止したシロキサン流体、またはジ
メチルトリメトキシシロキサンポリマー、または粘度の
異なる他のシラノール流体やメトキシ流体のような類似
の組成物からなる加工助剤を約10重量部まで含有して
いることができる。
【0016】コンパウンディングに先立って、15〜2
0%の環状メチルテトラマーを使用して充填剤を処理す
ることができる。また少量の水を添加してブレンドの加
工性を改善することもできる。水を使用する場合には、
通常、成分(A)に対して約0.1重量部まででのみ使
用する。以上の成分に加えて、ヒュームドチタニア(T
iO2 )、オクタン酸鉄、Ce(OH)4 またはこれら
の混合物のような熱老化成分が、比較的少量で、たとえ
ば成分(A)に対して2重量部までの少量で存在しても
よい。後述の実施例で熱老化成分は、TiO2 が33重
量%、オクタン酸鉄溶液(ミネラルスピリット中に鉄を
約12重量%含む)が5重量%、処理されたヒュームド
シリカ(160m 2 /g)が10重量%、そして針入度
800のビニルで停止し鎖上にビニルを有するガムが5
0重量%である。
【0017】また、成分(I)として酸受容体を添加し
て酸を吸収することができる。そうしないと、この酸が
生成物マトリックスの分解を引き起こしかねない。ひと
つの態様では(I)がビニルシロキサンポリマー中に約
25%のMgOを含むマスターバッチからなる。本発明
の熱硬化可能な組成物からは、高い引き裂き強さ、良好
な引張り強さ、低い圧縮永久歪み、良好な耐熱老化性お
よび良好な耐油性を有する熱硬化シリコーンエラストマ
ーが得られる。このように素晴らしくバランスのとれた
性質は高温で長時間使用してもずっと保たれるので、こ
れらの組成物はガスケット、封止および制振用途に極め
て重要である。
【0018】
【発明の詳細な開示】本発明の組成物は、(A)25℃
で約3,000,000〜100,000,000cp
sの粘度を有するビニルで停止したジオルガノシロキサ
ンガムの1種以上、、(B)MQまたはMD‐ビニルQ
タイプのオルガノポリシロキサン樹脂、(C)微細に分
割されたシリカ充填剤、(D)鎖上にビニルを有するシ
ロキサンガム、および(G)オルガノ水素シロキサン系
架橋剤を含有している。以下に記載する他の各種成分も
添加し得る。
【0019】鎖上にビニルを有するシロキサンガムは、
成分(A)に対して約100重量部までの量で添加す
る。成分(D)の実際に添加すべき量は、成分(D)の
ビニル含量や所望とする架橋の程度に応じて変わる。架
橋の量により、硬化した製品が示す性質を厳密に制御す
ることができる。本発明のひとつの態様によると、鎖上
にビニルを有するポリマーは、ビニル含量が約3重量%
以上のジオルガノシロキサンガムである。本明細書中で
は、この種のガムを「鎖上ビニル含量が非常に高い」ガ
ムと称する。鎖上ビニル含量が非常に高いガムを使用す
る場合、成分(A)に対して約0.1〜約10重量部、
好ましくは4重量部までを添加する。鎖上ビニル含量が
非常に高いガムの一例は、ビニル含量が4.08重量%
で、約2500〜3500個のD単位を有する長さのシ
ロキサンガムであり、これを成分(D1)と称する。
【0020】別の態様では、ビニル含量が約0.1〜約
3重量%の鎖上ビニル含有ガムを添加する。このガムを
「鎖上ビニル含量が高い」ガムと称する。鎖上ビニル含
量が高いガムを使用する場合には成分(A)に対して約
0.1〜約10重量部添加する。後述の実施例で示す成
分(D2)は、ビニル含量が約0.6重量%の鎖上ビニ
ル含有が高いガムである。
【0021】さらに別の態様では、約5×10-5〜約
1.0重量%のビニルを含有する「鎖上ビニル含量が中
程度の」ビニルで停止したガムを使用する。鎖上ビニル
含量が中程度のビニルで停止したガムを使用する場合に
は成分(A)に対して約0.1〜約100重量部を添加
する。後述の実施例で示す成分(D3)はビニル含量が
約0.05重量%である。
【0022】成分(D)のビニルポリマーは鎖上のビニ
ル基と末端のビニル基とを含有している。好ましい態様
では成分(D)は次式を有する。 ViSiOR1 2 (SiOR1 Vix (SiOR2 2 y SiR1 2 Vi この式で、Viはビニル、RViは2〜約10個の炭素原
子を有するビニル基であり、R1 は各々が独立して、2
〜約10個の炭素原子を有するビニル基および1〜約8
個の炭素原子を含有するが脂肪族不飽和をもたない一価
の炭化水素基の中から選択され、R2 は各々が独立し
て、2〜約10個の炭素原子を有するビニル基および1
〜約8個の炭素原子を含有するが脂肪族不飽和を含まな
い一価の炭化水素基の中から選択され、xとyは整数で
ある。ここで、x、y、RVi、R1およびR2 は、成分
(D)のビニル含量が約5×10-5〜約5重量%、好ま
しくは約0.01〜約4重量%、さらに好ましくは約
0.05〜約4重量%の範囲になるように選ばれる。成
分(D)のビニル濃度が低い場合にはブレンドに添加す
る成分(D)の量を多くすることができ、一方成分
(D)のビニル濃度が高い場合にはその添加量を少なく
できる。たとえば、ビニル含量が約4重量%の鎖上ビニ
ル含有ガムを使用する場合には、成分(A)に対して約
0.5重量部のみを添加する。しかし、ビニル含量が約
0.6重量%でしかないガムを使用する場合には成分
(A)に対して5重量部を添加する。
【0023】成分(D)の鎖上ビニル含有単位を使用す
ると、硬化したゴムの架橋が進行すると共にガスケッ
ト、封止および制振用途に使用するのに必要とされる特
性が高まる。成分(D)のビニル含有ポリマーは業界で
よく知られている方法によって作成することができる。
たとえば、低分子量の線状ビニル連鎖停止剤を存在させ
て高温で塩基性触媒の存在下でシクロテトラシロキサン
を反応させて所望の分子量のポリマーを得る。反応が終
了したら、触媒を中和し、過剰の環状物質を脱気して所
望のポリマーを得る。連鎖停止剤の量と反応温度を制御
することによって、所望最終製品であるビニル含有ポリ
マーの分子量を制御することができる。このようなビニ
ル含有ポリマーの製法のこれ以上の詳細については、た
とえば、米国特許第3,660,345号(援用する)
を参照されたい。成分(D)は、鎖上にビニルを有する
ジオルガノポリシロキサンまたは鎖上にビニルを有する
ジオルガノシロキサンブレンドであるのが好ましい。
【0024】成分(A)は、25℃で約3,000,0
00〜約100,000,000cpsの粘度を有する
ビニル含有ジオルガノシロキサンガムまたはそのような
ガムのブレンドである。このガムの粘度は、好ましくは
25℃で約7,000,000〜84,000,000
cps、さらに好ましくは約13,000,000cp
sである。このガムはビニルで停止していて、鎖上のビ
ニルをほとんど含まないのが好ましい。またこのガム中
のオルガノ基はすべて一価の炭化水素基であるべきであ
る。このガムのビニル濃度は約5×10-5〜約1重量%
であってもよいが、約6.5×10-5〜約0.03重量
%の範囲が好ましく、約8×10-5〜約1.5×10-4
重量%の方が好ましく、約8×10-5〜約1.2×10
-4重量%であるとさらに好ましい。このガムのビニルポ
リマー中のオルガノ基はすべて一価の炭化水素基である
べきである。
【0025】好ましい態様の場合成分(A)は次の構造
を有する。 ViSiOR1 2 (SiOR1 2 x (SiOR2 2 y SiR1 2 Vi ここで、Viはビニル、R1 は各々が独立して、1〜約
8個の炭素原子を含有するが脂肪族不飽和をもたない一
価の炭化水素基の中から選択され、R2 は各々が独立し
て、1〜約8個の炭素原子を含有する一価の炭化水素基
の中から選択され、xとyは、粘度が25°で約3,0
00,000〜約100,000,000cpsになる
ように選ばれる整数である。他の好ましい態様の場合の
xとyは、成分(A)の粘度が25℃で約3,000,
000〜約85,000,000cpsの範囲で、ビニ
ル濃度が約5×10-5〜約2×10-4重量%、好ましく
は約8×10-5〜約1.5×10-4重量%、さらに好ま
しくは約8.0×10-5〜約1.2×10-4重量%にな
るように選ばれる整数である。
【0026】本発明においては、最終製品中に存在する
成分(A)の量を変化させることができる。しかし、本
明細書においては説明の便宜上100重量部のガムをい
ろいろな量の他の成分と組み合わせると仮定しているの
で、最終製品中のガムの量を推測することができる。後
述の実施例で成分(A)は、鎖上のビニルをほとんど含
まず、約6000個のD単位からなる長さを有するビニ
ルで停止したガムである。
【0027】成分(B)は、適当な溶媒(たとえばキシ
レン)中のオルガノポリシロキサン樹脂コポリマー
(1)でよい。この樹脂コポリマーは、単官能性のR3
SiO1/ 2 単位(M単位)と四官能性のSiO2 単位
(Q単位)を含有できる。ここで、Rは各々が独立し
て、ビニル基および脂肪族不飽和をもたない一価の炭化
水素基より成る群の中から選択される。M単位とQ単位
の比は約0.5:1から約1.5:1までの範囲であ
る。ただし、約0.5〜10.0重量%がビニル基であ
る。
【0028】あるいはまた、成分(B)は、適当な溶媒
中に溶解した、上記M単位とQ単位および二官能性のR
2 SiO2/2 単位(D単位またはDビニル単位)を含有
するオルガノポリシロキサン樹脂コポリマー(2)から
なることができる。ここで、Rは各々が独立して、ビニ
ル基および脂肪族不飽和をもたない一価の炭化水素基よ
り成る群の中から選択される。M単位とQ単位の比は
0.5:1〜約1.5:1であり、D単位またはDビニ
ル単位はこのコポリマー中のシロキシ単位の総モル数に
対して約1〜70モル%の量で存在する。この樹脂状コ
ポリマーは約0.5〜約10.0重量%のビニル基を含
有する。成分(B)のオルガノポリシロキサン樹脂コポ
リマーはMQ樹脂とM‐Dビニル‐Q樹脂との混合物を
含有していてもよい。
【0029】本発明の組成物中の成分(B)のオルガノ
ポリシロキサン樹脂コポリマーとその製造は業界でよく
知られている。このような樹脂は、通常、米国特許第
3,436,366号(援用する)に記載されている方
法でクロロシランを加水分解することによって製造す
る。成分(B)は、本発明の組成物中で、成分(A)に
対して約1.0〜約30重量部、好ましくは1.0〜2
0重量部、さらに好ましくは4〜約12重量部の範囲の
量で存在する。後述の実施例中の成分(B)はキシレン
中に分散した(B2)からなる。多量のキシレンを真空
ストリッピングすると、固形分60重量%でキシレン4
0重量%の組成物が得られる。
【0030】この組成物の製造プロセスには、残留する
キシレンを最終コンパウンドから除去するための煮沸/
ストリッピング工程が含まれる。成分(C)は、成分
(A)に対して約5〜約200重量部、好ましくは約1
0〜約100重量部、さらに好ましくは約20〜約50
重量部の強化用充填剤(たとえばSiO2 )を含んでい
る。使用できる強化用充填剤の例を挙げるとヒュームド
シリカと沈降シリカがあり、ヒュームドシリカが好まし
い。この充填剤は、各種試薬で、たとえばルーカス(Luc
as) の米国特許第2,938,009号に開示されてい
るシクロポリシロキサンやスミス(Smith) の米国特許第
3,635,743号に開示されているシラザンで前も
って処理してもよいし、またはその場で処理してもよ
い。上記シクロポリシロキサンは、たとえば充填剤の約
15〜20重量%の量で存在するシクロテトラメチルシ
ロキサンでもよい。好ましいヒュームドシリカ充填剤は
表面積が約100〜約300m2 /gであり、約160
〜約240m2 /gであるとさらに好ましい。表面積の
大きい充填剤の方が得られる特性が良くなる傾向がある
が、そのような充填剤は表面積の低い充填剤より高価で
あるし、ガム中に配合するのに表面処理材やそれ以外の
加工助剤が必要となる。後述の実施例で充填剤成分
(C)は、オクタメチルシクロテトラシロキサンで前処
理してある表面積が約160m2 /gのヒュームドシリ
カ充填剤からなっている。成分(C1)を使用する場合
充填剤は表面積が約240m2 /gであり、これはオク
タメチルシクロテトラシロキサンで前処理されている。
【0031】成分(E)は、充填剤用の、ビニルで末端
停止したシラザンからなるカップリング剤および表面処
理剤であり、次の形を取り得る。 ViSiR2 NHSiR2 Vi ここで、RはCH3 のような有機基である。このカップ
リング剤は、成分(A)と(C)および成分(B)と
(C)の結合を促進し、他の成分と混合する前に成分
(C)の充填剤に塗布してもよい。
【0032】成分(E)は、テトラメチル‐ジビニルシ
ラザンのようなビニルで停止した線状シラザンでもよ
い。この物質は、充填剤とポリマーの結合を高めるため
に添加する。本発明においては、このシラザンがその場
で充填剤を処理するための試薬としても機能する。成分
(E)は、成分(A)の重量に対して約2重量%までの
量で存在するのが好ましく、約0.3重量%までの量で
存在するとさらに好ましい。成分(E)は成分(A)の
100部に対して約0.03重量部程度の少量で存在し
ていてもよいが、これよりは多少多めの量が好ましい。
【0033】ヒュームドシリカ充填剤を他の成分と混合
する前、またはその場でこの充填剤を処理するのには、
成分(E)に加えて、またはそれと共に、さらにまたは
その代わりに、少量のヘキサメチルジシラザンを使用す
ることができる。使用する場合には、充填剤100部に
対して約20重量部までのヘキサメチルジシラザンを添
加する。
【0034】以下に述べるようにその他の成分も使用で
きる。たとえば、充填剤のガム中への配合を容易にする
ために、成分(F)として加工助剤または可塑剤を使用
する。好ましい態様の場合成分(F)は、25℃で約3
〜500cps、好ましくは3〜50cpsの範囲の粘
度を有するシラノールで停止した低粘度シロキサン流体
である。このシロキサン流体は、D単位が約4〜約10
個、好ましくは繰返し単位が4〜6個の低分子量オリゴ
マーと、このオリゴマーと平衡している少量の環状物質
との平衡ミックスである。加工助剤(F)は(R2 Si
1/2 x OH[各RはCH3 で、xは4〜10、好ま
しくは4〜6である]の形であってもよく、その結果生
ずる同数の単位からなる環状物がこれと平衡状態にあ
る。トリメトキシシロキサンのようなアルコキシで末端
停止したシロキサンも加工助剤として使用できる。本発
明において加工助剤は、成分(A)に対して2〜10重
量部、好ましくは2.5〜5.0重量部、最も好ましく
は約3.5重量部の量で存在する。一般に、使用する充
填剤が多くなるとそれだけ多量の加工助剤を使用する。
後述の実施例の成分(F)ではシラノール含量が約7.
5重量%であるが、約5〜約10重量%のシラノール含
量で良好な結果が得られると期待される。
【0035】以上のものに加えて、ハイドライド架橋剤
の形の成分(G)も使用できる。好ましい態様の場合成
分(G)は、ポリジメチルシロキサン(PDMS)とポ
リメチル水素シロキサン(PMHS)とから形成された
ランダムコポリマーでよく、次の形を有する。 R3 SiO(SiORHSiOR2 x SiR3 ここで、Rは各々が独立して、水素または1〜約8個の
炭素原子を含有し脂肪族不飽和をもたない一価の炭化水
素基の中から選択され、xは約2から約100までの範
囲である。本発明において成分(G)は成分(A)の約
0.1〜10重量%、好ましくは0.5〜8、さらに好
ましくは0.8〜2.5重量部の範囲の量で存在する。
ハイドライド試薬を使用する場合、ペルオキシド触媒の
代わりに白金触媒を使用して組成物を硬化させることが
できる。成分(G)中のxは、この(G)の粘度が25
℃で約5〜500cps、好ましくは約10〜約100
cps、さらに好ましくは約10〜50cpsの範囲に
なるように変化できる。
【0036】上記の線状ハイドライドは業界で公知のい
ろいろな方法、特に適当なクロロシランの加水分解によ
って作成することができる。たとえば、米国特許第4,
041,101号(援用する)を参照されたい。後述の
実施例の成分(G)は、粘度が約30センチストーク
ス、ハイドライド含量が約0.8重量%、鎖長が約10
0単位である。
【0037】また、ブレンドの加工性を改善するために
少量の水も添加できる。水を使用する場合には通常成分
(A)に対して約0.1重量部まででのみ使用する。本
発明の硬化した組成物の耐熱老化性を改善するには、成
分(H)として熱老化添加剤を使用できる。ヒュームド
チタニアTiO2 、オクタン酸鉄、Ce(OH)4 また
はこれらの混合物のような熱老化成分が、比較的少量
で、たとえば成分(A)に対して2重量部までの量で存
在できる。後述の実施例では熱老化成分が、33重量%
のTiO2 、5重量%のオクタン酸鉄(ミネラルスピリ
ット中に鉄が12%)、10重量%の処理されたヒュー
ムドシリカ(160m2 /g)、および50重量%の針
入度800のビニルで停止した鎖上ビニル含有ガムで構
成される。
【0038】組成物の熱老化特性を改善するには、成分
(A)に対して約2重量部までの成分(H)が必要なだ
けである。後述の実施例では成分(A)に対して0.8
重量部の成分(H)を使用する。針入度はプレシジョン
・サイエンティフィック(Precision Scientific)の第7
3510型万能針入度計を用いて実質的に空気を含まな
いサンプルに対して測定する。100グラムの重りと直
径1/4″、長さ3/16″の先端を丸くした針足部と
を使用して25℃±1℃でサンプルの針入度を測定す
る。この針を、ポリマーの表面にちょうど接触するよう
になるまで下げる。それから、300mm侵入するまでに
かかる時間を測定するかまたは60秒後の侵入量を決定
する。25℃におけるガムの針入度は次式で定義され
る。
【0039】(侵入の深さ/時間)×60秒 針入度は、ガムの分子量と粘度を制御することによって
制御できる。MgOやZnOのような酸受容体もまた成
分(I)として、成分(A)に対して0.5〜約10重
量部の量で添加することができる。この酸は、こうしな
いと、生成物マトリックスの分解を引き起こす可能性が
ある。後述の実施例では、成分(I)として、メチルビ
ニルポリシロキサン中に約25%のMgOを含むMgO
マスターバッチを成分(A)に対して1.0重量部使用
する。
【0040】本発明のブレンドに添加してもよいその他
の成分として、(K)25℃で約30,000cpsの
粘度を有するポリジメチルシロキサン流体中に水酸化セ
リウムを、好ましくは約75重量%含むマスターバッチ
からなる熱老化添加剤があるがこれに限定されることは
ない。熱硬化可能なゴムを形成するためには有機ペルオ
キシド系フリーラジカル開始剤または硬化触媒を配合す
る。好ましいペルオキシド系硬化剤はシリコーンエラス
トマーを硬化するのに通常使用される熱分解有機ペルオ
キシドである。本発明で使用するのに適した有機ペルオ
キシド系フリーラジカル開始剤の例はたとえばボベア(B
obear)の米国特許第4,539,357号(援用する)
に開示されている。適したペルオキシド触媒としては、
ジ‐t‐ブチルペルオキシド、t‐ブチル‐トリエチル
メチルペルオキシド、ジ‐t‐ブチル‐t‐トリフェニ
ルペルオキシドのようなジアルキルペルオキシド、過安
息香酸t‐ブチル、およびジクミルペルオキシドのよう
なジ‐t‐アルキルペルオキシドがある。たとえばハイ
ドライドを使用する場合のように以下に述べるある種の
条件下では代わりの開始剤として白金触媒を使用でき
る。後述の実施例で好ましい触媒は、2,5‐ジメチル
‐2,5‐ジ(t‐ブチルペルオキシ)ヘキサン[たと
えば、ルーパーゾル(Lupersol)(登録商標)101]の
ようなビニルに特異な触媒である。
【0041】よく使われる熱分解触媒は約330〜約3
90°Fの温度範囲で活性化する。1990年9月25
日に出願された同時係属中の米国特許出願第07/58
7,876号(援用する)には、ビニル含有オルガノポ
リシロキサンガムおよびオイルのブレンド、MQ樹脂お
よびM‐Dビニル‐Q樹脂、充填剤ならびに加工助剤を
含有しており、ペルオキシド系開始剤で硬化させる熱硬
化可能なシリコーンゴム組成物が開示されている。これ
らの組成物は、引裂き強さを増大させると共に圧縮永久
歪みを低下させようとして配合されたものである。
【0042】
【実施例の記載】以下に示す実施例では各種成分をいろ
いろな割合で混合して熱硬化性シリコーンゴム組成物を
作成した。実施例I〜IV 成分(A)〜(I)をいろいろな割合で混合して下記表
Iに挙げる実施例I〜IVの組成物を製造した。各実施例
では、成分HとIを加える前に成分A〜Gを混合した。
成分は重量部で表わす。 表 I 実 施 例 成分 II III IV A 88 88 85 89.5 B 12 10 10 10 C 30 30 30 30 D1 − − − 0.5 D2 − − 5 − D3 − 2 − − E 0.14 0.14 0.14 0.14 F 3.5 3.5 3.5 3.5 G 1.4 1.4 1.4 1.4 水 0.1 0.1 0.1 0.1 H 0.8 0.8 0.8 0.8 I 1.0 1.0 1.0 1.0 下記表IIa〜IIcに、実施例I〜IVの組成物の最初の硬
化後(IIa)、二回目の硬化後(IIb)、そして三回目
の硬化後(IIc)の性質を示す。硬化はすべてペルオキ
シド触媒で行なった。各実施例の組成物は、コンパウン
ドのぬれまたは熟成期間(3日、7日、23日)の後に
350°F、15分で成形した。3日後の組成物の性質
は表IIaに、7日後と23日後の性質はそれぞれ表IIb
とIIcに示す。
【0043】試験データは、ASTM試験法に従って得
た。ショアAはD−2240、引張り、伸びおよびモジ
ュラスはD−412(ダイC)、引裂きはD−624
(ダイB)、そして圧縮永久歪みはD−395(B法)
である。 表 IIa 実 施 例 性 質 II III IV ショアA 50 49 51 50 引張り、psi 1953 2046 1285 1545 伸び、% 733 749 705 797 引裂き−B、ppi 170 150 260 276 圧縮永久歪み、% 20.7 18.8 17.9 17.6 表 IIb 実 施 例 性 質 II III IV ショア 51 49 50 51 引張り、psi 1460 1310 1440 1485 伸び、% 796 789 801 817 引裂き−B、ppi 276 276 249 270 圧縮永久歪み、% − 17.7 17.9 17.4 表 IIc 実 施 例 性 質 II III IV ショア − 48 49 51 引張り、psi − 1401 1501 1405 伸び、% − 806 810 792 引裂き−B、ppi − 255 257 297 圧縮永久歪み、% − − − − 下記表IIdに、ASTMのD573法に従って350°
Fで168時間熱老化した後の実施例I〜IVの組成物の
性質の値の変化を示す。反復した試験結果を括弧内に示
す。 表 IId 実 施 例 性 質 II III IV ショアA +5 +4 +6 +6 (+5) (+6) (+6) 引張り% −23.2 −10.7 −18.9 −26.9 (−4.2) (−20.9) (−7.5) 伸び、% −15.1 −10.6 −16.4 −19.2 (−12.5) (−14.3) (−10.7) 下記表IIeには、ASTMのD471法に従って300
°Fで168時間ASTMの#1オイルに浸漬した後の
実施例I〜IVの組成物の性質の値の変化を示す。反復試
験結果を括弧内に示す。 表 IIe 実 施 例 性 質 II III IV ショアA −3 −4 −3 −3 (−5) (−4) (−4) 引張り% −28.3 −12.9 −23 −38 (−26.8) (−35.8) (−20) 伸び、% −14.4 −6.3 −14.2 −22 (−19.1) (−28.5) (−14.8) 体積、% 4.5 4.8 4.9 4.9 (4.9) (4.5) (5.4) 下記表IIfには、ASTMのD471法に従って300
°Fで168時間ASTMの#2オイルに浸漬した後の
実施例I〜IVの組成物の性質の値の変化を示す。 表 IIf 実 施 例 性 質 II III IV ショアA −7 −8 −7 −6 引張り% −34.6 −22.1 −26.7 −17.0 伸び、% −20.7 −16.6 −20.5 −9.3 体積、% 10.4 10.2 10.3 10.6 下記表IIgには、実施例I〜IVの組成物の引裂き強さ試
験用の個々の試験片をASTMのD624B法に従って
試験した時に得られたデータを示す。 表 IIg 性 質 実 施 例 引裂きB(ppi) II III IV 試験片1 167 139 262 314 試験片2 170 147 240 276 試験片3 254 256 260 264 試験片4 287 274 249 254 試験片5 276 282 270 270 試験片6 252 276 242 281 試験片7 − 298 257 297 試験片8 − 253 212 296 試験片9 − 256 265 307 実施例II〜IVの組成物は、多くのガスケットや封止用途
に適した性質が高まっている。エラストマーの試験で得
られたデータが(特に試験した性質の変化%が関連して
いる場合)大きく変化しているために、すぐには明らか
にならないかもしれないが、観察された傾向は、成分
(D)を配合して架橋密度を高めた場合圧縮永久歪み、
引裂き強さの一致、耐熱老化性、および油浸漬耐性が改
善されるということである。
【0044】実施例V〜XII 成分(A)〜(I)をいろいろな割合で混合して下記表
III に挙げる実施例V〜XII の組成物を製造した。成分
は重量部で表わしてある。成分(C1)は、成分(C)
と類似の、テトラマーで処理したヒュームドシリカ充填
剤であるが表面積は240m2 /gである。 表 III 実 施 例 成分 VI VII VIII IX XI XII A 85 85 85 85 85 85 85 85 B 10 10 10 10 10 10 10 10 C 29 - 29 - 29 - 29 - C1 - 29 - 29 - 29 - 29 D2 5 5 5 5 5 5 5 5 E .14 .14 .14 .14 .14 .14 .14 .14 F 3 3 3 3 3 3 3 3 G 1.4 1.4 1.4 1.4 1.4 1.4 1.4 1.4 水 .1 .1 .1 .1 .1 .1 .1 .1 H .8 .8 .8 .8 .8 .8 .8 .8 I 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 実施例V〜VIIIでは接線羽根ドウミキサーで混合し、実
施例IX〜XII では重なり型シグマ羽根ドウミキサーで混
合した。実施例V、VI、IXおよびXでは1時間360°
Fで煮沸した。実施例VII 、VIII、XIおよびXII では4
時間360°Fで煮沸した。下記表IVaとIVbに、実施
例V〜XII の組成物の性質の中央値を示す。 表 IVa 実 施 例 性 質 VI VII VIII 老化日数 7 4 3 2 ショアA 51 51 52 53 引張り、psi 1360 1447 1438 1405 伸び、% 724 785 721 698 引裂き‐B、ppi 234 239 262 210 100%モジュラス、psi 219 194 224 237 200%モジュラス、psi 365 321 374 392 300%モジュラス、psi 508 441 518 545 表 IVb 実 施 例 性 質 IX XI XII 老化日数 7 4 3 2 ショアA 51 52 52 52 引張り、psi 1455 1603 1407 1552 伸び、% 803 818 725 792 引裂き‐B、ppi 202 209 204 219 100%モジュラス、psi 201 208 224 216 200%モジュラス、psi 333 340 372 352 300%モジュラス、psi 459 465 508 481 下記表VaとVbに、実施例V〜XII の組成物の性質の
平均値を示す。 表 Va 実 施 例 性 質 VI VII VIII 老化日数 7 4 3 2 ショアA 51 51 52 53 引張り、psi 1359 1434 1377 1396 伸び、% 721 787 714 681 引裂き‐B、ppi 220 241 254 213 100%モジュラス、psi 219 193 219 237 200%モジュラス、psi 366 320 376 393 300%モジュラス、psi 508 444 521 547 表 Vb 実 施 例 性 質 IX XI XII 老化日数 7 4 3 2 ショアA 51 52 52 52 引張り、psi 1443 1584 1419 1582 伸び、% 793 815 740 795 引裂き‐B、ppi 194 210 203 220 100%モジュラス、psi 201 209 223 217 200%モジュラス、psi 333 341 370 353 300%モジュラス、psi 459 465 507 483 下記表VIaとVIbに、ASTMのD573法に従って3
50°Fで168時間熱老化した後の実施例V〜XII の
組成物の性質の値における変化を示す。 表 VIa 実 施 例 性 質 VI VII VIII ショアA +5 +5 +4 +5 引張り変化% −11.4 −10.0 −11.8 −4.2 伸び変化% −13.0 −13.4 −9.6 −9.5 表 VIb 実 施 例 性 質 IX XI XII ショアA +5 +5 +4 +5 引張り変化% −17.2 −17.2 −17.4 −13.7 伸び変化% −16.7 −15.0 −13.9 −13.6 下記表VII aとVII bには、ASTMのD471法に従
って300°Fで168時間ASTM基準オイルの#1
に暴露した後の実施例V〜XII の組成物の性質の値にお
ける変化を示す。 表 VIIa 実 施 例 性 質 VI VII VIII ショアA −4 −4 −5 −3 引張り変化% −24.7 −16.4 −18.2 −19.2 伸び変化% −24.2 −19.2 −16.5 −24.3 体積変化% 4.8 5.1 4.9 5.2 表 VIIb 実 施 例 性 質 IX XI XII ショアA −5 −4 −4 −4 引張り変化% −23.0 −20.2 −23.3 −21.0 伸び変化% −19.4 −15.8 −16.4 −16.7 体積変化% 4.6 4.8 5.0 4.9 下記表VIIIaとVIIIbには、ASTMのD471法に従
って300°Fで168時間ASTM基準オイルの#2
に暴露した後の実施例V〜XII の組成物の性質の値にお
ける変化を示す。 表VIIIa 実 施 例 性 質 VI VII VIII ショアA −7 −7 −7 −6 引張り変化% −10.6 −8.8 −17.2 −11.4 伸び変化% −12.1 −14.4 −13.6 −14.6 体積変化% 10.4 10.3 10.7 10.4 表VIIIb 実 施 例 性 質 IX XI XII ショアA −7 −7 −8 −7 引張り変化% −16.5 −17.2 −31.3 −11.3 伸び変化% −17.2 −14.5 −24.3 −12.2 体積変化% 10.4 10.5 10.7 10.4実施例XIII〜XIV 成分(A)〜(K)をいろいろな割合で混合して下記表
IXに挙げた実施例XIII〜XIV の組成物を製造した。各実
施例で成分A〜Gは成分H、IおよびKを加える前に混
合した。成分は重量部で表わす。 表 IX 実 施 例 成分 XIII XIV A 87.0 89.5 B 10.0 10 C1 28 28 D1 − 0.5 D3 3.0 − E 0.14 0.14 F 3.5 3.5 G 1.4 1.4 水 0.1 0.1 H 0.5 0.5 I 1.0 1.0 K 0.5 0.5 下記表Xに、実施例XIIIとXIV の組成物の性質を示す。 表 X 実 施 例 性 質 XIII XIV ショアA 47 50 引張り、psi 1677 1512 伸び、% 892 787 引裂き‐B、ppi 183 145 圧縮永久歪み、% 24.5 20.2 100%モジュラス、psi 153 179 比重 1.116 1.116350°Fで168時間熱老化後 ショアA 53 56 引張り、psi 1417 1413 伸び、% 816 748 好ましい態様に関連して本発明を説明して来たが、当業
者には明らかなように、特に明記はしなかった付加、修
正、置換および削除は、添付の特許請求の範囲に定義し
た発明の思想と範囲を逸脱することなくなし得るもので
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 //(C08L 83/07 101:00 83:06)

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)25℃で約3,000,000〜
    約100,000,000cpsの粘度を有するビニル
    で停止したオルガノポリシロキサンが100重量部、 (B)(1)R3 SiO1/2 単位(M単位)およびSi
    2単位(Q単位)からなる樹脂コポリマー[ただし、
    各Rはそれぞれ独立して、ビニル基および脂肪族不飽和
    を含まない一価の炭化水素基より成る群の中から選択さ
    れ、M単位とQ単位の比は0.5:1から約1.5:1
    までの範囲であり、このコポリマーは約0.5〜10重
    量%のビニル基を含有する]、(2)R3 SiO1/2
    位(M単位)、SiO2 単位(Q単位)およびRVi 2
    iO2/2 単位(Dビニル単位)からなる樹脂コポリマー
    [ただし、各Rは上記定義の通りであり、各RViは2〜
    約10個の炭素原子を有するビニル含有基であり、M単
    位とQ単位の比は0.5:1から約1.5:1までであ
    り、Dビニル単位はこのコポリマー中のシロキシ単位の
    総モル数を基準にして約70モル%までの量で存在し、
    この樹脂状コポリマーは約0.5〜約10.0重量%の
    ビニル基を含有する]、または(3)上記(1)と
    (2)の混合物からなるオルガノポリシロキサン樹脂コ
    ポリマーが成分(A)を基準にして約1〜約30重量
    部、 (C)微細に分割された充填剤が成分(A)を基準にし
    て約200重量部まで、 (D)ビニル含量が約5×10-5〜約5重量%である鎖
    上にビニルを有するポリマーが成分(A)を基準にして
    約0.1〜約100重量部[この成分(D)は熱硬化し
    たシリコーンゴム組成物内部の架橋の量を増大する]、
    ならびに (G)ハイドライド系架橋剤が成分(A)を基準にして
    約0.1〜約10重量%を含む熱硬化シリコーンゴム組
    成物。
  2. 【請求項2】 成分(A)が、 ViSiOR1 2 (SiOR1 2 x (SiOR2 2 y SiR1 2 Vi [ただし、Viはビニルであり、各R1 はそれぞれ独立
    して、1〜約8個の炭素原子を含有し脂肪族不飽和を含
    まない一価の炭化水素基の中から選ばれ、各R2はそれ
    ぞれ独立して、1〜約8個の炭素原子を含有する一価の
    炭化水素基の中から選ばれ、xおよびyは粘度が25°
    で約3,000,000〜約100,000,000c
    psとなるように選ばれる整数である]の構造を有す
    る、請求項1記載の熱硬化したシリコーンゴム組成物。
  3. 【請求項3】 成分(D)が式 ViSiOR1 2 (SiOR1 Vix (SiOR2 2 y SiR1 2 Vi [式中、Viはビニルであり、RViは2〜約10個の炭
    素原子を有するビニル基であり、各R1 はそれぞれ独立
    して、2〜約10個の炭素原子を有するビニル基、およ
    び1〜約8個の炭素原子を含有し脂肪族不飽和を含まな
    い一価の炭化水素基の中から選ばれ、各R2 はそれぞれ
    独立して、2〜約10個の炭素原子を有するビニル基、
    および1〜約8個の炭素原子を含有し脂肪族不飽和を含
    まない一価の炭化水素基の中から選ばれ、xおよびyは
    整数であり、x、y、RVi、R1 およびR2 は当該成分
    (D)が約0.001〜約5重量%の範囲のビニル濃度
    を有するように選ばれる]を有する、請求項1記載の熱
    硬化したシリコーンゴム組成物。
  4. 【請求項4】 さらに、(E)成分(A)の100重量
    部を基準にして約2重量部までのテトラメチル‐ジビニ
    ルシラザンも含んでいる、請求項1記載の熱硬化したシ
    リコーンゴム組成物。
  5. 【請求項5】 さらに、(F)25℃で約3〜約500
    cpsの粘度を有するシラノールで停止したシロキサン
    流体も成分(A)を基準にして約10重量部までの量で
    含んでいる、請求項1記載の熱硬化したシリコーンゴム
    組成物。
  6. 【請求項6】 成分(D)が約3重量%以上のビニル含
    量を有しており、成分(A)を基準にして約0.1〜約
    10重量部の量で存在する、請求項3記載の熱硬化した
    シリコーンゴム組成物。
  7. 【請求項7】 成分(D)が約0.1〜約3重量%のビ
    ニル含量を有しており、成分(A)を基準にして約0.
    1〜約10重量部の量で存在する、請求項3記載の熱硬
    化したシリコーンゴム組成物。
  8. 【請求項8】 成分(D)が約0.001〜約0.1重
    量%のビニル含量を有しており、成分(A)を基準にし
    て約0.1〜約100重量部の量で存在する、請求項3
    記載の熱硬化したシリコーンゴム組成物。
  9. 【請求項9】 さらに、成分(H)として熱老化添加剤
    も成分(A)を基準にして約2重量部までの量で含んで
    いる、請求項1記載の熱硬化したシリコーンゴム組成
    物。
  10. 【請求項10】 さらに、成分(I)として酸受容体も
    成分(A)を基準にして約10部までの量で含んでい
    る、請求項1記載の熱硬化したシリコーンゴム組成物。
  11. 【請求項11】 前記ゴムの圧縮永久歪みが約20未満
    である、請求項1記載の熱硬化したシリコーンゴム組成
    物。
  12. 【請求項12】 前記ゴムの引裂き強さが少なくとも1
    50piである、請求項1記載の熱硬化したシリコーン
    ゴム組成物。
JP5082344A 1993-04-09 1993-04-09 ビニル官能性樹脂、単一のビニルで連鎖停止したポリマー、および鎖上にビニルを有するポリマーを主体とする改良された熱硬化エラストマー組成物 Pending JPH06306294A (ja)

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