JPH0630557A - スイッチング電源装置 - Google Patents

スイッチング電源装置

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JPH0630557A
JPH0630557A JP18104692A JP18104692A JPH0630557A JP H0630557 A JPH0630557 A JP H0630557A JP 18104692 A JP18104692 A JP 18104692A JP 18104692 A JP18104692 A JP 18104692A JP H0630557 A JPH0630557 A JP H0630557A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】低損失化、低コスト化等を達成する。 【構成】発振駆動回路17によってトランジスタQ1,
Q2を交互にオンオフ制御する。出力直流電圧に応じて
発振駆動回路17における発振周波数を制御し、トラン
ス7の1次側の共振インピーダンスを変化させ、励磁電
流を変化させて出力直流電圧を安定化する。トランス7
の結合係数を0.95前後として1次巻線側にリーケー
ジインダクタンスを形成し、また安定化制御のためにト
ランス7の1次側の共振インピーダンス曲線のアッパー
サイドを使用する。トランジスタQ1,Q2に流れる電
流波形は、電力伝達期間に電力非伝達期間が付加された
ものとなる。この電力非伝達期間が入力電圧が低いとき
は長く入力電圧が高くなるのに伴って短くなっていくた
め、飽和電圧Vsatやフォールタイムtfによる損失は増
加しない。トランスの結合係数を0.95前後としてい
るため漏れ磁束も少なくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電流共振型磁束制御
方式のスイッチング電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のスイッチング電源装置の
一例の構成を示している。
【0003】同図において、電源装置に対する直流入力
電源としては、例えば商用交流電源1をダイオードブリ
ジ型の全波整流器4および平滑用コンデンサ5にて整流
平滑することにより得ている。なお、2は電源スイッ
チ、3は突入電流制限用の抵抗器である。
【0004】直流入力電源は、可飽和リアクタトランス
6の1次側巻線NAを介し、絶縁コンバータトランス7
の1次側巻線NPおよび共振用コンデンサ8よりなる直
列共振回路に供給されている。この直流入力電源の電流
は、可飽和リアクタトランス6の2次側巻線NB1とコン
デンサCB1との直列共振回路がベースに接続されたスイ
ッチングトランジスタQ1および2次側巻線NB2とコン
デンサCB2との直列共振回路がベースに接続されたスイ
ッチングトランジスタQ2を使用したハーフブリッジ構
成の自励式発振駆動回路9によってスイッチング制御さ
れるようになっている。
【0005】可飽和リアクタトランス6は、例えば図6
に示すように、上述した各巻線NA,NB1,NB2に対し
て直交する方向に巻装された制御巻線NCを有する、い
わゆる直交トランスで構成されている。制御巻線NCを
流れる電流に応じて、2次側巻線NB1,NB2のインダク
タンスが制御されることによって、発振駆動回路9の発
振周波数が制御されるようになっている。
【0006】絶縁コンバータトランス7の2次巻線NS
に得られる電圧は、例えばダイオードブリッジ型の全波
整流器10および平滑用コンデンサ11によって整流平
滑されて直流出力電圧とされ、この直流出力電圧が負荷
12に供給されるようになっている。
【0007】直流出力電圧は抵抗器13,14で分圧さ
れた後に制御回路15に供給され、この制御回路15に
より制御電流に変換されて可飽和リアクタトランス6の
制御巻線NCに供給される。そのため、直流出力電圧の
変動に応じて可飽和リアクタトランス6の2次側巻線N
B1,NB2のインダクタンスが変化し、発振駆動回路9の
発振周波数が変化する。これにより、絶縁コンバータト
ランス7の1次側の共振インピーダンスが変化して励磁
電流が変化し、直流出力電圧が安定化される。
【0008】図7は、絶縁コンバータトランス7の1次
側の共振インピーダンス曲線を示している。ここで、f
1は絶縁コンバータトランス7の1次側の直列共振周波
数であり、1次側巻線NPのインダクタンスをL1、コン
デンサ8のキャパシタンスをC1とすると、 f1=1/2π√(L1C1) となる。また、fBは発振駆動回路9の発振周波数であ
り、可飽和リアクタトランス6の2次側巻線NB1,NB2
のインダクタンスをLB、コンデンサCB1,CB2のキャ
パシタンスをCBとすると、 fB=1/2π√(LBCB) となる。
【0009】例えば、図7の共振インピーダンス曲線の
アッパーサイドを使用する場合の制御動作は以下のよう
になる。直流出力電圧が一定値より大きくなるとき、可
飽和リアクタトランス6の2次巻線NB1,NB2のインダ
クタンスLBが小さくされ、発振周波数fBが高くされる
ため、絶縁コンバータトランス7の1次側の共振インピ
ーダンスZ1が大きくなって励磁電流が小さくなり、直
流出力電圧が小さくなるように制御される。一方、直流
出力電圧が一定値より小さくなるときは、逆の動作によ
って直流出力電圧が大きくなるように制御される。
【0010】図8は、従来のスイッチング電源装置の他
の例の構成を示している。この図8において、図5と対
応する部分には同一符号を付し、その詳細説明は省略す
る。
【0011】図8の例においては、可飽和リアクタトラ
ンス6の代わりに1次側巻線NA、2次側巻線NB1,NB
2を有するコンバータトランス16が配される。また、
絶縁コンバータトランス7は直交トランスで構成され、
この絶縁コンバータトランス7自体が可飽和リアクタと
される。そして、この絶縁コンバータトランス7の制御
巻線NCに制御回路15より直流出力電圧に応じた制御
電流が供給される。その他は図5の例と同様に構成され
る。
【0012】この例においては、直流出力電圧に応じて
絶縁コンバータトランス7の1次側の直列共振周波数f
1が変化し、図7の共振インピーダンス曲線が左右に移
動する。そのため、絶縁コンバータトランス7の1次側
の共振インピーダンスZ1が変化して励磁電流が変化
し、直流出力電圧が安定化される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】図9A〜Cには、図5
の例のスイッチング電源装置における発振駆動回路9を
構成するトランジスタQ1,Q2のコレクタ−エミッタ間
電圧VCEおよびコレクタ電流ICを示している。図5の
例のスイッチング電源装置によれば、入力電圧が高いと
きは、コレクタ電流ICがピークが大きくなり、飽和電
圧Vsatによる損失が大きくなると共に、フォールタイ
ムtfによる損失が大きくなる問題点があった。また、
絶縁コンバータトランス7の1次巻線NPを流れる電流
のピークも大きくなるため、絶縁コンバータトランス7
の発熱が大きくなる問題点があった。さらに、上述せず
も絶縁コンバータトランス7として結合係数が0.9の
ものを使用しているため漏れ磁束が多く、その対策にコ
ストがかかる等の問題点があった。
【0014】図10A〜Cは、図8の例のスイッチング
電源装置における発振駆動回路9を構成するトランジス
タQ1,Q2のコレクタ−エミッタ間電圧VCEおよびコレ
クタ電流ICを示している。図8の例のスイッチング電
源装置によれば、絶縁コンバータトランス7自体を飽和
させるため、入力電圧が低く、かつ重負荷時にはコレク
タ電流ICのピークが大きくなり、飽和電圧Vsatによる
損失が大きくなると共に、フォールタイムtfによる損
失が大きくなる問題点があった。また、絶縁コンバータ
トランス7の結合系数は低いときは0.8程度となるた
め漏れ磁束が多く、その対策にコストがかかる等の問題
点があった。
【0015】そこで、この発明では、低損失化、低コス
ト化等を達成できるスイッチング電源装置を提供するも
のである。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明は、絶縁コンバ
ータトランスの1次側巻線に、この1次側巻線の励磁電
流をスイッチング制御する発振駆動回路が接続され、絶
縁コンバータトランスの2次側出力電圧に応じて発振駆
動回路の発振状態を制御して2次側出力電圧を一定電圧
に制御するスイッチング電源装置において、絶縁コンバ
ータトランスの1次側の共振インピーダンス曲線のアッ
パーサイドを使用すると共に、絶縁コンバータトランス
の1次側にリーケージインダクタンスを形成するもので
ある。
【0017】例えば、上記絶縁コンバータトランスの結
合係数を0.95前後に設定してリーケージインダクタ
ンスを形成するものである。
【0018】またこの発明は、絶縁コンバータトランス
の1次巻線に、この1次巻線の励磁電流をスイッチング
制御する発振駆動回路が接続され、絶縁コンバータトラ
ンスの2次側出力電圧に応じて上記発振駆動回路の発振
状態を制御して2次側出力電圧を一定電圧に制御するス
イッチング電源装置において、絶縁コンバータトランス
の1次側の共振インピーダンス曲線のアッパーサイドを
使用すると共に、絶縁コンバータトランスの結合係数を
0.95前後としたときに形成されるリーケージインダ
クタンスに相当するインダクタンス素子を絶縁コンバー
タトランスの1次側巻線と直列に接続するものである。
【0019】
【作用】この発明において、スイッチング素子を流れる
電流の波形は、電力伝達期間に電力非伝達期間が付加さ
れたものとなる。この電力非伝達期間が入力電圧が低い
ときは長く入力電圧が高くなるのに伴って短くなってい
くため、飽和電圧Vsatやフォールタイムtfによる損失
は増加しない。また、絶縁コンバータトランスの結合係
数を0.95前後としているため漏れ磁束も少なくな
る。
【0020】
【実施例】以下、図1を参照しながら、この発明の一実
施例について説明する。図1において、図5と対応する
部分には同一符号を付し、その詳細説明は省略する。
【0021】同図において、全波整流器4および平滑用
コンデンサ5で整流平滑されて得られる直流入力電源
は、スイッチング素子を構成するトランジスタQ1を介
して絶縁コンバータトランス7の1次側巻線NPおよび
共振用コンデンサ8の直列共振回路に供給される。
【0022】また、この1次側巻線NPおよび共振用コ
ンデンサ8の直列共振回路と並列にスイッチング素子を
構成するトランジスタQ2が接続される。トランジスタ
Q1,Q2は、発振駆動回路17によって交互にオンオ
フするようにドライブされる。
【0023】絶縁コンバータトランス7は結合係数が
0.95前後になるように設定され、この絶縁コンバー
タトランス7の1次側巻線NPにリーケージインダクタ
ンスが積極的に形成される。この場合、図2に示すよう
に、1次側巻線NPと2次側巻線NSとがコアに離間して
巻装されることにより結合係数が0.95前後に設定さ
れる。例えば、絶縁コンバータトランス7として、分割
ボビンを用いた粗結合トランスが使用される。
【0024】また、全波整流器10および平滑用コンデ
ンサ11で整流平滑されて得られる直流出力電圧が抵抗
器13,14で分圧されてコンパレータ18に供給され
て基準電圧Vrefと比較される。このコンパレータ18
より出力される誤差電圧は発振駆動回路17に発振周波
数(スイッチング周波数)の制御信号として供給され
る。
【0025】また、本例においては、絶縁コンバータト
ランス7の1次側の共振インピーダンス曲線のアッパー
サイドが使用されて(図7参照)、直流出力電圧の安定
化のための制御が行なわれる。
【0026】すなわち、直流出力電圧が一定値より大き
くなるとき、コンパレータ3より出力される誤差電圧に
基づいて発振駆動回路17の発振周波数fBが高くされ
る。これにより、絶縁コンバータトランス7の1次側の
共振インピーダンスZ1が大きくなって励磁電流が小さ
くなり、直流出力電圧が小さくなるように制御される。
一方、直流出力電圧が一定値より小さくなるときは、逆
の動作によって直流出力電圧が大きくなるように制御さ
れる。
【0027】ここで、絶縁コンバータトランス7の1次
側巻線NPおよび共振用コンデンサ8の直列共振回路を
流れる電流をI1、その2次巻線NSを流れる電流をI
2、トランジスタQ1を流れる電流をI3、トランジスタ
Q2を流れる電流をI4とする。
【0028】電流I2が全く流れていないとき、電流I1
の波形は正弦波状となり(図3Aに図示)、電流I3,
I4の波形はこの電流I1をスイッチングした波形となる
(同図B,Cに図示)。電流I1の波形は1次側巻線NP
のインダクタンスと共振コンデンサ8のキャパシタンス
の共振によるものであり、上述せずも電流I1のピーク
値をなるべく抑えた共振条件に設定される。したがっ
て、これをトランジスタQ1,Q2でスイッチングして
もスイッチング損失は非常に少ない。
【0029】次に、負荷12が重く、図3Dに示すよう
に電流I2が流れているとき、電流I1の波形は図3Aの
ものに同図Dのものを加えたような波形となり(同図E
に実線図示)、電流I3,I4の波形はこの電流I1をス
イッチングした波形となる(同図F,Gに図示)。
【0030】ところで、電流I2の導通角が広い場合
(図3Hに図示)、電流I3,I4の波形は同図I(電流
I3の波形のみを図示)に示すようになる。この場合、
発振駆動回路17の発振周波数が高くなったときに電流
のピークで波形が切れるようになり、フォールタイムt
fによる損失が大きくなる。また、電流I2の導通角が狭
い場合(図3Jに図示)、電流I3,I4の波形は同図K
(電流I3の波形のみを図示)に示すようになる。この
場合、電流のピーク値が大きくなるため、スイッチング
素子の飽和電圧Vsatによる損失が大きくなると共に、
2次側整流ダイオードの発熱が大きくなる。
【0031】そこで本例においては、電流I2の波形が
図3Dに示すような波形になるように、共振条件が合わ
せられる。これにより、トランジスタQ1,Q2を流れ
る電流I3,I4の波形は、それぞれ図3F,Gに示すよ
うになり、フォールタイムtfでの損失は電流I2がない
ときに比べて増加することはない。
【0032】またここで、出力直流電圧の安定化のため
に制御をかけて発振駆動回路17の発振周波数を高くす
る場合を考える。図3Lに示す波形が入力電圧の下限と
なるように共振条件が設定される。入力電圧が高くなる
と電力非伝達期間TBが短くなって、同図Mに示す波形
となる。なお、TAは電力伝達期間である。さらに、入
力電圧が高くなると同図Nに示す波形となり、電力非伝
達期間TBがなくなる。さらに、入力電圧が高くなると
同図Oに示す波形となり、電流ピーク値が大きくなり、
フォールタイムtfによる損失が増大する。本例におい
ては、図3L〜Oの波形のうち、同図L〜Nまでを使用
するように設計される。これにより、スイッチング損失
が非常に少なくなり、効率がよくなる。
【0033】図3F,Gの波形を作るため、本例におい
ては上述したように結合係数が0.95前後の絶縁コン
バータトランス7が使用され、1次側巻線NPにリーケ
ージインダクタンスを積極的に形成して、共振用コンデ
ンサ8との共振条件を合わせている。
【0034】このように本例においては、スイッチング
素子を構成するトランジスタQ1,Q2を流れる電流波
形は、電力伝達期間に電力非伝達期間が付加されたもの
となり、この電力非伝達期間が入力電圧が低いときは長
く入力電圧が高くなるのに伴って短くなっていくため、
飽和電圧Vsatやフォールタイムtfによる損失は増加し
ない。また、絶縁コンバータトランス7の結合係数を
0.95前後としているため漏れ磁束も少なくなる。し
たがって本例においては、スイッチング損失が少なく、
また放熱部品やトランス等の小型化が可能なため、コン
バータの小型化、低コスト化、低損失化が可能となる。
また、漏れ磁束も少ないことからその対策も低コストで
行なうことができる。
【0035】なお、図1の例においては、絶縁コンバー
タトランス7の結合係数を0.95前後として1次側巻
線NPにリーケージインダクタンスを積極的に形成した
ものであるが、絶縁コンバータトランス7として通常の
密結合トランス(結合係数0.98〜0.99)を使用
し、図4に示すように1次側巻線NPと直列に上述のリ
ーケージインダクタンスに相当するインダクタンス素子
9を挿入するようにしてもよい。この場合、リーケージ
インダクタンスと同様に、インダクタンス素子9のイン
ダクタンス値が大きいと図3Iに示すような波形とな
り、一方小さいと同図Kに示すような波形となる。した
がって、図3F,Gに示す波形を作るため、そのインダ
クタンス値を適切に設定する必要がある。
【0036】また、上述実施例においては、コンバータ
回路がハーフブリッジ方式であるものを示したが、フル
ブリッジ方式であるものにも適用でき、また自励方式、
他励方式を含めて全ての方式のコンバータ回路に適用す
ることができる。例えば、図5に示す自例式のスイッチ
ング電源装置にも良好に適用することができる。
【0037】
【発明の効果】この発明によれば、スイッチング素子を
流れる電流の波形は、電力伝達期間に電力非伝達期間が
付加されたものとなり、この電力非伝達期間が入力電圧
が低いときは長く入力電圧が高くなるのに伴って短くな
るため、飽和電圧Vsatやフォールタイムtfによる損失
は増加しない。また、絶縁コンバータトランスの結合係
数を0.95前後としているため漏れ磁束も少なくな
る。したがって、スイッチング損失が少なく、また放熱
部品やトランス等の小型化が可能なため、コンバータの
小型化、低コスト化、低損失化が可能となる。また、漏
れ磁束が少ないことからその対策も容易となり低コスト
で行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の構成を示す接続図であ
る。
【図2】絶縁コンバータトランスの構成を示す略線図で
ある。
【図3】実施例の動作を説明するための波形図である。
【図4】この発明の他の実施例の構成を示す接続図であ
る。
【図5】従来のスイッチング電源装置の構成を示す接続
図である。
【図6】絶縁コンバータトランスの1次側の共振インピ
ーダンス曲線を示す図である。
【図7】可飽和リアクタトランスの構成を示す略線図で
ある。
【図8】従来のスイッチング電源装置の構成を示す接続
図である。
【図9】図5の例の動作を示す波形図である。
【図10】図8の例の動作を示す波形図である。
【符号の説明】
1 商用交流電源 4,10 全波整流器 5,11 平滑用コンデンサ 7 絶縁コンバータトランス 8 共振用コンデンサ 17 発振駆動回路 18 コンパレータ 19 インダクタンス素子 Q1,Q2 スイッチング素子を構成するトランジスタ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁コンバータトランスの1次側巻線
    に、この1次側巻線の励磁電流をスイッチング制御する
    発振駆動回路が接続され、上記絶縁コンバータトランス
    の2次側出力電圧に応じて上記発振駆動回路の発振状態
    を制御して上記2次側出力電圧を一定電圧に制御するス
    イッチング電源装置において、 上記絶縁コンバータトランスの1次側の共振インピーダ
    ンス曲線のアッパーサイドを使用すると共に、上記絶縁
    コンバータトランスの1次側にリーケージインダクタン
    スを形成することを特徴とするスイッチング電源装置。
  2. 【請求項2】 上記発振駆動回路の発振状態を制御する
    直交型可飽和リアクタを備えることを特徴とする請求項
    1記載のスイッチング電源装置。
  3. 【請求項3】 上記絶縁コンバータトランスの結合係数
    を0.95前後に設定して上記リーケージインダクタン
    スを形成することを特徴とする請求項1記載のスイッチ
    ング電源装置。
  4. 【請求項4】 上記絶縁コンバータトランスの1次側巻
    線と2次側巻線とをコアに離間して巻装し、0.95前
    後の結合係数を得ることを特徴とする請求項3記載のス
    イッチング電源装置。
  5. 【請求項5】 絶縁コンバータトランスの1次巻線に、
    この1次巻線の励磁電流をスイッチング制御する発振駆
    動回路が接続され、上記絶縁コンバータトランスの2次
    側出力電圧に応じて上記発振駆動回路の発振状態を制御
    して上記2次側出力電圧を一定電圧に制御するスイッチ
    ング電源装置において、 上記絶縁コンバータトランスの1次側の共振インピーダ
    ンス曲線のアッパーサイドを使用すると共に、上記絶縁
    コンバータトランスの結合係数を0.95前後としたと
    きに形成されるリーケージインダクタンスに相当するイ
    ンダクタンス素子を上記絶縁コンバータトランスの1次
    側巻線と直列に接続することを特徴とするスイッチング
    電源装置。
  6. 【請求項6】 上記発振駆動回路の発振状態を制御する
    直交型可飽和リアクタを備えることを特徴とする請求項
    5記載のスイッチング電源装置。
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