JP2675505B2 - ビニル基含有mq樹脂及びビニル末端基含有単一重合体を使用した改善された熱硬化性シリコーンゴム組成物 - Google Patents

ビニル基含有mq樹脂及びビニル末端基含有単一重合体を使用した改善された熱硬化性シリコーンゴム組成物

Info

Publication number
JP2675505B2
JP2675505B2 JP5082345A JP8234593A JP2675505B2 JP 2675505 B2 JP2675505 B2 JP 2675505B2 JP 5082345 A JP5082345 A JP 5082345A JP 8234593 A JP8234593 A JP 8234593A JP 2675505 B2 JP2675505 B2 JP 2675505B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
component
vinyl
units
parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5082345A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06306296A (ja
Inventor
グレゴリー・ハワード・スロカム
ウイリアム・デイビット・ラッセル
ジェームス・エドワード・ドイン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Priority to JP5082345A priority Critical patent/JP2675505B2/ja
Publication of JPH06306296A publication Critical patent/JPH06306296A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2675505B2 publication Critical patent/JP2675505B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱硬化性シリコーンゴム
組成物に関する。特に、本発明はビニル基含有オルガノ
シロキサン油を実質的に含まずかつ改善された引裂強さ
及び引張強さならびに圧縮永久歪特性を有する熱硬化性
シリコーンゴム組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】熱硬化性シリコーンゴム組成物は当該技
術において既知である。かゝる組成物は高温における変
化及び長期間にわたる悪条件への暴露に対する抵抗能を
有することが知られている。一般に、オルガノポリシロ
キサンエラストマーの傑出した性質を有するのみなら
ず、高度の引裂強さ及び引張強さをも具備する物質が必
要とされる。ガスケット用の用途のごとき特別の用途に
おいては、圧縮永久歪によって評価されるごとき満足な
程度のレジリエンスも要求される。
【0003】従来、増大した引裂強さ及び低減された圧
縮永久歪性能をもつ熱硬化性シリコーンエラストマー組
成物を製造する目的で多くの研究がなされてきた。米国
特許第4,539,357号明細書(Bobear)に
は25℃で1×106 ないし20×107 センチポイズ
の範囲の粘度をもつビニル末端基含有線状ジオルガノポ
リシロキサンゴム、25℃で1×106 ないし20×1
7 センチポイズの範囲の粘度をもつビニル基含有ジオ
ルガノポリシロキサンゴム、充填剤、水素化物含有ポリ
シロキサン及び有機ペルオキシド又は有機ヒドロペルオ
キシド硬化剤を含有してなる熱硬化性シリコーン組成物
が例示されている。この組成物はさらにビニル基含有オ
ルガノポリシロキサン樹脂共重合体を含有し得る。Bo
bearの該米国特許明細書、第6欄第22−29行に
は、500,000センチポイズ又はそれ以下の粘度を
もつビニル基含有シリコーン油を含むかゝる組成物は当
初は良好な引裂強さをもつエラストマーを与えるが、該
組成物を後硬化処理した後にはその引裂強さ性能は極端
に低下してしまうので、該組成物中にはビニル基含有シ
リコーン油を含ませるべきではない旨が記載されてい
る。後硬化のための焼成処理後における該組成物の引裂
強さは約200piである。
【0004】米国特許第3,652,475号明細書
(Wadaら)には、それぞれが少なくとも、3,00
0の重合度をもつ2種類のビニル不飽和分をもつポリジ
オルガノポリシロキサン;10ないし1000の重合度
をもつビニル不飽和分をもつポリジオルガノポリシロキ
サン;シリカ充填剤;及び有機ペルオキシド触媒を含有
してなりかつその開示によれば高い引裂強さ、すぐれた
圧縮永久歪及びレジリエンスをもつ熱硬化性エラストマ
ー状シリコーン組成物が記載されている。Wadaらの
該米国特許明細書中の実施例で製造された試料は約40
kg/cm 、すなわち約225piの引裂強さを有する。
【0005】米国特許第3,671,480号明細書
(Wadaら)には、一方が高分子量をもち、他方が低
分子量をもつ2種類のビニル不飽和分をもつポリジオル
ガノポリシロキサンの混合物;ポリオルガノ水素シロキ
サン;シリカ充填剤;及び白金化合物を含有してなり、
改善された引裂強さ及びすぐれた圧縮永久歪をもつ熱硬
化性エラストマー状シリコーン組成物が開示されてい
る。Wadaらの該米国特許明細書中の実施例によれ
ば、該組成物から得られる試料は約50kg/cm 、すなわ
ち約280piの引裂強さを有することが示されている。
圧縮永久歪値についての開示はない。
【0006】米国特許第4,061,609号明細書
(Bobear)にはビニル基含有ポリシロキサン又は
かゝるポリシロキサンの配合物;白金;及び水素含有ポ
リシロキサンを含有してなる白金触媒含有シリコーンゴ
ム組成物が記載されている。該ビニル基含有ポリシロキ
サンは好ましくは1000ないし300,000,00
0の範囲の粘度を有する。この基本の組成物に補強剤と
して低粘度のビニル基含有ポリシロキサンを添加するこ
とができ、それによって最終目的組成物に良好な物理的
強度を付与し得る。Bobearの該米国特許明細書の
クレーム4には25℃で1,000,000ないし20
0,000,000センチポイズの粘度をもつ第一のポ
リシロキサン及び25℃で50,000ないし500,
000センチポイズの粘度をもつ第二のポリシロキサン
の使用が規定されている。Bobearの該米国特許明
細書記載の発明はシリコーンゴム組成物の引裂強さより
もむしろ可使時間の改善を意図するものである。その実
施例においては、200piを超える引裂強さが得られて
いるが、これらの引裂強さの値をもつ組成物は1種類の
高粘度ビニルポリシロキサンと1種類の低粘度ビニルポ
リシロキサンを含有するものではなくて2種類の高粘度
ビニルポリシロキサンを含有するものであった。
【0007】米国特許第3,660,345号明細書
(Bobear)にはビニル基含有オルガノポリシロキ
サンの二成分配合物;シリカ充填剤;及びたとえばメト
キシ末端ポリシロキサン、シラノール末端ポリジメチル
シロキサン又はヘキサメチルジシラザンであり得る加工
助剤;を含有してなり、高い引裂強さ及びレジリエンス
をもつエラストマーに転化し得るオルガノポリシロキサ
ン組成物が開示されている。触媒としてペルオキシドが
使用される。上記2種類のビニル基含有オルガノポリシ
ロキサンの一方の粘度は25℃で1ないし1,000,
000,000センチポイズの範囲であり、一方他方の
ビニル基含有オルガノポリシロキサンの粘度は25℃で
100,000ないし2,000,000,000セン
チポイズの範囲であり得る。Bobearの該米国特許
明細書中の実施例には200piを超える引裂強さの値が
報告されている。
【0008】米国特許第3,696,068号明細書
(Creamer)にはビニル基含有ジオルガノポリシ
ロキサンゴム及び25℃で10ないし150,000セ
ンチポイズの粘度をもつ線状ビニル基含有シリコーン油
を含有してなる高い“B”引裂強さ及び低い圧縮永久歪
値をもつ熱硬化性シリコーンゴム組成物が開示されてい
る。この架橋性ビニルシロキサンゴムは25℃で20
0,000センチポイズを超える粘度を有する。該熱硬
化性シリコーンゴム組成物はペルオキシド触媒の使用に
よって硬化される。Creamerの該米国特許明細書
の実施例中で製造された試料のあるものは150piを超
える引裂強さの値を有している。該明細書中の実施例で
は後硬化後の引裂強さは全く測定されていないが、さき
に本明細書中で指摘したごとく、低粘度のビニル基含有
シリコーン油を含む組成物の場合後硬化後の引裂強さは
極端に低下することはすでに認められているので、後硬
化後の引裂強さが測定されなかったことは意味のあるこ
とである。
【0009】米国特許第3,884,866号明細書
(Jeramら)には(A)(i)25℃で5000な
いし1,000,000センチポイズの粘度をもつビニ
ル基含有高粘度オルガノポリシロキサン;(ii)25℃
で50ないし5000センチポイズの粘度をもつビニル
基含有低粘度オルガノポリシロキサン;(iii )充填
剤;及び(iv)白金触媒を含有する第一の成分及び
(B)水素含有シリコーン組成物;を含有してなる、低
圧射出成形に適する高強度のオルガノポリシロキサン組
成物が開示されている。Jeramらの該米国特許明細
書の実施例中に示されている最高の引裂強さは250pi
であった。
【0010】良好な引裂及び引張強さ及び低い圧縮永久
歪性能をもつ熱硬化性シリコーンゴム組成物は当該技術
において既知であるが、より容易に加工可能であり、よ
り反復性のあるかつ変動のない結果を与えかつ安定した
性質を与える組成物から得られる良好な物理的強度及び
圧縮永久歪性能をもつ熱硬化性シリコーンゴム組成物を
提供することが望ましい。
【0011】したがって、本発明の目的はより容易に加
工し得る成分を使用して良好な引裂及び引張強さ及び低
い圧縮永久歪をもつ熱硬化性シリコーンゴム組成物を提
供するにある。
【0012】
【発明の概要】本発明はビニル基含有ジオルガノポリシ
ロキサンゴム及びビニル基含有オルガノシロキサン樹脂
をビニル基含有オルガノシロキサン油を使用することな
しに組合わせて触媒及び架橋剤の存在下で硬化して高い
引裂及び引張強さ及び低い圧縮永久歪をもつ熱硬化シリ
コーンエラストマーを形成するという知見に基づくもの
である。
【0013】いくつかの従来技術による組成物とは著し
く異なり、本発明は高分子量のビニル基含有ジオルガノ
ポリシロキサンゴム及びビニル基含有オルガノシロキサ
ン油を使用する代りに単一のより低分子量のビニル基含
有ジオルガノポリシロキサンゴムを使用するものであ
る。かくして最終の硬化重合体においてビニル末端重合
体の単一モードの分子量分布を示す高い架橋密度が達成
される。
【0014】特定の一態様に従えば、本発明はつぎの成
分: (A)25℃で約3,000,000ないし約100,
000,000センチポイズの粘度をもちかつビニル基
含有オルガノシロキサン油を実質的に含有しないビニル
基含有オルガノポリシロキサン又はそれらの混合物10
0重量部;及び (B)成分(A)に基づいて約1ないし約30重量部
の、MQ単位又はMQD単位(式中、各M単位はM又は
M′、たとえばM−ビニル単位を表わすことができかつ
各D単位はD又はD′、たとえばD−ビニル単位を表わ
すことができる)をもちかつ約10重量%までのビニル
基を有するオルガノポリシロキサン樹脂又はかゝる樹脂
の混合物;を含有する。本発明の組成物はさらに、 (C)成分(A)に基づいて約200重量部までの充填
剤;及び (D)成分(A)に基づいて約20重量部までの、約
0.05ないし約2重量%の範囲の水素含量をもちかつ
25℃で約5ないし約500センチポイズの粘度をもつ
オルガノ水素シロキサン架橋剤; を含有してなる。本発明の組成物はさらに加工助剤、充
填剤用の表面処理剤、カップリング剤、触媒、酸受容体
及び耐熱老化用添加剤を含有し得る。
【0015】本発明の熱硬化性組成物は耐油性、硬度及
び伸びを包含する他の有利な性質を損なうことなしに良
好な引張及び引裂強さ及び低い圧縮永久歪を有する。
【0016】
【発明の詳細な開示】本発明は(A)25℃で約3,0
00,000ないし約100,000,000センチポ
イズ(cps )の粘度をもつビニル基含有ジオルガノポリ
シロキサンゴム又はかゝるビニル基含有ジオルガノポリ
シロキサンゴムの混合物、(B)オルガノシロキサン樹
脂共重合体、(C)充填剤及び(D)触媒の存在におい
て硬化能を示す架橋剤、を含有する、改善された圧縮永
久歪及び引裂強さ性能をもつ熱硬化性シリコーン組成物
を提供するものである。
【0017】成分(A)は25℃で約3,000,00
0ないし約100,000,000センチポイズの粘度
をもつビニル基含有ジオルガノシロキサンゴム又はかゝ
るゴムの混合物である。好ましくは、該シロキサンゴム
は25℃で約3,000,000ないし85,000,
000センチポイズの範囲、より好ましくは25℃で約
13,000,000センチポイズの粘度をもつ。該シ
ロキサンゴムは約5×10-5ないし約1重量%のビニル
基濃度を有し得る。該ビムのビニル基重量%濃度は好ま
しくは約6.5×10-5ないし約0.03、より好まし
くは約8×10 -5ないし約1.5×10-4、さらにより
好ましくは約8×10-5ないし約1.2×10-4の範囲
である。該ゴムのビニル重合体中のオルガノ基はすべて
が一価炭化水素基であるべきである。
【0018】成分(A)のビニル重合体又はビニル重合
体混合物は連鎖上のビニル基及びビニル末端基を含み得
る。ビニル末端置換重合体が好ましい。該重合体は連鎖
末端に置換されたビニル基以外のビニル基を含まないこ
とがより好ましい。他の好ましい実施態様によれば、成
分(A)は式: ViSiOR1 2 (SiOR1 2 x (SiOR2 2 y SiR1 2 Vi (式中、Viはビニル基であり;R1 はそれぞれ独立的
に脂肪族不飽和分を含まない1ないし約8個の炭素原子
を含む一価炭化水素基から選んだ基であり;R2はそれ
ぞれ独立的に1ないし約8個の炭素原子を含む一価炭化
水素基から選んだ基であり;そしてx及びyは成分
(A)が25℃で約3,000,000ないし約85,
000,000センチポイズの範囲の粘度をもちかつ約
5×10-5ないし約2×10-4の範囲、好ましくは約8
×10-5ないし約1.5×10-4の範囲、より好ましく
は約8×10-5ないし約1.2×10-4の範囲のビニル
基重量%濃度をもつように選んだ整数である)を有す
る。
【0019】成分(A)のビニル基含有重合体は当該技
術において周知の方法によって、たとえばシクロテトラ
シロキサンを、所望の分子量の重合体を生成するよう
に、高温で、低分子量線状ビニル連鎖停止剤の存在下か
つ塩基性触媒の存在下に反応させることによって、製造
し得る。反応終了後、触媒を中和しそして過剰の環式シ
ロキサンを抜出して所望の重合体を得る。連鎖停止剤の
量及び反応温度を制御することによって所望のビニル基
含有重合体目的生成物の分子量を制御することができ
る。かゝるビニル基含有重合体の製造法の詳細は、たと
えば米国特許第3,660,345号明細書に記載され
ているので参照されたい。
【0020】成分(A)は好ましくは約1000の針入
度を有する。後記する実施例V及びVIにおいて、使用し
たゴムは、プレシション・サイエンティフィック(Pr
ecision Scientific)社の型式N
o.73510によるユニバーサル・ペネトロメーター
を使用して、実質的に空気を含まない試料について測定
して1600の針入度を有する。この試料の針入度は1
00gのおもり及び1/4インチの直径×3/16イン
チの丸みを帯びた先端部をもつ針足部を有する針を用い
て25℃±1℃で測定する。この針をそれが重合体試料
の表面にちょうど接触するまで下げる。ついで針が30
0mmまでの貫入を達成するに要する時間を測定するか又
は60秒後の針の貫入量を測定する。ゴムの針入度はつ
ぎのごとく定義される。
【0021】(針の貫入する深さ/時間)×60秒(2
5℃において) 針入度はゴムの分子量及び粘度を制御することによって
制御され得る。本発明においては、成分(A)の分子量
は約300,000ないし約850,000の範囲であ
ることが好ましく、そして粘度は25℃で3,000,
000ないし85,000,000センチポイズの範囲
であることが好ましい。
【0022】本発明によれば、最終生成物中に存在する
ゴムの割合はさまざまに変動し得る。しかしながら、本
明細書中における説明の目的のために、該シロキサンゴ
ム100重量部を他の成分の種々変動する量と組合わせ
るものと想定することとする。若干の実施例において
は、組成物は成分(A)80部を含有する。各々の場合
において、最終生成物中の他の成分の割合は計算するこ
とができ、さもなければ容易に推定することができる。
後記の実施例において、成分(A1)は約9000D単
位の鎖長をもつビニル末端ポリジオルガノシロキサンで
ある。成分(A2)は約6000D単位の鎖長をもつビ
ニル末端ポリジオルガノシロキサンである。
【0023】成分(B)は(1)オルガノポリシロキサ
ン樹脂共重合体である。この樹脂共重合体はR3 SiO
1/2 単官能性単位(M単位)及びSiO2 四官能性単位
(Q単位)(たゞし、各Rは独立的にビニル基及び脂肪
族不飽和分を含まない一価炭化水素基からなる群から選
んだ基である)を含有し得る。M単位対Q単位の比は約
0.5:1ないし約1.5:1の範囲であり、その際該
樹脂共重合体は約0.5ないし10.0重量%のビニル
基を含有するものとする。別の場合には、成分(B)は
(2)前述したごときM及びQ単位及びR2 SiO2/2
二官能性単位(D単位)(たゞし、各Rは独立的にビニ
ル基及び脂肪族不飽和分を含まない一価炭化水素基から
なる群から選んだ基である)を含有するオルガノポリシ
ロキサン樹脂共重合体を含み得る。各M単位はM又は
M′、たとえばM−ビニル単位を表わすことができ、そ
して各D単位はD又はD′、たとえばD−ビニル単位を
表わすことができる。M単位対Q単位の比は約0.5:
1ないし約1.5:1でありそしてD単位は該共重合体
中のシロキシ単位の全モル数に基づいて約1ないし70
モル%の割合で存在する。該樹脂状共重合体は約0.5
ないし約10.0重量%のビニル基を含有する。成分
(B)のオルガノポリシロキサン樹脂共重合体はMQ樹
脂及びMDQ樹脂の混合物を含有することもできる。
【0024】本発明の組成物における成分(B)のオル
ガノポリシロキサン樹脂共重合体及びそれらの製造法は
当該技術において周知である。かゝる樹脂は通常こゝに
参考文献として引用する米国特許第3,436,366
号明細書に記載される方法においてクロルシランの加水
分解によって製造される。成分(B)は本発明の組成物
中に成分(A)に基づいて約1.0ないし約30重量
部、好ましくは約1.0ないし約20重量部、より好ま
しくは約4ないし約12重量部の範囲の割合で存在す
る。
【0025】後記の実施例における成分(B)はキシレ
ン中に分散された(B)(2)からなる。多量のキシレ
ンは真空ストリッピングにより除去されるので、60重
量%の固形分及び40重量%のキシレンを含んでなる組
成物が得られる。この組成物の製造法は最終目的化合物
からの残存キシレンの除去を促進するための加熱及びス
トリッピング工程を包含する。
【0026】成分(C)は成分(A)に基づいて約5な
いし約200重量部、好ましくは約10ないし約100
重量部、より好ましくは約20ないし約50重量部の量
のSiO2 のような補強用充填剤を含んでなる。該充填
剤は組成物に高い引裂強さを付与するために必要であ
る。使用し得る補強用充填剤の例はヒュームドシリカ及
び沈降シリカを包含し、特にヒュームドシリカが好まし
い。充填剤は好ましくは約100ないし約300m2
gの範囲の表面積を有する。より好ましくは、表面積は
160ないし240m2 /gの範囲である。該充填剤は
組成物の構造化を防止するために種々の処理剤、たとえ
ば米国特許第2,938,009号明細書(Luca
s)に記載されるごときシクロポリシロキサン及び米国
特許第3,635,743号明細書(Smith)に記
載されるごときシラザン又はこれらの両方、で処理する
ことができる。存在するシクロポリシロキサンはたとえ
ば充填剤の約15ないし20重量%の量で存在するシク
ロテトラメチルシロキサンであり得る。後記の実施例に
おいて、成分(C)は非処理の状態で240m2 /g又
は160m2 /gの表面積をもつヒュームドシリカを前
記Lucasの米国特許明細書におけるごとく処理した
ものである。線状ビニル基含有シラザンによる別の表面
処理はその場で行なうことができる。
【0027】前述した成分に加えて、ハイドライド含有
シロキサン型架橋剤の形の成分(D)を使用し得る。好
ましい実施態様においては、成分(D)はポリジメチル
シロキサン(PDMS)及び式: R3 SiO(SiORHSiOR2 x SiR3 (式中、各Rは独立的に水素及び脂肪族不飽和分を含ま
ない1ないし約8個の炭素原子を含む一価炭化水素基か
ら選ばれ、そしてxは約2ないし約100の範囲であ
る)をもつポリメチル水素シロキサン(PMHS)から
形成されるランダム共重合体であり得る。本発明におい
ては、該ハイドライド含有シロキサン型架橋剤は成分
(A)に基づいて約0.1ないし10重量部、好ましく
は0.625ないし2.5重量部の範囲の割合で存在す
る。前述したごとく、ハイドライド含有シロキサン型架
橋剤を使用する場合には、組成物を硬化せしめるために
ペルオキシド触媒の代りに白金触媒を使用し得る。成分
(D)において、xは成分(D)が25℃で約5ないし
500センチポイズ、好ましくは約10ないし約100
センチポイズ、もっとも好ましくは約10ないし約50
センチポイズの範囲の粘度をもつように変動し得る。好
ましい一実施態様においては、成分(D)は約0.5な
いし約2重量%の範囲の水素含量を有する。後記する実
施例においては、成分(D)は約30センチストークス
の粘度、約0.8重量%の水素含量及び約100単位の
鎖長をもつ。
【0028】前述した線状ハイドライド含有型シロキサ
ンは当該技術において既知である種々の方法、特に適当
なクロルシランの加水分解によって製造することができ
る(たとえば米国特許第4,041,101号明細書参
照)。本発明の組成物中には以下に述べるごとく他の成
分も使用し得る。たとえば、成分(A)のシリコーンゴ
ム中への充填剤のより容易な配合を達成せしめるために
成分(E)として加工用助剤又は可塑剤を使用し得る。
好ましい実施態様においては、成分(E)は25℃で約
3−50センチポイズ、好ましくは3−30センチポイ
ズの範囲の粘度をもつ低粘度のシラノール末端シロキサ
ン油である。該シロキサン油は約4ないし約10個、好
ましくは4ないし6個の反復単位の鎖長の低分子量オリ
ゴマーと該オリゴマーと平衡状態にある最小量の環式シ
ロキサンとの平衡混合物である。該加工助剤(E)は
式: HO(R2 SiO)x H (式中、各RはCH3 でありそしてxは4ないし10の
範囲、好ましくは4ないし6の範囲の数である)で表わ
すことができ、平衡状態で生ずる環式シロキサンもこれ
と同数の単位をもつものである。
【0029】本発明において、加工助剤は成分(A)に
基づいて20重量部までの量で存在し、好ましくは成分
(A)に基づいて2ないし10重量部、より好ましくは
3重量部の量で存在し得る。多くの用途に対しては、約
5重量部までの成分(E)の使用が好ましい。典型的に
は、より多量の充填剤を使用する場合には加工助剤もよ
り多量に使用するものであることを理解すべきである。
【0030】もう一つの成分(F)Fはテトラメチルジ
ビニルシラザンのようなビニル末端基含有線状シラザン
であり得る。この物質は成分(A)のシロキサンゴムへ
の充填剤の結合性を高めるためにその場でカップリング
剤として添加することができる。成分(F)は好ましく
は成分(A)の重量に基づいて2重量%までの量で存在
させる。より好ましくは、成分(F)は成分(A)10
0重量部に基づいて僅か約0.3重量部までの量で存在
させる。
【0031】熱硬化性ゴムを形成するためには有機ペル
オキシド型遊離基開始剤又は硬化触媒が使用される。好
ましいペルオキシド型硬化剤はシリコーンエラストマー
の硬化に慣用的に使用されている熱分解有機ペルオキシ
ドである。本発明において使用するに適する有機ペルオ
キシド遊離基開始剤の例はたとえばこゝに参考文献とし
て引用する米国特許第4,539,357号明細書(B
obear)に開示されている。適当なペルオキシド触
媒はジアルキルペルオキシド、たとえばジ−第3級ブチ
ルペルオキシド、第3級ブチル−トリエチルメチルペル
オキシド、第3級ブチル−第3級ブチル−第3級トリフ
ェニルペルオキシド、第3級ブチルペルベンゾエート及
びジクミルペルオキシドを包含する。後述するごときあ
る特定の条件下、たとえばハイドライド含有シロキサン
を使用する場合には、開始剤の代りに白金触媒を使用し
得る。後記実施例において、好ましい触媒は2,5−ジ
メチル−2,5−ジ(t−ブチルペルオキシ)ヘキサ
ン、たとえば登録商標“ルパーソル(Luperso
l)”101のようなビニルに特異な触媒である。
【0032】MgO又はZnOのような酸受容体を包含
するその他の添加剤も添加し得る。酸受容体を添加しな
い場合には、酸は目的生成物の連鎖の分裂を惹起するで
あろう。酸受容体は成分(A)に基づいて約1ないし約
10重量部程度の少量で存在せしめればよい。前述した
もののほかに、耐熱老化用成分、たとえばヒュームドT
iO2 、鉄オクトエート、Ce(OH)4 又はそれらの
混合物、を成分(A)に基づいてたとえば2重量部まで
のような比較的少量で存在せしめ得る。後記の実施例に
おいて、耐熱老化用成分は33重量%のTiO2 、5重
量%の鉄オクトエート(ミネラルスピリット中12%の
鉄含量で)、10重量%の処理済みヒュームドシリカ
(160m2 /gの表面積)及び50重量%の針入度8
00をもつビニル末端基及び連鎖上ビニル基含有シロキ
サンゴムからなるものである。
【0033】本出願人自身の米国特許出願SN.07/
587,876号(1990年9月25日出願)明細書
にはビニル基含有オルガノポリシロキサンゴム混合物、
ビニル末端ポリジメチルシロキサン(PDMS)油、M
Q及びMDQ樹脂、充填剤及びペルオキシド開始剤で硬
化される加工助剤を含有する熱硬化性シリコーンゴム組
成物が開示されている。これらの組成物は増大された引
裂強さ及び低減された圧縮永久歪性能を与えるように処
方されているものである。そこに開示されている一種又
はそれ以上の組成物の修正された形態、すなわちビニル
基含有シリコーン油を実質的に含まない組成物、は本発
明の熱硬化性シリコーンゴムに使用するために有用な物
質である。
【0034】実施例I−VI 本発明を説明するためのいくつかの組成物及びそれらの
性質を後記の表に要約して示す。実施例I及びIII は前
記米国特許出願SN.07/587.876号明細書に
開示した型の低分子量ビニル末端ポリシロキサン油を含
有するものである。このビニル基含有ポリシロキサン油
は圧縮永久歪について明らかな効果をもつがその他の性
質に対しては有害であることが認められる。実施例II及
びIVは低分子量ビニル基含有ポリシロキサン油成分を含
有しないものである。該シリコーン油は組成物中の全ビ
ニル基濃度に寄与し、したがって架橋密度に寄与し、そ
の結果として圧縮永久歪に対して明らかな効果を与え
る。しかしながら、それはビニル末端重合体に二元モー
ドの分子量分布を与える。同様のビニル基濃度、したが
って同様の架橋密度は中間の分子量をもつより低粘度の
重合体を用いて達成することができ、それはビニル末端
重合体に単一モードの分子量分布を与える。本発明に従
えば、目的とするゴム重合体組成物はビニル基含有シリ
コーン油を実質的に含むべきでなく、しかも単一モード
の分子量分布をもつべきである。実施例V及びVIは高い
針入度をもつシリコーンゴムを使用して驚くべき高い引
張強さとともにすぐれた圧縮永久歪及び引裂強さをもた
らす組成物を例証するものである。実施例V及びVIにお
いて、成分(A)は約450,000の分子量及び25
℃で約13,000,000センチポイズの粘度を有す
るものである。 実施例No. II III IV VI 成分 (A1)(針入度3のゴム) 80 80 80 80 − − (A2)(針入度16のゴム) − − − − 95 88 シリコーン油 15 − 15 − − − (B)樹脂溶液 10 10 10 10 10 12 (E)加工助剤 4 4 4 4 4 3.5 (D)架橋剤 0.6 0.6 1.8 1.8 1.8 1.4 カップリング剤(F) 0.15 0.15 0.15 0.15 0.15 0.14 H2 O − 0.1 0.1 − − 0.1 (C)(240m2 /g) 30 30 30 30 30 − (C)(160m2 /g) − − − − − 30 (MgO)酸受容剤(G) − − − − − 1.0 (I)耐熱老化用添加剤 − − − − − 0.8 性質 引張強さ(psi ) 1377 1537 1642 1859 1642 1953 伸び(%) 661 667 807 840 903 733 引裂強さ(pi) 164 189 185 214 152 170 硬度 48 56 51 58 50 50 圧縮永久歪 20.9 24.3 20.4 25.5 20.6 20.7 上記試験データはつぎのASTM試験法を用いて得たも
のである: ショアA硬度−D−2240; 引張、伸び及びモジュラス−D−412(ダイC); 引裂−D−624(ダイB); 圧縮永久歪−D−395(方法B)。
【0035】以上本発明を特定の実施態様について説明
したが、特許請求の範囲に規定される本発明の範囲を逸
脱することなしに当業者の技術の範囲内で可能な置換、
付加、削除及び修正をなし得ることは勿論である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェームス・エドワード・ドイン アメリカ合衆国、ニューヨーク州、フー シック・ファールス、ボックス・97、ア ール・ディー・1(番地なし) (56)参考文献 特開 昭59−27951(JP,A)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記成分(A)〜(E): (A)針入度1000以上であって、25℃における粘
    度が3,000,000〜100,000,000セン
    チポイズであり、しかもビニル基含量が5×10-5〜1
    重量%の範囲にあるビニル基含有オルガノポリシロキサ
    ン又はビニル基含有オルガノポリシロキサン混合物10
    0重量部; (B)成分(A)に基づいて1〜30重量部の、下記
    (1)〜(3)のいずれかからなるオルガノポリシロキ
    サン樹脂共重合体: (1)R3 SiO1/2 単位(M単位)及びSiO2 単位
    (Q単位)(たゞしRはビニル基及び脂肪族不飽和分を
    もたない一価炭化水素基からなる群から選んだ基であ
    る)をM単位対Q単位の比0.5:1〜1.5:1の範
    囲で含んでなりかつ0.5〜10重量%のビニル基を含
    有する樹脂共重合体;又は (2)前記定義したM単位及びQ単位を前記した比率で
    含みかつ共重合体中のシロキシ単位の全モル数に基づい
    て1〜70モル%の割合で存在するR2 SiO2/2 単位
    (D単位)を含んでなりかつ0.5〜10.0重量%の
    ビニル基を含有する樹脂共重合体;又は (3)前記(1)及び(2)の混合物; (C)成分(A)に基づいて5〜200重量部の充填
    剤; (D)成分(A)に基づいて10重量部までの、25℃
    で5〜500センチポイズの範囲の粘度をもちかつ0.
    05〜2重量%の範囲の水素含量をもつオルガノ水素シ
    ロキサン;及び (E)触媒有効量の硬化触媒を含有してなり、単一モー
    ドの分子量分布をもちかつビニル基含有オルガノシロキ
    サン油を実質的に含まない、改善された加工性を有し、
    かつ少なくとも150piの引裂強さ、1350〜20
    00psiの引張強さ及び25.5以下の圧縮永久歪を
    もつ熱硬化性シリコーン組成物。
  2. 【請求項2】 成分(A)が式: ViSiOR1 2 (SiOR1 2 x (SiOR2 2 y SiR1 2 Vi (式中、Viはビニル基であり、R1 はそれぞれ脂肪族
    不飽和分を含まない炭素原子数1〜8の一価炭化水素基
    であり、R2 はそれぞれ脂肪族不飽和分を含まない炭素
    原子数8以下の一価炭化水素基であり、x及びyは成分
    (A)の粘度が25℃で3,000,000〜100,
    000,000センチポイズの範囲であるように選定さ
    れる数である)をもつ請求項1記載の組成物。
  3. 【請求項3】 組成物が450%の最小伸びをもつ請求
    項1記載の組成物。
  4. 【請求項4】 さらに5重量%までの、25℃における
    粘度が3〜500センチポイズの範囲にあるシラノール
    末端シロキサン油を成分(E)として含有してなる請求
    項1記載の組成物。
  5. 【請求項5】 さらに成分(A)100重量部に基づい
    て2重量部までのビニル末端シラザンを成分(F)とし
    て含有してなる請求項1記載の組成物。
  6. 【請求項6】 さらに成分(A)100重量部に基づい
    て2重量部までの耐熱老化用添加剤を含有してなる請求
    項1記載の組成物。
  7. 【請求項7】 さらに成分(A)に基づいて10重量部
    までの酸受容体を含有してなる請求項1記載の組成物。
JP5082345A 1993-04-09 1993-04-09 ビニル基含有mq樹脂及びビニル末端基含有単一重合体を使用した改善された熱硬化性シリコーンゴム組成物 Expired - Lifetime JP2675505B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5082345A JP2675505B2 (ja) 1993-04-09 1993-04-09 ビニル基含有mq樹脂及びビニル末端基含有単一重合体を使用した改善された熱硬化性シリコーンゴム組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5082345A JP2675505B2 (ja) 1993-04-09 1993-04-09 ビニル基含有mq樹脂及びビニル末端基含有単一重合体を使用した改善された熱硬化性シリコーンゴム組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06306296A JPH06306296A (ja) 1994-11-01
JP2675505B2 true JP2675505B2 (ja) 1997-11-12

Family

ID=13771985

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5082345A Expired - Lifetime JP2675505B2 (ja) 1993-04-09 1993-04-09 ビニル基含有mq樹脂及びビニル末端基含有単一重合体を使用した改善された熱硬化性シリコーンゴム組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2675505B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114085534A (zh) * 2021-11-30 2022-02-25 广州市白云化工实业有限公司 一种高伸长率低永久变形高温硅橡胶及其制备方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5927951A (ja) * 1982-06-16 1984-02-14 ゼネラル・エレクトリツク・カンパニイ 高い引裂強さをもつ過酸化物硬化性ポリシロキサン組成物

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06306296A (ja) 1994-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0567253B1 (en) Silicone rubber compositions
JP2675464B2 (ja) 熱硬化性シリコーンゴム組成物
CA1315453C (en) Method for preparing clear polyorganosiloxane elastomers
CA1246267A (en) Extrudable, curable polyorganosiloxane compositions
US4929669A (en) Organosiloxane compositions yielding elastomers with improved recovery following prolonged compression
US4032502A (en) Organosiloxane compositions for liquid injection
EP0305073B1 (en) Curable organosiloxane compositions
CA1106518A (en) Flame retardant heat-curable silicone compositions containing ceric hydrate
US4386170A (en) Curable fluorinated silicone elastomer
US5081172A (en) Method to reduce compression set in silanol-containing silicone elastomer bases
US4857564A (en) High consistency organosiloxane elastomer compositions curable by a platinum-catalyzed hydrosilation reaction
CA1055635A (en) Silica filled low durometer siloxane elastomers containing polytetrafluoroethylene powder
US5516832A (en) Curable silicone rubber composition
US5674935A (en) Vinyl-containing silanol-terminated silicone compositions for treatment of fillers
EP0893480A1 (en) Curable fluorosilicone composition having surface lubricity
US5563211A (en) Extrudable silicone elastomer with improved mold release
EP1031613A2 (en) Silicone rubber composition
EP0577357A2 (en) Silicone elastomer compositions
JP2675505B2 (ja) ビニル基含有mq樹脂及びビニル末端基含有単一重合体を使用した改善された熱硬化性シリコーンゴム組成物
JPH0693182A (ja) 金属酸化物混合物を含む改善された耐油性を示す熱硬化エラストマー組成物
CA2092448A1 (en) Heat cured silicone rubber compositions containing a potassium aluminosilicate filler which provides resistance to hydrocarbon oils and adjustable shrinkage
JPH06306294A (ja) ビニル官能性樹脂、単一のビニルで連鎖停止したポリマー、および鎖上にビニルを有するポリマーを主体とする改良された熱硬化エラストマー組成物
JP2790592B2 (ja) 簡素化された組成の熱硬化性シリコーンゴム組成物
CA2087751A1 (en) Heat curable silicone rubber compositions employing vinyl mq resin and a single vinyl chain stopped polymer
JPH04275369A (ja) 硬化性ランダムジメチルシロキサン/ジフェニルシロキサンコポリマー組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19970617